JPH11354962A - 電気通信装置 - Google Patents

電気通信装置

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JPH11354962A
JPH11354962A JP16044498A JP16044498A JPH11354962A JP H11354962 A JPH11354962 A JP H11354962A JP 16044498 A JP16044498 A JP 16044498A JP 16044498 A JP16044498 A JP 16044498A JP H11354962 A JPH11354962 A JP H11354962A
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JP
Japan
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units
fan
unit
exhaust port
communication unit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16044498A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Sato
靖幸 佐藤
Noriko Kotani
典子 小谷
Fumitaka Ando
文隆 安藤
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Fujitsu I Network Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu I Network Systems Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11354962A publication Critical patent/JPH11354962A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部に収容した回路ユニット等を冷却するた
めの気流の乱れを抑制し、効果的な冷却を行うことので
きる、電気通信装置を提案する。 【解決手段】 本装置は、電源ユニット、ファンユニッ
トおよび回路ユニットをそれぞれ複数収容可能であっ
て、前記回路ユニット、所定の機能を有する複数のパッ
ケージを水平面に対して垂直に延在するように、かつこ
れらを並行に配置したものであり、該ユニット上方に前
記ファンユニットを収容し、このファンユニットにより
気流を発生させ、これを該装置の一面に設けた排気口か
ら排出させて前記回路ユニットの冷却を行うものであ
り、前記ファンユニット上方に、前記排気口から前記排
気口に対向する該装置内壁面へと延在する、前記ファン
ユニットの間に、前記回路ユニットの搭載方向と同方向
に配置した少なくとも一枚の仕切板と、前記仕切板の間
に配置した、前記排気口に対向する前記内壁面から前記
排気口へ向かって斜め上方に延在する、少なくとも一枚
の斜め板とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気通信装置に関
するものであり、特に収納した回路ユニット等で発生し
た熱をファンにより生じた気流によって強制的に冷却す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図11および図12は、従来の装置の一例を
示すものである。この装置31は、トップカバー32および
本体33を具え、本体33に電源ユニット34、回路ユニット
35および空気の流れによる強制冷却のためのファン37を
複数設けたファンユニット36をそれぞれ複数収容可能と
なっている。またトップカバーには、換気のための排気
口38が設けられている。さらに、本体33底部には吸気口
39が設けられている。
【0003】図13は、図11および図12に示す装置31にお
ける、回路ユニット35等の冷却のための空気の流れを示
すものである。ファンユニット36のファン37の回転によ
り、装置底部の吸気口39より流入した空気は、電源ユニ
ット34間および回路ユニット35間を通過し、ファン37に
より加速されて排気口38より外部へ排気される。図中の
矢印は、その空気の流れを模式的に示すものである。
【0004】図14は、装置31内での冷却空気の流れを示
すものであり、図11のA-A 線に沿った断面図で示すもの
である。図中の矢印は、空気の流れの速度および方向を
示すものであり、矢印の向きが流れの方向を、大きさが
流れの速度をそれぞれ示すものである。図より、装置31
下部より、回路ユニット35の間を流れる空気が、ファン
37によって加速されて、装置31の背面部31b 側に設けた
排気口38より流出していることがわかる。
【0005】図15は、図14に示す断面図の、装置正面部
31a 付近を特に拡大して示す図である。この図より、正
面部31a 付近において、排気口側へ向かう流れとは逆向
きの乱流が発生していることがわかる。
【0006】一方、図16は、装置31内での冷却空気の流
れを、図11のB-B 線に沿った断面図で示すものであり、
また図17は、図16の一部を拡大して示すものである。図
より明らかなように、ファン37の間で乱流が発生してお
り、さらに装置31の側面部の内壁31c 近くでも乱流が生
じている。
【0007】こうした乱流の発生は、冷却空気による回
路ユニット等の効果的な冷却を妨げ、熱による機器の障
害をも生じさせうることとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決し、冷却空気による電源および回路の冷却を効
果的に行うことのできる、電気通信機器収容装置を提案
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記の目的を達成するため、本発明は、電源ユニット、フ
ァンユニットおよび回路ユニットをそれぞれ複数収容可
能な電気通信機器装置であって、前記回路ユニットが、
所定の機能を有する複数のパッケージを水平面に対して
垂直に延在するように、かつこれらを並行に配置したも
のであり、該ユニット上方に前記ファンユニットを収容
し、このファンユニットにより気流を発生させ、これを
該装置の一面に設けた排気口から排出させて前記回路ユ
ニットの冷却を行う装置において、前記ファンユニット
上方に、前記排気口から前記排気口に対向する該装置内
壁面へと延在する、前記ファンユニットの間に、前記回
路ユニットの搭載方向と同方向に配置した少なくとも一
枚の垂直な仕切板と、前記仕切板の間に配置した、前記
内壁面から前記排気口へ向かって斜め上方に延在する、
少なくとも一枚の斜め板とを具えることを特徴とする。
【0010】すなわち、本発明に係る装置においては、
冷却空気の流れを、乱流の発生を抑制しつつ排気口方向
に誘導するための誘導板を設けている。この誘導板は、
ファンユニットの間に、排気口から、この排気口に対向
する装置内壁へと延在する、ファンユニットの間に回路
ユニットの搭載方向と同方向に配置した少なくとも一枚
の垂直な仕切板と、これら垂直な仕切板との間に、前記
内壁側から排気口側へと斜め上向きになった斜め板から
なる。それによって、冷却空気の流れを、乱流を抑えて
滑らかに排気口へと導くことができ、回路等の冷却を効
果的に行うことができる。
【0011】本発明に係る装置の好適な実施形態におい
ては、前記斜め板の水平面に対する角度を20°〜40°と
しても良い。これによって装置下方からの流れを滑らか
に排気口へと導くことができるようになる。
【0012】また、本発明に係る装置の好適な実施形態
においては、前記仕切板および前記斜め板を、前記ファ
ンユニットと一体に設けても良い。それによって、装置
の構造を簡略化することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態について説明する。
【0014】図1および図2は、本発明に係る電気通信
装置を示すものである。本装置1は、トップカバー2お
よび本体3からなり、本体3には電源ユニット4,回路
ユニット5および複数のファン7を取り付けたファンユ
ニット6をそれぞれ複数収容できるようになっており、
これらは背面部3bから挿入および取り出しが可能となっ
ている。またトップカバー2の背面部2b側には、冷却空
気を排出するための排気口8が設けられている。また、
トップカバー2の内側には、正面部2aから背面部2bに向
かって斜め上方に延在する仕切板9を、ファンユニット
6の間に、回路ユニット5の搭載方向と同方向に位置す
るように配置し、また、これら仕切板9の間に斜め板10
を配置している。なお、本装置1の本体3底面には、図
示しない吸気口11が設けられている。
【0015】図3は、トップカバー2を示すものであ
る、本例では、仕切板9および斜め板10をカバー内側に
取り付けている。なお、ここで斜め板10は、一枚の板と
して形成しても良く、また、仕切板9の間にそれぞれ一
枚ずつ形成しても良い。
【0016】図4は、本装置1を背面および側面からそ
れぞれ見た図である。図4(b)に示す例では、斜め板10の
水平線Hに対する角度は30°としている。なお、本発明
においては、この角度は、20°〜40°の間を取ることが
できる。
【0017】図5は、本装置1における、回路ユニット
等の冷却のための空気の流れを示すものであり、図1の
A-A 線に沿った断面で示すものである。ファンユニット
6のファン7の回転により、装置底部の吸気口11より流
入した空気は、電源ユニット4間および回路ユニット5
間(図示せず)を通過し、ファン7を経て排気口8より
外部へ流出する。図の矢印は、その空気の流れを示すも
のであり、矢印の向きが流れの方向を、大きさが流れの
速度をそれぞれ表している。例えば図14と比較して理解
されるように、本図より、装置1下部の吸気口11より流
入した空気が、ファン7によって上昇、加速され、排気
口8より流出していることがわかる。また、斜め板10に
よって、空気が整流されて乱流が発生することなしに排
気口8へ誘導されていることが理解されよう。
【0018】図6は、図5の斜め板10とその周辺を拡大
して示すものである。図15と比較すると、斜め板10によ
って空気が排気口8の方向へ滑らかに流れていることが
より理解されるであろう。
【0019】図7は、図5と同様に、本装置における回
路ユニット等の冷却のための空気の流れを示すものであ
り、図1のB-B 線に沿った断面で示すものである。図16
と比較すると、明らかに、仕切板9によって、ファン7
で加速された流れに乱れが生じていないことがわかる。
【0020】図8は、図7の一部を拡大して示す図であ
る。本図からも、仕切板9によって乱れのない流れが生
じていることが理解されよう。
【0021】図9は、本発明に係る装置の他の例を示す
ものである。本装置21においては、ファンユニット26
を、排気口28を有し、仕切板29および斜め板30と一体と
した構成を取る。
【0022】図10は、ファンユニット26を示す図であ
る。図示の例においても、斜め板30の角度を30°として
いるが、ここでも、角度は20°〜40°の値を取ることが
できる。なお、仕切板29および斜め板30は、図9および
図10の例のように初めからファンユニットの筐体として
一体に製作しても良いが、従来のファンユニット(例え
ば図1のファンユニット6)にねじ止め、溶接等により
取り付けることとしても良い。
【0023】以上説明したように本装置によれば、回路
ユニット等を冷却するため、空気の乱流が抑制されて滑
らかに流れるようになることから、効果的な冷却が可能
となる。その結果、熱による回路の障害を有効に避け得
ることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気通信装置を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る装置を、トップカバーの一部を切
り欠いて示す斜視図である。
【図3】本発明に係る装置のトップカバーの表面および
裏面をそれぞれ示す斜視図である。
【図4】本発明に係る装置を背面および側面からそれぞ
れ見た図である。
【図5】本発明に係る装置内部の冷却空気の流れを、図
1のA-A 線に沿って示す断面図である。
【図6】図5の一部を拡大して示す断面図である。
【図7】本発明に係る装置内部の冷却空気の流れを、図
1のB-B 線に沿って示す断面図である。
【図8】図7の一部を拡大して示す断面図である。
【図9】本発明に係る電気通信装置の他の例を示す斜視
図である。
【図10】図9に示す装置のファンユニットを示す図で
ある。
【図11】従来の電気通信装置の一例を示す斜視図であ
る。
【図12】図11に示す装置を、トップカバーの一部を
切り欠いて示す斜視図である。
【図13】図11に示す装置における冷却空気の流れ
を、装置の背面および側面からそれぞれ見た図である。
【図14】図11に示す装置内部の冷却空気の流れを、
図11のA-A 線に沿って示す断面図である。
【図15】図14の一部を拡大して示す図である。
【図16】図11に示す装置内部の冷却空気の流れを、
図11のB-B 線に沿って示す断面図である。
【図17】図16の一部を拡大して示す図である。
【符号の説明】
1,21,31 電気通信機器装置 2,22,32 トップカバー 3,32,33 装置本体 4,24,34 電源ユニット 5,25,35 回路ユニット 6,26,36 ファンユニット 7,27,37 ファン 8,28,38 排気口 9,29 仕切板 10,30 斜め板 11,39 吸気口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源ユニット、ファンユニットおよび回
    路ユニットをそれぞれ複数収容可能な電気通信装置であ
    って、 前記回路ユニットが、所定の機能を有する複数のパッケ
    ージを水平面に対して垂直に延在するように、かつこれ
    らを並行に配置したものであり、該ユニット上方に前記
    ファンユニットを収容し、このファンユニットにより気
    流を発生させ、これを該装置の一面に設けた排気口から
    排出させて前記回路ユニットの冷却を行う装置におい
    て、 前記ファンユニット上方に、前記排気口から前記排気口
    に対向する該装置内壁面へと延在する、前記ファンユニ
    ットの間に、前記回路ユニットの搭載方向と同方向に配
    置した少なくとも一枚の垂直な仕切板と、 前記仕切板の間に配置した、前記内壁面から前記排気口
    へ向かって斜め上方に延在する、少なくとも一枚の斜め
    板と、を具えることを特徴とする、電気通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記斜め板の水平面に対する角度を20°〜40°とするこ
    とを特徴とする、電気通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の装置において、 前記仕切板および前記斜め板を、前記ファンユニットと
    一体に設けたことを特徴とする、電気通信装置。
JP16044498A 1998-06-09 1998-06-09 電気通信装置 Withdrawn JPH11354962A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16044498A JPH11354962A (ja) 1998-06-09 1998-06-09 電気通信装置

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JP16044498A JPH11354962A (ja) 1998-06-09 1998-06-09 電気通信装置

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JPH11354962A true JPH11354962A (ja) 1999-12-24

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ID=15715073

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JP16044498A Withdrawn JPH11354962A (ja) 1998-06-09 1998-06-09 電気通信装置

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JP (1) JPH11354962A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1367878A1 (en) * 2002-05-27 2003-12-03 Zyxel Communications Corporation Flow guiding-type heat-radiating fan module
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WO2006133589A2 (de) * 2005-06-15 2006-12-21 Almatec Ag Elektroschrank

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050906