JPH1135316A - 無定形アルミノシリケート - Google Patents
無定形アルミノシリケートInfo
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- JPH1135316A JPH1135316A JP19399797A JP19399797A JPH1135316A JP H1135316 A JPH1135316 A JP H1135316A JP 19399797 A JP19399797 A JP 19399797A JP 19399797 A JP19399797 A JP 19399797A JP H1135316 A JPH1135316 A JP H1135316A
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Abstract
つ分散性に優れた無定形アルミノシリケートを提供す
る。 【解決の手段】水銀圧入法により測定される直径0.0
06μm以上の大きさの細孔の内、直径0.2μm以下
の細孔による細孔容積和が0.4cm3/g以上1.0
cm3/g以下であり、かつ直径0.2μm以下の細孔
による細孔容積和が直径10μm以下の細孔による細孔
容積和の15%以上60%以下の割合である無定形アル
ミノシリケートを用いる。
Description
紙用、塗料用などの無機充填剤や添加剤、及び油状物質
を初めとする高分子液状物質の担体及び触媒や脱臭剤な
どの担体として、これらの目的に有用な成分を担持した
り、水溶液中遊離金属イオン除去剤や、ゼオライトの合
成原料剤等として好適な無定形アルミノシリケートに関
するものであり、高い油状物質吸収能、かつ油状物質吸
収後の保持力を向上させ、また分散性を改良した新規な
無定形アルミノシリケートに関するものである。
ルミン酸ナトリウム水溶液と、ケイ酸ナトリウム水溶液
とを適当な温度、濃度、及び混合割合で混合し、また必
要に応じて追加の水酸化ナトリウム水溶液を加えて混合
して合成され、さらに生成した無定形アルミノシリケー
トは濾過などの操作によって母液と分離された後に余剰
のアルカリ等の母液成分を洗浄によって除去する。ま
た、多くの場合、最終的には何等かの方法で乾燥し製造
される。実際にこの様にして製造された無定形アルミノ
シリケートは油状物質吸収能とイオン交換性等をもつた
めに、様々な工業原料として用いるのに有用だと考えら
れていた。しかしながら、これまで得られていた無定形
アルミノシリケートは、油状物質吸収能やイオン交換性
についてはかなり良好な性能を有するものもみうけられ
るが、凝集性の強いものが多く使用し難いものが多かっ
た。
は、アルカリ金属酸化物の濃度を2.5重量%以下にて
製造し、油状物質を吸収する性能(以下、単に「吸油
能」という)は200cm3/100g以上であり、イ
オン交換性は各種ゼオライトに匹敵するものが得られた
としている。しかしながら、同公報に記載された合成方
法で得られる無定形アルミノシリケートは、微細な細孔
径からなる細孔容積が大きくなりすぎて濾過性が悪く、
また凝集性が強く分散性の悪い無定形アルミノシリケー
トであるという欠点があった。
特開昭62−191417号公報、特開昭62−191
419号公報に記載の方法で調製した無定形アルミノシ
リケートは、高い吸油能をもっているが、細孔の制御が
行なわれていないため、例えば、油状物質を吸収させた
後の保持力が弱く、界面活性剤等を吸収させて洗剤と利
用する場合、その保存中に吸収させた界面活性剤等が沁
み出し、洗剤の流動性が悪くなり、最終的に洗剤が固化
するといった問題等があった。
油状物質吸収後の保持力や分散性を向上させることが望
まれていた。
鑑みてなされたものであり、その目的は、吸油能及び油
状物質吸収後の保持力に優れ、かつ分散性に優れた無定
形アルミノシリケートを提供することにある。
ルミノシリケートの物性と油状物質吸収後の保持力につ
いて鋭意検討を重ねた結果、無定形アルミノシリケート
の細孔構造を制御することによって、具体的には、比較
的微細な細孔径からなる細孔の容積や、製造工程中のア
ルカリの濃度、原料の添加速度、反応の温度を制御する
ことによって、吸油能及び油状物質吸収後の保持力に優
れ、かつ分散性に優れた無定形アルミノシリケートが得
られることを見出し、本発明を完成するに至った。
トは、水銀圧入法によって測定される直径0.006μ
m以上の大きさの細孔の内、直径0.2μm以下の細孔
による細孔容積和が0.4cm3/g以上1.0cm3/
g以下であり、かつ直径0.2μm以下の細孔による細
孔容積和が直径10μm以下の細孔による細孔容積和の
15%以上60%以下の割合であり、このような特性を
有することで、油状物質吸収後の保持力が高められ、さ
らに分散性の優れたものとなる。また、本発明の無定形
アルミノシリケートは、同時にイオン交換能が200m
gCaCO3/g以上かつ吸油能が200cm3/100
g以上の特性を有している。
0.2μm以下の細孔による細孔容積和が0.4cm3
/g未満であるか、または直径0.2μm以下の細孔に
よる細孔容積和が直径10μm以下の細孔による細孔容
積和の15%未満の割合であると、大きな細孔容積が多
くなって微細な細孔が少なくなるため、油状物質吸収後
の保持力が弱く、すなわち油状物質の沁み出し量が多く
なり好ましくない。また、水銀圧入法により測定される
直径0.2μm以下の細孔による細孔容積和が1.0c
m3/gを超えるか、または直径0.2μm以下の細孔
による細孔容積和が直径10μm以下の細孔による細孔
容積和の60%を超える割合であると、大きな細孔容積
が少なくなって微細な細孔が多くなるため、油状物質が
細孔内に進入する速度すなわち吸収速度が遅く、また無
定形アルミノシリケート粒子同士の接触面積が増大して
分散性が著しく低下して好ましくない。さらに、水銀圧
入法によって測定される直径0.006μm以上の大き
さの細孔の内、直径0.2μm以下の細孔による細孔容
積和が直径10μm以下の細孔による細孔容積和の20
%以上40%以下の割合であれば、より保持力、分散性
に優れたものであるため好ましい。
の製造方法の一例を説明する。
カリ金属塩水溶液及びケイ酸アルカリ金属塩水溶液であ
る。また必要に応じて、水酸化アルカリ水溶液で前記両
溶液を希釈して用いたり、固形分のアルカリを添加して
も良い。また前記のアルミン酸アルカリ金属塩水溶液や
ケイ酸アルカリ金属塩水溶液としては、市販のアルミン
酸アルカリ金属塩水溶液や、ケイ酸アルカリ金属塩水溶
液を用いても良いし、水酸化アルミニウム等のアルミ源
やケイ酸等のシリカ源をそれぞれ水酸化アルカリ金属塩
水溶液と共に加熱処理等を施して使用しても良い。
属するNa、K、Li等や、それらの混合物との塩であ
り、これらの内、価格面や製造の容易さからナトリウム
塩が好ましく用いられる。
ム等のアルミン酸アルカリ金属塩水溶液の濃度は特に限
定されないが、水溶液の粘性増加による操作面の点から
Al2O3表示で30重量%以下の濃度が好ましく用いら
れ、さらに15〜30重量%の範囲の濃度が好ましく用
いられる。
等のケイ酸アルカリ金属塩水溶液の濃度も特に制限はな
いが、一般的にはSiO2表示で30重量%以下の濃度
で用いられる。
となる溶液の濃度としては、最終的に得られる無定形ア
ルミノシリケートの細孔容積が低下するのを避けたり、
その細孔の制御を容易とするために、生成する無定形ア
ルミノシリケートの収率を100%としたときのスラリ
ー濃度が10重量%以下であることが好ましい。
料の成分の混合比率としては、Si/Al比(原子比)
が1.0以上6.0以下の範囲であることが好ましい。
この理由としては、Si/Al比がこの範囲を逸脱し、
高すぎるとイオン交換容量が低下することがあり、低す
ぎると油状物質を吸収するための容量が低下することが
あるからである。
反応は、水及び固体状の水酸化アルカリ金属、又は水酸
化アルカリ金属塩水溶液を、アルミン酸アルカリ金属塩
と共に反応槽に入れて60℃以下の温度に保ち、これに
60℃以下の温度に保ったケイ酸アルカリ金属塩水溶液
を添加し、攪拌することで行なわれる。攪拌について
は、公知の攪拌装置等を用いて行えば良く、操作の開始
時もしくは原料を添加した時点より終了時まで、反応に
より生成するゲルを均一に混合できるように激しく攪拌
すればよい。
く、さらに25〜55℃の範囲の温度が好ましい。60
℃を超える温度にて反応を行なうと反応速度が速くな
り、細孔構造が制御できなくなるばかりか、濾過性が著
しく悪化し、粒子の凝集性が強く水中や樹脂等に均一に
分散させることが極めて困難なものとなることがあり、
また、反応の温度が低すぎると微細な細孔径からなる細
孔容積を増加させることが困難となることがある。
込んだ際のM2O濃度(但し、Mはアルカリ金属を示
す。)は2.5〜3.5重量%の範囲が好ましい。M2
O濃度が3.5重量%を超えると、原料の反応性が低下
して反応速度が遅くなるために微細粒子が生成しにくく
なって微細な細孔容積が減少してしまう。その結果、粒
子が大きく成長して大きな細孔径からなる細孔容積が増
加し、油状物質吸収後の保持力が著しく悪化することが
ある。また、2.5重量%より低いと、反応の温度を高
くした場合と同様な効果となり、細孔構造が制御できな
くなり、微細な細孔が著しく発達して凝集性の強い粒子
が生成し、水中や樹脂等に均一に分散させることが極め
て困難なものとなることがある。
l比(原子比)の変化速度も重要な点である。例えば、
Al/Na比が0.30かつAl2O3濃度が1.44重
量%であるアルミン酸アルカリ金属塩水溶液に、Si/
Na比が3.28かつSiO2濃度が12.4重量%で
あるケイ酸アルカリ金属塩水溶液を40℃の温度におい
てSi/Al混合比率2.0、かつ反応のM2O濃度が
3.14重量%で反応させる場合には、ケイ酸アルカリ
金属塩水溶液の添加速度は、反応系のSi/Al比の比
率変化として、0.44/分以上0.67/分以下に添
加速度を制御することが好ましい。また、Al/Na比
が0.39かつAl2O3濃度が1.44重量%であるア
ルミン酸アルカリ金属塩水溶液に、Si/Na比が3.
28かつSiO2濃度が12.4重量%であるケイ酸ア
ルカリ金属塩水溶液を40℃の温度においてSi/Al
混合比率2.0、かつ反応のM2O濃度が2.62重量
%で反応させる場合には、ケイ酸アルカリ金属塩水溶液
の添加速度は、反応系のSi/Al比の比率変化とし
て、0.20/分以上0.40/分以下に添加速度を制
御することが好ましい。さらに、Al/Na比が0.3
9かつAl2O3濃度が1.44重量%であるアルミン酸
アルカリ金属塩水溶液に、Si/Na比が3.28かつ
SiO2濃度が12.4重量%であるケイ酸アルカリ金
属塩水溶液を50℃の温度においてSi/Al混合比率
2.0、かつ反応のM2O濃度が2.62重量%で反応
させる場合には、ケイ酸アルカリ金属塩水溶液の添加速
度は、反応系のSi/Al比の比率変化として、0.1
1/分以上0.19/分以下に添加速度を制御すること
が好ましい。
形アルミノシリケートのスラリーの濾過、洗浄を行な
い、母液を分離し、過剰のアルカリ等の除去を行なった
後、乾燥を行なうことで目的の無定形アルミノシリケー
トが得られる。ここで、これらの濾過、洗浄、分離、乾
燥などの操作に用いられる装置等は公知のものを用い、
公知の方法により実施すればよい。また、乾燥に際して
は、得られる無定形アルミノシリケートのイオン交換能
を低下させないために100℃以下の温度で行うことが
好ましい。
油性を有し、油状物質吸収後の保持力、分散性が優れて
いるため、ゴム用、樹脂用、紙用、塗料用などの無機充
填剤や添加剤、及び油状物質を初めとする高分子液状物
質の担体及び触媒や脱臭剤などの担体として、これらの
目的に有用な成分を担持したり、水溶液中の遊離金属イ
オンの除去剤や、ゼオライトの合成原料剤などに有用で
ある。
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、各測定は以下に示した方法によって実施した。
ぼに量り取り、800℃の温度で1時間以上加熱した後
に、放冷し、重量の減少量を正確に測定する。減少量を
加熱前の重量で除して求めた割合を100分率で求め
た。
に静置乾燥した粉末25gをクッキングカッターで1.
5分粉砕し、真空乾燥機を用い80℃の温度で1時間真
空乾燥後、マイクロメリティクス社製ポアサイザー93
10を用い、圧力範囲0.5〜30000psia(1
4.7psia=1atm)の条件にて測定した。測定
できる細孔の直径の範囲は0.006μm以上360μ
m以下である。
ルシウム:CaCO3に換算して500mg/リット
ル)100mlに無定形アルミノシリケートを0.1g
添加し、20℃において10分間攪拌した。次いで濾過
により固形分を分離した後、濾液中に残存するカルシウ
ムをEDTA水溶液による滴定で測定し、無定形アルミ
ノシリケート1g(無水物)あたりのカルシウム交換量
をCaCO3に換算して求めた。
法に準拠してアマニ油を用いて行ない、無定形アルミノ
シリケート100g(無水物)あたりの油状物質の吸収
量に換算して求めた。
製、No.2)にのせ、その上に10.5cm×6.5
cm×0.2cmの大きさのアクリル板を介して200
gの重りをのせたものを防湿タッパーに入れ、30℃、
24時間放置した後、重り、アクリル板、試料を取り除
き、定性濾紙に沁み出したアマニ油の量をもって保持力
とした。沁み出したアマニ油の量は、試験前後の重量変
化量とアマニ油を用いない試験での前後の重量変化量と
の差により求めた。
観察 吸油能測定後の試料の塊をガラス瓶(容積300cc)
に入れ、室温にて保存し、内壁に沁み出してきたアマニ
油の沁み出し状態を観察した。油状物質吸収後の保持力
測定では、直径0.2μm以下の大きさの細孔による細
孔容積和が直径10μm以下の大きさの細孔による細孔
容積和の20%以下の割合の範囲では相関性がみられた
が、これを超える場合には有意差が認められなかった。
しかし、ガラス瓶内壁へのアマニ油の沁み出し状態を目
視観察することで、20%を超える割合においても有意
差が認められた。
密閉容器中で60℃、72時間放置した後に、1リット
ルの水に処理後の試料1gを10分間攪拌し、同じ篩い
で濾過し、篩い上に残った試料との割合を重量比にて算
出した。算出にあたっては、処理前の試料及び篩い上に
残った試料をそれぞれ100℃以上の温度にて乾燥し、
その重量を測定して算出に用いた。
6重量%の濃度の水酸化ナトリウム水溶液13124g
を投入し、50℃の温度に保ちながら、同容器にアルミ
ン酸ナトリウム水溶液(Na20=19.3重量%、A
l2O3=21.9重量%)を同じく50℃に保って92
1gを投入して攪拌した。さらに、同溶液にケイ酸ナト
リウム水溶液(Na2O=4.0重量%、SiO2=1
2.7重量%)3739gを50℃に保ち、攪拌しなが
ら投入した。この時、反応系のNa2O濃度は2.62
重量%となる。投入に要した時間は12.8分であっ
た。このときのSi/Al比の比率変化は0.16/分
となる。投入終了時点から60分間攪拌を継続し、その
後直ちに得られたスラリーの2倍量のイオン交換水を用
いて濾過器上で洗浄し、無定形アルミノシリケートのケ
ーキを得た。得られたケーキを100℃以下で静置乾燥
し、細孔分布、イオン交換能、吸油能及び保持力を上記
記載の方法により測定し、その結果を表1に示した。
様の原料、操作等にて行った。この時、反応系のNa2
O濃度は2.62重量%となる。投入に要した時間は
7.1分であった。このときのSi/Al比の比率変化
は0.28/分となる。投入終了時点から60分間攪拌
を継続し、その後、実施例1と同様の操作にて無定形ア
ルミノシリケートのケーキを得、これを100℃以下で
静置乾燥し、実施例1と同様の方法により評価した。そ
の結果を表1に示す。
ム水溶液を用いた以外は実施例2と同様の原料、操作等
にて行った。この時、反応系のNa2O濃度は3.14
重量%となる。投入に要した時間は3.9分であった。
このときのSi/Al比の比率変化は0.51/分とな
る。投入終了時点から60分間攪拌を継続し、その後、
実施例1と同様の操作にて無定形アルミノシリケートの
ケーキを得、これを100℃以下で静置乾燥し、実施例
1と同様の方法により評価した。その結果を表1に示
す。
応系のNa2O濃度は2.62重量%となる。投入に要
した時間は9.6分であった。このときのSi/Al比
の比率変化は0.21/分となる。投入終了時点から6
0分間攪拌を継続し、その後、実施例1と同様の操作に
て無定形アルミノシリケートのケーキを得、これを10
0℃以下で静置乾燥し、実施例1と同様の方法により評
価した。その結果を表1に示す。
ム水溶液を用いた以外は実施例1と同様の原料、操作等
にて行った。この時、反応系のNa2O濃度は2.22
重量%となる。投入に要した時間は20.6分であっ
た。このときのSi/Al比の比率変化は0.10/分
となる。投入終了時点から60分間攪拌を継続し、その
後、実施例1と同様の操作にて無定形アルミノシリケー
トのケーキを得、これを100℃以下で静置乾燥し、実
施例1と同様の方法により評価した。その結果を表1に
示す。
応系のNa2O濃度は3.14重量%となる。投入に要
した時間は7.5分であった。このときのSi/Al比
の比率変化は0.27/分となる。投入終了時点から6
0分間攪拌を継続し、その後、実施例1と同様の操作に
て無定形アルミノシリケートのケーキを得、これを10
0℃以下で静置乾燥し、実施例1と同様の方法により評
価した。その結果を表1に示す。
ム水溶液を用いた以外は実施例1と同様の原料、操作等
にて行った。この時、反応系のNa2O濃度は3.72
重量%となる。投入に要した時間は7.0分であった。
このときのSi/Al比の比率変化は0.29/分とな
る。投入終了時点から60分間攪拌を継続し、その後、
実施例1と同様の操作にて無定形アルミノシリケートの
ケーキを得、これを100℃以下で静置乾燥し、実施例
1と同様の方法により評価した。その結果を表1に示
す。
て得た無定形アルミノシリケートの性能と比較例による
方法によって得た無定形アルミノシリケートの性能とを
比較すると、実施例の方法によるものでは、油状物質吸
収後の保持力があり、かつ分散性も良く、また、そのイ
オン交換能も200cm3/100g以上と優れたもの
であることが分かる。
イオン交換能、吸油能及び油状物質吸収後の保持力に優
れ、さらに分散性に優れたものであるため、産業上有用
である。
Claims (1)
- 【請求項1】水銀圧入法により測定される直径0.00
6μm以上の大きさの細孔の内、直径0.2μm以下の
細孔による細孔容積和が0.4cm3/g以上1.0c
m3/g以下であり、かつ直径0.2μm以下の細孔に
よる細孔容積和が直径10μm以下の細孔による細孔容
積和の15%以上60%以下の割合であることを特徴と
する無定形アルミノシリケート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19399797A JP4022948B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 無定形アルミノシリケート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19399797A JP4022948B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 無定形アルミノシリケート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1135316A true JPH1135316A (ja) | 1999-02-09 |
JP4022948B2 JP4022948B2 (ja) | 2007-12-19 |
Family
ID=16317262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19399797A Expired - Fee Related JP4022948B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 無定形アルミノシリケート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4022948B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013059717A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Toda Kogyo Corp | イオン吸着剤及びその製造方法 |
CN116375408A (zh) * | 2023-04-17 | 2023-07-04 | 中国地质大学(武汉) | 一种多孔无定形铝硅酸盐聚合物的制备方法及应用 |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP19399797A patent/JP4022948B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013059717A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Toda Kogyo Corp | イオン吸着剤及びその製造方法 |
CN116375408A (zh) * | 2023-04-17 | 2023-07-04 | 中国地质大学(武汉) | 一种多孔无定形铝硅酸盐聚合物的制备方法及应用 |
CN116375408B (zh) * | 2023-04-17 | 2024-05-03 | 中国地质大学(武汉) | 一种多孔无定形铝硅酸盐聚合物的制备方法及应用 |
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---|---|
JP4022948B2 (ja) | 2007-12-19 |
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