JPH11351160A - ポンプ - Google Patents

ポンプ

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JPH11351160A
JPH11351160A JP10163731A JP16373198A JPH11351160A JP H11351160 A JPH11351160 A JP H11351160A JP 10163731 A JP10163731 A JP 10163731A JP 16373198 A JP16373198 A JP 16373198A JP H11351160 A JPH11351160 A JP H11351160A
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JP
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pump
cam
outer ring
chamber
pressure
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JP10163731A
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English (en)
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Toshihiko Ito
猪頭  敏彦
Akikazu Kojima
昭和 小島
Masaaki Makino
牧野  正晃
Toshio Kondo
利雄 近藤
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Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Nippon Soken Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、燃料噴射装置のポンプ部の小型化を
図るのに適すると共に部品点数も少なくできるポンプを
得ることにある。 【解決手段】燃料噴射ポンプ部2と、このポンプ部2と
一体化されたフィードポンプ部3とを具備する。ポンプ
部2は、回転する偏心カム5に摺動自在に嵌合されたカ
ム外輪6によりプランジャ18を軸方向に往復動させて
ポンプ作動を営み、燃料噴射ポンプとして使用する。ポ
ンプ部3は、カム外輪6を圧送ロータとしてポンプ作動
を営みプランジャ14により容積が可変されるポンプ室
19に燃料を送り込むフィードポンプとして使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコモンレー
ル式燃料噴射システムにより燃料噴射をするディーゼル
エンジン等に備えられ、燃料を圧送する燃料ポンプ等に
用いられるポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの燃料噴射装置は、
燃料噴射ポンプと、フィードポンプとを備えている。燃
料噴射ポンプは、エンジンの駆動軸に連動して回転され
るカム軸に設けた偏心カム又はこのカムに摺動自在に嵌
合されたカム外輪の動きを利用して、プランジャを軸方
向に往復移動させることにより、容積が可変される高圧
ポンプ室の高圧燃料を燃料噴射ノズルに圧送するもので
ある。又、フィードポンプは、前記カム軸に連動して回
転される偏心カムによって駆動され、燃料タンクの燃料
を前記燃料噴射ポンプの高圧ポンプ室に送る働きをする
ものである。そして、これら両ポンプはその駆動軸が共
用されるにしても、フィードポンプは、燃料噴射ポンプ
用の偏心カム又はこれに嵌合されたカム外輪がある位置
から離れた別の位置に配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように燃料噴射
ポンプとフィードポンプとが夫々別個に形成されて、そ
れらが別々の位置に配置される従来の構成では、燃料噴
射装置としての体格がフィードポンプの厚み分だけ軸方
向に長くなったり、或いは前記軸方向と直角に交差する
前後方向に厚くなったりするから、燃料噴射装置のポン
プ部を小型化しようとする際の妨げになるという問題が
ある。しかも、燃料噴射ポンプおよびフィードポンプの
夫々において、ハウジングや圧送機構を必要とするの
で、ポンプ部の部品点数が多いという問題もある。
【0004】したがって、本発明が解決しようとする第
1の課題は、流体を2段階に圧送するにも拘らず、小型
化を図るのに適するとともに部品点数も少なくできるポ
ンプを得ることにある。
【0005】本発明が解決しようとする第2の課題は、
前記第1の課題を解決するにあたり、更に部品点数を削
減して簡単な構造にできるポンプを得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記第1の課題を解決す
るために、請求項1の発明は、回転する偏心カム又はこ
のカムに摺動自在に嵌合されたカム外輪によりプランジ
ャを軸方向に往復動させてポンプ作動を営む第1ポンプ
手段と、この第1ポンプ手段と一体化されて前記偏心カ
ム又は前記カム外輪を圧送ロータとしてポンプ作動を営
み前記プランジャにより容積が可変されるポンプ室に流
体を送り込む第2ポンプ手段とを具備したことを特徴と
するものである。
【0007】この請求項1の発明においては、プランジ
ャの往復動によりポンプ作動を営む第1ポンプ手段と、
この第1ポンプ手段のポンプ室に流体を送り込む第2ポ
ンプ手段とを一体化した構造であるから、両ポンプ手段
を別個に形成してこれらを別々の位置に配置する従来に
比較して、高圧流体を外部に圧送するポンプ機能と高圧
流体にするための流体をポンプ室に圧送するポンプ機能
とを有する2段圧送型ポンプとしての体格を小型にでき
る。更に、前記一体化に際して、プランジャを往復動さ
せる偏心カム又はこれに嵌合されたカム外輪を、第2ポ
ンプ手段の圧送ロータとして使用したから、偏心カム又
はカム外輪を両ポンプ手段に対する共通部品とできる。
【0008】この請求項1の発明を実施するにあたり、
第1ポンプ手段に第2ポンプ手段を一体化するために請
求項2の発明のように、前記第2ポンプ手段が、前記偏
心カム又は前記カム外輪と、前記第1ポンプ手段が有し
たポンプハウジングに一体に設けられて前記偏心カム又
は前記カム外輪を収容するとともにこの偏心カム又はカ
ム外輪の外周カム面が内接する内周面を有したカム収容
ハウジング部とを備え、このハウジング部の内周面とこ
れに内接した前記偏心カム又は前記カム外輪の外周カム
面との間に形成されるハウジング内空間を第2ポンプ室
としてポンプ作動を営むように構成するとよい。
【0009】同様に、請求項1又は2の発明を実施する
にあたり、第1ポンプ手段に第2ポンプ手段を一体化す
るために請求項3の発明のように、前記カム収容ハウジ
ング部にベーン支持部を設け、この支持部に前記偏心カ
ム又は前記カム外輪の外周カム面に弾性的に押付けられ
て前記外周カム面に追従して往復移動されるベーンを設
け、このベーンにより区画される前記ハウジング内空間
の一方を前記第2ポンプ手段の吸入室とするとともに、
他方を前記第2ポンプ手段の圧送室として用いるとよ
い。
【0010】この第3の発明を実施するにあたり、請求
項4の発明のように、前記ベーンの先端部に前記圧送室
の圧力を受ける受圧面を設けるとよい。このようにする
と、前記第1ポンプ手段のポンプ室が吐出し行程に至っ
てこのポンプ室への第2ポンプ手段からの流体の供給が
困難になったときに、それに伴って圧力が高まる前記圧
送室の圧力を受圧面で受けてベーンを後退させて圧送室
の高圧を吸入室に逃すことができる。
【0011】又、前記請求項1〜4のいずれかの発明を
実施するにあたり、請求項5の発明のように、前記第2
ポンプ手段から前記ポンプ室に送り込まれる流体経路中
にアキュームレータを設けるとよい。このようにする
と、前記ポンプ室が吐出し行程に至ってこのポンプ室へ
の流体の供給が困難になったときにも、アキュームレー
タで第2ポンプ手段から吐出される流体を吸収できる。
【0012】前記第2の課題を解決するために、請求項
1、2、5の発明に従属する請求項6の発明は、前記プ
ランジャを前記偏心カム又はカム外輪に弾性的に押付け
られるとともに前記偏心カム又はカム外輪と同じ厚みの
タペットを介して前記偏心カム又はカム外輪に従動さ
せ、前記タペットにより前記ハウジング内空間を区画
し、この区画された前記ハウジング内空間の一方を前記
第2ポンプ手段の吸入室とするとともに、他方を前記第
2ポンプ手段の圧送室としたことを特徴とするものであ
る。
【0013】この請求項5の発明は、請求項1又は2の
発明の作用に加えて、タペットで請求項3の発明のベー
ンの機能を兼ねて、ハウジング内空間を第2ポンプ手段
の吸入室と圧送室とに区画するから、部品点数を削減で
きる点で優れている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を参照して本発
明の第1の実施の形態を説明する。
【0015】図1の断面図に示されるように第1の実施
の形態に係る高圧燃料ポンプ1は、第1ポンプ手段をな
す燃料噴射ポンプ部2と、このポンプ部2に燃料を送り
込む第2ポンプ手段をなすフィードポンプ部3とを一体
化して形成されているとともに、この一体化のために両
ポンプ部2、3に共通のポンプハウジング4と、偏心カ
ム5およびカム外輪6とを備えている。
【0016】詳しくは、ポンプハウジング4は、プラン
ジャ収容ハウジング部11と、これと一体のカム収容ハ
ウジング部12と、このハウジング部12と一体の吸入
吐出し部13とから形成されている。カム収容ハウジン
グ部12は円環状であり、その外面に例えば略90°離
れた位置にプランジャ収容ハウジング部11と吸入吐出
し部13とが径方向外側に向けて突設されている。
【0017】プランジャ収容ハウジング部11には、カ
ム収容ハウジング部12内に開口される断面円形のタペ
ットガイド穴14が形成されているとともに、このガイ
ド穴14の中央部に開口されるシリンダ穴15がタペッ
トガイド穴14と同軸的に形成されている。タペットガ
イド穴14には第1のカム従動部材として用いられるタ
ペット16がカム収容ハウジング部12側から摺動自在
に挿入されている。このタペット16は、円形外周面を
有するとともに、その平坦な端面を持った先端部はカム
収容ハウジング部12内に突出されている。タペット1
6の先端部内面とタペットガイド穴14の奥端面との間
には、これら両面をスプリングシート面としてスプリン
グ17が配設されている。このスプリング17はタペッ
ト16をカム収容ハウジング部12内に突出する方向に
付勢する。シリンダ穴15にはプランジャ18が摺動自
在に挿入され、このプランジャ18のシリンダ穴15か
ら突出された部分の先端面(図1において下端面)はタ
ペット16の先端部内面に接離可能に当接されている。
【0018】プランジャ18のシリンダ穴15に挿入さ
れた部分の先端面(図1において上端面)とシリンダ穴
15の奥端面との間には高圧流体圧送用の第1のポンプ
室19が形成されている。このポンプ室19に連通して
プランジャ収容ハウジング部11には第1、第2の逆止
弁20、21が内蔵されている。第1逆止弁20は、前
記ハウジング部11の外面に開口された吸入ポート22
とポンプ室19とを連通する通路に設けられ、吸入ポー
ト22からポンプ室19への燃料が流れる時には開か
れ、この逆に燃料が流れようとする時には閉じるもので
ある。第2逆止弁21は、前記ハウジング部11の外面
に開口された吐出しポート23とポンプ室19とを連通
する通路に設けられ、吐出しポート23に向けてポンプ
室19から燃料が流れる時には開かれ、この逆に燃料が
流れようとする時には閉じるものである。吐出しポート
23は図示しない高圧配管およびコモンレールを介して
燃料噴射ノズルに接続されている。
【0019】前記偏心カム5はディーゼルエンジンの駆
動軸(図示しない)の回転に連動するカム軸31の外周
に偏心して形成されている。図1中Aはカム軸31の中
心、Bは偏心カム5の中心、Cは偏心量を夫々示してい
る。このカム5は円形の外周カム面5aを有しており、
この外周カム面5aには前記カム外輪6が摺動自在に嵌
合されている。このカム外輪6の外周カム面は、前記プ
ランジャ収容ハウジング部11側に形成した平坦状外周
カム面6aと、前記中心Bを中心とする円で描かれて平
坦状外周カム面6aに連続する円弧状外周カム面6bと
で形成されている。
【0020】この偏心カム5およびカム外輪6は前記カ
ム収容ハウジング部12内に収容されており、カム外輪
6の平坦状外周カム面6aには、前記スプリング17の
付勢力で前記タペット16の平坦な先端面が、常に接触
した状態を保持するように押付けられている。これら平
坦状外周カム面6aとタペット16の先端面とは、タペ
ット16の軸方向に直角に交差する方向に摺動自在であ
るとともに、この摺動部分は後述のハウジング内空間S
に満たされる燃料により潤滑されるようになっている。
【0021】前記プランジャ収容ハウジング部11、タ
ペットガイド穴14、シリンダ穴15、タペット16、
スプリング17、プランジャ18、ポンプ室19、両逆
止弁20、21、偏心カム5、およびカム外輪6によっ
て、前記燃料噴射ポンプ部2が形成されている。
【0022】カム外輪6が嵌合された偏心カム5を収容
するカム収容ハウジング部12は、カム外輪6の円弧状
外周カム面6bが内接する内周面12aを有している。
内周面12aには前記タペットガイド穴14および後述
の吸入孔34および吐出し孔35が夫々開口されてい
る。この内周面12aの直径Dは、カム外輪6の直径E
より前記偏心量Cの2倍だけ大きくしてあり、それによ
って、偏心カム5の回転に従いム外輪6の円弧状外周カ
ム面6bが内周面12aに接する位置を変えながら偏心
量Cを半径として振れ回るようになっている。カム外輪
6の外周カム面と前記内周面12aとの間には、カム外
輪6の振れれ回り運動に伴って次第に振れ回り方向に変
位するハウジング内空間Sが形成されている。
【0023】前記吸入吐出し部13には、カム収容ハウ
ジング部12内に開口するベーン支持穴32を有したベ
ーン支持部33が設けられているとともに、この支持部
33を両側から挟むように配置される吸入孔34と吐出
し孔35とが夫々貫通して設けられている。ベーン支持
穴32には、第2のカム従動部材として用いられる平板
状のベーン36とベーン押しばね37とが夫々収容され
ている。ベーン支持穴32に対して摺動自在なベーン3
6は、ベーン押しばね37によりカム外輪6の円弧状外
周カム面6bに押付けられて線接触しているとともに、
ベーン支持穴32から突出したベーン36の先端部には
受圧面38が設けられている。この受圧面38はベーン
36の軸方向に直角な面で形成されている。
【0024】前記円弧状外周カム面6bへのベーン36
の当接により前記ハウジング内空間Sは、前記吸入孔3
4が連通される吸入室Siと、前記吐出し孔35が連通
される圧送室Soとに区画されている。吸入室Siはベ
ーン36を境にカム外輪6の振れ回り方向(図1中矢印
で示す)進行側に形成され、圧送室Soはベーン36を
境にカム外輪6の振れ回り方向後方側に形成される。吸
入孔34には配管等を介して燃料タンク39が連通され
ているとともに、この吸入孔34の中間部は連通孔40
を介して前記ベーン支持穴32におけるばね収容部分に
連通されている。吐出し孔35はアキュームレータ41
および電磁弁42をこの記載順に介して前記吸入ポート
22に連通されている。なお、アキュームレータ41は
省略することができる。電磁弁42には圧送室Soから
前記ポンプ室19への燃料の供給量を制御する流量制御
弁が採用されている。
【0025】前記カム収容ハウジング部12、吸入吐出
し部13、ハウジング内空間S、ベーン支持穴32、ベ
ーン支持部33、吸入孔34、吐出し孔35、ベーン3
6、および前記燃料噴射ポンプ部2に共用された偏心カ
ム5およびカム外輪6により、前記フィードポンプ部3
が形成されている。このポンプ部3はハウジング内空間
Sを低圧流体圧送用の第2ポンプ室として後述のポンプ
作動を営む。
【0026】前記ポンプハウジング4、偏心カム5、カ
ム外輪6、およびベーン36はいずれも図1を描いた紙
面の表裏方向に同じ厚さ、言い換えれば、同じ幅を有し
て形成されていて、前記幅の方向の両端面はいずれも平
坦面で形成されている。そして、ポンプハウジング4の
幅方向両端は前記カム軸31を軸支する図示しないハウ
ジング側板により閉じられ、これら側板はその一部に吸
入吐出し部13のベーン支持穴32の両側面を閉じる部
分を有している。前記ハウジング側板の内面には、前記
偏心カム5、カム外輪6、およびベーン6の幅方向両側
面が夫々摺動自在に接触されている。
【0027】次ぎに、前記構成の高圧燃料ポンプの作動
を図2および図3等を参照して説明する。
【0028】図2(A)に示す状態では偏心カム5およ
びカム外輪6が上死点にあり、したがって、カム外輪6
の平坦状外周カム面6aの高さ位置にタペット16を介
して従動するプランジャ18も上死点に位置されてい
る。なお、カム外輪6の外周カム面が前記平坦状外周カ
ム面6aを有することに伴い、前記カム収容ハウジング
部12の内周面12aに前記上死点位置において本来接
触するべき周面部分が切除されているので、図1に示さ
れるように平坦状外周カム面6aと円弧状外周カム面6
bとの境目は前記内周面12aには近接するも接してい
ない。そのため、ハウジング内空間Sはベーン36以外
には境界がなく、ハウジング内空間Sの吸入室Siと圧
送室Soとは連通しており、前記上死点位置においては
ポンプとして機能しない状態にある。
【0029】図2(A)の状態からカム軸31が反時計
回りに回転されることにより、偏心カム5を介して同方
向にカム外輪6が振れ回りを始めるので、図2(B)に
示されるようにカム外輪6の円弧状外周カム面6bが前
記内周面12aに内接する。それにより、ハウジング内
空間Sが吸入室Siと圧送室Soとに区画されるから、
この時点から吸入室Siが燃料の吸入行程を開始して吸
入孔34を通して燃料タンク39内の燃料を吸入室Si
に吸込み始めると同時に、圧送室Soが燃料の圧送行程
を開始して圧送室So内に封じ込められた燃料を吐出し
孔35を通して外部に吐出し始める。又、この段階で
は、偏心カム6の平坦状外周カム面6aの高さ位置は僅
かに下がり、それに追従してタペット16はスプリング
17で押し下げられるが、プランジャ18は復動方向、
つまり、平坦状外周カム面6a方向に力を受けることが
ないので、前記上死点位置に止まる。
【0030】図2(B)の状態からカム軸31が反時計
回りに更に回転されるに伴う偏心カム6の振れ回りによ
り、円弧状外周カム面6bが前記内周面12aに対して
内接する位置を連続的に変化するから、それに従って図
2(C)に示すように吸入室Siの容積が拡大されて燃
料タンク39からの燃料の吸込み量が次第に増加すると
ともに、圧送室Soの容積が縮小されてこの圧送室So
からの燃料の圧送量が次第に増加する。このような状態
に至ると、圧送室Soから圧送された燃料がアキューム
レータ41及び電磁弁42をこの記載順に通過して、燃
料噴射ポンプ部2の吸入ポート22から第1逆止弁20
を押し開いてポンプ室19に圧送される。そのため、こ
の時点から前記プランジャ18はポンプ室19内の燃料
圧を受けて平坦状外周カム面6a方向への移動を開始す
る。
【0031】図2(C)の状態からカム軸31が反時計
回りに更に回転されことに伴う偏心カム6の振れ回りに
より、円弧状外周カム面6bは前記内周面12aに対し
て内接する位置を連続的に変えるから、やがて、図2
(D)に示すように偏心カム5およびカム外輪6が下死
点に達する。これと同時に、カム外輪6の平坦状外周カ
ム面6aの高さ位置にタペット16を介して従動するプ
ランジャ18も下死点に達する。この状態でも吸入室S
iへの燃料の吸込みと圧送室Soからの燃料の圧送は継
続している。
【0032】更に、図2(D)の状態から図2(E)の
状態に示される位置までカム外輪6が振れ回ることによ
り、圧送室Soの容積は極限に近く縮小する。しかし、
前記下死点から上死点に向けて前記内周面12aに内接
する位置が変わるので、カム外輪6の平坦状外周カム面
6aの高さ位置が上昇に転じることに伴い、シリンダ穴
15で横方向の動きを制限されているプランジャ18
が、前記スプリング17に抗してタペット16とともに
上昇して、ポンプ室19は圧送行程に入る。
【0033】そうすると、ポンプ室19内の燃料圧の高
まりに伴いこの室19内への燃料の圧送が次第に困難と
なる一方、容積が減じる圧送室So内の燃料圧は高ま
る。そして、この燃料圧が所定値に達すると、その時点
で、ベーン押しばね37の付勢力に抗してベーン36
が、圧送室So内の燃料圧を受ける受圧面38に作用す
る圧力によって押込まれるので、このベーン36の先端
が僅かに偏心カム6の円弧状外周カム面6bから離され
る。それにより、圧送室So内の縮小容積に相当する燃
料が吸入室Siに流入する。そのため、ベーン36やポ
ンプ室19への圧送系統43(図1参照)に過大な圧力
が作用することを防止でき、圧送系統43の耐圧を低く
できる。
【0034】しかも、この第1の実施の形態では、フィ
ードポンプ部3の吐出し孔35と電磁弁42との間にア
キュームレータ41を設けたから、ここでの圧力変動の
吸収作用により、既述のようにプランジャ18が往動し
て(つまり、図1中上昇して)ポンプ室19が圧送行程
になった時においても、圧送室Soからの燃料の吐出し
を可能にできる。したがって、アキュームレータ41を
備える構成によれば、フィードポンプ部3の吐出し能力
を増大させることができる。なお、この構成では前記受
圧面38を省略できる。
【0035】そして、更に、図2(E)の状態から図2
(F)の状態に示されるように、前記内周面12aに対
するカム外輪6の円弧状外周カム面6bの接触部がベー
ン36の先端を超えるようになると、越える瞬間に吸入
室Siと圧送室Soとの境界が消失して、ハウジング内
空間S全体が単一空間となる。更に、継続するカム外輪
6の振れ回りにより図2(A)の上死点に位置に戻る。
又、こうした下死点から上死点に至るカム外輪6の振れ
回りに伴ってプランジャ18は上昇を継続するので、ポ
ンプ室19内の燃料が高圧に圧縮されるものであり、こ
の高圧燃料は前記第2逆止弁21を押し開いて燃料噴射
ノズルに圧送される。
【0036】以上のようにして偏心カム5およびカム外
輪6の1回転に伴うポンプ作動の1サイクルが終了し、
次に再び図2(B)の状態に戻って次のポンプ作動が開
始される。
【0037】又、以上のポンプ作動と電磁弁42での流
量調節等との関係は図3のタイムチャートに示されてい
る。なお、このタイムチャートは前記アキュームレータ
41を設けない場合の例であり、かつ、このチャートに
おいて横軸は偏心カム5およびカム外輪6の位相であ
り、A〜Fは図2(A)〜(F)の夫々に対応してい
る。
【0038】図3においてタペット16のリフト量の変
化は曲線aに示されるように、カム外輪6の平坦状外周
カム面6aの高さ方向の変位量に等しく、上死点(TD
C)で最大値をとなり、下死点(BDC)で最小値とな
る。つまり、こうしたタペット16のリフト量の変化
は、偏心カム5の外周に摺動自在に嵌合されたカム外輪
6の振れ回りに伴う平坦状外周カム面6aの位置が前記
偏心量Cを半径として円運動することにより、この円運
動の軌跡の直径をするストロークで与えられるものであ
り、又、こうした円運動に伴い平坦状外周カム面6aは
これに押付けられたタペット16の先端面に対して摺動
する。
【0039】図3においてフィードポンプ部3の吸入室
Siと圧送室Soとの容積変化は曲線b、cに示され、
曲線bは吸入室Siの容積変化を示し、曲線cは圧送室
Soの容積変化を示している。これら両容積を各位相に
おいて足し算した値は一定であり、それがハウジング内
空間Sの容積である。これらの曲線b、c中破線で示し
た部分はカム外輪6がカム収容ハウジング部12の内周
面12aに接触していない状態であって、この状態では
既述のように吸入室Siと圧送室Soとが連通してい
る。圧送室Soの容積変化を示す曲線cに示されるよう
にAの位相位置から270°回転してFの位相位置に達
した時に、カム外輪6の円弧状外周カム面6bと前記内
周面12aとはベーン36の先端位置で接触し、この接
触位置を超えると同時に圧送室Soの容積は最大、つま
り、ハウジング内空間Sの容積と同じとなる。
【0040】図3中折れ線dに示されているように電磁
弁42に対する通電は、Aの位相位置、つまり、上死点
(TDC)において通電が開始され、この時点からBの
位相からFの位相位置に至るまでの回転角度45°〜2
70°の任意の時期に通電が停止されるようになってい
る。
【0041】図3中曲線eはフィードポンプ部3の燃料
吐出し量を示している。本来的な燃料吐出し量は曲線e
中破線で示すようになるはずであるが、実際の吐出し開
始は、カム外輪6がAの位相位置から45°回転して前
記内周面12aに内接して吸入室Siと圧送室Soとの
連通が断たれるBの位相位置となり、又、実際の吐出し
終了は、前記電磁弁42への通電終了時期となる。つま
り、この燃料吐出し量の変化は太い曲線e−outで示
される。
【0042】図3中曲線fはプランジャ18のリフト量
の変換を示している。このリフト量は本来的には前記タ
ペット16のリフト量の変化(曲線a)と同じである
が、既述のようにプランジャ18は復動方向には力を受
けないので、ポンプ室19にフィードポンプ部3からの
燃料の供給がないと復動(図では下降)しない。そのた
め、フィードポンプ部3が燃料の圧送を開始するBの位
相位置でプランジャ18は復動を開始し、この復動は、
電磁弁42への通電を停止した時点、言い換えれば、フ
ィードポンプ部3が燃料の圧送を停止した時点で停止す
る。そして、図3の例ではカム外輪6がAの位相位置か
ら約240°回転したEの位相位置に達した時点で、上
昇するタペット16がプランジャ18と当接してから、
このプランジャ18は往動(リフト)を開始して、ポン
プ室19は燃料の圧送行程に入る。
【0043】図3中曲線gに示されるように燃料噴射ポ
ンプ部3からの高圧燃料の吐出し量の変化は、プランジ
ャ18がリフトを開始してから上死点TDCに達するま
での間が圧送行程であり、その期間中吐出しポート23
を通して高圧燃料を燃料噴射ノズルに吐出し供給する。
【0044】前記ポンプ作動を営む高圧燃料ポンプ1
は、既述のようにプランジャ18の往復動によりポンプ
作動を営む燃料噴射ポンプ部2と、このポンプ部2のポ
ンプ室19に燃料を送り込むフィードポンプ部3とを一
体化した構造であるから、両ポンプ部2、3を別個に形
成してそれらを別々の位置に配置する必要がない。その
ため、高圧燃料を外部に圧送するポンプ機能と前記高圧
燃料にするための燃料タンク39内の燃料をポンプ室1
9に送るポンプ機能とを有する高圧燃料ポンプ1として
の体格を小型にできる。したがって、前記実施の形態の
ように燃料噴射装置のポンプ部として適用する場合に小
型化を図るのに適する。
【0045】しかも、前記一体化に際して、ポンプハウ
ジング4を両ポンプ部2、3に対する共通部品とできる
だけではなく、プランジャ18を往復動させる偏心カム
5およびこれに摺動自在に嵌合されたカム外輪6を、フ
ィードポンプ部3の圧送ロータとして使用したから、偏
心カム5およびカム外輪6を、両ポンプ部2、3に対す
る共通部品とできる。したがって、前記両ポンプ部2、
3を備えて燃料を2段階に圧送する高圧燃料ポンプ1の
部品点数も少なくできる。
【0046】図4は本発明の第2の実施の形態を示して
いる。この実施の形態は基本的には前記第1の実施の形
態と同様な構成であるので、同様構成部分には前記第1
の実施の形態と同じ符号を付して、その構成および作用
の説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第
2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる部分は、ベ
ーンをタペットで兼用するとともに、それに付随する変
更を加えた点である。
【0047】すなわち、第2の実施の形態において、先
端の平坦面がカム外輪6の平坦状外周カム面6aに押付
けられるタペット16は、カム外輪6と同じ厚さを持つ
四角筒状に形成され、その形状に応じてプランジャ収容
ハウジング部11のタペットガイド穴14も形成されて
いるが、このガイド穴14の幅方向両端は図示されない
前記ハウジング側板で閉じられており、この側板の内面
をタペット16の幅方向(厚み方向)両面が夫々摺動す
るようになっている。それにより、タペット16は前記
ハウジング内空間Sを吸入室と圧送室とに区画する境界
部材としても使用される。
【0048】そして、前記プランジャ収容ハウジング部
11には、タペット16を間に置いてその両側に吸入孔
34と吐出し孔35とが夫々設けられている。タペット
16を境にカム外輪6の振れ回り方向進行側に形成され
た吸入孔34は既述のように燃料タンク39に連通さ
れ、又、同振れ回り方向後方側に形成された吐出し孔3
5にはリリーフ弁44を介して電磁弁42が接続されて
いる。なお、以上説明した点以外の構成は、前記第1の
実施の形態と同じである。
【0049】この第2の実施の形態の構成においても、
燃料噴射ポンプ部2とフィードポンプ部3とが一体化さ
れているとともに、ポンプハウジング4が共通化される
だけではなく、偏心カム5およびカム外輪6を両ポンプ
部2、3に共通の部品として使用したから、前記第1の
実施の形態と同様に2段圧送型の高圧燃料ポンプ1とし
ての体格を小型にできるとともに、部品点数も少なくで
きるものである。しかも、フィードポンプ部3のハウジ
ング内空間Sを吸入室と圧送室とに区画する境界部材と
しての機能をカム外輪6に従動するタペット16が発揮
するから、このタペット16で第1の実施の形態で使用
したベーンを兼ねることができるとともに、これをカム
外輪6の外周カム面に押付ける押しばねをスプリング1
7で兼ねることができる。したがって、更に、部品点数
を削減できる。
【0050】なお、本発明は前記両実施の形態には制約
されない。例えば、本発明は、カム外輪6を省略して、
偏心カム5で直接タペット16を介してプランジャ18
を軸方向に移動させるとともに、前記偏心カム5の外周
カム面5aをカム収容ハウジング部12の内周面12a
に内接させることによって、ポンプ作動を営ませる高圧
ポンプとして実施することができる。
【0051】又、本発明は、燃料噴射を行なう高圧燃料
ポンプに限らず、第2ポンプ手段から圧送されて供給さ
れる流体を第1ポンプ手段のポンプ室で高圧に圧縮して
外部に圧送する2段圧送型の高圧ポンプとして様々な用
途に広く適用できる。
【0052】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0053】請求項1〜3に記載の発明によれば、高圧
流体を外部に圧送するポンプ機能と高圧流体にするため
の流体をポンプ室に送るポンプ機能とを有するポンプと
しての体格を小型にでき、したがって、例えば燃料噴射
装置のポンプ部として適用する場合等においてその小型
化を図るのに適するものであり、更に、プランジャを往
復動させる偏心カム又はこれに嵌合されたカム外輪を、
第1、第2のポンプ手段に対する共通部品としたから、
部品点数も少なくできる。
【0054】請求項3の発明に従属する請求項4の発明
によれば、ポンプ室が吐出し行程に至ってこのポンプ室
への流体の供給が困難になったときに、ベーンを後退さ
せて圧送室の高圧を吸入室に逃すから、ポンプ室への圧
送系統に過大な圧力が作用することを防止して圧送系統
の耐圧を低くできる。
【0055】請求項1〜4のいずれかの発明に従属する
請求項5の発明によれば、前記ポンプ室が吐出し行程に
至ってこのポンプ室への流体の供給が困難になったとき
にも、第2ポンプ手段からの流体の吐出しを継続できる
ので、第2ポンプ手段の吐出し能力を増大できる。
【0056】請求項1、2、5のいずれかの発明に従属
する請求項6に記載の発明によれば、請求項1、2、5
の発明の効果に加えて、タペットでハウジング内空間を
第2ポンプ手段の吸入室と圧送室とに区画するから、こ
うした区画をするためにタペットの他に区画手段を要す
ることがないので、部品点数を更に削減できて構造を簡
単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る高圧燃料ポン
プの構成を示す断面図。
【図2】(A)〜(F)は図1に示された高圧燃料ポン
プによるポンプ作動を順を追って示す動作説明図。
【図3】図1に示された高圧燃料ポンプによるポンプ作
動を説明するためのタイムチャート。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る高圧燃料ポン
プの構成を示す断面図。
【符号の説明】
1…高圧燃料ポンプ、 2…燃料噴射ポンプ部(第1ポンプ手段)、 3…フィードポンプ部(第2ポンプ手段)、 4…ポンプハウジング、 5…偏心カム、 6…カム外輪、 6a…平坦状外周カム面、 6b…円弧状外周カム面、 12…カム収容ハウジング部、 12a…内周面、 14…タペットガイド穴、 15…シリンダ穴、 17…スプリング、 18…プランジャ、 19…ポンプ室、 22…吸入ポート、 23…吐出しポート、 32…ベーン支持部、 34…吸入孔、 35…吐出し孔、 36…ベーン、 37…ベーン押しばね、 38…受圧面、 41…アキュームレータ、 43…圧送系統、 S…ハウジング内空間、 Si…吸入室、 So…圧送室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 正晃 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 近藤 利雄 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転する偏心カム又はこのカムに摺動自在
    に嵌合されたカム外輪によりプランジャを軸方向に往復
    動させてポンプ作動を営む第1ポンプ手段と、この第1
    ポンプ手段と一体化されて前記偏心カム又は前記カム外
    輪を圧送ロータとしてポンプ作動を営み前記プランジャ
    により容積が可変されるポンプ室に流体を送り込む第2
    ポンプ手段とを具備したことを特徴とするポンプ。
  2. 【請求項2】前記第2ポンプ手段が、前記偏心カム又は
    前記カム外輪と、前記第1ポンプ手段が有したポンプハ
    ウジングに一体に設けられて前記偏心カム又は前記カム
    外輪を収容するとともにこの偏心カム又はカム外輪の外
    周カム面が内接する内周面を有したカム収容ハウジング
    部とを備え、このハウジング部の前記内周面とこれに内
    接した前記偏心カム又は前記カム外輪の外周カム面との
    間に形成されるハウジング内空間を第2ポンプ室として
    ポンプ作動を営むことを特徴とする請求項1に記載のポ
    ンプ。
  3. 【請求項3】前記カム収容ハウジング部にベーン支持部
    を設け、この支持部に前記偏心カム又は前記カム外輪の
    外周カム面に弾性的に押付けられて前記外周カム面に追
    従して往復移動されるベーンを設け、このベーンにより
    区画される前記ハウジング内空間の一方を前記第2ポン
    プ手段の吸入室とするとともに、他方を前記第2ポンプ
    手段の圧送室としたことを特徴とする請求項1又は2に
    記載のポンプ。
  4. 【請求項4】前記ベーンの先端部に前記圧送室の圧力を
    受ける受圧面を設けたことを特徴とする請求項3に記載
    のポンプ。
  5. 【請求項5】前記第2ポンプ手段から前記ポンプ室に送
    り込まれる流体経路中にアキュームレータを設けたこと
    を特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項に記
    載のポンプ。
  6. 【請求項6】前記プランジャを前記偏心カム又はカム外
    輪に弾性的に押付けられるとともに前記偏心カム又はカ
    ム外輪と同じ厚みのタペットを介して前記偏心カム又は
    カム外輪に従動させ、前記タペットにより前記ハウジン
    グ内空間を区画し、この区画された前記ハウジング内空
    間の一方を前記第2ポンプ手段の吸入室とするととも
    に、他方を前記第2ポンプ手段の圧送室としたことを特
    徴とする請求項1、2、5に記載のポンプ。
JP10163731A 1998-06-11 1998-06-11 ポンプ Withdrawn JPH11351160A (ja)

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