JPH11355343A - ネットワーク管理方法及びネットワークマネージャ選定方法 - Google Patents

ネットワーク管理方法及びネットワークマネージャ選定方法

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JPH11355343A
JPH11355343A JP10159350A JP15935098A JPH11355343A JP H11355343 A JPH11355343 A JP H11355343A JP 10159350 A JP10159350 A JP 10159350A JP 15935098 A JP15935098 A JP 15935098A JP H11355343 A JPH11355343 A JP H11355343A
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    • H04L12/4604LAN interconnection over a backbone network, e.g. Internet, Frame Relay
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    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/30Decision processes by autonomous network management units using voting and bidding

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークシステムを組む場合に、ネット
ワークマネージャの選定などのネットワークの管理が常
時一定の状態で適切に行えるようにする。 【解決手段】 少なくとも1つのノードが接続されたバ
スを第1のブリッジで接続してサブネットワークを構成
し、複数のサブネットワーク同士を第2のブリッジで接
続して構成されるネットワークシステムを管理するネッ
トワーク管理方法において、各サブネットワーク毎に定
められたサブネットワークマネージャの中から選定され
たネットワークマネージャにより、少なくとも各サブネ
ットワークのアドレス付与の管理を行うと共に、各サブ
ネットワーク間の通信経路設定管理を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のノードを所
定の伝送路で多数接続して構成させたネットワークシス
テムの管理を行うネットワーク管理方法及びその管理を
行うネットワークマネージャを選定する選定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやその周辺機器、或いは映
像機器やオーディオ機器などを多数接続し、ネットワー
クシステムを形成するのが一般化してきた。このような
接続の対象となる各機器は、ノード(node)と呼ば
れ、他の機器を接続するためのインターフェースを内蔵
している。
【0003】このようなネットワークシステムの構成の
一例を、図1に示す。ここでは、IEEE1394−1
995インターフェース(以下単にIEEE1394イ
ンターフェースと称する)と称される方式の規格に適合
したネットワークシステム構成である。IEEE139
4インターフェースでは、1つのバス内の最大接続ノー
ド数を63台と規定している。小規模なネットワークシ
ステムは、単独のバスだけで構成できる。しかし、もっ
と多くのノードを接続するためには複数のバスを用意し
て、バス同士をブリッジで接続する必要がある。IEE
E1394インターフェースの規格では1つのネットワ
ークシステムにおけるバスの最大数は1023としてい
る。
【0004】図1に示すネットワークシステム100で
は、5つのサブネットワーク110,120,130,
140及び150毎に上記バスを備えている。ここで
は、サブネットワーク内のバスを接続するブリッジを第
1のブリッジとしてあり、隣接するサブネットワーク間
を接続するブリッジを第2のブリッジとしてある。
【0005】サブネットワーク110は、複数のノード
を例えばIEEE1394に準拠した通信制御信号線で
接続して形成した3つのバス111,112及び113
を含んで成る。バス111とバス112は第1のブリッ
ジ114で、またバス112とバス113は第1のブリ
ッジ115で接続されている。サブネットワーク120
は、3つのバス121,122及び123を含んで成
る。バス121とバス123は第1のブリッジ124
で、またバス122とバス123は第1のブリッジ12
5で接続されている。
【0006】サブネットワーク130は、2つのバス1
31,132を含んで成る。バス131とバス132は
第1のブリッジ133で接続されている。サブネットワ
ーク140は、3つのバス141,142及び143を
含んで成る。バス141とバス142は第1のブリッジ
145で、またバス141とバス143は第1のブリッ
ジ144で接続されている。サブネットワーク150
は、3つのバス151,152及び153を含んで成
る。これら3つのバス151,152及び153は第1
のブリッジ154で接続されている。
【0007】これらの各サブネットワークの内、サブネ
ットワーク110とサブネットワーク120は第2のブ
リッジ161で、またサブネットワーク120とサブネ
ットワーク130は第2のブリッジ162で、またサブ
ネットワーク120とサブネットワーク140は第2の
ブリッジ163で、またサブネットワーク120とサブ
ネットワーク160は第2のブリッジ164で、それぞ
れ接続されている。
【0008】このように複数のサブネットワークを接続
して大規模なネットワークシステムを構成させた場合
に、ネットワークシステム全体を制御するネットワーク
マネージャとなるノードを選定し、そのネットワークマ
ネージャのノードの制御で、各ノードから他のノードに
データを転送する際の制御を行う必要がある。例えば、
ネットワーク内の各バスのID(アドレス)などを、ネ
ットワークマネージャの制御で設定し、そのバスIDを
使用して転送制御を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来、このようなシス
テムにおいて、ネットワークマネージャを選定する処理
としては、例えばIEEE1394インターフェースで
は、基本的にどのノードでもマネージャになれるように
構成してあり、接続した順序などに従った所定の処理
で、いずれか1つのネットワークマネージャを選定する
ようにしてあった。
【0010】ところが、単純に接続した順序などでネッ
トワークマネージャを選定するようにすると、例えば何
らかの要因で一時的にネットワークシステム内のバスの
接続が切断して、再度ネットワーク内でマネージャとな
るノードを選定させる処理を行ったとき、再度同じノー
ドが選定されるとは限らず、その度にマネージャとなる
ノードが変化し、バスIDの設定状態などの制御状態が
変化してしまう問題があった。このようにネットワーク
システムを構成させたとき、ネットワークマネージャと
して選定されるノードが一定でないのは好ましくない。
特に、上述したように、複数のサブネットワークを有す
る大規模なネットワークシステムの場合に、特に制御を
行うマネージャが定まらないのは、好ましくない。
【0011】本発明の目的は、ネットワークシステムを
組む場合に、ネットワークマネージャの選定などのネッ
トワークの管理が常時一定の状態で適切に行えるように
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のネットワーク管
理方法は、少なくとも1つのノードが接続されたバスを
第1のブリッジで接続してサブネットワークを構成し、
複数のサブネットワーク同士を第2のブリッジで接続し
て構成されるネットワークシステムを管理するネットワ
ーク管理方法において、各サブネットワーク毎に定めら
れたサブネットワークマネージャの中から選定されたネ
ットワークマネージャにより、少なくとも各サブネット
ワークのアドレス付与の管理を行うと共に、各サブネッ
トワーク間の通信経路設定管理を行うようにしたもので
ある。
【0013】本発明のネットワーク管理方法によると、
サブネットワークマネージャの中からネットワークマネ
ージャを選定して、そのネットワークマネージャにより
ネットワークの管理を行うことで、サブネットワークマ
ネージャの中から選定されたネットワークマネージャに
より効率の良い管理ができる。
【0014】本発明のネットワークマネージャ選定方法
は、少なくとも1つのノードが接続されたバスを第1の
ブリッジで接続してサブネットワークを構成し、複数の
サブネットワーク同士を第2のブリッジで接続して構成
されるネットワークシステムで、ネットワークシステム
全体を管理するネットワークマネージャを選定するネッ
トワークマネージャ選定方法において、各サブネットワ
ーク毎に定められたサブネットワークマネージャの中か
ら所定の処理で上記ネットワークマネージャを選定する
ようにしたものである。
【0015】本発明のネットワークマネージャ選定方法
によると、サブネットワークマネージャの中からネット
ワークマネージャを選定するので、サブネットワークマ
ネージャ間での処理だけでネットワークマネージャを選
定でき、効率の良い選定が行える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
添付図面を参照して説明する。
【0017】本実施の形態においては、従来例として説
明したネットワークシステムと同様に、コンピュータや
その周辺機器、或いは映像機器やオーディオ機器などの
機器をノードとして多数接続して構成されるネットワー
クシステムで、IEEE1394インターフェースと称
される方式の規格に適合したネットワークシステム構成
であり、基本的なネットワークシステム構成について
は、図1に示したように、1つのネットワークシステム
内に複数のサブネットワークシステムを有する大規模な
ネットワークシステムとしたものである。即ち、複数又
は1つのノードが接続されたバスを第1のブリッジで接
続してサブネットワークを構成し、複数のサブネットワ
ーク同士を第2のブリッジで接続して構成されるネット
ワークシステムである。なお、図1では物理的な信号線
による伝送路で構成されるバスとして示してあるが、無
線伝送路で接続されるバスで構成されるネットワークシ
ステムの場合もある。
【0018】このネットワークシステムを構成する各ノ
ードの構成の一例を、図2に示すと、各ノードを構成す
る伝送装置10は、各種機器と接続するためのデータ入
力端子11及びデータ出力端子12を備えて、この入力
端子11及び出力端子12がデータ入出力インターフェ
ース13に接続してある。接続された機器(図示せず)
から入力端子11に得られるデータを、データ入出力イ
ンターフェース13で送信用のデータ構成に変換して、
データ処理部14に供給し、送信用のデータ処理を行っ
た後、送信部15に供給し、バスに送出させるための送
信処理を行い、接続されたいずれかのバス(ここではバ
スb1,b2,b3のいずれか)にデータを送出する。
【0019】また、接続されたいずれかのバスから伝送
されるデータを、受信部16で受信処理し、受信したデ
ータをデータ処理部14を介してデータ入出力インター
フェース13に供給し、出力用のデータ処理を行った
後、出力端子12に接続された機器側に供給する。ま
た、このノードで中継を行うデータを受信部16で受信
した場合には、その受信したデータをデータ処理部14
から送信部15に供給し、別のバスに送出させる。
【0020】これらの送信,受信,中継の処理は、制御
部17の制御により実行される。この制御部17には、
制御処理データを記憶するためのRAM18が接続して
ある。また、制御部17には、パラメータ記憶部19と
ID記憶部20とが接続してある。パラメータ記憶部1
9には、この伝送装置のマネージャ能力(マネージメン
ト能力)を示すマネージャレベル値(例えばバージョン
毎に対応したレベル値)が、予め記憶させてある。本例
の場合には、マネージャレベル値が高い値である程、マ
ネージャ能力が高い装置であると設定してある。ID記
憶部20には、この伝送装置に固有のID(識別コー
ド)が所定のビット数で予め記憶させてある。この固有
のIDとしては、例えば上位ビットに製造メーカのコー
ド、下位ビットに製品のコード及びシリアル番号のコー
ドが記憶させてある。このようなIDとしては、例えば
EUI(Equipment Unique ID )と称される64ビット
のコードが知られている。
【0021】また、本例の制御部17には、ネットワー
クマネージャ選定処理時に必要なリクエストカウンタ及
び有効カウンタを設定して、そのカウント値を保持する
構成としてある。
【0022】なお、図2に示す構成は、物理的な信号線
による伝送路で構成されるバスに接続される伝送装置の
構成であるが、無線伝送路を使用する場合には、送信部
及び受信部が、無線送信処理及び無線受信処理を行う。
【0023】次に、このように構成されるノードを図1
に示す状態などに接続して、サブネットワークを複数有
するネットワークシステムを構成させた場合に、ネット
ワークマネージャを選定する処理を説明する。ここでの
ネットワークマネージャは、少なくともネットワーク内
の各バス(ブリッジ)などにID(アドレス)を設定す
る処理と、通信経路の設定処理の管理を行うもので、そ
のネットワークマネージャを選定して、そのネットワー
クマネージャがネットワークシステムを管理すること
で、ネットワークシステム内の各ノード間でのデータ転
送が可能になる。
【0024】但し、本例のネットワークマネージャを選
定処理を行う前提として、各サブネットワーク内では、
そのサブネットワーク内の管理を行うノードであるサブ
ネットワークマネージャが既に決められているものとす
る。また、ネットワークマネージャが決められていない
状態(即ちバスなどにIDが付与されていない状態)で
も、各サブネットワークマネージャは、それぞれのサブ
ネットワークと隣接するサブネットワークのサブネット
ワークマネージャとのデータ伝送(転送)は、可能な状
態になっている。
【0025】図3のフローチャートは、本実施の形態で
のネットワークマネージャの選定処理を示したものであ
る。フローチャートに従って処理を説明する前に、各サ
ブネットワークマネージャが持つステータスについて説
明すると、本例の場合には、隣接するサブネットワーク
マネージャ間で、デュエル(Duel)と称される比較処理
を行うようにしてあり、そのデュエル処理(或いはデュ
エル処理を行う前の状態)に基づいて次の7つのステー
タスを設定するようにしてある。このステータスは、例
えば図2に示す伝送装置のRAM18に記憶されて保持
される。
【0026】NoDuel(ノーデュエル):その隣接サブネ
ットワークマネージャとのデュエル(比較)がまだ行わ
れてない状態。かつ、そのサブネットワークマネージャ
へのデュエルリクエストコマンドも送信してない状態
(このステータスを図4以降の図ではNとして示す)。
【0027】WaitingResponse (ウェイティングレスポ
ンス):その隣接サブネットワークマネージャとのデュ
エル(比較)がまだ行われてない状態。かつ、そのサブ
ネットワークマネージャへのデュエルリクエストコマン
ドを送信済である状態。
【0028】Child (チャイルド):その隣接サブネッ
トワークマネージャとのデュエル(比較)が終了し、そ
の結果自分の勝ちとなり、そのサブネットワークには自
分の持つデュエルレベルとデュエルEUIがコピーさ
れ、そのサブネットワークが自分の子となった状態。か
つ、そのサブネットワークからの終了コマンド(Finish
コマンド)を受け付けてない状態(このステータスを図
4以降の図ではCとして示す)。
【0029】Parent(ペアレント):その隣接サブネッ
トワークマネージャとのデュエル(比較)が終了し、そ
の結果自分の負けとなり、そのサブネットワークの持つ
デュエルレベルとデュエルEUIがコピーされ、そのサ
ブネットワークが自分の親となった状態。かつ、そのサ
ブネットワークに終了コマンド(Finishコマンド)を送
信してない状態(このステータスを図4以降の図ではP
として示す)。
【0030】Child-Finish(チャイルド−フィニッシ
ュ):その隣接サブネットワークマネージャとのデュエ
ル(比較)が終了し、その結果自分の勝ちとなり、その
サブネットワークには自分の持つデュエルレベルとデュ
エルEUIがコピーされ、そのサブネットワークが自分
の子となった状態。かつ、そのサブネットワークからの
終了コマンド(Finishコマンド)を受け付けた状態(こ
のステータスを図4以降の図ではC−Fとして示す)。
【0031】Parent-Finish (ペアレント−フィニッシ
ュ):その隣接サブネットワークマネージャとのデュエ
ル(比較)が終了し、その結果自分の負けとなり、その
サブネットワークの持つデュエルレベルとデュエルEU
Iが自分にコピーされ、そのサブネットワークが自分の
親になった状態。かつ、そのサブネットワークに終了コ
マンド(Finishコマンド)を送信した状態(このステー
タスを図4以降の図ではP−Fとして示す)。
【0032】Draw-Finish (ドロー−フィニッシュ):
その隣接サブネットワークマネージャとのデュエル(比
較)が終了し、その結果引き分けとなった状態(このス
テータスを図4以降の図ではD−Fとして示す)。な
お、このステータスは、トポロジーのどこかにループが
存在し、一つのサブネットワークマネージャの持つデュ
エルレベルとデュエルEUIが別のルートで伝わってき
たときに発生する。
【0033】なお、ここでのステータスの説明において
示したデュエルレベルとデュエルEUIは、例えば上述
した伝送装置10のパラメータ記憶部19に記憶された
マネージャレベル値をデュエルレベルとして扱い、ID
記憶部20に記憶されたIDを、デュエルEUIとして
扱ったものであり、本例の処理を行う際には、これらの
データを伝送装置10内のRAM18に記憶させて、デ
ュエルの結果に基づいてそのRAM18の記憶データを
更新して処理する。
【0034】次に、図3のフローチャートを参照して、
ネットワークマネージャの選定処理を順に説明する。ま
ず、各サブネットワークマネージャは、自分のサブネッ
トワークに接続されているサブネットワーク(そのサブ
ネットワークのマネージャ)を、リストアップする(ス
テップS11)。そして、各サブネットワークマネージ
ャは、それぞれのサブネットワークマネージャを構成す
る伝送装置のRAMに、自分のデュエルレベル及びデュ
エルEUIをセットする(ステップS12)。そして、
ステップS11でリストアップした各隣接サブネットワ
ークの状態を、NoDuel(ノーデュエル)にする。また、
サブネットワークマネージャを構成する伝送装置内の制
御部に設定されたリクエストカウンタの値を0にすると
共に、有効カウンタの値も0にする(ステップS1
3)。
【0035】次に、隣のサブネットワークからのデュエ
ル応答はあるか否か判断する(ステップS14)。ここ
で、デュエル応答がある場合には、そのデュエル応答が
有効か否か判断する(ステップS21)。ここでのデュ
エル応答が有効か否かの判断処理としては、受信コマン
ドに含まれるリクエストカウンタの値が、そのサブネッ
トワークマネージャにセットされた有効カウンタの値以
上か否か判断する処理を行う。
【0036】ステップS14でデュエル応答がないと判
断したときと、ステップS21でデュエル応答が有効で
ないと判断したときには、隣のサブネットワークからの
デュエル要求があるか否か判断する(ステップS1
5)。ここで、デュエル要求がある場合には、自分のデ
ュエルレベル及びデュエルEUIと、要求があったサブ
ネットワークマネージャのデュエルレベル及びデュエル
EUIとを比較するデュエル処理を行い、その結果とし
てのデュエル応答を返送する(ステップS23)。
【0037】ステップS21でデュエル応答が有効であ
ると判断したときと、ステップS23でデュエル応答を
返送したときには、そのときのデュエルの結果で、自分
が負けたか否か判断する(ステップS22)。ここで、
負けた場合には、ステップS11でリストアップした各
隣接サブネットワークの状態を「NoDuel(ノーデュエ
ル)」にする。但し、勝った相手のサブネットワークに
対する状態だけは、「Parent(ペアレント)」にする
(ステップS25)。そして、勝った相手が持っていた
デュエルレベル及びデュエルEUIを、自らのデュエル
レベル及びデュエルEUIとして、RAM18にセット
する。また、有効カウンタの値をリクエストカウンタの
値とする(ステップS26)。このステップS26の処
理の後、ステップS14の判断に戻る。
【0038】また、ステップS22で負けた状態でない
場合には、引き分けか否か判断し(ステップS24)、
引き分けである場合には、そのサブネットワークへの状
態を「Draw-Finish (ドロー−フィニッシュ)」にする
(ステップS27)。このステップS27の処理の後、
ステップS14の判断に戻る。
【0039】さらに、ステップS24で引き分けでない
状態の場合(即ち勝ちである場合)には、そのサブネッ
トワークへの状態を「Child (チャイルド)」にする
(ステップS28)。このステップS28の処理の後、
ステップS14の判断に戻る。
【0040】ステップS15で、隣接サブネットワーク
からのデュエル要求がないと判断した場合には、隣接サ
ブネットワークで「NoDuel(ノーデュエル)」の状態の
ものがあるか否か判断する(ステップS16)。ここ
で、「NoDuel(ノーデュエル)」の状態のものがある場
合には、その隣接サブネットワークの1つに対して、デ
ュエル要求コマンドを送信する。そして、そのサブネッ
トワークに対する状態を、「WaitingResponse (ウェイ
ティングレスポンス)」にする。また、リクエストカウ
ンタの値に1を加算する(ステップS29)。このステ
ップS29の処理の後、ステップS14の判断に戻る。
【0041】ステップS16で、「NoDuel(ノーデュエ
ル)」の隣接サブネットワークがないと判断したときに
は、隣のサブネットワークからの終了コマンド(Finish
コマンド)の送信があるか否か判断する(ステップS1
7)。ここで、終了コマンドの送信がある場合には、そ
のサブネットワークの状態を、「Child-Finish(チャイ
ルド−フィニッシュ)」に変更する(ステップS3
0)。このステップS30の処理の後、ステップS14
の判断に戻る。
【0042】ステップS17で、終了コマンドの送信が
ないと判断した場合には、隣接サブネットワークの状態
の1つが「Parent(ペアレント)」であり、他に接続す
るサブネットワークがないか、または他の隣接サブネッ
トワークが「Child-Finish(チャイルド−フィニッシ
ュ)」、「Draw-Finish (ドロー−フィニッシュ)」の
いずれかであるか否か判断する(ステップS18)。こ
こで、その状態である場合には、「Parent(ペアレン
ト)」のサブネットワークに対して「終了コマンド(Fi
nishコマンド)」を送信し(ステップS31)、「Pare
nt(ペアレント)」であるサブネットワークの状態を
「Parent-Finish (ペアレント−フィニッシュ)」に変
更する(ステップS32)。このステップS32の処理
の後、ステップS14の判断に戻る。
【0043】ステップS18で判断した状態に該当しな
いとき、隣接サブネットワークからの選定完了コマンド
(SelectionEnd)の送信があるか否か判断する(ステッ
プS19)。ここで、終了コマンドの送信がある場合に
は、隣接する全ての「Child-Finish(チャイルド−フィ
ニッシュ)」であるサブネットワークに、選定完了コマ
ンド(SelectionEnd)を送信し(ステップS33)、ネ
ットワークマネージャは他のサブネットワークマネージ
ャに決定したと判断して(ステップS34)、このサブ
ネットワークマネージャでの処理を終了する。
【0044】ステップS19で、隣接サブネットワーク
からの選定完了コマンドがないと判断したときには、隣
接サブネットワークの状態が、「Child-Finish(チャイ
ルド−フィニッシュ)」又は「Draw-Finish (ドロー−
フィニッシュ)」であるか否か判断する(ステップS2
0)。ここでその状態である場合には、隣接する全ての
「Child-Finish(チャイルド−フィニッシュ)」である
サブネットワークに対して、選定完了コマンド(Select
ionEnd)を送信し(ステップS35)、自局がネットワ
ークマネージャとして選定されたと判断して(ステップ
S36)、このサブネットワークマネージャでの処理を
終了する。
【0045】この図3のフローチャートに示す処理を各
サブネットワークマネージャが実行することで、ネット
ワーク内で、偶然性を一切排除した形でネットワークマ
ネージャを選定することができる。ここで、このフロー
チャートに示す処理にて実際にネットワークマネージャ
が選定される処理の一例を、図4以降を参照して説明す
る。
【0046】この例では、図4に示すように、サブネッ
トワーク1〜9の9つのサブネットワークがブリッジB
1〜B7で接続されて、1つのネットワークシステムが
構成されているものとし、ここでは、それぞれのサブネ
ットワーク1〜9内の1つのノード1a〜9aが、既に
サブネットワークマネージャとして選定されている。各
サブネットワークマネージャ内のRAMには、そのノー
ドを構成する装置のパラメータ記憶部に記憶されたマネ
ージャレベル(ここではmランク値としてある)が、デ
ュエルレベル(ここではdランク値としてある)として
セットしてある。
【0047】この例では、サブネットワーク1内のサブ
ネットワークマネージャ1aには、マネージャレベル値
5がデュエルレベル値5としてセットしてあり、サブネ
ットワーク2内のサブネットワークマネージャ2aに
は、マネージャレベル値4がデュエルレベル値4として
セットしてあり、サブネットワーク3内のサブネットワ
ークマネージャ3aには、マネージャレベル値6がデュ
エルレベル値6としてセットしてあり、サブネットワー
ク4内のサブネットワークマネージャ4aには、マネー
ジャレベル値9がデュエルレベル値9としてセットして
あり、サブネットワーク5内のサブネットワークマネー
ジャ5aには、マネージャレベル値3がデュエルレベル
値3としてセットしてあり、サブネットワーク6内のサ
ブネットワークマネージャ6aには、マネージャレベル
値8がデュエルレベル値8としてセットしてある。な
お、ここでの説明では、説明を簡単にするために、デュ
エル処理時にマネージャレベルだけを比較して勝ち負け
を決めるようにしてあるが、実際にはデュエルレベルが
一致したとき、それぞれのサブネットワークマネージャ
が持つ上述したEUIなどの特定のID(識別データ)
を使用して、そのデータをビットリバースして大小比較
を行うなどの一定の比較処理を行うことで、どちらが勝
ちか負けかを判定するようにしてある。
【0048】図4に示す当初の状態では、全てのブリッ
ジB1〜B7で接続されたサブネットワークマネージャ
のステータスは、「NoDuel(ノーデュエル)」の状態で
ある。この状態で、各サブネットワークマネージャは、
ブリッジで接続された隣接サブネットワークのマネージ
ャと通信を行い、その隣接サブネットワーク間でデュエ
ル処理と称される比較処理を行う。図5以降の図で各ブ
リッジに沿って双方向の矢印が記載された箇所が、その
デュエル処理が行われたサブネットワーク間を示す。
【0049】次のステップである図5に示す状態では、
サブネットワークマネージャ1aとサブネットワークマ
ネージャ2aとのデュエル処理が行われて、サブネット
ワークマネージャ1aの方がデュエルレベルが高いため
に、このサブネットワークマネージャ1aが勝ちとな
り、ステータスとして「Child (チャイルド)」Cを設
定する。負けた側のサブネットワークマネージャ2aで
は、「Parent(ペアレント)」Pを設定する。そして、
負けた側のサブネットワークマネージャ2aのデュエル
レベル値4は、勝った側のサブネットワークマネージャ
1aのデュエルレベル値5に更新させる。
【0050】同様に、図5に示すサブネットワークマネ
ージャ4aとサブネットワークマネージャ5aとのデュ
エル処理が行われて、サブネットワークマネージャ4a
の方がデュエルレベルが高いために、このサブネットワ
ークマネージャ4aが勝ちとなり、ステータスとして
「Child (チャイルド)」Cを設定する。負けた側のサ
ブネットワークマネージャ5aでは、「Parent(ペアレ
ント)」Pを設定する。そして、負けた側のサブネット
ワークマネージャ5aのデュエルレベル値3は、勝った
側のサブネットワークマネージャ4aのデュエルレベル
値9に更新させる。
【0051】さらに、図5に示すサブネットワークマネ
ージャ4aとサブネットワークマネージャ6aとのデュ
エル処理が行われて、サブネットワークマネージャ4a
の方がデュエルレベルが高いために、このサブネットワ
ークマネージャ4aが勝ちとなり、ステータスとして
「Child (チャイルド)」Cを設定する。負けた側のサ
ブネットワークマネージャ6aでは、「Parent(ペアレ
ント)」Pを設定する。そして、負けた側のサブネット
ワークマネージャ6aのデュエルレベル値8は、勝った
側のサブネットワークマネージャ4aのデュエルレベル
値9に更新させる。
【0052】次のステップである図6に示す状態では、
サブネットワークマネージャ2aとサブネットワークマ
ネージャ3aとのデュエル処理が行われて、サブネット
ワークマネージャ3aの方がデュエルレベルが高いため
に、このサブネットワークマネージャ3aが勝ちとな
り、ステータスとして「Child (チャイルド)」Cを設
定する。負けた側のサブネットワークマネージャ2aで
は、「Parent(ペアレント)」Pを設定する。そして、
負けた側のサブネットワークマネージャ2aのこのとき
のデュエルレベル値5は、勝った側のサブネットワーク
マネージャ3aのデュエルレベル値6に更新させる。ま
た、このときサブネットワークマネージャ2aでの、サ
ブネットワークマネージャ1aに対するステータスを、
「NoDuel(ノーデュエル)」Nの状態に戻す。
【0053】また図6に示す状態では、サブネットワー
ク6に接続されたサブネットワークが1つだけであるの
で、この1つのサブネットワーク4のサブネットワーク
マネージャ4aに対して終了コマンドを送信し、ブリッ
ジB7で接続されたサブネットワーク4及び6のステー
タスを、「Child (チャイルド)」C及び「Parent(ペ
アレント)」Pの状態から、それぞれ「Child-Finish
(チャイルド−フィニッシュ)」C−F及び「Parent-F
inish (ペアレント−フィニッシュ)」P−Fの状態に
変化させる。
【0054】次のステップである図7に示す状態では、
サブネットワークマネージャ3aとサブネットワークマ
ネージャ5aとのデュエル処理が行われて、サブネット
ワークマネージャ5aの方がデュエルレベルが高いため
に、このサブネットワークマネージャ5aが勝ちとな
り、ステータスとして「Child (チャイルド)」Cを設
定する。負けた側のサブネットワークマネージャ3aで
は、「Parent(ペアレント)」Pを設定する。そして、
負けた側のサブネットワークマネージャ3aのこのとき
のデュエルレベル値6は、勝った側のサブネットワーク
マネージャ5aのデュエルレベル値9に更新させる。ま
た、このときサブネットワークマネージャ3aでの、サ
ブネットワークマネージャ2aに対するステータスを、
「NoDuel(ノーデュエル)」Nの状態に戻す。
【0055】また図7に示す状態では、ステータスが
「NoDuel(ノーデュエル)」Nの状態に戻ったサブネッ
トワークマネージャ2aとサブネットワークマネージャ
1aとのデュエル処理が行われて、サブネットワークマ
ネージャ2aの方がデュエルレベルが高いために、この
サブネットワークマネージャ2aが勝ちとなり、ステー
タスとして「Child (チャイルド)」Cを設定する。負
けた側のサブネットワークマネージャ1aでは、「Pare
nt(ペアレント)」Pを設定する。そして、負けた側の
サブネットワークマネージャ1aのこのときのデュエル
レベル値5は、勝った側のサブネットワークマネージャ
2aのデュエルレベル値6に更新させる。
【0056】次のステップである図8に示す状態では、
サブネットワークマネージャ1aとサブネットワークマ
ネージャ3aとのデュエル処理が行われて、サブネット
ワークマネージャ3aの方がデュエルレベルが高いため
に、このサブネットワークマネージャ3aが勝ちとな
り、ステータスとして「Child (チャイルド)」Cを設
定する。負けた側のサブネットワークマネージャ1aで
は、「Parent(ペアレント)」Pを設定する。そして、
負けた側のサブネットワークマネージャ1aのこのとき
のデュエルレベル値6は、勝った側のサブネットワーク
マネージャ3aのデュエルレベル値9に更新させる。ま
た、このときサブネットワークマネージャ1aでの、サ
ブネットワークマネージャ2aに対するステータスを、
「NoDuel(ノーデュエル)」Nの状態に戻す。
【0057】また図8に示す状態では、サブネットワー
クマネージャ2aとサブネットワークマネージャ4aと
のデュエル処理が行われて、サブネットワークマネージ
ャ2aの方がデュエルレベルが高いために、このサブネ
ットワークマネージャ2aが勝ちとなり、ステータスと
して「Child (チャイルド)」Cを設定する。負けた側
のサブネットワークマネージャ1aでは、「Parent(ペ
アレント)」Pを設定する。そして、負けた側のサブネ
ットワークマネージャ1aのこのときのデュエルレベル
値6は、勝った側のサブネットワークマネージャ2aの
デュエルレベル値9に更新させる。
【0058】次のステップである図9に示す状態では、
サブネットワークマネージャ1aとサブネットワークマ
ネージャ2aとのデュエル処理が行われて、両者のデュ
エルレベルが一致するために引き分けとなり、それぞれ
のステータスとして「Draw-Finish (ドロー−フィニッ
シュ)」D−Fを設定する。また、サブネットワークマ
ネージャ2aとサブネットワークマネージャ3aとのデ
ュエル処理も行われて、ここでも両者のデュエルレベル
が一致するために引き分けとなり、それぞれのステータ
スとして「Draw-Finish (ドロー−フィニッシュ)」D
−Fを設定する。
【0059】次のステップである図10に示す状態で
は、サブネットワークマネージャ1aのブリッジB3の
ステータスがその前のステップで「Parent(ペアレン
ト)」Pであり、残りの他のステータス(ブリッジB
1)が「Draw-Finish (ドロー−フィニッシュ)」D−
Fであるため、「Parent(ペアレント)」Pのステータ
スを「Parent-Finish (ペアレント−フィニッシュ)」
に変更すると共に、その変更したブリッジB3で接続さ
れたサブネットワークマネージャ3aに対して、終了コ
マンド(Finishコマンド)を送信する。この終了コマン
ドを受信したサブネットワークマネージャ3a側では、
ブリッジB3のステータスを「Child (チャイルド)」
Cから「Child-Finish(チャイルド−フィニッシュ)」
C−Fに変更させる。
【0060】また、図10に示す状態では、サブネット
ワークマネージャ2aのブリッジB4のステータスがそ
の前のステップで「Parent(ペアレント)」Pであり、
残りの他のステータス(ブリッジB1,B2)が「Draw
-Finish (ドロー−フィニッシュ)」D−Fであるた
め、「Parent(ペアレント)」Pのステータスを「Pare
nt-Finish (ペアレント−フィニッシュ)」に変更する
と共に、その変更したブリッジB4で接続されたサブネ
ットワークマネージャ4aに対して、終了コマンドを送
信する。この終了コマンドを受信したサブネットワーク
マネージャ4a側では、ブリッジB4のステータスを
「Child (チャイルド)」Cから「Child-Finish(チャ
イルド−フィニッシュ)」C−Fに変更させる。
【0061】次のステップである図11に示す状態で
は、前のステップで終了コマンドを受け取ったサブネッ
トワークマネージャ3aが、ブリッジB5で接続された
サブネットワークマネージャ5aに対して終了コマンド
を送信し、サブネットワークマネージャ3aのブリッジ
B5のステータスを「Parent(ペアレント)」Pから
「Parent-Finish (ペアレント−フィニッシュ)」に変
更する。そして、この終了コマンドを受信したサブネッ
トワークマネージャ5a側では、ブリッジB5のステー
タスを「Child (チャイルド)」Cから「Child-Finish
(チャイルド−フィニッシュ)」C−Fに変更させる。
【0062】次のステップである図12に示す状態で
は、前のステップで終了コマンドを受け取ったサブネッ
トワークマネージャ5aが、ブリッジB6で接続された
サブネットワークマネージャ4aに対して終了コマンド
を送信し、サブネットワークマネージャ4aのブリッジ
B5のステータスを「Parent(ペアレント)」Pから
「Parent-Finish (ペアレント−フィニッシュ)」に変
更する。そして、この終了コマンドを受信したサブネッ
トワークマネージャ4a側では、ブリッジB6のステー
タスを「Child (チャイルド)」Cから「Child-Finish
(チャイルド−フィニッシュ)」C−Fに変更させる。
【0063】次のステップである図13に示す状態で
は、サブネットワークマネージャ4aに接続された各ブ
リッジB4,B6,B7の状態がいずれも「Child-Fini
sh(チャイルド−フィニッシュ)」C−Fであるので、
このサブネットワークマネージャ4aをネットワークマ
ネージャとして選定する。そして、このサブネットワー
クマネージャ4aと各ブリッジB4,B6,B7で接続
された隣接サブネットワークマネージャ2a,5a,6
aに対して、選定完了コマンド(SelectionEndコマン
ド)を送信する。この選定完了コマンドを受信したサブ
ワークマネージャ2a,5a,6a側では、隣接したサ
ブネットワークマネージャの状態が「Child-Finish(チ
ャイルド−フィニッシュ)」C−Fであるとき、その隣
接サブネットワークマネージャに対して選定完了コマン
ドを送信し、以下順に同様に選定完了コマンドを送信し
て、選定完了コマンドがネットワーク内の全てのサブネ
ットワークに対して送信される。
【0064】このようにして選定されたネットワークマ
ネージャは、ネットワーク内でのデータ伝送についての
管理を行う。具体的には、例えば各サブネットワークや
ブリッジにIDの割当てを行ったり、データ伝送を行う
際の伝送経路を設定したり、サイクル伝達に関する設定
などを行う。
【0065】このように図3のフローチャートに従って
ネットワークマネージャの選定処理を行うことで、図4
〜図13に示すステップのように順に選定処理が行わ
れ、自動的に最もマネージャ能力の高いサブネットワー
クマネージャ(ここではサブネットワークマネージャ4
a)がネットワークマネージャとして選定される。な
お、ここでは各サブネットワークマネージャのマネージ
ャ能力の値を変えて、そのマネージャ能力値から選定で
きる例としたが、このマネージャ能力が同一である場合
には、各サブネットワークマネージャが持つ固有の識別
データであるEUIを使用して、一定の処理で比較して
勝ち負けを決めるようにしてあり、マネージャ能力が同
一のサブネットワークマネージャがネットワーク内に存
在する場合でも、常に同一のサブネットワークマネージ
ャが、ネットワークマネージャとして選定される。従っ
て、例えば何らかの要因で、ネットワーク内のブリッジ
の切断などがあり、ネットワークマネージャを再度選定
する処理を行う必要がある場合でも、常時同じサブネッ
トワークマネージャが選定されるので、その度にネット
ワークマネージャが変化してネットワークの管理状態が
変化する自体が発生しない。
【0066】なお、上述した実施の形態では、各ノード
を信号線によるバスラインで接続したIEEE1394
インターフェースのネットワークシステムで、ネットワ
ークマネージャを選定し、その選定したネットワークマ
ネージャでネットワークシステムの管理を行うことにつ
いて説明したが、他の同様なサブネットワークを有する
ネットワークシステムで、ネットワークマネージャを選
定し、その選定したネットワークマネージャでネットワ
ークシステムの管理を行う場合にも適用できることは勿
論である。例えば、各ノード間で無線通信を行うネット
ワークシステム内で、そのネットワークシステム内の各
サブネットワークマネージャからネットワークマネージ
ャを選定する際にも適用できる。
【0067】
【発明の効果】請求項1に記載したネットワーク管理方
法によると、サブネットワークマネージャの中からネッ
トワークマネージャを選定して、そのネットワークマネ
ージャによりネットワークの管理を行うことで、サブネ
ットワークマネージャの中から選定されたネットワーク
マネージャにより効率の良い管理ができる。
【0068】請求項2に記載したネットワーク管理方法
によると、請求項1に記載した発明において、ネットワ
ークマネージャは、各サブネットワークマネージャの中
から、最もマネージャ能力の高いものとすることで、最
適なネットワークマネージャの選定ができる。
【0069】請求項3に記載したネットワーク管理方法
によると、請求項1に記載した発明において、各サブネ
ットワークマネージャは、自己のマネージャ能力を示す
パラメータと、そのマネージャを構成する装置に固有の
識別データを持つことで、各サブネットワークマネージ
ャからネットワークマネージャを選定する際の判断が適
切に行える。
【0070】請求項4に記載したネットワーク管理方法
によると、請求項2に記載した発明において、最も高い
マネージャ能力のものを選定する処理として、各サブネ
ットワークマネージャが持つ自己のマネージャ能力を示
すパラメータを比較して、最も高い能力のものを選定す
ることで、マネージャ能力に基づいた適切なネットワー
クマネージャを選定して、そのネットワークマネージャ
による管理が高いマネージャ能力で行える。
【0071】請求項5に記載したネットワーク管理方法
によると、請求項4に記載した発明において、マネージ
ャ能力を示すパラメータが一致するとき、さらに各装置
に固有の識別データを所定の状態で比較して、1つのサ
ブネットワークマネージャをネットワークマネージャと
して選定することで、固有の識別データに基づいた一義
的なネットワークマネージャの選定処理が行える。
【0072】請求項6に記載したネットワーク管理方法
によると、請求項1に記載した発明において、ネットワ
ークマネージャによる管理は、隣接する各サブネットワ
ーク間の通信で、最も能力の高いサブネットワークマネ
ージャをネットワークマネージャとして選定すること
で、少なくとも各サブネットワークは、隣接するサブネ
ットワークとの通信ができる状態であるとき、ネットワ
ークシステム内でネットワークマネージャを選定する処
理が行え、例えばネットワークシステム内の各々のバス
などに対するアドレスなどが付与されていない状態であ
っても、ネットワークマネージャの選定処理が行える。
【0073】請求項7に記載したネットワーク管理方法
によると、請求項1に記載した発明において、隣接する
各サブネットワークマネージャ間で、自己のマネージャ
能力を示すパラメータと、そのマネージャを構成する装
置に固有の識別データを伝送することで、その隣接する
サブネットワークマネージャ間で、パラメータ及び識別
データを比較して、ネットワークマネージャを決める上
で必要な順位を定めることが可能になる。
【0074】請求項8に記載したネットワーク管理方法
によると、請求項7に記載した発明において、隣接する
各サブネットワークマネージャ間でのパラメータ及び識
別データの伝送で、両サブネットワークマネージャ間で
比較して、一方のサブネットワークマネージャを選定
し、選ばれなかった方のサブネットワークマネージャ
は、選ばれたサブネットワークマネージャのパラメータ
及び識別データを引き継ぎ、以後の隣接サブネットワー
クマネージャとの比較は、この引き継いだデータを自己
のパラメータ及び識別データとして行うことで、ネット
ワークマネージャを決める上で必要な処理を、隣接する
サブネットワーク間だけのデータ伝送で効率的に行え
る。
【0075】請求項9に記載したネットワーク管理方法
によると、請求項7に記載した発明において、隣接する
各サブネットワークマネージャ間でのパラメータ及び識
別データの伝送で、両サブネットワークマネージャ間で
比較して、一方のサブネットワークマネージャを親とし
て選定し、選ばれなかった方のサブネットワークマネー
ジャを子とみなすことで、親と子の関係からネットワー
クマネージャを選定するための処理ができる。
【0076】請求項10に記載したネットワーク管理方
法によると、請求項9に記載した発明において、その比
較で、両サブネットワークマネージャ間の能力パラメー
タと識別データの双方が同一の場合、同一の親のサブネ
ットワークマネージャから引き継いだデータとして、親
と子の関係なしとすることで、隣接したサブネットワー
ク間のデータ伝送だけで、特定のサブネットワークマネ
ージャだけを選定できるようになる。
【0077】請求項11に記載したネットワーク管理方
法によると、請求項10に記載した発明において、1つ
の隣接するサブネットワークマネージャとの関係が親で
あり、他に隣接するサブネットワークマネージャが存在
しないとき、終了コマンドを親のサブネットワークマネ
ージャに送信することで、ネットワークマネージャの選
定処理の終了の判断が容易に行える。
【0078】請求項12に記載したネットワーク管理方
法によると、請求項10に記載した発明において、1つ
の隣接するサブネットワークマネージャとの関係が親で
あり、かつ残りの隣接するサブネットワークマネージャ
との関係が、親と子の関係なしか子であり、全ての子か
ら終了コマンドを受け取っているとき、終了コマンドを
親のサブネットワークマネージャに送信することで、ネ
ットワークマネージャの選定処理の終了の判断が容易に
行える。
【0079】請求項13に記載したネットワーク管理方
法によると、請求項10に記載した発明において、全て
の隣接サブネットワークマネージャとの関係が親と子の
関係なし、又は子であり、全ての子から終了コマンドを
受け取ったとき、自らをネットワークマネージャと判断
することで、自動的に最もマネージャ能力の高い特定の
ノードだけがネットワークマネージャとして選定され
る。
【0080】請求項14に記載したネットワーク管理方
法によると、請求項7に記載した発明において、隣接す
る各サブネットワークマネージャ間での伝送時の通信コ
マンドとして、能力パラメータと固有の識別データを送
出して、隣接サブネットワークマネージャとの1対1の
比較を要求する第1コマンドと、この第1コマンドに応
答して、比較を行い、その結果を報告する第2コマンド
とを備えたことで、隣接するサブネットワークマネージ
ャ間での比較処理が、効率良く行える。
【0081】請求項15に記載したネットワーク管理方
法によると、請求項14に記載した発明において、第1
コマンド及び第2コマンドを備えた場合に、所定のカウ
ンタ値の設定とその設定された値の両サブネットワーク
マネージャ間での比較を行い、第2コマンドが有効であ
るか否かの判断を行うことで、比較結果の報告である第
2コマンドを有効なデータとして扱うことの判断が良好
に行える。
【0082】請求項16に記載したネットワーク管理方
法によると、請求項13に記載した発明において、自ら
をネットワークマネージャと判断したサブネットワーク
マネージャは、そのネットワークマネージャとして選ば
れたことを示す選定完了コマンドを全ての隣接サブネッ
トワークに送信し、ネットワークマネージャとして選ば
れたことを示すデータを受け取ったサブネットワークマ
ネージャは、隣接した全ての子のサブネットワークマネ
ージャに選定完了コマンドを送信することで、ネットワ
ークマネージャが選定された場合の処理を良好に実行で
きる。
【0083】請求項17に記載したネットワークマネー
ジャ選定方法によると、サブネットワークマネージャの
中からネットワークマネージャを選定するので、サブネ
ットワークマネージャ間での処理だけでネットワークマ
ネージャを選定でき、効率の良い選定が行える。
【0084】請求項18に記載したネットワークマネー
ジャ選定方法によると、請求項17に記載した発明にお
いて、ネットワークマネージャは、各サブネットワーク
マネージャの中から、最もマネージャ能力の高いものと
することで、最適なネットワークマネージャの選定がで
きる。
【0085】請求項19に記載したネットワークマネー
ジャ選定方法によると、請求項17に記載した発明にお
いて、各サブネットワークマネージャは、自己のマネー
ジャ能力を示すパラメータと、そのマネージャを構成す
る装置に固有の識別データを持ち、そのパラメータと識
別データに基づいてネットワークマネージャを選定する
ことで、特定のサブネットワークマネージャだけをネッ
トワークマネージャとして選定することが行える。
【0086】請求項20に記載したネットワークマネー
ジャ選定方法によると、請求項18に記載した発明にお
いて、最も高いマネージャ能力のものを選定する処理と
して、各サブネットワークマネージャが持つ自己のマネ
ージャ能力を示すパラメータを比較して、最も高い能力
のものを選定することで、マネージャ能力に基づいた適
切なネットワークマネージャの選定が行える。
【0087】請求項21に記載したネットワークマネー
ジャ選定方法によると、請求項20に記載した発明にお
いて、マネージャ能力を示すパラメータが一致すると
き、さらに各装置に固有の識別データを所定の状態で比
較して、1つのサブネットワークマネージャをネットワ
ークマネージャとして選定することで、固有の識別デー
タに基づいた一義的なネットワークマネージャの選定処
理が行える。
【0088】請求項22に記載したネットワークマネー
ジャ選定方法によると、請求項17に記載した発明にお
いて、隣接する各サブネットワーク間の通信で、最も能
力の高いサブネットワークマネージャをネットワークマ
ネージャとして選定することで、少なくとも各サブネッ
トワークは、隣接するサブネットワークとの通信ができ
る状態であるとき、ネットワークシステム内でネットワ
ークマネージャを選定する処理が行え、例えばネットワ
ークシステム内の各々のバスなどに対するアドレスなど
が付与されていない状態であっても、ネットワークマネ
ージャの選定処理が行える。
【0089】請求項23に記載したネットワークマネー
ジャ選定方法によると、請求項17に記載した発明にお
いて、隣接する各サブネットワークマネージャ間で、自
己のマネージャ能力を示すパラメータと、そのマネージ
ャを構成する装置に固有の識別データを伝送して、ネッ
トワークマネージャとして適切なサブネットワークマネ
ージャを判断することで、ネットワークマネージャを決
める上で必要な順位を適切に定めることが可能になる。
【0090】請求項24に記載したネットワークマネー
ジャ選定方法によると、請求項23に記載した発明にお
いて、隣接する各サブネットワークマネージャ間でのパ
ラメータ及び識別データの伝送で、両サブネットワーク
マネージャ間で比較して、一方のサブネットワークマネ
ージャを選定し、選ばれなかった方のサブネットワーク
マネージャは、選ばれたサブネットワークマネージャの
パラメータ及び識別データを引き継ぎ、以後の隣接サブ
ネットワークマネージャとの比較は、この引き継いだデ
ータを自己のパラメータ及び識別データとして行うこと
で、ネットワークマネージャを決める上で必要な処理
を、隣接するサブネットワーク間だけのデータ伝送で効
率的に行える。
【0091】請求項25に記載したネットワークマネー
ジャ選定方法によると、請求項23に記載した発明にお
いて、隣接する各サブネットワークマネージャ間でのパ
ラメータ及び識別データの伝送で、両サブネットワーク
マネージャ間で比較して、一方のサブネットワークマネ
ージャを親として選定し、選ばれなかった方のサブネッ
トワークマネージャを子とみなすことで、親と子の関係
からネットワークマネージャを適切に選定できる。
【0092】請求項26に記載したネットワークマネー
ジャ選定方法によると、請求項25に記載した発明にお
いて、その比較で、両サブネットワークマネージャ間の
能力パラメータと識別データの双方が同一の場合、同一
の親のサブネットワークマネージャから引き継いだデー
タとして、親と子の関係なしとすることで、隣接したサ
ブネットワーク間のデータ伝送だけで、特定のサブネッ
トワークマネージャだけを選定できる。
【0093】請求項27に記載したネットワークマネー
ジャ選定方法によると、請求項26に記載した発明にお
いて、1つの隣接するサブネットワークマネージャとの
関係が親であり、他に隣接するサブネットワークマネー
ジャが存在しないとき、終了コマンドを親のサブネット
ワークマネージャに送信することで、ネットワークマネ
ージャの選定処理の終了の判断が容易に行える。
【0094】請求項28に記載したネットワークマネー
ジャ選定方法によると、請求項26に記載した発明にお
いて、1つの隣接するサブネットワークマネージャとの
関係が親であり、かつ残りの隣接するサブネットワーク
マネージャとの関係が、親と子の関係なしか子であり、
全ての子から終了コマンドを受け取っているとき、終了
コマンドを親のサブネットワークマネージャに送信する
ことで、ネットワークマネージャの選定処理の終了の判
断が容易に行える。
【0095】請求項29に記載したネットワークマネー
ジャ選定方法によると、請求項26に記載した発明にお
いて、全ての隣接サブネットワークマネージャとの関係
が親と子の関係なし、又は子であり、全ての子から終了
コマンドを受け取ったとき、自らをネットワークマネー
ジャと判断することで、自動的に最もマネージャ能力の
高い特定のノードだけがネットワークマネージャとして
選定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるネットワークシス
テム構成例を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態による各ノードの構成例
を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるネットワークマネ
ージャ選定処理例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施の形態によるネットワークマネ
ージャ選定処理状態の1つのステップを示す説明図であ
る。
【図5】本発明の一実施の形態によるネットワークマネ
ージャ選定処理状態の1つのステップを示す説明図であ
る。
【図6】本発明の一実施の形態によるネットワークマネ
ージャ選定処理状態の1つのステップを示す説明図であ
る。
【図7】本発明の一実施の形態によるネットワークマネ
ージャ選定処理状態の1つのステップを示す説明図であ
る。
【図8】本発明の一実施の形態によるネットワークマネ
ージャ選定処理状態の1つのステップを示す説明図であ
る。
【図9】本発明の一実施の形態によるネットワークマネ
ージャ選定処理状態の1つのステップを示す説明図であ
る。
【図10】本発明の一実施の形態によるネットワークマ
ネージャ選定処理状態の1つのステップを示す説明図で
ある。
【図11】本発明の一実施の形態によるネットワークマ
ネージャ選定処理状態の1つのステップを示す説明図で
ある。
【図12】本発明の一実施の形態によるネットワークマ
ネージャ選定処理状態の1つのステップを示す説明図で
ある。
【図13】本発明の一実施の形態によるネットワークマ
ネージャ選定処理状態の1つのステップを示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1〜6…サブネットワーク、1a〜6a…サブネットワ
ークマネージャ、10…伝送装置、17…制御部、18
…RAM、19…パラメータ記憶部、20…ID記憶
部、100〜104…サブネットワーク、111〜11
9…バス、131,134…第2のブリッジ、132,
133,135…第1のブリッジ、B1〜B7…ブリッ

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのノードが接続されたバ
    スを第1のブリッジで接続してサブネットワークを構成
    し、 複数のサブネットワーク同士を第2のブリッジで接続し
    て構成されるネットワークシステムを管理するネットワ
    ーク管理方法において、 上記各サブネットワーク毎に定められたサブネットワー
    クマネージャの中から選定されたネットワークマネージ
    ャにより、少なくとも各サブネットワークのアドレス付
    与の管理を行うと共に、各サブネットワーク間の通信経
    路設定管理を行うネットワーク管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のネットワーク管理方法に
    おいて、 ネットワークマネージャは、上記各サブネットワークマ
    ネージャの中から、最もマネージャ能力の高いものとす
    るネットワーク管理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のネットワーク管理方法に
    おいて、 上記各サブネットワークマネージャは、自己のマネージ
    ャ能力を示すパラメータと、そのマネージャを構成する
    装置に固有の識別データを持つネットワーク管理方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のネットワーク管理方法に
    おいて、 上記最も高いマネージャ能力のものを選定する処理とし
    て、各サブネットワークマネージャが持つ自己のマネー
    ジャ能力を示すパラメータを比較して、最も高い能力の
    ものを選定するネットワーク管理方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のネットワーク管理方法に
    おいて、 上記マネージャ能力を示すパラメータが一致するとき、
    さらに各装置に固有の識別データを所定の状態で比較し
    て、1つのサブネットワークマネージャをネットワーク
    マネージャとして選定するネットワーク管理方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のネットワーク管理方法に
    おいて、 上記ネットワークマネージャによる管理は、隣接する各
    サブネットワーク間の通信で、最も能力の高いサブネッ
    トワークマネージャをネットワークマネージャとして選
    定するネットワーク管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のネットワーク管理方法に
    おいて、 隣接する各サブネットワークマネージャ間で、自己のマ
    ネージャ能力を示すパラメータと、そのマネージャを構
    成する装置に固有の識別データを伝送するネットワーク
    管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のネットワーク管理方法に
    おいて、 隣接する各サブネットワークマネージャ間での上記パラ
    メータ及び識別データの伝送で、両サブネットワークマ
    ネージャ間で比較して、一方のサブネットワークマネー
    ジャを選定し、 選ばれなかった方のサブネットワークマネージャは、選
    ばれたサブネットワークマネージャのパラメータ及び識
    別データを引き継ぎ、 以後の隣接サブネットワークマネージャとの比較は、こ
    の引き継いだデータを自己のパラメータ及び識別データ
    として行うネットワーク管理方法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のネットワーク管理方法に
    おいて、 隣接する各サブネットワークマネージャ間での上記パラ
    メータ及び識別データの伝送で、両サブネットワークマ
    ネージャ間で比較して、一方のサブネットワークマネー
    ジャを親として選定し、 選ばれなかった方のサブネットワークマネージャを子と
    みなすネットワーク管理方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のネットワーク管理方法
    において、 上記比較で、両サブネットワークマネージャ間の能力パ
    ラメータと識別データの双方が同一の場合、同一の親の
    サブネットワークマネージャから引き継いだデータとし
    て、親と子の関係なしとするネットワーク管理方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のネットワーク管理方
    法において、 1つの隣接するサブネットワークマネージャとの関係が
    親であり、他に隣接するサブネットワークマネージャが
    存在しないとき、終了コマンドを親のサブネットワーク
    マネージャに送信するネットワーク管理方法。
  12. 【請求項12】 請求項10記載のネットワーク管理方
    法において、 1つの隣接するサブネットワークマネージャとの関係が
    親であり、かつ残りの隣接するサブネットワークマネー
    ジャとの関係が、親と子の関係なしか子であり、全ての
    子から終了コマンドを受け取っているとき、終了コマン
    ドを親のサブネットワークマネージャに送信するネット
    ワーク管理方法。
  13. 【請求項13】 請求項10記載のネットワーク管理方
    法において、 全ての隣接サブネットワークマネージャとの関係が親と
    子の関係なし、又は子であり、全ての子から終了コマン
    ドを受け取ったとき、自らをネットワークマネージャと
    判断するネットワーク管理方法。
  14. 【請求項14】 請求項7記載のネットワーク管理方法
    において、 上記隣接する各サブネットワークマネージャ間での伝送
    時の通信コマンドとして、 能力パラメータと固有の識別データを送出して、隣接サ
    ブネットワークマネージャとの1対1の比較を要求する
    第1コマンドと、 該第1コマンドに応答して、比較を行い、その結果を報
    告する第2コマンドとを備えたネットワーク管理方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のネットワーク管理方
    法において、 上記第1コマンド及び第2コマンドを備えた場合に、 所定のカウンタ値の設定とその設定された値の両サブネ
    ットワークマネージャ間での比較を行うことで、第2コ
    マンドが有効であるか否かの判断を行うネットワーク管
    理方法。
  16. 【請求項16】 請求項13記載のネットワーク管理方
    法において、 自らをネットワークマネージャと判断したサブネットワ
    ークマネージャは、 そのネットワークマネージャとして選ばれたことを示す
    選定完了コマンドを全ての隣接サブネットワークに送信
    し、 上記ネットワークマネージャとして選ばれたことを示す
    データを受け取ったサブネットワークマネージャは、隣
    接した全ての子のサブネットワークマネージャに選定完
    了コマンドを送信するネットワーク管理方法。
  17. 【請求項17】 少なくとも1つのノードが接続された
    バスを第1のブリッジで接続してサブネットワークを構
    成し、 複数のサブネットワーク同士を第2のブリッジで接続し
    て構成されるネットワークシステムで、ネットワークシ
    ステム全体を管理するネットワークマネージャを選定す
    るネットワークマネージャ選定方法において、 上記各サブネットワーク毎に定められたサブネットワー
    クマネージャの中から所定の処理で上記ネットワークマ
    ネージャを選定するネットワークマネージャ選定方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のネットワークマネー
    ジャ選定方法において、 ネットワークマネージャは、上記各サブネットワークマ
    ネージャの中から、最もマネージャ能力の高いものを選
    定するネットワークマネージャ選定方法。
  19. 【請求項19】 請求項17記載のネットワークマネー
    ジャ選定方法において、 上記各サブネットワークマネージャは、自己のマネージ
    ャ能力を示すパラメータと、そのマネージャを構成する
    装置に固有の識別データを持ち、そのパラメータと識別
    データに基づいてネットワークマネージャを選定するネ
    ットワークマネージャ選定方法。
  20. 【請求項20】 請求項18記載のネットワークマネー
    ジャ選定方法において、 上記最も高いマネージャ能力のものを選定する処理とし
    て、各サブネットワークマネージャが持つ自己のマネー
    ジャ能力を示すパラメータを比較して、最も高い能力の
    ものを選定するネットワークマネージャ選定方法。
  21. 【請求項21】 請求項20記載のネットワークマネー
    ジャ選定方法において、 上記マネージャ能力を示すパラメータが一致するとき、
    さらに各装置に固有の識別データを所定の状態で比較し
    て、1つのサブネットワークマネージャをネットワーク
    マネージャとして選定するネットワークマネージャ選定
    方法。
  22. 【請求項22】 請求項17記載のネットワークマネー
    ジャ選定方法において、 隣接する各サブネットワーク間の通信で、最も能力の高
    いサブネットワークマネージャを判断して、ネットワー
    クマネージャを選定するネットワークマネージャ選定方
    法。
  23. 【請求項23】 請求項17記載のネットワークマネー
    ジャ選定方法において、 隣接する各サブネットワークマネージャ間で、自己のマ
    ネージャ能力を示すパラメータと、そのマネージャを構
    成する装置に固有の識別データを伝送して、ネットワー
    クマネージャとして適切なサブネットワークマネージャ
    を判断するネットワークマネージャ選定方法。
  24. 【請求項24】 請求項23記載のネットワークマネー
    ジャ選定方法において、 隣接する各サブネットワークマネージャ間での上記パラ
    メータ及び識別データの伝送で、両サブネットワークマ
    ネージャ間で比較して、一方のサブネットワークマネー
    ジャを選定し、 選ばれなかった方のサブネットワークマネージャは、選
    ばれたサブネットワークマネージャのパラメータ及び識
    別データを引き継ぎ、 以後の隣接サブネットワークマネージャとの比較は、こ
    の引き継いだデータを自己のパラメータ及び識別データ
    として行うネットワークマネージャ選定方法。
  25. 【請求項25】 請求項23記載のネットワークマネー
    ジャ選定方法において、 隣接する各サブネットワークマネージャ間での上記パラ
    メータ及び識別データの伝送で、両サブネットワークマ
    ネージャ間で比較して、一方のサブネットワークマネー
    ジャを親として選定し、 選ばれなかった方のサブネットワークマネージャを子と
    みなすネットワークマネージャ選定方法。
  26. 【請求項26】 請求項25記載のネットワークマネー
    ジャ選定方法において、上記比較で、両サブネットワー
    クマネージャ間の能力パラメータと識別データの双方が
    同一の場合、同一の親のサブネットワークマネージャか
    ら引き継いだデータとして、親と子の関係なしとするネ
    ットワークマネージャ選定方法。
  27. 【請求項27】 請求項26記載のネットワークマネー
    ジャ選定方法において、 1つの隣接するサブネットワークマネージャとの関係が
    親であり、他に隣接するサブネットワークマネージャが
    存在しないとき、終了コマンドを親のサブネットワーク
    マネージャに送信するネットワークマネージャ選定方
    法。
  28. 【請求項28】 請求項26記載のネットワークマネー
    ジャ選定方法において、 1つの隣接するサブネットワークマネージャとの関係が
    親であり、かつ残りの隣接するサブネットワークマネー
    ジャとの関係が、親と子の関係なしか子であり、全ての
    子から終了コマンドを受け取っているとき、終了コマン
    ドを親のサブネットワークマネージャに送信するネット
    ワークマネージャ選定方法。
  29. 【請求項29】 請求項26記載のネットワークマネー
    ジャ選定方法において、 全ての隣接サブネットワークマネージャとの関係が親と
    子の関係なし、又は子であり、全ての子から終了コマン
    ドを受け取ったとき、自らをネットワークマネージャと
    選定するネットワークマネージャ選定方法。
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