JPH11351617A - 冷暖房装置 - Google Patents
冷暖房装置Info
- Publication number
- JPH11351617A JPH11351617A JP10167233A JP16723398A JPH11351617A JP H11351617 A JPH11351617 A JP H11351617A JP 10167233 A JP10167233 A JP 10167233A JP 16723398 A JP16723398 A JP 16723398A JP H11351617 A JPH11351617 A JP H11351617A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- piping
- pipe
- heat source
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
管の配管長を低減し、配管材料等を減少させて、配管施
工コストを低減できるようにすること。 【解決手段】 室内に配設された複数の放熱器22A、
22B、22C…へ熱源機21から配管を介して温水を
導き、室内を暖房する暖房装置20において、上記配管
は、熱源機に接続されてこの熱源機からの温水を循環さ
せる単一の主配管23と、この主配管に接続されるとと
もに継手部材26を介し加熱器に接続されて、主配管か
ら加熱器へ温水を給排する一組の往き側分配配管24A
及び戻り側分配配管24Bとを備えてなり、上記継手部
材は、室内の床28上に配置される共に、往き側分配配
管及び戻り側分配配管を連通可能とするバイパス管路部
34を有し、このバイパス管路部のバイパス流路36に
温水の流量を変更可能な流量調整弁32を備えたもので
ある。
Description
冷温水を供給して室内を冷暖房する冷暖房装置に関す
る。
数の冷暖房ユニット11A、11B、11C…へ熱源機
12から冷温水を導いて、上記室内を冷暖房する従来の
冷暖房装置10が、実開昭63−137211号公報に
掲載されている。
房ユニット11A、11B、11C…が熱源機12に、
一組の往き配管13と戻り配管14とによって個別に接
続されて、熱源機12に対し並列に配設されている。こ
れらの往き配管13及び戻り配管14により、熱源機1
2から冷暖房ユニット11A、11B、11C…へ冷温
水が循環して供給される。
に、複数の冷暖房ユニット11A、11B、11C…が
一組の往き配管13及び戻り配管14を介して熱源機1
2に個別に接続されているので、冷暖房ユニット11
A、11B、11C…の数が増加するに従って配管長が
増大し、配管本数も増加してしまう。このため、配管施
工工事が煩雑化し、配管施工コストが上昇してしまう。
されたものであり、熱源機から冷暖房ユニットへ冷温水
を導く配管の配管長を低減し、配管材料等を減少させ
て、配管施工コストを低減できる冷暖房装置を提供する
ことにある。
は、室内に配設された複数の冷暖房ユニットへ熱源機か
ら配管を介して冷温水を導き、上記室内を冷暖房する冷
暖房装置において、上記配管は、上記熱源機に接続され
てこの熱源機からの冷温水を循環させる単一の主配管
と、この主配管に接続されると共に継手部材を介し上記
冷暖房ユニットに接続されて、上記主配管から上記冷暖
房ユニットへ冷温水を給排する一組の分配配管とを備え
てなり、上記継手部材は、上記室内の床上に配置される
とともに、上記一組の分配配管を連通可能とするバイパ
ス流路を有し、このバイパス流路に冷温水の流量を変更
可能な弁機構を備えたことを特徴とするものである。
の発明において、上記継手部材は、主配管及び分配配管
の施工後に、冷暖房ユニットを一組の分配配管に取付可
能に構成されたことを特徴とするものである。
る。複数の冷暖房ユニットは、熱源機に接続された主配
管に分配配管を介して接続され、熱源機に対し直列に配
設されたことから、複数の冷暖房ユニットが一組の配管
を介し熱源機に個別に接続されて、熱源機に対し並列に
配設される場合に比べ、配管長を短縮でき、しかも配管
材料及び断熱材等を減少できるので、配管施工工事を容
易化できると共に、配管施工コストを低減できる。
る継手部材には、冷温水の流量を変更可能な弁機構を備
えたバイパス流路を有することから、熱源機に近い冷暖
房ユニットに対応する継手部材ほど、その弁機構の開度
を大とすれば、当該継手部材から対応する冷暖房ユニッ
トへ導く冷温水の流量を減少させることができる。この
結果、複数の冷暖房ユニットの冷暖房能力を略均等化で
き、室内の冷暖房温度のムラを解消できる。更に、継手
部材が室内の床上に配置されたことから、この継手部材
の弁機構における弁開度を室内において容易に調整でき
る。請求項2に記載の発明には、次に作用がある。
に、冷暖房ユニットを一組の分配配管に取付可能に構成
されたことから、主配管及び分配配管の施工工事、並び
に室内の床工事の終了後に冷暖房ユニットを設置できる
ので、冷暖房ユニットの設置作業を容易化できる。
に基づいて説明する。
の形態である暖房装置の全体構成を示す系統図である。
置20は、熱源機21から冷温水としての温水を、室内
27(図2)に設置された冷暖房ユニットとしての複数
台の放熱器22A、22B、22C…へ、主配管23並
びに一組の往き側分配配管24A及び戻り側分配配管2
4Bを介して供給して、室内27を暖房するものであ
る。
る単一配管であり、熱源機21からの温水を循環させ
る。
管24Bは、主配管23に例えばエルボ25(図2)等
の管継手を用いて接続されるとともに、放熱器22A、
22B、22C…に継手部材26を介して接続される。
往き側分配配管24Aが、主配管23からの温水を放熱
器22A、22B、22C…側へ流し、戻り側分配配管
24Bが放熱器22A、22B、22C…からの温水を
熱源機21へ戻す。複数台の放熱器22A、22B、2
2C…は、往き側分配配管24A及び戻り側分配配管2
4B並びに主配管23を用いて熱源機21に対し直列に
配設される。
室内27の床28上に配置され、継手本体29、2個の
ジョイントピース30及び50、4個の袋ナット31、
並びに弁機構としての流量調整弁32を有してなる。
面視H形状であり、2本の主配管部33及び53とバイ
パス管路部34とが一体成形されたものである。2本の
主配管部33及び53の内側に形成されたメイン流路3
5が、バイパス管路部34の内側に形成されたバイパス
流路36により連結される。
外周に雄ねじ33A、53Aが刻設され、主配管部3
3、53のそれぞれの他端部の外周に雄ねじ33B、5
3Bがそれぞれ刻設される。主配管部33の雄ねじ33
A、主管路部53の雄ねじ53Aは、それぞれ往き側分
配配管24A、戻り側分配配管24Bに回転自在に嵌合
された袋ナット31に螺合可能に設けられて、継手本体
29を往き側分配配管24A、及び戻り側分配配管24
Bに結合する。
端側にフランジ部37を備え、内側にサブ流路38が形
成される。また、ジョイントピース30、50のそれぞ
れの他端側の外周に雄ねじ30A、雄ねじ50Aが刻設
される。各ジョイントピース30、50のフランジ部3
7に袋ナット31が回転自在に遊嵌され、これらのフラ
ンジ部37は、継手本体29における主配管部33の雄
ねじ33B、主管路部53の雄ねじ53Bに螺合可能と
されて、継手本体29とジョイントピース30、50と
を連結する。
A、ジョイントピース50の雄ねじ50Aは、放熱器2
2A、22B、22C…の接続部39に刻設された往き
側雌ねじ39A、戻り側雌ねじ39Bにそれぞれ螺合可
能に設けられる。なお、放熱器22A、22B、22C
…の接続部39には、放熱器22A、22B、22C…
への温水の流れを許容又は遮断して、放熱器22A、2
2B、22C…を運転又は停止させる運転制御弁40が
配設されている。
方向に貫通する貫通孔41を備え、継手本体29のバイ
パス管路部34に、図3の紙面に垂直な軸を中心に回転
可能に設けられる。この流量調整弁32は、貫通孔41
がバイパス管路部34の軸心と直交する図3に示す位置
においてバイパス流路36を遮断して全閉状態とし、こ
の位置から90°回転して、貫通孔41がバイパス管路
部34の軸心と平行する位置においてバイパス流路36
を全開状態とする。流量調整弁32は、全開位置から全
閉位置までの各開度位置において、バイパス流路36を
流れる温水の流量を調整可能とする。図2における符号
42が、流量調整弁32の開度調整用の操作部を示す。
なお、図3中の符号43は、漏洩防止用のOリングであ
る。上述のように構成された継手部材26は、主配管2
3並びに往き側分配配管24A及び戻り側分配配管24
Bの施工工事終了後に、放熱器22A、22B、22C
…を往き側分配配管24A、戻り側分配配管24Bに取
付可能とする。
3の雄ねじ33Aを、往き側分配配管24Aに遊嵌され
た袋ナット31(図2)に螺合させ、継手本体29の主
管路部53の雄ねじ53Aを、戻り側分配配管24Bに
遊嵌された袋ナット31(図2)に螺合させる。次に、
ジョイントピース30の雄ねじ30Aを放熱器22A、
22B、22C…の接続部39における往き側雌ねじ3
9Aに螺合させ、ジョイントピース50の雄ねじ50A
を上記接続部39の戻り側雌ねじ39Bに螺合させる。
最後に、ジョイントピース30に遊嵌された袋ナット3
1を継手本体29における主配管部33の雄ねじ33B
に螺合させ、ジョイントピース50に遊嵌された袋ナッ
ト31を継手本体29における主管路部53の雄ねじ5
3Bに螺合させて、往き側分配配管24A及び戻り側分
配配管24Bに放熱器22A、22B、22C…を接続
させる。
が、継手本体29における主配管部33のメイン流路3
5及びジョイントピース30のサブ流路38を経て放熱
器22A、22B、22C…内へ供給可能とされ、放熱
器22A、22B、22C…からの温水が、継手本体2
9におけるジョイントピース50のサブ流路38及び主
管路部53のメイン流路35を経て戻り側分配配管24
B内へ排出される。
2の全開操作時には、往き側分配配管24A内の温水
が、放熱器22A、22B、22C…へ供給されること
なく、継手本体29のバイパス流路36を経て戻り側分
配配管24B内へ送流可能とされる。通常の運用では、
熱源機21に近い放熱器22A、22B、22C…に対
応する継手本体29ほど、その流量調整弁32の開度を
大として、当該放熱器22A、22B、22C…へ導か
れる温水の量を減少させる。
よれば、次の効果〜を奏する。
は、熱源機21に接続された主配管23に、往き側分配
配管24A及び戻り側分配配管24Bを介して継手部材
26により接続され、熱源機21に対し直列に配設され
たことから、従来技術の如く、複数の冷暖房ユニット1
1A、11B、11C…が一組の往き配管13及び戻り
配管14を介し熱源機12に個別に接続されて、この熱
源機12に対し並列に配設される場合に比べ、配管長を
短縮でき、しかも配管材料及び断熱材を減少できるの
で、配管施工工事を容易化できるとともに、配管施工コ
ストを低減できる。さらに、配管長を短縮できるので、
水漏れなどの不具合を解消できる。 放熱器22A、22B、22C…を往き側分配配管2
4A及び戻り側分配配管24Bに接続する継手部材26
には、温水の流量を変更可能な流量調整弁32を備えた
バイパス管路部34を有することから、熱源機21に近
い放熱器22A、22B、22C…に対応する継手部材
26ほど、その流量調整弁32の開度を大とすれば、当
該継手部材26から、対応する放熱器22A、22B、
22C…へ供給する温水の量を減少させることができ
る。この結果、複数の放熱器22A、22B、22C…
の暖房能力をほぼ均等化でき、室内27の暖房温度のム
ラを解消できる。
置されたことから、この継手部材26の流量調整弁32
における弁開度を室内27において、操作部42を操作
することにより容易に調整できる。
側分配配管24A及び戻り側分配配管24Bの施工後
に、放熱器22A、22B、22C…を、一組の往き側
分配配管24A及び戻り側分配配管24Bに取付可能に
構成されたことから、主配管23並びに往き側分配配管
24A及び戻り側分配配管24Bの施工工事、並びに室
内27の床28工事の終了後に放熱器22A、22B、
22C…を設置できるので、これらの放熱器22A、2
2B、22C…の設置作業を容易化できる。
明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
置された放熱器22A、22B、22C…(図1では放
熱器22C)に対応する継手部材26には、流量調整弁
32を設置しなくてもよい。
が放熱器22A、22B、22C…の場合を述べたが、
冷暖房ユニットへ熱源機21から温水又は冷水を供給可
能とする冷暖房装置に本発明を適用してもよい。
によれば、熱源機から複数の冷暖房ユニットへ冷温水を
導く配管は、上記熱源機に接続されてこの熱源機からの
冷温水を循環させる単一の主配管と、この主配管に接続
されると共に継手部材を介し上記冷暖房ユニットに接続
されて、上記主配管から上記冷暖房ユニットへ冷温水を
給排する一組の分配配管とを備えてなり、上記継手部材
は、上記室内の床上に配置されるとともに、上記一組の
分配配管を連通可能とするバイパス流路を有し、このバ
イパス流路に冷温水の流量を変更可能な弁機構を備えた
ことから、熱源機から冷暖房ユニットへ冷温水を導く配
管の配管長を低減し、配管材料等を減少させて、配管施
工コストを低減できる。
暖房装置の全体構成を示す系統図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 室内に配設された複数の冷暖房ユニット
へ熱源機から配管を介して冷温水を導き、上記室内を冷
暖房する冷暖房装置において、 上記配管は、上記熱源機に接続されてこの熱源機からの
冷温水を循環させる単一の主配管と、この主配管に接続
されると共に継手部材を介し上記冷暖房ユニットに接続
されて、上記主配管から上記冷暖房ユニットへ冷温水を
給排する一組の分配配管とを備えてなり、上記継手部材
は、上記室内の床上に配置されるとともに、上記一組の
分配配管を連通可能とするバイパス流路を有し、このバ
イパス流路に冷温水の流量を変更可能な弁機構を備えた
ことを特徴とする冷暖房装置。 - 【請求項2】 上記継手部材は、主配管及び分配配管の
施工後に、冷暖房ユニットを一組の分配配管に取付可能
に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の冷暖房
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16723398A JP3935614B2 (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 冷暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16723398A JP3935614B2 (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 冷暖房装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11351617A true JPH11351617A (ja) | 1999-12-24 |
JP3935614B2 JP3935614B2 (ja) | 2007-06-27 |
Family
ID=15845930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16723398A Expired - Fee Related JP3935614B2 (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 冷暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3935614B2 (ja) |
-
1998
- 1998-06-15 JP JP16723398A patent/JP3935614B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3935614B2 (ja) | 2007-06-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101394978B1 (ko) | 배기팬의 공조팬 전용이 가능한 폐열회수 환기겸용 복합공조장치 | |
CZ117894A3 (en) | Room conditioner | |
EP1304528B1 (en) | Distribution Module for Heating or Cooling Circuit | |
US5588591A (en) | Heat dissipation unit | |
CZ148299A3 (cs) | Připojovací uspořádání | |
JPH11351617A (ja) | 冷暖房装置 | |
JP2004012016A (ja) | 空気調和装置及びその運転方法 | |
JP2015108489A (ja) | 空調機の熱交換器 | |
FI57840B (fi) | Regleringsventilanordning foer radiator i ett centralvaermesystem av enroerstyp | |
CN212227180U (zh) | 一种地暖混水系统 | |
JP2008020168A (ja) | 空調システム | |
CN107091498A (zh) | 一种空调控制系统及多管组空调 | |
KR101894936B1 (ko) | 공조 장치 | |
EP1590607B1 (en) | Heating plant control device | |
US3812904A (en) | Device for air conditioning a number of rooms having mutually different heat requirements, preferably rooms having a heat requirement varying with time | |
EP2185773A1 (en) | Apparatus for cooling a building | |
KR20210002993A (ko) | 난방 및 급탕 공급장치 | |
SE523144C2 (sv) | Tappställe och vattentillförselnät innefattande sådant tappställeint | |
CN218672360U (zh) | 适配风盘的风盘、地暖及旁通一体控制阀 | |
JPH1038324A (ja) | 冷暖房システム | |
JPH07317930A (ja) | 閉止機構を有する三方弁及び空気調和設備 | |
CN105318481B (zh) | 给热交换器双温进风的新风系统及温控方式 | |
JP2892114B2 (ja) | 空気調和装置とその運転方法 | |
JP2001182968A (ja) | 空調用機器におけるコイルの凍結防止方法 | |
US4535934A (en) | Hot water heat distributor |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061031 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070320 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |