JPH11351807A - ワーク測定装置 - Google Patents

ワーク測定装置

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JPH11351807A
JPH11351807A JP16162898A JP16162898A JPH11351807A JP H11351807 A JPH11351807 A JP H11351807A JP 16162898 A JP16162898 A JP 16162898A JP 16162898 A JP16162898 A JP 16162898A JP H11351807 A JPH11351807 A JP H11351807A
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JP
Japan
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work
holding member
work holding
cylindrical
bed
Prior art date
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Pending
Application number
JP16162898A
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English (en)
Inventor
Hironori Suzuki
弘典 鈴木
Kazunori Onishi
和典 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワーク両端の直角度を同時に測定する。 【解決手段】 ワーク保持部材25と、ワーク保持部材
25を首振り可能に支持するボールジョイント23と、
ワーク保持部材25に当接する少なくとも3つのマグネ
スケール26と、を有して、基礎9に固定されたレール
20上に取り付けられ、かつエアシリンダー8とストッ
パー16によって上記レール20上を所定範囲で前後進
可能な測定ユニットA及び測定ユニットBを、ベッド3
に保持された円筒ワーク2を挟んで互いに対向するよう
に一対配設する。そして、ワーク保持部材25を、円筒
ワーク2に当接させることによって、円筒ワーク2両端
の直角度を同時に測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークの端面の
直角度を測定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】円筒形ワーク端面の軸心に対する直角度
を測定する方法としては、円筒形ワークを回転可能なチ
ャックに装着して回転させ、この状態で円筒形ワークの
端面にマイクロゲージを当接させて測定する方法が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、円筒形ワーク
をチャックに装着する方法では、一度に片側の端面しか
直角度を測定することができないと共に、円筒形ワーク
を回転させる必要があり、作業効率が非常に悪くなって
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ワー
ク保持部材と、上記ワーク保持部材を首振り可能に支持
するボールジョイントと、上記ワーク保持部材に当接す
る少なくとも3つのマグネスケールと、を有して、基礎
に固定されたレール上に取り付けられ、かつアクチュエ
ータとストッパーによって上記レール上を所定範囲で前
後進可能な測定ユニットを、ベッドに保持されたワーク
を挟んで互いに対向するように一対配設し、上記ワーク
保持部材を、上記ワークに当接させてワークの直角度を
測定することを特徴としている。これによって、一対の
測定ユニットのワーク保持部材でワークの両端を挟持す
ると、ワークの両端面の直角度を同時に測定することが
できる。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、一方の測定ユニットにおけるワーク保持部材は、上
記ボールジョイントに、首振り可能で、かつ上記測定ユ
ニットの前後進方向にスライド可能に取り付けられてい
ると共に、このワーク保持部材をワークに向かって常に
付勢する付勢手段を備えてなることを特徴としている。
【0006】これによって、一対の測定ユニットのワー
ク保持部材によってワークの両端を挟持すると、ワーク
の両端面の直角度とワークの長さを同時に測定すること
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0008】ワーク測定装置1を図1〜図4に示す。図
1は、ワーク測定装置1の側面図であり、図2は上面図
を示している。そして、図3は、図1のC−C線に沿っ
た断面図を示し、図4は、図1のD−D線に沿った断面
図を示している。
【0009】ワーク測定装置1は、図1に示すように、
円筒ワーク2が保持されるベッド3を挟んで互いに対向
する一対の測定ユニットA及び測定ユニットBと、この
測定ユニットA,Bにそれぞれ接続された連結シャフト
6,6と、これら連結シャフト6,6にフローティング
ジョイント7,7を介してそれぞれ接続され上記測定ユ
ニットA及びBの駆動源となるエアシリンダー8,8と
からなっている。
【0010】まず、測定ユニットAが配設された側(図
1,図2のベッド3から右側の部分)の構成から説明す
る。
【0011】エアシリンダー8は、基礎9に固定された
支持ブロック10に取り付けられており、エアシリンダ
ー8のピストンロッド11は、フローティングジョイン
ト7を介して連結シャフト6の一端と連結されている。
この連結シャフト6は、上記エアシリンダー8側の先端
に大径部13を有する段付きのシャフトになっている。
【0012】上記支持ブロック10と上記測定ユニット
Aとの間には、上部にU字溝15が形成された中間ブロ
ック14が基礎9に固定されている。このU字溝15内
には上記連結シャフト6が接触することなく配設されて
いる。そして、この中間ブロック14のエアシリンダー
8側の側面には、上記連結シャフト6を上から覆うよう
に、断面略U字形のストッパー16が取付ボルト17に
よって固定されている。
【0013】上記測定ユニットAは、図1、図3に示す
ように、貫通孔18を有する断面略逆T字形の本体部1
9と、この本体部19の底部にボルトによって取り付け
られ、基礎に固定されたレール20上に摺動自在に嵌合
する摺動ブロック21を有している。
【0014】上記貫通孔18には、上記連結シャフト6
が挿入されており、この連結シャフト6のベッド側端部
22が上記本体部19のベッド3側の側面から突出して
いる。
【0015】このベッド側端部22には、ボールジョイ
ント23が螺合している。このボールジョイント23と
上記本体部19のベッド3側の側面との間には、厚肉の
円板形状を呈したホルダー24が介装されている。上記
ホルダー24の中央部には、連結シャフト6のベッド側
端部22が貫通している。そして、このベッド側端部2
2に上記ボールジョイント23を螺合させることで、上
記ホルダー24は固定されている。
【0016】また、上記ボールジョイント23の先端に
は、円板状のワーク保持部材25が取り付けられてお
り、このボールジョイント23を介して首振り可能とな
っている。このワーク保持部材25の本体部19側の側
面には、3つのデジタル式のマグネスケール26が当接
している。このマグネスケール26は、図3に示すよう
に、上記ワーク保持部材25のピッチ円周上に120°
毎に等間隔で配設されていると共に、マグネスケール2
6の胴体部分は、上記ホルダー24に形成された3カ所
の貫通孔に嵌合しており、本体部19と一体に固定され
ている。
【0017】そして、このマグネスケール26の検出値
は図示せぬ演算装置に出力されている。
【0018】また、上記ホルダー24には、上記マグネ
スケール26の先端が過度に圧縮されて破損するのを防
止するために、先端面が上記ワーク保持部材25の本体
部19側の側面と所定の間隔を空けて対向した円柱状の
マグネスケール保護用ストッパー27が3カ所に設けら
れている。
【0019】図1、図2において、測定ユニットBが配
設された、ベッド3に対して左側の部分の構成は、上述
したベッド3から右側の部分と同様に構成されている
が、測定ユニットBは、上記測定ユニットAとその内部
構成が一部異なっている。
【0020】すなわち、測定ユニットBにおいては、ワ
ーク保持部材28とホルダー24の間に位置するマグネ
スケール26先端部の周囲にスプリング29が配設され
ており、上記ワーク保持部材28が常時ベッド側に付勢
されている。また、ワーク保持部材28の中央には、ベ
ッド3側の開口が大径となる段付きの貫通孔30が形成
されている。この貫通孔30には、一端が大径となり、
上記貫通孔30の段付きに係合するブッシュ31が配設
されており、このブッシュ31を介してワーク保持部材
28がボールジョイント23端部に測定ユニットA及び
測定ユニットBの前後進方向にスライド可能に取り付け
られている。
【0021】また、測定ユニットBにおいては、マグネ
スケール保護用ストッパー27は、ワーク保持部材28
の過度の首振りと、ワーク保持部材28が過度にマグネ
スケール26が圧縮することを、規制している。
【0022】そして、測定ユニットAに配設されたマグ
ネスケール26は、測定ユニットBに配設されたマグネ
スケール26と互い対向するように調整されている。
【0023】このように構成されたワーク測定装置1に
おいては、測定する円筒ワーク2の基準長さに応じた肉
厚のストッパー16を中間ブロック14に取り付けて、
測定ユニットA及び測定ユニットBの円筒ワーク2に対
する押し出し量を適宜調整する。
【0024】円筒ワーク2がベッド3に載置されると、
エアシリンダー8,8がそれぞれ作動し、連結シャフト
6,6の大径部13,13が中間ブロック14,14に
固定されたストッパー16,16に当接するまで押し出
される。そして、測定ユニットA及び測定ユニットB
は、それぞれレール20,20上を円筒ワーク2に向か
って摺動して、ワーク保持部材25,28がそれぞれ円
筒ワーク2の端面に当接する。
【0025】このとき、ワーク保持部材25,28はボ
ールジョイント23,23によって首振り可能にそれぞ
れ取り付けられていると共に、測定ユニットBのワーク
保持部材28はスプリング29によって円筒ワーク2に
押し付けられるので、ワーク保持部材25,28は円筒
ワーク2の両端面にそれぞれ確実に当接する。
【0026】そのため、円筒ワーク2の端面のピッチ円
周上の3カ所で得られる、円筒ワーク2を介して互いに
対向する一対のマグネスケール26,26のそれぞれの
検出値を演算処理することにより、円筒ワーク2の軸方
向の長さを3カ所で測定することができる。また、ワー
ク保持部材25,28のそれぞれに当接する3つのマグ
ネスケール26の検出値を演算処理することにより、円
筒ワーク2両端面の円筒ワーク2軸心に対する直角度を
測定することができる。
【0027】また、円筒ワーク2は、測定ユニットA及
び測定ユニットBによって常に所定の位置に確実に固定
された状態で、円筒ワーク2の直角度と長さが測定され
るので、チャック等によって円筒ワーク2をあらかじめ
固定する作業や、ベッド3の所定位置にあらかじめ載置
する作業を省略することができる。
【0028】そして、測定ユニットA及び測定ユニット
Bの円筒ワーク2との接触は、円板状のワーク保持部材
25,28によって行われるので、このワーク保持部材
25,28の外径をあらかじめ大きく設定しておくこと
で、多様な外径の円筒ワーク2の直角度と長さを測定す
ることができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ワークの両端
面の直角度を同時に測定することができるので、多数の
ワークの直角度を効率よく測定することができる。ま
た、一対の測定ユニットによってワークは固定されるの
で、チャック等でワークをあらかじめ固定する作業を省
略することができる。
【0030】また、請求項2の発明によれば、ワークの
両端面の直角度とワークの長さを同時に測定することが
できるので、多数のワークの直角度と長さを効率よく測
定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワーク測定装置の側面図。
【図2】本発明のワーク測定装置の上面図。
【図3】図1のC−C線に沿った断面図。
【図4】図1のD−D線に沿った断面図。
【符号の説明】 23…ボールジョイント 25…ワーク保持部材 26…マグネスケール 28…ワーク保持部材 29…スプリング 30…貫通孔 31…ブッシュ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク保持部材と、上記ワーク保持部材
    を首振り可能に支持するボールジョイントと、上記ワー
    ク保持部材に当接する少なくとも3つのマグネスケール
    と、を有して、基礎に固定されたレール上に取り付けら
    れ、かつアクチュエータとストッパーによって上記レー
    ル上を所定範囲で前後進可能な測定ユニットを、ベッド
    に保持されたワークを挟んで互いに対向するように一対
    配設し、上記ワーク保持部材を、上記ワークに当接させ
    てワークの直角度を測定することを特徴とするワーク測
    定装置。
  2. 【請求項2】 一方の測定ユニットにおけるワーク保持
    部材は、上記ボールジョイントに、首振り可能で、かつ
    上記測定ユニットの前後進方向にスライド可能に取り付
    けられていると共に、このワーク保持部材をワークに向
    かって常に付勢する付勢手段を備えてなることを特徴と
    する請求項1に記載のワーク測定装置。
JP16162898A 1998-06-10 1998-06-10 ワーク測定装置 Pending JPH11351807A (ja)

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JP16162898A JPH11351807A (ja) 1998-06-10 1998-06-10 ワーク測定装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108291794A (zh) * 2015-11-20 2018-07-17 拉通德股份有限公司 触觉的端径跳测量和长度测量

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108291794A (zh) * 2015-11-20 2018-07-17 拉通德股份有限公司 触觉的端径跳测量和长度测量
US10801826B2 (en) 2015-11-20 2020-10-13 Rattunde Ag Tactile runout measurement and length measurement
CN108291794B (zh) * 2015-11-20 2021-05-04 拉通德公司 触觉的端径跳测量和长度测量

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