JPH11353630A - 磁気テ―プのデ―タ記録および読み取り方法 - Google Patents

磁気テ―プのデ―タ記録および読み取り方法

Info

Publication number
JPH11353630A
JPH11353630A JP11131742A JP13174299A JPH11353630A JP H11353630 A JPH11353630 A JP H11353630A JP 11131742 A JP11131742 A JP 11131742A JP 13174299 A JP13174299 A JP 13174299A JP H11353630 A JPH11353630 A JP H11353630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
read
tape
servo
magnetic head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11131742A
Other languages
English (en)
Inventor
Richard D Barndt
リチャード・ディー・バーント
Carl P Taussig
カール・ピー・トーシィグ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hewlett Packard Co filed Critical Hewlett Packard Co
Publication of JPH11353630A publication Critical patent/JPH11353630A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/008Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires
    • G11B5/00813Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/488Disposition of heads
    • G11B5/4893Disposition of heads relative to moving tape
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/56Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head support for the purpose of adjusting the position of the head relative to the record carrier, e.g. manual adjustment for azimuth correction or track centering
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/584Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/14Reducing influence of physical parameters, e.g. temperature change, moisture, dust

Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気テープの経年収縮の影響を受けないような
磁気テープ読み書き手段を提供する。 【解決手段】経年テープ縮小のような寸法上の不安定要
因によるテープ幅の変動を補償するため、磁気テープに
対して相対的に方位角度を変更することができる複数ト
ランスデューサ磁気ヘッドを使用する。磁気ヘッドは、
複数の書き込み/読み取り機構の両側に2つのサーボ読
み取り機構を含む。最初の書き込み動作の間、磁気ヘッ
ドは例えば20度の書き込み方位角度に位置づけられ
る。読み取り動作の場合、磁気ヘッドの方位角度を書き
込みの場合より大きい読み取り方位角度に変更すること
によって、2つのサーボ読み取りトランスデューサが2
つのサーボ・トラックに位置合わせされ、その結果すべ
ての読み取りトランスデユーサが対応するデータ・トラ
ックに正しく位置合わせされる。データの再記録の場
合、磁気ヘッドは読み取り方位角度に位置づけられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、磁気
テープのようなデータ記憶媒体に対するデータの記録お
よび読み取りに関するものであり、特に、テープの寸法
上の不安定性を持つ磁気テープに対するデータの記録お
よび読み取りに関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気テープ・データ記憶装置は、コンピ
ュータにおける取り外しのできないディスク・ドライブ
に記憶されたデータのバックアップを取るために広く使
われている。取り外しのできないディスク・ドライブに
記憶されたデータは、操作員のエラーまたは機械の故障
のため消失する場合がある。磁気テープ・データ記憶装
置に記憶されるデータの1単位あたりのコストは、その
他の形式の電子データ記憶方式に比較して廉価である。
従って、磁気テープ・データ記憶装置は、データをバッ
クアップする効率的手段を提供する。
【0003】磁気テープ・データ記憶装置を使用してデ
ータを記憶する1つの方法は、「螺旋形走査」技術とし
て知られている。螺旋形走査技術を使用する磁気テープ
・データ記憶装置は、テープの長さ方向に対して斜めと
なるストライプでデータを記録する。螺旋形走査技術に
おいては、大きなデータ記憶容量を生むようにゆっくり
駆動されるテープに対して回転ドラム・ヘッドが使用さ
れる。
【0004】磁気テープ・データ記憶装置を使用してデ
ータを記憶する別の1つの方法は、「線形記録」技術と
呼ばれている。線形記録技術を使用する磁気テープ・デ
ータ記憶装置は、テープの長さ方向に広がる複数平行ト
ラックにデータを記録する。螺旋形走査技術と相違し
て、線形記録技術においては、固定複数トランスデュー
サ磁気ヘッドが使用される。線形記録技術では、複数の
書き込み/読み取りトランスデューサがテープに対して
同時にはたらくことができる。加えて、線形記録装置に
おけるテープ速度は、典型的には、螺旋形走査装置にお
けるテープ速度より速い。
【0005】図1には、線形記録装置において使用され
るた複数トランスデューサ磁気ヘッド10の従来技術の
構成が示されている。複数トランスデューサ磁気ヘッド
10は、磁気テープ12の部分上に位置づけられる。磁
気テープ12の幅は、図1に示されているものよりかな
り広いものもある。磁気ヘッド10は、7つの書き込み
トランスデューサ14および7つの読み取りトランスデ
ューサ16を含む。7つの書き込みトランスデューサ1
4と7つの読み取りトランスデューサ16は7つの書き
込み/読み取りペア18を形成し、それらペア18の各
々が1つの書込みトランスデューサ14と1つの読み取
りトランスデューサ16を含む。磁気ヘッド10が7個
だけの書き込み/読み取りペアを含むように例示されて
いるが、それより多い数あるいは少ない数の書き込み/
読み取りペアを持つその他の従来技術の磁気ヘッド構成
も存在する。
【0006】一連の平行データ・トラック20が磁気テ
ープ12上に示されている。7つのデータ・トラック2
0だけが図示されているが、それ以上または以下の数の
トラック構成も可能である。データ・トラック20の間
にはトラック・スペース22がある。トラック・スペー
ス22は、記録動作の間にアクセスされない磁気テープ
12上の領域である。トラック・スペース22は、デー
タ・トラック20にデータを記録するために使用される
書き込みトランスデューサの間のスペースに対応する。
典型的には、トラック・スペース22の幅はデータ・ト
ラック20の幅より大幅に大きい。磁気ヘッド上の書き
込みトランスデューサの間のスペースによって、データ
・トラックとトラック・スペースの間の幅の差が大きく
なる。製造上の困難性のため、磁気ヘッド上の書き込み
トランスデューサは、データ・トラックの幅よりも大幅
に間隔をあけられる。例えば、データ・トラック20の
幅は20ミクロンであるのに対して、トラック・スペー
ス22の幅は200ミクロンである。最も外側のデータ
・トラックの幅を含む最も外部データ・トラック20の
間の距離W1を以下単にトラック幅と呼ぶ。
【0007】図1に示されるように、読み取りトランス
デューサ16の長さは、書き込みトランスデューサ14
の長さより短い。読み取りトランスデューサ16と書き
込みトランスデューサ14の長さの相違は、経年テープ
収縮やその他のトラック位置合わせ誤差の原因を補償す
るため、読み取りトランスデューサ16の両側に誤差マ
ージンを備えるためのものである。誤差マージンは、ト
ラック20の縁から読み取りトランスデューサ16のそ
のトラック20に対する最も近い縁までの距離である。
【0008】テレフタル酸ポリエチレン基板を使用して
作り上げられたテープのような磁気テープは、テープの
使用可能期間の間に、収縮する傾向を持つ。収縮の量
は、温度、湿気、テープの材料および時間のようないく
つかの要因に依存する。そのようなテープの経年収縮
は、磁気テープ上に記録された価値あるデータを取り出
す線形記録装置の能力に大きな影響を及ぼす。経年テー
プ収縮は、テープの幅の0.2ないし0.3パーセントほ
どの収縮を伴うにすぎないが、磁気ヘッドの最も外側の
読み取りトランスデューサは、特に磁気ヘッドが多数書
き込み/読み取りペアを含む場合、対応するデータ・ト
ラックに正しく位置あわせされない可能性がある。これ
は、主として、トラック・スペースがデータ・トラック
より大幅に広く、従って1つのデータ・トラックの幅が
トラック幅のわずか約1%を含むにすぎないという事実
による。トラック幅に対する単一データ・トラックの幅
の比率は、一層多数の書き込み/読み取りペアが磁気ヘ
ッドに組み込まれるほど減少する。一層大きい数の磁気
ヘッド上の書き込み/読み取りペアは、一層高いデータ
転送率に匹敵する。
【0009】図2は、経年テープ収縮が誤差マージンに
よって十分補償されない場合の経年テープ収縮の潜在的
影響を示している。図2においては、図1において示さ
れたものと同じ多数トランスデューサ磁気ヘッド10お
よび同じ磁気テープ12が示されている。しかしなが
ら、経年テープ収縮のため、トラック幅の長さはW1か
らW2へ減少している。磁気テープ12の収縮のため、
最も外側の読み取りトランスデューサ16は、対応する
最も外側のデータ・トラック20を越えている。そのた
め、最も外側のデータ・トラック20上に記録されてい
るデータは信頼性を保って読み取ることができない。
【0010】読み取りトランスデューサ対トラック位置
合わせ誤差の影響を減らすためサーボモータ追跡技法が
開発された。既知のサーボモータ追跡技法は種々多様で
あるが、大部分は、正しいデータ・トラック上に読み取
りトランスデューサを位置づけるため、テープ幅の方向
に磁気ヘッドを動的に移動させることを必要とする。し
かしながら、そのようなサーボモータ追跡技法は、従来
技術の複数トランスデューサ・ヘッド上で使用される場
合、必ずしも経年収縮の影響を補償することに効果的で
あるというわけではない。図2を参照すれば、磁気ヘッ
ド10を下方へ移動すれば、最上部の読み取りトランス
デューサ16は最上部のデータ・トラック20に整合さ
せることができる。しかしながら、磁気ヘッド10の下
方への移動は、最下部の読み取りトランスデューサ16
と最下部のデータ・トラック20の不一致を一層増幅さ
せる。従って、サーボモータ追跡技法は、磁気テープに
おける経年収縮の望ましくない影響を解決しない。
【0011】経年テープ収縮問題に対する1つの解決策
は、磁気ヘッド上の書き込み/読み取りペアの数を減少
させることである。しかしながら、この解決策は、デー
タ記憶装置のデータ転送率を大幅に減少させる。加え
て、経年テープ収縮を補償するため十分な誤差マージン
がなおも必要とされる。
【0012】データ転送率に影響を及ぼすことなく経年
テープ収縮問題を軽減する効果的な方法は、書き込みト
ランスデューサ14を延伸させることによって誤差マー
ジンを増加させることである。しかしながら、より長い
トランスデューサ14はデータ・トラック20の幅を広
げ、その結果、磁気テープ12上に記録されることので
きるデータ・トラック20の数を減少させる。線形記録
装置において使用される磁気テープの記憶容量を一層増
加させる必要性のため、磁気テープ上のトラックの密度
を増加させたい要求が存在する。従って、テープ幅の変
更を伴わない磁気テープのトラック数の増加が求められ
る。データ・トラック20の幅を増加させることは好ま
しい解決策ではないが、典型的な従来技術の線形記録装
置は、より広い誤差マージンを設けるため、読み取りト
ランスデューサと比較して非常に長い書き込みトランス
デューサを備える。例えば、書込みトランスデューサ1
4が長さ27ミクロンであるものがあり、これは、経年
テープ収縮が発生する前に、27ミクロンのデータ・ト
ラック20を形成する。この場合、読み取りトランスデ
ューサ16は長さ13ミクロンである。この例では、読
み取りトランスデューサ16の両側の誤差マージンは、
読み取りトランスデューサ16が書き込みトランスデュ
ーサ14に対して中央に位置するとすれば、各々7ミク
ロンである。この構成では、データ・トラック20の幅
の半分以上が、誤差マージンのために使用されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように、データ転
送率に悪影響を及ぼすことなく経年テープ収縮を補償し
ながら磁気テープのトラック密度を増加させることので
きる線形記録装置および方法が求められている。
【0014】
【課題を解決するための手段】発明の課題を解決する手
段として、本発明は、複数トラック磁気テープのテープ
幅の変化を補償するように複数トラック磁気テープに対
するデータの記録および読み取りを行う方法を含む。該
方法は、上記データを記録するために使用される複数ト
ランスデューサのアレイを有する磁気ヘッドを正しく位
置づけるため書き込み方位角度を設定した後、上記複数
トラック磁気テープ上の複数トラックに上記データを記
録するステップ、上記データを記録する上記ステップの
後に発生する上記テープ幅の変化に応じて、上記複数ト
ラックから上記データを取り出す間磁気ヘッドを正しく
位置づけるため上記書き込み方位角度に対して調整され
る読み取り方位角度を決定するステップ、および、上記
複数トラックにおける上記データの読み取り動作の間上
記読み取り方位角度を使用するステップを含む。
【0015】本発明は、複数トラック磁気テープとの間
でデータの記録および読み取りを行う方法および装置を
提供する。該方法および装置は、経年テープ収縮または
テープ寸法に影響するその他の要因によるテープ幅の変
動を補償するため、磁気テープに対する方位角度を変化
させることが可能な複数トランスデューサ磁気ヘッドを
利用する。磁気ヘッドの方位角度の変化は、磁気テープ
の長さ方向に対して磁気ヘッドを軸旋回させることによ
って達成される。磁気ヘッドの方位角度の変化は、テー
プ収縮によって影響を受けた磁気テープ上のデータ・ト
ラックに読み取りトランスデューサの位置を合わせる。
【0016】本発明の1つの側面において、複数トラン
スデューサ磁気ヘッドは、2つのサーボ読み取りトラン
スデューサの間に配置される多数の書き込み/読み取り
ペアを含む。書き込み/読み取りペアの各々は、1つの
書き込みトランスデューサおよび1つの読み取りトラン
スデューサを含む。読み取りトランスデューサは、好ま
しくは、書き込みトランスデューサより短い。読み取り
トランスデューサの長さが書き込みトランスデューサよ
り短いことによって、記録されたデータまたはサーボ・
トラックに対して誤差マージンが読み取りトランスデュ
ーサの両側に備わるように、読み取りトランスデューサ
が磁気ヘッドに配置されることが可能とされる。本発明
にとって必須ではないが、磁気ヘッドは、2つのサーボ
読み取りトランスデューサの間に配置される8つの書き
込み/読み取りペアを含むことができる。
【0017】複数トラック磁気テープとの間でデータの
記録および読み取りを行う本発明の方法は、書き込み方
位角度に置かれた磁気ヘッドを使用してデータを記録す
るステップを含む。例えば、書き込み方位角度は約20
度であって、書き込み方位角度ゼロと比較して、比較的
小さい方位角度変更によって経年テープ収縮に関する所
与の補償を達成することができる。ゼロより大きいいか
なるプラスの方位角度をも利用することができるが、方
位角度が増加するにつれ、読み取り動作の間の信号損失
も増加する。従って、30度を超える書き込み方位角度
は望ましくない。
【0018】磁気テープにデータを記録するため、事前
にサーボ・コードを記録されている2つの所望のサーボ
・トラックに2つの読み取りトランスデューサを位置合
わせすることによって、磁気ヘッドを磁気テープ上に位
置づけることができる。磁気ヘッドが正しく位置づけら
れると、磁気ヘッドは記録を開始することができる。磁
気テープが移動するにつれ、磁気ヘッドは8つのデータ
・トラックにデータを記録する。8つのデータ・トラッ
クが記録されると、磁気ヘッドを新しい8つのデータ・
トラック上に位置づけることによって、別の8つのデー
タ・トラックに更にデータを記録することができる。両
方のサーボ読み取りトランスデューサが再び新しい記録
されたサーボ・トラック・ペアに位置合わせされるよう
に磁気ヘッドを横に移動させることによって、新しいデ
ータ・トラック上への磁気ヘッドの位置あわせが達成さ
れる。サーボ読み取りトランスデューサが正しく位置合
わせされた後、書き込み/読み取りペアの書き込みトラ
ンスデューサが8つのデータ・トラックに追加データを
記録するように駆動される。すべてのデータ・トラック
が記録されるまで、付加データを記録するステップは繰
り返される。
【0019】本発明の方法に従う読み取り動作は、経年
収縮によって影響を受けた磁気テープ上の対応するデー
タおよびサーボ・トラックの範囲内に読み取りトランス
デューサがすべて位置合わせされるように、磁気ヘッド
を位置づけ、方向づけるステップを含む。本発明の1つ
の側面において、最上部サーボ読み取りトランスデュー
サが、所望のサーボ・トラックに記録されているサーボ
・コードを読み取ることによって所望のサーボ・トラッ
クに位置合わせされるように、磁気ヘッドが横方向に位
置づけされる。最上部読み取りトランスデューサが位置
合わせされた後、最下部サーボ読み取りトランスデュー
サが隣接のサーボ・トラックに位置合わせされるまで、
磁気ヘッドは軸旋回される。2つのサーボ読み取りトラ
ンスデューサを位置合わせすることによって、対応する
データ・トラックへ読み取りトランスデューサが位置合
わせされる。別の形態として、最下部のサーボ読み取り
トランスデューサを最初に使用して、サーボ・トラック
に位置合わせして、最上部サーボ読み取りトランスデュ
ーサを位置合わせするように、磁気ヘッドを軸旋回させ
るることもできる。更にまた別の形態として、磁気ヘッ
ドがデータおよびサーボ・トラックを走査して、2つの
隣接するサーボ・トラックの間の距離を決定する。走査
の方向は、トラックの縦の方向に対して垂直である。サ
ーボ読み取りトランスデューサを含む読み取りトランス
デューサを対応するトラックに位置合わせるため、2つ
のサーボ・トラックの間の距離を使用して正しい方位角
度が計算される。
【0020】寸法上の不安定性によって影響を受ける記
録された磁気テープ上の再書き込みは、記録されている
データ・トラック上への書き込みを伴う。テープ収縮が
相殺されるように、磁気ヘッドは読み取り方位角度に置
かれる。再書き込みは、オリジナルの書き込み動作に関
する場合と同じステップを含む。
【0021】本発明の利点の1つは、次元的不安定性に
よる物理的変化を補償するために必要な最小限度のトラ
ック幅を減少させることによって、トラック密度が増加
されることである。本発明の別の利点は、高いデータ転
送率を維持することができるように書き込み/読み取り
ペアの数を減らす必要がないことである。本発明の更に
別の利点は、経年テープ収縮が発生した後磁気テープ上
への再書き込みに関連する悪影響を減らすことができる
ことである。
【0022】
【発明の実施の形態】図3は、1つまたは複数のコンピ
ュータ32および本発明を実施するデータ記憶装置34
を含むコンピュータ・ネットワーク30を示す。データ
記憶装置34は、通信リンク36によってコンピュータ
32に接続される。通信リンク36は、ケーブルまたは
電話線のような物理的接続経路、あるいは、セラー・モ
デム接続のような無線接続であることもできる。データ
記憶装置34は、線形記録テープ・ドライブである。図
示されているように、データ記憶装置34はコンピュー
タ32によって共有される外部独立型装置である。代替
実施形態においては、データ記憶装置34はコンピュー
タ32の筐体内に含まれる。
【0023】関連テープ・カートリッジ38がまた図3
に示されている。テープ・カートリッジ38はデータを
記憶および取り出すため磁気テープ(図示されていない)
を含む。データ記憶装置34は磁気テープ上へデータを
記録することができる。記録されたデータは、データ記
憶装置34を使用して、後刻取り出されることができ
る。図3にはただ1つのテープ・カートリッジ38が示
されているが、データ記憶装置34が利用することがで
きるテープ・カートリッジの数は無制限である。
【0024】図4は、本発明の基本概念を図示してい
る。磁気テープ12は、経年収縮によって影響を受けた
図2と同じ磁気テープ12である。この場合も、トラッ
ク幅は、W1からW2へ収縮している。磁気ヘッド10
もまた図2の磁気のヘッド10と同じである。また、磁
気ヘッド16の最も外側の読み取りトランスデューサ1
6は、この場合も、最も外側のデータ・トラック20の
範囲内になく、従って位置がづれている。複数トランス
デューサ磁気ヘッド40もまた図4に示されている。磁
気ヘッド40は本質的に磁気ヘッド10と同一である。
磁気ヘッド40は、7つの書き込みトランスデューサ4
4および7つの読み取りトランスデューサ46によって
形成される7つの書き込み/読み取りペア42を含む。
しかしながら、磁気ヘッド40は、磁気ヘッド10の位
置から時計回りに回転されている。テープ経路に対する
磁気ヘッド40の角度は、"方位角度"と呼ばれる。この
位置において、磁気ヘッド40の読み取りトランスデュ
ーサ46のすべてはデータ・トラック20の範囲内にあ
り、それによって、各読み取りトランスデューサ46は
対応するデータ・トラック20から読み取りを行うこと
ができる。
【0025】種々の方位角度の効果が図5に示されてい
る。図5において、ロッド48が種々の方位角度に置か
れている。ロッド48はL1と等しい長さを持つ。方位角
度ゼロにおいて、ロッド48は高さL1を持つ。方位角度
θ1(但しθ1>0)において、ロッド48の高さはL2である
(但しL2<L1)。方位角度θ2(但しθ21)においてロッ
ド48の高さはL3である(但しL3<L2)。従って、方位角
度が増加するにつれ、オブジェクトの高さは減少する。
ロッド48の高さは次の式(1)のように表すことができ
る。
【0026】l*cosθ=h (1) 但し、l=ロッド48の長さ、h=ロッド48の高さ、であ
る。
【0027】経年テープ収縮が発生した後、図4の磁気
ヘッド40の読み取りトランスデューサ46のすべてが
図4の対応するデータ・トラック20と位置合わせされ
る様態を例示するため、磁気テープ52上の単純な磁気
ヘッド50が図6に示されている。磁気テープ52は、
経年テープ収縮によって影響を受けていない。磁気テー
プ52の隣の磁気テープ54は、経年テープ収縮発生後
の磁気テープ52を表す。磁気テープ52は、データ・
トラック56、58および60を含む。磁気テープ54
は、データ・トラック62、64および66を含む。デ
ータ・トラック62、64および66は、経年テープ収
縮発生後のデータ・トラック56、58および60をそ
れぞれ表す。磁気テープ52には、また、トラック・ス
ペース68および70が示されている。トラック・スペ
ース72および74は、経年テープ収縮発生後のトラッ
ク・スペース68および70をそれぞれ表す。
【0028】単純化のため、磁気ヘッド50は、3つの
書き込み/読み取りペア76、78および80だけを含
む。磁気ヘッド10および40と同様に、書き込みトラ
ンスデューサ82、86、90および読み取りトランス
デューサ84、88、92は書き込み/読み取りペア7
6、78、80を形成する。書き込みトランスデューサ
82および読み取りトランスデューサ84が書き込み/
読み取りペア76を形成し、一方、書き込みトランスデ
ューサ86および読み取りトランスデューサ86が書き
込み/読み取りペア78を形成する。更に、書き込みト
ランスデューサ90および読み取りトランスデューサ9
2が書き込み/読み取りペア80を形成する。読み取り
トランスデューサ84、88、92の長さは、書き込み
トランスデューサ82、86、90の長さおよびデータ
・トラック56、58、60の幅と等しい。
【0029】データ・トラック56、58、60のエッ
ジは、参照が便利なように、I=0、a1、a2、a3、a4およ
びa5という符号で示されている。データ・トラック5
6、58、60のエッジは、読み取りトランスデューサ
84、88、92のエッジに対応する。更に、データ・
トラック62、64、66のエッジは、h=0、b1、b2、b
3、b4およびb5という符号で示されている。トラック・
スペース68−74の幅と共にデータ・トラック56−
66の幅を定義するため、これらの参照位置が使用され
る。例えば、データ・トラック60の幅は、l=a1とl=0
の間の距離である。従って、データ・トラック60の幅
はa1である。トラック・スペース68の幅は、l=a4とl=
a3の間の距離すなわちa4-a3として表すことができる。
【0030】磁気ヘッド50が正しい方位角度に回転さ
せられるならば、読み取りトランスデューサ84、8
8、92は、対応するデータ・トラック62、64、6
6上にそれぞれ位置づけられる。基本的には、読み取り
トランスデューサ84、88,92の間のスペースの高
さに沿ってトランスデューサ84、88、92の高さを
変更することによって、読み取りトランスデューサ8
4、88、92のエッジは、データ・トラック62、6
4、66のエッジに位置合わせされることができる。読
み取りトランスデューサ84、88、92のデータ・ト
ラック62、64、66への位置合わに関して、幅の変
更を確認する最も便利な方法はパーセンテージである。
【0031】経年テープ収縮は、磁気テープの幅を均一
に減少させる傾向がある。従って、データ・トラック5
6、58、60の幅は、同じパーセンテージでデータ・
トラック62、64、66の幅に減少する。トラック・
スペース68、70の幅も、同様に、トラック・スペー
ス72、74の幅と同じパーセンテージで減少する。l=
0のようなテープの垂直方向に沿った共通の基準点から
他の任意の垂直点までの距離は、経年テープ収縮の結果
として同じパーセンテージで減少する。例えば、経年テ
ープ収縮が磁気テープ52の幅を10パーセント減少さ
せたならば、距離a1によって表されるデータ・トラック
60の幅は、距離b1によって表されるデータ・トラック
66の幅に減少するが、距離b1は距離a1の90パーセン
トに等しい。同様に、距離b2すなわちデータ・トラック
66の幅+トラック・スペース74の幅は、距離a2すな
わちデータ・トラック60の幅+トラック・スペース7
0の幅の90パーセントに等しい。実際、距離b3、b4、
b5は、すべて、距離a3、a4、a5それぞれの90パーセン
トに等しい。
【0032】図7は、時計回り方向へ回転されるプロセ
ス中の磁気ヘッド50を示している。読み取りトランス
デューサ92の最下部エッジは、データ・トラック66
の最下部すなわちh=0に接している。言い換えると、磁
気ヘッド50は、読み取りトランスデューサ92の底部
を回転軸として回転している。磁気ヘッド50の現在の
位置において、読み取りトランスデューサ84、88、
92のすべてがデータ・トラック62、64、66と位
置合わせされているわけではない。しかしながら、図4
に示されているように、オブジェクトの高さは方位角度
の増加と共に減少する。例えば、読み取りトランスデュ
ーサ92の高さは初期的に距離a1に等しかったが、方位
角度が増加するにつれて、読み取りトランスデューサ9
2の高さは結局高さb1となっている。上記の例におて、
距離b1は、距離a1の90パーセントと等しい。
【0033】上記式(1)を使用すれば、読み取りトラン
スデューサ92のそのような高さを生む方位角度を計算
することができる。式(1)のl*cosθ=hにおいて、lにa1
を、hにb1を代入すれば、cosθ=b1/a1が得られる。b1は
a1の90パーセントであるので、b1/al=0.9である。b1/
alに0.9を代入すれば、cosθ=0.9であり、従ってθ=25.
84度が得られる。従って、上記の例において、25.84度
の方位角度において、読み取りトランスデューサ92の
高さは、距離b1すなわちデータ・トラック66の幅に等
しくなる。実際、25.84°の方位角度において、読み取
りトランスデューサ84、88、92のすべてはトラッ
ク62、64、66の範囲内に収まる。言い換えると、
読み取りトランスデューサ84、88、92のエッジの
初期の高さを表わした1=0、a1、a2、a3、a4、a5からの
高さのすべてが10パーセント減少される。従って、2
5.84°の方位角度において、高さa1、a2、a3、a4、a5
は、正確に高さb1、b2、b3、b4、b5に減少され、これに
よって、読み取りトランスデューサ84、88、92は
データ・トラック62、64、66それぞれに位置合わ
せされる。
【0034】図6および図7を参照して上述された位置
合わせの概念は、磁気ヘッド上の読み取りトランスデュ
ーサの数に依存しない。更に多くの読み取りトランスデ
ューサを含む磁気ヘッドは、経年テープ収縮によって影
響を受けたテープに対して同様な方法で位置合わせする
ことができる。しかしながら、データを記録した際の書
き込みトランスデューサの方位角度と異なる方位角度に
配置された読み取りトランスデューサを用いてデータ・
トラックのデータを読み取る場合、"方位角度損失"が問
題となる。典型的には、読み取りトランスデューサは、
書き込みトランスデューサと平行に組み立てられる。従
って、磁気ヘッドが回転されなければならない場合、読
み取りトランスデューサは、データが記録された時の方
位角度と異なる方位角度でデータを読み取る。書き込み
方位角度と読み取り方位角度の相違は、読み取られてい
るデータの読み取り信号の品質を大幅に低下させる。
【0035】方位角度損失を減らす1つの方法は、書き
込みトランスデューサが初期方位角度で記録するよう
に、初期方位角度に置かれた磁気ヘッドで磁気テープへ
データを記録するものである。初期方位角度が大きい場
合、経年テープ収縮の発生後、収縮を補償するために必
要な回転の程度は比較的小さい。収縮パーセンテージは
次の式(2)によって表されることができる。
【0036】 収縮%=Δh/h=1-(cos(θ0-Δθ))/cosθ0 (2) 但し、θ0は初期方位角度で、Δθは初期方位角度から
の差であり、hは交差テープ方向の磁気テープ上の任意
の2つの点の間の距離である。
【0037】式(2)を使用すると、初期方位角度が0度で
あれば、0.1パーセント収縮を補償するために必要な方
位角度の変更は2度である。しかし、初期方位角度が20
度であれば、同じ0.1パーセント収縮を補償するために
必要な方位角度の変更はわずかに0.17度である。このよ
うに、初期方位角が20度であったならば、0.1パーセン
ト収縮を補償するために必要な方位角度の変更は、初期
方位角度がゼロであった場合に比較して8.5%回転させ
るだけでよい。
【0038】図8において、2つの書き込み/読み取り
ペア102と2つのサーボ読み取りトランスデューサ1
04を持つ本発明に従った磁気ヘッド100が磁気テー
プ106上に位置している。磁気ヘッド100は、方位
角度θが形成されるように、軸旋回されている。ペア1
02の各々は、書き込みトランスデューサ108と読み
取りトランスデューサ110を含む。サーボ読み取りト
ランスデューサ104の各々は、サーボ読み取りトラン
スデューサ111を含む。磁気ヘッド100が2つの書
き込み/読み取りペア102と2つの2つのサーボ読み
取りトランスデューサ104だけを含んでいるが、磁気
ヘッド100は、それらと異なる数の書き込み/読み取
りペアまたはサーボ読み取りトランスデューサを含むよ
うに構成することは可能である。例えば、磁気ヘッド1
00が、2つのサーボ読み取りトランスデューサ104
の間に配置される8つの書き込み/読み取りペア102
を含むこともできる。
【0039】図8に示されているように、読み取りトラ
ンスデューサ110は書き込みトランスデューサ108
の左側に配置されている。この構成によって、磁気テー
プ106が右から左へ移動するにつれて、読み取りトラ
ンスデューサ110は、書き込みトランスデューサ10
8によって記録されているデータを同時に読み取ること
ができる。記録されたデータの同時読み取りは、データ
が正しく記録されていることを確認する。代替的には、
磁気テープ106の左から右への移動を実施するため、
読み取りトランスデューサ110は書き込みトランスデ
ューサ108の右側に配置される。
【0040】位置合わせ誤差を補償するため、読み取り
トランスデューサ110の長さは、好ましくは、書き込
みトランスデューサ108の長さより若干短い。書き込
み/読み取りペア102の読み取りトランスデューサ1
10は、それら読み取りトランスデューサ110の高さ
の中心が対応するデータ・トラック112の中心にくる
ように、配置される。同様に、サーボ読み取り104の
サーボ読み取りトランスデューサ111は、サーボ読み
取りトランスデューサ111の高さの中心が対応するサ
ーボ・トラック114Aおよび114Bの中心にくるよ
うに、配置される。読み取りトランスデューサ110お
よびサーボ読み取りトランスデューサ111のこのよう
な配置によって、読み取りトランスデューサ110がデ
ータ・トラック112からデータを読み取る際、読み取
りトランスデューサ110の両側のデータ・トラック1
12またはサーボ・トラック114Aならび114Bに
小さい誤差マージンが形成されることを可能にする。
【0041】磁気ヘッド100を使用して記録する動作
は、磁気テープ106の移動および書き込みトランスデ
ューサ108の駆動を伴う。1つの実施形態にいて、磁
気テープ106は右から左へ移動している。磁気テープ
106の右から左への移動によって、読も取りトランス
デューサー110が書き込みトランスデューサ108に
よって記録されているデータを読み取ることができる。
データの同時書き込み/読み取りによって、適切な記録
動作が保証される。記録動作の間、磁気ヘッド100は
書き込み方位角度θに固定される。例えば、書き込み方
位角度θは20度であり、その結果、経年テープ収縮を
補償するために必要な方位角度の変更は、書き込み方位
角度がゼロであった場合に比較して小さくて済む。この
例において記録動作の間に20度の方位角度が使用され
ているが、その他の書き込み方位角度を利用することも
可能である。
【0042】サーボ・トラック114A、114Bおお
よび114Cは、事前に書き込まれたサーボ・コードを
含む。サーボ・コードは、当該磁気ヘッドの読み取りト
ランスデューサが磁気テープ上の一組のデータ・トラッ
クの範囲内にあるように磁気ヘッドを位置合わせするた
め、読み取り動作の間に使用される。一組のデータ・ト
ラックは、図8において、2つの隣接するサーボ・トラ
ック114Aおよび114Bが両側に並ぶ2つの隣接す
るデータ・トラック112として示されている。図8に
おいて、別のデータ・トラックが、サーボトラック11
4Bおよび114Cの間に配置されている2つの隣接す
るデータ・トラック116として示されている。書き込
み/読み取りペア102の書き込みトランスデューサ1
08は、サーボ・トラック114Aおよび114Bのサ
ーボ・コードを位置合わせのため使用しながら、データ
・トラック112にデータを記録する。
【0043】データ・トラック116上にデータを記録
するため、磁気ヘッド100は、サーボ読み取り機構1
04の最上部サーボ読み取りトランスデューサ111が
サーボ・トラック114B上に位置づけられるように、
横方向に下げられる。磁気ヘッド100の位置付けは、
サーボ読み取りトランスデューサ111がサーボ・トラ
ック114Bのサーボ・コードを読み取ることができる
ようになるまで磁気ヘッド100を下げる動作を伴う。
最上部サーボ読み取りトランスデューサ111をサーボ
・トラック114B上に位置づける際、最下部サーボ読
み取りトランスデューサ111もまたサーボ・トラック
114C上に位置づけられる。データ・トラック116
の付加セットを記録するため、磁気テープ106は右か
ら左へ再び移動される。同様の方法で、磁気テープ上の
他のデータ・トラックに更に追加のデータを記録するこ
とができる。
【0044】記録動作の後、磁気ヘッド100は、デー
タ・トラック114から記録されたデータを読み取るた
め利用することができる。記録された磁気テープ106
が経年テープ収縮によって影響を受けなかった場合、磁
気ヘッド100の方位角度は変更する必要はない。デー
タ・トラック112からデータを読み取るためには、サ
ーボ読み取り機構104のサーボ読み取りトランスデュ
ーサ111が、サーボ・トラック114Aおよび114
Bの範囲内にあり、かつ、書き込み/読み取りペア10
2の読み取りトランスデューサ110がデータ・トラッ
ク112の範囲内にあるように、磁気ヘッド100が横
方向に移動される。データ・トラック116からデータ
を読み取る場合は、サーボ読み取り機構104のサーボ
読み取りトランスデューサ111が、サーボ・トラック
114Bおよび114Cの範囲内にあり、かつ、書き込
み/読み取りペア102の読み取りトランスデューサ1
10がデータ・トラック116の範囲内にあるように、
磁気ヘッド100は横方向に下げられる。
【0045】図8は、また、磁気テープ122上に置か
れた磁気ヘッド120を示している。磁気ヘッド120
の方位角度が一層大きいことを除いて、磁気ヘッド12
0は磁気ヘッド100と同一である。同じように、磁気
テープ122は磁気テープ106と同一である。しかし
ながら、データが磁気テープ106上に記録された後、
テープ122は経年テープ収縮による影響を受けてい
る。磁気テープ122における収縮の量は、典型的に
は、0.1乃至0.2パーセントの範囲にある。経年テープ収
縮のため狭くなったサーボ・トラック124A、124
Bおよび124Cは、サーボ・トラック114A、11
4Bおよび114Cにそれぞれ対応する。同様に、デー
タ・トラック126および128は、データ・トラック
112および116に対応する。
【0046】データ・トラック126のデータを読み取
るため、磁気ヘッド120は、サーボ読み取り機構10
4のサーボ読み取りトランスデューサ111が、サーボ
・トラック124Aおよび124Bの範囲内にあるよう
な位置に向けられる。そのため、書き込み/読み取りペ
アの読み取りトランスデューサ110はデータ・トラッ
ク126の範囲内に位置づけられる。サーボ読み取り機
構104のサーボ読み取りトランスデューサ111がサ
ーボ・トラック124Aおよび124Bの範囲内にある
ように磁気ヘッド120を位置づける1つの方法は、最
上部サーボ読み取りトランスデューサ111がサーボ・
トラック124Aからサーボ・コードを読み取ることが
できるようになるまで磁気ヘッドを横方向に移動させる
ことである。そこで横方向移動は終了し、最下部サーボ
読み取りトランスデューサ111がサーボ・トラック1
24Bからサーボ・コードを読み取ることができるよう
になるまで磁気ヘッドは最上部サーボ読み取りトランス
デューサ111を軸として旋回させられる。磁気ヘッド
120が軸旋回されるにつれて、読み取りトランスデュ
ーサ110の方位角度を含め、磁気ヘッド120の方位
角度は、正しい読み取り方位角度が形成されるまで、増
大される。代替的方法として、最下部トランスデューサ
111をサーボ・トラック124Bに位置合わせして、
最上部サーボ読み取りトランスデューサ111をサーボ
・トラック124Aに位置合わせするための旋回軸とし
て最下部トランスデューサ111を使用することもでき
る。別の実施形態においては、磁気ヘッド120がサー
ボトラック124Aおよび124Bを走査して、サーボ
・トラック124Aと124Bの間の距離を決定し、そ
の距離を使用して、読み取りトランスデューサ110を
対応するトラックに位置合わせするために必要な読み取
り方位角度が計算される。
【0047】磁気ヘッド120が読み取り方位角度まで
回転させられた後、磁気ヘッド100を参照して上述し
た方法と同様に読み取り動作が実行される。しかしなが
ら、新しいデータ・トラック・セットからデータを読み
取る場合の位置づけおよび回転ステップを反復するよう
に磁気ヘッド120は設計される。
【0048】磁気テープ122へのデータの再記録は、
磁気テープ106へのデータ記録に関して上述された方
法と同様に実行される。ただ1つの相違は、再記録の
間、磁気テープ122は、読み取り方位角角度に等しい
方位角度に置かれる点である。これは、既存のデータ・
トラック126および128にデータを記録する効果を
持つ。
【0049】記録、読み取りおよび再記録の動作を正の
方位角度を形成する磁気ヘッド100および120に関
連して記述したが、同じ大きさの負の方位角度を利用す
ることも可能である。この場合、書き込みトランスデュ
ーサ108の初期記録方位角度は、例えばマイナス20
度である。次に、磁気テープ122からデータを読み取
る時、経年テープ収縮を補償するため、方位角度の大き
さが増加される。
【0050】図9には、データ記憶装置34のコンポー
ネントが示されている。図3と同じテープ・カートリッ
ジ38がデータ記憶装置34に挿入されている。テープ
・カートリッジ38は、2つのカートリッジ位置取り機
構130および132によって安定した位置に保持され
る。テープ・カートリッジ38の内部で磁気テープを移
動させるテープ駆動機構134がテープ・カートリッジ
38に接続される。テープ駆動機構134は、駆動コン
トローラ136に接続し、それによって操作される。ま
た、カートリッジ・センサ138が駆動コントローラ1
36に接続している。旋回磁気ヘッド140は、ヘッド
軸旋回モータ142、ヘッド・ステッパーモータ144
およびサーボ・プロセッサ146に接続している。サー
ボ・プロセッサ146およびモータ142、144は、
すべて、駆動コントローラ136に接続している。駆動
コントローラ136は、また、ホスト・システム150
に接続しているインタフェース回路148に接続する。
ホスト・システム150は、単一のコンピュータあるい
はコンピュータ・ネットワークである。データ記憶装置
34の各コンポーネントが別々のユニットとして図示さ
れているが、それらコンポーネントを共通ユニットに組
み込むことは可能である。
【0051】動作に関しては、テープ・カートリッジ3
8がデータ記憶装置34に挿入される。テープ・カート
リッジ38は、2つのカートリッジ位置取り機構130
および132によって適切な位置へ案内される。テープ
駆動機構134がテープ・カートリッジ38に係合され
るような位置にテープ・カートリッジ38は位置づけら
れる。テープ・カートリッジ38がデータ記憶装置34
の内部に正しく位置づけらると、カートリッジ・センサ
138が駆動コントローラ136に信号を送る。好まし
くは、テープ・カートリッジ38が正しい位置に置かれ
ていないことを標示するようにカートリッジ・センサ1
38は構成される。
【0052】記録または再記録の動作の間、ホスト・シ
ステム150は、データおよびその他のプロトコルを含
む情報を送る。インタフェース回路148はその情報を
受け取り、駆動コントローラ136にその情報を中継す
る。駆動コントローラ136は、ヘッド・ステッパーモ
ータ144を駆動させることによって、テープ・カート
リッジの内部の所望の横方向位置へ磁気ヘッド140を
移動させる。代替構成においては、磁気テープは磁気ヘ
ッド140に接するように操作される。動作が記録であ
るかあるは再記録であるかに従って、駆動コントローラ
136は、ヘッド軸旋回モータ142を駆動することに
よって、書き込み方位角度または読み取り方位角度に磁
気ヘッド140を回転させる。磁気ヘッド140が正し
い方向に向けられると、駆動コントローラ136は、磁
気テープを移動させるテープ機構を起動させる。サーボ
・プロセッサ146は、磁気ヘッド140を回転させて
磁気テープのデータ・トラックに正しく位置合わせする
ため、記録されたサーボ・コードを監視する。
【0053】読み取り動作の間、駆動コントローラ13
6は、磁気テープを移動させるテープ駆動機構134を
起動させる。駆動コントローラ136は、磁気ヘッド1
40を正しい位置に置くようにヘッド軸旋回モータ14
2およびヘッド・ステッパーモータ144を駆動させ、
一方、サーボ・プロセッサ146は記録されたサーボ・
コードを監視する。その結果、磁気ヘッド140の読み
取りトランスデューサの各々は、図8を参照して上述し
たように、対応するデータ・トラックまたはサーボ・ト
ラックの範囲内の正しい位置に置かれる。磁気ヘッド1
40によって取り出されたデータはホスト・システム1
50へ転送される。
【0054】テープ幅における変動を補償するようにデ
ータ記憶装置34との間でデータを読み書きする本発明
の方法が図10に示されている。ステップ210におい
て、書き込み方位角度に置かれた磁気ヘッドが、磁気テ
ープ上のデータ・トラックにデータを、サーボ・トラッ
ク上にサーボ・コードをそれぞれ記録する。書き込み方
位角度は例えば20度である。しかしながら、ゼロより
大きい種々の書き込み方位角度を利用することは可能で
ある。1つの実施形態において、磁気ヘッドは、データ
が8つのデータ・トラックに記録されることができるよ
うに、8つの書き込み/読み取りペアおよび2つサーボ
読み取り機構を含む。各書き込み/読み取りペアは、書
き込みトランスデューサおよび読み取りトランスデュー
サを含み、一方、各サーボ読み取り機構は1つのサーボ
読み取りトランスデューサを含む。8つの書き込みトラ
ンスデューサが8つのデータ・トラックへ記録した後、
磁気ヘッドは、別の8つのデータ・トラックへ記録を行
うため、横方向のいずれかの方向に、動かされる。
【0055】次に、ステップ220において、読み取り
動作が開始する。記録されたデータを取り出すため、記
録の場合と異なる磁気ヘッドまたは同じ磁気ヘッドが使
用される。磁気テープが経年テープ収縮による影響を受
けていない場合、データは、書き込み方位角度に置かれ
た磁気ヘッドによって読み取られる。しかしながら、磁
気テープが経年テープ収縮による影響を受けている場
合、磁気ヘッドの読み取りトランスデューサのすべてが
対応するデータ・トラックまたはサーボ・トラックの範
囲内に位置合わせされるように、磁気ヘッドは正しい位
置に置かれなければならない。1つの実施形態におい
て、最上部サーボ読み取りトランスデューサが所望のサ
ーボ・トラックからサーボ・コードを取り出すまで、磁
気ヘッドは横方向に動かされる。次に、最下部サーボ読
み取りトランスデューサが位置合わせされ、最下部サー
ボ読み取りトランスデューサによってサーボ・コードが
読み取られるまで、磁気ヘッドは最上部サーボ読み取り
トランスデューサを軸として旋回される。代替的には、
最下部読み取りトランスデューサを先ず位置あわせし
て、次に最上部読み取りトランスデューサを位置合わせ
するように磁気ヘッドを軸旋回させることもできる。別
の実施形態においては、磁気ヘッドがデータ・トラック
およびサーボ・トラックを走査して、2つの隣接するサ
ーボ・トラックの間の距離を決定する。この距離を使用
して、すべての読み取りトランスデューサを対応するト
ラックに位置合わせする正しい読み取り方位角度が計算
される。
【0056】位置合わせに続いて、磁気ヘッドは、ステ
ップ230において、データ・トラックおよびサーボ・
トラックからデータおよびサーボ・コードを読み取る。
別のデータ・トラック・セットを読み取る必要がある場
合、読み取りトランスデューサが新しいデータ・トラッ
ク・セットに位置合わせされるように、磁気ヘッドは磁
気テープ上を横方向に動かされる。サーボ・トラックは
磁気ヘッドを位置合わせするために利用される。ステッ
プ240において、磁気ヘッドは記録されたトラックに
新しいデータを再記録する。記録されたデータ・トラッ
クに新しいデータを再記録するため、磁気ヘッドは読み
取り動作の場合と同じ方位角度に位置づけられる。
【0057】本発明には、例として次のような実施様態
が含まれる。
【0058】(1)複数トラック磁気テープのテープ幅
の変化を補償するように複数トラック磁気テープに対す
るデータの記録および読み取りを行う方法であって、上
記データを記録するために使用される複数トランスデュ
ーサのアレイを有する磁気ヘッドを正しく位置づけるた
め書き込み方位角度を設定した後、上記複数トラック磁
気テープ上の複数トラックに上記データを記録するステ
ップと、上記データを記録する上記ステップの後に発生
する上記テープ幅の変化に応じて、上記複数トラックか
ら上記データを取り出す間磁気ヘッドを正しく位置づけ
るため上記書き込み方位角度に対して調整される読み取
り方位角度を決定するステップと、上記複数トラックに
おける上記データの読み取り動作の間上記読み取り方位
角度を使用するステップと、を含む磁気テープのデータ
記録および読み取り方法。
【0059】(2)データを記録する上記ステップが、
5度から30度までの範囲の上記書き込み方位角度に位
置づけられた上記磁気ヘッドを使用して上記データを記
録するステップを含む、上記(1)に記載の磁気テープ
のデータ記録および読み取り方法。
【0060】(3)上記決定した読み取り方位角度に位
置づけられた上記磁気ヘッドを使用して上記複数トラッ
ク磁気テープ上の上記複数トラックにデータを再記録す
るステップを更に含む、上記(1)または(2)に記載
の磁気テープのデータ記録および読み取り方法。
【0061】(4)上記読み取り方位角度を決定するス
テップが、上記複数トラック磁気テープに記録されたサ
ーボ・コードを監視することによって上記磁気ヘッドを
軸旋回させるステップを含む、上記(1)乃至(3)の
いずれかに記載の磁気テープのデータ記録および読み取
り方法。
【0062】(5)上記読み取り方位角度を決定するス
テップが、上記すくなくとも2つのトラックの間の距離
を測定して上記読み取り方位角度を決定するステップを
含む、上記(1)乃至(4)のいずれかに記載の磁気テ
ープのデータ記録および読み取り方法。
【0063】(6)幅が変化する複数トラック・データ
記憶テープに対するデータの記録および読み取りを行う
装置であって、読み取りトランスデューサのアレイを有
する磁気ヘッドと、上記磁気ヘッドに接続され、上記磁
気ヘッドの方位角度を変化させるため上記磁気ヘッドを
軸旋回させる機構と、上記機構に接続され、上記機構を
制御して、読み取りトランスデューサの各々が上記複数
トラック・データ記憶テープ上の指定されたトラックの
範囲内に位置合わせされる位置に上記磁気ヘッドの位置
調整を行う制御回路と、を備えるデータ記憶テープの記
録および読み取り装置。
【0064】(7)上記読み取りトランスデューサのう
ちの少くとも1つが上記複数トラック・データ記憶テー
プからサーボ・コードを読み取るように構成される、上
記(6)に記載のデータ記憶テープの記録および読み取
り装置。
【0065】(8)上記制御回路が、上記複数トラック
・データ記憶テープから読み取られたサーボ・コードに
応じて、上記読み取りトランスデューサの各々が、上記
複数トラック・データ記憶テープ上の上記指定されたト
ラックの範囲内に位置合わせされていることを決定する
ように構成されるサーボ・プロセッサを含む、上記
(7)に記載のデータ記憶テープの記録および読み取り
装置。
【0066】(9)最も外側の上記読み取りトランスデ
ューサが上記複数トラック・データ記憶テープから上記
サーボ・コードを読み取るように上記読み取りトランス
デューサのアレイが上記磁気ヘッド上で構成される、上
記(7)または(8)に記載のデータ記憶テープの記録
および読み取り装置。
【0067】(10)上記読み取りトランスデューサの
アレイが10個の読み取りトランスデューサを含む、上
記(6)乃至(9)のいずれかに記載のデータ記憶テー
プの記録および読み取り装置。
【0068】
【発明の効果】本発明によって、駿府上の不安定性によ
る物理的変化を補償するために必要な最小限度のトラッ
ク幅を減少させることによって、トラック密度が増加す
るという効果が生まれる。本発明は、また、書き込み/
読み取りペアの数を減らすことなく、高いデータ転送率
を維持しながら、磁気テープの読み取り/書き込みの信
頼性を低下させる経年テープ収縮のようなテープの寸法
変化の悪影響を回避するという効果を奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】経年寸法収縮の発生する前の磁気テープ上に配
置された従来技術の複数トランスデューサ磁気ヘッドを
示すブロック図である。
【図2】経年寸法収縮が発生した後の磁気テープ上に配
置された従来技術の複数トランスデューサ磁気ヘッドを
示すブロック図である。
【図3】本発明の1つの実施形態に従った外部データ記
憶装置を含むコンピュータ・ネットワークを示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明に従ってテープ収縮を補償するため1つ
の方位角度に軸旋回された複数トランスデューサ磁気ヘ
ッドを示すブロック図である。
【図5】ロッドの高さを減少させるため種々の方位角度
に軸旋回されるロッドを示すブロック図である。
【図6】経年テープ収縮の発生前の磁気テープに配置さ
れた単純な磁気ヘッドを示すブロック図である。
【図7】経年テープ収縮を補償するため、本発明に従っ
て、磁気ヘッドのトランスデューサを対応するデータ・
トラックに位置合わせすることによって、1つの方位角
度に軸旋回された図6の磁気ヘッドを示すブロック図で
ある。
【図8】本発明に従って経年テープ収縮を補償するた
め、オリジナルの書き込み動作の間1つの書き込み方位
角度に置かれた複数トランスデューサ磁気ヘッド、およ
び、同じ磁気ヘッドが読み取り方位角度に配置されてい
る様態を示すブロック図である。
【図9】本発明に従うデータ記憶装置のコンポーネント
のブロック図である。
【図10】本発明に従ってデータ記憶装置との間でデー
タを書き込みおよび読み取りする動作の流れ図である。
【符号の説明】
100、120 磁気ヘッド 106、122 複数トラック磁気
テープ 108 書き込みトランス
デューサ 110、111 読み取りトランス
デューサ 112、116、126、128 トラック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数トラック磁気テープのテープ幅の変化
    を補償するように複数トラック磁気テープに対するデー
    タの記録および読み取りを行う方法であって、 上記データを記録するために使用される複数トランスデ
    ューサのアレイを有する磁気ヘッドを正しく位置づける
    ため書き込み方位角度を設定した後、上記複数トラック
    磁気テープ上の複数トラックに上記データを記録するス
    テップと、 上記データを記録する上記ステップの後に発生する上記
    テープ幅の変化に応じて、上記複数トラックから上記デ
    ータを取り出す間磁気ヘッドを正しく位置づけるため上
    記書き込み方位角度に対して調整される読み取り方位角
    度を決定するステップと、 上記複数トラックにおける上記データの読み取り動作の
    間上記読み取り方位角度を使用するステップと、 を含む磁気テープのデータ記録および読み取り方法。
JP11131742A 1998-05-22 1999-05-12 磁気テ―プのデ―タ記録および読み取り方法 Pending JPH11353630A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US083854 1998-05-22
US09/083,854 US6222698B1 (en) 1998-05-22 1998-05-22 Magnetic tape dimensional instability compensation by varying recording head azimuth angle

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11353630A true JPH11353630A (ja) 1999-12-24

Family

ID=22181126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11131742A Pending JPH11353630A (ja) 1998-05-22 1999-05-12 磁気テ―プのデ―タ記録および読み取り方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6222698B1 (ja)
EP (1) EP0959454B1 (ja)
JP (1) JPH11353630A (ja)
DE (1) DE69929111T2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003233904A (ja) * 2002-12-03 2003-08-22 Hitachi Maxell Ltd 磁気テープ
JP2008097810A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> テープ・ヘッド及びテープ駆動システム(累進トラック幅ヘッド及び方法)
JP2016515278A (ja) * 2013-03-13 2016-05-26 オラクル・インターナショナル・コーポレイション アジマス角により作動されるデュアル装置セットの位置付け
JP2016524774A (ja) * 2013-05-01 2016-08-18 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation オフセット・アレイを有する磁気ヘッド、システム、及びプログラム
WO2022044705A1 (ja) * 2020-08-28 2022-03-03 富士フイルム株式会社 磁気テープカートリッジ、磁気テープドライブ、磁気テープシステム、及び磁気テープドライブの動作方法

Families Citing this family (88)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6269533B2 (en) * 1999-02-23 2001-08-07 Advanced Research Corporation Method of making a patterned magnetic recording head
US7773340B2 (en) * 1999-02-23 2010-08-10 Advanced Research Corporation Patterned magnetic recording head having a gap pattern with substantially elliptical or substantially diamond-shaped termination pattern
US6496328B1 (en) 1999-12-30 2002-12-17 Advanced Research Corporation Low inductance, ferrite sub-gap substrate structure for surface film magnetic recording heads
US6563659B1 (en) * 2000-03-08 2003-05-13 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and apparatus for servo code based tape tension measurement
US6724561B1 (en) * 2000-06-28 2004-04-20 Storage Technology Corporation Apparatus and method for compensating for environmental effects on media
JP2002092809A (ja) * 2000-09-07 2002-03-29 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気テープ記録媒体、及び、磁気テープ記録再生装置、及び、磁気テープ記録方法、及び、磁気テープカセット
US6700729B1 (en) * 2000-10-17 2004-03-02 Hewlett-Packard Development Company Alignment marks for tape head positioning
US6781784B2 (en) * 2001-04-13 2004-08-24 Storage Technology Corporation Reading tape with transverse distortion
US20030030934A1 (en) * 2001-08-09 2003-02-13 Seagate Technology Llc In-situ detection of transducer magnetic instability in a disc drive
JP2004039074A (ja) * 2002-07-02 2004-02-05 Sony Corp マルチチャンネルヘッドの位置制御装置およびマルチチャンネルヘッドの位置制御方法
US6757128B2 (en) 2002-09-11 2004-06-29 Imation Corp. Compensation for media dimensional instability using pre-written servopositioning tracks
JP2004145948A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気テープドライブ
US6970312B2 (en) * 2002-12-23 2005-11-29 Imation Corp. Full amplitude time-based servopositioning signals
US6947247B2 (en) * 2003-03-05 2005-09-20 Advanced Research Corporation Large angle azimuth recording and head configurations
US6903895B2 (en) * 2003-04-28 2005-06-07 International Business Machines Corporation Tape drive servo operation by use of servo pattern width measurements
US6937425B2 (en) * 2003-06-18 2005-08-30 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Head-track alignment
US7239465B1 (en) 2003-06-30 2007-07-03 Storage Technology Corporation Multiple section head assembly for dual azimuth recording
US7193812B2 (en) * 2003-07-25 2007-03-20 International Business Machines Corporation Recording head compensation for tape shrinkage and expansion
US6999268B2 (en) * 2003-08-12 2006-02-14 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and system of a head for a storage media
US6940682B2 (en) * 2003-09-10 2005-09-06 International Business Machines Corporation Data read transducers for determining lateral position of a tape head with respect to longitudinal servo bands of magnetic tape
US7136255B2 (en) * 2003-10-20 2006-11-14 Quantum Corporation Servo methods and systems using masked medium edge position sensors
US7139152B2 (en) * 2003-10-20 2006-11-21 Quantum Corporation Servo methods and systems using existing data structures and optical masks
US7149050B2 (en) * 2003-10-20 2006-12-12 Quantum Corporation Diffractive position sensors and control systems
US7116514B2 (en) * 2003-10-20 2006-10-03 Quantum Corporation Methods and systems for magnetic recording
US7085095B2 (en) * 2003-10-20 2006-08-01 Quantum Corporation Electromagnetic void-sensing probes and position control systems
US7102845B2 (en) * 2003-10-20 2006-09-05 Quantum Corporation Servo methods and systems using existing data structures and medium edge position
US8144424B2 (en) 2003-12-19 2012-03-27 Dugas Matthew P Timing-based servo verify head and magnetic media made therewith
US7283317B2 (en) * 2004-01-30 2007-10-16 Advanced Research Corporation Apparatuses and methods for pre-erasing during manufacture of magnetic tape
US20100321824A1 (en) * 2004-02-18 2010-12-23 Dugas Matthew P Magnetic recording head having secondary sub-gaps
US7199957B2 (en) * 2004-03-30 2007-04-03 Imation Corp. Write head alignment for full amplitude time-based servo
US7450341B2 (en) * 2004-05-04 2008-11-11 Advanced Research Corporation Intergrated thin film subgap subpole structure for arbitrary gap pattern magnetic recording heads and method of making the same
JP2005327392A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Fuji Photo Film Co Ltd テープドライブ
JP4066376B2 (ja) * 2004-05-17 2008-03-26 日立マクセル株式会社 磁気テープの記録再生方法
US7206170B2 (en) * 2004-05-19 2007-04-17 Imetion Corp. Thin film servo head apparatus with canted servo gaps
US7184233B2 (en) * 2004-06-04 2007-02-27 Quantum Corporation Dual source tracking servo systems and associated methods
US20060103968A1 (en) * 2004-11-12 2006-05-18 Jurneke Joe K Dynamic skew compensation systems and associated methods
US7499235B2 (en) * 2005-03-18 2009-03-03 Quantum Corporation Auto-servo tape system and associated recording head
US7486464B2 (en) * 2005-10-20 2009-02-03 Quantum Corporation Ultra high track density adaptive head core track pitch control
US7656610B1 (en) 2006-03-27 2010-02-02 Storage Technology Corporation Bi-directional magnetic recording head built on a common substrate
US7751148B1 (en) 2006-03-27 2010-07-06 Oracle America, Inc. Multi-level, multi-track magnetic recording head
US7342738B1 (en) 2006-10-20 2008-03-11 Imation Corp. Positioning head assembly for data storage system with multiple degrees of freedom
US7474495B2 (en) * 2007-02-20 2009-01-06 Quantum Corporation Piezoelectric micro-actuator for magnetic tape read/write head
US7826169B2 (en) * 2007-04-25 2010-11-02 Quantum Corporation Servo error detection and compensation utilizing virtual data tracking servo methods
US7746588B2 (en) * 2007-09-14 2010-06-29 International Business Machines Corporation Tape-based data storage system capable of reading and/or writing multiple error correctable sets of data
US7538966B2 (en) * 2007-10-12 2009-05-26 Quantum Corporation Read/write head azimuth determination via servo band signal information
JP2009123288A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Tdk Corp ヘッド装置、ドライブ装置およびトラッキング方法
JP2009151851A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Sony Corp 磁気テープ、磁気テープ装置、サーボパターン記録装置、磁気テープの製造方法及び記録方法
WO2009094516A1 (en) * 2008-01-23 2009-07-30 Advanced Research Corporation Recording heads with embedded tape guides and magnetic media made by such recording heads
US8068302B2 (en) * 2008-03-28 2011-11-29 Advanced Research Corporation Method of formatting magnetic media using a thin film planar arbitrary gap pattern magnetic head
KR101397738B1 (ko) * 2008-06-18 2014-05-20 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 테이프 드라이브의 서보 제어
US8027124B2 (en) * 2008-09-04 2011-09-27 International Business Machines Corporation Magnetic head
US7764460B2 (en) * 2008-09-17 2010-07-27 International Business Machines Corporation Adjusting read heads based on misregistration calculated from servo patterns
US8250299B2 (en) * 2009-05-20 2012-08-21 International Business Machines Corporation Multi-host concurrent writing to magnetic tape
US8059355B2 (en) * 2009-06-08 2011-11-15 Quantum Corporation Dual stage head actuator assembly for tape drive
US8000056B2 (en) * 2009-06-10 2011-08-16 International Business Machines Corporation Apparatus and method to rotate a read/write head
WO2011014836A2 (en) * 2009-07-31 2011-02-03 Advanced Research Corporation Erase drive systems and methods of erasure for tape data cartridge
US8270108B2 (en) * 2009-08-28 2012-09-18 International Business Machines Corporation Method to minimize the effects of tape skew and tape dimensional stability
DE112009005197B4 (de) * 2009-10-05 2021-09-09 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Einstellen eines Wandlerkopfes zum Übertragen von Daten
US8094402B2 (en) * 2010-01-12 2012-01-10 International Business Machines Corporation Systems and methods for correcting magnetic tape dimensional instability
US8054576B2 (en) * 2010-02-17 2011-11-08 International Business Machines Corporation Skew actuator to servo track zero reference
US8773810B2 (en) 2011-01-20 2014-07-08 International Business Machines Corporation Adjustable span recording head
US8804270B2 (en) 2011-02-11 2014-08-12 International Business Machines Corporation Tape head actuator
US8711501B2 (en) 2012-03-02 2014-04-29 International Business Machines Corporation Customizing a range of acceptable tape dimensional stability write conditions
US8891197B2 (en) 2013-02-26 2014-11-18 International Business Machines Corporation Adjustment of tape writing mechanism, based on tape dimensional stability and positional error signal distribution
US9449628B2 (en) 2013-05-01 2016-09-20 International Business Machines Corporation Quasi-statically oriented, bi-directional tape recording head
US9129614B2 (en) 2013-05-01 2015-09-08 International Business Machines Corporation Magnetic head having canted arrays
US8797682B1 (en) 2013-08-21 2014-08-05 International Business Machines Corporation Quasi-statically tilted magnetic tape head having backward compatibility
US8810957B1 (en) 2013-09-05 2014-08-19 International Business Machines Corporation Quasi-statically tilted head having dilated transducer pitch
US9214164B2 (en) 2013-09-16 2015-12-15 International Business Machines Corporation Miniskirt tape head having quasi-statically tilted transducer arrays
US9218838B2 (en) 2013-12-12 2015-12-22 International Business Machines Corporation Quasi-statically tilted head having offset reader/writer transducer pairs
US9007712B1 (en) 2013-12-16 2015-04-14 International Business Machines Corporation Backward compatible head for quasi-static tilted reading and/or recording
US9013826B1 (en) 2013-12-18 2015-04-21 International Business Machines Corporation Tape dimension compensation
US8937786B1 (en) 2013-12-18 2015-01-20 International Business Machines Corporation Tape servo track write compensation
US9105291B1 (en) 2014-03-11 2015-08-11 International Business Machines Corporation Tape recording head having non-parallel gaps and dissimilar transducer pitches
US9117470B1 (en) 2014-07-17 2015-08-25 International Business Machines Corporation Write delay to de-skew data in read while write function for tape storage devices
US9230590B1 (en) * 2014-12-11 2016-01-05 International Business Machines Corporation Dynamic adjustments of tape head wrap angles
US9852747B1 (en) * 2016-09-22 2017-12-26 International Business Machines Corporation Segmented magnetic recording write head for writing timing-based servo patterns
US9934804B1 (en) 2016-09-22 2018-04-03 International Business Machines Corporation Segmented magnetic recording write head for detection-based servo pattern writing
US9892751B1 (en) 2016-10-27 2018-02-13 International Business Machines Corporation Achieving fine motion between modules in a magnetic head
US9947354B1 (en) 2017-03-20 2018-04-17 International Business Machines Corporation Utilization of multiple writer modules for simultaneously writing two times the number of data tracks in a compact form factor
US11373683B2 (en) * 2020-10-01 2022-06-28 Western Digital Technologies, Inc. Data storage device using laterally offset read element to compensate for tape stretch
US11145323B1 (en) 2020-11-30 2021-10-12 International Business Machines Corporation Accurate skew determination for magnetic tapes experiencing the effects of tape dimensional instability
US11783857B2 (en) 2020-12-08 2023-10-10 International Business Machines Corporation Data storage system and magnetic tape recording media with features for correcting the combined effects of tape skew and tape dimensional stability
JP2022170598A (ja) * 2021-04-28 2022-11-10 富士フイルム株式会社 磁気テープカートリッジおよび磁気記録再生装置
US11922981B2 (en) * 2021-07-26 2024-03-05 Fujifilm Corporation Magnetic tape device
JP2023017433A (ja) * 2021-07-26 2023-02-07 富士フイルム株式会社 磁気テープ装置
US11862195B2 (en) 2022-02-08 2024-01-02 Western Digital Technologies, Inc. Multi-channel recording head having servo readers proximate to write transducers and read transducers
US11676630B1 (en) 2022-02-15 2023-06-13 Western Digital Technologies, Inc. Servo writer head design for the rotated servo pattern

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2938962A (en) * 1955-07-12 1960-05-31 Konins Azimuth seeking reproducing head
US3943566A (en) * 1974-07-17 1976-03-09 International Business Machines Corporation Dynamic skew correction for rotating head magnetic recorder
JPS57117121A (en) * 1981-01-08 1982-07-21 Sony Corp Automatic vertical alignment device for magnetic head
DE3273539D1 (en) * 1981-06-08 1986-11-06 Hitachi Ltd Azimuthal magnetic recording and reproducing apparatus
JPS62170014A (ja) * 1986-01-21 1987-07-27 Sharp Corp アジマス調整回路
DE4027194C2 (de) * 1990-08-28 1995-03-09 Tandberg Data Verfahren und Anordnung zum Positionieren eines Magnetkopfes eines Magnetschichtspeichers
US5371638A (en) 1992-06-24 1994-12-06 Digital Equipment Corporation Servo method and apparatus for very high track density magnetic recording by adjusting head position based on servo information read from adjacent track
US5523904A (en) * 1992-06-24 1996-06-04 Quantum Corporation Linear tape write servo using embedded azimuth servo blocks
GB2299441B (en) * 1992-10-20 1997-04-09 Mitsubishi Electric Corp A magnetic head
US5450257A (en) * 1993-03-23 1995-09-12 Minnesota Mining And Manufacturing Company Head-tape alignment system and method
JP2644182B2 (ja) * 1993-06-14 1997-08-25 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション 多重トラック磁気テープ装置を初期化する装置及び方法
US5689384A (en) 1994-06-30 1997-11-18 International Business Machines Corporation Timing based servo system for magnetic tape systems
US5488525A (en) * 1994-08-18 1996-01-30 International Business Machines Corporation Decoupled magnetic head assembly for quarter-inch tape
US5982711A (en) * 1997-06-05 1999-11-09 Hewlett-Packard Co. Device for reading data from or writing data to magnetic storage media and a method of positioning a tape head relative to the magnetic storage media

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003233904A (ja) * 2002-12-03 2003-08-22 Hitachi Maxell Ltd 磁気テープ
JP2008097810A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> テープ・ヘッド及びテープ駆動システム(累進トラック幅ヘッド及び方法)
JP2016515278A (ja) * 2013-03-13 2016-05-26 オラクル・インターナショナル・コーポレイション アジマス角により作動されるデュアル装置セットの位置付け
US9916860B2 (en) 2013-03-13 2018-03-13 Oracle International Corporation Azimuth actuated dual device set positioning
JP2016524774A (ja) * 2013-05-01 2016-08-18 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation オフセット・アレイを有する磁気ヘッド、システム、及びプログラム
WO2022044705A1 (ja) * 2020-08-28 2022-03-03 富士フイルム株式会社 磁気テープカートリッジ、磁気テープドライブ、磁気テープシステム、及び磁気テープドライブの動作方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE69929111D1 (de) 2006-02-02
EP0959454A3 (en) 2000-12-27
EP0959454B1 (en) 2005-12-28
US6222698B1 (en) 2001-04-24
DE69929111T2 (de) 2006-11-09
EP0959454A2 (en) 1999-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11353630A (ja) 磁気テ―プのデ―タ記録および読み取り方法
US5606469A (en) Method for correcting offset in a magnetic disk including apparent offtrack cancellation
US5257149A (en) Disc drive with offset address field
US6185063B1 (en) Methods and apparatus for overlapping data tracks on a storage medium
US6188532B1 (en) Backward compatible head and head positioning assembly for a linear digital tape drive
US6469867B2 (en) Floating tape head having side wings for longitudinal and azimuth play back with minimized tape wrap angle
JP2644182B2 (ja) 多重トラック磁気テープ装置を初期化する装置及び方法
US6671119B2 (en) Method and apparatus to encode position error signal correction information
US5828514A (en) Servo error detection in a noisy environment
US5940238A (en) Mechanism to reduce adjacent track interference in a magnetic tape data storage system
US5751512A (en) Data storage format for data storage devices having a radial offset between read and write elements
JPH04232610A (ja) 情報の読み取り・書き込み装置
US20030156347A1 (en) Magnetic disk drive system
US20020184466A1 (en) Optimizing reader to writer offset compensation for a disc drive
US5053897A (en) Head position controlling circuit for disk unit including servo head selection
US6469855B1 (en) Method and system for adaptive settle and write inhibit constraints based on head geometry and servo/mechanical system
KR970004687B1 (ko) 듀얼 트랙 서어보 시스템
KR100826504B1 (ko) 하드디스크 드라이브
KR100494387B1 (ko) 디스크 기록장치 및 그 기록방법
US6665138B1 (en) Technique for detecting head position in hard disk drive
JP2819153B2 (ja) 磁気ディスク装置のサーボトラック書き込み方法
JPH0594608A (ja) 磁気デイスク装置
US5805373A (en) Head position error compensation in disk drives
US6538837B1 (en) Method of aligning servo wedges in a disc drive
JPH06506081A (ja) トラック密度の非常に高い磁気記録方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060328

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060615

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060620

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060927

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080404

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080514

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080815