JP2644182B2 - 多重トラック磁気テープ装置を初期化する装置及び方法 - Google Patents
多重トラック磁気テープ装置を初期化する装置及び方法Info
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- JP2644182B2 JP2644182B2 JP6050392A JP5039294A JP2644182B2 JP 2644182 B2 JP2644182 B2 JP 2644182B2 JP 6050392 A JP6050392 A JP 6050392A JP 5039294 A JP5039294 A JP 5039294A JP 2644182 B2 JP2644182 B2 JP 2644182B2
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/584—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5504—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across tape tracks
- G11B5/5508—Control circuits therefor
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気テープデータ記憶、
特に磁気テープカートリッジを取付けるときのサーボ位
置合わせ装置の初期化に関する。
特に磁気テープカートリッジを取付けるときのサーボ位
置合わせ装置の初期化に関する。
【0002】
【従来の技術】情報記憶産業では、薄いテープ基板及び
種々のデータ圧縮手法により磁気テープのデータ容量の
増大が達成されている。磁気テープ媒体及びテープヘッ
ド技術の進歩は各トラックの幅を狭くして磁気テープ上
のトラックの数及びヘッド上のデータ読取り/書込みギ
ャップ又は素子の数を増大させることにより更にデータ
容量の増大をもたらしている。例えば、12.7 mm (1/2
インチ)幅のテープのIBM3490-E磁気テープサブシステム
36はデータ読取り/書込み素子を有するヘッドを採用す
るとともにおよそ800 メガバイト(MB)のテープ容量を有
する。3490-Eテープ装置はヘリカル走査ではなく長手方
向の双方向の記録を行い、テープ巻戻しの回数を少なく
することにより性能を改善し、データヘッド素子のセッ
トがインターリーブ(2系列の素子を交互に入れ子にして
噛み合わせたような状態)される。このようにインター
リーブされたヘッドでは、読取り素子/書込み素子構成
を有する素子対が書込み素子/読取り素子構成を有する
素子対と交互に配列され、各素子対はテープ上の1つの
トラックと関連づけられる。テープが1つの方向に移動
するとき、1つの構成を備える素子対は偶数番号のトラ
ックのような関連したトラックをリード・アフター・ラ
イトでアクセスし、テープが反対の方向に移動するとき
は、他の構成を備える素子対が他の関連したトラック
(奇数番号のトラック)を同じくリード・アフター・ライ
ト方式でアクセスする。同じく多数の密接な間隔の素子
を必要とするこのような多数のトラックにより更に性能
を高めるために薄膜付着手法により形成された磁気抵抗
型変換器をテープヘッドとして用いることができる。
種々のデータ圧縮手法により磁気テープのデータ容量の
増大が達成されている。磁気テープ媒体及びテープヘッ
ド技術の進歩は各トラックの幅を狭くして磁気テープ上
のトラックの数及びヘッド上のデータ読取り/書込みギ
ャップ又は素子の数を増大させることにより更にデータ
容量の増大をもたらしている。例えば、12.7 mm (1/2
インチ)幅のテープのIBM3490-E磁気テープサブシステム
36はデータ読取り/書込み素子を有するヘッドを採用す
るとともにおよそ800 メガバイト(MB)のテープ容量を有
する。3490-Eテープ装置はヘリカル走査ではなく長手方
向の双方向の記録を行い、テープ巻戻しの回数を少なく
することにより性能を改善し、データヘッド素子のセッ
トがインターリーブ(2系列の素子を交互に入れ子にして
噛み合わせたような状態)される。このようにインター
リーブされたヘッドでは、読取り素子/書込み素子構成
を有する素子対が書込み素子/読取り素子構成を有する
素子対と交互に配列され、各素子対はテープ上の1つの
トラックと関連づけられる。テープが1つの方向に移動
するとき、1つの構成を備える素子対は偶数番号のトラ
ックのような関連したトラックをリード・アフター・ラ
イトでアクセスし、テープが反対の方向に移動するとき
は、他の構成を備える素子対が他の関連したトラック
(奇数番号のトラック)を同じくリード・アフター・ライ
ト方式でアクセスする。同じく多数の密接な間隔の素子
を必要とするこのような多数のトラックにより更に性能
を高めるために薄膜付着手法により形成された磁気抵抗
型変換器をテープヘッドとして用いることができる。
【0003】しかしながら、狭いトラックを読取り/書
込みするためにヘッド上に作ることができる読取り/書
込み素子の数によりテープ媒体上に設定できる長手方向
の平行なトラックの数が制限されている。よって、デー
タテープ装置はテープ上にあるトラック数よりも少ない
読取り/書込み素子のセットを備えるヘッドを用いてテ
ープを処理するように設計されている。ヘッド内にある
読取り/書込み素子対と同じ数のトラックをそれぞれ含
むグループにトラックが分割される。全てのグループを
アクセスするためにテープは例えばステッパーモータ又
はボイスコイル駆動ばねによりテープ幅を横切る方向に
トラックのグループ数に対応する数の個別の幅方向の位
置へインデックスされる。例えば、8つの読取り/書込み
素子対を有するヘッドはトラックが各8トラックの3つの
グループに分割され且つヘッドが3つのインデックス位
置を有する場合、24トラックを有するテープに対応でき
る。ヘッドがインデックス位置間を移動する距離を短縮
するためにグループはインターリーブされることが望ま
しい。前述の例では、3つのグループの各々は8つのトラ
ックを含んでいる。0〜23の番号が連続的にトラックに
付与された場合、グループインターリービングにより第
1のグループにトラック 0, 3, 6, ... 及び21が入りイ
ンデックス位置0のヘッドによりアクセスできる。同様
に、第2のグループにトラック 1, 4, 7, ... 及び22が
入りインデックス位置1のヘッドによりアクセスでき、
第3のグループにトラック 2, 5, 8, ... 及び23が入り
インデックス位置2のヘッドによりアクセスできる。双
方向記録手法を用いてアクセス効率を改善することもで
きる。
込みするためにヘッド上に作ることができる読取り/書
込み素子の数によりテープ媒体上に設定できる長手方向
の平行なトラックの数が制限されている。よって、デー
タテープ装置はテープ上にあるトラック数よりも少ない
読取り/書込み素子のセットを備えるヘッドを用いてテ
ープを処理するように設計されている。ヘッド内にある
読取り/書込み素子対と同じ数のトラックをそれぞれ含
むグループにトラックが分割される。全てのグループを
アクセスするためにテープは例えばステッパーモータ又
はボイスコイル駆動ばねによりテープ幅を横切る方向に
トラックのグループ数に対応する数の個別の幅方向の位
置へインデックスされる。例えば、8つの読取り/書込み
素子対を有するヘッドはトラックが各8トラックの3つの
グループに分割され且つヘッドが3つのインデックス位
置を有する場合、24トラックを有するテープに対応でき
る。ヘッドがインデックス位置間を移動する距離を短縮
するためにグループはインターリーブされることが望ま
しい。前述の例では、3つのグループの各々は8つのトラ
ックを含んでいる。0〜23の番号が連続的にトラックに
付与された場合、グループインターリービングにより第
1のグループにトラック 0, 3, 6, ... 及び21が入りイ
ンデックス位置0のヘッドによりアクセスできる。同様
に、第2のグループにトラック 1, 4, 7, ... 及び22が
入りインデックス位置1のヘッドによりアクセスでき、
第3のグループにトラック 2, 5, 8, ... 及び23が入り
インデックス位置2のヘッドによりアクセスできる。双
方向記録手法を用いてアクセス効率を改善することもで
きる。
【0004】前記データ容量の進歩にもかかわらず64又
は更に128 トラックを有する12.7 mm 幅の広いテープに
より可能になるようなさらなるデータ容量の増加が望ま
れている。しかしながら、ヘッドがインデックスされる
場合でも、実際にはこのような多数の非常に狭いトラッ
クを有するテープに又は前記テープからデータを正確且
つ確実に記録する多重トラックヘッドの能力には限度が
ある。テープエッジの変化、熱拡散環境及び装置内でテ
ープが追随する経路の収縮及び精度不良のようなトラッ
クの位置合わせエラー、テープ自身におけるトラックの
フォーマット化での精度不良並びにヘッド製作中の寸法
変動及び間隔変動により問題が生じることがある。12.7
mm のテープが128 トラックを有し、各トラックの幅が
およそ80ミクロンである場合、テープ内の瞬間的なぐら
つき又はヘッド内の位置合わせ不良でさえもかなりの信
号品質低下、例えばクロストーク及びドロップアウトを
生じることが分かる。
は更に128 トラックを有する12.7 mm 幅の広いテープに
より可能になるようなさらなるデータ容量の増加が望ま
れている。しかしながら、ヘッドがインデックスされる
場合でも、実際にはこのような多数の非常に狭いトラッ
クを有するテープに又は前記テープからデータを正確且
つ確実に記録する多重トラックヘッドの能力には限度が
ある。テープエッジの変化、熱拡散環境及び装置内でテ
ープが追随する経路の収縮及び精度不良のようなトラッ
クの位置合わせエラー、テープ自身におけるトラックの
フォーマット化での精度不良並びにヘッド製作中の寸法
変動及び間隔変動により問題が生じることがある。12.7
mm のテープが128 トラックを有し、各トラックの幅が
およそ80ミクロンである場合、テープ内の瞬間的なぐら
つき又はヘッド内の位置合わせ不良でさえもかなりの信
号品質低下、例えばクロストーク及びドロップアウトを
生じることが分かる。
【0005】従って、トラックシーク動作中に幾つかの
位置のうちの1つにテープヘッドをインデックスできる
テープヘッドアクチュエータが開発された。例えば、12
8 のデータトラックを持つテープをアクセスするために
ヘッド上に32の読取り/書込み素子を有するヘッドは4つ
の位置にインデックスされる。更に、ヘッドアクチュエ
ータは読取り及び書込み動作中にトラックのセットに正
確に追随するサーボ制御の下にヘッドの位置を迅速に調
整することもできる。前記アクチュエータを用いる装置
では、テープヘッドはサーボ読取り素子、即ち少なくと
も1つの特別に記録されたサーボトラックに予め記録さ
れたサーボ信号を読取るためのギャップを有する。各サ
ーボ素子はサーボトラックに関してサーボ素子のテープ
幅方向の位置を決定する位置サーボループで用いられる
位置誤差信号(PES)を生成する。ループは精密なトラッ
ク追随を可能にするのに必要な非常に小さい量だけヘッ
ドを迅速に移動するための信号をヘッドアクチュエータ
に伝送する。
位置のうちの1つにテープヘッドをインデックスできる
テープヘッドアクチュエータが開発された。例えば、12
8 のデータトラックを持つテープをアクセスするために
ヘッド上に32の読取り/書込み素子を有するヘッドは4つ
の位置にインデックスされる。更に、ヘッドアクチュエ
ータは読取り及び書込み動作中にトラックのセットに正
確に追随するサーボ制御の下にヘッドの位置を迅速に調
整することもできる。前記アクチュエータを用いる装置
では、テープヘッドはサーボ読取り素子、即ち少なくと
も1つの特別に記録されたサーボトラックに予め記録さ
れたサーボ信号を読取るためのギャップを有する。各サ
ーボ素子はサーボトラックに関してサーボ素子のテープ
幅方向の位置を決定する位置サーボループで用いられる
位置誤差信号(PES)を生成する。ループは精密なトラッ
ク追随を可能にするのに必要な非常に小さい量だけヘッ
ドを迅速に移動するための信号をヘッドアクチュエータ
に伝送する。
【0006】サーボループが動作する精度を改善するた
めにテープの幅方向に間隔をあけた少なくとも1つのサ
ーボトラックを含む少なくとも2つのサーボ領域をテー
プに備えることができる。テープヘッドは対応する数の
サーボ素子のセットを有する。サーボ素子により生成さ
れたPESは同時に読取られ平均化される。ヘッド位置は
任意の1つのサーボ素子からのPESではなく前記平均値に
応答するサーボループにより維持される。このような複
数のサーボ領域及びサーボ素子セットを用いることによ
る冗長性は任意の1つのサーボ素子による誤差又は障害
によサーボループが受ける影響を少なくする。1つの前
記システムは3つの対称的に間隔をあけたサーボ領域を
含み、その各々はデータトラックに平行な3つの隣接す
るサーボトラックを有する。各サーボ領域で外側の2つ
(上側及び下側)のサーボトラックに1つの周波数でサー
ボ信号が記録されるのに対し、中間のサーボトラックに
別の周波数でサーボ信号が記録される。
めにテープの幅方向に間隔をあけた少なくとも1つのサ
ーボトラックを含む少なくとも2つのサーボ領域をテー
プに備えることができる。テープヘッドは対応する数の
サーボ素子のセットを有する。サーボ素子により生成さ
れたPESは同時に読取られ平均化される。ヘッド位置は
任意の1つのサーボ素子からのPESではなく前記平均値に
応答するサーボループにより維持される。このような複
数のサーボ領域及びサーボ素子セットを用いることによ
る冗長性は任意の1つのサーボ素子による誤差又は障害
によサーボループが受ける影響を少なくする。1つの前
記システムは3つの対称的に間隔をあけたサーボ領域を
含み、その各々はデータトラックに平行な3つの隣接す
るサーボトラックを有する。各サーボ領域で外側の2つ
(上側及び下側)のサーボトラックに1つの周波数でサー
ボ信号が記録されるのに対し、中間のサーボトラックに
別の周波数でサーボ信号が記録される。
【0007】4つのヘッドインデックス位置を設けるた
めにサーボ素子の各セットはテープ幅方向に間隔をあけ
られた上側及び下側のサーボ素子を有し、一時にその内
の1つが活動状態、即ち作動状態、にされる。インデッ
クス動作の間、各サーボ素子セットの上側又は下側のサ
ーボ素子は中間のサーボトラック及び上側又は下側のサ
ーボトラックの間の上側又は下側の境界又はエッジに対
向して置かれる。データアクセスの間、サーボループは
活動状態のサーボ素子の磁気的な中心とそれぞれのサー
ボ領域内の選択された上側又は下側のエッジとが整列さ
れるように試みる。2つのグループのサーボ素子(上側及
び下側)と2つのサーボエッジ(上側及び下側)の組合せは
4つのインデックス位置を与え、その他の組合せは他の
数のインデックス位置を与えることが分かる。
めにサーボ素子の各セットはテープ幅方向に間隔をあけ
られた上側及び下側のサーボ素子を有し、一時にその内
の1つが活動状態、即ち作動状態、にされる。インデッ
クス動作の間、各サーボ素子セットの上側又は下側のサ
ーボ素子は中間のサーボトラック及び上側又は下側のサ
ーボトラックの間の上側又は下側の境界又はエッジに対
向して置かれる。データアクセスの間、サーボループは
活動状態のサーボ素子の磁気的な中心とそれぞれのサー
ボ領域内の選択された上側又は下側のエッジとが整列さ
れるように試みる。2つのグループのサーボ素子(上側及
び下側)と2つのサーボエッジ(上側及び下側)の組合せは
4つのインデックス位置を与え、その他の組合せは他の
数のインデックス位置を与えることが分かる。
【0008】全てのサーボ素子がサイズ及び位置の両方
に関して完全に形成される場合、活動状態にある全ての
サーボ素子はサーボ制御システムの精度内で所望のサー
ボ領域エッジにわたり中心に置かれるように維持され、
活動状態のサーボ素子により生成されたPESの平均値は
実質的に任意の個々のPES と同じになるであろう。冗長
性のサーボ領域を用いる利点はサーボ素子の1つが使用
不能になっても正確な位置づけが維持できることで明白
である。しかしながら、前記製作の精度は量産ベースで
は経済的に達成できない。サーボ素子は若干の寸法及び
間隔変動を生じうるので、それらの磁気的な中心は互い
に又はテープのサーボ領域と完全には整列しない。それ
ゆえ、1つのサーボ素子が所望のサーボエッジの中心に
あるとき、グループ内の他のサーボ素子はたぶん中心に
置かれない。従って、平均PES値の使用によりサーボ素
子のどれかがサーボ領域エッジの中心に置かれず、潜在
的な追随不良並びに読取り及び書込みエラー、例えば隣
接するデータトラックへの重ね書きにつながることがあ
る。この種の不一致は素子間オフセットと呼ばれる。
に関して完全に形成される場合、活動状態にある全ての
サーボ素子はサーボ制御システムの精度内で所望のサー
ボ領域エッジにわたり中心に置かれるように維持され、
活動状態のサーボ素子により生成されたPESの平均値は
実質的に任意の個々のPES と同じになるであろう。冗長
性のサーボ領域を用いる利点はサーボ素子の1つが使用
不能になっても正確な位置づけが維持できることで明白
である。しかしながら、前記製作の精度は量産ベースで
は経済的に達成できない。サーボ素子は若干の寸法及び
間隔変動を生じうるので、それらの磁気的な中心は互い
に又はテープのサーボ領域と完全には整列しない。それ
ゆえ、1つのサーボ素子が所望のサーボエッジの中心に
あるとき、グループ内の他のサーボ素子はたぶん中心に
置かれない。従って、平均PES値の使用によりサーボ素
子のどれかがサーボ領域エッジの中心に置かれず、潜在
的な追随不良並びに読取り及び書込みエラー、例えば隣
接するデータトラックへの重ね書きにつながることがあ
る。この種の不一致は素子間オフセットと呼ばれる。
【0009】前述のように、データは間隔を置かれた読
取り及び書込み素子を含む素子対によりアクセス(書込
み、読取り又は消去)される。テープヘッドの1つのタイ
プは左右のモジュールにデータ素子を配置した構成によ
り形成される。1つのモジュールに1対の読取り素子が形
成され、他のモジュールに関連した書込み素子が形成さ
れる。このようなテープヘッド上のサーボ素子も左右の
対として形成される。テープが順方向に移動中に右サー
ボ素子がイネーブルにされ、テープが逆方向で移動中に
左サーボ素子がイネーブルにされる。しかしながら、2
つのモジュールは完璧に製作されなかったり、互いに完
璧な状態でボンドされないことがあるので、モジュール
間の不一致、即ちモジュール間オフセットが起こり、ト
ラック追随不良及び新たな読取り及び書込みエラーを生
じることがある。更に、ヘッド自身は僅かに角度的に整
列不良になり、方位オフセットにつながることがある。
最後に、各テープのサーボ領域は完璧には整列・記録さ
れないことがあるので、それらはテープによって変わる
ことがある。よって、テープ及びテープ装置の異なる組
合せは前述の不一致と異なる読取り及び書込みエラーを
生じることがある。
取り及び書込み素子を含む素子対によりアクセス(書込
み、読取り又は消去)される。テープヘッドの1つのタイ
プは左右のモジュールにデータ素子を配置した構成によ
り形成される。1つのモジュールに1対の読取り素子が形
成され、他のモジュールに関連した書込み素子が形成さ
れる。このようなテープヘッド上のサーボ素子も左右の
対として形成される。テープが順方向に移動中に右サー
ボ素子がイネーブルにされ、テープが逆方向で移動中に
左サーボ素子がイネーブルにされる。しかしながら、2
つのモジュールは完璧に製作されなかったり、互いに完
璧な状態でボンドされないことがあるので、モジュール
間の不一致、即ちモジュール間オフセットが起こり、ト
ラック追随不良及び新たな読取り及び書込みエラーを生
じることがある。更に、ヘッド自身は僅かに角度的に整
列不良になり、方位オフセットにつながることがある。
最後に、各テープのサーボ領域は完璧には整列・記録さ
れないことがあるので、それらはテープによって変わる
ことがある。よって、テープ及びテープ装置の異なる組
合せは前述の不一致と異なる読取り及び書込みエラーを
生じることがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は前述の
不一致のどれが存在しても正確なサーボ追随を有するテ
ープ装置を提供することにある。
不一致のどれが存在しても正確なサーボ追随を有するテ
ープ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記及びその他の目的は
本発明で磁気テープをそれがテープ装置に取付けられる
とき初期化する装置及び方法を提供することにより達成
される。本発明の方法の1つの実施例では、テープが取
付けられる毎にサーボシステムに関係する制御パラメー
タが所定の値にセットされ、テープヘッド内のサーボ読
取り素子が活動状態にされる。活動状態のサーボ素子毎
にテープが読取られ、位置誤差信号(PES)サンプルの幾
つかが読取られ平均化される。少なくとも1つのパラメ
ータの値が変更され、新しいPES読取り及び平均値が得
られる。このプロセスはパラメータ値の所定の組合せに
ついて反復されてサーボ素子毎に読取りオフセットが計
算される。サーボ素子毎に書込みオフセットも計算でき
る。
本発明で磁気テープをそれがテープ装置に取付けられる
とき初期化する装置及び方法を提供することにより達成
される。本発明の方法の1つの実施例では、テープが取
付けられる毎にサーボシステムに関係する制御パラメー
タが所定の値にセットされ、テープヘッド内のサーボ読
取り素子が活動状態にされる。活動状態のサーボ素子毎
にテープが読取られ、位置誤差信号(PES)サンプルの幾
つかが読取られ平均化される。少なくとも1つのパラメ
ータの値が変更され、新しいPES読取り及び平均値が得
られる。このプロセスはパラメータ値の所定の組合せに
ついて反復されてサーボ素子毎に読取りオフセットが計
算される。サーボ素子毎に書込みオフセットも計算でき
る。
【0012】初期化が終了すると、システムの通常の読
取り及び書込み動作が可能になる。読取り又は書込みの
実行のために、テープヘッドはデータトラックに関して
所望のデータを見つけサーボ制御を可能にする位置に置
かれる。各活動状態のサーボ素子により生成された実際
のPESは当該サーボ素子のために計算された読取り又は
書込みオフセットにより調整されるので、素子間、モジ
ュール間及び方位偏差の影響を実質的に消去する。それ
によって調整されたPESがサーボ制御装置により用いら
れトラック追従を最適化する。
取り及び書込み動作が可能になる。読取り又は書込みの
実行のために、テープヘッドはデータトラックに関して
所望のデータを見つけサーボ制御を可能にする位置に置
かれる。各活動状態のサーボ素子により生成された実際
のPESは当該サーボ素子のために計算された読取り又は
書込みオフセットにより調整されるので、素子間、モジ
ュール間及び方位偏差の影響を実質的に消去する。それ
によって調整されたPESがサーボ制御装置により用いら
れトラック追従を最適化する。
【0013】
【実施例】図1は本発明の磁気テープシステム10のブロ
ック図である。システム10は制御装置12を備える。ホス
ト装置14から制御装置12へ又は制御装置12からホスト装
置14へインタフェース16を通してデータ及び制御信号が
伝達される。特に、後に説明するような位置誤差信号の
調整のための情報を記憶するために制御装置12はメモリ
装置18、例えばランダムアクセスメモリと相互接続され
る。磁気テープヘッド20、できれば薄膜磁気抵抗変換器
はデータをテープ22に記録し又はテープ22から読取るデ
ータ読取り/書込み素子及びテープ22に記録されたサー
ボ信号を読取るサーボ読取り素子を備える。制御装置12
はテープ22の方向、速度及び加速度を制御するテープリ
ールモータ及びタコメータと相互接続される。位置決め
アクチュエータ24はテープ幅に関して交差方向に変換器
20の移動を指示する。変換器20が選択されたインデック
ス位置に移動されるべき場合、インデックス制御装置26
は制御装置12によりイネーブルにされ適切な信号を位置
決めアクチュエータ24に伝達する。センサ、例えば変換
器20に隣接する光学タコメータからの信号は十分なイン
デックス位置付けを確実にするためにインデックス制御
装置26にフィードバック信号を供給する。
ック図である。システム10は制御装置12を備える。ホス
ト装置14から制御装置12へ又は制御装置12からホスト装
置14へインタフェース16を通してデータ及び制御信号が
伝達される。特に、後に説明するような位置誤差信号の
調整のための情報を記憶するために制御装置12はメモリ
装置18、例えばランダムアクセスメモリと相互接続され
る。磁気テープヘッド20、できれば薄膜磁気抵抗変換器
はデータをテープ22に記録し又はテープ22から読取るデ
ータ読取り/書込み素子及びテープ22に記録されたサー
ボ信号を読取るサーボ読取り素子を備える。制御装置12
はテープ22の方向、速度及び加速度を制御するテープリ
ールモータ及びタコメータと相互接続される。位置決め
アクチュエータ24はテープ幅に関して交差方向に変換器
20の移動を指示する。変換器20が選択されたインデック
ス位置に移動されるべき場合、インデックス制御装置26
は制御装置12によりイネーブルにされ適切な信号を位置
決めアクチュエータ24に伝達する。センサ、例えば変換
器20に隣接する光学タコメータからの信号は十分なイン
デックス位置付けを確実にするためにインデックス制御
装置26にフィードバック信号を供給する。
【0014】所望のインデックス位置及びテープ方向に
より、制御装置12の指示の下に異なるセットの読取り/
書込み素子が読取り/書込みギャップ選択装置30により
イネーブルにされ異なるグループのサーボ素子がサーボ
ギャップ選択装置32によりイネーブルにされる。
より、制御装置12の指示の下に異なるセットの読取り/
書込み素子が読取り/書込みギャップ選択装置30により
イネーブルにされ異なるグループのサーボ素子がサーボ
ギャップ選択装置32によりイネーブルにされる。
【0015】図2は各32の平行データトラックよりなる4
つのデータトラックグループA, B,C及びDと4つのデータ
トラックグループA〜Dの間のテープ幅を横切る方向に対
称的に間隔をあけた3つの平行サーボ領域AB, BC及びCD
とを有する磁気テープ22のフォーマットを示す。データ
トラックグループA〜D及びサーボ領域AB, BC及びCDはテ
ープ22の全長にわたり長手方向に延びる。ガード帯はテ
ープエッジと最初及び最後のデータトラックの間に、及
び各サーボ領域AB, BC及びCDの境界と隣接するデータト
ラックの間に位置する。図4に詳細に示すように各サー
ボ領域は第1の周波数のサーボパターンが記録された中
間のトラック404 とその両側に第2の周波数のサーボパ
ターンを記録された2つの外側のトラック400 及び402
を有する。図3は図2に示された128 トラックのテープ22
と共に作動可能な変換器20の素子構成を示す。変換器20
の長さは実質的にテープ22の幅に対応する。変換器20は
32の読取り/書込み素子と3つのサーボ領域AB, BC及びCD
に対応する3セットのサーボ読取り素子とを備える。変
換器20は別個に製作されたのちボンドされた左右のモジ
ュールを備える。書込み及び読取り素子は各モジュール
の長さに沿って交差方向に(即ち、テープの幅を横切る
方向に)交番し、左モジュールにある位置1の書込み素子
及び右モジュールにある対応する位置1の読取り素子で
開始する。従って、書込み/読取り素子の対が交差方向
に読取り/書込み素子の対と交番するように、左モジュ
ール内の各書込み素子は右モジュールの対応する位置に
ある読取り素子と対になり、左モジュール内の各読取り
素子は右モジュールの対応する位置にある書込み素子と
対になる。
つのデータトラックグループA, B,C及びDと4つのデータ
トラックグループA〜Dの間のテープ幅を横切る方向に対
称的に間隔をあけた3つの平行サーボ領域AB, BC及びCD
とを有する磁気テープ22のフォーマットを示す。データ
トラックグループA〜D及びサーボ領域AB, BC及びCDはテ
ープ22の全長にわたり長手方向に延びる。ガード帯はテ
ープエッジと最初及び最後のデータトラックの間に、及
び各サーボ領域AB, BC及びCDの境界と隣接するデータト
ラックの間に位置する。図4に詳細に示すように各サー
ボ領域は第1の周波数のサーボパターンが記録された中
間のトラック404 とその両側に第2の周波数のサーボパ
ターンを記録された2つの外側のトラック400 及び402
を有する。図3は図2に示された128 トラックのテープ22
と共に作動可能な変換器20の素子構成を示す。変換器20
の長さは実質的にテープ22の幅に対応する。変換器20は
32の読取り/書込み素子と3つのサーボ領域AB, BC及びCD
に対応する3セットのサーボ読取り素子とを備える。変
換器20は別個に製作されたのちボンドされた左右のモジ
ュールを備える。書込み及び読取り素子は各モジュール
の長さに沿って交差方向に(即ち、テープの幅を横切る
方向に)交番し、左モジュールにある位置1の書込み素子
及び右モジュールにある対応する位置1の読取り素子で
開始する。従って、書込み/読取り素子の対が交差方向
に読取り/書込み素子の対と交番するように、左モジュ
ール内の各書込み素子は右モジュールの対応する位置に
ある読取り素子と対になり、左モジュール内の各読取り
素子は右モジュールの対応する位置にある書込み素子と
対になる。
【0016】データ素子の位置8と9、16と17及び24と25
の間にそれぞれ2対の左右サーボ読取り素子が配置され
る。それらは サーボ対1 (LS1とRS1)、サーボ対2(LS2と
RS2)、サーボ対3 (LS3とRS3)、サーボ対4 (LS4とRS4)、
サーボ対5 (LS5とRS5)及びサーボ対6 (LS6とRS6)として
識別される。更に識別のためにサーボ対1、3及び5は上
側グループとしてサーボ対2、4及び6は下側グループと
して区分される。
の間にそれぞれ2対の左右サーボ読取り素子が配置され
る。それらは サーボ対1 (LS1とRS1)、サーボ対2(LS2と
RS2)、サーボ対3 (LS3とRS3)、サーボ対4 (LS4とRS4)、
サーボ対5 (LS5とRS5)及びサーボ対6 (LS6とRS6)として
識別される。更に識別のためにサーボ対1、3及び5は上
側グループとしてサーボ対2、4及び6は下側グループと
して区分される。
【0017】動作中、テープ22が変換器20を1つの方
向、例えば順方向に通過すると、制御装置12は最初の所
望のインデックス位置に変換器20を置くようにインデッ
クス制御装置26に指示する。16個の奇数番目データ読取
り/書込み素子対がイネーブルにされデータトラック 2,
10, 18, ..., 114及び122 をアクセスする。2番目のパ
スではテープ方向が反転され、最初のインデックス位置
が維持され、16個の偶数番目データ素子がイネーブルに
され、データトラック 6, 14, 22, ..., 118及び126 を
アクセスする。3番目のパスでは、ヘッドが次の位置に
インデックスされ、奇数番目の素子がイネーブルにさ
れ、データトラック 3, 11, 19, ..., 115及び123 をア
クセスする。このようにして、テープ全体は全部で4つ
のインデックス位置及び各方向に4回ずつの8回のパスで
一度に16のトラックをアクセスすることができる。
向、例えば順方向に通過すると、制御装置12は最初の所
望のインデックス位置に変換器20を置くようにインデッ
クス制御装置26に指示する。16個の奇数番目データ読取
り/書込み素子対がイネーブルにされデータトラック 2,
10, 18, ..., 114及び122 をアクセスする。2番目のパ
スではテープ方向が反転され、最初のインデックス位置
が維持され、16個の偶数番目データ素子がイネーブルに
され、データトラック 6, 14, 22, ..., 118及び126 を
アクセスする。3番目のパスでは、ヘッドが次の位置に
インデックスされ、奇数番目の素子がイネーブルにさ
れ、データトラック 3, 11, 19, ..., 115及び123 をア
クセスする。このようにして、テープ全体は全部で4つ
のインデックス位置及び各方向に4回ずつの8回のパスで
一度に16のトラックをアクセスすることができる。
【0018】テープ装置10のトラックフォロー(読取り/
書込み/消去)動作の間に変換器20の正確なサーボ位置付
けをなし遂げるために、テープの方向及び選択されたイ
ンデックス位置により、制御装置12は左モジュール又は
右モジュール上のサーボ素子の上側グループ又は下側グ
ループを活動状態にするように、サーボギャップ選択装
置32に指示する。図4は変換器20の4つの各インデックス
位置内の変換器20の右モジュールにある上側サーボグル
ープ及び下側サーボグループのサーボ素子RS1及びRS2
をそれぞれ示す。ここでは左モジュール上の対応するサ
ーボ素子LS1 及びLS2 は図示されていない。陰影部で示
された活動状態の、即ち選択された素子(上側又は下側)
はサーボ領域ABの内部及び外部のトラックの間の上側エ
ッジ406又は下側エッジ408 と整列される。図4の下側の
タイミング図は選択されたエッジに完全に中心が置かれ
た活動状態の素子により生成された典型的なPES の振幅
対時間のプロットである。最小振幅と最大振幅の比は選
択されたエッジに関する活動状態の位置を示す。
書込み/消去)動作の間に変換器20の正確なサーボ位置付
けをなし遂げるために、テープの方向及び選択されたイ
ンデックス位置により、制御装置12は左モジュール又は
右モジュール上のサーボ素子の上側グループ又は下側グ
ループを活動状態にするように、サーボギャップ選択装
置32に指示する。図4は変換器20の4つの各インデックス
位置内の変換器20の右モジュールにある上側サーボグル
ープ及び下側サーボグループのサーボ素子RS1及びRS2
をそれぞれ示す。ここでは左モジュール上の対応するサ
ーボ素子LS1 及びLS2 は図示されていない。陰影部で示
された活動状態の、即ち選択された素子(上側又は下側)
はサーボ領域ABの内部及び外部のトラックの間の上側エ
ッジ406又は下側エッジ408 と整列される。図4の下側の
タイミング図は選択されたエッジに完全に中心が置かれ
た活動状態の素子により生成された典型的なPES の振幅
対時間のプロットである。最小振幅と最大振幅の比は選
択されたエッジに関する活動状態の位置を示す。
【0019】図5に示すように、素子の物理的な中心又
はサーボ領域のエッジに関するサーボ素子の磁気中心の
位置の不一致は相対的な最大/最小振幅比に影響する。
素子間オフセットと呼ばれる前記不一致が起こりうるの
は各サーボ素子の寸法が正確ではない場合、少なくとも
1つのサーボ素子の磁気的な中心がサーボ素子の物理的
な中心と一致しない場合、各グループのサーボ素子間の
間隔が正確ではない場合又はテープに記録されたサーボ
トラックに位置決め不良がある場合である。素子LS1 及
びLS5 に関する寸法OS1 及びOS5 はそれぞれ素子間オフ
セットを例示する。素子LS3 は前記オフセットを生じな
い。
はサーボ領域のエッジに関するサーボ素子の磁気中心の
位置の不一致は相対的な最大/最小振幅比に影響する。
素子間オフセットと呼ばれる前記不一致が起こりうるの
は各サーボ素子の寸法が正確ではない場合、少なくとも
1つのサーボ素子の磁気的な中心がサーボ素子の物理的
な中心と一致しない場合、各グループのサーボ素子間の
間隔が正確ではない場合又はテープに記録されたサーボ
トラックに位置決め不良がある場合である。素子LS1 及
びLS5 に関する寸法OS1 及びOS5 はそれぞれ素子間オフ
セットを例示する。素子LS3 は前記オフセットを生じな
い。
【0020】図6で変換器20の左右のモジュールが縦方
向のオフセットVOを持ってボンドされた場合又は変換器
20が角度即ち方位オフセットAOを有するヘッドアクチュ
エータに取付けられた場合、前述の素子間オフセットが
複合化される。図6の左側は素子間、モジュール間モジ
ュール又は方位オフセットがない理想的な変換器を示す
が、図6の右側は3種類のオフセットを全部有する変換器
を示す。前述のようにオフセットOS1 及びOS5 は素子間
オフセットを表わし、MO1, MO3及びMO5 は方位及びモジ
ュール間オフセットの組合せを表わす。オフセットは各
テープカートリッジ、各テープ装置及び各カートリッジ
/装置組合せ毎に異なることがある。
向のオフセットVOを持ってボンドされた場合又は変換器
20が角度即ち方位オフセットAOを有するヘッドアクチュ
エータに取付けられた場合、前述の素子間オフセットが
複合化される。図6の左側は素子間、モジュール間モジ
ュール又は方位オフセットがない理想的な変換器を示す
が、図6の右側は3種類のオフセットを全部有する変換器
を示す。前述のようにオフセットOS1 及びOS5 は素子間
オフセットを表わし、MO1, MO3及びMO5 は方位及びモジ
ュール間オフセットの組合せを表わす。オフセットは各
テープカートリッジ、各テープ装置及び各カートリッジ
/装置組合せ毎に異なることがある。
【0021】テープ装置による情報の読取り、特に書込
みの精度を高めるために本発明はテープカートリッジを
テープ装置に取付ける度にテープ装置の較正を行う。図
7乃至8の流れ図で手動によるか又は自動化された記憶及
び検索環境ではアクセス装置によりテープカートリッジ
22が選択され、装置10に取付けられる (ステップ700)。
制御装置12は較正パラメータの内の方向パラメータDを
順方向Fに(D=F)、エッジパラメータEを上側サーボ領域
エッジUに(E=U)、グループパラメータGを上側サーボ素
子グループUに(G=U)及びモジュールパラメータMを右変
換器モジュールRに(M=R)初期化し (ステップ702)、サー
ボギャップ選択装置32に対して右モジュールの上側サー
ボ素子グループを選択するように指示する (ステップ70
4)。テープが順方向にテープの終端に向かって移動され
る (ステップ706)。制御装置12により活動状態のサーボ
素子の複数のPES、例えば20個のPESが読取られて処理さ
れ(ステップ708 及び710)、各素子について別々に平均
値が計算される (ステップ712)。各平均値は関連したパ
ラメータD, E, G及びMと共にメモリ18に記憶される。
みの精度を高めるために本発明はテープカートリッジを
テープ装置に取付ける度にテープ装置の較正を行う。図
7乃至8の流れ図で手動によるか又は自動化された記憶及
び検索環境ではアクセス装置によりテープカートリッジ
22が選択され、装置10に取付けられる (ステップ700)。
制御装置12は較正パラメータの内の方向パラメータDを
順方向Fに(D=F)、エッジパラメータEを上側サーボ領域
エッジUに(E=U)、グループパラメータGを上側サーボ素
子グループUに(G=U)及びモジュールパラメータMを右変
換器モジュールRに(M=R)初期化し (ステップ702)、サー
ボギャップ選択装置32に対して右モジュールの上側サー
ボ素子グループを選択するように指示する (ステップ70
4)。テープが順方向にテープの終端に向かって移動され
る (ステップ706)。制御装置12により活動状態のサーボ
素子の複数のPES、例えば20個のPESが読取られて処理さ
れ(ステップ708 及び710)、各素子について別々に平均
値が計算される (ステップ712)。各平均値は関連したパ
ラメータD, E, G及びMと共にメモリ18に記憶される。
【0022】較正プロセスの間の任意の時点で致命的な
エラーが検出された場合 (ステップ714)、ホスト又は操
作員に通知され (ステップ716)、プロセスは停止する
(ステップ718)。例えば、書込み不良又はサーボトラッ
クの脱落、テープ上の過剰なくず、テープを案内する上
で生じた問題及び位置センサのホーム位置付けエラーが
検出される。これらのエラーはどれももし検出されなけ
れば、隣接するトラックの重ね書きを生じることがあ
る。
エラーが検出された場合 (ステップ714)、ホスト又は操
作員に通知され (ステップ716)、プロセスは停止する
(ステップ718)。例えば、書込み不良又はサーボトラッ
クの脱落、テープ上の過剰なくず、テープを案内する上
で生じた問題及び位置センサのホーム位置付けエラーが
検出される。これらのエラーはどれももし検出されなけ
れば、隣接するトラックの重ね書きを生じることがあ
る。
【0023】第1セットのサンプルを活動状態の素子に
対して処理した(ステップ720 )後モジュールパラメータ
Mが左変換器モジュールL (M=L)にセットされて左変換器
モジュールが活動化され(ステップ722 )、第2セットの
サンプルがこれらの活動状態の素子に対して他のパラメ
ータを変えずに処理される(ステップ708〜720)。次に、
モジュールパラメータM及びグループパラメータGがそれ
ぞれR及びLにセットされ(ステップ724〜728)、右変換器
モジュールの上側素子が活動化され、変換器が新たな位
置にインデックスされる。第3セットのサンプルが処理
され、変換器モジュールが左側に切替えられ、更に第4
セットのサンプルが処理される。これらのステップは下
側サーボエッジについて反復される(ステップ730〜73
2)。
対して処理した(ステップ720 )後モジュールパラメータ
Mが左変換器モジュールL (M=L)にセットされて左変換器
モジュールが活動化され(ステップ722 )、第2セットの
サンプルがこれらの活動状態の素子に対して他のパラメ
ータを変えずに処理される(ステップ708〜720)。次に、
モジュールパラメータM及びグループパラメータGがそれ
ぞれR及びLにセットされ(ステップ724〜728)、右変換器
モジュールの上側素子が活動化され、変換器が新たな位
置にインデックスされる。第3セットのサンプルが処理
され、変換器モジュールが左側に切替えられ、更に第4
セットのサンプルが処理される。これらのステップは下
側サーボエッジについて反復される(ステップ730〜73
2)。
【0024】上述の8セットのサンプルが取得された
後、テープは停止され方向パラメータDを除く全てのパ
ラメータがそれらの最初の値にリセットされ、方向パラ
メータDはRにセットされ、変換器が再び最初の位置にイ
ンデックスされ、テープの始端に向かって逆方向にテー
プが移動される。他のセットの8つのPESサンプルが読取
られて平均値が記憶され、現在始端にきているテープが
停止される(ステップ 742)。テーブル1はテープ方向D、
サーボ領域エッジE、サーボ素子グループG及びモジュー
ルMの16種類の組合せを示す。
後、テープは停止され方向パラメータDを除く全てのパ
ラメータがそれらの最初の値にリセットされ、方向パラ
メータDはRにセットされ、変換器が再び最初の位置にイ
ンデックスされ、テープの始端に向かって逆方向にテー
プが移動される。他のセットの8つのPESサンプルが読取
られて平均値が記憶され、現在始端にきているテープが
停止される(ステップ 742)。テーブル1はテープ方向D、
サーボ領域エッジE、サーボ素子グループG及びモジュー
ルMの16種類の組合せを示す。
【0025】
【表1】 テープ テープ サーボ サーボ 変換器 セクション 方向 エッジ グループ モジュール D E G M 1 F(順方向) U(上側) U(上側) R(右) 2 F U U L(左) 3 F U L(下側) R 4 F U L L 5 F L(下側) U R 6 F L U L 7 F L L R 8 F L L L 8 B(逆方向) U U R 7 B U U L 6 B U L R 5 B U L L 4 B L U R 3 B L U L 2 B L L R 1 B L L L これらの16セットはAvgPES(C,D,E,G,M) として識別され
る16のPES平均値を生じる。ここでCは図3に示された3セ
ットの4サーボ素子のうちの1セットに対応するサーボチ
ャネルである。制御装置はAvgPESを用いて素子間オフセ
ットを表わすグループ平均値のセットを
る16のPES平均値を生じる。ここでCは図3に示された3セ
ットの4サーボ素子のうちの1セットに対応するサーボチ
ャネルである。制御装置はAvgPESを用いて素子間オフセ
ットを表わすグループ平均値のセットを
【0026】
【数11】 GroupAvg(D, E, G, M)=(1/3)*{AvgPES(1, D, E, G, M) +AvgPES(2, D, E,G, M)+AvgPES(3, D, E,G,M)} (式1) のように計算して記憶し(ステップ 744)、モジュール間
オフセットを表わすモジュール間平均値のセットを
オフセットを表わすモジュール間平均値のセットを
【0027】
【数12】 ModModAvg(D)=(1/4)* {GroupAvg(D, E=U, G=U, M=L)-GroupAvg(D, E=U, G=U, M=R) +GroupAvg(D, E=L, G=U, M=L)-GroupAvg(D, E=L, G=U, M=R) +GroupAvg(D, E=U, G=L, M=L)-GroupAvg(D, E=U, G=L, M=R) +GroupAvg(D, E=L, G=L, M=L)-GroupAvg(D, E=L, G=L, M=R)} (式2) のように計算して記憶する(ステップ 746)。
【0028】最後にデータ読取り及び書込み動作中に実
際のPES に使用されるオフセットが下記の(式3)〜(式5)
のように計算されメモリ18に記憶される(ステップ748〜
750)。
際のPES に使用されるオフセットが下記の(式3)〜(式5)
のように計算されメモリ18に記憶される(ステップ748〜
750)。
【0029】
【数13】 ReadOffset(C, D, E, G, M)=AvgPES(C, D, E, G, M)-GroupAvg(D, E, G, M) (式3)
【0030】
【数14】 WriteOffset(C, D=F, E, G, M=R) = ReadOffset(C, D=F, E, G, M=R)-ModModAvg(D=F) (式4)
【0031】
【数15】 WriteOffset(C, D=B, E, G, M=L) = ReadOffset(C, D=B, E, G, M=L)-ModModAvg(D=B) (式5) 本発明によりサーボ素子グループ、サーボ領域エッジ及
びモジュールの数の他の組合せの提供が可能であり、本
明細書に記述された組合せに限定されるものではない。
例えば、本発明は単方向テープ装置及び単一モジュール
変換器、サーボ素子の単一グループを有する変換器及び
少なくとも2つのサーボ領域エッジを有するテープ並び
に単一サーボ領域エッジを有するテープ及び少なくとも
2つのグループのサーボ素子を有する変換器等のような
組合せによって用いることができる。
びモジュールの数の他の組合せの提供が可能であり、本
明細書に記述された組合せに限定されるものではない。
例えば、本発明は単方向テープ装置及び単一モジュール
変換器、サーボ素子の単一グループを有する変換器及び
少なくとも2つのサーボ領域エッジを有するテープ並び
に単一サーボ領域エッジを有するテープ及び少なくとも
2つのグループのサーボ素子を有する変換器等のような
組合せによって用いることができる。
【0032】読取り及び書込みオフセットが計算・記憶
されると、テープ装置10は通常の読取り/書込み動作を
実行することができる(ステップ 752)。制御装置12はテ
ープ22上の特定のトラックのセットからデータを読取る
か又は前記セットにデータを書込むためにコマンドをホ
スト14から受取り、所望のトラックをアクセスするのに
必要なインデックス位置に変換器20を移動するようにイ
ンデックス制御装置26に指示する(ステップ 754)。アク
セスされるトラックに対応する右又は左のモジュールの
サーボ素子の上側又は下側のグループを活動化する(か
又は前記グループからの信号を受け入れる)ために制御
装置12は方向及びグループ選択コマンドをサーボギャッ
プ選択装置32にも送る。
されると、テープ装置10は通常の読取り/書込み動作を
実行することができる(ステップ 752)。制御装置12はテ
ープ22上の特定のトラックのセットからデータを読取る
か又は前記セットにデータを書込むためにコマンドをホ
スト14から受取り、所望のトラックをアクセスするのに
必要なインデックス位置に変換器20を移動するようにイ
ンデックス制御装置26に指示する(ステップ 754)。アク
セスされるトラックに対応する右又は左のモジュールの
サーボ素子の上側又は下側のグループを活動化する(か
又は前記グループからの信号を受け入れる)ために制御
装置12は方向及びグループ選択コマンドをサーボギャッ
プ選択装置32にも送る。
【0033】データをテープ22から読取り又はデータを
テープ22に書込むために3つの選択された各サーボ素子
のそれぞれの読取り又は書込みオフセットが制御装置12
によりメモリ18から回復され、テープ22が適切な方向に
移動し始める。3つの活動状態のサーボ素子の各々はサ
ーボ領域内のサーボパターンを感知して実際のPESを生
成する。前述のように、起こりうる不一致のために少な
くとも1つの素子はサーボ領域エッジの中心に位置しな
いことがあるので、全ての3つの素子からのPESの平均値
が満足なサーボ位置付けを提供できないことがある。そ
れゆえ、平均化されているPES の調整を行うために制御
装置12は実際の各PESに又は前記各PESから必要なReadOf
fset又はWriteOffset を加えるか又は引き去る(ステッ
プ 756)。平均値が調整されたPESに基づいて位置付けア
クチュエータ24によりサーボ位置付けが実行される(ス
テップ 758)ので、トラックをアクセスする間サーボ領
域エッジに関して3つのサーボ素子のより密接な位置合
わせが維持される(ステップ760)。
テープ22に書込むために3つの選択された各サーボ素子
のそれぞれの読取り又は書込みオフセットが制御装置12
によりメモリ18から回復され、テープ22が適切な方向に
移動し始める。3つの活動状態のサーボ素子の各々はサ
ーボ領域内のサーボパターンを感知して実際のPESを生
成する。前述のように、起こりうる不一致のために少な
くとも1つの素子はサーボ領域エッジの中心に位置しな
いことがあるので、全ての3つの素子からのPESの平均値
が満足なサーボ位置付けを提供できないことがある。そ
れゆえ、平均化されているPES の調整を行うために制御
装置12は実際の各PESに又は前記各PESから必要なReadOf
fset又はWriteOffset を加えるか又は引き去る(ステッ
プ 756)。平均値が調整されたPESに基づいて位置付けア
クチュエータ24によりサーボ位置付けが実行される(ス
テップ 758)ので、トラックをアクセスする間サーボ領
域エッジに関して3つのサーボ素子のより密接な位置合
わせが維持される(ステップ760)。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば前述の不一致が存在して
も正確なサーボ追随を有するテープ装置が提供される。
も正確なサーボ追随を有するテープ装置が提供される。
【図1】本発明を用いる磁気テープシステムのブロック
図である。
図である。
【図2】本発明により使用できる磁気テープフォーマッ
トを示す図である。
トを示す図である。
【図3】図2のテープをアクセスするのに用いる磁気テ
ープ変換器におけるデータ及びサーボ素子の構成を示す
図である。
ープ変換器におけるデータ及びサーボ素子の構成を示す
図である。
【図4】図2のテープからデータをアクセスするように
配置された図3の変換器及びサーボ素子により生成され
た典型的なPESを示す図である。
配置された図3の変換器及びサーボ素子により生成され
た典型的なPESを示す図である。
【図5】図3の変換器における素子間の不一致及びその
結果生じるPES プロットを示す図である。
結果生じるPES プロットを示す図である。
【図6】図3の変換器における素子間、モジュール間及
び方位偏差を示す図である。
び方位偏差を示す図である。
【図7】本発明の方法の論理流れ図の1部分である。
【図8】本発明の方法の論理流れ図の他の部分である。
10 磁気テープシステム/テープ装置 12 制御装置 14 ホスト装置 16 インタフェース 18 メモリ装置 20 磁気テープヘッド/変換器 22 テープ/磁気テープ 24 位置決めアクチュエータ 26 インデックス制御装置 30 読取り/書込みギャップ選択装置 32 サーボギャップ選択装置 400 トラック 402 トラック 404 トラック 406 上側エッジ 408 下側エッジ
フロントページの続き (72)発明者 アレックス・クリウンジ アメリカ合衆国アリゾナ州、ツーソン、 ノース・ユマ・マイン・ロード 6380番 地 (72)発明者 ウエーン・ティー・コマウクス アメリカ合衆国アリゾナ州、ツーソン、 イースト・ロス・リールス 12440番地 (72)発明者 ジェームス・エフ・クロスランド アメリカ合衆国アリゾナ州、ツーソン、 イースト・スピードウエイ 8110番地 アパートメント・636−キュー (72)発明者 ロナルド・ケイ・ローデス アメリカ合衆国アリゾナ州、ツーソン、 イースト・プラシタ・ロス・レイズ 10761番地
Claims (9)
- 【請求項1】 多重サーボ素子を持つ両方向書込み/読
取り型の多重トラック磁気テープ装置を初期化する装置
において、 前記磁気テープの長手方向に沿った左モジュール及び右
モジュールを有する多重サーボ素子であって、前記左モ
ジュール及び前記右モジュールの各々は下側サーボ読取
り素子グループ及びこれと前記磁気テープの幅方向にイ
ンターリーブされた上側サーボ読取り素子グループを有
し、前記左モジュール及び前記右モジュールの各々の前
記上側及び下側サーボ読取り素子グループは着脱可能な
磁気テープ上のサーボ領域の数に対応する数のサーボ素
子を有し、前記左モジュールの前記上側サーボ読取り素
子グループ及び前記下側サーボ読取り素子グループの各
サーボ素子は前記右モジュールの前記上側サーボ読取り
素子グループ及び前記下側サーボ読取り素子グループの
各々の対応するサーボ素子とそれぞれ前記テープの長手
方向に整列しており、前記サーボ素子の各々は前記磁気
テープ上の1つのサーボ領域の上側エッジ及び下側エッ
ジの内の選択された1つに対するサーボ素子の位置を表
す位置誤差信号を生成するように構成された多重サーボ
素子と、 インデックス信号及び位置誤差信号に従って前記多重サ
ーボ素子を前記磁気テープの幅方向において位置決めす
る位置決めアクチュエータと、 前記多重サーボ素子を前記磁気テープの幅方向の複数個
のインデックス位置に選択的に移動させるインデックス
信号を前記位置決めアクチュエータに与えるインデック
ス制御手段と、 前記左モジュール及び前記右モジュールの前記上側サー
ボ読取り素子グループ及び前記下側サーボ読取り素子グ
ループから選択された少なくとも1つのサーボ素子が、
前記インデックス位置に移動された後、対応するサーボ
領域の上側エッジ及び下側エッジの選択された1つから
の位置誤差に基づいてこのエッジに追随するように制御
する位置誤差信号を前記位置決めアクチュエータに与え
るサーボ制御手段と、 前記磁気テープ装置に磁気テープが装着される度に、前
記複数のインデックス位置の各々において前記サーボ素
子の各々の位置誤差信号を求め、この位置誤差信号に基
づいて調整済みの位置誤差信号を生成し、データ読み出
し動作中は活動状態にあるサーボ素子に対し前記位置決
めアクチュエータにこの調整済みの位置誤差信号を与え
る制御ユニットと、 を具備し、 前記制御ユニットは、前記サーボ素子により生成された
個々の位置誤差信号の平均AvgPES(C,D,E,G,M)、(ただ
しCは選択されたサーボ領域、Dは磁気テープの選択され
た方向、Eは選択されたサーボ領域エッジ、Gは選択され
たグループ、Mは選択されたモジュール)、を測定する
手段と、前記個々の平均位置誤差信号からグループ平均
位置誤差信号GroupAvg(D,E,G,M)を計算する手段と、前
記グループ平均位置誤差信号からモジュール間平均位置
誤差信号ModModAvg(D)を計算する手段と、前記個々の平
均位置誤差信号及びグループ平均位置誤差信号から読取
りオフセットReadOffset(C,D,E,G,M)を計算する手段
と、装着された磁気テープに対して計算された読取りオ
フセットを記憶する第1メモリと、装着された磁気テー
プについてデータ読取り動作中に前記測定された位置誤
差信号及び記憶された読取りオフセットから活動状態に
あるサーボ素子ごとに調整済み位置誤差信号AdjPES(C,
D,E,G,M) を計算し、この調整済み位置誤差信号を前記
位置決めアクチュエータに与える手段とを含む、 ことを特徴とする装置。 - 【請求項2】 各グループ平均値は 【数1】 GroupAvg(D, E, G, M) = (1/n)*{AvgPES(1, D, E, G, M) + AvgPES(2, D, E,G, M) +・・・ + AvgPES(n, D, E,G,M)} ただしnは磁気テープ上のサーボ領域の数で与えられる
ことを特徴とする、請求項1の装置。 - 【請求項3】 各モジュール間平均値は 【数2】 ModModAvg(D) = (1/4)* {GroupAvg(D, E=U, G=U, M=L)-GroupAvg(D, E=U, G=U, M=R) +GroupAvg(D, E=L, G=U, M=L)-GroupAvg(D, E=L, G=U, M=R) +GroupAvg(D, E=U, G=L, M=L)-GroupAvg(D, E=U, G=L, M=R) +GroupAvg(D, E=L, G=L, M=L)-GroupAvg(D, E=L, G=L, M=R)} ただし、ここでE=Uは上側のサーボ領域エッジ、E=Lは下
側のサーボ領域エッジ、G=Uは上側のグループ、G=Lは下
側のグループ、M=Lは左モジュール、M=Rは右モジュール
である、 で与えられることを特徴とする、請求項1の装置。 - 【請求項4】 前記読取りオフセットを計算する前記手
段は 【数3】 ReadOffset(C, D, E, G, M)=AvgPES(C, D, E, G, M)-GroupAvg(D, E, G, M) を計算する手段を含む、請求項1の装置。 - 【請求項5】 前記制御ユニットは、装着された磁気テ
ープに対して書込みオフセット 【数4】 及び書込みオフセット 【数5】 ただし、ここでD=Fは磁気テープが順方向に移動するこ
と、D=Bは磁気テープが逆方向に移動することを意味す
る、 を計算する手段と、 装着された磁気テープに対して計算された前記書込みオ
フセットを記憶する第2メモリと、 装着された磁気テープについてデータ書込み動作中に前
記書込みオフセットから活動状態にあるサーボ素子ごと
に調整済みの位置誤差信号AdjPES(C,D,E,G,M)を計算す
る手段と、 装着された磁気テープについてデータ書込み動作の間前
記調整済み位置誤差信号を前記位置決めアクチュエータ
に与える手段と、 を更に含む、請求項4の装置。 - 【請求項6】 サーボ制御の下に多重素子テープヘッド
を位置付けるために磁気テープを第1及び第2の方向に駆
動する多重トラック磁気テープ装置を較正する方法にお
いて、前記磁気テープはデータトラックに平行なn個の
間隔を置かれた長手方向サーボ領域を持ち、各サーボ領
域に上側エッジ及び下側エッジを含み、前記テープヘッ
ドは左モジュール及び右モジュール並びにnセットのサ
ーボ読取り素子を有し、各サーボ読取り素子セットは前
記左モジュール及び前記右モジュールの各々上に上側す
べての上側素子で上側グループを構成しすべての下側素
子で下側グループを構成しており、前記方法は、 着脱可能な磁気テープを前記テープ装置に装着するステ
ップと、 上側サーボ領域エッジ及び下側サーボ領域エッジの内の
選択された1つを表すパラメータEを上側サーボ領域エッ
ジUまたは下側サーボ領域エッジLの何れかにセットし、
上側グループ及び下側グループの内の選択された1つを
表すパラメータGを上側グループUまたは下側グループL
の何れかにセットし、第1テープ方向及び第2テープ方向
の内の選択された1つを表すパラメータDを第1テープ方
向Fまたは第2テープ方向Bの何れかにセットし、左モジ
ュール及び右モジュールの内の選択された1つを表すパ
ラメータMを右モジュールR又は左モジュールLの何れか
にセットすることにより複数の制御パラメータを初期化
するステップと、各サーボ読取り素子セット内のサーボ
読取り素子を活動状態にするステップと、 磁気テープを第1方向に移動させるステップと、 活動状態にあるサーボ素子の各々から所定数の位置誤差
信号を得るステップと、 活動状態にあるサーボ素子の各々から得られた位置誤差
信号の個別の平均値を求めるステップと、 前記制御パラメータの少なくとも1つを変更するステッ
プと、 前記制御パラメータの所定の組み合わせに対して前記活
動状態にするステップ、前記移動させるステップ、前記
位置誤差信号を得るステップ、前記平均値を求めるステ
ップ及び前記変更するステップを反復するステップと、 求めた位置誤差信号平均値からサーボ素子ごとに関連す
るサーボ素子の寸法変動及び間隔変動を示す読取りオフ
セットを計算するステップと、 装着された磁気テープについてデータ読取り動作中に読
出して調整済み位置誤差信号を求めるのに用いるために
各サーボ素子ごとに読取りオフセットをメモリ内に記憶
するステップと、 着脱可能な磁気テープが前記テープ装置に装着されるご
とに以上のステップを反復するステップと、 を含む方法。 - 【請求項7】 読取りオフセットを計算する前記ステッ
プは、位置誤差信号平均値AvgPES(C,D,E,G,M)、(ただ
しCは1からnまでの整数)、からグループ平均位置誤差
信号 【数6】 を計算するステップと、モジュール間平均位置誤差信号 【数7】 ModModAvg(D)=(1/4)* {GroupAvg(D, E=U, G=U, M=L)-GroupAvg(D, E=U, G=U, M=R) +GroupAvg(D, E=L, G=U, M=L)-GroupAvg(D, E=L, G=U, M=R) +GroupAvg(D, E=U, G=L, M=L)-GroupAvg(D, E=U, G=L, M=R) +GroupAvg(D, E=L, G=L, M=L)-GroupAvg(D, E=L, G=L, M=R)} ただし、ここでE=Uは上側のサーボ領域エッジ、E=Lは下
側のサーボ領域エッジ、G=Uは上側のグループ、G=Lは下
側のグループ、M=Lは左モジュール、M=Rは右モジュール
である、 を計算するステップを含むことを特徴とする、請求項6
の方法。 - 【請求項8】読取りオフセットを計算する前記ステップ
は 【数8】 ReadOffset(C, D, E, G, M)=AvgPES(C, D, E, G, M)-GroupAvg(D, E, G, M) を計算するステップを含むことを特徴とする、請求項7
の方法。 - 【請求項9】第1書込みオフセット 【数9】 WriteOffset(C, D=F, E, G, M=R) = ReadOffset(C, D=F, E, G, M=R)-ModModAvg(D=F) を計算するステップと、 第2書込みオフセット 【数10】 WriteOffset(C, D=B, E, G, M=L) = ReadOffset(C, D=B, E, G, M=L)-ModModAvg(D=B) を計算するステップと、 装着された磁気テープについてデータ書込み動作の間に
読出して調整済み位置誤差信号を求めるのに使用するた
めに各サーボ素子ごとに書込みオフセットを記憶するス
テップと、 を含むことを特徴とする、請求項7の方法。
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