JPH113622A - ハーネス加工機における電線案内装置 - Google Patents

ハーネス加工機における電線案内装置

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JPH113622A
JPH113622A JP9169542A JP16954297A JPH113622A JP H113622 A JPH113622 A JP H113622A JP 9169542 A JP9169542 A JP 9169542A JP 16954297 A JP16954297 A JP 16954297A JP H113622 A JPH113622 A JP H113622A
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JP9169542A
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Takashi Shinohara
隆 篠原
Jiro Masuoka
二郎 益岡
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Nippon Acchakutanshi Seizo KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 小径のディスクリート電線用の案内細孔の精
度を高めることができ、外径の異なるディスクリート電
線にも簡単に対応できる。 【解決手段】 相対設する下側案内体2と上側案内体3
の対向面に円弧状断面の溝8,10が所定ピッチで並列
状態に多数設けられ、相対向する前記溝8,10により
電線21を個別に案内する案内通路11が形成されてい
る電線案内装置1であって、上側案内体3の前端部に下
向きに傾斜して溝10まで延びる傾斜案内平面12が設
けられ、両案内体2,3を相対設したとき、下側案内体
2の溝8が傾斜案内平面12より前方で露出するように
構成される。一方、傾斜案内平面12に対接する案内平
面を有し、案内平面に多数の案内溝17を所定ピッチで
並列状態に設けた補助案内体4が、傾斜案内平面12に
対接して分離可能に取り付けられ、案内溝17が下側案
内体2の溝8に連通開口して合流する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電線をコネ
クタに圧接接続したハーネスを加工する自動圧接機など
のハーネス加工機における電線案内装置に関し、特に径
の異なる複数の電線を並列状態に配列して案内給送する
電線案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電線案内装置として、径の異な
る複数の電線を並列状態に配列して案内給送できるよう
にしたものは、例えば特開平7−296930号公報、
特開平8−235945号公報に開示されている。
【0003】上記従来の電線案内装置は、相対設する下
側案内体と上側案内体の対向面に円弧状断面の溝が所定
ピッチで並列状態に多数設けられ、相対向する前記溝に
より大径のシールド電線を個別に案内する案内通路が形
成される一方、前記上側案内体にディスクリート電線用
の案内細孔が前記溝に対応し、かつ斜に貫通して設けら
れ、前記案内細孔は、先端が前記溝に連通開口して前記
案内通路に合流し、後端が前記上側案内体の上面又は側
面に開口しており、該開口から挿入した小径のディスク
リート電線を前記案内通路に合流させ、他の前記案内通
路に挿入した大径のシールド電線と並列状態に配列して
案内給送するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ディスクリー
ト電線用の前記案内細孔は前記上側案内体にドリル加工
して設けられているため、前記溝に連通開口し前記案内
通路に合流する先端開口部周縁にエッジ(ばり)が生
じ、該エッジにより電線を傷つけるおそれがあった。ま
た、前記案内細孔はドリル加工による細長いキリ孔であ
るため加工が困難で、孔径、位置の精度が悪いという難
点があった。さらに、孔径が一定であるから、外径が異
なるディスクリート電線に対応できず、ディスクリート
電線の外径が異なる毎に前記上側案内体を変更しなけれ
ばならなかった。
【0005】本発明は、上記した従来装置の問題点を解
決するもので、ディスクリート電線用の前記案内細孔を
形成するために、補助案内体を前記上側案内体に着脱自
在に付加することで、前記案内細孔の加工を容易にする
と共に、精度を高めることができ、さらに、外径の異な
るディスクリート電線にも簡単に対応できるハーネス加
工機における電線案内装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、相対設する下側案内体と上側案内体の対
向面に円弧状断面の溝が所定ピッチで並列状態に多数設
けられ、相対向する前記溝により電線を個別に案内する
案内通路が形成されている電線案内装置であって、前記
上側案内体の前端部に下向きに傾斜して前記溝まで延び
る傾斜案内平面が設けられ、前記両案内体を相対設した
とき、前記下側案内体の前記溝が前記傾斜案内平面より
前方で露出するように構成されており、一方、前記傾斜
案内平面に対接する案内平面を有し、該案内平面に多数
の案内溝を前記所定ピッチで並列状態に設けた補助案内
体が、前記傾斜案内平面に対接して分離可能に取り付け
られ、前記案内溝が前記下側案内体の露出した前記溝に
連通開口して合流するように構成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。
【0008】図1〜4は、本発明による電線案内装置を
示している。該電線案内装置1は、相対設する下側案内
体2と上側案内体3及び上側案内体3の前端部に取り付
けられる補助案内体4とから成り、上下両案内体2,3
は上下に重ね合せて締付けボルト5により分離可能に結
合され、補助案内体4は締付けボルト6により上側案内
体3に分離可能に取付け固定されている。
【0009】下側案内体2は、図5に示すように矩形状
平板で、上面には両側の取付端部7,7を除く全面に亘
って円弧状断面の溝8が所定ピッチで並列状態に多数設
けられている。
【0010】一方、上側案内体3は、図6に示すよう
に、下側案内体2より前後方向の幅が若干短い矩形状平
板から成り、下面は両側の取付端部9,9を除く全面に
亘って下側案内体2の溝8と同径の円弧状断面を有する
溝10が溝8と同一ピッチで並列状態に多数設けられて
おり、上下両案内体2,3を上下に重ね合せると、図2
に示すように、相対向する溝8と溝10とによって大径
のシールド電線21(図4参照)に対応する円形断面の
案内通路11が形成され、シールド電線21が個別に案
内通路11を通じて案内給送されるようになっている。
また、案内通路11は互いに横方向に連通しており、シ
ースを介して連結されているシールドリボン線(図示せ
ず)も案内給送できるようになっている。
【0011】また、上側案内体3の前端部には下向きに
傾斜して溝10まで延びる傾斜案内平面12が設けられ
ていて、上記のように下側案内体2の上に重ねて相対設
したとき、下側案内体2の溝8の前端部分が傾斜案内平
面12より前方で露出するように構成されている。そし
て、傾斜案内面12の両側には取付端部9,9が延長
し、補助案内体4を支持する支持面13,13が形成さ
れている。
【0012】補助案内体4は、図7に示すように、横長
の板状体で、上側案内体3の傾斜案内平面12に対接す
る案内平面14と支持面13,13に当接する傾斜面1
5とを有し、両側の取付端部16,16を除く全面に亘
って上側案内体3の溝10より若干小径の案内溝17が
溝10と同一ピッチで並列状態に多数設けられている。
各案内溝17は傾斜面15の前端縁で収斂している。そ
して、案内平面14を傾斜案内平面12に対接し、傾斜
面15を支持面13に対接して補助案内体4を上側案内
体3に取付け固定したとき、各案内溝17の案内平面1
4に設けられている開口部分17aが傾斜案内平面12
で塞がれてディスクリート電線22を個別に案内するデ
ィスクリート電線用の案内細孔17′が形成される。一
方、各案内溝17の傾斜面15に設けられ前端縁で収斂
している開口部分17bが前述したように傾斜案内平面
12より前方で露出している下側案内体2の溝8に連通
開口し、案内細孔17′の前端が案内通路11に合流す
る。また、各案内溝17の後端は上側案内体3の上面に
開口し、該開口から案内細孔17′に挿入した小径のデ
ィスクリート電線22を案内通路11に合流させ、他の
案内通路11に挿入した大径のシールド電線21と並列
状態に配列してハーネス加工機(図示せず)に案内給送
される。
【0013】なお、ディスクリート電線22の外径が変
更した場合には、対応する径を有する案内溝17を設け
た補助案内体4と交換すればよく、上側案内体3は交換
する必要はない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電線案内
装置は、多数の案内溝を並列状態に設けた補助案内体を
上側案内体の前端部に設けた傾斜案内平面に対接して取
付け固定することによりディスクリート電線用の案内細
孔を形成するようにしたから、前記上側案内体に前記案
内細孔をドリル加工した従来装置に比べて、加工が容易
で、精度も高くできる。また、電線を傷つけるエッジ
(ばり)が生じないように前記案内溝の前端縁を容易に
面取り加工することが可能である。さらに、前記案内溝
の径(幅)を変えた前記補助案内体を交換するだけで、
ディスクリート電線の外径の変更に対応できるので経済
的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電線案内装置の平面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】同側面図である。
【図4】図1の4−4線に沿う断面図である。
【図5】同下側案内体の斜視図である。
【図6】同上側案内体の斜視図である。
【図7】同補助案内体の斜視図である。
【符号の説明】
1 電線案内装置 2 下側案内体 3 上側案内体 4 補助案内体 8,10 円弧状断面の溝 11 案内通路 12 傾斜案内平面 13 支持面 14 案内平面 15 傾斜面 16 取付端部 17 案内溝 17a,17b 開口部分 17′ 案内細孔 21 シールド電線 22 ディスクリート電線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対設する下側案内体と上側案内体の対
    向面に円弧状断面の溝が所定ピッチで並列状態に多数設
    けられ、相対向する前記溝により電線を個別に案内する
    案内通路が形成されている電線案内装置であって、 前記上側案内体の前端部に下向きに傾斜して前記溝まで
    延びる傾斜案内平面が設けられ、前記両案内体を相対設
    したとき、前記下側案内体の前記溝が前記傾斜案内平面
    より前方で露出するように構成されており、 一方、前記傾斜案内平面に対接する案内平面を有し、該
    案内平面に多数の案内溝を前記所定ピッチで並列状態に
    設けた補助案内体が、前記傾斜案内平面に対接して分離
    可能に取り付けられ、前記案内溝が前記下側案内体の露
    出した前記溝に連通開口して合流するように構成されて
    いるハーネス加工機における電線案内装置。
  2. 【請求項2】 前記下側案内体と前記上側案内体を相対
    設したとき、相対向する前記溝により形成される前記案
    内通路が互いに横方向に連通し、シースを介して連結さ
    れているシールドリボン線が前記案内通路を通じて案内
    給送できるようになっている請求項1記載のハーネス加
    工機における電線案内装置。
JP16954297A 1997-06-10 1997-06-10 ハーネス加工機における電線案内装置 Expired - Fee Related JP3340942B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4651984A (en) * 1983-09-02 1987-03-24 M.A.N.-Roland Druckmaschinen Aktiengesellschaft Method of and apparatus for accurate-register sheet transport in a printing machine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4651984A (en) * 1983-09-02 1987-03-24 M.A.N.-Roland Druckmaschinen Aktiengesellschaft Method of and apparatus for accurate-register sheet transport in a printing machine

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