JPH11351524A - 可燃エネルギ―含有残留物を熱転化するための方法及び装置 - Google Patents

可燃エネルギ―含有残留物を熱転化するための方法及び装置

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JPH11351524A
JPH11351524A JP11136914A JP13691499A JPH11351524A JP H11351524 A JPH11351524 A JP H11351524A JP 11136914 A JP11136914 A JP 11136914A JP 13691499 A JP13691499 A JP 13691499A JP H11351524 A JPH11351524 A JP H11351524A
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bath
residue
slag
temperature reactor
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JP11136914A
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Dieter Eidner
ディーター アイドナー
Alfred Escherle
アルフレッド エシェール
Thomas Flick
トーマス フリック
Wolfgang Kadlubowski
ヴォルフガング カドルボウスキィ
Wilhelm Mottitschka
ヴィルヘルム モティチュカ
Andreas Schieber
アンドレーアス シーバー
Leo Seirlehner
レオ ザイルナー
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い粒子サイズ及び湿分範囲の残留物を固形
物とオフガスに転化する方法及び装置を提供すること。 【解決手段】 可燃エネルギー含有残留物を大気圧で酸
素及び、又は空気と反応させることによって固形物とオ
フガスを生成するために残留物をその鉱物成分の融点よ
り高い温度で熱転化するための方法において、残留物を
空気流又は酸素流と共に供給装置を通して高温反応器の
上方領域内へ供給して反応させ、残留物を高温反応器内
で液状スラグとガスに転化し、液状スラグを高温反応器
の下方領域の溶融浴において堰止めし、残留物中の微粒
子画分を高温反応器の垂直自由空間内でスラグとガスに
転化し、残留物中の粗大粒子画分を溶融浴内及び溶融浴
上でスラグとガスに転化し、液状スラグを溶融浴の堰部
材の下を通して流し、オーバーフロー部材の上を越えて
溢流させ、ガスと共に高温反応器の流出穴を通して排出
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いろいろな異なる
粒子サイズを有する可燃エネルギー(例えば、炭化水
素)含有残留物を大気圧で酸素及び、又は空気と反応さ
せることによって固形物(固形粒子)とオフガス(排ガ
ス)を生成するために該残留物をその鉱物成分の融点よ
り高い温度で熱転化するための方法及び装置可燃エネル
ギー含有残留物を熱転化(反応物から生成物への化学変
化)するための方法、及び、その方法を実施するための
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DE 44 399 39 A1には、
上記のような残留物を熱転化するための基本的な方法及
びそれを実施するための装置が記載されている。この方
法においては、この種の残留物のガス化、燃焼又は鉱物
化は、下方炉の上方に配設された融解サイクロン内で1
300°Cを越える温度で行われる。得られた反応生成
物は、下方炉内へ排出され、液状スラグとオフガスとに
分離される。
【0003】その他にも、残留物をガス化又は燃焼によ
って熱転化するための方法及び装置は、多数知られてい
る。
【0004】燃焼中発生するのは、実質的に不燃性ガス
だけであるが、酸化性雰囲気は完全燃焼を目的とするも
のであるから、ガス化中、不完全燃焼の結果として、ガ
ス状、液状、又は固形の物質が空気、水蒸気、二酸化炭
素、酸素又は水素等のガス化剤によって可燃ガスと、灰
又はスラグ等の固形残留物に転化される。この不完全燃
焼に付随して、還元条件が発生する。適正な反応を実施
するためには、燃焼中だけでなく、ガス化中も、十分に
高い反応温度が必要であり、そのために、どのプロセス
も、900°C以上の温度で行われる。又、圧力を高く
すれば、反応条件を更に改善することができる。
【0005】炭化水素含有残留物を安全に処分又は利用
するために、回転火格子型ガス発生炉、流動床式ガス
化、又は空中浮遊ダスト(飛塵)雲内ガス化等の既知の
ガス化方法及び装置は、従来から改変され、利用されて
きている。
【0006】更に、非鉄金属産業及び冶金産業におい
て、残留物の使用により燃料を節約する、又は、残留物
を燃料代わりに使用するとともに、それらの残留物の安
全な処分又は利用を保証する融解サイクロンや溶融浴等
の方法及び装置が知られている。これらの方法において
は、燃焼及びガス化も、大きな役割を果たす。
【0007】特に、流動床、空中浮遊ダスト雲(特にD
D 267 880参照)及び融解サイクロン(特に上
記DE 44 39 939、DE 35 25 81
7及びDE 41 23 740)において固形残留物
を使用するには、厳しい条件を充足することを要する。
なぜなら、残留物を利用するには、その粒子サイズ及び
湿分に厳しい制約があるからである。この場合、粒子サ
イズの上限は、0.1〜5mmの範囲であり、湿分の上
限は、10質量%である。
【0008】これに対して、特にDE 35 42 8
05及びDE 39 20 760に開示されている溶
融浴は、粒子サイズ及び湿分によっては本質的に制約さ
れない。しかしながら、溶融浴の反動慣性による欠点が
ある。即ち、溶融浴のメルト(溶融物)に循環流れや撹
拌を付与するための多くの試みがなされているが、未だ
に成功していない。更に、被処理物の滞留時間を長くす
る試みもなされているが、それに伴って装置が大型化す
るという欠点がある。最後に、そのような溶融浴の出口
穴を通して行う液体及び高温スラグの手操作による面倒
なドレン(排出)作業を必要とするという欠点もあり、
そのようなドレン作業は、1時間当たり10トンを越え
る極めて高い処理速度が達成されない限り定常的な作業
として機械化することはできない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、可能な限り広い粒子サイズ及び湿分範囲の残留物を
用いて、それを融通自在に、かつ、経済的に、不活性で
ガラス状の、環境的に中立の固形物と、オフガスに転化
することができる方法及び装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、請求項1の特徴部分に記載された工程によって、
又、請求項14に記載された特徴を有する装置によって
達成される。
【0011】15〜20mmの最大粒子サイズを有する
残留物を、ガス化剤又は酸化剤(好ましくは酸素)と共
に、供給装置を通して高温反応器の上方領域へ供給す
る。ガス化剤又は酸化剤によって、残留物の飛行速度を
加速する。供給装置の出口(噴出口)のところで、ガス
/残留物の浮遊物(ガス中に浮遊した残留物(固形粒
子))に点火する。残留物のうちのほぼ0.5mm未満
の微粒画分は、還元条件又は酸化条件下で反応する。反
応の結果生じたスラグと、残留物のうちの未反応の粗大
粒子画分は、それらの密度に応じて、高温反応器の下方
領域内に配設された溶融浴上へ又は溶融浴内へ落下す
る。かくして、高温反応器の下方領域内(溶融浴上へ又
は溶融浴内)で、残留物の更なるガス化又は燃焼反応が
起こり、導入された残留物が、液状不活性スラグとオフ
ガスとに完全に転化されるに至る。
【0012】かくして生じたガス(オフガス)とスラグ
は、反応器の下方部分から抽出するが、本発明によれ
ば、溶融浴内のスラグを堰れんがによって堰き止める。
従って、高温反応器の底部で完全に転化された物質だけ
が反応器から流出することができる。溶融浴内の、堰れ
んがの下流にオーバーフローれんがを配置する。このオ
ーバーフローれんがは、溶融浴即ちスラグ浴の高さを所
望の高さに設定するとともに、溶融浴からのスラグ流れ
の流出縁として機能する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1を参照して説明すると、中間
スペース20の上方に高温反応器10が配置され、中間
スペース20に隣接して急冷装置又は急冷反応器30が
配置されている。
【0014】高温反応器10は、一定直径の真直ぐな直
立円筒体として構成されているが、図示のものとは異な
り、側壁を頂部又は底部に向けてテーパさせてもよい。
この高温反応器10は、この例では、耐火ライニングを
有しているが、耐火ライニングを熱的過負荷(過大な熱
負荷)から防護するために反応器の外壁の全部又は一部
を冷却ジャケットで覆ってもよい。反応器10は、固形
物(固形粒子)の形の残留物(残滓又は残渣)を供給す
るための供給装置11と、上述したように耐火ライニン
グを有するハウジング12と、やはり耐火ライニングを
有し、反応器10の一側へ突出したするサイホン部15
と、少くとも1つのバーナー装置13(機能については
後述する)と、反応器10の下方領域内に配設された溶
融浴即ちスラグ浴14から成る。溶融浴14は、堰れん
が16として構成された堰部材と、オーバーフローれん
が17として構成されたオーバーフロー部材を有する。
堰れんが16及びオーバーフローれんが17は、この例
では図2にみられるように、高温反応器10のサイホン
部15に配置されている。
【0015】供給装置11は、図には示されていない
が、計量装置とバーナー装置を備えており、バーナー装
置は固形粒子用バーナーと、ガス又は液体燃料用補助バ
ーナーと、点火兼モニター器を備えている。供給物又は
供給材料として20mm未満の、好ましくは15mm未
満の粒子サイズを有する固形粒子の形の残留物(図示せ
ず)が、この供給装置11を通して高温反応器10へ供
給される。供給材料である残留物を高温反応器10へ供
給する前に、必要ならば、残留物を所定の粒子サイズに
粉砕するが、そのような粉砕は、この例では、図示され
ていない既知のタイプの装置で行われる。
【0016】高温反応器10内において、残留物は、や
はり供給装置11を通して供給される空気又は酸素と、
並びに天然ガス等の可燃ガスと、1200〜2000°
Cの温度で反応する。残留物は、それ自体可燃性である
エネルギー含有物質である。天然ガスは、固形物(残留
物)の点火を開始し、所要の燃焼温度を維持するため
に、反応器10を昇温モードで1000°Cより高い所
要の作動温度にまで加熱する目的のためにのみ供給され
る。天然ガス等の可燃ガスの代わりに、油等の液体燃料
も同等に用いることができる。
【0017】反応の最初の部分においては、高温反応器
10内の上方領域から溶融浴14にまですでに飛行し
た、残留物中の非常に小さい粒子サイズの物質が、供給
された大気中酸素(空気)又は酸素と、例えば天然ガス
又は油等の燃料と、供給された酸素量に応じて還元条件
又は酸化条件下で反応する。還元作動モード下では、反
応は、残留物のガス化反応として進行し、酸化作動モー
ド下では、反応は、残留物の燃焼反応として進行する。
後者のモードでは、残留物は、反応生成ガス(燃焼ガ
ス)と液状スラグを生成する。
【0018】供給材料のうちこの時点ですでに完全な転
化が行われている最大粒子サイズは、基本的には、供給
材料即ち残留物である固形粒子(以下、単に「粒子」と
称する)が供給装置11の固形粒子用バーナーから溶融
浴14へ飛行するまでの滞留時間、従って、高温反応器
10自体のサイズに依存する。高温反応器10がほぼ3
mの高さであるとすると、残留物の完全転化は、約0.
25mmの粒子サイズのものにまで進行する。
【0019】残留未反応固形物とすでに生成されたスラ
グとで、溶融浴14を形成する。溶融浴14の深さは、
反応器全体の処理速度によって異なるが、数cmから約
0.5mである。質量及び粒子サイズによってまだ反応
していない未反応固形物は、溶融浴14内へ沈んで融解
される。残留物の、浴14上の浮遊部分は、浴14のメ
ルト及び周囲のガス雰囲気と還元条件又は酸化条件下で
反応し、やはり融解する。
【0020】これらの反応を必要に応じて助成し加速す
るために、溶融浴14の上方に配置されたバーナー装置
13の1つ又はそれ以上を用いることができる。燃料と
しては、供給装置11の場合と同様に、大気中酸素又は
酸素と、例えば天然ガス又は油等の燃料を利用する。図
2に示されるように、バーナー装置13は、この例で
は、溶融浴14の表面に向けて5〜40°の範囲で僅か
に傾斜させることが好ましく、溶融浴の表面全体をカバ
ーするように突出させ、溶融浴の表面にインパルス及び
所定量の熱入力を導入することによって残留物の反応表
面における物質移動を促進させることが好ましい。又、
このバーナー装置13は、材料(残留物)の投入がな
く、溶融浴中のスラグの凍結又は固化を防止したいとき
にも用いられる。補助として、図示されていないが、溶
融浴14内に、又は、耐火ライニングを有するハウジン
グ12内に電気加熱器を設けることができる。
【0021】バーナー装置13は、更に、ガス化剤又は
酸化剤を供給し、溶融浴14を撹拌するとともに、追加
の燃焼熱を導入することによって未反応の、特に、粗大
粒子を燃焼させて融解する。
【0022】バーナー装置13に加えて、図示されてい
ないが、ブラスト(噴射)ランスを用いて、ガス及び、
又は固形粒子を高い運動エネルギーを有するジェットの
形で吹き付けることもできる。この例では、ブラストラ
ンスを用いて吹き付けるガスを酸素及び、又は空気と混
合してもよく、又、還元性ガス、中立ガス及び、又は酸
化性ガスを噴射することもできる。この固形粒子は、供
給材料(残留物)又は追加燃料、又はスラグ生成物質、
又は流れ特性を改善するためのフラックス(融剤)から
成るものとすることができる。
【0023】融解及び還元作用を高めるための更に別の
手段として、固形粒子及び、又はガスを溶融浴14の表
面下から、又は、溶融浴14の底部から浴14内へ導入
する装置(図示せず)を設けることもできる。この場合
の主要な目的は、液状メルト(溶融物)の後処理であ
る。
【0024】浴14上の浮遊未反応残留物が高温反応器
10から延長サイホン部15を通って側方へ逃出するの
を防止するために、堰れんが16は、浴14の表面の高
さのところに配置されている。かくして形成されたサイ
ホン部15は、液状の、完全に転化されたスラグだけが
堰れんが16の下をくぐり抜けて反応器10から流出す
ることができるようにする。溶融浴14の表面の高さ
は、オーバーフローれんが17の高さによって設定され
る。
【0025】高温反応器10内の高温ガスは、反応器1
0の本体部分から延長部分(サイホン部15)へ90°
以上偏向され、サイホン部15の流出するスラグの表面
を覆って流れ、スラグの固化を防止する。
【0026】高温反応器10のサイズが大きく、しか
も、反応器10内での残留物の転化速度が低い、従って
スラグの流れが小さい場合、ある種の状況下では、堰れ
んが16及びオーバーフローれんが17を有するサイホ
ン部15の領域で流出するスラグの固化が起こることが
あり得る。それを防止するために、図3に示されるよう
に、更に追加のバーナー装置41を用いることができ
る。このバーナー装置41のための燃料も、大気中酸素
又は酸素と、例えば天然ガス又は油等の燃料とすること
ができる。
【0027】スラグ浴14を空にするために、あるい
は、浴14内に形成された、例えばアイアンストーンの
ような重質層を除去するために、図3に示されるよう
に、浴14の底部にスラグ取り出し口42を設けること
ができる。
【0028】ガス及びスラグは、サイホン部15の下方
部に設けられたほぼ円錐形の流出穴18を通して下方へ
中間スペース20内へ抽出される。中間スペース20の
耐火ライニングが施されていない内壁面に、例えばオー
バーフローノズル又は水ノズルとして構成された周知の
構造の複数のスプレー装置24が配置されている。これ
らのスプレー装置24は、中間スペース20の内壁面の
全周に水を吹き付け、それによって中間スペース20の
壁を過熱から保護するとともに、壁に向かってくるスラ
グ粒子を払いのける。
【0029】中間スペース20のための防護手段として
は、それを固化するスラグ及び熱的過負荷から防護する
ことができるものであれば、その他の手段を用いること
も可能である。例えば、冷却ジャケットや、外部に取り
付けたスプレー装置も考えられる。
【0030】液状スラグは、中間スペース20を通って
流下し、中間スペース20の下に配置され中間スペース
を外部からガス密に密封する水浴21内へ落下する。液
状スラグは、水浴21内で冷却されて粒状化し、沈降し
て例えばドラグチェーンコンベヤーのような排出装置2
2によって爾後の処理部署(図示せず)へ搬送される。
液状スラグを水浴21内で冷却するこの方法は、スラグ
から得られる最終製品として不活性でガラス状の、環境
的に中立の、非浸出性の固形物を得るための非常に簡単
で信頼性の高い方法である。この最終製品は、建築産業
やセラミック産業において使用することができる。
【0031】スプレー装置24によって生成されたガス
及び水蒸気は、ほとんど冷却されないまま中間スペース
20を通って僅かに下向きに側方に突出した導管25に
流入し、そこからいわゆる急冷装置30へ導かれる。導
管25の入口のところに1つ又はそれ以上の加圧噴霧ノ
ズル32が配置されている。噴霧ノズル32は、導管2
5内を通るガスを最初の段階で急冷して導管25を過熱
から保護する。ここで、「急冷」とは、非常な短時間に
非常に大きい温度差にまで冷却することをいう。
【0032】導管25のための防護手段としては、それ
を熱的過負荷から防護することができるものであれば、
例えば、冷却ジャケットや、耐火ライニングや、外部に
取り付けたスプレー装置などの他の手段を用いることも
可能である。いずれにしても、導管25は、できるだけ
大きい開口直径(内径)を有するものとすべきである。
【0033】中間スペース20及び、又は導管25が冷
却ジャケットを備えたものとした場合、それらに冷却水
供給管及び排出管を接続し、それらの冷却水供給管及び
排出管をバーナー装置11,13及び41の冷却水管回
路に編入することができる。
【0034】急冷装置30には、その全内周面をカバー
するように複数の加圧噴霧ノズル33を、できれば異な
る高さ位置に設ける。もちろん、これらの加圧噴霧ノズ
ル33の配置は、急冷装置30の大きさに応じて、図示
以外のものとすることができる。加圧噴霧ノズル33か
ら噴射された水ジェットは、ガスをその水蒸気露点にま
で冷却する。急冷水タンク31は、急冷装置30をその
下部においてガス密に密封する。
【0035】急冷装置30内に急冷水を噴射することに
よってガスを冷却するこの方法は、ガスを極めて迅速
に、かつ、非常に簡単に、しかも、高い設備費を必要と
することなく、冷却することを可能にする。
【0036】水浴21の水は、自然のオーバーフロー
(溢流)によって急冷水タンク31の水に合流させて循
環させる。水の洗浄が必要であり、必要に応じて、水の
中和処理及び除熱が行われる。水浴21と急冷水タンク
31との接続は、図示されていないが、水浴21の水面
を急冷水タンク31内の水面より多少高くすることによ
って極めて簡単に行うことができる。水を洗浄すること
により、急冷水タンク31の水に混入した重金属やハロ
ゲンが除去され、ダスト又は塩として別の処分部署へ供
給することができる。
【0037】上述したようにして冷却されたガスは、急
冷水タンク31からその上部の導管34を通して排出
し、高温反応器10内で還元作動モードで生成されたガ
スが可燃ガスである場合は、ダストサイクロンのような
ダスト保持器及び、又は下流のエネルギー利用部署(図
示せず)へ供給することができる。高温反応器10が酸
化作動モードで作動される場合は、適当な煙道ガス除去
を行う必要がある。
【0038】別法として、ガスの冷却は、2成分ノズル
を有する慣用のタイプの蒸発式冷却器(図示せず)によ
っても実施することができる。この場合、ノズルから所
定量の水を噴射し、完全に蒸発した水が熱を吸収してガ
スを冷却するように構成する。その下流に、例えばダス
トフィルタのような慣用のタイプのダスト保持器を設け
る。
【0039】図示されてはいないが、更に別の実施形態
として、このプロセスのガスの冷却とスラグの固化とを
共通の中間スペース20内で実施することもできる。こ
の場合、流出穴18から出てきた液状スラグとガスを流
出直後に中間スペース20内に配置した加圧噴霧ノズル
によって集中的に冷却する。この方法は、直接急冷とも
称することができる。中間スペース20の下方には、や
はり、スラグを冷却し、粒状化し、沈降させ、排出する
ための、排出装置22を有する水浴21を配置する。ガ
スは、中間スペース20から側方へ排出させることがで
きる。この場合にも、水浴21内の水を循環させ、水処
理段階において洗浄し、必要に応じて水の中和処理及び
除熱を行う。やはり、水循環回路内に存在する水の量
は、急冷スペース即ち中間スペース20内では部分蒸発
しか起こらないような量とする。
【0040】この直接急冷方法は、ガスを迅速に冷却す
るための簡略法を提供し、しかも、液状スラグも噴射さ
れる急冷水によって冷却されるので、プロセスの時間短
縮をも達成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による方法を実施するための本
発明の装置の第1実施形態を示す一部断面による概略立
面図である。
【図2】図2は、図1の線II−IIに沿ってみた3つの断
面図であり、溶融浴の上方に配置されたバーナーの3つ
の異なる実施形態を示す。
【図3】図3は、本発明による方法を実施するための本
発明の装置の第2実施形態を示す一部断面による概略立
面図である。
【符号の説明】
10:高温反応器 11:供給装置 13:バーナー装置 14:溶融浴 15:サイホン部 18:流出穴 20:中間スペース 21:水浴 22:排出装置 24:スプレー装置 25:導管 30:急冷装置 31:急冷水タンク 32:加圧噴霧ノズル 33:加圧噴霧ノズル 41:バーナー装置 42:スラグ取り出し口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 599067558 FRAUENSTEINER STRAS SE81,D‐09599 FREIBERG GERMANY (72)発明者 アイドナー ディーター ドイツ連邦共和国 フライベルク デー- 09599,フリーダバーカー シュトラーベ 8b (72)発明者 エシェール アルフレッド ドイツ連邦共和国 ズィーク/キルシャン デー‐57548,フリーダーバーカー ミ ューラ 10 (72)発明者 フリック トーマス ドイツ連邦共和国 フライベルク デー- 09599,ライプツィガー シュトラーベ 22 (72)発明者 カドルボウスキィ ヴォルフガング ドイツ連邦共和国 フライベルク デー 09599,ベルトヘルスドルファ ストラー ベ 16 (72)発明者 モティチュカ ヴィルヘルム ドイツ連邦共和国 フライベルク デー 09599,ベルトヘルスドルファ ストラー ベ 203 (72)発明者 シーバー アンドレーアス ドイツ連邦共和国 ポップフィンゲン デ ー73441,リチャード‐ワーグナー‐スト ラーベ 6 (72)発明者 ザイルナー レオ ドイツ連邦共和国 リンツ‐ウールファー アー‐4040,ジャガーストラーベ 18

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 いろいろな異なる粒子サイズを有する可
    燃エネルギー含有残留物を大気圧で酸素及び、又は空気
    と反応させることによって固形物とオフガスを生成する
    ために該残留物をその鉱物成分の融点より高い温度で熱
    転化するための方法であって、 前記残留物を空気流又は酸素流と共に供給装置(11)
    を通して高温反応器(10)の上方領域内へ供給して反
    応させ、 前記残留物を前記高温反応器(10)内で液状スラグと
    ガスに転化し、 前記液状スラグを前記高温反応器(10)の下方領域に
    配設された溶融浴(14)において堰止めし、 前記残留物中の微粒子画分を前記高温反応器(10)の
    垂直自由空間内でスラグとガスに実質的に転化し、 前記残留物中の粗大粒子画分を前記溶融浴(14)内及
    び該溶融浴の表面上でスラグとガスに実質的に転化し、 生成された前記液状スラグを前記溶融浴(14)に設置
    された堰部材(16)の下を通して流し、次いで、該溶
    融浴内に設置されたオーバーフロー部材(17)の上を
    越えて溢流させ、前記生成されたガスと共に前記高温反
    応器(10)の流出穴(18)を通して該高温反応器か
    ら排出させることから成る残留物の熱転化方法。
  2. 【請求項2】 前記ガスと液状スラグを一緒に中間スペ
    ース(20)へ送給し、該液状スラグを該中間スペース
    の下方に配置された水浴(21)内で冷却し粒状化させ
    ることを特徴とする請求項1に記載の残留物の熱転化方
    法。
  3. 【請求項3】 前記ガスを急冷水の噴射によって集中的
    に冷却することを特徴とする請求項1に記載の残留物の
    熱転化方法。
  4. 【請求項4】 前記残留物中の粗大粒子画分を転化する
    ために、空気及び、又は酸素を含む追加のガスを前記高
    温反応器(10)の前記溶融浴(14)の浴表面の上方
    に導入することを特徴とする請求項1に記載の残留物の
    熱転化方法。
  5. 【請求項5】 前記溶融浴(14)内のメルトの後処理
    のために、高い運動エネルギーを有する、空気及び、又
    は酸素を含むガスを前記溶融浴(14)の浴表面の下に
    導入することを特徴とする請求項1に記載の残留物の熱
    転化方法。
  6. 【請求項6】 前記残留物のガスと液状スラグへの熱転
    化は、1000〜1200°Cの温度範囲で実施される
    ことを特徴とする請求項1に記載の残留物の熱転化方
    法。
  7. 【請求項7】 3000kJ/kgを越える発熱量を有
    する前記残留物酸素及び、又は空気と共に部分的に又は
    完全に燃焼させて所要の反応温度及び転化温度を創生
    し、還元作動モードにおいてはエネルギー利用可能なガ
    スを生成し、酸化作動モードにおいては不燃煙道ガスを
    生成することを特徴とする請求項1に記載の残留物の熱
    転化方法。
  8. 【請求項8】 前記残留物の発熱量が低すぎる場合は、
    可燃ガス又は可燃液体の形の追加のエネルギーを前記高
    温反応器(10)へ供給することを特徴とする請求項1
    に記載の残留物の熱転化方法。
  9. 【請求項9】 前記追加のエネルギーとして、高発熱量
    ガス、高発熱量液体又は高発熱量可燃エネルギー含有熱
    分解生成物を用いることを特徴とする請求項8に記載の
    残留物の熱転化方法。
  10. 【請求項10】 前記メルトの後処理のために、かつ、
    該メルトの流れ特性を改善するために、スラグ形成材又
    はフラックスの形の固形粒子を供給することを特徴とす
    る請求項1に記載の残留物の熱転化方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10に記載の方法を実施す
    るための装置であって、 前記残留物を供給するための供給装置(11)を有する
    高温反応器(10)と、該高温反応器(10)内に配設
    された溶融浴(14)と、該溶融浴(14)内に配置さ
    れた堰部材(16)と、該溶融浴(14)の一端を画定
    するオーバーフロー部材(17)とから成る装置。
  12. 【請求項12】 前記高温反応器(10)は、側方に延
    長したサイホン部(15)を有する細長い直立円筒体と
    して構成されており、該サイホン部(15)の下側にガ
    ス及びスラグを一緒に通すための流出穴(18)が設け
    られていることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記オーバーフロー部材は、前記サイ
    ホン部(15)に配置されたオーバーフローれんが(1
    7)として構成され、前記堰部材は、前記サイホン部
    (15)と前記高温反応器(10)の円筒部分との間に
    配置された堰れんが(16)として構成されていること
    を特徴とする請求項11に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記供給装置(11)は、計量装置と
    バーナー装置を備えており、該バーナー装置は、固形粒
    子用バーナーと、ガス又は液体燃料用補助バーナーと、
    点火兼モニター器を備えていることを特徴とする請求項
    11に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記高温反応器(10)内の反応を維
    持するために、少くとも1つの追加のバーナー装置(1
    3)が前記溶融浴(14)の表面に向けて傾斜させて配
    置されていることを特徴とする請求項11に記載の装
    置。
  16. 【請求項16】 ガス及び、又は固形粒子を前記溶融浴
    (14)上へ吹き付けるためのブラストランスが前記高
    温反応器(10)内に設けられていることを特徴とする
    請求項11に記載の装置。
  17. 【請求項17】 ガス及び、又は固形粒子を前記溶融浴
    (14)上へ導入するための装置が該溶融浴(14)の
    下方に設けられていることを特徴とする請求項11に記
    載の装置。
  18. 【請求項18】 前記高温反応器(10)内の前記サイ
    ホン部(15)の領域に、前記溶融浴(14)に向けら
    れた少くとも1つのバーナー装置(41)が配置されて
    いることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記高温反応器(10)内の前記前記
    溶融浴(14)の下方に、少くとも1つのスラグ取り出
    し口(42)が設けられていることを特徴とする請求項
    11に記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記高温反応器(10)の下方に中間
    スペース(20)が配設され、該中間スペース(20)
    の側壁にスプレー装置(24)前記前記溶融浴(14)
    の下方に、少くとも1つのスラグ取り出し口(42)が
    設けられ、中間スペース(20)の下方に水浴(21)
    が設けられていることを特徴とする請求項11に記載の
    装置。
  21. 【請求項21】 前記中間スペース(20)は、導管
    (25)を介して急冷装置(30)に接続されており、
    該急冷装置(30)の側壁に加圧噴霧ノズル(33)が
    設けられ、該急冷装置(30)の下方に急冷水タンク
    (31)が設けられていることを特徴とする請求項11
    に記載の装置。
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