JPH11355461A - インターネットフォンシステム - Google Patents

インターネットフォンシステム

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Publication number
JPH11355461A
JPH11355461A JP10154299A JP15429998A JPH11355461A JP H11355461 A JPH11355461 A JP H11355461A JP 10154299 A JP10154299 A JP 10154299A JP 15429998 A JP15429998 A JP 15429998A JP H11355461 A JPH11355461 A JP H11355461A
Authority
JP
Japan
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user
gateway
internet
called
calling
Prior art date
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Pending
Application number
JP10154299A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Wada
大介 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP10154299A priority Critical patent/JPH11355461A/ja
Publication of JPH11355461A publication Critical patent/JPH11355461A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着呼側がダイヤルアップIP接続によるイン
ターネット使用の有無に関わらず相互音声通信できるイ
ンターネットフォンシステムを得る。 【解決手段】 発呼側が入力した認証IDと着呼側の電
話番号のデータ取得するゲートウェイ15と、ゲートウ
ェイ15で取得されたデータに基づいた発呼側の認証確
認結果、着呼側の最寄りのゲートウェイ18および着呼
側の情報をゲートウェイ15に返信するコントロールセ
ンタ16と、インターネットに接続され、コントロール
センタ16からの返信によりゲートウェイ15から通知
された着呼側の情報に基づき発呼側の音声データを送出
する最寄りのゲートウェイ18と、ダイヤルアップIP
接続中の着呼側に最寄りのゲートウェイ18から送信さ
れた発呼側の音声データを送信して発呼側と着呼側との
相互通信を可能にするPC19とを有するインターネッ
トフォンシステムとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
使って音声を伝送するインターネットフォンシステムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般公衆電話回線からインターネ
ットを利用可能としたインターネットサービスが民間プ
ロバイダ−Internet Service Pro
vider−(以下、「ISP」という。)によって提
供され、一般からのインターネット利用が普及してきて
いる。
【0003】また、インターネットフォンと呼ばれるイ
ンターネットを利用した音声通信が可能となってきてい
る。
【0004】従来のインターネットフォンシステムに
は、大別して、上記ISPを利用してインターネット接
続したパーソナルコンピュータ−Personal C
omputer−(以下、「PC」という。)上のアプ
リケーションから利用するシステム(以下、「PCベー
スインターネットフォンシステム」という。)と、公衆
回線とインターネットとの間の音声データ・パケット変
換手段を有するゲートウェイとそれらを管理するコント
ロールセンタで構成されて一般電話から利用可能なシス
テム(以下、「インターネットフォンGW(Gatew
ay)システム」という。)の2種類がある。
【0005】以下に各々のシステムの説明を行う。ま
ず、PCベースインターネットフォンシステムを図8を
用いて説明する。
【0006】ユーザは、PC1によりモデムを介して最
寄りのISPのアクセスポイント(以下、「ISPA」
という。)2へ一般公衆電話回線を通して電話発呼し、
ポイント・トゥ・ポイントプロトコル−Point T
o Point Protocol−(以下、「PP
P」という。)接続する。ISPA2では、ユーザ側の
PC1に対して自動的にIPアドレスと呼ばれるインタ
ーネットの標準プロトコル(以下、「TCP/IP」と
いう。)で決定されている一意なアドレスを割り振り、
かつPC1とISPA2とをTCP/IP接続する。な
お、このような接続を、一般的にダイヤルアップIP接
続という。
【0007】次に、ユーザはPC1にインストールされ
ているインターネットフォンのアプリケーションを起動
し、同様に他のPC5よりダイヤルアップIP接続され
ている他のユーザをインターネット上に存在するインタ
ーネットフォン情報サイト3から知り、任意の通信相手
を選択してインターネット上で音声通信を行う。
【0008】次に、インターネットフォンGWシステム
を図9を用いて説明する。ユーザは、電話7から一般公
衆回線8を通してゲートウェイ9へ電話をかける。そこ
で、ゲートウェイ9は、ユーザにより入力されたユーザ
認証や相手電話番号の確認及び相手側ゲートウェイの検
索をコントロールセンタ10へ依頼する。これを受け
て、コントロールセンタ10は認証確認及び相手側ゲー
トウェイ12を検索し、その結果をゲートウェイ9に通
知する。
【0009】次に、ゲートウェイ9はゲートウェイ12
へ通話要求を送信する。ゲートウェイ12は、この通話
要求を受けて電話14へ発呼する。そして、相手側が応
答すると、ゲートウェイ9とゲートウェイ12は一般公
衆回線8,13からのアナログ音声データをデジタル化
し、さらにこれを圧縮、TCP/IPパケット化を行っ
て相手のゲートウェイ9,12へ送信する。音声パケッ
トを受信したゲートウェイ9,12は、前述とは逆の手
順で音声パケットをアナログ音声データに戻し、一般公
衆回線8,13を介して電話機7,14に送信する。以
上の処理を相互に行うことにより、通話が可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の技術では、あるユーザAがダイヤルアップ
IP接続でインターネットを利用している場合にはユー
ザAの電話回線は使用中となるので、他のユーザBがユ
ーザAにインターネットフォンGWシステムを利用して
通話することは不可能である。
【0011】そこで、本発明は、着呼側がダイヤルアッ
プIP接続によるインターネット使用の有無に関わらず
相互音声通信をすることが可能なインターネットフォン
システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のインターネットフォンシステムは、インタ
ーネットに接続され、発呼ユーザからの発呼を受けて発
呼ユーザが入力した認証IDと着呼ユーザの電話番号の
データ取得するゲートウェイと、インターネットに接続
され、ゲートウェイで取得されたデータに基づいた発呼
ユーザの認証確認結果、着呼ユーザの最寄りのゲートウ
ェイおよび着呼ユーザの情報をゲートウェイに返信する
コントロールセンタと、インターネットに接続され、コ
ントロールセンタからの返信によりゲートウェイから通
知された着呼ユーザの情報に基づき発呼ユーザの音声デ
ータを着呼ユーザに向けて送出する最寄りのゲートウェ
イと、ダイヤルアップIP接続中の着呼ユーザに最寄り
のゲートウェイから送信された発呼ユーザの音声データ
を送信して発呼ユーザと着呼ユーザとの相互通信を可能
にするパーソナルコンピュータとを有する構成としたも
のである。
【0013】これにより、着呼側がダイヤルアップIP
接続によりインターネットを使用していても、相互音声
通信をすることが可能になる。
【0014】また、本発明のインターネットフォンシス
テムは、インターネットに接続され、発呼ユーザからの
発呼を受けて発呼ユーザが入力した認証IDと着呼ユー
ザの電話番号のデータ取得するゲートウェイと、インタ
ーネットに接続され、ゲートウェイで取得されたデータ
に基づいた発呼ユーザの認証確認結果および着呼ユーザ
のアプリケーション情報をゲートウェイに返信するコン
トロールセンタと、コントロールセンタからの返信によ
りゲートウェイから通知されたアプリケーション情報に
基づき、ダイヤルアップIP接続中の着呼ユーザに発呼
ユーザの音声データを送信し、且つ発呼ユーザに着呼ユ
ーザの音声データを送信して発呼ユーザと着呼ユーザと
の相互通信を可能にするパーソナルコンピュータとを有
する構成としたものである。
【0015】これにより、着呼側がダイヤルアップIP
接続によりインターネットを使用していても、相互音声
通信をすることが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、インターネットに接続され、発呼ユーザからの発呼
を受けて発呼ユーザが入力した認証IDと着呼ユーザの
電話番号のデータ取得するゲートウェイと、インターネ
ットに接続され、ゲートウェイで取得されたデータに基
づいた発呼ユーザの認証確認結果、着呼ユーザの最寄り
のゲートウェイおよび着呼ユーザの情報をゲートウェイ
に返信するコントロールセンタと、インターネットに接
続され、コントロールセンタからの返信によりゲートウ
ェイから通知された着呼ユーザの情報に基づき発呼ユー
ザの音声データを着呼ユーザに向けて送出する最寄りの
ゲートウェイと、ダイヤルアップIP接続中の着呼ユー
ザに最寄りのゲートウェイから送信された発呼ユーザの
音声データを送信して発呼ユーザと着呼ユーザとの相互
通信を可能にするパーソナルコンピュータとを有するイ
ンターネットフォンシステムであり、着呼側がダイヤル
アップIP接続によりインターネットを使用していて
も、相互音声通信をすることが可能になるという作用を
有する。
【0017】本発明の請求項2に記載の発明は、インタ
ーネットに接続され、発呼ユーザからの発呼を受けて発
呼ユーザが入力した認証IDと着呼ユーザの電話番号の
データ取得するゲートウェイと、インターネットに接続
され、ゲートウェイで取得されたデータに基づいた発呼
ユーザの認証確認結果および着呼ユーザのアプリケーシ
ョン情報をゲートウェイに返信するコントロールセンタ
と、コントロールセンタからの返信によりゲートウェイ
から通知されたアプリケーション情報に基づき、ダイヤ
ルアップIP接続中の着呼ユーザに発呼ユーザの音声デ
ータを送信して発呼ユーザと着呼ユーザとの相互通信を
可能にするパーソナルコンピュータとを有するインター
ネットフォンシステムであり、着呼側がダイヤルアップ
IP接続によりインターネットを使用していても、相互
音声通信をすることが可能になるという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図7を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0019】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1におけるインターネットフォンシステムの構成を示
す概略図、図2は図1のインターネットフォンシステム
におけるゲートウェイを機能的に示すブロック図、図3
は図1のインターネットフォンシステムのPC上におけ
るインターネットフォンアプリケーションを機能的に示
すブロック図、図4は図1のインターネットフォンシス
テムにおける音声通信の手順を示すフローチャートであ
る。
【0020】図1に示すように、本実施の形態における
インターネットフォンシステムは、発呼ユーザ(以下、
「ユーザA」という。)が接続する最寄りのゲートウェ
イ15、ユーザAの相手側の着呼ユーザ(以下、「ユー
ザB」という。)のISPA4、ユーザBの最寄りのゲ
ートウェイ18、各ゲートウェイ15,18およびIS
PA4の制御とユーザの管理を行うとともに後述するデ
ータベース17を用いて相手電話番号の最寄りのゲート
ウェイを検索するコントロールセンタ16を有してい
る。そして、ゲートウェイ15,18、ISPA4およ
びコントロールセンタ16はいずれもインターネットに
接続されている。また、コントロールセンタ16には、
ユーザの認証IDや電話番号、ユーザの最寄りのゲート
ウェイといったユーザ情報が格納されたデータベース1
7が付属して設置されている。さらに、ユーザAの電話
機7とゲートウェイ15との間には一般公衆回線8が、
ユーザBの電話機6が接続されたPC19とISPA4
との間には一般公衆回線13が、それぞれ位置してい
る。そして、ゲートウェイ18には一般公衆回線が接続
されている。
【0021】また、図2に示すように、一般公衆回線8
とインターネットとの間で音声データの送信を行うゲー
トウェイ15は、着呼電話番号を入力するためのDTM
Fトーンを検知するDTMFトーン検知手段20、一般
公衆回線8を経由してユーザからの音声と発呼ユーザの
認証IDやDTMFトーンを切り換える一般公衆回線入
出力切換スイッチ(一般公衆回線入出力切換手段)2
1、音声通信中にアナログ信号/デジタル信号変換処理
を行うA/D変換手段22、音声デジタル信号を圧縮ま
たは伸張する音声圧縮/伸張手段23、圧縮した音声デ
ータのTCP/IPパケット化を行うTCP/IPプロ
トコル手段24、通信制御を行う制御手段25、インタ
ーネットのパケット送受信を行うインターネット交換器
26、発呼ユーザの認証IDと着呼電話番号を取得する
発呼要求対応処理手段27、発呼ユーザの認証IDと着
呼電話番号入力を促す音声ガイダンスを流す音声ガイダ
ンス通達手段28、着呼電話番号へ発呼する一般公衆回
線発呼手段29から構成されている。
【0022】さらに、図3に示すように、本実施の形態
におけるインターネットフォンシステムのPC19上に
おけるインターネットフォンアプリケーションは、DT
MFトーン検知手段20、通話手段30(電話機6)を
経由してユーザからの音声と発呼ユーザの認証IDやD
TMFトーンを切り換える一般公衆回線入出力切換スイ
ッチ(一般公衆回線入出力切換手段)21、A/D変換
手段22、音声圧縮/伸張手段23、TCP/IPプロ
トコル手段24、制御手段25、インターネット交換器
26、発呼要求対応処理手段27、音声ガイダンス通達
手段28、発呼手段29、一般公衆回線13との間でP
PP接続を行うPPP交換器31から構成されている。
【0023】以上の構成を有するインターネットフォン
システムにおける音声通信の手順を、ユーザAがダイヤ
ルアップIP接続中でインターネット使用中のユーザB
に着呼したものと想定して、図4を用いて説明する。
【0024】ユーザBが、インターネットを利用する為
にPC19でダイヤルアップIP接続が完了した時点
で、PC19上のインターネットフォンアプリケーショ
ン(以下、「アプリケーション」という。)は、インタ
ーネット交換器26を介してコントロールセンタ16へ
ユーザBのダイヤルアップIP接続を通知する。これを
受けたコントロールセンタ16は、データベース17の
ユーザ情報へユーザBの情報(電話番号、IPアドレ
ス)を登録する(S101)。
【0025】このとき、ユーザAが、ダイヤルアップI
P接続中で一般公衆回線13が使用中のユーザBにイン
ターネットフォンシステムを利用して音声通信を行った
とする。つまり、ユーザAが電話器7で一般公衆回線8
を介してゲートウェイ15へ電話をしたとする(S10
2)。
【0026】すると、ゲートウェイ15は、一般公衆回
線入出力切換スイッチ21を切り替えて音声ガイダンス
通達手段28でユーザAへ音声ガイダンスを流し、DT
MFトーン検知手段20と発呼要求対応処理手段27で
ユーザAが入力した認証IDと相手電話番号(つまり、
ユーザBの電話番号)を取得する。これらゲートウェイ
15に取得されたデータは、インターネット交換器26
からコントロールセンタ16へ送信される。コントロー
ルセンタ16は、データベース17のユーザ情報にアク
セスしてユーザAの認証確認を行い、ゲートウェイ管理
情報にアクセスして相手電話番号の最寄りのゲートウェ
イ(ここでは、ゲートウェイ18)を検索し、さらに、
相手電話番号によりユーザ情報を検索してユーザBの情
報を取得する。そして、認証確認結果とゲートウェイ管
理情報とユーザ情報とをゲートウェイ15へ送信する
(S103)。
【0027】ゲートウェイ15は、ゲートウェイ管理情
報により最寄りのゲートウェイ18にユーザBの情報と
共に通話要求を通知する(S104)。このようにして
ゲートウェイ18は通話要求を受けるが、ユーザBの情
報によりユーザBはダイヤルアップIP接続中で電話回
線使用中なので、ゲートウェイ15でパケット化された
ユーザAの音声データをISPが割り当てたPC19の
IPアドレスに送信する。すると、PC19上のアプリ
ケーションのインターネット交換器26からTCP/I
Pプロトコル手段経由して通話要求が通知され、音声通
信が開始される(S105)。
【0028】つまり、ユーザAの音声は、一般公衆回線
8および一般公衆回線入出力切換スイッチ21を通り、
A/D変換手段22でアナログ信号からデジタル信号に
変換される。そして、音声圧縮/伸張手段23で音声圧
縮データとされ、TCP/IPプロトコル手段24でパ
ケット化が行われ、インターネット交換器26からイン
ターネットを介してゲートウェイ18へ送信される。す
ると、ゲートウェイ18は、受信パケットをPC19へ
転送する。これにより、PC19上のアプリケーション
におけるPPP交換器31、インターネット交換器26
を通り、TCP/IPプロトコル手段24で音声圧縮デ
ータが抽出される。さらに、この音声データは音声圧縮
/伸張手段23で伸張され、A/D変換手段22でアナ
ログ音声信号に変換され、一般公衆回線入出力切換スイ
ッチ21から通話手段30へ送信される。このようにし
て、ユーザBは、ユーザAの音声を聞くことができる。
【0029】また、ユーザBの音声が、前述とは逆の経
路で通信されることにより、ユーザAに届く。
【0030】このように、本実施の形態のインターネッ
トフォンシステムによれば、着呼ユーザであるユーザB
がダイヤルアップIP接続によるインターネットを使用
していても、相互音声通信が可能になる。
【0031】(実施の形態2)図5は本発明の実施の形
態2におけるインターネットフォンシステムの構成を示
す概略図、図6は図5のインターネットフォンシステム
のPC上におけるインターネットフォンアプリケーショ
ンを機能的に示すブロック図、図7は図5のインターネ
ットフォンシステムにおける音声通信の手順を示すフロ
ーチャートである。
【0032】図5に示すように、本実施の形態における
インターネットフォンシステムは、発呼ユーザ(以下、
「ユーザA」という。)が接続する最寄りのゲートウェ
イ15、ユーザAの相手側の着呼ユーザ(以下、「ユー
ザB」という。)のISPA4、ゲートウェイ15およ
びISPA4の制御、ユーザおよび後述するPC19上
のインターネットフォンアプリケーション(以下、「ア
プリケーション」という。)情報の管理を行うコントロ
ールセンタ33を有している。そして、ゲートウェイ1
5、ISPA4およびコントロールセンタ33はいずれ
もインターネットに接続されている。また、コントロー
ルセンタ33には、ユーザの認証IDや電話番号といっ
たユーザ情報が格納されたデータベース34が付属して
設置されている。さらに、ユーザAの電話機7とゲート
ウェイ15との間には一般公衆回線8が、ユーザBの電
話機6が接続されたPC19とISPA4との間には一
般公衆回線13が、それぞれ位置している。
【0033】また、図6に示すように、本実施の形態に
おけるインターネットフォンシステムのPC19上にお
けるインターネットフォンアプリケーションは、着呼電
話番号を入力するためのDTMFトーンを検知するDT
MFトーン検知手段20、通話手段30(電話機6)を
経由してユーザからの音声と発呼ユーザの認証IDやD
TMFトーンを切り換える一般公衆回線入出力切換スイ
ッチ(一般公衆回線入出力切換手段)21、音声通信中
にアナログ信号/デジタル信号変換を行うA/D変換手
段22、音声デジタル信号を圧縮または伸張する音声圧
縮/伸張手段23、圧縮した音声データのTCP/IP
パケット化を行うTCP/IPプロトコル手段24、通
信制御を行う制御手段32、インターネットのパケット
送受信を行うインターネット交換器26、発呼ユーザの
認証IDと着呼電話番号を取得する発呼要求対応処理手
段27、発呼ユーザの認証IDと着呼電話番号入力を促
す音声ガイダンスを流す音声ガイダンス通達手段28、
着呼電話番号へ発呼する一般公衆回線発呼手段29、一
般公衆回線13との間でPPP接続を行うPPP交換器
31から構成されている。
【0034】以上の構成を有するインターネットフォン
システムにおける音声通信の手順を、ダイヤルアップI
P接続時のPC19上のアプリケーションがコントロー
ルセンタへ登録を通知し、ユーザAが本実施の形態にお
けるインターネットフォンシステムで、ダイヤルアップ
IP接続中でインターネット使用中のユーザBに着呼
し、通話するという想定のもとで、図7を用いて説明す
る。
【0035】ユーザBが、インターネットを利用する為
にPC19でダイヤルアップIP接続が完了した時点
で、PC19上のアプリケーションはインターネット交
換器26を介してコントロールセンタ33へアプリケー
ションのダイヤルアップIP接続を通知する。
【0036】これにより、コントロールセンタ33はデ
ータベース34のアプリケーション情報へPC19上の
アプリケーションの情報(電話番号、IPアドレス)を
登録する(S201)。
【0037】このとき、ユーザAが、ダイヤルアップI
P接続中で一般公衆回線13が使用中のユーザBにイン
ターネットフォンシステムを利用して音声通信を行った
とする。つまり、ユーザAが電話器7で一般公衆回線8
を介してゲートウェイ15へ電話をしたとする(S20
2)。
【0038】すると、ゲートウェイ15は、一般公衆回
線入出力切換スイッチ21を切り替えて音声ガイダンス
通達手段28でユーザAへ音声ガイダンスを流し、DT
MFトーン検知手段20と発呼要求対応処理手段27で
ユーザAが入力した認証IDと相手電話番号(つまり、
ユーザBの電話番号)を取得する。これらゲートウェイ
15に取得されたデータは、インターネット交換器26
からインターネットを介してコントロールセンタ33へ
送信される。コントロールセンタ33は、データベース
34のユーザ情報にアクセスしてユーザAの認証確認を
行い、次にデータベース34のアプリケーション情報か
ら相手電話番号と一致するダイヤルアップIP接続中の
アプリケーション情報を検索する(あるいは、相手がイ
ンターネット未使用の場合には、データベース34のゲ
ートウェイ情報から相手電話番号の最寄りのゲートウェ
イを検索する)。
【0039】そして、認証確認結果とアプリケーション
情報(あるいはゲートウェイ管理情報)とをゲートウェ
イ15へ送信する(S203)。
【0040】ゲートウェイ15は、アプリケーション情
報によりダイヤルアップIP接続中のPC19上のアプ
リケーションへ通話要求を通知する(S204)。する
と、アプリケーションによりインターネット交換器26
からTCP/IPプロトコル手段24を経由して通話要
求が制御手段32に通知され、音声通信が開始される
(S205)。
【0041】つまり、ユーザAの音声は、一般公衆回線
8および一般公衆回線入出力切換スイッチ21を通り、
A/D変換手段22でアナログ信号からデジタル信号に
変換される。そして、音声圧縮/伸張手段23で音声圧
縮データとされ、TCP/IPプロトコル手段24でパ
ケット化が行われ、インターネット交換器26からイン
ターネットを介してPC19へ送信される。これによ
り、PC19上のアプリケーションにおけるPPP交換
器31、インターネット交換器26を通り、TCP/I
Pプロトコル手段24で音声圧縮データが抽出される。
さらに、この音声データは音声圧縮/伸張手段23で伸
張され、A/D変換手段22でアナログ音声信号に変換
され、一般公衆回線入出力切換スイッチ21から通話手
段30へアナログ音声が送信される。このようにして、
ユーザBは、ユーザAの音声を聞くことができる。
【0042】また、ユーザBの音声が前述とは逆の経路
で通信されることにより、ユーザAに届く。
【0043】このように、本実施の形態のインターネッ
トフォンシステムによれば、着呼ユーザであるユーザB
がダイヤルアップIP接続によるインターネットを使用
しても、相互音声通信が可能になる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、着呼側
がダイヤルアップIP接続によりインターネットを使用
していても、相互音声通信をすることが可能になるとい
う有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるインターネット
フォンシステムの構成を示す概略図
【図2】図1のインターネットフォンシステムにおける
ゲートウェイを機能的に示すブロック図
【図3】図1のインターネットフォンシステムのPC上
におけるインターネットフォンアプリケーションを機能
的に示すブロック図
【図4】図1のインターネットフォンシステムにおける
音声通信の手順を示すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態2におけるインターネット
フォンシステムの構成を示す概略図
【図6】図5のインターネットフォンシステムのPC上
におけるインターネットフォンアプリケーションを機能
的に示すブロック図
【図7】図5のインターネットフォンシステムにおける
音声通信の手順を示すフローチャート
【図8】従来のPCベースのインターネットフォンシス
テムを示す概略図
【図9】従来のインターネットフォンゲートウェイシス
テムを示す概略図
【符号の説明】
15 ゲートウェイ 16 コントロールセンタ 18 ゲートウェイ 19 PC(パーソナルコンピュータ) 33 コントロールセンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 1/57 H04L 11/20 B 3/00 102A 3/42

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネットに接続され、発呼ユーザか
    らの発呼を受けて前記発呼ユーザが入力した認証IDと
    着呼ユーザの電話番号のデータ取得するゲートウェイ
    と、 前記インターネットに接続され、前記ゲートウェイで取
    得されたデータに基づいた前記発呼ユーザの認証確認結
    果、前記着呼ユーザの最寄りのゲートウェイおよび前記
    着呼ユーザの情報を前記ゲートウェイに返信するコント
    ロールセンタと、 前記インターネットに接続され、前記コントロールセン
    タからの返信により前記ゲートウェイから通知された前
    記着呼ユーザの情報に基づき前記発呼ユーザの音声デー
    タを前記着呼ユーザに向けて送出する前記最寄りのゲー
    トウェイと、 ダイヤルアップIP接続中の前記着呼ユーザに前記最寄
    りのゲートウェイから送信された前記発呼ユーザの音声
    データを送信して前記発呼ユーザと前記着呼ユーザとの
    相互通信を可能にするパーソナルコンピュータとを有す
    ることを特徴とするインターネットフォンシステム。
  2. 【請求項2】インターネットに接続され、発呼ユーザか
    らの発呼を受けて前記発呼ユーザが入力した認証IDと
    着呼ユーザの電話番号のデータ取得するゲートウェイ
    と、 前記インターネットに接続され、前記ゲートウェイで取
    得されたデータに基づいた前記発呼ユーザの認証確認結
    果および前記着呼ユーザのアプリケーション情報を前記
    ゲートウェイに返信するコントロールセンタと、 前記コントロールセンタからの返信により前記ゲートウ
    ェイから通知された前記アプリケーション情報に基づ
    き、ダイヤルアップIP接続中の前記着呼ユーザに前記
    発呼ユーザの音声データを送信して前記発呼ユーザと前
    記着呼ユーザとの相互通信を可能にするパーソナルコン
    ピュータとを有することを特徴とするインターネットフ
    ォンシステム。
JP10154299A 1998-06-03 1998-06-03 インターネットフォンシステム Pending JPH11355461A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010061005A (ko) * 1999-12-28 2001-07-07 박경양 Pc 대 전화 연결장치 및 이를 이용한 인터넷 무료전화서비스시스템
WO2001063862A1 (en) * 2000-02-21 2001-08-30 Ko Suk Ju Telephone information system in internet and the method of offer thereof
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