JPH1136672A - ラチス桟交点連結装置及びその連結部材 - Google Patents

ラチス桟交点連結装置及びその連結部材

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JPH1136672A
JPH1136672A JP20388797A JP20388797A JPH1136672A JP H1136672 A JPH1136672 A JP H1136672A JP 20388797 A JP20388797 A JP 20388797A JP 20388797 A JP20388797 A JP 20388797A JP H1136672 A JPH1136672 A JP H1136672A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラチス桟をその交点で固定して,ラチスのば
たつきを防止する。 【解決手段】 ラチス桟1の対向面にそれぞれスライド
溝3を形成し,連結部材4の円盤状一対の嵌合翼板5を
各スライド溝3に回転自在にスライド嵌合することによ
り,ラチス桟1を,連結部材4を介してその交点で回動
可能に連結固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,例えばフェンス,
門扉,トレリス(ついたて)等においてラチス桟(格子
桟)をその交点で連結するように用いるラチス桟交点連
結装置及びその連結部材に関する。
【0002】
【従来の技術】この種ラチス(格子)を用いた,例えば
フェンス等は,外周を枠組みした囲繞枠又は框組みした
囲繞框で囲み,その内側にラチスを配設するものとされ
ており,このときラチスは,外周の囲繞枠又は囲繞框に
ラチス桟の長手方向端部を挿入固定することにより各ラ
チス桟を所定角度に配置して構成してあり,このときラ
チス桟同士は,その長手方向中間位置で他のラチス桟と
交差することになるが,その交点はラチス桟同士をその
角度に応じてそのまま重合したものとするのが一般であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍らこの場合,
ラチスにおけるラチス桟同士はその角度に応じてそのま
ま重合したものとされるから,ラチス桟同士がその交点
で固定されることが全くなく,従って上記フェンス,門
扉等の屋外に設置するものにあっては,ラチス桟が隣接
し又は対向する枠や框間に亘って比較的長く形成されて
いることもあり,風圧を受けるとラチス桟がばたつい
て,騒音を発したり,ばたつきの揺動によって構造面の
不安を惹起したりすることになるし,これは,例えば上
記のうち門扉のように開閉するものにあっては,開閉の
都度同様に生じることになる。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その解決課題とする処は,ラチス桟同士をその交点
で相互に固定することにより,ラチス桟のばたつきを防
止することができるラチス桟交点連結装置及びその連結
部材を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題に添って本発明
は,一対のラチス桟にそれぞれ断面C字状又は蟻溝状の
スライド溝を形成する一方,このスライド溝に連結部材
の一対の嵌合翼板をそれぞれスライド嵌合し,一対のう
ち少くとも一方の嵌合翼板をスライド溝に回転自在とす
ることにより,上記スライド嵌合によって一対のラチス
桟の交点の連結を行い,その一方を上記回転自在とする
ことによってその一対のラチス桟の交差角度を確保し得
るようにして,連結部材が外部に露出したりすることな
く一対のラチス桟をその交点で連結することによって,
外観よく簡易な構造で確実な連結を可能とするようにし
たものであって,即ち請求項1に記載の発明を,一対の
ラチス桟にそれぞれ長手方向全長に亘って形成し対向す
る係止条を突出することにより口狭開口の断面C字状又
は蟻溝状としたスライド溝と,上記対向する係止条によ
って抜止め係止して上記スライド溝にそれぞれ回転自在
にスライド嵌合する一対にして円盤状又は裁頭円錐状の
嵌合翼板及び該嵌合翼板を平行一体に連結し上記口狭開
口を通過自在の連結部を有するピース状の連結部材とを
備えてなることを特徴とするラチス桟交点連結装置,請
求項2に記載の発明を,上記口狭開口の断面C字状又は
蟻溝状のスライド溝を,一対のラチス桟に同一寸法にし
て同一断面形状に共通化し,連結部材の一対にして円盤
状又は裁頭円錐状の嵌合翼板を同じく同一寸法にして同
一形状に共通化した断面H字状として構成してなること
を特徴とする請求項1に記載のラチス桟交点連結装置,
請求項3に記載の発明を,上記口狭開口の断面C字状又
は蟻溝状のスライド溝を,一対のラチス桟に異寸法にし
て同一又は異なる断面形状とし,連結部材の一対にして
円盤状又は裁頭円錐状の嵌合翼板を同じく異寸法にして
同一又は異なる形状とした断面エ字状としてなることを
特徴とする請求項1に記載のラチス桟交点連結装置,請
求項4に記載の発明を,上記連結部材の一対の嵌合翼板
の一方を,上記スライド溝に回転自在にスライド嵌合す
る円盤状又は裁頭円錐状の嵌合翼板とし,他方をスライ
ド溝に回転不能にスライド嵌合する角盤状又は裁頭角錐
状の嵌合翼板としてなることを特徴とする請求項1に記
載のラチス桟交点連結装置とし,また請求項5に記載の
発明を,一対のラチス桟の交点に配設してこれら一対の
ラチス桟を連結する連結部材であって,一対のラチス桟
に形成した対向する係止条を突出することにより口狭開
口の断面C字状又は蟻溝状としたスライド溝にそれぞれ
スライド嵌合自在とする一対の嵌合翼板を有するととも
に少くともその一方を上記スライド溝に回転自在にスラ
イド嵌合自在とする円盤状又は裁頭円錐状とし且つこれ
ら一対の嵌合翼板を上記口狭開口を通過自在の連結部に
よって平行一体に連結してピース状に形成してなること
を特徴とするラチス桟交点連結用連結部材とし,これら
をそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段とした
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図面に示した例に従って本発
明を更に具体的に説明すれば,図1乃至図4においてA
はラチス,1はラチス桟,10は連結部材であり,ラチ
スAにおいてラチス桟1は,各45度に傾斜してマス目
状に交差して必要に応じて所定の交点において上記連結
部材10を用いて連結し,相互に固定した傾斜ラチスを
形成するものとしてある。
【0007】一対のラチス桟1は,それぞれ長手方向全
長に亘って形成し対向する係止条2を突出することによ
り口狭開口の断面C字状としたスライド溝3を有するも
のとしてあり,連結部材4は,上記対向する係止条2に
よって抜止め係止して上記スライド溝3にそれぞれ回転
自在にスライド嵌合する一対にして円盤状の嵌合翼板5
及び該嵌合翼板5を平行一体に連結し上記口狭開口を通
過自在の連結部6を有するピース状のものとしてあり,
このとき本例にあって上記口狭開口の断面C字状のスラ
イド溝3は,これを一対のラチス桟1に同一寸法にして
同一断面形状に共通化し,連結部材4の一対にして円盤
状の嵌合翼板5を同じく同一寸法にして同一形状に共通
化した断面H字状として構成してなるものとしてある。
【0008】即ち本例にあってラチス桟1は,金属板,
例えばアルミ板をロール成型し,中空部に発泡ウレタン
樹脂を充填発泡して剛性強度を確保するとともに,上記
ロール成型のアルミ板の折曲によって表裏一側の対向面
側幅方向両端からそれぞれL字状の係止条2を一体にし
てアルミ板の重合折曲状に起立突設し,これによって口
狭開口の断面C字状としたスライド溝3を表裏一側の上
記対向面の長手方向全長に形成した同一寸法同一形状多
数のものを共通に用いてラチスAを構成するものとして
あり,このときラチス桟1は,例えばその幅を33mm,
上記スライド溝3を含む厚さを8mm程度にして長尺のも
のとする一方,スライド溝3は,例えばその溝幅(内法
幅)を32mm,溝深さ(溝底面と係止条2との内法深
さ)を深さ方向に1.5mmから1mm程度に変化するよう
にし且つ口狭開口の開口幅を24mmとしたものとしてあ
り,上記ラチス桟1を共通に用いることによってスライ
ド溝3もラチス桟1間に同一寸法の同一断面形状に共通
化したものとしてある。
【0009】連結部材4は,上記ラチス桟1のスライド
溝3に回動自在にスライド嵌合し得る程度の滑動性を有
し且つ比較的良好な耐衝撃性を有する硬質合成樹脂,例
えば硬質ナイロン,硬質塩化ビニール,ポリアセタール
等を用いて,射出成型によって一体成型した,円盤状の
嵌合翼板5と円形の連結軸6による連結部との断面H字
状のピース部材によるものとしてあり,このとき連結部
材4は,上記ラチス桟1のスライド溝3に対応して上記
回動自在にして比較的密にスライド嵌合する寸法のもの
とし,本例の連結部材4は,円盤状の嵌合翼板5の径
を,上記ラチス桟1のスライド溝3の開口幅より径大に
して該スライド溝3の溝幅と同径又はこれよりやや径小
の,例えば30mm程度,厚さをスライド溝3の溝深さの
変化の範囲に入り,最小深さに近い,例えば1mm程度と
した同一寸法にして同一形状に共通化したものとし,ま
た上記連結部の連結軸6をスライド溝3の開口幅と同径
又はこれより径小の,例えば22mm程度にして嵌合翼板
5間立上り高さを,一対のラチス桟1における係止条2
のアルミ板折曲重なりの厚さに応じてこれを受入れる,
例えば3mm程度とした薄手の戸車状を呈する如き,上記
断面H字状ピース部材の樹脂成型品によるものとしてあ
る。
【0010】本例のラチスAにおいて所定のラチス桟1
の交点にあって該一対のラチス桟1は上記連結部材4に
よってこれを介して固定したものとしてあり,このとき
ラチス桟1の端部から嵌合翼板5をスライド溝3に,連
結部たる連結軸6を口狭の開口にそれぞれ合わせるよう
に挿入して一対のラチス桟1間に連結部材4を,その嵌
合翼板5を係止条2に抜止め係止して回転自在にスライ
ド嵌合し,交点において一方のラチス桟1を他方に対し
て回動すれば,連結部材4が該ラチス桟1とともに回転
し又は該ラチス桟1の回転軸をなして,ラチスAにおけ
るラチス桟1の所定の角度を得られるように回動するこ
とができ,連結部材4の嵌合翼板5が各ラチス桟1のス
ライド溝3に嵌合引寄する結果,一対のラチス桟1は重
合状態に連結されてその交点における固定がなされるに
至る。
【0011】このとき本例の一対のラチス桟1における
スライド溝3と,連結部材4の一対の嵌合翼板5をそれ
ぞれ同一寸法にして同一形状に共通化することによりス
ライド溝3と各嵌合翼板5間に互換性の確保による互換
的使用を可能とすることになり,従って連結部材4のラ
チス桟1に対する固定的な関係を解消して,連結部材4
によるラチス桟1の連結を更に容易化することができ
る。
【0012】ラチスAにおけるラチス桟1の交点の固定
は,必要に応じて適宜の交点について行えばよいが,例
えば各交点において行うには,交差する一方の平行の各
ラチス桟1に連結部材4を予めスライド嵌合し,これに
交差するラチス桟1を交差方向に差し入れるように連結
部材4の嵌合翼板5を受入れてスライド嵌合する如くに
して,伸縮可能なラチス面体を形成して,これに図示省
略の囲繞枠又は囲繞框等の外枠を配して,ラチス面体の
外枠との固定を行ってラチスAとすることができ,この
ように伸縮可能なラチス面体とした上で,ラチスAを構
成するものとすれば,ラチスAの生産を簡易化し,その
生産性を向上することが可能となる。
【0013】図5以下は他の例を示したもので,図5及
び図6は,上記と同じく同一寸法にして同一形状の嵌合
翼板5によって,一対のラチス桟1との関係で上記互換
性を確保した連結部材4を用いて,更にラチス桟1の表
裏をなくして,例えばラチス桟1をアルミ押出材又は硬
質合成樹脂押出材によって表裏方向に対称に一体成型し
て表裏にそれぞれ断面C字状の同じく同一寸法にして同
一形状のスライド溝3を配置するようにし,上記ラチス
桟同士の互換性に加えて併せてラチス桟1の表裏のスラ
イド溝3に互換性を与えるようにし,ラチスAの生産の
容易性を更に向上し,非重合面側の表面に現われるスラ
イド溝3をデザイン要素として用いるものとした例であ
る。
【0014】図7乃至図9は,ラチス桟1のスライド溝
3を蟻溝状とし,連結部材4の嵌合翼板5をこれに合わ
せて裁頭円錐状として,スライド溝3に嵌合翼板5を同
様に回転自在にスライド嵌合するものとして構成し,ま
たこのとき同様に互換性を確保するようにスライド溝3
を一対のラチス桟1に同一寸法にして同一断面形状,嵌
合翼板5を同じく同一寸法にして同一形状に共通化し,
更にラチス桟1の表裏をなすように表裏にこの共通化し
たスライド溝3を配置した例であり,本例にあってラチ
ス桟1は,中央基板の表裏に,一端を斜め切りした表面
板を,上記斜め切りした傾斜面を中央基板側に向けて表
裏に離隔して接着し,三層の接着積層構造としてこれを
形成するとともに上記表面板間にして中央基板側に向け
た傾斜面間に蟻溝状のスライド溝3を,幅方向中央位置
にその長手方向全長に亘って形成してあり,このときラ
チス桟1は,例えばそれぞれその幅を38mm,スライド
溝3を含む厚さを8mm,スライド溝3の溝幅(内法最大
幅)を10mm,溝深さ(中央基板による溝底面と開口端
との深さ)を2mm,口狭開口の開口幅を5mm程度とした
ものとしてあり,また連結部材4は,嵌合翼板5の径を
同様に例えば9mm,厚さを溝深さよりやや薄くし,連結
部を可及的に短寸化した,例えば1mm程度の同じく円形
の連結軸6によるものとした,上記戸車状乃至鼓状にし
てこれにより断面H字状をなすようにしたものとしてあ
る。
【0015】本例にあっては,上記接着積層の構造とし
たことにより,例えば木材を用いて,スライド溝3の形
成を,積層する表面板に単に傾斜面を設置することによ
って可能とし,上記断面C字状とするときの接着積層数
を増加したり,またスライド溝3用に先端段部を設置す
ることなく,比較的簡単にスライド溝3の形成をなし得
て,特にラチスAを木製とするに好適とするようにして
ある。
【0016】更に図10乃至図12は,上記蟻溝状のス
ライド溝3を有するラチス桟1を用い,連結部材4の一
対の嵌合翼板5の一方を,上記スライド溝3に回転自在
にスライド嵌合する裁頭円錐状の嵌合翼板5とし,他方
をスライド溝3に回転不能にスライド嵌合する裁頭角錐
状の嵌合翼板5とした例であり,一対のラチス桟1間の
回動を,平行一体のうちの裁頭円錐状の嵌合翼板5の一
方の嵌合翼板5のみをスライド溝3に回転自在とするこ
とによって可能とし,他方の裁頭角錐状の嵌合翼板5は
専らラチス桟1の連結作用のみを果すように構成してあ
り,このとき連結部材4の上記裁頭角錐状の嵌合翼板5
は矩形にして角落しをした,例えば底面の長辺を15mm
幅,短辺を上記と同様9mm幅としたものとし,該連結部
材4はその断面をエ字状に構成したものとしてある。
【0017】図示した例は以上のとおりとしたが,口狭
開口の断面C字状のスライド溝を一対のラチス桟に異寸
法にして同一又は異なる断面形状とし,これに回転自在
にスライド嵌合する連結部材の一対にして円盤状の嵌合
翼板を同じく異寸法にして同一又は異なる形状とした断
面エ字状のものとすること,このとき口狭開口のスライ
ド溝を断面蟻溝状とし,連結部材の嵌合翼板を裁頭円錐
状のものとすること,連結部材の一対の嵌合翼板の一方
を,スライド溝に回転不能にスライド嵌合するものとす
るとき,これを角盤状の嵌合翼板とすること,連結部材
の連結部を連結軸とするとき,上記円形のものに代えて
方形,矩形等の形状のものとし,また連結部は,これ
を,例えば裁頭円錐状の嵌合翼板を用いたときに,その
嵌合翼板同士を直接に連結する如くにくびれ部による直
付連結部とすること,一対のラチス桟の一方に断面C字
状のスライド溝を,他方に断面蟻溝状のスライド溝を配
置し,また連結部材をこれらスライド溝に応じて一対の
嵌合翼板の一方を円盤状,他方を裁頭円錐状とするこ
と,ラチスを垂直方向又は水平方向に平行なラチス桟と
傾斜方向に平行なラチス桟とによる桟角度を変化したも
のとすること等を含めて,本発明の実施に当ってラチ
ス,ラチス桟,スライド溝,連結部材,嵌合翼板,連結
部の各具体的材質,形状,構造,これらの関係,これら
に対する付加等は,上記発明の要旨に反しない限り変更
して,様々な形態のものとすることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上のとおりに構成したので,
請求項1乃至4に記載の発明は,ラチス桟同士をその交
点で相互に固定することにより,ラチス桟のばたつきを
防止し,連結部材が外部に露出して外観を損ったりする
こともなく,外観よく簡易な構造で確実な連結を可能と
するラチス桟交点連結装置を提供でき,請求項2に記載
の発明は,一対のラチス桟と連結部材の一対の嵌合翼板
間で互換性を確保して,ラチス桟の連結を容易化するも
のとすることができ,また請求項5に記載の発明は,以
上のようなラチス桟交点連結装置に用いる連結部材を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラチスの部分拡大正面図である。
【図2】ラチス桟と連結部材との関係を示す分解斜視図
である。
【図3】ラチス桟交点の固定状態を示す縦断面図であ
る。
【図4】連結部材の一部切欠き拡大斜視図である。
【図5】他の例のラチス桟と連結部材との関係を示す分
解斜視図である。
【図6】ラチス桟交点の固定状態を示す縦断面図であ
る。
【図7】他の例のラチス桟と連結部材との関係を示す分
解斜視図である。
【図8】ラチス桟交点の固定状態を示す縦断面図であ
る。
【図9】連結部材の拡大斜視図である。
【図10】他の例のラチス桟と連結部材との関係を示す
分解斜視図である。
【図11】ラチス桟交点の固定状態を示す縦断面図であ
る。
【図12】連結部材の拡大斜視図である。
【符号の説明】
A ラ チ ス 1 ラチス桟 2 係 止 条 3 スライド溝 4 連結部材 5 翼 板 6 連 結 部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のラチス桟にそれぞれ長手方向全長
    に亘って形成し対向する係止条を突出することにより口
    狭開口の断面C字状又は蟻溝状としたスライド溝と,上
    記対向する係止条によって抜止め係止して上記スライド
    溝にそれぞれ回転自在にスライド嵌合する一対にして円
    盤状又は裁頭円錐状の嵌合翼板及び該嵌合翼板を平行一
    体に連結し上記口狭開口を通過自在の連結部を有するピ
    ース状の連結部材とを備えてなることを特徴とするラチ
    ス桟交点連結装置。
  2. 【請求項2】 上記口狭開口の断面C字状又は蟻溝状の
    スライド溝を,一対のラチス桟に同一寸法にして同一断
    面形状に共通化し,連結部材の一対にして円盤状又は裁
    頭円錐状の嵌合翼板を同じく同一寸法にして同一形状に
    共通化した断面H字状として構成してなることを特徴と
    する請求項1に記載のラチス桟交点連結装置。
  3. 【請求項3】 上記口狭開口の断面C字状又は蟻溝状の
    スライド溝を,一対のラチス桟に異寸法にして同一又は
    異なる断面形状とし,連結部材の一対にして円盤状又は
    裁頭円錐状の嵌合翼板を同じく異寸法にして同一又は異
    なる形状とした断面エ字状としてなることを特徴とする
    請求項1に記載のラチス桟交点連結装置。
  4. 【請求項4】 上記連結部材の一対の嵌合翼板の一方
    を,上記スライド溝に回転自在にスライド嵌合する円盤
    状又は裁頭円錐状の嵌合翼板とし,他方をスライド溝に
    回転不能にスライド嵌合する角盤状又は裁頭角錐状の嵌
    合翼板としてなることを特徴とする請求項1に記載のラ
    チス桟交点連結装置。
  5. 【請求項5】 一対のラチス桟の交点に配設してこれら
    一対のラチス桟を連結する連結部材であって,一対のラ
    チス桟に形成した対向する係止条を突出することにより
    口狭開口の断面C字状又は蟻溝状としたスライド溝にそ
    れぞれスライド嵌合自在とする一対の嵌合翼板を有する
    とともに少くともその一方を上記スライド溝に回転自在
    にスライド嵌合自在とする円盤状又は裁頭円錐状とし且
    つこれら一対の嵌合翼板を上記口狭開口を通過自在の連
    結部によって平行一体に連結してピース状に形成してな
    ることを特徴とするラチス桟交点連結用連結部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113374075A (zh) * 2021-05-28 2021-09-10 张春 一种钢结构房屋建筑拼装连接部件

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113374075A (zh) * 2021-05-28 2021-09-10 张春 一种钢结构房屋建筑拼装连接部件

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