JPH11353970A - スイッチ - Google Patents

スイッチ

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JPH11353970A
JPH11353970A JP16088498A JP16088498A JPH11353970A JP H11353970 A JPH11353970 A JP H11353970A JP 16088498 A JP16088498 A JP 16088498A JP 16088498 A JP16088498 A JP 16088498A JP H11353970 A JPH11353970 A JP H11353970A
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JP
Japan
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piece
contact
movable
substrate
fulcrum
Prior art date
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Pending
Application number
JP16088498A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Shimada
島田  勉
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Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型化が図れ構造が簡単で製造の容易なスイ
ッチを提供する。 【解決手段】 接点パターン27を設けたフレキシブル
基板20と、フレキシブル基板20に載置された際に接
点パターン27から所定距離離れた位置に配置されるス
トッパー37を設けた固定片30と、可動接点部55と
支点53と弾発部61とを設けた可動片50と、キート
ップ70とを具備する。可動片50の支点53を支点支
持部40に支持し、可動接点部55をストッパー37の
下側に配置し、弾発部61を固定片30の弾発部支持部
39に係止せしめ、固定片30をフレキシブル基板20
上に取り付ける。弾発部61の弾発力によって可動片5
0の可動接点部55の上面がストッパー37の下面に当
接している状態から可動片50の押圧部63をキートッ
プ70によって押圧することで、可動片50の可動接点
部55を接点パターン27に弾接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型化・薄型化が
図れるスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来マイクロスイッチとは、これを押圧
した際に該押圧距離が小さくても所定のクリック感覚と
クリック音を発しながらスイッチを確実にオンオフする
機能を有する小型のスイッチである。
【0003】そしてこの種のマイクロスイッチは各種機
器に利用されているが、各種機器の薄型化によってさら
なる薄型化が求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のマ
イクロスイッチは小型のものでも、例えば固定側の接点
をモールド樹脂内にインサート成形したものに弾性を有
する可動片を取り付けるなどの構造であったので、その
薄型化に限界があるばかりか、製造が煩雑になるという
問題点があった。
【0005】また、マイクロスイッチ内に塵芥が侵入し
た場合は接点のオンオフ不良を生じる恐れがある。しか
しながらこれを防止するために防塵構造を採用すると、
その構造が複雑化してさらに薄型化・製造の容易化を阻
害してしまう。
【0006】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、薄型化が図れるばかりか、構造が簡単
で製造の容易なスイッチを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明にかかるスイッチは、接点を設けた基板と、基
板に載置された際に該基板の接点から所定距離離れた位
置に配置されるストッパーを設けた固定片と、可動接点
部と支点と該支点と可動接点部の間に形成される弾発部
とを設けた可動片とを具備し、前記可動片の支点を前記
固定片に設けた支点支持部に支持し、可動片の可動接点
部を前記固定片のストッパーの下側に配置し、且つ可動
片の弾発部を可動片をその支点から可動接点部方向に向
けて弾発するように固定片に設けた弾発部支持部に係止
せしめ、さらにこの固定片を基板上に取り付けることに
より、弾発部の弾発力によって可動片の可動接点部が固
定片のストッパーに当接している状態から該可動片の所
定部分を押圧することで、可動片の可動接点部を基板の
接点に弾接し、該押圧を解除すると元の位置に自動復帰
することを特徴とする。前記基板の接点は、基板の表面
に接点パターンを露出して設けることで構成されるか、
或いは一方が可撓性を有する基板であって他方が可撓性
又は硬質の基板で構成された2枚の基板を重ね合わせて
両基板の対向面に対向するように設けた2つの接点パタ
ーンによって構成されていることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に
かかるスイッチの分解斜視図である。同図に示すように
このスイッチは、取付台10上に、フレキシブル基板2
0と、可動片50を取り付けた固定片30とを取り付
け、その上にキートップ70を配置して構成されてい
る。以下各構成部品について説明する。
【0009】取付台10は合成樹脂を板状に成形して構
成されており、その上面には4つの係止突起11を突設
している。
【0010】フレキシブル基板20は可撓性を有する合
成樹脂シート21の前記各係止突起11に対向する位置
に貫通孔23を設け、またその上面の2つの貫通孔23
の上に矩形状の導電パターン25を印刷形成し、またそ
の所定位置に円形の接点パターン(接点)27を印刷形
成して構成されている。なお導電パターン25と接点パ
ターン27からはそれぞれ回路パターン28が引き出さ
れており、その上には絶縁レジスト29が塗布されてい
る。
【0011】固定片30は鉄板などの硬質板をプレス成
形することで形成されており、その四隅の前記各係止突
起11に対向する位置に固定用孔31を設け、またその
内部に2つの長方形状の貫通孔33,35を設け、一方
の貫通孔33の内周の対向する位置にストッパー37と
弾発部支持部39を設け、他方の貫通孔35の内周に支
点支持部40を設けて構成されている。なお貫通孔35
側の2つの固定用孔31近傍には下方向に凸とされた小
突起部45,45が設けられている。
【0012】ここでストッパー37は舌片状であって、
固定片30の他の面よりも所定寸法上方向に位置するよ
うに折り曲げて構成されている。つまりこのストッパー
37は固定片30がフレキシブル基板20上に載置され
た際に該フレキシブル基板20の接点パターン27から
所定距離離れた位置に対向して位置するように構成され
ている。弾発部支持部39と支点支持部40は何れも舌
片形状であってその先端を上方向に折り曲げるととも
に、その側面にそれぞれ横方向に伸びる溝39a,40
aを設けている。
【0013】可動片50は薄い弾性金属板(例えばリン
青銅,SUS,ベリリウム銅等)をプレス加工すること
によって形成されており、その中央に設けた矩形状の貫
通孔51の両側に、それぞれ支点53と可動接点部55
とを設けている。即ち図示するように可動片50の一端
側に設けた孔57の内周辺を支点53にしており、また
可動片50の他端側に設けた段部59よりも先端側部分
を可動接点部55にしている。可動接点部55には下方
向に凸となった小突起部55aが設けられている。貫通
孔51の内周には段部59側の部分から円弧状にわん曲
して形成された弾発部61が突出している。また貫通孔
51と孔57の間の部分は押圧部63を構成している。
【0014】キートップ70は合成樹脂を下面が開放さ
れた箱型に成形して構成されており、その下面の凹部7
1の底に平板状の押圧部73を突出している。
【0015】次にこのスイッチを組み立てるには、予め
固定片30に可動片50を取り付ける。即ち可動片50
の可動接点部55を固定片30のストッパー37の下側
に位置させ、また弾発部61の先端を弾発部支持部39
の溝39aに係合した状態で、支点支持部40を孔57
に挿通して支点53を溝40aに係合して取り付ける。
【0016】そして取付台10の上にフレキシブル基板
20と固定片30を載せ、係止突起11を貫通孔23と
固定用孔31に挿入してその先端を熱カシメして固定す
る。そして可動片50の上にキートップ70を配置すれ
ばこのスイッチが完成する。
【0017】図2は以上のようにして構成されたスイッ
チの概略側断面図である。同図に示すように可動片50
の可動接点部55は、その上面が弾発部61の弾発力に
よってストッパー37の裏面に弾接している。またキー
トップ70の押圧部73は可動片50の押圧部63に当
接している。また固定片30の小突起部45,45(図
1参照)を設けた部分は導電パターン25に強く押し付
けられて電気的に確実に接続されている。
【0018】そして図2に示す状態からキートップ70
を矢印A方向に押圧すれば、押圧部63が押圧されるこ
とで当初は可動接点部55がストッパー37に当接した
ままの状態で可動片50はその全体が少し下方向に円弧
状に撓む。そして該撓み量が増えてゆき、弾発部61に
よる可動接点部55のストッパー37への当接状態維持
力を越えると、可動接点部55は突然ストッパー37か
ら離れて前記可動片50の撓み力を放出することで下降
して図3に示すように可動接点部55の下面(小突起部
55aの部分)が接点パターン27に弾接する。このと
きクリック感覚とクリック音が発生する。固定片30と
可動片50は何れも導電体なので、フレキシブル基板2
0の接点パターン27と導電パターン25間がオンす
る。
【0019】キートップ70による押圧を解除すれば弾
発部61の弾発力によって可動片50は元の図2に示す
位置に自動復帰し、可動接点部55の接点パターン27
への当接は解除され、オフする。
【0020】なおこのスイッチの場合、特に防塵対策は
取られていないが、このスイッチを塵芥の多い雰囲気中
で使用するような場合は、可動片50を取り付けた固定
片30を図4に示すような防塵シート90で覆えば良
い。同図に示すように防塵シート90は薄い合成樹脂フ
イルムに上方向に凸のわん曲部91を設け、その周囲に
4つの貫通孔93を設けて構成されている。そしてこの
防塵シート90は、図1に示す取付台10にフレキシブ
ル基板20と可動片50を取り付けた固定片30とを載
せた上に被せられ、防塵シート90の貫通孔93に取付
台10の係止突起11を挿入してその先端を熱カシメす
れば、容易に且つスイッチの厚みを厚くすることなく固
定片30及び可動片50を覆うように取り付けることが
できる。これによってスイッチの防塵が図れる。
【0021】またフレキシブル基板20として上記実施
形態のようにその表面に接点パターン27を露出して設
けるように構成するのではなく、図5に示すフレキシブ
ル基板20−2のように少なくとも上側の基板が可撓性
を有する2枚の基板101,105を図示しないスペー
サを介して重ね合わせてその対向面にそれぞれ設けた2
つの接点パターン103,107を対向することで接点
を形成して構成しても良い。このように構成すれば接点
を構成する2つの接点パターン103,107の部分に
固定片30等側から塵芥が侵入することはなく、確実に
防塵できる。なおこのフレキシブル基板20−2は固定
片30や可動片50がスイッチ回路の一部を構成しない
ので、これらは導電性材料で構成しなくても良い。
【0022】なお上記実施形態では基板としてフレキシ
ブル基板20を用いたが、硬質基板を用いても良い。そ
の場合は取付台10は必ずしも必要なくなる。この場合
の固定片の基板への固定方法としては、接着剤付きのテ
ープを貼り付けて固定したり、その他の各種取り付け方
法を用いれば良い。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、基板上に可動片を取り付けた固定片を取り付けるだ
けでスイッチが構成できるので、スイッチの薄型化が図
れるばかりか、構造が簡単で製造が容易であるという優
れた効果を有する。
【0024】また1枚の基板上の所望の位置に複数の上
記スイッチを容易に取り付けていくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるスイッチの分解斜
視図である。
【図2】スイッチの概略側断面図である。
【図3】スイッチの動作説明図である。
【図4】防塵シート90を示す斜視図である。
【図5】フレキシブル基板20−2の他の実施形態を示
す分解斜視図である。
【符号の説明】 10 取付台 20 フレキシブル基板(基板) 27 接点パターン(接点) 30 固定片 37 ストッパー 39 弾発部支持部 40 支点支持部 50 可動片 53 支点 55 可動接点部 61 弾発部 63 押圧部 70 キートップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接点を設けた基板と、 基板に載置された際に該基板の接点から所定距離離れた
    位置に配置されるストッパーを設けた固定片と、 可動接点部と支点と該支点と可動接点部の間に形成され
    る弾発部とを設けた可動片とを具備し、 前記可動片の支点を前記固定片に設けた支点支持部に支
    持し、可動片の可動接点部を前記固定片のストッパーの
    下側に配置し、且つ可動片の弾発部を可動片をその支点
    から可動接点部方向に向けて弾発するように固定片に設
    けた弾発部支持部に係止せしめ、さらにこの固定片を基
    板上に取り付けることにより、 弾発部の弾発力によって可動片の可動接点部が固定片の
    ストッパーに当接している状態から該可動片の所定部分
    を押圧することで、可動片の可動接点部を基板の接点に
    弾接し、該押圧を解除すると元の位置に自動復帰するこ
    とを特徴とするスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記基板の接点は、基板の表面に接点パ
    ターンを露出して設けることで構成されるか、或いは一
    方が可撓性を有する基板であって他方が可撓性又は硬質
    の基板で構成された2枚の基板を重ね合わせて両基板の
    対向面に対向するように設けた2つの接点パターンによ
    って構成されていることを特徴とする請求項1記載のス
    イッチ。
JP16088498A 1998-06-09 1998-06-09 スイッチ Pending JPH11353970A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105261507A (zh) * 2015-08-19 2016-01-20 东莞市美光达光学科技有限公司 一种产生按压触感及快速回弹的薄型键盘开关键组结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105261507A (zh) * 2015-08-19 2016-01-20 东莞市美光达光学科技有限公司 一种产生按压触感及快速回弹的薄型键盘开关键组结构

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