JPH1136314A - ブロック用接手及びこれを用いたブロック構造体 - Google Patents
ブロック用接手及びこれを用いたブロック構造体Info
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- JPH1136314A JPH1136314A JP9192836A JP19283697A JPH1136314A JP H1136314 A JPH1136314 A JP H1136314A JP 9192836 A JP9192836 A JP 9192836A JP 19283697 A JP19283697 A JP 19283697A JP H1136314 A JPH1136314 A JP H1136314A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
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- Road Paving Structures (AREA)
- Sewage (AREA)
- Revetment (AREA)
- Artificial Fish Reefs (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
Abstract
保てる接手及びこれによって構築されるブロック構造体
の提供。 【解決手段】 コンクリート製のブロック3を平面配列
及び積層配列するに際して、平面方向の隣接ブロック及
び積層方向の隣接ブロックのそれぞれが互いに隙間を持
つように配列位置を拘束する受け座2bを切欠状に形成
した接手2を用い、受け座2bにブロックの上下の両端
面から周壁までにかけての部分を預けて接合して支持す
る。また、ブロック3は内部を中空とするとともに開口
によってこの中空部を外部に開放させたものとし、多数
のブロック3を接手2で接合したときにはブロック3の
内部どうしが連通する構造体を得る。
Description
量の構造体として施工できる枠状のブロックを構築する
ための接手及びこの接手を用いたブロックの構造体に関
する。
ックは、それぞれの施工現場及び施工目的に応じて様々
な種類のものが用いられている。たとえば、土木用とし
ては、河川や道路に沿って施工する法面用ブロック,道
路の歩道と車道とを区分けする境界ブロック,水路用の
側溝用ブロック等がある。また、建築用のブロックに
は、鉄筋を差し込めるような孔を開けた長方形状の擁壁
用のブロックが主として利用されている。
途に応じた形状及び大きさにコンクリートによって製造
されたものが殆どであり、たとえば側溝用のブロックを
法面用として転用するという施工はできない。そして、
ブロックの現場施工は、たとえば擁壁用のブロックであ
れば、ブロックを段積みするとともに鉄筋を配筋し、ブ
ロックの積層部分をモルタルで充填して目地とするとい
うものが一般的であり、側溝用ブロックや境界ブロック
ではこれらを平面的に配列してブロックどうしの間をモ
ルタルで接合する施工が行われる。
ロックはその用途及び施工態様によりそれぞれ固有の形
状を持つものに分類されるが、このことが却ってそれぞ
れのブロックの用途範囲を狭めてしまうことにもなる。
したがって、製造側にとっては、各種の用途のための製
造ラインや製造用型を準備することになり、これが製品
コストに及ぼす影響は無視できない。
専用のブロックがコア材として利用されるが、従来のコ
ア材用のブロックは中実体としたものが一般的である。
しかし、このような中実体のブロックでは1個の重量が
大きくなるので、多数のブロックを積層させた集合では
地盤に対する全体の負荷が増大し、盛土施工の後でも地
盤の沈下が懸念される。
ロックどうしを積層または配列してモルタルによって目
地を形成するというものが殆どである。このような目地
を持たせるものでは、ブロックどうしの間隔を定規や目
地棒を用いて均等になるような施工とすることが必要で
ある。このため、整然とした配列とするとともに施工強
度も十分なものとするには高い熟練度が要求され、施工
業者によって施工の良否が別れることも多い。
コンクリートブロックはそれぞれに用途が限定されがち
であり、重量も大きい傾向にあることから施工条件によ
っては適切に使用できないこともある。また、施工につ
いても、ブロックどうしの配列の際の位置決めと姿勢の
設定を全て施工業者の手作業に頼るので、施工時間がか
かるほか、ブロックの配列に乱れが発生することにもな
る。
クの施工が簡単でブロック配列も整然と保てる接手及び
これによって構築されるブロック構造体を提供すること
にある。
製のブロックを平面配列及び積層配列するときこれらの
ブロックどうしの間に介装されて相互に接合可能とした
接手であって、平面方向の隣接ブロック及び積層方向の
隣接ブロックのそれぞれが互いに隙間を持つように配列
位置を拘束する受け座を備え、これらの受け座にブロッ
クの上下の両端面から周壁までにかけての部分を預けて
接合可能としてなることを特徴とする。
六面体からその8か所の角部をすべて同じ大きさの立方
体に相当する肉を切除してこの切除部分を受け座とし、
この受け座の表面の全体をブロックに接触させて接合可
能としたものとすることができる。この場合、ブロック
には、モルタル等の充填材を上から注入可能な充填孔を
上向きに開放して設けるとともに、この充填孔に流路を
連通させて受け座の表面に開口する放出口を備えたもの
としてもよい。また、ブロックには、その中心を通って
互いに90°の角度を持つ関係とした3本の軸線上に貫
通孔を開けたものとしてもよぃ。
ブロック用接手を用いるものであって、ブロックは内部
を中空としたキャビティとするとともにこのキャビティ
に連通する開口を周面に開放したものとし、各ブロック
どうしをブロック用接手によって相互に隙間を持たせて
平面及び積層方向に配列し、且つ各ブロックのキャビテ
ィどうしを隙間及び開口を介して相互に連通可能として
なることを特徴とする。この場合、配列したブロックの
構造体に対し、その底面及び周囲を閉塞する部材によっ
て密閉したものとすることもできる。
の一例を示す斜視図、図2の(a)及び(b)はそれぞ
れ接手の正面図及び平面図である。
されたコンクリート製であり、全体は正六面体から上下
の4箇所を横及び縦の断面形状を正方形として切り欠い
た形状をベースとしたものである。すなわち、たとえば
図2の(a)の正面図に示すように、正方形の外郭形状
に対して、1辺の長さの1/3に相当する幅の十字状の
クロス面1aを形成し、このクロス面1aを接手の各六
面にそれぞれ形成する。これにより、接手1の各六面に
はクロス面1aとともに上下の左右の4か所に立方体状
の切欠として創成される受け座1bが形成される。
と直交する3つの拘束面1b−1,1b−2,1b−3
をその外郭要素として含み、これらの拘束面1b−1〜
1b−3の縦及び横の長さは、図2の(a)及び(b)
から明らかなように、クロス面1aを挟んでいる拘束面
どうしの間の方向のクロス面1aの幅に等しい。
aから下配置のクロス面1aまでの間には、円形の開口
断面としたモルタルまたは流動性の接着剤等の充填孔1
cを上下方向に貫通させる。そして、この充填孔1cに
連通するパイプ等を予め中子として型の中に組み込んで
おき、このパイプを受け座1bの縦方向の拘束面1b−
1,1b−2にそれぞれ開口させて放出口1dとする。
これらの放出口1dは、図2に示すように、各拘束面1
b−1,1b−2のそれぞれの幅方向の中央であって上
端側に偏って位置している。
(a)及び(b)はそれぞれ正面図及び平面図である。
及び図2に示したものと同様であり、正六面体をその基
本形状としてクロス面2a,受け座2b及び拘束面2b
−1,2b−2,2b−3をそれぞれ形成している点で
共通している。すなわち、図示の接手2の場合では、ブ
ロックとの接合に対してはこのブロックに予め接着剤を
塗ったものを利用するので、充填孔及び放出口は備えて
いない。そして、この例では、各クロス面2aが十字状
に交差する部分には、接手2の全体を軽量化するための
円形断面の貫通孔2cを設けている。この貫通孔2cは
6面の全てのクロス面2aに穿ったものであり、その内
径は接手2の機械的強度を損なわない程度のものとす
る。
造体を構築可能なブロックの斜視図である。
ート製であり、その内部をほぼ球状のキャビティ3aと
して全体を軽量化したものである。キャビティ3aはブ
ロック3の中心と同心上に配置され、その直径をブロッ
ク3の1辺の長さよりも少し大きくすることによって、
ブロック3の各表面には円形の開口3bがそれぞれ形成
される。そして、このような形状のブロック3は図6及
び図7に示す型枠及び弾性中子によって製造することが
できる。
めの型枠4は、上面だけを除く5面に創成プレート4a
を配置してこれらの創成プレート4aのそれぞれには円
形の開口4bを中央に開けたものである。そして、型枠
4の上端には創成プレート4aの開口4bと同じ内径を
持つ環状体4dを開けた弾性中子保持用の治具4cを配
置している。
の環状体4dから型枠4に出し入れ自在な弾性中子5に
よって創成される。この弾性中子5は適切な強度を持つ
厚さのゴムを素材とし、その中に空気を圧入しない自然
状態のときには図6に示すような紡錘状の細長い形状を
保つものである。そして、弾性中子5の上端にはコンプ
レッサ(図示せず)からの圧縮空気の供給ホース5aを
接続し、これから圧縮空気を供給することで図中の一点
鎖線で示すように全体を球状に膨張変形させることがで
きる。
の型製作は、まず図6に示すように弾性中子5を自然状
態の紡錘形状としたままこれを治具4cの環状体4dに
通して型枠4の中に落とし込む。そして、供給ホース5
aから圧縮空気を弾性中子5に送り込むと、弾性中子5
は図7に示すように球状に膨張変形する。このとき、弾
性中子5の膨張にしたがってその周面が各創成プレート
4aの開口4b及び治具4cの環状体4dの中に入り込
むように変形する。したがって、型枠4に対して弾性中
子5を所定の位置に位置決めしないままでも、最終的に
は図7に示すように各開口4b及び環状体4dからの膨
出が拘束力を作用させ合い、球状に膨張変形した弾性中
子5を型枠4に対して調心させることができる。
張変形の後には、生コンクリートCを治具4dの環状体
4d周りの開放部分から注入する。そして、養生期間を
おいて生コンクリートCが固化したときには、弾性中子
5内の圧縮空気を抜いて図6の紡錘状に収縮させ、これ
を環状体4dから抜くとともに創成プレート4aをばら
すことで離型すれば、図5に示したブロック3が得られ
る。
ブロック3どうしの接合を示す要部の斜視図である。
のコーナー部の突き合わせ部分に接手1が嵌め込まれて
接合され、これらの4個のブロック3を一体に接合して
いる。すなわち、接手1の下半分側に形成されている4
か所の受け座1bがそれぞれブロック3のコーナー部の
上端にきっちりと被さり、各ブロック3の表面を拘束面
1b−1〜1b−3に密着する状態とすることで、各ブ
ロック3はクロス面1aの幅に相当する隙間が直交する
格子状に走るように配列される。そして、充填孔1cの
上方からモルタルを供給すれば、この充填孔1cに連通
している放出口1dからモルタルが流出する。そして、
放出口1bは図2の(a)で示したように縦向きの姿勢
の拘束面1b−1,1b−2の上端側に位置しているの
で、モルタルはこの拘束面1b−1,1b−2を下に伝
いながら広がり、各ブロック3の側壁部分との接合面積
を展開することができる。
3に対して、上向きとなっている受け座1bを利用して
上段配置の4個のブロック3を載置することで、上下2
段のブロック3の列を構築できる。この上段配置のブロ
ック3に対しても、充填孔1cからのモルタルの供給に
よって放出口1dから縦向きの拘束面1b−1,1b−
2だけでなく下端の拘束面1b−3も含めてモルタルが
浸潤していくので、ブロック3は受け座1bの全体でモ
ルタル接合されることになる。
じ平面内に配列するとともに積層していくことで、キャ
ビティ3aの中空構造を持つブロック3の構造体を構築
することができ、たとえば盛土のコア材等として利用で
きる。
したブロック3の接合の要領を示す分解斜視図、図10
は4個のブロック3の配列接合を示す斜視図である。
や放出口を備えていないので、ブロック3との接合のた
めに、図9に示すようにブロック3の上端面のコーナ部
には樹脂ペースト等の接着剤6aを塗布するとともに、
この塗布部分にレベル調整用のメッシュ6bを配置す
る。そして、接着剤6a及びメッシュ6bを施したブロ
ック3に対して、先の接手1の場合と同様に各受け座2
bがブロック3のコーナ部に被さるように配置すること
で、図10に示すように4個のブロック3の配列を接合
することができる。
の例と同様であり、平面的に多数を配列するとともに、
これらを段状に積層すれば、必要な嵩のブロック3によ
る構造体を構築することができる。そして、ブロック3
の構造体の強度を大きくして崩落等を防ぐために、緊張
材としてワイヤ7を各接手2を巡るように配線する。す
なわち、接手2には互いに対向する配置のクロス面2a
の3個の組合せについて、それぞれのクロス面2aを突
き抜ける貫通孔2cを互いに直交させて開けているの
で、これらの貫通孔2cにワイヤ7を通すことで各接手
2どうしを連鎖させることができる。したがって、各ブ
ロック3は接手2によるスポット的な拘束だけでなく、
ワイヤ7による構造体の全体の拘束力も受けることな
り、より安定した構造体が得られる。
土のコア材やその他の構造物として利用できるようにし
た例の概略断面図であり、接手としては図1または図3
のいずれのものでもよいが、図示の例では図3の接手2
として示す。
3の上下両端の配列及び周面には、接手2と同様にブロ
ック3のコーナー部を拘束する受け座を形成したT字状
及びL字状の断面形状を持つスペーサ8a,8bを設け
ることによって、接手2によるブロック3どうしの間の
隙間の崩落を防止する。
であれば、ブロック3が持つキャビティ3a及びブロッ
ク3どうしの間の隙間によって空隙率が高い構造体とす
ることができ、その施工面積当たりの構造体の重量を軽
減することができる。したがって、軟弱地盤上での盛土
のコア材として利用できるほか、溜め池や調整池等に沈
下させて施工すればキャビティ3aによる空隙によって
貯水効果を維持したままの埋め立て材として利用でき
る。また、図12の例で示すように、底面及び外周の前
面を覆う被覆材を施工することで、地上設置式の貯水槽
としても利用することができる。
した施工例である。
るものとし、スペーサ8a,8bを用いるのは同様であ
り、構造体の全体は地中に埋設され、その周面の全体が
コンクリート壁9によって包囲されて密閉されている。
なお、地上に臨んでいる部分には適切なカバーや開閉式
の蓋を備えるようにすればよい。
ティ3aとした中空構造であって、周面の開口3bによ
って全てのブロック3のキャビティ3aは連通してい
る。そして、スペーサ8a,8bも含めて接手2により
各ブロック3の周りに隙間ができている。したがって、
コンクリート壁9で包囲された部分の全体がブロック3
を介在させたタンク状となり、貯水層として利用するこ
とができる。そして、ブロック3はコンクリート壁9の
中でグリッド状に配列されることになるので、これが補
強材として機能し、地震等に対しての対策も万全とな
る。なお、地下水槽とするのに代えて、図示の構造体そ
のものを地上や建築物の屋上等に据え付ける貯水槽とし
ても利用できることは無論である。
け座にブロックを預けてこれらのブロックを隙間を持た
せて配列積層することができるので、従来の目地を形成
する施工に比べると、接手が各ブロックに対する位置決
め部材として機能するので、施工が簡単になるほか施工
後のブロックの配列も整然とした安定した施工体が得ら
れる。
角部で縦も横も正方形断面となるので、矩形状のブロッ
クの角部をこの受け座に預けると、このブロックの端面
及び交差する2つの側面を安定支持することができ、ブ
ロック配列をより一層安定化させた施工体とすることが
できる。
を受け座の表面に供給できるので、接手及びブロックの
いずれにも予め接着剤等を塗布する工程は不要となり、
施工性が向上する。
ヤ等の緊張材を通して各接手どうしを連鎖させることが
できるので、接手を介してブロックの全体を縛るような
拘束力を作用させることができ、多数のブロックの配列
の乱れ及び積層の崩落が防止される。
構造を持ちしかも接手によってブロックどうしの間に隙
間を持たせることができるので、ブロック構造体の全体
の空隙率を大きくすることができる。したがって、ブロ
ック構造体の軽量化が可能となり、軟弱地盤等への適応
も最適化される。
面及び周囲が閉塞する施工体とすることで、内部は相互
に連通し合うブロックが集合した容器状とすることがで
き、たとえば地下水槽等として使える。したがって、盛
土等のコア材等としてだけでなく、貯水槽等への展開も
可能となり、ブロックの汎用性が向上する。
面図、(b)は平面図である。
面図、(b)は平面図である。
の一例を示す斜視図である。
性中子の分解斜視図である。
作を示す要部の縦断面図である。
斜視図である。
示す分解斜視図である。
イヤの配線とともに示す斜視図である。
示す概略断面図である。
用可能なブロックの構造体を示す概略図である。
は、正六面体または直方体からその8か所の角部をすべ
て同じ大きさの立方体または直方体に相当する肉を切除
してこの切除部分を受け座とし、この受け座の表面の全
体をブロックに接触させて接合可能としたものとするこ
とができる。この場合、ブロック用接手には、モルタル
等の充填材を上から注入可能な充填孔を上向きに開放し
て設けるとともに、この充填孔に流路を連通させて受け
座の表面に開口する放出口を備えたものとしてもよい。
また、ブロック用接手には、その中心を通って互いに9
0゜の角度を持つ関係とした3本の軸線上に貫通孔を開
けたものとしてもよい。 ─────────────────────────────────────────────────────
量の構造体として施工できる枠状のブロックを構築する
ための接手及びこの接手を用いたブロックの構造体に関
する。
ックは、それぞれの施工現場及び施工目的に応じて様々
な種類のものが用いられている。たとえば、土木用とし
ては、河川や道路に沿って施工する法面用ブロック,道
路の歩道と車道とを区分けする境界ブロック,水路用の
側溝用ブロック等がある。また、建築用のブロックに
は、鉄筋を差し込めるような孔を開けた長方形状の擁壁
用のブロックが主として利用されている。
途に応じた形状及び大きさにコンクリートによって製造
されたものが殆どであり、たとえば側溝用のブロックを
法面用として転用するという施工はできない。そして、
ブロックの現場施工は、たとえば擁壁用のブロックであ
れば、ブロックを段積みするとともに鉄筋を配筋し、ブ
ロックの積層部分をモルタルで充填して目地とするとい
うものが一般的であり、側溝用ブロックや境界ブロック
ではこれらを平面的に配列してブロックどうしの間をモ
ルタルで接合する施工が行われる。
ロックはその用途及び施工態様によりそれぞれ固有の形
状を持つものに分類されるが、このことが却ってそれぞ
れのブロックの用途範囲を狭めてしまうことにもなる。
したがって、製造側にとっては、各種の用途のための製
造ラインや製造用型を準備することになり、これが製品
コストに及ぼす影響は無視できない。
専用のブロックがコア材として利用されるが、従来のコ
ア材用のブロックは中実体としたものが一般的である。
しかし、このような中実体のブロックでは1個の重量が
大きくなるので、多数のブロックを積層させた集合では
地盤に対する全体の負荷が増大し、盛土施工の後でも地
盤の沈下が懸念される。
ロックどうしを積層または配列してモルタルによって目
地を形成するというものが殆どである。このような目地
を持たせるものでは、ブロックどうしの間隔を定規や目
地棒を用いて均等になるような施工とすることが必要で
ある。このため、整然とした配列とするとともに施工強
度も十分なものとするには高い熟練度が要求され、施工
業者によって施工の良否が別れることも多い。
コンクリートブロックはそれぞれに用途が限定されがち
であり、重量も大きい傾向にあることから施工条件によ
っては適切に使用できないこともある。また、施工につ
いても、ブロックどうしの配列の際の位置決めと姿勢の
設定を全て施工業者の手作業に頼るので、施工時間がか
かるほか、ブロックの配列に乱れが発生することにもな
る。
クの施工が簡単でブロック配列も整然と保てる接手及び
これによって構築されるブロック構造体を提供すること
にある。
は、内部を中空としたキャビティとするとともにこのキ
ャビティに連通する開口を周面に開放したコンクリート
製のブロックを平面配列及び積層配列するとき、上下の
各4個の前記ブロックのそれぞれのコーナー部の突き合
わせ部分に嵌め込まれ且つ相互に接合可能とした接手で
あって、平面方向の隣接ブロック及び積層方向の隣接ブ
ロックのそれぞれが互いに隙間を持つように配列位置を
拘束する受け座を8か所の角部に備え、これらの受け座
にブロックの上下の両端面から周壁までにかけての部分
を預けて接合可能としてなることを特徴とする。
は、正六面体からその8か所の角部をすべて同じ大きさ
の立方体に相当する肉を切除してこの切除部分を受け座
とし、この受け座の表面の全体をブロックに接触させて
接合可能としたものとすることができる。この場合、ブ
ロック用接手には、モルタル等の充填材を上から注入可
能な充填孔を上下方向に貫通して設けるとともに、この
充填孔に流路を連通させて受け座の表面に開口する放出
口を備えたものとしてもよい。また、ブロック用接手の
各六面には、受け座とともに1辺の長さの1/3に相当
する幅の十字状のクロス面を形成し、ブロック用接手の
中心を通り且つクロス面が十字状に交差する部分を突き
抜ける貫通孔を互いに直交させて開けたものとしてもよ
い。
中空としたキャビティとするとともにこのキャビティに
連通する開口を周面に開放した前記ブロックどうしを、
前記ブロック用接手によって相互に隙間を持たせて平面
及び積層方向に配列し、且つ各ブロックのキャビティど
うしを隙間及び開口を介して相互に連通可能としたもの
である。また、配列したブロックの構造体を、その底面
及び周囲をコンクリート壁によって包囲して密閉したも
のとすることもできる。
の一例を示す斜視図、図2の(a)及び(b)はそれぞ
れ接手の正面図及び平面図である。
されたコンクリート製であり、全体は正六面体から上下
の4箇所を横及び縦の断面形状を正方形として切り欠い
た形状をベースとしたものである。すなわち、たとえば
図2の(a)の正面図に示すように、正方形の外郭形状
に対して、1辺の長さの1/3に相当する幅の十字状の
クロス面1aを形成し、このクロス面1aを接手の各六
面にそれぞれ形成する。これにより、接手1の各六面に
はクロス面1aとともに上下の左右の4か所に立方体状
の切欠として創成される受け座1bが形成される。
と直交する3つの拘束面1b−1,1b−2,1b−3
をその外郭要素として含み、これらの拘束面1b−1〜
1b−3の縦及び横の長さは、図2の(a)及び(b)
から明らかなように、クロス面1aを挟んでいる拘束面
どうしの間の方向のクロス面1aの幅に等しい。
aから下面配置のクロス面1aまでの間には、円形の開
口断面としたモルタルまたは流動性の接着剤等の充填孔
1cを上下方向に貫通させる。そして、この充填孔1c
には受け座1bの縦方向の拘束面1b−1,1b−2に
それぞれ開口させて放出口1dが連通接続され、モルタ
ル等をこれらの放出口1dから受け座1bに供給可能と
している。これらの放出口1dは、図2に示すように、
各拘束面1b−1,1b−2のそれぞれの幅方向の中央
であって上端側に偏って位置している。
(a)及び(b)はそれぞれ正面図及び平面図である。
及び図2に示したものと同様であり、正六面体をその基
本形状としてクロス面2a,受け座2b及び拘束面2b
−1,2b−2,2b−3をそれぞれ形成している点で
共通している。すなわち、図示の接手2の場合では、ブ
ロックとの接合に対してはこのブロックに予め接着剤を
塗ったものを利用するので、充填孔及び放出口は備えて
いない。そして、この例では、各クロス面2aが十字状
に交差する部分には、接手2の全体を軽量化するための
円形断面の貫通孔2cを設けている。この貫通孔2cは
6面の全てのクロス面2aに穿ったものであり、その内
径は接手2の機械的強度を損なわない程度のものとす
る。
造体を構築可能なブロックの斜視図である。
ート製であり、その内部をほぼ球状のキャビティ3aと
して全体を軽量化したものである。キャビティ3aはブ
ロック3の中心と同心上に配置され、その直径をブロッ
ク3の1辺の長さよりも少し大きくすることによって、
ブロック3の各表面には円形の開口3bがそれぞれ形成
される。そして、このような形状のブロック3は図6及
び図7に示す型枠及び弾性中子によって製造することが
できる。
めの型枠4は、上面だけを除く5面に創成プレート4a
を配置してこれらの創成プレート4aのそれぞれには円
形の開口4bを中央に開けたものである。そして、型枠
4の上端には創成プレート4aの開口4bと同じ内径を
持つ環状体4dを開けた弾性中子保持用の治具4cを配
置している。
の環状体4dから型枠4に出し入れ自在な弾性中子5に
よって創成される。この弾性中子5は適切な強度を持つ
厚さのゴムを素材とし、その中に空気を圧入しない自然
状態のときには図6に示すような紡錘状の細長い形状を
保つものである。そして、弾性中子5の上端にはコンプ
レッサ(図示せず)からの圧縮空気の供給ホース5aを
接続し、これから圧縮空気を供給することで図中の一点
鎖線で示すように全体を球状に膨張変形させることがで
きる。
の型製作は、まず図6に示すように弾性中子5を自然状
態の紡錘形状としたままこれを治具4cの環状体4dに
通して型枠4の中に落とし込む。そして、供給ホース5
aから圧縮空気を弾性中子5に送り込むと、弾性中子5
は図7に示すように球状に膨張変形する。このとき、弾
性中子5の膨張にしたがってその周面が各創成プレート
4aの開口4b及び治具4cの環状体4dの中に入り込
むように変形する。したがって、型枠4に対して弾性中
子5を所定の位置に位置決めしないままでも、最終的に
は図7に示すように各開口4b及び環状体4dからの膨
出が拘束力を作用させ合い、球状に膨張変形した弾性中
子5を型枠4に対して調心させることができる。
張変形の後には、生コンクリートCを治具4dの環状体
4d周りの開放部分から注入する。そして、養生期間を
おいて生コンクリートCが固化したときには、弾性中子
5内の圧縮空気を抜いて図6の紡錘状に収縮させ、これ
を環状体4dから抜くとともに創成プレート4aをばら
すことで離型すれば、図5に示したブロック3が得られ
る。
ブロック3どうしの接合を示す要部の斜視図である。
のコーナー部の突き合わせ部分に接手1が嵌め込まれて
接合され、これらの4個のブロック3を一体に接合して
いる。すなわち、接手1の下半分側に形成されている4
か所の受け座1bがそれぞれブロック3のコーナー部の
上端にきっちりと被さり、各ブロック3の表面を拘束面
1b−1〜1b−3に密着する状態とすることで、各ブ
ロック3はクロス面1aの幅に相当する隙間が直交する
格子状に走るように配列される。そして、充填孔1cの
上方からモルタルを供給すれば、この充填孔1cに連通
している放出口1dからモルタルが流出する。そして、
放出口1bは図2の(a)で示したように縦向きの姿勢
の拘束面1b−1,1b−2の上端側に位置しているの
で、モルタルはこの拘束面1b−1,1b−2を下に伝
いながら広がり、各ブロック3の側壁部分との接合面積
を展開することができる。
3に対して、上向きとなっている受け座1bを利用して
上段配置の4個のブロック3を載置することで、上下2
段のブロック3の列を構築できる。この上段配置のブロ
ック3に対しても、充填孔1cからのモルタルの供給に
よって放出口1dから縦向きの拘束面1b−1,1b−
2だけでなく下端の拘束面1b−3も含めてモルタルが
浸潤していくので、ブロック3は受け座1bの全体でモ
ルタル接合されることになる。
じ平面内に配列するとともに積層していくことで、キャ
ビティ3aの中空構造を持つブロック3の構造体を構築
することができ、たとえば盛土のコア材等として利用で
きる。
したブロック3の接合の要領を示す分解斜視図、図10
は4個のブロック3の配列接合を示す斜視図である。
や放出口を備えていないので、ブロック3との接合のた
めに、図9に示すようにブロック3の上端面のコーナ部
には樹脂ペースト等の接着剤6aを塗布するとともに、
この塗布部分にレベル調整用のメッシュ6bを配置す
る。そして、接着剤6a及びメッシュ6bを施したブロ
ック3に対して、先の接手1の場合と同様に各受け座2
bがブロック3のコーナ部に被さるように配置すること
で、図10に示すように4個のブロック3の配列を接合
することができる。
の例と同様であり、平面的に多数を配列するとともに、
これらを段状に積層すれば、必要な嵩のブロック3によ
る構造体を構築することができる。そして、ブロック3
の構造体の強度を大きくして崩落等を防ぐために、緊張
材としてワイヤ7を各接手2を巡るように配線する。す
なわち、接手2には互いに対向する配置のクロス面2a
の3個の組合せについて、それぞれのクロス面2aを突
き抜ける貫通孔2cを互いに直交させて開けているの
で、これらの貫通孔2cにワイヤ7を通すことで各接手
2どうしを連鎖させることができる。したがって、各ブ
ロック3は接手2によるスポット的な拘束だけでなく、
ワイヤ7による構造体の全体の拘束力も受けることにな
り、より安定した構造体が得られる。
土のコア材やその他の構造物として利用できるようにし
た例の概略断面図であり、接手としては図1または図3
のいずれのものでもよいが、図示の例では図3の接手2
として示す。
ク3の上下両端の配列及び周囲には、接手2と同様にブ
ロック3のコーナー部を拘束する受け座を形成したT字
状及びL字状の断面形状を持つスペーサ8a,8bを設
けることによって、接手2によるブロック3どうしの間
の隙間の崩落を防止する。
であれば、ブロック3が持つキャビティ3a及びブロッ
ク3どうしの間の隙間によって空隙率が高い構造体とす
ることができ、その施工面積当たりの構造体の重量を軽
減することができる。したがって、軟弱地盤上での盛土
のコア材として利用できるほか、溜め池や調整池等に沈
下させて施工すればキャビティ3aによる空隙によって
貯水効果を維持したままの埋め立て材として利用でき
る。また、図12の例で示すように、底面及び外周の前
面を覆う被覆材を施工することで、地上設置式の貯水槽
としても利用することができる。
した施工例である。
るものとし、スペーサ8a,8bを用いるのは同様であ
り、構造体の全体は地中に埋設され、その周面の全体が
コンクリート壁9によって包囲されて密閉されている。
なお、地上に臨んでいる部分には適切なカバーや開閉式
の蓋を備えるようにすればよい。
ティ3aとした中空構造であって、周面の開口3bによ
って全てのブロック3のキャビティ3aは連通してい
る。そして、スペーサ8a,8bも含めて接手2により
各ブロック3の周りに隙間ができている。したがって、
コンクリート壁9で包囲された部分の全体がブロック3
を介在させたタンク状となり、貯水層として利用するこ
とができる。そして、ブロック3はコンクリート壁9の
中でグリッド状に配列されることになるので、これが補
強材として機能し、地震等に対しての対策も万全とな
る。なお、地下水槽とするのに代えて、図示の構造体そ
のものを地上や建築物の屋上等に据え付ける貯水槽とし
ても利用できることは無論である。
け座にブロックを預けてこれらのブロックを隙間を持た
せて配列積層することができるので、従来の目地を形成
する施工に比べると、接手が各ブロックに対する位置決
め部材として機能するので、施工が簡単になるほか施工
後のブロックの配列も整然とした安定した施工体が得ら
れる。
角部で縦も横も正方形断面となるので、ブロックの角部
をこの受け座に預けると、このブロックの端面及び交差
する2つの側面を安定支持することができ、ブロック配
列をより一層安定化させた施工体とすることができる。
を受け座の表面に供給できるので、接手及びブロックの
いずれにも予め接着剤等を塗布する工程は不要となり、
施工性が向上する。
ヤ等の緊張材を通して各接手どうしを連鎖させることが
できるので、接手を介してブロックの全体を縛るような
拘束力を作用させることができ、多数のブロックの配列
の乱れ及び積層の崩落が防止される。
自身が中空構造を持ちしかも接手によってブロックどう
しの間に隙間を持たせることができるので、ブロック構
造体の軽量化が可能となり、軟弱地盤への適応も最適化
される。
面及び周囲をコンクリート壁によって包囲して密閉する
ので、コンクリート壁で包囲された部分の全体がブロッ
クを介在させたタンク状となり、たとえば地下水槽等と
して使える。したがって、盛土等のコア材等としてだけ
でなく、貯水槽等への展開も可能となり、ブロックの汎
用性が向上する。
Claims (6)
- 【請求項1】 コンクリート製のブロックを平面配列及
び積層配列するときこれらのブロックどうしの間に介装
されて相互に接合可能とした接手であって、平面方向の
隣接ブロック及び積層方向の隣接ブロックのそれぞれが
互いに隙間を持つように配列位置を拘束する受け座を備
え、これらの受け座にブロックの上下の両端面から周壁
までにかけての部分を預けて接合可能としてなるブロッ
ク用接手。 - 【請求項2】 ブロックは、正六面体からその8か所の
角部をすべて同じ大きさの立方体に相当する肉を切除し
てこの切除部分を受け座とし、この受け座の表面の全体
をブロックに接触させて接合可能としてなる請求項1記
載のブロック用接手。 - 【請求項3】 ブロックには、モルタル等の充填材を上
から注入可能な充填孔を上向きに開放して設けるととも
に、この充填孔に流路を連通させて受け座の表面に開口
する放出口を備えてなる請求項2記載のブロック用接手 - 【請求項4】 ブロックには、その中心を通って互いに
90°の角度を持つ関係とした3本の軸線上に貫通孔を
開けてなる請求項2記載のブロック用接手。 - 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のブロ
ック用接手を用いて構築するブロック構造体であって、
ブロックは内部を中空としたキャビティとするとともに
このキャビティに連通する開口を周面に開放したものと
し、各ブロックどうしをブロック用接手によって相互に
隙間を持たせて平面及び積層方向に配列し、且つ各ブロ
ックのキャビティどうしを隙間及び開口を介して相互に
連通可能としてなるブロック構造体。 - 【請求項6】 配列したブロックの構造体に対し、その
底面及び周囲を閉塞する部材によって密閉してなる請求
項5記載のブロック構造体。
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