JPH11355518A - スペクトル平衡スキャナ - Google Patents

スペクトル平衡スキャナ

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JPH11355518A
JPH11355518A JP11058567A JP5856799A JPH11355518A JP H11355518 A JPH11355518 A JP H11355518A JP 11058567 A JP11058567 A JP 11058567A JP 5856799 A JP5856799 A JP 5856799A JP H11355518 A JPH11355518 A JP H11355518A
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JP
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lamp
green
red
ccd
light
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JP11058567A
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Gerold G Firl
ジェロルド・ジー・ファール
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Hewlett Packard Co
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/48Picture signal generators
    • H04N1/482Picture signal generators using the same detector device sequentially for different colour components
    • H04N1/484Picture signal generators using the same detector device sequentially for different colour components with sequential colour illumination of the original

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Abstract

(57)【要約】 【課題】カラー・イメージング・デジタル・スキャナに
おいて、ランプの出力スペクトル特性とCCDの感度と
の間に不適合が生じ、CCDの赤、緑および青(RG
B)のチャネルの信号強度がアンバランスとなる。この
ために3つの別々の走査が必要であり、各走査のために
適切なランプの輝度を調整しなければならないという問
題がある。 【解決手段】ランプの内面をコートする赤、緑および青
の蛍光体の相対量を変えて調整することにより、ランプ
出力のスペクトルを調整する。これにより、ランプから
出射した光が対象物を経由して電荷結合素子に入ると
き、電荷結合素子からの出力の信号対雑音比が3つのR
GBチャネルすべてについてほぼ歩等しく最大化するこ
とが出来る。それによって3つの色をすべて同時に走査
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概してカラー・イ
メージング・デジタル・スキャナに係り、特に、スペク
トルのバランスをとったスキャナ、およびカラー・イメ
ージング・システムにおいてそのようなバランスをとる
ことを実現する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばカラー画像読取りシステムに利用
されるデジタル・スキャナにおいて、ランプと電荷結合
素子(CCD)が、2つの基本的な部品となっている。
これらの部品は、システムの性能上重要であるにも関わ
らず、しばしば、それらが2つで互いにどのように機能
するかにほとんど関係なく、それぞれの特徴に基づいて
選択されている。
【0003】例えば、CCDは、その感度と高い信号対
雑音(S/N)比を考慮して選択されるのに対し、ラン
プは、通常、輝度と安定が選択の際に考慮される基準と
なっている。その結果、ランプの出力スペクトルとCC
Dの感度との間に不適合が生じ、CCDの赤、緑および
青(RGB)のチャネルの信号強度がアンバランスとな
る。
【0004】このため、CCDは、最大電圧を超えて駆
動された場合、飽和する。これによって、高出力RGB
チャネルによって決まる露出に、限界が発生する。この
ような場合、低出力チャネルは、より低い出力電圧でサ
ンプリングされ、その結果、より低い信号対雑音比でサ
ンプリングされる。
【0005】従来からの画像処理装置の比視感度を補償
する結合された照明を供給するにあたっての問題は、従
来技術においても認識されており、様々な解法が研究さ
れている。例えば、米国特許第4,713,683号に
おいて、カラー・イメージング装置を照明し同期化する
システムが開示されている。このシステムでは、照明光
を、電流を変えることができる電源から照射する。3つ
のカラー・フィルタを利用し、光源電流を任意に変える
ことができる。そのため、3つの色各々の光の強度は、
フィルタを選択することにより、および/または、電流
を調整することにより、最適な値に制御することができ
る。上述した特許に記載されているシステムは、複雑で
あり、タイミング機構と、フィルタ配置を制御するため
の同期信号発生器とが必要である。
【0006】米国特許第4,679,073号において
は、カラー文書を照明する光源の強度を制御するカラー
画像読取り装置が開示されている。この装置には効果が
あるが、これもまた、3つの別々の走査が必要であるた
め、各走査のために適切なランプの輝度を調整しなけれ
ばならないということで制限がある。
【0007】最後に、従来技術において、蛍光ランプの
蛍光体を変化させることにより、予め決められたICI
座標の光を生成することができることが知られている。
例えば、米国特許第4,176,299号において、人
間の眼が日光に似ていると知覚する光を生成するために
ランプの蛍光体を調整する方法が述べられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、問題は
カラー・イメージング・システムにおいてそう簡単には
解決されない。人間の眼にとって日光と同等の照明を供
給するランプ・スペクトルは、カラーCCDからのRG
B出力のバランスを保たない。3つのチャネルのアンバ
ランスが大きくなるほど、システムの輝度が高出力チャ
ネルによって制限されるため、低い出力チャネルのS/
N比が低くなる。
【0009】上述したことを考慮し、ランプのスペクト
ル出力を調整して、3つのCCDチャネルがすべて各々
の出力範囲の最高値で動作することができ、それによっ
て信号対雑音比を最大にするカラー・イメージング・シ
ステムおよびそのようなシステムを構成するプロセスを
提供することは、有益である。好ましくは、そのような
システムおよびプロセスにより、最も輝度の高いチャネ
ルがシステム全体の輝度を制限するような従来からのア
ンバランスなシステムの制限を除去することができる。
理想的には、上記プロセスにより、カラー文書における
3原色を、システム性能を低下させることなく、同時に
走査することができるようなバランスを保つことができ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】電荷結合素子において、
信号対雑音比が3つのRGBチャネルすべてについて等
しく最大化するように、ランプ・スペクトルを調整する
カラー・イメージング・システムを提供することによ
り、従来技術の上述した制限を無くすことができる。こ
の結果は、蛍光ランプの出力を、そのランプの内面をコ
ートする赤、緑および青の蛍光体の相対量を変えること
により調整するプロセスによって、得られる。この方法
により、白地を走査する時にCCDのRGBチャネルが
等しいレベルであるようにランプ・スペクトルを調整す
る場合、信号対雑音比をすべてのチャネルについて等し
く最大にすることができる。このため、飽和することな
く白い紙を走査することが可能となり、ランプの輝度
を、3つの色信号すべてについて信号強度を最大にする
レベルに設定することができるため、3つの色をすべて
同時に走査することができる。すなわち、ランプの出力
スペクトルおよびCCDのRGB応答を、バランスのと
れたシステム応答を提供するように調整する。
【0011】添付した図面と共に本発明の実施の形態に
関する以下の説明を参照することにより、本発明および
それを実現する方法について上述した目的および特徴、
並びに他の目的および特徴が明らかとなり、本発明自体
が十分に理解される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、その意図または本質的
な特徴から離脱しない他の特定の形態に具体化すること
ができる。後述する実施の形態は、すべての点において
単なる実例であって限定的なものではない。従って、本
発明の範囲は、上述した説明ではなく特許請求の範囲に
よって示す。特許請求の範囲に相当するものの意味およ
び範囲内における変更は、すべてその範囲に含まれるも
のである。
【0013】ここで、図面、特に図1および図2を参照
して、本発明の好ましい実施の形態によって構成され
る、スキャナ・システム10のようなカラー・イメージ
ング・システム(以下、イメージング・システム10と
する)を示す。イメージング・システム10は、コンピ
ュータ・システム(図示せず)において、必要に応じて
後で記憶し検索される文書16のようなハードコピーの
文書から、黒のテキスト情報と共にカラー画像またはグ
ラフィック情報を取得するのに利用される。
【0014】イメージング・システム10は、概して、
小さいフットプリント・ハウジング11を備えており、
このフットプリント・ハウジング11の内部には、ガイ
ドまたはスライド・ロッド14の上において、直線状に
移動するスキャナ・キャリッジ・ユニット(以下、キャ
リッジ・ユニットとする)20が設けられている。キャ
リッジ・ユニット20は、透明なプラットフォーム面ま
たはウインドウ(以下、ウインドウという)12の下に
取付けられており、このウインドウ12は、文書16の
ような走査対象の文書を下から支持する。画像およびテ
キストをピックアップする目的で十分な量の光を文書1
6に照らすために、キャリッジ・ユニット20には、ミ
ラー・アセンブリ28と、ウインドウ12上で定義され
る視界走査エリアを照らすランプおよび反射鏡配置18
が設けられている。
【0015】図2において最もよく示しているように、
ランプおよび反射鏡配置18は、概して、高輝度のラン
プ22とスクリーン印刷された反射鏡24とを備えてい
る。ランプ22および反射鏡24は、キャリッジ・ユニ
ット20に取付けられており、透明のウインドウ12を
通して文書16の所望の走査エリアに分散した光を上向
きに反射する。反射鏡24により、ランプ22からの光
は、キャリッジ・ユニット20によって移動する方向と
同じ走査方向で、前方に反射する。反射された光は、ウ
インドウ12内で定義される視界走査エリアの水平面全
体にわたって放射するのに十分な広がりを有する広いビ
ームの形態となっている。
【0016】ここで、図2から図4を参照してランプお
よび反射鏡配置18をより詳細に見ると、ランプ22
は、伸びた管のような構造であり、端部付近よりも中心
付近でより明るい光を放出する。この点において、ラン
プ22から放射される光は、文書16のような走査され
ている文書を一様に照らすことができない。走査されて
いる文書の中心部分を照らす光が強すぎて端部分を照ら
す光が弱すぎるということに関連する問題を取り除くた
めに、反射鏡24がランプ22の下に取付けられてい
る。この反射鏡24は、十分な量の光を反射することに
より、文書16の端部を適切に照らし、同時に、文書1
6の中心部を照らすために反射する光の量を減少させる
ように、取付けられている。この点で、反射鏡24は、
反射する光が、文書の照明エリアの端部を明るく照ら
し、その中心部分をより暗く照らすことができるよう
に、所望の照明制御パターンでスクリーン印刷されてい
る。
【0017】ここで、図2および図3を参照して、ミラ
ー・アセンブリ28をより詳細に見ると、ミラー・アセ
ンブリ28は、概して、ウインドウ12の水平面に対し
て角度θで取付けられた幅の狭いミラー32を有してい
る。この点で、ミラー32により、文書16から反射す
る光が、プリント配線基板42に取り付けられた電荷結
合素子(CCD)43まで、おおよそ矢印AからFで示
した不規則に形づけられた光経路に沿って、下方に移動
することができる。また、ミラー・アセンブリ28は、
幅の広い上方のミラー34と幅の広い下方のミラー36
とからなる、間隔をおいて配置された1組のミラーを有
している。ミラー34、36は、文書16から反射する
光がCCD43に入射するように、光経路上に取付けら
れている。また、レンズ・アセンブリ40が光経路上に
取付けられており、ミラー32、34と協働して、文書
16から反射する光を画像処理を行う目的でCCD43
の回路上に収束する。
【0018】ここで、図2および図5を参照してCCD
43をより詳細に見ると、CCD43は、赤、青および
緑の光などの、可視スペクトルにおける光の異なる波長
に応答する。例えば、図5に、CCD43のような電荷
結合素子の1つの一般的なスペクトル応答を示す。CC
D43は、固定した入出力応答を有するように構成され
ており、それにより、CCD43の回路または異なるチ
ャネルに入射する光が、受光した光の異なる強度レベル
と同様に異なる波長にも応答して対応する電気信号に変
換される。
【0019】スペクトル応答のバランスをとる新規な本
方法によれば、ランプ22の光出力応答は、CCD43
のスペクトル応答に適合するように選択される。この点
で、ランプ22における蛍光体のコーティングの割合
は、最適なランプ/CCDのスペクトルのバランスを提
供するように調整されており、それによって、白地また
はそれに近いものを走査する時にCCD43の赤、緑お
よび青のチャネルについての電気信号出力がほぼ等しい
レベルとなる。ランプ22における蛍光体のコーティン
グの割合を制御することにより、CCD43の各出力チ
ャネルについての信号対雑音比は、他の出力チャネルの
各々に対してほぼ等しくなるように最大化され制御され
る。
【0020】図4は、ランプ/CCDシステムのバラン
スが十分に保たれていない従来のシステムにおいて現れ
るスペクトル・バランスを示すグラフである。CCDを
横切るピクセル位置1350において、緑のカウントは
約86であり、青のカウントは約68であり、赤のカウ
ントは約64である。このため、青は緑より約21%低
く、赤は約26%低いことが分かる。このような特性を
有する従来のシステムでは、赤と青のシステム応答が低
いことを補うようにランプの強度を強くするよう、3つ
の別々の走査を実行しなければ、達成される色の再生が
不十分である。
【0021】図5に、波長(nm)に対するRGBの相
対感度を図示する。従来からのCCDでは、青は約44
5nmでピーク応答を有し、緑は約526nmでピーク
応答を有し、赤は約620nmでピーク応答を有する。
青および緑は、約480nmで等価の応答を生成する
が、緑対赤の等価の応答は、約560nmで発生する。
システム応答は、ランプ出力(CCD入力)とCCD伝
達関数を結合することによって求められる。しかしなが
ら、3原色すべてについて信号対雑音比を最大化しよう
とする場合、CCDの電子的な技術およびCCDフィル
タ材料のスペクトル応答により、容易には変更されない
限界があるということが明らかとなる。このため、シス
テム性能を最適化しようという努力において、ランプの
出力スペクトルを操作することによりシステム性能を向
上させるという目的で、ランプの性能が注目されてき
た。
【0022】ここで図3を参照して、冷陰極の蛍光ラン
プについて青、赤および緑の色の輝度を縦座標にとり、
ナノメートル単位の波長を横座標にとったグラフを示
す。このグラフは、熱陰極またはキセノン・ランプにつ
いても同じく適用されるものであり、分光計でランプの
出力を測定することにより測定したランプの出力スペク
トルを描いている。ランプの内部をコーティングする蛍
光体の割合を調整することにより、カラー・バランスの
変更が可能であることが分かる。本発明では、白い物を
対象とする場合に、3原色すべてについて信号の強度が
等しくなるようにするために、ランプのRGB輝度とC
CD伝達関数とを結合して、スペクトラムのバランスを
達成する。
【0023】製作者によってCCDのスペクトル応答が
異なることは、当業者に認められるであろう。このた
め、図5に示すように、CCD43のスペクトル応答は
特定のCCDに特有のものである。しかしながら、本明
細書に開示するスペクトルのバランスをとる発明は、バ
ランスをとるプロセスを示しており、望まれる蛍光体の
割合が異なるような異なるCCD/ランプの組合せに対
し有効である。
【0024】図6に、ICI基準による直角座標でとっ
たx、y色度図を示す。ICIカラー・システムは、Ar
thur C. Hardyによる「Handbook of Chemistry」(The
Technology Press, Massachusetts Institute of Techn
ology (1936))に述べられている。ここでは、「色度」
という言葉は、輝度からは独立した色相および彩度に基
づく色の質的な記述を示す。このため、それは、その色
度座標(異なる標準の色の3つの刺激に関して光のサン
プルを適合させることに基づいている)によって、ある
いは、その補色主波長または主波長およびその一まとめ
にした純度によって定義できる光の色の特性である。
【0025】本発明のプロセスによれば、蛍光ランプの
出力を、その内部をコートする赤、緑および青の蛍光体
の相対量を変更することによって調整する場合に、スペ
クトルのバランスをとることができる。このプロセスの
結果、白地を走査する際にCCDのRGBチャネルのレ
ベルが等しくなるように、ランプのスペクトルを調整し
た場合、信号対雑音比を、3つのチャネル全てについて
等しく最大化することができる。このため、飽和するこ
となく白紙を走査することができ、各色がおおよそ等し
い強度となるため、3つの色すべてを同時に走査するこ
とが可能となる。この結果、3つのCCDチャネル全て
がそれぞれの範囲の最大値で動作し、S/N比が最大化
する。
【0026】最適なランプのスペクトルの調整を決定す
るにあたり、CCD関数と結合した際に所望の結果を生
み出すランプの蛍光体のRGB配合を特定するように、
試行錯誤の実験プロセスが行われた。この実験中、様々
なランプの蛍光体の配合および割合を利用してCCD関
数を評価した。適切な蛍光体の配合が見つかった場合、
ランプの出力を測定するために色度計を使用した。実験
の結果、ICI色度図におけるx=.34±.01およ
びy=.315±.01のランプの色座標が、最適なス
ペクトルのバランスを生成することが分かった。
【0027】図7に、本発明のプロセスによりバランス
が保たれているランプおよびCCDシステムにおいて現
れるスペクトル・バランスを示す。CCDを横切るピク
セル位置1350において、青のカウントは約83であ
り、緑のカウントは約83であり、赤のカウントは約7
6であって、青対緑の割合は約1.01となり、赤対緑
の割合は約0.93となる。これらのチャネルはすべて
互いに10%以内である。この結果、画像検出システム
によってより高いカラー忠実度を達成することができ
る。更に、3つの別々の走査が不要となる。
【0028】以上、本発明の実施例について詳述した
が、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
【0029】(実施態様1)以下(a)及び(b)を含
むことを特徴とするカラー・イメージング・システム
(10)、(a)内部に赤、緑および青の蛍光体の混合
体を含む、スペクトル放出(A〜F)を生成する蛍光ラ
ンプ(22)および、(b)前記ランプ(22)によっ
て生成されるランプ(22)のスペクトル放出(A〜
F)を受光し、前記スペクトル放出(A〜F)を電気信
号に変換する電荷結合素子(43)であって、前記ラン
プ(22)内の赤、緑および青の蛍光体の相対量は、I
CI色度図においてx=.34±.01およびy=.3
15±.01であるランプ(22)の色座標を生成す
る。
【0030】(実施態様2)ランプ(22)の蛍光体に
よるスペクトル放出(A〜F)が電荷結合素子(43)
によって処理されるカラー・イメージング・システム
(10)において、ランプ(22)の蛍光体によるスペ
クトル放出(A〜F)を電荷結合素子(43)の感度に
適合させる方法であって、白地を走査する際に、電荷結
合素子(43)のRGBチャネルが等しい信号レベルを
有するように、ランプ(22)のスペクトル放出(A〜
F)を調整するステップを含むことを特徴とする方法。
【0031】(実施態様3)前記ランプ(22)のスペ
クトル放出(A〜F)を調整するステップは、ランプ
(22)内の蛍光体の相対濃度を調整するステップを含
むことを特徴とする実施態様2記載の方法。
【0032】(実施態様4)前記ランプ(22)のスペ
クトル放出(A〜F)を調整するステップは、ランプ
(22)の放出(A〜F)の相対強度を制御することに
より、予め決められた色度図の座標を有する光を生成す
るステップを含むことを特徴とする実施態様2記載の方
法。
【0033】(実施態様5)前記予め決められた色度の
座標は、ICI色度図におけるx=.34±.01およ
びy=.315±.01であることを特徴とする実施態
様4記載の方法。
【0034】(実施態様6)前記調整するステップは、
ランプ(22)の蛍光体の配分を制御することにより、
青対緑の割合が1.01である電荷結合素子(43)の
出力信号を生成するステップを含むことを特徴とする実
施態様3記載の方法。
【0035】(実施態様7)前記調整するステップは、
ランプ(22)の蛍光体の配分を制御することにより、
赤対緑の割合が0.93である電荷結合素子(43)の
出力信号を生成するステップを含むことを特徴とする実
施態様3記載の方法。
【0036】(実施態様8)前記調整するステップは、
ランプ(22)の蛍光体によるスペクトル放出(A〜
F)に対し電荷結合素子(43)の感度とのバランスを
とり、前記電荷結合素子(43)のRGBチャネルが互
いの10%の範囲内で機能するようにするステップを更
に含むことを特徴とする実施態様3記載の方法。
【0037】(実施態様9)ランプ(22)の蛍光体に
よるスペクトル放出(A〜F)が電荷結合素子(43)
によって処理されるカラー・イメージング・システム
(10)において、ランプ(22)の蛍光体によるスペ
クトル放出(A〜F)を電荷結合素子(43)の感度に
適合させる方法であって、以下の(a)から(d)のス
テップを含むことを特徴とする方法、(a)電荷結合素
子(43)の信号対雑音比を最大化するために最適なラ
ンプ(22)の出力の色度座標を決定するステップと、
(b)蛍光体の混合体をランプ(22)の内面に塗装す
るステップと、(c)前記蛍光体の混合により生成され
るランプ(22)の放出(A〜F)の色度を測定するス
テップと、(d)前記最適な色度の座標が得られるま
で、前記蛍光体の混合を調整するステップ。
【0038】(実施態様10)前記調整するステップ
は、前記蛍光体の混合を制御することにより、ICI色
度図においてx=.34±.01およびy=.315
±.01の色度座標を生成するステップを含むことを特
徴とする実施態様9記載の方法。
【0039】(実施態様11)前記調整するステップ
は、ランプ(22)の蛍光体の配分を制御することによ
り、青対緑の割合が1.01である電荷結合素子(4
3)の出力信号を生成するステップを含むことを特徴と
する実施態様9記載の方法。
【0040】(実施態様12)前記調整するステップ
は、ランプ(22)の蛍光体の配分を制御することによ
り、赤対緑の割合が0.93である電荷結合素子(4
3)の出力信号を生成するステップを含むことを特徴と
する実施態様9記載の方法。
【0041】(実施態様13)以下の(a)及び(b)
を含み(c)を特徴とするイメージング・システム(1
0)、(a)複数の異なる光の波長を、それぞれ赤、緑
および青のカラー・スペクトルにおける波長を示す少な
くとも3つの異なる出力信号に変換する電荷結合素子
(43)と、(b)前記複数の異なる光の波長を生成す
る光の配置とを具備し、(c)前記光の配置は、前記電
荷結合素子(43)の異なる出力信号が白色光および前
記白色光に近い光に応答して最大化しほぼ等しくなるよ
うに、前記電荷結合素子(43)のスペクトル応答を適
合させるように、所望の割合で選択された異なる蛍光体
のコーティングを有するランプ(22)を備える。
【0042】(実施態様14)以下(a)から(c)を
含み(d)を特徴とするスキャナー、(a)情報として
の内容が走査される媒体を下部から支持する透明な支持
面(12)を有するハウジング(11)と、(b)前記
ハウジング(11)に取付けられ、複数の異なる光の波
長を、それぞれ赤、緑および青のカラー・スペクトルに
おける波長を示す少なくとも3つの異なる出力信号に変
換する電荷結合素子(43)と、(c)前記ハウジング
に取付けられ、前記複数の異なる光の波長を生成する光
の配置(18)とを具備し、(d)前記光の配置は、電
荷結合素子(43)の異なる出力信号が白色光および前
記白色光に近い光に応答して最大化しほぼ等しくなるよ
うに、前記電荷結合素子(43)のスペクトル応答を適
合させるように、所望の割合で選択された異なる蛍光体
のコーティングを有するランプ(22)を備える。
【0043】(実施態様15)以下(a)及び(b)の
ステップを含むことを特徴とするスペクトルのバランス
を取る方法、(a)複数の異なる光の波長を、それぞれ
赤、緑および青のカラー波長スペクトルにおける波長を
示す少なくとも3つの異なる出力信号に変換する電荷結
合素子(43)を提供するステップ、(b)前記複数の
異なる光の波長を生成するランプ(22)を提供するス
テップであって、前記ランプ(22)は、電荷結合素子
(43)の異なる出力信号が白色光またはそれに近い光
から反射する光に応答して最大化しほぼ等しくなるよう
に、前記電荷結合素子(43)のスペクトル応答に適合
した異なる蛍光体のコーティングの割合を有する。
【0044】詳細な説明には開示していないが本発明の
範囲および意図に明らかに含まれる他の実施の形態およ
び適用例があることは、明らかである。従って、本発明
の範囲は、本明細書によって限定されるのではなく、特
許請求の範囲によって限定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたカラー・イメージン
グ・システムの一部を示す斜視図である。
【図2】図1に示すカラー・イメージング・システムの
部品を示す概略図である。
【図3】可視領域を超えたランプ・スペクトル強度(輝
度)を示すグラフである。
【図4】従来のランプ/CCDシステムに現れるアンバ
ランスなスペクトル応答を示すグラフである。
【図5】赤、緑および青のカラー・チャネルについてC
CDスペクトル応答を示すグラフである。
【図6】ICI基準によるx、y色度図である。
【図7】本発明によりスペクトルのバランスを保つこと
により達成されるスペクトル・バランスを示すグラフで
ある。
【符号の説明】
10:イメージング・システム(スキャナ・システム) 11:フットプリント・ハウジング 12:プラットフォーム面またはウインドウ 14:ガイドまたはスライド・ロッド 16:文書 18:ランプ・反射鏡配置 20:スキャナ・キャリッジ・ユニット 22:ランプ 24:反射鏡 28:ミラー・アセンブリ 32,34,36:ミラー 40:レンズ・アセンブリ 42:プリント配線基板 43:電荷結合素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下(a)及び(b)を含むことを特徴と
    するカラー・イメージング・システム、(a)内部に
    赤、緑および青の蛍光体の混合体を含む、スペクトル放
    出を生成する蛍光ランプ(22)および、(b)前記ラ
    ンプによって生成されるランプのスペクトル放出を受光
    し、前記スペクトル放出を電気信号に変換する電荷結合
    素子であって、前記ランプ内の赤、緑および青の蛍光体
    の相対量は、ICI色度図においてx=.34±.01
    およびy=.315±.01であるランプの色座標を生
    成する。
JP11058567A 1998-03-09 1999-03-05 スペクトル平衡スキャナ Pending JPH11355518A (ja)

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