JPH11355666A - 画素欠陥検出装置 - Google Patents

画素欠陥検出装置

Info

Publication number
JPH11355666A
JPH11355666A JP10157289A JP15728998A JPH11355666A JP H11355666 A JPH11355666 A JP H11355666A JP 10157289 A JP10157289 A JP 10157289A JP 15728998 A JP15728998 A JP 15728998A JP H11355666 A JPH11355666 A JP H11355666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid
signal
read
state imaging
imaging device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10157289A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Takayama
幸治 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10157289A priority Critical patent/JPH11355666A/ja
Publication of JPH11355666A publication Critical patent/JPH11355666A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体撮像素子の画質を著しく低下させる、画
素欠陥の検出において、ノイズに埋もれた微小白キズを
温度上昇させ検出するのと同じ検出精度を実現し、常温
下において誤動作の少ない画素欠陥検出方法を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 完全遮光状態での光電変換領域21で発
生した画素欠陥である白キズを、通常動作周期のn倍の
読み出し周期であるnフィールド毎に読み出し電極22
に読み出しパルスを印加し、垂直転送領域23に読み出
すことで、常温での微小な白キズはn倍のレベルまで増
幅することになり、隣接画素信号比較器34を通すこと
で、固体撮像素子の温度を上昇させた時と同じ検出精度
を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子に用
いて有効な画素欠陥検出装置に関するものであり、特に
白キズ補正機能を有するビデオカメラに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラや電子スチルカメラ
においては、固体撮像素子が広く使用されている。
【0003】一般に固体撮像素子には白キズと呼ばれる
画素欠陥が存在し、製造段階で生じるものに加えて、時
間変化とともに発生するものもあり、キズのレベルにい
たっては、一般半導体同様、およそ、摂氏8度の温度上
昇で+6dBとなり、著しく画質の劣化を招く。そこ
で、ビデオカメラや電子スチルカメラにおいては、白キ
ズである画素欠陥を検出し、補正する回路が構成される
ことが多い。
【0004】以下に従来の画素欠陥検出装置について説
明する。図4は従来の画素欠陥検出装置の構成を示すも
のである。図4において、41は被写体などの光学信号
を電気信号に変換する固体撮像素子、42は固体撮像素
子41を駆動制御する駆動回路、43は固体撮像素子4
1から出力される映像信号(アナログ信号)をデジタル
信号に変換するアナログ/デジタル変換器(以下、A/
D変換器と記す)、44はA/D変換器43の出力映像
信号における信号レベルとキズレベルとを比較しやすい
ように演算する演算回路、45は演算回路44の出力信
号において信号レベルとキズレベルとを比較して画素欠
陥を検出する比較回路である。
【0005】以上のように構成された従来の画素欠陥検
出装置について、以下その動作について説明する。
【0006】まず、駆動回路42が固体撮像素子41に
所定の電圧をかけて固体撮像素子41は駆動し、被写体
などの光学信号を結像して電気信号に変換する。固体撮
像素子41からの出力映像信号はA/D変換器43でデ
ジタル信号に変換され、信号レベルとキズレベルが比較
しやすいように演算回路44で所定の演算が行われる。
演算回路44の出力信号は比較回路45において、信号
レベルとキズレベルとを比較判定し、画素欠陥を検出す
る。白キズは一般的に映像信号レベルよりもレベルが高
く、所定のしきい値を設定し、そのしきい値以上はキズ
であると判断している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の方法では、常温では非常に小さいキズレベルで誤動
作が生じ、映像信号に含まれるノイズをキズと判断し、
誤って補正してしまうことによる、画質の劣化の影響を
受けたり、また、精度良く検出するために、A/D変換
器43や演算回路44、比較回路45の規模が大きくな
り、構成が大きくなったり、コストがかかったりといっ
た問題点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、回路規模を大きくすることなくまた、常温下で、精
度良く固体撮像素子の白キズを検出することが可能とな
り、画質劣化を及ぼさずに欠陥画素の補正が可能な固体
撮像素子の画素欠陥検出方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画素欠陥検出装置は、光学信号を電気信号に
変換する固体撮像素子と、前記固体撮像素子に入射され
る入射光を所定期間遮断する入射光制限手段と、前記固
体撮像素子からの信号読み出しタイミングを制御する読
み出しパルス制限手段と、前記読み出しパルス制限手段
で制御された前記固体撮像素子から出力される所定画素
と周囲画素の信号レベルを比較する隣接画素信号比較手
段とを備えたものである。
【0010】そしてこのような構成により、回路規模を
大きくすることなくまた、常温下で、精度良く固体撮像
素子の白キズを検出することが可能となり、画質劣化を
及ぼさずに欠陥画素の補正が可能な固体撮像素子の画素
欠陥検出方法を提供することを目的とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、光学信号を電気信号に変換する固体撮像素子と、前
記固体撮像素子に入射される入射光を所定期間遮断する
入射光制限手段と、前記固体撮像素子からの信号読み出
しタイミングを制御する読み出しパルス制限手段と、前
記読み出しパルス制限手段で制御された前記固体撮像素
子から出力される所定画素と周囲画素の信号レベルを比
較する隣接画素信号比較手段とを備えたものであり、固
体撮像素子から出力しかつ前記隣接画素信号比較器にお
いて周辺画素と一定以上のレベル差のある中心画素を画
素欠陥として検出できるという作用を有する。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、光学信
号を電気信号に変換する固体撮像素子と、前記固体撮像
素子に入射される入射光を所定期間遮断する入射光制限
手段と、前記固体撮像素子からの信号読み出しタイミン
グを制御する読み出しパルス制限手段と、前記読み出し
パルス制限手段で制御された前記固体撮像素子から出力
される所定画素と周囲画素の信号レベルを比較する隣接
画素信号比較手段とを備え、前記読み出しパルス制限手
段はnフィールド毎に前記固体撮像素子に読み出しパル
スを出力し、前記固体撮像素子はその読み出しパルスの
タイミングにより信号を増幅し、n回分増幅した後に前
記隣接画素信号比較手段により周囲画素の信号レベルと
比較したものであり、固体撮像素子から出力しかつ前記
隣接画素信号比較器において周辺画素と一定以上のレベ
ル差のある中心画素を画素欠陥として検出できるという
作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図3を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本実施の形態の欠陥画素検出装
置の構成を示すブロック図であり、31は被写体などの
光学信号における入射光を制限する入射光制限手段であ
る入射光制限部、32は入射光制限部31で制限された
光信号を結像し電気信号に変換する固体撮像素子、33
は固体撮像素子32からの信号の読み出しタイミングを
制御する読み出しパルスを出力する読み出しパルス制限
手段である読み出しパルス制限部、34は固体撮像素子
32から出力された信号に基づき固体撮像素子32にお
ける隣接画素との信号レベルの比較を行い欠陥画素を検
出する隣接信号比較手段である隣接画素信号比較器であ
る。
【0014】図3は本実施の形態の欠陥画素検出装置の
駆動方法を説明するためのタイミングチャートであり、
(a)は入射光制限装置により制限され固体撮像装置に
入射される光信号のタイミングチャート、(b)は読み
出しパルス制御装置により読み出し電極に印加される読
み出しパルスのタイミングを示す図である。また、
(c)は通常動作時の読み出しパルスのタイミング図を
示し、(d)は同図(b)のタイミングで読み出され
た、入射光完全遮断時に欠陥画素が存在する場合の出力
信号を示し、図中11はnフィールド分増幅された欠陥
画素である。
【0015】図2(a)は、固体撮像素子32におけ
る、一つの光電変換要素の断面構造を示す模式図であ
り、図2(b)においてφCHは読み出し電極に印加す
る読み出しパルス波形である。図2(a)において、2
1は光信号を電気信号に変換する光電変換領域、22は
光電変換領域21で生成された電荷の読み出しを制御す
る読み出し電極、23は読み出した電荷を転送するため
の垂直転送領域、24は半導体基板、25は絶縁膜であ
り、パルスφCHは読み出し電極22へ図3(b)のタ
イミングで印加される。
【0016】入射光量を完全に遮断された図3(a)の
状態で、ノイズに埋もれた図3(c)のタイミングであ
る通常1フィールド毎に読み出される微小白キズレベル
を、読み出し用パルスとして印加されるφCHを図3
(b)のタイミングで、nフィールド毎に印加すること
で、n倍に蓄積された信号を得ることができる。蓄積期
間を決めるnは2以上の数字であれば良く、視覚的にも
検出できるレベルという点からはnは8以上が好まし
い。
【0017】以上のように構成された本実施の形態の固
体撮像素子の画素欠陥検出方法について、以下その動作
を説明する。
【0018】まず、入射光量制限部31で固体撮像素子
32に入射される光を完全遮光状態にすると同時に、読
み出しパルス制限部33の制御により、図2に示す光電
変換領域21で発生した白キズを所定の信号レベルとし
て、図3(b)のタイミングで図2(b)のφCHを読
み出し電極22に印加する。読み出し電極22に印加さ
れた白キズの信号は垂直転送領域23に読み出され、固
体撮像素子32の図3(d)に示す出力信号として、隣
接画素信号比較器34に出力する。隣接画素比較器34
には、通常のn倍の蓄積期間により増幅された、常温で
の微小な白キズレベルの信号(図3(d)の11)が入
力され、隣接画素比較器34では周囲の画素の画素信号
より、一定のレベル差以上のものを欠陥画素として検出
する。
【0019】以上のように本実施の形態によれば、通
常、ノイズ成分に埋もれ、微小レベルである常温下での
白キズレベルが、nフィールド分蓄積されることによ
り、n倍のレベルに増幅され、隣接画素信号比較器34
で隣接画素の信号レベルと比較することにより、精度良
く欠陥画素検出することができる。
【0020】なお、以上の説明では常温下としたが、固
体撮像素子が動作する範囲での高温条件下としても良
い。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、大規模な演算回
路や比較回路を設けることなく読み出しパルス制御装置
を駆動回路内に設けることにより、固体撮像素子の画素
欠陥である白キズを常温下で精度良く検出でき、ノイズ
による誤動作での補正画素における画質の劣化を抑制す
ることができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における画素欠陥検出装
置の構成を示すブロック図
【図2】同実施の形態における画素欠陥検出装置の固体
撮像素子の構成を示す模式図
【図3】同実施の形態における画素欠陥検出装置の動作
を示すタイミングチャート
【図4】従来の画素欠陥検出装置のブロック図
【符号の説明】
21 光電変換領域 22 読み出し電極 23 垂直転送領域 31 入射光制限部 32 固体撮像素子 33 読み出しパルス制限部 34 隣接画素信号比較器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学信号を電気信号に変換する固体撮像
    素子と、前記固体撮像素子に入射される入射光を所定期
    間遮断する入射光制限手段と、前記固体撮像素子からの
    信号読み出しタイミングを制御する読み出しパルス制限
    手段と、前記読み出しパルス制限手段で制御された前記
    固体撮像素子から出力される所定画素と周囲画素の信号
    レベルを比較する隣接画素信号比較手段とを備えたこと
    を特徴とする画素欠陥検出装置。
  2. 【請求項2】 光学信号を電気信号に変換する固体撮像
    素子と、前記固体撮像素子に入射される入射光を所定期
    間遮断する入射光制限手段と、前記固体撮像素子からの
    信号読み出しタイミングを制御する読み出しパルス制限
    手段と、前記読み出しパルス制限手段で制御された前記
    固体撮像素子から出力される所定画素と周囲画素の信号
    レベルを比較する隣接画素信号比較手段とを備え、前記
    読み出しパルス制限手段はnフィールド毎に前記固体撮
    像素子に読み出しパルスを出力し、前記固体撮像素子は
    その読み出しパルスのタイミングにより信号を増幅し、
    n回分増幅した後に前記隣接画素信号比較手段により周
    囲画素の信号レベルと比較することを特徴とする画素欠
    陥検出装置。
  3. 【請求項3】 固体撮像素子は、光信号を電気信号に変
    換する光電変換領域と、前記光電変換領域に蓄積された
    電荷の読み出しを制御する読み出し電極と、前記読み出
    し電極により読み出された電荷を受け取る垂直転送領域
    とからなることを特徴とする請求項1及び2記載の欠陥
    画素検出装置。
JP10157289A 1998-06-05 1998-06-05 画素欠陥検出装置 Pending JPH11355666A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10157289A JPH11355666A (ja) 1998-06-05 1998-06-05 画素欠陥検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10157289A JPH11355666A (ja) 1998-06-05 1998-06-05 画素欠陥検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11355666A true JPH11355666A (ja) 1999-12-24

Family

ID=15646410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10157289A Pending JPH11355666A (ja) 1998-06-05 1998-06-05 画素欠陥検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11355666A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007037199A (ja) * 2006-11-13 2007-02-08 Sony Corp 撮像装置およびノイズ除去方法
US7479993B2 (en) 2001-09-20 2009-01-20 Sony Corporation Image device and method for removing noise

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7479993B2 (en) 2001-09-20 2009-01-20 Sony Corporation Image device and method for removing noise
JP2007037199A (ja) * 2006-11-13 2007-02-08 Sony Corp 撮像装置およびノイズ除去方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5511203B2 (ja) 撮像素子及び撮像装置
US8441560B2 (en) Image capturing apparatus and control method therefor
US20110221931A1 (en) Temperature information output apparatus, imaging apparatus, method of outputting temperature information
US20100085448A1 (en) Solid state imaging device
JP2005303746A (ja) 撮像装置
JP2004297546A (ja) 撮像装置
JPH11112884A (ja) ビデオカメラ装置の暗電流補正方法および該方法によるビデオカメラ装置
JPH11355666A (ja) 画素欠陥検出装置
JP5274104B2 (ja) 撮像装置
JP2010268271A (ja) 撮像装置
JP2001128065A (ja) ビデオカメラ装置
US20040080635A1 (en) Charge coupled device (CCD) camera having a correction function for defective CCDS and a correction method
JPH04115785A (ja) 輝点検出装置
JPH06315112A (ja) 固体撮像素子の欠陥検出装置及びこれを用いた欠陥補正装置
JP2007235891A (ja) 欠陥補正装置及び欠陥補正方法
JP2995996B2 (ja) 固体撮像素子の線状欠陥検出装置およびその欠陥検出方法
JP2006261932A (ja) 固体撮像装置、固体撮像システム及び固体撮像装置の黒レベル設定方法
JP2003057113A (ja) 光電変換装置、測光センサ及び撮像装置
JP2003153092A (ja) 撮像装置
JP2009253535A (ja) 撮像装置
JP2019186817A (ja) 固体撮像素子、撮像装置および固体撮像素子の制御方法
JP3218801B2 (ja) 固体撮像素子の欠陥検出装置及びこれを用いた欠陥補正装置並びにカメラ
JPH06319086A (ja) 固体撮像素子の欠陥検出装置及びこれを用いた欠陥補正装置
JPH05268532A (ja) 固体撮像装置
JP2005347956A (ja) 撮像装置及び撮像方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees