JPH11350993A - 内燃機関の過給方法 - Google Patents

内燃機関の過給方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過給式内燃機関において、出力上昇と関連し
て、燃費および有害物放出を低下させ、低い回転数範囲
における加速性能を改善し、部分負荷および全負荷にお
ける非常に低い回転数から部分負荷および全負荷におけ
る高い回転数までの遷移調和運転スペクトルを得て、ポ
ンプ作用なしにあるいは過給空気流の衰弱なしに少なく
とも一つの別の排気駆動過給機の支障のない時間的にず
れた追加接続および再しゃ断を可能にする。 【解決手段】 内燃機関の各シリンダが常に排気駆動過
給機の1台だけから過給空気を供給され、その都度の次
の排気駆動過給機の追加接続および再しゃ断の際に少な
くとも一つのシリンダの過給空気供給が或る排気駆動過
給機の過給空気流から別の排気駆動過給機の過給空気流
に切り換えられる。この方法は特に、運転スペクトルが
運転範囲の順序に分けられている多気筒自動車エンジン
に適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、過給空気流が内燃
機関の運転範囲の順序に関係する弁装置の切換によって
内燃機関のシリンダの種々の数のシリンダに向けられ、
過給空気収入が第1の排気駆動過給機に排気ガス側の並
列配置で追加される少なくとも一つの排気駆動過給機を
内燃機関の運転範囲の順序に関係して追加接続および再
しゃ断することによって変えられるような内燃機関の過
給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】小形の内燃機関が過給の助けによって、
かなり大形の内燃機関に相当した出力を発生することが
できる。定格出力が予め定められている場合その過給に
基づいてエンジンを著しく小形化することができる。内
燃機関を排気駆動過給機で過給する際、一方では過給に
よって定格出力が増加でき、他方ではそのために幾何学
・機械的圧縮が所望の定格出力上昇に比例して減少せざ
るを得ないという矛盾が生ずる。その幾何学・機械的圧
縮の減少によって、過給式内燃機関の出力ないしトルク
が低い回転数範囲において過比例して低下する。これは
排気駆動過給機の固有運転回転数特性における非常に尖
った性能曲線に起因する。流体機械は非常に狭い回転数
範囲内でしか最良の流れ、従って高い出力をもたらさな
い。これは陸上車における内燃機関において双曲線状牽
引力を得ようとすることと矛盾する。しかし複数の排気
駆動過給機を採用することによって、内燃機関の運転回
転数幅並びに排気駆動過給機の比容積運転量を分割する
ことができる。もっともそれに応じた排気駆動過給機の
時間的にずれた追加接続は、例えば第2の圧縮機から非
常に低い圧力でまずは放出弁を介して外に流れる空気が
既に第1の圧縮機の全圧状態にある内燃機関の過給空気
マニホールドに到達しようとするとき、即ち比較的大き
な流速および僅かな圧力発生を有する流体機械から比較
的小さな流速および比較的大きな圧力発生を有するピス
トン機械に到達しようとするときに、過給装置を簡単に
ポンプ運転範囲に引き込み、追加接続された圧縮機にお
ける過給空気流を衰弱させてしまう。
【0003】冒頭に述べた形式の内燃機関の過給方法は
ドイツ特許第4434777号明細書で知られている。
そこでは内燃機関のシリンダの種々の数のシリンダに過
給空気流を向けるための、内燃機関の運転範囲の順序に
関係して切り換えられる弁装置として、二つ以上の過給
空気分離弁が組み込まれた過給空気マニホールドが設け
られている。これらの過給空気分離弁は運転範囲に依存
して異なる分割割合で過給空気マニホールドを二分する
ために使われ、その場合過給空気供給装置から分離され
た各シリンダは、過給空気マニホールドの過給空気が存
在しない部分を通って全シリンダに付属した排気マニホ
ールドから排気ガスを供給される。これによって過給式
多気筒ディーゼルエンジン用に有利に、非常に低い外気
温度の際の低温始動から高いエンジン回転数でかつ非常
に高い外気温度の際の全負荷運転までの遷移調和運転ス
ペクトルが得られる。全部で4個の過給空気分離弁を備
えている場合、過給空気マニホールドを最も制限する過
給空気分離弁は低温始動に、次の過給空気分離弁は暖ま
ったエンジンの始動に、その次の過給空気分離弁は約2
0°C以下の大気温の際の低い無負荷運転に、過給空気
マニホールドを最も少ししか制限しない過給空気分離弁
は約20°C以上の大気温の際の高い無負荷運転に割り
当てられている。更に最初に接続すべき排気駆動過給機
には低い回転数による全負荷運転が、2番目に接続すべ
き排気駆動過給機には平均回転数による全負荷運転が、
3番目に接続すべき排気駆動過給機には高い回転数によ
る全負荷運転が割り当てられている。この切換の際も上
述したポンプ作用、即ち過給空気の逆流および過給空気
流の衰弱の危険が存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、過給
式内燃機関において、出力上昇と関連して、燃費および
有害物放出を低下させること、低い回転数範囲における
加速性能を改善すること、部分負荷および全負荷におけ
る非常に低い回転数から部分負荷および全負荷における
高い回転数までの遷移調和運転スペクトルを得ること、
ポンプ作用なしにあるいは過給空気流の衰弱なしに少な
くとも一つの別の排気駆動過給機の支障のない時間的に
ずれた追加接続および再しゃ断を可能にすることにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明に基づ
いて、冒頭に述べた形式の方法において、内燃機関の各
シリンダが常に排気駆動過給機の一台だけから過給空気
を供給され、その都度の次の排気駆動過給機の追加接続
および再しゃ断の際に少なくとも一つのシリンダの過給
空気供給が或る排気駆動過給機の過給空気流から別の排
気駆動過給機の過給空気流に切り換えられることによっ
て解決される。
【0006】本発明に基づく内燃機関の過給方法によれ
ば、個々の排気駆動過給機の過給空気流は従来のように
過給空気マニホールドにおいて合流せず、内燃機関のシ
リンダに存在する入口弁まで常に互いに別々に保たれて
いる。それにもかかわらず、内燃機関のシリンダは良好
な低温始動の目的のために過給空気供給装置から除外さ
れない。過給空気流が別々に保たれていることにより、
その都度の次の排気駆動過給機における新たな過給空気
圧は、先に運転している排気駆動過給機の既に確立され
ている過給空気圧によって害されることなしに生じさせ
られる。互いに分離された過給空気流を内燃機関に存在
するシリンダに分配するための弁装置として、電気制御
可能なレジスタ過給空気分配器が適している。その場
合、過給空気マニホールドの場合のようにすべての過給
空気流は全シリンダに接続されているタンクに流入する
が、移動可能なピストン弁あるいは揺動可能なバタフラ
イ弁あるいは他の分離弁によって一つあるいは複数のシ
リンダがそれぞれ唯一の排気駆動過給機に接続させられ
る。本発明によって得られる利点は特に、内燃機関の運
転スペクトルが遷移調和的に細分化されることにある。
そのために本発明の実施態様として、次の排気駆動過給
機の追加接続後および再しゃ断前に、内燃機関の別の運
転範囲を形成するために、少なくとも一つの別のシリン
ダの過給空気供給が或る排気駆動過給機の過給空気流か
ら別の排気駆動過給機の過給空気流に切り換えられる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図に示した実施例を参照して
本発明を詳細に説明する。図には従属請求項に記載され
ている本発明の有利な実施態様が概略的に示されてい
る。
【0008】図1の中央に、排気ガスが排気マニホール
ド12内で合流する8個のシリンダ11を備えた内燃機
関10が存在している。排気マニホールド12からそれ
ぞれの排気ガス管13が全部で4台の排気駆動過給機
A、B、C、Dのタービン14に通じており、詳しくは
排気駆動過給機B、C、Dにおいては切換弁15を介し
て、排気駆動過給機Aではそのような切換弁15を介さ
ずに通じている。4台の各排気駆動過給機A、B、C、
Dの圧縮機16はそれぞれの過給空気管17の構造部品
であり、これは排気駆動過給機B、C、Dにおいては切
換弁18を有し、排気駆動過給機Aにおいてはそのよう
な切換弁18を有していない。
【0009】排気駆動過給機A、B、C、Dで発生され
た最大4つの過給空気流を内燃機関10の8個のシリン
ダ11に、図2における運転範囲a〜iに関係して種々
に分割して供給するための弁装置19は電気制御可能な
レジスタ過給空気分配器として形成されている。その場
合過給空気マニホールドの場合のように全ての過給空気
流は全部のシリンダ11に接続されているタンクに流入
するが、8個のシリンダ接続口20間に例外箇所を除い
て挿入された分離弁21によって、種々異なった数の過
給空気流に分割する複数の部分室が形成されている。図
2に内燃機関10の全運転範囲a〜iにおける個々の空
間分割が表の形でまとめられ、閉鎖した分離弁21は実
線で示され、開いた分離弁21は破線で示され、4台の
排気駆動過給機A、B、C、Dで互いに別々に得られた
過給空気流は異なったハッチングで明らかにされてい
る。図1には内燃機関10の最も複雑な図2における運
転範囲hの状態の弁装置19が示されている。
【0010】6個設けられた分離弁21の各作動装置2
2はそれぞれ制御線23を介してコンピュータ24に接
続されている。このコンピュータ21に導入された測定
値が特にデジタル的に記憶された切換プロフィルと比較
することによって間接的に弁装置19並びに排気駆動過
給機B、C、Dを切り換えるために使用される。その測
定値として、排気駆動過給機A、B、C、Dから供給さ
れた過給空気圧、排気マニホールド12内における排気
ガス圧、内燃機関10の回転数および例えばアクセルペ
ダル位置の形の需要負荷値が種々の組み合わせで利用さ
れる。このことを明らかにするために図1においてコン
ピュータ24には、4本の各過給空気管17におけるマ
ノメータ26からの信号線25、排気マニホールド12
に組み込まれたマノメータ28からの信号線27、内燃
機関10の軸に接続されている回転数計30の信号線2
9および内燃機関10のアクセルペダル32における4
箇所の位置の信号線31がそれぞれ接続されている。な
おまたコンピュータ24から、排気駆動過給機Bの両切
換弁15、18に制御線33が、排気駆動過給機Cの両
切換弁15、18に制御線34が、排気駆動過給機Dの
両切換弁15、18に制御線35が接続されている。
【0011】ほぼ同じ大きさをした4台の排気駆動過給
機A、B、C、Dは、内燃機関10の運転回転数特性に
関係して一様に分担され、全負荷時に接続可能に設計さ
れている。それらの単一の運転量はその総数に関連して
内燃機関10の全負荷時および最高回転数時における最
大排気ガス流量および最大過給空気流量のほぼ4分の1
に相当している。従ってほぼ同じ大きさをした4台の排
気駆動過給機A、B、C、Dは、切換弁15、18なし
に作動する第1の排気駆動過給機Aをできるだけ早期に
使用するためないし最高出力点にするために、および更
には各排気駆動過給機A、B、C、Dの最高出力点と零
点との間隔をほぼ同じ大きさにするために、それぞれ全
負荷時における最高回転数の25%、50%、75%、
100%の運転回転数特性点において最高出力となるよ
うにされている。
【0012】電気制御可能なレジスタ過給空気分配器と
して形成された弁装置19の出発位置および内燃機関1
0の最低運転範囲aにおいて、6個すべての分離弁21
が開かれているので、8個すべてのシリンダ11が排気
駆動過給機Aの過給空気流を供給される。第1の排気駆
動過給機Aは排気ガス側も過給空気側もしゃ断装置を有
しておらず、従って内燃機関10の始動からその全運転
回転数幅にわたって運転する。全負荷時において運転回
転数幅のほぼ4分の1に到達すると、第6の分離弁21
が第8のシリンダ11の前で小室をしゃ断し、この小室
は内燃機関10の運転範囲bにおいて排気駆動過給機B
からはじめて過給空気を供給される。この過給空気圧が
小さな安全間隔で排気駆動過給機Aのレベルに到達する
と、第5の分離弁21が閉じられ、第6の分離弁21が
再び開かれ、これによって排気駆動過給機Aは内燃機関
10の運転範囲cでは最初の6個のシリンダ11にしか
供給せず、排気駆動過給機Bが最後の2個のシリンダ1
1に供給する。またその排気駆動過給機Bの過給空気圧
が切換過程を開始するために排気駆動過給機Aの値にほ
ぼ到達すると、今回は内燃機関10の運転範囲dのため
に第4の分離弁21が閉じられ、その直後に第5の分離
弁21が再び開けられる。このことは第3の分離弁21
および第4の分離弁21でも同様に繰り返され、それに
従って内燃機関10の運転範囲eにおいて両排気駆動過
給機A、Bからそれぞれ4個のシリンダ11に過給空気
が供給される。
【0013】内燃機関10の運転範囲fにおいてはじめ
て排気駆動過給機Cが使用され、その場合、排気駆動過
給機Cについて支障のない高速運転を可能にするため
に、第3の分離弁21が閉じられたままで、第4の分離
弁21が追加的に閉じられる。再び排気駆動過給機Aの
過給空気圧レベルに或る間隔をおいて到達した後、今回
は内燃機関10の運転範囲gのために第2の分離弁21
が閉鎖し、その直後に第3の分離弁21が開けられる。
再び同じ圧力に到達したとき、第5の分離弁21が閉
じ、第4の分離弁21が開く。更にまた同じ圧力に到達
したとき、内燃機関10の運転範囲hのために第3の分
離弁21が閉じ、第4のシリンダ11の範囲における排
気駆動過給機Dのための第1の室が生ずる。同じ圧力信
号に応じて第1の分離弁21が閉じ、内燃機関10の運
転範囲iのために第2の分離弁21が開く。いまや4台
すべての排気駆動過給機A、B、C、Dが過給過程に関
与し、排気駆動過給機Aからの案内圧の所定レベル以下
への低下がはじめて運転範囲iから運転範囲aまで下方
に向かう戻り切換過程のための信号を与える。エンジン
出力の撤回は出力形成の場合よりも非常に速やかにあっ
さりとしなければならないので、この場合主に始動点な
いし始動過程に直接戻される。これは、出力需要の終わ
りに直ちに中間過程なしに個々の分離弁21が既に開か
れない間に、6個すべての分離弁21が開かれることに
よって行われる。
【0014】内燃機関10の最高運転範囲iあるいは他
の上方に到達している運転範囲からの段階的な戻りは原
理的には接続過程と全く逆の順序で図2において上向き
に行われる。即ち運転範囲iから出発して第2の分離弁
21が閉じられ、その後で第1の分離弁21が開かれ
る。それから排気駆動過給機Dがしゃ断され、第3の分
離弁21が開かれる。その後、第4の分離弁21が閉じ
られ、第5の分離弁21が開かれ、これによって運転範
囲gが得られる。その後、第3の分離弁21が閉じら
れ、第2の分離弁21が開かれる。いまや排気駆動過給
機Cがしゃ断される。その後、第4の分離弁21が開か
れ、これによって運転範囲eが得られる。その後、必要
に応じて第4の分離弁21が閉じられ、第3の分離弁2
1が開かれる。更にその後に第5の分離弁21が閉じら
れ、第4の分離弁21が開かれる。それから第6の分離
弁21が閉じられ、第5の分離弁21が開かれる。最後
に排気駆動過給機Bがしゃ断され、その後第6の分離弁
21も開けられる。
【0015】図2によって次のことが明らかに示されて
いる。即ち、内燃機関10の別の運転範囲cあるいはd
あるいはeないしはgないしはiを形成するために、次
の排気駆動過給機BないしCないしDの追加接続後およ
び再しゃ断前に、別のシリンダ11の過給空気供給が或
る排気駆動過給機の過給空気流から別の排気駆動過給機
の過給空気流に切り換えられることが明らかに示されて
いる。これを2個以上のシリンダ11に対して同時に行
うかどうかは、内燃機関10のシリンダ数の問題および
例えば内燃機関10の加速運転および減速運転の差異の
問題である。いずれの場合もこの処置によって内燃機関
10の運転スペクトルは、別々に保たれる過給空気流の
相互干渉なしに多くの運転範囲に一層細かく細分化され
る。
【0016】内燃機関10の運転スペクトルの特に有利
な細分化は、第3の排気駆動過給機Cの追加接続を始め
る運転範囲fが、8個のシリンダ11を個数的に半分づ
つ第1の排気駆動過給機Aと第2の排気駆動過給機Bと
に分割している運転範囲eに続いていることにある。こ
れによって、内燃機関10が非常に効果的に運転され高
位の排気駆動過給機C、Dがまだ必要とされない運転範
囲に良好に段階づけることができる。内燃機関10の運
転範囲eにおいて両排気駆動過給機A、Bに対する同じ
大きさの過給空気需要は、構造および出力が同じ形式の
排気駆動過給機の有用性を助長する。これは特にまた、
内燃機関10の最高運転範囲iにおいて全部の排気駆動
過給機A、B、C、Dのそれぞれが同数のシリンダ11
に過給空気を供給するためにも適用される。従って常に
排気駆動過給機の台数と内燃機関10のシリンダ11の
個数とを或る整数比にするように努めねばならない。
【0017】内燃機関10の運転スペクトルの遷移調和
的細分化を一層促進するために、全負荷時における内燃
機関10の回転数範囲が弁装置19の当該位置によって
排気駆動過給機の総数に応じてほぼ一様に分割され、弁
装置19の中間位置によってこれらの回転数部分範囲の
ほぼ一様な中間分割が行われる。特に内燃機関10の運
転範囲a〜iの順序に対応した、内燃機関10のシリン
ダ11に前置された弁装置19の種々の位置の順序は、
排気駆動過給機A、B、C、Dに付属した過給空気圧計
26と全シリンダ11に共通の排気圧計28との測定値
の組み合わせによって制御される。これは測定値が調整
結果に密接に関係し、単純なマノメータが測定器として
十分であるからである。しかしまたその代わりにあるい
はそれと組み合わせて、同じ目的のために内燃機関10
の軸に接続された回転数計30の測定値および内燃機関
10のアクセルペダル32の負荷需要値を利用すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく方法を実施するための装置の概
略構成図。
【図2】図1の弁装置の全運転過程における状態の説明
図。
【符号の説明】
10 内燃機関 11 シリンダ 19 弁装置 24 コンピュータ 26 過給空気圧計 28 排気ガス圧計 A、B、C、D 排気駆動過給機

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過給空気流が内燃機関の運転範囲の順序
    に関係する弁装置の切換によって内燃機関のシリンダの
    種々の数のシリンダに向けられ、過給空気収入が第1の
    排気駆動過給機に排気ガス側の並列配置で追加される少
    なくとも一つの排気駆動過給機を内燃機関の運転範囲の
    順序に関係して追加接続および再しゃ断することによっ
    て変えられるような内燃機関の過給方法において、内燃
    機関(10)の各シリンダ(11)が常に排気駆動過給
    機(A、B、C、D)の一台だけから過給空気を供給さ
    れ、その都度の次の排気駆動過給機の追加接続および再
    しゃ断の際に少なくとも一つのシリンダ(11)の過給
    空気供給が或る排気駆動過給機の過給空気流から別の排
    気駆動過給機の過給空気流に切り換えられることを特徴
    とする内燃機関の過給方法。
  2. 【請求項2】 次の排気駆動過給機(B、C、D)の追
    加接続後および再しゃ断前に、内燃機関(10)の別の
    運転範囲(c、d、e、g、i)を形成するために、少
    なくとも一つの別のシリンダ(11)の過給空気供給が
    或る排気駆動過給機の過給空気流から別の排気駆動過給
    機の過給空気流に切り換えられることを特徴とする請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 第3の排気駆動過給機(C)の追加接続
    で始まる運転範囲(f)が、シリンダ(11)を個数的
    に半分づつ第1の排気駆動過給機(A)と第2の排気駆
    動過給機(B)とに分割している運転範囲(e)に続い
    ていることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 内燃機関(10)の最高運転範囲(i)
    においてすべての排気駆動過給機のそれぞれが同数のシ
    リンダ(11)に過給空気を供給することを特徴とする
    請求項2又は3記載の方法。
  5. 【請求項5】 全負荷時における内燃機関(10)の回
    転数範囲が弁装置(19)の当該位置によって排気駆動
    過給機の総数に応じてほぼ一様に分割され、弁装置(1
    9)の中間位置によってこれらの回転数部分範囲のほぼ
    一様な中間分割が行われることを特徴とする請求項2な
    いし4の1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 内燃機関(10)のシリンダ(11)に
    前置された弁装置(19)の、内燃機関(10)の運転
    範囲(a〜i)の順序に対応した種々の位置の順序が、
    排気駆動過給機(A、B、C、D)に付属した過給空気
    圧計(26)と全シリンダ(11)に共通の排気ガス圧
    計(28)との測定値の組み合わせによって制御される
    ことを特徴とする請求項1ないし4の1つに記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 全測定値がコンピュータ(24)にデジ
    タル的に記憶された切換プロフィルと比較することによ
    って間接的に弁装置(19)並びに排気駆動過給機
    (B、C、D)を切り換えるために使用されることを特
    徴とする請求項5又は6記載の方法。
JP13960199A 1998-05-22 1999-05-20 内燃機関の過給方法 Expired - Fee Related JP4037992B2 (ja)

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