JPH11351285A - 回転速度差感応型継手 - Google Patents

回転速度差感応型継手

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JPH11351285A
JPH11351285A JP17223098A JP17223098A JPH11351285A JP H11351285 A JPH11351285 A JP H11351285A JP 17223098 A JP17223098 A JP 17223098A JP 17223098 A JP17223098 A JP 17223098A JP H11351285 A JPH11351285 A JP H11351285A
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JP
Japan
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valve
valve seat
rotor
speed difference
cylinder hole
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JP17223098A
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English (en)
Inventor
Takashi Okubo
孝 大久保
Shinichiro Nakajima
紳一郎 中島
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Bosch Corp
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Zexel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 逆止弁の弁体に対する遠心力の影響を無く
す。 【解決手段】 逆止弁29の弁座30aをテーパ面によ
って形成する。弁座30aを形成するテーパ面の母線の
うち回転軸線Lから最も離れた母線を、ロータの径線R
と直交させる。球弁31が弁座30aに着座するときに
は、当該母線と径線Rとの交差点に球弁31を接触させ
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、相対回転する二
軸のうちの高速回転する一方の軸から低速回転する他方
の軸へ回転速度差に応じた大きさの回転トルクを伝達す
る回転速度差感応型継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の回転速度差感応型継手と
しては、例えば特開平2−159423号公報に記載の
ものがある。この回転速度差感応型継手は、互いに相対
回転可能なハウジングとロータとを備えており、ロータ
には複数のシリンダ孔が設けられ、各シリンダ孔にはプ
ランジャが摺動自在に設けられている。プランジャは、
ハウジングとロータとの相対回転に伴って往復動する。
プランジャの往動時にはシリンダ孔内の作動油が流出路
を通って流出し、プランジャの復動時には作動油が流入
路を通ってシリンダ孔内に流入する。
【0003】上記流出路にはオリフィスが設けられてお
り、オリフィスはそこを通過する作動油の流量に対応し
た大きさの流通抵抗を発生する。したがって、ハウジン
グとロータとが相対回転すると、その回転速度差に応じ
た大きさの回転トルクが高速回転するハウジングまたは
ロータから低速回転するロータまたはハウジングに伝達
される。
【0004】一方、流入路には、逆止弁が設けられてい
る。この逆止弁は、流入路をシリンダ孔側である上流側
と下流側とに区分するテーパ状の弁座と、この弁座に対
して着座、リフトすることにより流入路を開閉する弁体
と、この弁体を弁座側へ付勢する弁ばねとを有してお
り、作動油が流入路を通ってシリンダ孔に流入するのを
許容するが、シリンダ孔内の作動油が流入路を通って流
出するのを阻止する。したがって、プランジャの復動時
には、作動油が流入路を通ってシリンダ孔に流入する
が、プランジャの往動時にシリンダ孔内の作動油が流入
路を通って流出することはない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の回転速度差
感応型継手において、ロータが回転すると、逆止弁の弁
体に遠心力が作用する。この場合、逆止弁の弁座の中心
線がロータの径線と一致しているので、遠心力は弁体の
移動方向に作用する。このため、ロータの低速回転時と
高速回転時とでは、弁体を弁座に着座させる力が大きく
異なってしまうという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、ハウジングとロータとの
相対回転に伴って複数のシリンダ孔内に設けられたプラ
ンジャがそれぞれ往復動し、上記プランジャの往動時に
は上記シリンダ孔内の作動油が流通抵抗発生部を有する
流出路を通って流出し、上記プランジャが復動する際に
は作動油が逆止弁が設けられた流入路を通って上記シリ
ンダ孔内に流入するように構成され、上記逆止弁が、上
記流入路を上記シリンダ孔側である上流側と下流側とに
区分し、上流側から下流側へ向かって縮径する先細りの
弁座と、この弁座に着座することによって上記流入路を
閉じ、上記弁座からリフトすることによって上記流入路
を開く弁体とを有する回転速度差感応型継手において、
着座時に上記弁体が上記弁座に接触する部分のうち、上
記回転軸線から最も離れた箇所を、上記ハウジングおよ
び上記ロータの径線と直交させたことを特徴としてい
る。
【0007】この場合、上記弁座をテーパ面によって形
成し、このテーパ面の母線のうちの上記回転軸線から最
も離れた母線を上記径線と直交させるのが望ましい。ま
た、上記弁体として球弁を用いるのが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図1〜図6を参照して説明する。まず、図1〜図5
に示すこの発明の一実施の形態について説明すると、こ
の実施の形態の回転速度差感応型継手(以下、単に継手
と略称することもある。)1は、図2および図3に示す
ように、回転軸線Lを中心として相対回転可能なハウジ
ング2およびロータ3を有している。
【0009】ハウジング2は、有底円筒状をなすもので
あり、その底部の外側の面には取付部2aが形成されて
いる。この取付部2aには、相対回転する二軸のうちの
一方の軸が連結固定される。ハウジング2の開口部に
は、カム板4が回転不能に設けられ、止め輪5によって
抜け止めされている。このカム板4とハウジング2の底
部との対向面には、回転軸線Lを中心として環状に延び
るカム面6,7がそれぞれ形成されている。ハウジング
2とカム板4との間には、シール部材S1が設けられて
いる。
【0010】ロータ3は、円板部3Aと、この円板部3
Aの一端面中央部に形成された軸部3Bとから構成され
ている。円板部3Aは、ハウジング2の内周面に相対回
転自在に嵌合している。軸部3Bは、カム板4を貫通し
ており、軸部3Bの外周面にはフランジ部材8が回転不
能に設けられ、止め輪9によって抜け止めされている。
このフランジ部材8には、相対回転する二軸のうちの他
方の軸が連結固定される。軸部3Bとフランジ部材8と
の間、およびフランジ部材8とカム板4との間には、シ
ール部材S2,S3がそれぞれ設けられている。
【0011】ロータ3の円板部3Aには、これを回転軸
線Lと平行に貫通する複数(通常、3個以上)のシリン
ダ孔10が周方向に等間隔をもって配置形成されてい
る。各シリンダ孔10の両端部には、プランジャ11,
12が摺動自在に設けられている。プランジャ11,1
2は、それらの間に設けられたコイルばね等の付勢手段
13によってカム面6,7にそれぞれ突き当てられてい
る。したがって、ハウジング2とロータ3とが相対回転
すると、プランジャ11,12が接近、離間移動する。
プランジャ11,12の接近移動(往動)時には、シリ
ンダ孔10内の作動油が後述する流出路21を通って流
出し、プランジャ11,12の離間移動(復動)時に
は、作動油が後述する流入孔28を通ってシリンダ孔1
0内に流入する。
【0012】図2に示すように、ロータ3の円板部3A
の外周には、扇状をなす切欠き部14が形成されてい
る。切欠き部14は、シリンダ孔10と同数形成されて
おり、各切欠き部14は周方向に隣接する2つのシリン
ダ孔10,10の間にそれぞれ配置されている。切欠き
部14は、その外周側がハウジング2の内周面によって
閉じられ、その両側部がハウジング2の底部およびカム
板4によって閉じられている。これにより、切欠き部1
4の内部に、作動油が溜まる油溜まり室15が形成され
ている。各油溜まり室15は、ハウジング2の内周面に
形成された環状溝2cによって互いに連通している。な
お、各油溜まり室34は、後述する連通溝32および作
動油収容室31を介して互いに連通しているので、環状
溝2cについては形成しなくともよい。
【0013】図2および図4に示すように、上記切欠き
部14の一方の側面には、シリンダ孔10の内周面まで
延びる流出孔16が形成されている。また、同側面に
は、板部材17および板ばね18が順次重ねられ、ボル
ト19によって固定されている。板部材17には、流出
孔16に連通したオリフィス(流通抵抗発生部)20が
形成されている。このオリフィス20および流出孔16
によって流出路21が形成されており、プランジャ1
1,12の往動時には、シリンダ孔10内の作動油がオ
リフィス20を通って油溜まり室15に流出する。した
がって、ハウジング2とロータ3とが相対回転すると、
その回転速度差に対応した大きさの回転トルクが高速回
転するハウジング2またはロータ3から低速回転するロ
ータ3またはハウジング2に伝達される。
【0014】上記板ばね18は、それ自体の弾性力によ
りオリフィス20を閉じている。したがって、作動油が
オリフィス20を通って油溜まり室15に流出する際に
は、板ばね18をその一端部が板部材17から浮き上が
るように弾性変形させる必要があり、その弾性変形させ
るための流通抵抗を受ける。したがって、この実施の形
態の継手1では、ハウジング2とロータ3とが相対回転
し始めると同時に、比較的大きな回転トルクがハウジン
グ2とロータ3との間で伝達される。
【0015】また、オリフィス21を作動油が通過する
際に熱が発生するため、ハウジング2とロータ3とが長
時間にわたって相対回転し続けると、作動油が高温に加
熱され、それによって上記シール部材S1〜S3および後
述するシール部材S4が早期に劣化するおそれがある。
そこで、この継手1においては、流出孔16にこれを開
閉する開閉弁22を設けている。
【0016】開閉弁22は、流出孔16を横断してシリ
ンダ孔10側の上流側部分と油溜まり室15側の下流側
部分とに分断するスプール孔23と、このスプール孔2
3に摺動自在に設けられた弁体24と、この弁体24を
スプール孔23の底面側へ付勢する第1の付勢手段25
と、弁体24をスプール孔23の開口部側へ付勢する第
2の付勢手段26とから構成されている。第2の付勢手
段26は、形状記憶合金によって形成されており、所定
の閉弁温度より低温であるときには収縮した第1の状態
になり、閉弁温度より高温になると伸長した第2の状態
になる。
【0017】第2の付勢手段26が収縮した第1状態に
なっているときには、第1の付勢手段25が第2の付勢
手段26の付勢力に抗して弁体24をスプール孔23の
底面に突き当たった開位置に位置させる。その状態で
は、流出孔16の上流側部分と下流側部分とがスプール
孔23を介して連通する。つまり、開閉弁22が開弁状
態になる。したがって、作動油の温度が閉弁温度以下で
あるときには、シリンダ孔10内の作動油が流出路21
を通って油溜まり室15に流出可能であり、継手1は通
常の回転速度差感応型継手としての機能を果たす。
【0018】一方、第2の付勢手段26が第2の状態に
なると、第2の付勢手段26は、弁体24を第1の付勢
手段25の付勢力に抗してスプール孔23の開口部側へ
押し、スプール孔23の開口部に固定されたストッパ2
7に突き当てて閉位置に位置させる。その状態では、流
出孔16の上流側部分と下流側部分とが弁体24によっ
て遮断される。つまり、開閉弁22が閉弁状態になる。
したがって、作動油の温度が閉弁温度以上になると、シ
リンダ孔10内の作動油が流出路21を通ることができ
なくなり、オリフィス20における発熱作用がなくな
る。よって、作動油が所定の閉弁温度以上になるのを防
止することができ、シリンダ部材S1〜S4が早期に劣化
するのを防止することができる。なお、開閉弁22が閉
弁してシリンダ孔10内の作動油が流出路21を通過不
能になると、プランジャ11,12が往復動し得なくな
るため、ハウジング2とロータ3とが一体に回転する。
【0019】図1、図2および図5に示すように、上記
切欠き部14の他方の側面には、シリンダ孔10まで延
びる流入孔(流入路)28が形成されている。この流入
孔28には、逆止弁29が設けられている。この逆止弁
29は、筒状をなす本体30と、球弁(弁体)31とを
有している。
【0020】本体30のシリンダ孔10側の開口部に
は、弁座30aが形成されている。この弁座30aは、
シリンダ孔10側から切欠き部14側へ向かうにしたが
って縮径するテーパ面によって形成されている。しか
も、弁座30aは、それを形成するテーパ面の母線のう
ち、回転軸線Lから最も遠くに離れた母線がロータ3の
径線R(この径線Rは、回転軸線Lと直交する。)と直
交するように配置されている。そして、球弁31の着座
時には、当該母線と径線Rとの交点に球弁31が接触す
るようになっている。
【0021】上記球弁31は、プランジャ11,12が
接近移動してシリンダ孔10内の作動油の圧力が上昇す
ると、その圧力によって弁座30aに着座させられる。
つまり、逆止弁29が閉弁状態になる。したがって、プ
ランジャ11,12の接近移動時には、シリンダ孔10
内の作動油が流入孔28を通って油溜まり室15に流出
することはない。逆に、プランジャ11,12が離間移
動するときには、球弁31が油溜まり室15内の作動油
によって弁座30aからリフトさせられ、逆止弁29が
開弁状態になる。したがって、プランジャ11,12の
離間移動時には、油溜まり室15内の作動油が流入孔2
8を通ってシリンダ孔10内に流入する。なお、流入孔
28のシリンダ孔10側の端部は、断面長円状の長孔2
8aになっているので、この長孔28aが球弁31によ
って閉じられることはない。
【0022】図3に示すように、ハウジング2の底部に
は、その中央部を貫通する貫通孔2bが形成されてい
る。この貫通孔2bには、ピストン32が摺動自在に設
けられている。このピストン32とロータ3とにより、
貫通孔2b内が密閉され、その内部に作動油収容室33
が形成されている。この作動油収容室33は、ロータ3
の円板部3Aの端面に形成された連通溝34(図2およ
び図5参照)を介して各油溜まり室15に連通してお
り、その内部には作動油が充填されている。なお、ピス
トン32には、その外周面と貫通孔2bの内周面との間
をシールするシール部材S4が設けられている。
【0023】上記ピストン32は、ばね35によってロ
ータ3側へ向かって付勢されている。したがって、作動
油がその温度低下に伴って収縮すると、その分だけ作動
油収容室33の内部容積を減少させるように、ピストン
30がロータ3側へ移動する。逆に、作動油が温度上昇
に伴って膨張すると、作動油の膨張分だけ作動油収容室
33の内部容積を増大させるよう、ピストン32がばね
35の付勢力に抗して移動する。したがって、作動油の
圧力はほぼ一定に維持される。
【0024】上記構成の回転速度差感応型継手1におい
て、いま、逆止弁29の球弁31が弁座30aに着座し
ているものとする。このような着座時には、弁座30a
を形成するテーパ面の母線のうち回転軸線Lから最も離
れた母線およびその近傍部分が、球弁31に作用する遠
心力を支持する。この場合、回転軸線Lから最も離れた
母線がロータ3の径線Rと直交しているから、当該母線
およびその近傍部分は遠心力全体を支持する。したがっ
て、球弁31が着座移動方向またはリフト移動方向への
力を遠心力によって受けることがない。よって、球弁3
1に対する遠心力の影響を無くすことができる。
【0025】しかも、この継手1においては、球弁31
が着座、リフト移動する際には、回転軸線Lから最も離
れた母線上を転動するので、球弁31の移動時にも遠心
力の影響もほとんど無くすことができ、弁体31を円滑
に移動させることができる。
【0026】図6は、この発明の他の実施の形態を示す
ものであり、この実施の形態においては、球弁31に代
えて弁体36が用いられている。この弁体36は、弁座
30aに対応した円錐状に形成されており、その大径側
の端面には弁座30aからリフトしたときに長円28a
を塞ぐのを防止するために、十字状をなす溝36aが形
成されている。この溝36aが形成されているので、こ
の実施の形態では、長円28aを断面円形の孔にしても
よい。その他の構成は、上記実施の形態と同様である。
【0027】なお、この発明は上記の実施の形態に限定
されるものでなく、適宜変更可能である。例えば、上記
の実施の形態においては、シリンダ孔10を回転軸線L
と平行に形成しているが、回転軸線Lと直交する方向に
向けて形成してもよい。また、プランジャ11,12の
一方だけをシリンダ孔10の一端部に設けてもよい。ま
た、球弁31または弁体36をより確実に弁座30aに
着座させるために、球弁31または弁体36を弁座側へ
付勢する弁ばねを用いてもよい。さらに、弁座30aに
ついては、上流側(シリンダ孔10側)から下流側へ向
かって先細りであれば、二次曲面によって形成してもよ
い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3に係
る発明によれば、逆止弁の弁体に対する遠心力の影響を
無くすことができるという効果が得られる。特に、請求
項2および3に係る発明によれば、弁体の移動時にも遠
心力の影響を無くすことができ、これによって弁体を円
滑に移動させることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の要部を示す断面図で
ある。
【図2】同実施の形態の全体構成を示す図であって、図
3のX−X線に沿う断面図である。
【図3】図2のX−X線に沿う断面図である。
【図4】図2のY−Y線に沿う断面図である。
【図5】図2のZ−Z線に沿う断面図である。
【図6】この発明の他の実施の形態の要部を示す断面図
である。
【符号の説明】
L 回転軸線 R ロータの径線 1 回転速度差感応型継手 2 ハウジング 3 ロータ 10 シリンダ孔 11 プランジャ 12 プランジャ 20 オリフィス(流通抵抗発生部) 21 流出路 28 流入孔(流入路) 29 逆止弁 30a 弁座 31 球弁(弁体) 36 弁体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングとロータとの相対回転に伴っ
    て複数のシリンダ孔内に設けられたプランジャがそれぞ
    れ往復動し、上記プランジャの往動時には上記シリンダ
    孔内の作動油が流通抵抗発生部を有する流出路を通って
    流出し、上記プランジャが復動する際には作動油が逆止
    弁が設けられた流入路を通って上記シリンダ孔内に流入
    するように構成され、上記逆止弁が、上記流入路を上記
    シリンダ孔側である上流側と下流側とに区分し、上流側
    から下流側へ向かって縮径する先細りの弁座と、この弁
    座に着座することによって上記流入路を閉じ、上記弁座
    からリフトすることによって上記流入路を開く弁体とを
    有する回転速度差感応型継手において、着座時に上記弁
    体が上記弁座に接触する部分のうち、上記回転軸線から
    最も離れた箇所を、上記ハウジングおよび上記ロータの
    径線と直交させたことを特徴とする回転速度差感応型継
    手。
  2. 【請求項2】 上記弁座をテーパ面によって形成し、こ
    のテーパ面の母線のうちの上記回転軸線から最も離れた
    母線を上記径線と直交させたことを特徴とする請求項1
    に記載の回転速度差感応型継手。
  3. 【請求項3】 上記弁体として球弁を用いたことを特徴
    とする請求項1または2に記載の回転速度差感応型継
    手。
JP17223098A 1998-06-04 1998-06-04 回転速度差感応型継手 Pending JPH11351285A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111868962A (zh) * 2019-02-25 2020-10-30 株式会社Lg化学 通气装置

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CN111868962A (zh) * 2019-02-25 2020-10-30 株式会社Lg化学 通气装置
CN111868962B (zh) * 2019-02-25 2023-04-18 株式会社Lg新能源 通气装置

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