JPH1136077A - 基板保持部材及びそれを用いた薄膜気相成長装置 - Google Patents

基板保持部材及びそれを用いた薄膜気相成長装置

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JPH1136077A
JPH1136077A JP20542097A JP20542097A JPH1136077A JP H1136077 A JPH1136077 A JP H1136077A JP 20542097 A JP20542097 A JP 20542097A JP 20542097 A JP20542097 A JP 20542097A JP H1136077 A JPH1136077 A JP H1136077A
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heating
film
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JP20542097A
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Kuniaki Horie
邦明 堀江
Takeshi Murakami
武司 村上
Yukio Fukunaga
由紀夫 福永
Tsutomu Nakada
勉 中田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板上に汚染の無い品質の高い成膜処理を安
定に行うことができるような成膜装置を提供する。 【解決手段】 気密な成膜室10と、成膜室内に保持さ
れた基板Wに向けて成膜原料ガスを噴射するガス噴射ヘ
ッド16と、該成膜室内において基板を加熱する加熱部
12と、前記加熱部と前記基板の間に着脱自在に配置さ
れた基板保持部材20とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、チタン酸バ
リウム/ストロンチウム等の高誘電体又は強誘電体薄膜
を基板上に気相成長させる薄膜気相成長装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体産業における集積回路の集
積度の向上はめざましく、現状のメガビットオーダか
ら、将来のギガビットオーダを睨んだDRAMの研究開
発が行われている。かかるDRAMの製造のためには、
小さな面積で大容量が得られるキャパシタ素子が必要で
ある。このような大容量素子の製造に用いる誘電体薄膜
として、誘電率が10以下であるシリコン酸化膜やシリ
コン窒化膜に替えて、誘電率が20程度である五酸化タ
ンタル(Ta25)薄膜、あるいは誘電率が300程度で
あるチタン酸バリウム(BaTiO3)、チタン酸ストロン
チウム(SrTiO3)又はこれらの混合物であるチタン酸
バリウムストロンチウム等の金属酸化物薄膜材料が有望
視されている。
【0003】このような金属酸化物薄膜を基板上に気相
成長させる際には、図10に示すように、気密な成膜室
10の内部に配置したサセプタ(加熱保持部)12上に
基板Wを載置し、このサセプタ12の内部に内蔵された
ヒータ等の加熱手段14によって基板Wを所定温度に加
熱しつつ、成膜室10の内部に設置したシャワヘッド
(原料噴射ノズル)16から原料ガスと反応ガス(酸素
含有ガス)との混合ガスを基板Wに向けて噴射するよう
にしている。
【0004】このような成膜過程においては、成膜が基
板のみでなく、サセプタ12の上面のような周辺部分に
も付着してしまう。このような付着物はパーティクルの
発生や基板の汚れに繋がり、また、付着物が基板とサセ
プタの間に隙間を形成し、伝熱を不均一にする結果、成
膜が不均一になってしまう。
【0005】これを防止するために、同図に示すよう
に、基板Wの外形より僅かに大きな内形を有する中空円
板状の防着板18でサセプタ12の外周縁部を覆い、こ
れによって、サセプタ12の上面への成膜原料の付着を
防止することも行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、基板Wと防着板18の間に公差や誤差
があるため、基板Wの外周面と防着板18の内周面との
間に隙間Cが生じ、この隙間Cの内部に成膜原料ガスの
付着物が堆積することを防止することができなかった。
処理の終わった成膜室を高度の真空に曝して付着物を昇
華させることが可能であれば、付着物の除去を容易に行
うことができるが、例えば、Ba,Srの酸化物あるい
はハロゲン化物は沸点が高く、このような方法で除去す
ることは困難である。
【0007】この発明は上記に鑑み、基板上に汚染の無
い品質の高い成膜処理を安定に行うことができるような
成膜装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、気密な成膜室と、成膜室内に保持された基板に向け
て成膜原料ガスを噴射するガス噴射ヘッドと、該成膜室
内において基板を加熱する加熱部と、前記加熱部と前記
基板の間に着脱自在に配置された基板保持部材とを有す
ることを特徴とする薄膜気相成長装置である。
【0009】これにより、成膜処理に伴って基板保持部
材の上面に付着物が堆積しても、基板保持部材を加熱部
から取り外して清浄な基板保持部材と交換することによ
り、基板と基板保持部材の間に付着物の無い状態で基板
の成膜処理を継続することができる。従って、付着物か
ら発生するパーティクルによって基板が汚染されたり、
付着物が基板と加熱部の間に介在して加熱部から基板へ
の伝熱が不均一になるような事態を防止することができ
る。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記基板保持部
材を前記成膜室と外部の間で出し入れする搬送機構を有
することを特徴とする請求項1に記載の薄膜気相成長装
置である。この搬送機構は、基板保持部材の形状や大き
さによって所定の形態のものが選ばれる。薄膜気相成長
装置に付属する基板搬送機構を兼用するものでもよく、
あるいは別個に設けても良い。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記基板保持部
材の周縁部には、基板保持部材を搬送する搬送部材と係
合する係合部が設けられていることを特徴とする請求項
1に記載の基板保持部材である。これにより、搬送部材
と基板保持部材の係合により基板保持部材の交換を容易
に行い、しかも自動化を図ることができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、前記基板保持部
材は前記加熱部の熱を輻射により前記基板に伝達可能な
透明体で構成されていることを特徴とする請求項1に記
載の薄膜気相成長装置である。これにより、加熱部から
の輻射により基板が加熱されるので、熱伝導による寄与
率を下げることにより、基板保持部材の外縁部と加熱部
との間に付着物が侵入して隙間ができても加熱の不均一
が起きにくい。
【0013】請求項5に記載の発明は、前記基板保持部
材は前記加熱部の熱を熱伝導により前記基板に伝達可能
な熱伝導性の良い材料で構成されていることを特徴とす
る請求項1に記載の基板保持部材である。この場合は、
基板と基板保持部材、基板保持部材と加熱部のいずれに
も隙間ができると熱伝達が不均一になるので、基板保持
部材と加熱部の間に付着物が生成しないような工夫をす
るのが望ましく、例えば、加熱部の全面を基板保持部材
で覆ったり、基板保持部材と加熱部の間にラビリンスを
形成したりする。
【0014】請求項6に記載の発明は、成膜室において
基板に向けて成膜原料ガスを噴射して基板上に成膜する
薄膜気相成長装置において基板を保持し加熱する基板保
持加熱装置であって、加熱手段を有する加熱部と、該加
熱部と前記基板の間に着脱自在に配置された基板保持部
材とを有することを特徴とする基板保持加熱装置であ
る。
【0015】請求項7に記載の発明は、成膜室において
基板に向けて成膜原料ガスを噴射して基板上に成膜する
薄膜気相成長装置において加熱手段を有する加熱部と前
記基板の間に着脱自在に配置される基板保持部材であっ
て、前記加熱部の熱を輻射により前記基板に伝達可能な
透明体で構成されていることを特徴とする基板保持部材
である。
【0016】請求項8に記載の発明は、成膜室において
基板に向けて成膜原料ガスを噴射して基板上に成膜する
薄膜気相成長装置において加熱手段を有する加熱部と前
記基板の間に着脱自在に配置される基板保持部材であっ
て、前記加熱部の熱を熱伝導により前記基板に伝達可能
な熱伝導性の良い材料で構成されていることを特徴とす
る基板保持部材である。
【0017】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は、本発明の第1の
実施の形態を示すもので、成膜室10の内部には、加熱
手段としてヒータ14が内蔵されたサセプタ(加熱保持
部)12が配置され、このサセプタ12の上面には、円
板状の基板ホルダ(基板保持部材)20が着脱自在に載
置されている。この基板ホルダ20は、例えば石英ガラ
ス等の耐熱性を有する透明体で構成され、主にサセプタ
12からの輻射によってこの上面に載置される基板Wが
加熱されるようになっている。基板ホルダ20は薄い方
が伝熱性を向上させることができる。
【0018】基板ホルダ20には、その上面に基板Wを
載置保持する平坦な基板載置部22が設けられ、外周面
には、縁部に突出する係合部24がその全周に亘って設
けられている。また、基板ホルダ20には上下に挿通す
る複数の突き出し孔26が設けられ、一方、サセプタ1
2には上方に突出可能な突き出しピン(図示略)が設け
られ、該突き出しピンを突き出し孔26に挿通すること
により基板Wを基板ホルダ20から持ち上げるようにな
っている。
【0019】このような構成の成膜装置においては、サ
セプタ12の上面に基板ホルダ20を載置し、図示しな
い開閉ゲートを介してロボットハンドにより基板ホルダ
20の基板載置部22に基板Wを載置する。そして、ヒ
ータ14により基板Wを加熱しつつ、成膜原料ガスと反
応ガス、あるいはこれらとキャリアガスの混合ガスをシ
ャワーヘッド16から基板ホルダ20に向けて噴射する
ことによって、基板Wの表面に薄膜が形成される。
【0020】この際、基板ホルダ20の上面の基板Wに
よって覆われていない箇所にも気相成長反応が起こる。
このような付着がパーティクルの発生、基板Wへの熱伝
導の不均一等の面から見て問題とならないものである間
は、基板ホルダ20をそのまま用いる。つまり、サセプ
タ12に設けられた突き出しピンを突き出し孔に突き出
して基板Wを基板ホルダ20から上に持ち上げ、ホルダ
20と基板Wの間の隙間にロボットハンドを挿入して基
板Wを持ち上て取り出し、新たな基板Wを逆の工程で基
板ホルダ20上に載置し、ガス噴射を行なう。この実施
の形態では、サセプタ12から基板Wへの熱の移動を基
板ホルダ20を通した輻射で行なうようにしているの
で、基板ホルダ20とサセプタ12の間に隙間ができて
も基板W内での加熱の不均一は生じにくい。
【0021】このような成膜を所定回数行って、基板ホ
ルダ20の上面にある程度の付着物が堆積した時には、
これを基板Wを交換する場合と同じようにロボットハン
ドで交換する。すなわち、ロボットハンド30を成膜室
10に挿入し、係合部24の下方に差し込んでサセプタ
12の上面から基板ホルダ20を持ち上げ、成膜室10
の近傍に設置した予備室に運ぶ。逆の工程で、予備室に
置いた基板ホルダ20を成膜室10のサセプタ12に戻
し、基板Wを供給して処理を継続する。この新たな基板
ホルダ20の上面に予め成膜すべき基板Wをセットして
おけば工程が短縮される。
【0022】予備室に、図2に示すように、突き出しピ
ン34を有する基板持上げ機32を設置しておくと、取
り出された基板ホルダ20及び基板Wの処理が容易とな
る。つまり、図3に示すように、基板持上げ機32を上
昇させ、この突き出しピン34を突き出し孔24内に挿
通して基板Wを持ち上げ、同時に基板ホルダ20を持上
げ機32に下ろす。この状態で、ロボットハンド30の
後退、上昇、前進の動作により基板Wを保持してこれを
次工程に搬送する。
【0023】取り出された基板ホルダ20は、予備室あ
るいは別の場所で付着物の除去、洗浄、乾燥等を行い、
次回の交換用とする。なお、基板ホルダ20の基板載置
部22を凹凸のないフラットな面に形成することによ
り、付着物の洗浄による除去を容易に行うことができ
る。なお、係合部24aは、図4に示すように、基板ホ
ルダ20の外周面の全周あるいは一部に設けた溝として
もよい。
【0024】上述した実施の形態では、基板ホルダ20
の交換を基板交換機構であるロボットハンド30及び図
示しない開閉ゲートを用いて行っており、これにより、
別の交換機構を設ける場合に比べて装置コストが低下す
る。しかしながら、基板ホルダ20は基板W自体より大
径であり、従って、これを出し入れする開閉ゲートの間
口やロボットハンド30の能力等は、基板Wのみを出し
入れする場合よりも大きくなる。
【0025】図5(a)に示すのは、そのような間口の
大径化を可能な限り抑えるもので、係合部を基板ホルダ
20の周縁部上面から同一方向に延出する一対の鉤状の
突起24cに形成している。この構成においては、図5
(b)に示すように、先端が傾斜したロボットハンドを
用いてその先端部を突起24cに係合させて基板ホルダ
20を持ち上げる。従って、突起24cが側方に出ない
状態で基板ホルダ20を搬送することができるので、開
閉ゲートの間口の拡大を抑えることができる。
【0026】図6に示すのは、基板ホルダ20の他の実
施の形態であり、ここでは基板載置部22aを、基板W
とほぼ同じ大きさの平坦な面と、これに滑らかに連続し
て傾斜する傾斜部36とから構成している。これによ
り、平坦な基板Wを載置する際、基板Wが基板ホルダ2
0の上面を滑ってしまうことを防止しつつ、基板ホルダ
20の洗浄の容易性を損なわないようにしている。
【0027】この発明では、基板ホルダ20を取り出し
可能に設けてこれの付着物を除去可能としているが、サ
セプタ12は容易に取り出すことができないので、付着
物の除去は容易ではない。そこで、サセプタ12の表面
への付着を抑制する、あるいは付着に対処することがで
きるような実施の形態を以下に示す。
【0028】図7の実施の形態では、基板ホルダ20a
がリング状に形成されており、従って基板Wはその裏面
をサセプタ12に向けて露出させて基板載置部に保持さ
れている。また、下面には先端の断面が鋭角である脚部
38が周方向に延びて形成されており、脚部38の下端
がサセプタ12の上面と線接触するようになっている。
これにより、原料ガスの内側空間への流入を防止してサ
セプタ12の上面への付着を防止しつつ、サセプタ12
表面に多少の付着物があっても基板ホルダの姿勢が変化
しにくいようになっている。
【0029】この実施の形態では、基板Wの加熱は主に
サセプタ12から基板ホルダ20aを透過する輻射によ
り行われる。基板ホルダ20aを介する熱伝導は基板W
の局部的温度変動を招くので小さいことが好ましく、従
って、基板載置部22bの幅Aは、極力狭くすることが
望ましい。また、基板ホルダ20aを形成するガラス等
の材質も、熱伝導率が小さい方が好ましい。
【0030】図8は、この発明のさらに他の実施の形態
を示すもので、円板状の基板ホルダ20bの裏面側縁部
に外方及び下方に延びる被覆壁41を形成し、これによ
り基板Wとほぼ同じ平面形状を有する空隙部40が設け
られている。そして、この空隙部40の縁部に、先の実
施の形態と同様の先端断面が鋭角をなす環状の脚部42
が設けられている。
【0031】この実施の形態でも、基板Wの加熱は主に
サセプタ12からの輻射により行われ、基板ホルダ20
bの空隙部が基板Wと同じ平面形状であるので基板ホル
ダ20bへの熱伝導による局所的影響は小さくなってお
り、より均一な加熱がなされる。また、被覆壁41及び
脚部42によるラビリンス構造によりサセプタ12の表
面が成膜室内空間から遮蔽されており、サセプタ12へ
の付着防止効果も高い。さらに、この実施の形態では、
サセプタ12側にもその外周縁を覆う被覆板44が取り
付けられ、原料ガスが基板ホルダ20bの空隙部40内
に入り込んで付着物を生成することが防止される。
【0032】図9は、この発明のさらに他の実施の形態
を示すもので、この基板ホルダ20cは、例えばインコ
ネルやモリブデンあるいはSiC等の耐熱性、耐酸化性
が高く、かつ熱伝導性の良い金属やセラミックスで構成
されている。この基板ホルダ20cはサセプタ12より
やや大きく形成され、その縁部下面には、下方に延びて
サセプタ12の上部に嵌合する環状の係合部24eが設
けられている。
【0033】この実施の形態においては、サセプタ12
からの熱は熱伝導により基板ホルダ20cに伝えられ、
この基板ホルダ20cを介する伝熱で基板Wが加熱され
る。このように熱伝導で伝熱する基板ホルダ20cで
は、サセプタ12との間に隙間が生じると前述したよう
に基板Wの加熱が不均一になる。この実施の形態では、
サセプタ12の上表面を完全に被覆しているので、この
面への付着による隙間の形成が防止され、熱伝導による
基板Wの均一な加熱が行われる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、基板保持部材を適宜加熱部から取り外して清浄な基
板保持部材と交換することにより、基板と基板保持部材
の間に付着物の無い状態で基板の成膜処理を継続するこ
とができ、付着物から発生するパーティクルによって基
板が汚染されたり、付着物が基板と加熱部の間に介在し
て加熱部から基板への伝熱が不均一になるような事態を
防止して、基板上に汚染の無い品質の高い成膜処理を安
定に行うことができる。基板保持部材の搬送は通常薄膜
気相成長装置に付属する基板搬送機構を兼用することに
より、装置コストを上昇することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の薄膜気相成長装置
を示す断面図である。
【図2】基板保持部材で基板を保持した状態を一部を破
断して示す図である。
【図3】基板保持部材を基板持上げ機に乗せた状態を一
部を破断して示す図である。
【図4】基板保持部材の変形例を一部を破断して示す図
である。
【図5】(a)基板保持部材の他の変形例を一部を破断
して示す図、(b)同じくそれを搬送する工程を示す図
である。
【図6】基板保持部材の更に他の変形例を一部を破断し
て示す図である。
【図7】本発明の他の実施の形態の基板保持部材を一部
を破断して示す図である。
【図8】基板保持部材のさらに他の実施の形態を一部を
破断して示す図である。
【図9】基板保持部材のさらに他の実施の形態を一部を
破断して示す図である。
【図10】従来の薄膜気相成長装置を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 成膜室 12 サセプタ(加熱部) 14 ヒータ(加熱手段) 16 シャワーヘッド 20,20a,20b,20c 基板ホルダ(基板保持
部材) 22,22a,22b 基板載置部 24,24a,24b,24c,24d,24e 係合
部 26 突き出し孔 32 基板持上げ機 34 突き出しピン
フロントページの続き (72)発明者 中田 勉 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密な成膜室と、 成膜室内に保持された基板に向けて成膜原料ガスを噴射
    するガス噴射ヘッドと、 該成膜室内において基板を加熱する加熱部と、 前記加熱部と前記基板の間に着脱自在に配置された基板
    保持部材とを有することを特徴とする薄膜気相成長装
    置。
  2. 【請求項2】 前記基板保持部材を前記成膜室より外に
    搬出する搬出機構を有することを特徴とする請求項1に
    記載の薄膜気相成長装置。
  3. 【請求項3】 前記基板保持部材の周縁部には、基板保
    持部材を搬送する搬送部材と係合する係合部が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の基板保持部
    材。
  4. 【請求項4】 前記基板保持部材は前記加熱部の熱を輻
    射により前記基板に伝達可能な透明体で構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の薄膜気相成長装置。
  5. 【請求項5】 前記基板保持部材は前記加熱部の熱を熱
    伝導により前記基板に伝達可能な熱伝導性の良い材料で
    構成されていることを特徴とする請求項1に記載の基板
    保持部材。
  6. 【請求項6】 成膜室において基板に向けて成膜原料ガ
    スを噴射して基板上に成膜する薄膜気相成長装置におい
    て基板を保持し加熱する基板保持加熱装置であって、 加熱手段を有する加熱部と、該加熱部と前記基板の間に
    着脱自在に配置された基板保持部材とを有することを特
    徴とする基板保持加熱装置。
  7. 【請求項7】 成膜室において基板に向けて成膜原料ガ
    スを噴射して基板上に成膜する薄膜気相成長装置におい
    て加熱手段を有する加熱部と前記基板の間に着脱自在に
    配置される基板保持部材であって、 前記加熱部の熱を輻射により前記基板に伝達可能な透明
    体で構成されていることを特徴とする基板保持部材。
  8. 【請求項8】 成膜室において基板に向けて成膜原料ガ
    スを噴射して基板上に成膜する薄膜気相成長装置におい
    て加熱手段を有する加熱部と前記基板の間に着脱自在に
    配置される基板保持部材であって、 前記加熱部の熱を熱伝導により前記基板に伝達可能な熱
    伝導性の良い材料で構成されていることを特徴とする基
    板保持部材。
JP20542097A 1997-07-15 1997-07-15 基板保持部材及びそれを用いた薄膜気相成長装置 Pending JPH1136077A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002041377A1 (en) * 2000-11-15 2002-05-23 Eugene Technology Co., Ltd. Cvd thin film manufacturing apparatus
JP2003068726A (ja) * 2001-08-23 2003-03-07 Tokyo Electron Ltd 冷却機能を備えた加熱処理装置

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