JPH113502A - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

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JPH113502A
JPH113502A JP15626097A JP15626097A JPH113502A JP H113502 A JPH113502 A JP H113502A JP 15626097 A JP15626097 A JP 15626097A JP 15626097 A JP15626097 A JP 15626097A JP H113502 A JPH113502 A JP H113502A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シリアル転送によるレジスタ設定により高機能
化されたR/Wプリアンプユニットに対するノイズの流
入を防止する。 【解決手段】ディクス媒体のトラックを横切る方向にヘ
ッドを移動させるアクチュエータと装置筐体との間をF
PCによって電気的に接続し、FPC上のシリアル転送
ラインを使用したレジスタの設定により回路パラメータ
や動作状態を制御するヘッドIC回路(R/Wプリアン
プ回路)2をアクチュエータ側のFPC上に配置してい
る。ヘッドIC回路2のレジスタを設定するMCU等の
デジタル制御回路1側の転送ラインにインピーダンス回
路3を設け、レジスタ設定時以外はシリアル転送ライン
7−1〜7−3をハイインピーダンスにしてクロック等
のデジタル的なノイズの流入を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドアクチュエ
ータ側に設けられたヘッドICのリードラインに混入す
るノイズを除去する磁気ディスク装置等の記憶装置に関
し、特に、シリアル転送によるレジスタ設定でプリアン
プの回路パラメータや動作モード等を制御するヘッドI
Cをアクチュエータ側のFPC上に配置した記憶装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報化社会における情報量の増大
化に伴い、磁気ディスク装置の記憶容量の増加及び記憶
データへのアクセスの高速化が要求されている。このた
め磁気ディスク装置は、記録密度(BPI)の増加が著
しくなってきている。しかし、転送レートの高速化に伴
い、高周波ノイズの影響が問題となっている。
【0003】特に、微弱なヘッド読取信号を増幅するヘ
ッドIC回路であるR/Wプリアンプ回路にノイズが加
わると、リードデータにノイズが混入してしまうため、
エラーレートが増加し、性能が低下する問題がある。図
13は従来の磁気ディスク装置のR/Wプリアンプとデ
ジタル回路側となるMPUのブロック図である。従来
は、MPU101からヘッド側のR/Wプリアンプ10
2に対しては、ヘッド選択HS0,HS1,HS2の各
々に対応したヘッド切替ライン103−1〜103−3
や、リード/ライトを切り替えるR/W切替ライン10
4等を、リードデータライン106やライトデータライ
ン107と共にFPC上にパラレルに配置している。
【0004】このヘッド切替ライン103−1〜103
−3やR/W切替ライン104からリードライン106
にノイズが混入しないようするため、それぞれ抵抗Rと
コンデンサCを備えたローパスフィルタ105等のノイ
ズ除去回路を設けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ヘッド
IC回路としてのR/Wプリアンプ回路が高機能になる
につれて機能設定用のラインが多数必要となってきてい
る。例えば、ライト電流やMRヘッドの採用に伴うリー
ド・センス電流の切替え、アクセス時のアクティブ・モ
ードとアクセス待ちでのパワーセーブ・モードの設定等
がある。そこで、図14のように、R/Wプリアンプ回
路内にレジスタ205を内蔵し、シリアル転送によるレ
ジスタ設定によって高機能化に対応できるようにしてい
る。
【0006】ここでシリアル転送ラインは、シリアルデ
ータイネーブル信号SDENを送る転送ライン202、
シリアル転送クロックSCLKを供給する転送ライン2
03、及びレジスタ設定データSDATAを送る転送ラ
イン204の3本となる。図15は、図14のシリアル
転送ラインの動作である。図15(A)のシリアルデー
タイネーブル信号SDENは、ハイ・イネーブルの信号
であり、通常は、イネーブル時にデータがレジスタ20
5にセットされる。
【0007】図15(B)のシリアル転送クロックSC
LKは、データ・セット用のクロックであり、この場合
は立ち上がりエッジでデータ・セットを行っている。図
15(C)のシリアル転送データSDATAは、シリア
ル転送クロックSCLKの立ち上がりで確定され、レジ
スタ205に対する転送データを設定する。更に、FP
C上のR/Wプリアンプユニット202には、MPU2
01を含むデジタル回路部分からのノイズがデジタル用
電源DVccの電源ライン等から回り込まないようにする
ため、アナログ用電源AVccの電源系統を分離してい
る。
【0008】しかし、デジタル回路側となるMPU20
1からシリアル転送用の信号ライン202,203,2
04をR/Wプリアンプ回路202に直接接続している
ため、デジタル回路部分に含まれるクロックや電源等の
ノイズ成分が、シリアル転送用の信号ライン202,2
03,204からR/Wプリアンプ回路202へ流入
し、微弱なヘッド読取データに乗ってしまい、信号品質
が劣化する問題点があった。
【0009】また、FPC上の信号ライン間でのクロス
トークによって、シリアル転送用の信号ライン202,
203,204からのノイズがリードデータライン20
6のリードデータに乗ってしまうという問題点もあっ
た。この結果、R/Wプリアンプ回路のレジスタ設定用
のシリアル転送ラインの信号は、内部で高速動作させる
ために高周波ノイズを含むMPU又はゲートアレイ等で
生成されるためノイズを含んでおり、デジタル回路では
問題にならないノイズ成分でも、微弱アナログ信号を増
幅するR/Wプリアンプユニットに対しては大きな問題
となっている。
【0010】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、シリアル転送によるレジスタ設定に
より高機能化されたヘッドIC回路としてのR/Wプリ
アンプ回路に対するノイズの流入を確実に防止するよう
にした磁気ディスク装置等の記憶装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。ここで図1(A)は構成であり、図1(B)
はシリアル転送ラインのタイミングチャートである。ま
ず本発明は、ディクス媒体のトラックを横切る方向にヘ
ッドを移動させるアクチュエータと装置筐体との間をF
PCによって電気的に接続し、FPC上のシリアル転送
ラインを使用したレジスタの設定により回路パラメータ
や動作状態を制御可能なR/Wプリアンプ回路として機
能するヘッドIC回路2をアクチュエータ側のFPC上
に配置した磁気ディスク装置等の記憶装置を対象とす
る。
【0012】このような記憶装置につき本発明にあって
は、ヘッドIC回路2のレジスタを設定するMC等のデ
ジタル回路1側に、レジスタ設定時以外はシリアル転送
ライン7−1〜7−3をハイインピーダンス(Hi−
Z)にするハイインピーダンス回路3を設けたことを特
徴とする。ここで、ハイインピーダンス回路3をデジタ
ル回路1を構成するIC回路に内蔵することによって部
品点数を削減できる。またデジタル回路1側のIC回路
内に設けることができない場合には、ハイインピーダン
ス回路3をデジタル回路1を構成するIC回路の外部に
設けてもよい。
【0013】更に、デジタル回路1とハイインピーダン
ス回路3の電源系統は、同じデジタル用電源系統であっ
てもよいが、デジタル回路1側からのノイズ混入を低減
するためには、デジタル回路1とハイインピーダンス回
路3の電源系統を、別々に分離したデジタル用電源系統
とすることが望ましい。このような本発明の記憶装置に
よれば、R/Wプリアンプ回路として機能するヘッドI
C回路のレジスタ設定に使用するシリアル転送ライン
を、データ設定時以外は、ハイインピーダンスにするこ
とにより、信号ラインをMPUを含むデジタル回路側と
ヘッドIC回路側を電気的に絶縁分離し、デジタル回路
側のノイズをヘッドIC回路に及ぼさないようにする。
その結果、ヘッド読取りによる再生信号へのノイズの混
入を防ぎ、再生信号の品質を向上できる。
【0014】
【発明の実施の形態】図2は本発明のR/Wプリアンプ
回路に対するノイズ除去が適用される磁気ディスク装置
のブロック図である。ハードディスクドライブ(HD
D)として知られた磁気ディスク装置は、ディスクエン
クロージャ10とコントロール回路ボード12で構成さ
れる。
【0015】ディスクエンクロージャ10にはヘッドI
C回路として実装されたR/Wプリアンプ回路2、ヘッ
ドアクチュエータの先端に支持されて磁気ディスク媒体
のトラックを横切る方向に位置決めされるヘッドアッセ
ンブリィ16、ヘッドアクチュエータを駆動するボイス
コイルモータ(以下「VCM」という)、および磁気デ
ィスク媒体を回転するスピンドルモータ34を備える。
【0016】ディスクエンクロージャ10に設けたR/
Wプリアンプ回路2は、ヘッド選択、リード/ライト切
替えの通常の機能に加え、ライト電流やMRヘッドに対
するリードセンス電流の切替え、更にはパワーセーブ等
のモード設定等の多機能化が図られており、コントロー
ル回路ボード12側からのシリアル転送ラインによるレ
ジスタ設定により回路パラメータやモード設定が制御さ
れる。このためR/Wプリアンプ回路2に対しては、コ
ントロール回路ボード12側よりシリアル転送ライン7
が接続されている。
【0017】ヘッドアッセンブリィ16はディスクエン
クロージャ10に設けている磁気ディスク媒体の記録面
の枚数に対応した数だけ設けられ、各ヘッドアッセンブ
リィ16はインダクティブヘッドを用いたライトヘッド
とMRヘッドを用いたリードヘッドを一体化した複合ヘ
ッドアッセンブリィを使用している。コントロール回路
ボード12側には、ハードディスクドライブ全体の制御
を行うMCU(マイクロコントローラユニット)、リー
ドチャネル回路20、ハードディスクコントローラ(H
DC)24、不揮発性メモリとして設けられたフラッシ
ュPEROM26、DRAMを使用したデータバッファ
28、VCM32およびスピンドルモータ34を駆動す
るサーボコントローラ36、更に上位コントローラに対
するインタフェースコネクタ38が設けられている。
【0018】ディスクエンクロージャ10とコントロー
ル回路ボード12側との接続はFPC5,35を使用し
て行っている。図3は図2のハードディスクドライブの
上部カバーを外して平面的に見た内部構造であり、磁気
ディスク媒体15に対し筐体コーナ側を回転中心として
ヘッドアクチュエータ6が設けられている。ヘッドアク
チュエータ6の先端にはヘッドアッセンブリィ16が設
けられ、反対側にVCM32を配置している。FPC5
は回動側となるヘッドアクチュエータ6の側面と筐体側
面の固定側との間に設けられており、ヘッドアクチュエ
ータ6側に装着しているFPCの部分にヘッドIC回路
としてのR/Wプリアンプ回路2を実装している。
【0019】図4は図3のFPC5を取り出して平面的
に一部省略して表わしている。FPC5は、上側をコン
トロール回路ボード接続部40とし、中央の変形部とな
るバンド部46を介して下側をヘッドアクチュエータ6
の側面に装着するヘッド接続部48としている。コント
ロール回路ボード接続部40には3本のシリアル転送ラ
イン7が引き出されており、またその左側に一対のリー
ドデータライン46とライトデータライン44を引き出
している。シリアル転送ライン7、リードデータライン
46およびライトデータライン44は、FPCの最も幅
が狭くなるバンド部46を通ってヘッドアクチュエータ
6の側面に装着されるヘッド接続部48に至っており、
このヘッド接続部48の部分にヘッドIC回路となるR
/Wプリアンプ回路2を実装している。
【0020】このようにコントロール回路ボード12と
ディスクエンクロージャ10を電気的に接続するFPC
5上では、ヘッドアッセンブリィ16のMRヘッドから
のリード信号を送るリードデータライン46とR/Wプ
リアンプ回路2の高機能化の各種設定のためのレジスタ
設定を行うシリアル転送ライン7が近接して並んでお
り、デジタル回路側となるシリアル転送ラインのクロッ
ク等のノイズがクロストークによりリードデータライン
46に乗り易い環境となっている。
【0021】再び図2を参照するに、リードチャネル回
路20には、R/Wプリアンプ回路2のヘッド選択によ
り選択された適宜のヘッドアッセンブリィ16に対しラ
イトアクセスまたはリードアクセスを行うための回路が
設けられている。即ちハードディスクコントローラ24
によりリードチャネル回路20に対するライトゲート信
号がオンするライト動作時にあっては、ライト変調系統
が有効となる ハードディスクコントローラ24でフォーマットが済ん
だNRZライトデータは、8/9エンコーダで符号化さ
れた後、プリコーダでパーシャルレスポンス最尤検出の
ための1/(1+D)のプリコードを行った後、書込
補障を行い、最終的に書込FFによって書込信号に変換
され、FPC5よりR/Wプリアンプ回路2に供給さ
れ、R/Wプリアンプ回路2に設けているライトドライ
バにより、そのとき選択されているヘッドアッセンブリ
ィ16を使用して磁気ディスク媒体に記録される。
【0022】またハードディスクコントローラ24から
のリードゲート信号がオンとなるリード動作の際には、
R/Wプリアンプ回路2は、そのとき選択されているヘ
ッドアッセンブリィ16のMRヘッドからの読取信号を
増幅した後にリードチャネル回路20のリード復調系統
に入力し、AGCアンプで増幅した後にローパスフィル
タを通し、続いて自動等化器で例えばパーシャルレスポ
ンス・クラス4(PR4)の波形等化を施し、ビタビ検
出器で最尤検出によりリードデータを復元する。
【0023】そして、8/9デコーダでNRZリードデ
ータを復号化し、ハードディスクコントローラ24に出
力する。ハードディスクコントローラ24にあっては、
リードデータについてECC処理を行い、訂正可能なエ
ラーがあればエラー訂正を行った後に、データバッファ
28を経由してインタフェースコネクタ38より上位装
置にリードデータの転送を行う。
【0024】サーボコントローラ30は、リードチャネ
ル回路20に設けたサーボフ復調系統で復調したサーボ
信号に基づくヘッド位置をMCU1を経由して受け、ヘ
ッドを目的トラックに移動するためのシーク制御とシー
ク完了後のオントラック制御をVCM32の駆動で行
う。またハードディスクドライブの電源投入による起動
時にスピンドルモータ34の起動制御を行い、起動完了
後は予め定めた一定回転速度の定速制御を行っている。
【0025】更に、発振器22はMCU1およびハード
ディスクコントローラ24で使用する基準クロック信号
を発振しており、またパワーモニタ36はハードディス
クドライブにおける電力消費の状態を監視し、例えば上
位装置からのアクセス待ち状態にあってはパワーセーブ
モードに切り替え、アクセスを受けるとパワーセーブモ
ードを解除して通常モードとすることで消費電力の低減
を図っている。
【0026】図5は、図2のMCU1に設けられたR/
Wプリアンプ回路2に対するシリアル転送ライン7を通
って加わるノイズを除去するための本発明の第1実施形
態のブロック図である。図5の第1実施形態にあって
は、MCU1の内部にゲートアレイ等を含むMPU4
に、ディスクエンクロージャ10側のR/Wプリアンプ
回路2に設けているレジスタにデータを設定するための
シリアル転送の制御機能を設けている。即ち、この実施
形態にあっては、R/Wプリアンプ回路2のレジスタ設
定のためにMPU4はシリアルデータ・イネーブル信号
SDEN、シリアル転送クロック信号SCLKおよびシ
リアル転送データ信号SDATAの3つを発生する。
【0027】この3つのシリアル転送信号に対応してシ
リアル転送ライン7には、SDEN転送ライン7−1、
SCLK転送ライン7−2およびSDATA転送ライン
7−3の3本のラインが設けられている。本発明にあっ
ては、MPU4からの転送ライン7の出力側にハイイン
ピーダンス回路3を新たに設けている。ハイインピーダ
ンス回路3は図6のように、SDEN転送ライン7−
1、SCLK転送ライン7−2およびSDATA転送ラ
イン7−3のそれぞれに3ステート・バッファアンプ3
−1,3−2,3−3を挿入接続しており、3ステート
・バッファアンプ3−1〜3−3の制御端子に対しては
MPU4からのハイインピーダンス制御ライン8を接続
している。
【0028】3ステート・バッファアンプ3−1〜3−
3は、MPU4からのハイインピーダンス制御信号8を
イネーブルにすると入出力間がハイインピーダンス状態
となり、電気的に入力側と出力側の転送ラインを切り離
すことができる。もちろん、ハイインピーダンス制御ラ
イン8をディセーブル状態にしていると通常のバッファ
アンプとして機能し、入力のハイレベルとローレベルに
対応した出力のハイレベルとローレベルの出力を行う。
【0029】図7は図5のMPU4からのシリアル転送
信号によるR/Wプリアンプ回路2のレジスタ設定動作
のタイミングチャートである。MPU4はリードアクセ
スに先立って、R/Wプリアンプ回路2のレジスタにリ
ード動作に必要なリード/ライト切替え、ヘッドセレク
ト、MRヘッドのセンス電流制御等の機能選択のための
レジスタ設定を行う場合に、図7(A)のようにレジス
タ設定機関に亘ってハイインピーダンス制御信号をディ
セーブル状態として図6の3ステート・バッファアンプ
3−1〜3−3のハイインピーダンス状態(Hi−Z)
を解除してバッファアンプとして動作可能状態とする。
【0030】このようにして3ステート・バッファアン
プ3−1〜3−3のハイインピーダンス状態の解除が済
むと、図7(A)のようにレジスタ設定機関に亘ってS
DEN転送ライン7−1をイネーブル状態とし、同時に
図7(B)のようにシリアル転送クロック信号SLCK
をSLCKラインに出力し、更に図7(C)のようにシ
リアル転送データ信号SDATAとして各種の機能を設
定するためのデータD1,D2,D3,・・・DXXを
SDATAライン7−3に転送する。
【0031】このようなR/Wプリアンプ回路2に対す
るレジスタ設定が済むと、再びハイインピーダンス制御
ライン8がイネーブル状態となり、図6の3ステート・
バッファアンプ3−1〜3−3がハイインピーダンス状
態(Hi−Z)となって、MCU1側をR/Wプリアン
プ回路2側に対し電気的に切り離す。このためMCU1
側となるデジタル回路部でクロックやデータ等のパルス
的な信号変化があっても、R/Wプリアンプ回路2に対
しレジスタ設定を行っている期間以外はハイインピーダ
ンス回路3により転送ライン7の信号ライン7−1〜7
−3が全てハイインピーダンスの絶縁状態となってお
り、図2に示したようにR/Wプリアンプ回路2からF
PC5を通ってコントロール回路ボード12のリードチ
ャネル回路20に出力されるリード信号に、MCU1側
のデジタル回路部によるクロック等に起因したノイズが
混入することが確実に防止できる。
【0032】また図5の実施形態にあっては、R/Wプ
リアンプ回路2側に対する電源系統はアナログ用の電源
電圧AVccとし、MCU1側のデジタル用の電源DVcc
1と別の電源系統としている。更にMCU1に内蔵して
いるハイインピーダンス回路3に対する電源をデジタル
的なノイズ源となるMPU4側のデジタル用電源電圧D
Vcc1の電源系統とは別の電源系統によるデジタル用電
源電圧DVcc2としている。
【0033】このためMPU4からのシリアル転送ライ
ン7を経由したR/Wプリアンプ回路2側へのノイズ混
入の防止に加え、ハイインピーダンス回路3をMPU4
側のクロック等によるノイズの影響を受けない別のデジ
タル用電源の電源電圧DVcc2としたことで、デジタル
用電源系統からの転送ライン7に対するノイズの混入も
確実に防止できるようにしている。
【0034】図8は図5に示した本発明で使用されるR
/Wプリアンプ回路2の具体例である。図8のR/Wプ
リアンプ回路2は、制御レジスタ回路60、ヘッド選択
回路62、ライトドライバ64、プリアンプ66、アン
プ68、ブースタ70を備えている。制御レジスタ回路
60に対しては、MCU1側からのSDEN転送ライン
7−1、SCLK転送ライン7−2およびSDATA転
送ライン7−3を使用した図7に示したような転送信号
の供給により、ヘッドアッセンブリィとのリードライト
に必要な各種の回路パラメータや動作モードの設定がで
きる。
【0035】図8の実施形態にあっては、制御レジスタ
60に対するレジスタ設定によりヘッド選択回路62を
制御するリードライト切替えとヘッド選択、ライトドラ
イバ64の制御によるライト電流の設定制御、プリアン
プ66に続いて設けられたアンプ68によるリード信号
のゲイン制御、アンプ68に続いて設けたブースタ70
による広域共調のブーストアップ周波数の切替制御、更
にはMRヘッドバイアス制御回路72によるMRヘッド
に対するセンサ電流を最適化するためのバイアス制御が
できる。
【0036】更に制御レジスタ60によるモード制御と
しては、 ライトモード ライトモードでのMRバイアス制御のオン サーボライトモード リードモード アイドルモード 等が設定できる。このような高機能化されたR/Wプリ
アンプ回路2に対しては、例えばテキサスインスツルメ
ント製のTLS24F556DBT等を使用することが
できる。
【0037】図9は図5のMCU1側に設けているMP
U4によるハイインピーダンス回路3の制御に伴うシリ
アル転送制御のフローチャートである。まずステップS
1において、MPU4にリードアクセス要求が発生する
と、ステップS1でR/Wプリアンプ回路2に対するレ
ジスタ変更要求を行い、ステップS2でハイインピーダ
ンス回路3をディセーブル状態として転送ライン7のハ
イインピーダンスを解除する。
【0038】続いてステップS3で、ハイインピーダン
ス状態が解除された転送ライン7を使用してR/Wプリ
アンプ回路2に対しシリアル転送処理によりレジスタ設
定を行う。このレジスタ設定のデータ転送が済むと、ス
テップS4で、ハイインピーダンス回路3をハイインピ
ーダンス状態に設定してMCU1とR/Wプリアンプ回
路2の転送ライン7による接続を絶縁状態に切り離し、
この状態でステップS5のデータリードを行う。
【0039】これによってデータリードを行っている
間、転送ライン7はハイインピーダンス状態におかれ、
MCU1を含むデジタル回路側からのクロック等のノイ
ズがR/Wプリアンプ回路2側に転送ライン7を経由し
て流れ込み、リードチャネル回路20に対するリード信
号に混入することを確実に防止できる。図10は本発明
の第2実施形態であり、この実施形態にあってはMCU
1の内部にハイインピーダンス回路3を図5の実施形態
のように設けることができない場合であり、この場合に
はMCU1の外部にハイインピーダンス回路3を設けて
いる。
【0040】MCU1に対し外部に設けられたハイイン
ピーダンス回路3は、図6の回路構成を備え、MCU1
からの3本のSDEN,SCLKおよびSDATA転送
ラインを入力接続し、出力よりR/Wプリアンプ回路2
に同じ3本の転送ライン7−1〜7−3を接続してい
る。またMCU1よりハイインピーダンス制御ライン8
を引き出し、内蔵した3ステート・バッファアンプの制
御端子にハイインピーダンス制御信号を供給している。
【0041】また図10の実施形態にあっては、MCU
1の外部に取り出したハイインピーダンス回路3に対す
る電源電圧は、同じデジタル用の電源電圧DVcc1とし
ており、デジタル用電源ラインに対するMCU1側から
のノイズの混入が少ない場合に適用できる。図11は本
発明の第3実施形態であり、この実施形態にあっては図
10のMCU1に対し外部にハイインピーダンス回路3
を設けた場合について、それぞれのデジタル用電源系統
を分離したことを特徴とする。即ちMCU1のデジタル
用電源電圧DVcc1の電源系統に対し、外部に設けてい
るハイインピーダンス回路3のデジタル用電源電圧DV
cc2を別の電源系統としている。
【0042】これによってデジタル用電源系統を共通し
たことによってMCU1側のクロック等のノイズが電源
系統を通じてハイインピーダンス回路3に回り込み、ハ
イインピーダンス状態にあっても出力側の転送ライン7
に流れ込んでR/Wプリアンプ回路2のリード信号に混
入してしまうことを確実に防止している。図12は本発
明のハイインピーダンス回路に代替可能な実施形態であ
り、MCU1に対するデジタル用電源電圧DVcc1の電
源系統に対し転送ライン7にバッファ回路6を設け、こ
のバッファ回路6については別のデジタル用電源電圧D
Vcc2を分離した電源系統からの電源供給を行うように
したことを特徴とする。
【0043】バッファ回路6にはSDEN,SCLKお
よびSDATA転送ライン7−1〜7−3に対応して3
つのバッファアンプ6−1,6−2,6−3が設けられ
ており、3ステート・バッファアンプを使用しないこと
からハイインピーダンス状態への切替えは特に行ってい
ない。この図12の実施形態は、MCU1の電源電圧D
Vcc1の電源系統と分離した電源系統のデジタル用電源
電圧DVcc2を用いるだけでR/Wプリアンプ回路2側
の転送ライン7にノイズの混入が防止できるような場合
に有効である。
【0044】尚、上記の実施形態はR/Wプリアンプ回
路のレジスタ設定に使用するシリアル転送ラインを例に
とるものであったが、リード信号の出力中は休止状態に
おかれ、リード信号の出力期間以外に信号出力が行われ
るR/Wプリアンプ回路に対する信号ラインについて、
全く同様に適用することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、R/Wプリアンプ回路として機能するヘッドIC回
路のレジスタ設定を行う期間以外については、MCU等
のデジタル回路側からのシリアル転送ラインをハイイン
ピーダンス状態に維持することで、レジスタ設定用の転
送ラインからのリード再生信号に対するノイズの混入を
確実に防止し、再生信号の品質を向上させ、R/Wプリ
アンプ回路側の高機能化に影響されることなくエラーレ
ートを更に低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明のノイズ除去を備えた磁気ディスク装置
のブロック図
【図3】本発明が適用されるディスクドライブの内部構
造の説明図
【図4】図3のヘッドアクチュエータと筐体間に配置し
たFPCを取り出した説明図
【図5】本発明による第1実施形態のブロック図
【図6】図5のハイインピーダンス回路の回路図
【図7】図5のシリアル転送ラインによるレジスタ設定
のタイミングチャート
【図8】図5のR/Wプリアンプ回路の回路ブロック図
【図9】図5のMPUによるリード処理のフローチャー
【図10】ハイインピーダンス回路を外部に設けた本発
明の第2実施形態のブロック図
【図11】MPUとハイインピーダンス回路を別電源に
分離した本発明の第3実施形態のブロック図
【図12】本発明のハイインピーダンス回路の代替回路
のブロック図
【図13】従来のパラレルラインによるR/Wプリアン
プの機能設定のブロック図
【図14】従来のシリアル転送ラインのレジスタ設定に
よるR/Wプリアンプの機能設定のブロック図
【図15】図14のシリアル転送ラインによるレジスタ
設定のタイミングチャート
【符号の説明】
1:デジタル制御回路(MCU) 2:R/Wプリアンプ回路(ヘッドIC回路) 3:ハイインピーダンス回路 3−1〜3−3:3ステート・バッファアンプ 4:MPU 5:FPC 6:ヘッドアクチュエータ 7:シリアル転送ライン 7−1:SDEN転送ライン 7−2:SLCK転送ライン 7−3:SDATA転送ライン 8:ハイインピーダンス制御ライン 9:バッファ回路 9−1〜9−3:バッファアンプ 10:ディスクエンクロージャ 11:磁気ディスク媒体 12:コントロール回路ボード 15:磁気ディスク媒体 16:ヘッドアッセンブリィ 18a,18b:コネクタ 20:リードチャネル回路 22:発振器 24:ハードディクコントローラ(HDC) 26:フラッシュPEROM 28:データバッファ 30:サーボコントローラ 32:ボイスコイルモータ(VCM) 34:スピンドルモータ 36:パワーモニタ 38:インタフェースコネクタ 40:プリント回路ボード接続部 42:ライトデータライン 44:リードデータライン 46:バンド部 48:ヘッド接続部 60:制御レジスタ回路 62:ヘッド選択回路 64:ライトドライバ 66:プリアンプ 68:アンプ 70:ブースタ 72:MRヘッドバイアス制御回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディクス媒体のトラックを横切る方向にヘ
    ッドを移動させるアクチュエータと装置筐体との間をF
    PCによって電気的に接続し、前記FPC上のシリアル
    転送ラインを使用したレジスタの設定により回路パラメ
    ータや動作状態を制御可能なR/Wプリアンプ回路とし
    て機能するヘッドIC回路を前記アクチュエータ側のF
    PC上に配置した記憶装置に於いて、 前記ヘッドIC回路のレジスタを設定するデジタル回路
    側に、レジスタ設定時以外は前記シリアル転送ラインを
    ハイインピーダンスにするハイインピーダンス回路を設
    けたことを特徴とする記憶装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の記憶装置に於いて、前記ハ
    イインピーダンス回路を前記デジタル回路を構成するI
    C回路に内蔵したことを特徴とする記憶装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の記憶装置に於いて、前記ハ
    イインピーダンス回路を前記デジタル回路を構成するI
    C回路の外部に設けたことを特徴とする記憶装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の記憶装置に於いて、前記デ
    ジタル回路と前記ハイインピーダンス回路の電源系統を
    同じにしたことを特徴とする記憶装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の記憶装置に於いて、前記デ
    ジタル回路と前記ハイインピーダンス回路の電源系統を
    別々に分離したことを特徴とする記憶装置。
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