JPH11355918A - 機械類稼働標識シート - Google Patents

機械類稼働標識シート

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JPH11355918A
JPH11355918A JP10176670A JP17667098A JPH11355918A JP H11355918 A JPH11355918 A JP H11355918A JP 10176670 A JP10176670 A JP 10176670A JP 17667098 A JP17667098 A JP 17667098A JP H11355918 A JPH11355918 A JP H11355918A
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JP
Japan
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switchboard
sign sheet
sheet
machinery
fixed
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JP10176670A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Mizuno
光博 水野
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Toenec Corp
Original Assignee
Toenec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 機械類の稼働状態を容易に確認することがで
きるとともに、該機械類のスイッチを操作する必要が生
じたときには、めくり上げた該標識シートを手で保持し
たり、クリップやテープで固定する必要のない極めて操
作性の良い機械類稼働標識シートを提供する。 【解決手段】 取付手段を介して配電盤E等の機械類の
上部に固定される台座板と、この台座板の一端に形成さ
れてなる一方の支持アームと、該台座板の他端に形成さ
れてなる他方の支持アーム6と、一端が上記一方の支持
アームに回動可能に支持されてなり他端は上記他方の支
持アーム6に回動可能に支持されてなる回動軸と、上端
がこの回動軸に固定されてなるとともに透過性を有する
標識シート8と、を備えてなる機械類稼働標識シート1
であって、上記標識シート8は、上記回動軸に該標識シ
ート8の一部又は全部が巻回されるよう構成されてな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば発電所等の
機械室に設置された配電盤や分電盤等の機械類の稼働状
態を表示する機械類稼働標識シートに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、例えば発電所等の機械室に
は配電盤や分電盤等の機械類が設置されている。そし
て、これらの機械類には稼働中のものと稼働していない
ものとがあり、稼働中の機械を誤って操作してしまう
と、機械の誤作動,異常停止等の故障,事故等が発生す
る危険性がある。また、稼働中の配電盤等には、稼働状
態が表示される計器類やランプを備えているものもあ
る。したがって、配電盤等の機械類を操作する人は、機
械の誤作動,異常停止等の故障,事故等を防止するため
に、どの機械が稼働中であり、その稼働状態はどうかと
いうことを確認してから正しく機械類を操作する必要が
ある。
【0003】そこで、従来では、図9に示すように、稼
働中の配電盤Eの表面に透過性を有するビニールシート
により成形された標識シート100を被せ、上部又は他
の適宜な箇所をテープTで固定することにより、上記配
電盤Eが稼働中であることを表示していた。上記標識シ
ート100は、長方形状に成形されてなり上記配電盤E
に取り付けられたスイッチや稼働状態を示すランプ等が
見通せるよう透明とされている。作業者は、上記配電盤
Eが上記標識シート100によりカバーされているのを
確認することにより、上記配電盤Eが稼働中であるのを
知ることができるとともに、上記配電盤Eに表示された
計器類の数値やランプの色等により該配電盤Eの稼働状
態を確認することができる。これにより、上記配電盤E
が誤って不適切に操作されたために発生する該配電盤E
の誤作動,異常停止等の故障,事故等を防止することが
可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の標識シート100を被せる方法では、上記配電盤E
を操作する必要が生じたときには、図10に示すよう
に、上記標識シート100をめくり上記配電盤Eを露出
させ該配電盤Eに取り付けられたスイッチ(符号は省略
する)を操作している。しかしながら、この方法では、
作業者は一方の手で上記標識シート100をめくり、他
方の手でスイッチ等を操作する必要があることから作業
性が悪い。また、該配電盤Eに取り付けられた複数のス
イッチ(符号は省略する)を同時に両手で操作する必要
が生じた場合には、めくり上げた上記標識シート100
が垂れ下がり該配電盤Eに被さってこないように、予め
端部をクリップ,テープ等で固定する等の作業を行い、
該配電盤Eが露出した状態にしておく必要があり、上記
配電盤Eの操作を迅速に行うことが出来ない。
【0005】そこで、本発明は、従来の標識シート10
0が有する課題を解決するために提案されたものであっ
て、機械類の稼働状態を容易に確認することができると
ともに、該機械類のスイッチを操作する必要が生じたと
きには、めくり上げた該標識シート100を手で保持し
たり、クリップやテープで固定する必要のない極めて操
作性の良い機械類稼働標識シートを提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために提案されたものであって、第1の発明
(請求項1記載の発明)は、取付手段を介して配電盤等
の機械類の上部に固定される台座板と、この台座板の一
端に形成されてなる一方の支持アームと、該台座板の他
端に形成されてなる他方の支持アームと、一端が上記支
持アームに回動可能に支持されてなり他端は上記他方の
支持アームに回動可能に支持されてなる回動軸と、上端
がこの回動軸に固定されてなるとともに透過性を有する
標識シートと、を備えてなる機械類稼働標識シートであ
って、上記標識シートは、上記回動軸に一部又は全部が
巻回されるよう構成されてなることを特徴とするもので
ある。
【0007】また、第2の発明(請求項2記載の発明)
は、前記標識シートの下端には、前記機械類の下部に固
定されてなる一方の係止部材に係止される他方の係止部
材が形成されてなることを特徴とするものである。
【0008】また、第3の発明(請求項3記載の発明)
は、前記標識シートの周縁は、着色されてなることを特
徴とするものである。
【0009】また、第4の発明(請求項4記載の発明)
は、前記標識シートの裏面には、複数の凸条又は凸部が
形成されてなることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
機械類稼働標識シートについて、図面を参照しながら詳
細に説明する。この機械類稼働標識シート1は、図1及
び図2に示すように、一方及び他方の台座板2,3と、
これら一方及び他方の台座板2,3の正面に取り付けら
れる取付板4と、この取付板4の両端に固定されてなる
一方及び他方の支持アーム5,6と、これら一方及び他
方の支持アーム5,6に回動可能に取り付けられてなる
回動軸7と、一端がこの回動軸7に固定されてなる標識
シート8と、を備えている。
【0011】上記一方の台座板2は、図4に示すよう
に、配電盤Eの上面に取り付けられた名称板Nの一端側
に一方の取付クランプ9を介して固定されている。な
お、この一方の取付クランプ9及び後述する図示しない
他方の取付クランプは、本発明を構成する取付手段であ
る。この一方の取付クランプ9は、図3に示すように、
側面視においてはコ字状に成形されてなり、縦方向に長
尺とされた長方形状の第1の平板部9aと、この第1の
平板部9aの上端から上記名称板Nの方向に略直角に形
成されてなる第2の平板部9bと、この第2の平板部9
bの先端から下方に略直角に形成されてなるとともに上
記第1の平板部9aと面対向してなる第3の平板部9c
と、を備えている。そして、上記第1の平板部9aの一
側には第1の起立板部9dが上記名称板Nの方向に略直
角に形成されてなり、該第1の平板部9aの他側には第
2の起立板部9eが上記名称板Nの方向に略直角に形成
されてなる。また、上記第3の平板部9cの一側には第
3の起立板部9fが上記名称板Nの方向に略直角に形成
されてなり、該第3の平板部9cの他側には第4の起立
板部9gが上記名称板Nの方向に略直角に形成されてな
る。なお、上記第1の平板部9aには、第1及び第2の
ボルト10,11が螺入される図示しない第1及び第2
のネジ孔が形成されている。また、上記第3の平板部9
cには、第3のボルト12が螺入される図示しない第3
のネジ孔が形成されている。
【0012】そして、上記一方の台座板2は、縦方向に
長尺となされた金属板により成形され、下端側には第1
及び第2のボルト10,11が挿通される図示しない第
1及び第2の貫通孔が形成されている。また、上記一方
の台座板2の上端側には、第4のボルト16が挿通され
る図示しない第3の貫通孔が形成されている。そして、
上記一方の台座板2は、該一方の台座板2の下端側に形
成された図示しない上記第1及び第2の貫通孔に挿通さ
れるとともに上記一方の取付クランプ9を構成する上記
第1の平板部9aに形成された図示しない第1及び第2
のネジ孔に螺入された上記第1及び第2のボルト10,
11と、第1及び第2のナット13,14とを螺着させ
ることにより、図3に示すように、上記第1の平板部9
aに固定されている。そして、上記一方の取付クランプ
9は、該一方の取付クランプ9を構成する上記第3の平
板部9cに形成された図示しない上記第3のネジ孔に螺
入されてなる第3のボルト12の先端と、該一方の取付
クランプ9を構成する上記第1の平板部9aの一側及び
他側に形成された上記第1及び第2の起立板部9d,9
eのそれぞれの先端とで上記名称板Nの一端側の上部を
挟持することにより、上記名称板Nに固定されている。
また、上記他方の台座板3も上記一方の台座板2と同様
の構成を備えてなり、上記名称板Nの他端側の上部に上
記一方の取付クランプ9と同様の構成に成形された図示
しない他方の取付クランプを介して固定されている。
【0013】そして、上記一方及び他方の台座板2,3
の上端側には、図3に示すように、一方の取付ブラケッ
ト15及び図示しない他方の取付ブラケットを介して上
記取付板4が取り付けられている。上記取付板4は、上
記名称板Nの長さと略同じ長さに成形されてなるととも
に上端には、図3に示すように、第1の係合部4aが形
成されてなり、また、該取付板4の下端には第2の係合
部4bが形成されてなる。すなわち、上記取付板4は、
上端及び下端が上記一方及び他方の台座板2,3方向に
折曲され、側面視において鍵状に成形されている。そし
て、上記一方の取付ブラケット15は、図示しない第3
の貫通孔に挿通された第4のボルト16と、第3のナッ
ト17とにより上記一方の台座板2の上端側に固定され
ている。また、上記一方の取付ブラケット15の上端に
は第3の係合部15aが形成されてなり、該一方の取付
ブラケット15の下部には第4の係合部15bが形成さ
れてなる。また、上記他方の台座板3の上端側にも、図
示しない他方の取付ブラケットが図示しないボルトとナ
ットにより固定されてなり、該他方の取付ブラケットの
上端には図示しない第5の係合部が形成されてなるとと
もに下部には図示しない第6の係合部が形成されてな
る。そして、上記取付板4の上端に形成された上記第1
の係合部4aは、上記一方の取付ブラケット15の上部
に形成された上記第3の係合部15a及び図示しない他
方の取付ブラケットの上部に形成された図示しない上記
第5の係合部に係合されている。また、上記取付板4の
下端に形成された上記第2の係合部4bは、上記一方の
取付ブラケット15の下部に形成された上記第3の係合
部15b及び図示しない他方の取付ブラケットの下部に
形成された図示しない上記第6の係合部に係合されてい
る。これにより、上記取付板4は、上記一方の取付ブラ
ケット15及び図示しない他方の取付ブラケットにより
上記一方及び他方の台座板2,3の上端側に取り付けら
れている。
【0014】そして、上記取付板4の一端には、図2に
示すように、一方の支持アーム5が固定されてなり、該
取付板4の他端には他方の支持アーム6が固定されてい
る。なお、上記取付板4の一端には、図示しない一方の
固定片が該取付板4の正面側に突出して形成されてな
り、該取付板4の他端には、図示しない他方の固定片が
該取付板4の正面側に突出して形成されてなる。そし
て、上記一方の支持アーム5は、図4に示すように、基
端側は四角形状に成形されてなるとともに先端側は円弧
状に成形されてなり、基端側で第1及び第2のネジ1
8,19により図示しない上記一方の固定片の外側面に
固定されている。また、上記他方の支持アーム6の基端
側は、図示しない第3及び第4のネジにより図示しない
上記他方の固定片の外側面に固定されている。そして、
上記一方及び他方の支持アーム5,6は、上記回動軸7
を回動可能に支持している。この回動軸7は円筒状に成
形されてなり、一端は上記一方の支持アーム5に回動可
能に支持されてなり、他端は上記他方の支持アーム6に
より回動可能に支持されてなる。また、上記回動軸7の
長さは上記取付板4と略同じ長さとされている。なお、
上記回動軸7の内部には、後述する標識シート8を該回
動軸7に巻回させるための図示しない巻き取りスプリン
グが設けられている。また、上記回動軸7の内部には、
後述する標識シート8を下方に引き出した後、任意の位
置で停止させるための図示しないリミットストッパーが
設けられている。
【0015】そして、上記回動軸7には、上記標識シー
ト8の上端が取り付けられている。上記標識シート8
は、図1に示すように、上下方向に長尺とされた長方形
状に成形されてなるビニールシートにより成形されてい
る。また、この標識シート8は、上記配電盤Eの正面に
形成された計器類やランプ等が見通せるように透明なビ
ニールシートにより成形されている。そして、上記標識
シート8の表面及び裏面の周縁部は、ポリウレタン系の
塗料が塗布され赤色に着色されている。また、上記標識
シート8の裏面には、図5に示すように、断面三角形状
の多数の直線状の凸条20が該標識シート8の長さ方向
に形成されている。この凸条20は、上記標識シート8
が上記配電盤Eに懸架された際に、該標識シート8の裏
面が上記配電盤Eに張り付く事態を防止するためのもの
である。
【0016】また、上記標識シート8の下端には、細長
い棒状のウェイトバー21が取り付けられている。この
ウェイトバー21は、上記標識シート8の横幅と略同じ
長さに成形されてなり、該ウェイトバー21の下面であ
って右端側にはロ字状の一方の係止具22が取り付けら
れてなる。また、上記ウェイトバー21の下面であって
左端側にはロ字状の他方の係止具23が取り付けられて
なる。なお、これら一方及び他方の係止具22,23
は、本発明を構成する一方の係止部材である。そして、
上記ウェイトバー21の下面であって中央部には、上記
標識シート8を操作するためのプルハンドル24が取り
付けられている。そして、上記配電盤Eは、図4に示す
ように、一方及び他方のベース部材B1 ,B2 上に載置
されている。そして、この一方のベース部材B1 の正面
であって右端側には、図1及び図4に示すように、上記
一方の係止具22に係止される一方の係止フック25が
固定されている。また、この一方のベース部材B1 の正
面であって左端側には、図1に示すように、上記他方の
係止具23に係止される他方の係止フック26が固定さ
れている。なお、上記一方及び他方の係止フック22,
23は、本発明を構成する他方の係止部材である。
【0017】次に、この機械類稼働標識シート1の使用
方法について説明する。まず、上記機械類稼働標識シー
ト1を、図6に示すように、配電盤Eの上面に取り付け
られた名称盤Nに前記一方の取付クランプ9及び図示し
ない他方の取付クランプを介して固定する。図6に示す
状態においては、前記標識シート8は、図示しない前記
巻き上げスプリングの作用により、前記回動軸7に巻回
され収納された状態である。そして、上記配電盤Eが稼
働中であることを表示する場合には、前記ウェイトバー
21の下面に取り付けられた前記プルハンドル24を下
方に引くことにより、前記標識シート8を下方に引き出
し、前記一方のベース部材B1 の正面に固定されてなる
前記一方及び他方の係止フック25,26に、前記ウェ
イトバー21の下面の両端に固定された一方及び他方の
係止具22,23を係止させる。すると、図7に示すよ
うに、上記配電盤Eの正面に前記標識シート8が懸架さ
れる。これにより、上記配電盤Eが稼働中であることを
表示することが可能となる。そして、上記配電盤Eを操
作する必要が生じた場合には、上記一方及び他方の係止
具22,23を上記一方及び他方の係止フック25,2
6から離脱させ、前記プルハンドル24をややに下方に
引く。この作業により、前記巻き上げスプリングの作用
により前記標識シート8が前記回動軸に巻回され、図6
に示すように、該配電盤Eの正面が露出された状態とな
り、該配電盤Eを操作することが可能となる。また、上
記配電盤Eの下半分のみを操作したい場合には、図8に
示すように、引き出された前記標識シート8を任意の高
さで止めることが可能である。この場合には、上記一方
及び他方の係止具22,23を上記一方及び他方の係止
フック25,26から離脱させ、前記プルハンドル24
を少し下方に引き、該プルハンドル24を手で保持しな
がら前記標識シート8を必要な高まで上昇させ、さら
に、やや手前に引き寄せながら下方に少し引っ張ると、
図示しない前記リミットストッパーの作用により任意の
高さで該標識シート8を停止させることが可能となる。
【0018】したがって、この機械類稼働標識シート1
によれば、上記配電盤Eの正面に前記標識シート8が懸
架されることにより、上記配電盤Eが稼働中であること
を容易に確認することが可能となる。前記標識シート8
は、透明なビニールシートにより成形されているので、
上記配電盤Eに設けられた計器類やランプ等を確認する
ことができる。そして、上記配電盤Eを操作する必要が
生じた場合には、前記標識シート8が前記回動軸7に収
納されるので、該配電盤E上のスイッチを操作する場合
に該標識シート8を手で保持する必要がなく、特に、両
手で該スイッチを操作する必要が生じた場合には該標識
シート8をクリップ等で止める必要がなく、該配電盤E
の操作を能率よく行うことが可能となる。また、この機
械類稼働標識シート1は、前記標識シート8の裏面に多
数の凸条20が形成されているので、上記配電盤Eに懸
架された該標識シート8が該配電盤Eに張り付くことが
ない。したがって、前記標識シート8を収納する時に該
標識シート8を前記配電盤Eからはがす必要がなく、前
記スイッチが誤って操作され故障や異常停止等が引き起
こされる事態を防止することが可能となる。
【0019】なお、上記実施の形態に係る機械類稼働標
識シート1では、前記取付板4の両側に前記一方及び他
方の支持アーム5,6が固定されてなるものであるが、
該取付板4と、該一方及び他方の支持アーム5,6は必
ずしも別々に成形されている必要はなく、一体成形され
てなるものであってもよい。また、前記標識シート8の
周縁は赤色の塗料により着色されているが、塗料の代わ
りに赤色のテープが貼布されていてもよく、塗料やテー
プの色も赤色に限らず黄色もしくはその他の色であって
もよい。また、前記標識シート8の裏面に形成されてな
る張り付き防止用の多数の凸条20は、垂直方向に直線
状に形成されてなるものであるが、該凸条20は、水平
方向に形成されてなるものであってもよいし、斜めに角
度をつけて形成されてなるものであってもよい。また、
前記凸条20は、断面が三角形状となされ直線状に成形
されてなるものであるが、本発明にかかる凸条の断面は
三角形状に限らず円弧状であっても四角形状であっても
よく、或いは、半球状或いは円錐状の凸部が多数形成さ
れてなるものであってもよい。
【0020】
【発明の効果】上述した実施の形態に係る機械類稼働標
識シート1の説明からも明らかなように、第1の発明
(請求項1記載の発明)に係る機械類稼働標識シート
は、配電盤等の機械類の状態を表示する標識シートが、
前記一方及び他方の支持アームに取り付けられてなる回
動軸に巻回され収納されるよう構成されてなり、上記標
識シートは、上記配電盤等が稼働中である場合には上記
取付板内から引き出され該配電盤等の表面に懸架される
ことにより該配電盤が稼働していることを表示するとと
もに、該配電盤等を操作するために該配電盤等を露出す
る必要が生じた場合には該取付板に取り付けられた上記
回動軸に該標識シートの一部又は全部が巻回されるよう
構成されてなるので、該配電盤等が設置された機械室内
に入室した作業者は、どの配電盤が稼働中であるかを容
易に確認することができる。また、前記配電盤等を操作
する時には、前記標識シートの一部又は全部が前記回動
軸に巻回され収納されるので、めくりあげた該標識シー
トを手で保持したりクリップ等で固定するといった余分
な作業をする必要がなく、該配電盤等の操作を能率良く
進めることが可能となる。
【0021】また、第2の発明(請求項2記載の発明)
に係る機械類稼働標識シートは、前記標識シートの下端
に、前記機械類の下部に固定されてなる一方の係止部材
に係止される他方の係止部材が形成されてなるので、引
き出された該標識シートをテープ等で固定する作業を行
う必要がなく、着脱も簡単な作業とすることが可能とな
る。
【0022】また、第3の発明(請求項3記載の発明)
に係る機械類稼働標識シートは、前記標識シートの周縁
が着色されてなるので、該標識シートが配電盤等の機械
類に懸架された場合、該配電盤等が稼働中であることを
より一層容易に確認することが可能となる。
【0023】また、第4の発明(請求項4記載の発明)
に係る機械類稼働標識シートは、前記標識シートの裏面
に複数の凸条又は凸部が形成されてなるので、該配電盤
等に懸架された該標識シートの裏面が該配電盤等に設け
られたスイッチ等に張り付く事態を防止することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る機械類稼働標識シートに
より、配電盤が稼働中であることを表示した正面図であ
る。
【図2】図2は、本発明に係る機械類稼働標識シートを
示す斜視図である。
【図3】図3は、本発明に係る機械類稼働標識シートの
取付状態を示す右側面図である。
【図4】図4は、本発明に係る機械類稼働標識シートに
より、配電盤が稼働中であることを表示した右側面図で
ある。
【図5】図5は、本発明に係る標識シートの裏面の状態
を示す斜視図である。
【図6】図6は、本発明に係る機械類稼働標識シートが
配電盤の名称盤に取り付けられた状態を示す斜視図であ
る。
【図7】図7は、本発明に係る機械類稼働標識シートに
より、配電盤が稼働中であることを表示した斜視図であ
る。
【図8】図8は、本発明に係る標識シートが任意の高さ
まで引き出された状態を示す斜視図である。
【図9】図9は、従来の標識シートにより、配電盤が稼
働中であることを表示した正面図である。
【図10】図10は、配電盤を操作するために従来の標
識シートの一部をめくり上げた状態を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 機械類稼働標識シート 2 一方の台座板 3 他方の台座板 5 一方の支持アーム 6 他方の支持アーム 7 回動軸 8 標識シート 9 一方の取付クランプ 20 凸条 22 一方の係止具 23 他方の係止具 25 一方の係止フック 26 他方の係止フック E 配電盤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付手段を介して配電盤等の機械類の
    上部に固定される台座板と、 この台座板の一端に形成されてなる一方の支持アーム
    と、 該台座板の他端に形成されてなる他方の支持アームと、 一端が上記一方の支持アームに回動可能に支持されてな
    り他端は上記他方の支持アームに回動可能に支持されて
    なる回動軸と、 上端がこの回動軸に固定されてなるとともに透過性を有
    する標識シートと、を備えてなる機械類稼働標識シート
    であって、 上記標識シートは、上記回動軸に一部又は全部が巻回さ
    れるよう構成されてなることを特徴とする機械類稼働標
    識シート。
  2. 【請求項2】 前記標識シートの下端には、前記機械
    類の下部に固定されてなる一方の係止部材に係止される
    他方の係止部材が形成されてなることを特徴とする請求
    項1記載の機械類稼働標識シート。
  3. 【請求項3】 前記標識シートの周縁は、着色されて
    なることを特徴とする請求項1又は2記載の機械類稼働
    標識シート。
  4. 【請求項4】 前記標識シートの裏面には、複数の凸
    条又は凸部が形成されてなることを特徴とする請求項
    1,2又は3記載の機械類稼働標識シート。
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