JPH113502A - 記憶装置 - Google Patents
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- JPH113502A JPH113502A JP15626097A JP15626097A JPH113502A JP H113502 A JPH113502 A JP H113502A JP 15626097 A JP15626097 A JP 15626097A JP 15626097 A JP15626097 A JP 15626097A JP H113502 A JPH113502 A JP H113502A
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Abstract
化されたR/Wプリアンプユニットに対するノイズの流
入を防止する。 【解決手段】ディクス媒体のトラックを横切る方向にヘ
ッドを移動させるアクチュエータと装置筐体との間をF
PCによって電気的に接続し、FPC上のシリアル転送
ラインを使用したレジスタの設定により回路パラメータ
や動作状態を制御するヘッドIC回路(R/Wプリアン
プ回路)2をアクチュエータ側のFPC上に配置してい
る。ヘッドIC回路2のレジスタを設定するMCU等の
デジタル制御回路1側の転送ラインにインピーダンス回
路3を設け、レジスタ設定時以外はシリアル転送ライン
7−1〜7−3をハイインピーダンスにしてクロック等
のデジタル的なノイズの流入を防止する。
Description
ータ側に設けられたヘッドICのリードラインに混入す
るノイズを除去する磁気ディスク装置等の記憶装置に関
し、特に、シリアル転送によるレジスタ設定でプリアン
プの回路パラメータや動作モード等を制御するヘッドI
Cをアクチュエータ側のFPC上に配置した記憶装置に
関する。
化に伴い、磁気ディスク装置の記憶容量の増加及び記憶
データへのアクセスの高速化が要求されている。このた
め磁気ディスク装置は、記録密度(BPI)の増加が著
しくなってきている。しかし、転送レートの高速化に伴
い、高周波ノイズの影響が問題となっている。
ッドIC回路であるR/Wプリアンプ回路にノイズが加
わると、リードデータにノイズが混入してしまうため、
エラーレートが増加し、性能が低下する問題がある。図
13は従来の磁気ディスク装置のR/Wプリアンプとデ
ジタル回路側となるMPUのブロック図である。従来
は、MPU101からヘッド側のR/Wプリアンプ10
2に対しては、ヘッド選択HS0,HS1,HS2の各
々に対応したヘッド切替ライン103−1〜103−3
や、リード/ライトを切り替えるR/W切替ライン10
4等を、リードデータライン106やライトデータライ
ン107と共にFPC上にパラレルに配置している。
−3やR/W切替ライン104からリードライン106
にノイズが混入しないようするため、それぞれ抵抗Rと
コンデンサCを備えたローパスフィルタ105等のノイ
ズ除去回路を設けている。
IC回路としてのR/Wプリアンプ回路が高機能になる
につれて機能設定用のラインが多数必要となってきてい
る。例えば、ライト電流やMRヘッドの採用に伴うリー
ド・センス電流の切替え、アクセス時のアクティブ・モ
ードとアクセス待ちでのパワーセーブ・モードの設定等
がある。そこで、図14のように、R/Wプリアンプ回
路内にレジスタ205を内蔵し、シリアル転送によるレ
ジスタ設定によって高機能化に対応できるようにしてい
る。
ータイネーブル信号SDENを送る転送ライン202、
シリアル転送クロックSCLKを供給する転送ライン2
03、及びレジスタ設定データSDATAを送る転送ラ
イン204の3本となる。図15は、図14のシリアル
転送ラインの動作である。図15(A)のシリアルデー
タイネーブル信号SDENは、ハイ・イネーブルの信号
であり、通常は、イネーブル時にデータがレジスタ20
5にセットされる。
LKは、データ・セット用のクロックであり、この場合
は立ち上がりエッジでデータ・セットを行っている。図
15(C)のシリアル転送データSDATAは、シリア
ル転送クロックSCLKの立ち上がりで確定され、レジ
スタ205に対する転送データを設定する。更に、FP
C上のR/Wプリアンプユニット202には、MPU2
01を含むデジタル回路部分からのノイズがデジタル用
電源DVccの電源ライン等から回り込まないようにする
ため、アナログ用電源AVccの電源系統を分離してい
る。
1からシリアル転送用の信号ライン202,203,2
04をR/Wプリアンプ回路202に直接接続している
ため、デジタル回路部分に含まれるクロックや電源等の
ノイズ成分が、シリアル転送用の信号ライン202,2
03,204からR/Wプリアンプ回路202へ流入
し、微弱なヘッド読取データに乗ってしまい、信号品質
が劣化する問題点があった。
トークによって、シリアル転送用の信号ライン202,
203,204からのノイズがリードデータライン20
6のリードデータに乗ってしまうという問題点もあっ
た。この結果、R/Wプリアンプ回路のレジスタ設定用
のシリアル転送ラインの信号は、内部で高速動作させる
ために高周波ノイズを含むMPU又はゲートアレイ等で
生成されるためノイズを含んでおり、デジタル回路では
問題にならないノイズ成分でも、微弱アナログ信号を増
幅するR/Wプリアンプユニットに対しては大きな問題
となっている。
てなされたもので、シリアル転送によるレジスタ設定に
より高機能化されたヘッドIC回路としてのR/Wプリ
アンプ回路に対するノイズの流入を確実に防止するよう
にした磁気ディスク装置等の記憶装置を提供することを
目的とする。
図である。ここで図1(A)は構成であり、図1(B)
はシリアル転送ラインのタイミングチャートである。ま
ず本発明は、ディクス媒体のトラックを横切る方向にヘ
ッドを移動させるアクチュエータと装置筐体との間をF
PCによって電気的に接続し、FPC上のシリアル転送
ラインを使用したレジスタの設定により回路パラメータ
や動作状態を制御可能なR/Wプリアンプ回路として機
能するヘッドIC回路2をアクチュエータ側のFPC上
に配置した磁気ディスク装置等の記憶装置を対象とす
る。
は、ヘッドIC回路2のレジスタを設定するMC等のデ
ジタル回路1側に、レジスタ設定時以外はシリアル転送
ライン7−1〜7−3をハイインピーダンス(Hi−
Z)にするハイインピーダンス回路3を設けたことを特
徴とする。ここで、ハイインピーダンス回路3をデジタ
ル回路1を構成するIC回路に内蔵することによって部
品点数を削減できる。またデジタル回路1側のIC回路
内に設けることができない場合には、ハイインピーダン
ス回路3をデジタル回路1を構成するIC回路の外部に
設けてもよい。
ス回路3の電源系統は、同じデジタル用電源系統であっ
てもよいが、デジタル回路1側からのノイズ混入を低減
するためには、デジタル回路1とハイインピーダンス回
路3の電源系統を、別々に分離したデジタル用電源系統
とすることが望ましい。このような本発明の記憶装置に
よれば、R/Wプリアンプ回路として機能するヘッドI
C回路のレジスタ設定に使用するシリアル転送ライン
を、データ設定時以外は、ハイインピーダンスにするこ
とにより、信号ラインをMPUを含むデジタル回路側と
ヘッドIC回路側を電気的に絶縁分離し、デジタル回路
側のノイズをヘッドIC回路に及ぼさないようにする。
その結果、ヘッド読取りによる再生信号へのノイズの混
入を防ぎ、再生信号の品質を向上できる。
回路に対するノイズ除去が適用される磁気ディスク装置
のブロック図である。ハードディスクドライブ(HD
D)として知られた磁気ディスク装置は、ディスクエン
クロージャ10とコントロール回路ボード12で構成さ
れる。
C回路として実装されたR/Wプリアンプ回路2、ヘッ
ドアクチュエータの先端に支持されて磁気ディスク媒体
のトラックを横切る方向に位置決めされるヘッドアッセ
ンブリィ16、ヘッドアクチュエータを駆動するボイス
コイルモータ(以下「VCM」という)、および磁気デ
ィスク媒体を回転するスピンドルモータ34を備える。
Wプリアンプ回路2は、ヘッド選択、リード/ライト切
替えの通常の機能に加え、ライト電流やMRヘッドに対
するリードセンス電流の切替え、更にはパワーセーブ等
のモード設定等の多機能化が図られており、コントロー
ル回路ボード12側からのシリアル転送ラインによるレ
ジスタ設定により回路パラメータやモード設定が制御さ
れる。このためR/Wプリアンプ回路2に対しては、コ
ントロール回路ボード12側よりシリアル転送ライン7
が接続されている。
クロージャ10に設けている磁気ディスク媒体の記録面
の枚数に対応した数だけ設けられ、各ヘッドアッセンブ
リィ16はインダクティブヘッドを用いたライトヘッド
とMRヘッドを用いたリードヘッドを一体化した複合ヘ
ッドアッセンブリィを使用している。コントロール回路
ボード12側には、ハードディスクドライブ全体の制御
を行うMCU(マイクロコントローラユニット)、リー
ドチャネル回路20、ハードディスクコントローラ(H
DC)24、不揮発性メモリとして設けられたフラッシ
ュPEROM26、DRAMを使用したデータバッファ
28、VCM32およびスピンドルモータ34を駆動す
るサーボコントローラ36、更に上位コントローラに対
するインタフェースコネクタ38が設けられている。
ル回路ボード12側との接続はFPC5,35を使用し
て行っている。図3は図2のハードディスクドライブの
上部カバーを外して平面的に見た内部構造であり、磁気
ディスク媒体15に対し筐体コーナ側を回転中心として
ヘッドアクチュエータ6が設けられている。ヘッドアク
チュエータ6の先端にはヘッドアッセンブリィ16が設
けられ、反対側にVCM32を配置している。FPC5
は回動側となるヘッドアクチュエータ6の側面と筐体側
面の固定側との間に設けられており、ヘッドアクチュエ
ータ6側に装着しているFPCの部分にヘッドIC回路
としてのR/Wプリアンプ回路2を実装している。
に一部省略して表わしている。FPC5は、上側をコン
トロール回路ボード接続部40とし、中央の変形部とな
るバンド部46を介して下側をヘッドアクチュエータ6
の側面に装着するヘッド接続部48としている。コント
ロール回路ボード接続部40には3本のシリアル転送ラ
イン7が引き出されており、またその左側に一対のリー
ドデータライン46とライトデータライン44を引き出
している。シリアル転送ライン7、リードデータライン
46およびライトデータライン44は、FPCの最も幅
が狭くなるバンド部46を通ってヘッドアクチュエータ
6の側面に装着されるヘッド接続部48に至っており、
このヘッド接続部48の部分にヘッドIC回路となるR
/Wプリアンプ回路2を実装している。
ディスクエンクロージャ10を電気的に接続するFPC
5上では、ヘッドアッセンブリィ16のMRヘッドから
のリード信号を送るリードデータライン46とR/Wプ
リアンプ回路2の高機能化の各種設定のためのレジスタ
設定を行うシリアル転送ライン7が近接して並んでお
り、デジタル回路側となるシリアル転送ラインのクロッ
ク等のノイズがクロストークによりリードデータライン
46に乗り易い環境となっている。
路20には、R/Wプリアンプ回路2のヘッド選択によ
り選択された適宜のヘッドアッセンブリィ16に対しラ
イトアクセスまたはリードアクセスを行うための回路が
設けられている。即ちハードディスクコントローラ24
によりリードチャネル回路20に対するライトゲート信
号がオンするライト動作時にあっては、ライト変調系統
が有効となる ハードディスクコントローラ24でフォーマットが済ん
だNRZライトデータは、8/9エンコーダで符号化さ
れた後、プリコーダでパーシャルレスポンス最尤検出の
ための1/(1+D)mのプリコードを行った後、書込
補障を行い、最終的に書込FFによって書込信号に変換
され、FPC5よりR/Wプリアンプ回路2に供給さ
れ、R/Wプリアンプ回路2に設けているライトドライ
バにより、そのとき選択されているヘッドアッセンブリ
ィ16を使用して磁気ディスク媒体に記録される。
のリードゲート信号がオンとなるリード動作の際には、
R/Wプリアンプ回路2は、そのとき選択されているヘ
ッドアッセンブリィ16のMRヘッドからの読取信号を
増幅した後にリードチャネル回路20のリード復調系統
に入力し、AGCアンプで増幅した後にローパスフィル
タを通し、続いて自動等化器で例えばパーシャルレスポ
ンス・クラス4(PR4)の波形等化を施し、ビタビ検
出器で最尤検出によりリードデータを復元する。
ータを復号化し、ハードディスクコントローラ24に出
力する。ハードディスクコントローラ24にあっては、
リードデータについてECC処理を行い、訂正可能なエ
ラーがあればエラー訂正を行った後に、データバッファ
28を経由してインタフェースコネクタ38より上位装
置にリードデータの転送を行う。
ル回路20に設けたサーボフ復調系統で復調したサーボ
信号に基づくヘッド位置をMCU1を経由して受け、ヘ
ッドを目的トラックに移動するためのシーク制御とシー
ク完了後のオントラック制御をVCM32の駆動で行
う。またハードディスクドライブの電源投入による起動
時にスピンドルモータ34の起動制御を行い、起動完了
後は予め定めた一定回転速度の定速制御を行っている。
ディスクコントローラ24で使用する基準クロック信号
を発振しており、またパワーモニタ36はハードディス
クドライブにおける電力消費の状態を監視し、例えば上
位装置からのアクセス待ち状態にあってはパワーセーブ
モードに切り替え、アクセスを受けるとパワーセーブモ
ードを解除して通常モードとすることで消費電力の低減
を図っている。
Wプリアンプ回路2に対するシリアル転送ライン7を通
って加わるノイズを除去するための本発明の第1実施形
態のブロック図である。図5の第1実施形態にあって
は、MCU1の内部にゲートアレイ等を含むMPU4
に、ディスクエンクロージャ10側のR/Wプリアンプ
回路2に設けているレジスタにデータを設定するための
シリアル転送の制御機能を設けている。即ち、この実施
形態にあっては、R/Wプリアンプ回路2のレジスタ設
定のためにMPU4はシリアルデータ・イネーブル信号
SDEN、シリアル転送クロック信号SCLKおよびシ
リアル転送データ信号SDATAの3つを発生する。
リアル転送ライン7には、SDEN転送ライン7−1、
SCLK転送ライン7−2およびSDATA転送ライン
7−3の3本のラインが設けられている。本発明にあっ
ては、MPU4からの転送ライン7の出力側にハイイン
ピーダンス回路3を新たに設けている。ハイインピーダ
ンス回路3は図6のように、SDEN転送ライン7−
1、SCLK転送ライン7−2およびSDATA転送ラ
イン7−3のそれぞれに3ステート・バッファアンプ3
−1,3−2,3−3を挿入接続しており、3ステート
・バッファアンプ3−1〜3−3の制御端子に対しては
MPU4からのハイインピーダンス制御ライン8を接続
している。
3は、MPU4からのハイインピーダンス制御信号8を
イネーブルにすると入出力間がハイインピーダンス状態
となり、電気的に入力側と出力側の転送ラインを切り離
すことができる。もちろん、ハイインピーダンス制御ラ
イン8をディセーブル状態にしていると通常のバッファ
アンプとして機能し、入力のハイレベルとローレベルに
対応した出力のハイレベルとローレベルの出力を行う。
信号によるR/Wプリアンプ回路2のレジスタ設定動作
のタイミングチャートである。MPU4はリードアクセ
スに先立って、R/Wプリアンプ回路2のレジスタにリ
ード動作に必要なリード/ライト切替え、ヘッドセレク
ト、MRヘッドのセンス電流制御等の機能選択のための
レジスタ設定を行う場合に、図7(A)のようにレジス
タ設定機関に亘ってハイインピーダンス制御信号をディ
セーブル状態として図6の3ステート・バッファアンプ
3−1〜3−3のハイインピーダンス状態(Hi−Z)
を解除してバッファアンプとして動作可能状態とする。
プ3−1〜3−3のハイインピーダンス状態の解除が済
むと、図7(A)のようにレジスタ設定機関に亘ってS
DEN転送ライン7−1をイネーブル状態とし、同時に
図7(B)のようにシリアル転送クロック信号SLCK
をSLCKラインに出力し、更に図7(C)のようにシ
リアル転送データ信号SDATAとして各種の機能を設
定するためのデータD1,D2,D3,・・・DXXを
SDATAライン7−3に転送する。
るレジスタ設定が済むと、再びハイインピーダンス制御
ライン8がイネーブル状態となり、図6の3ステート・
バッファアンプ3−1〜3−3がハイインピーダンス状
態(Hi−Z)となって、MCU1側をR/Wプリアン
プ回路2側に対し電気的に切り離す。このためMCU1
側となるデジタル回路部でクロックやデータ等のパルス
的な信号変化があっても、R/Wプリアンプ回路2に対
しレジスタ設定を行っている期間以外はハイインピーダ
ンス回路3により転送ライン7の信号ライン7−1〜7
−3が全てハイインピーダンスの絶縁状態となってお
り、図2に示したようにR/Wプリアンプ回路2からF
PC5を通ってコントロール回路ボード12のリードチ
ャネル回路20に出力されるリード信号に、MCU1側
のデジタル回路部によるクロック等に起因したノイズが
混入することが確実に防止できる。
リアンプ回路2側に対する電源系統はアナログ用の電源
電圧AVccとし、MCU1側のデジタル用の電源DVcc
1と別の電源系統としている。更にMCU1に内蔵して
いるハイインピーダンス回路3に対する電源をデジタル
的なノイズ源となるMPU4側のデジタル用電源電圧D
Vcc1の電源系統とは別の電源系統によるデジタル用電
源電圧DVcc2としている。
ン7を経由したR/Wプリアンプ回路2側へのノイズ混
入の防止に加え、ハイインピーダンス回路3をMPU4
側のクロック等によるノイズの影響を受けない別のデジ
タル用電源の電源電圧DVcc2としたことで、デジタル
用電源系統からの転送ライン7に対するノイズの混入も
確実に防止できるようにしている。
/Wプリアンプ回路2の具体例である。図8のR/Wプ
リアンプ回路2は、制御レジスタ回路60、ヘッド選択
回路62、ライトドライバ64、プリアンプ66、アン
プ68、ブースタ70を備えている。制御レジスタ回路
60に対しては、MCU1側からのSDEN転送ライン
7−1、SCLK転送ライン7−2およびSDATA転
送ライン7−3を使用した図7に示したような転送信号
の供給により、ヘッドアッセンブリィとのリードライト
に必要な各種の回路パラメータや動作モードの設定がで
きる。
60に対するレジスタ設定によりヘッド選択回路62を
制御するリードライト切替えとヘッド選択、ライトドラ
イバ64の制御によるライト電流の設定制御、プリアン
プ66に続いて設けられたアンプ68によるリード信号
のゲイン制御、アンプ68に続いて設けたブースタ70
による広域共調のブーストアップ周波数の切替制御、更
にはMRヘッドバイアス制御回路72によるMRヘッド
に対するセンサ電流を最適化するためのバイアス制御が
できる。
しては、 ライトモード ライトモードでのMRバイアス制御のオン サーボライトモード リードモード アイドルモード 等が設定できる。このような高機能化されたR/Wプリ
アンプ回路2に対しては、例えばテキサスインスツルメ
ント製のTLS24F556DBT等を使用することが
できる。
U4によるハイインピーダンス回路3の制御に伴うシリ
アル転送制御のフローチャートである。まずステップS
1において、MPU4にリードアクセス要求が発生する
と、ステップS1でR/Wプリアンプ回路2に対するレ
ジスタ変更要求を行い、ステップS2でハイインピーダ
ンス回路3をディセーブル状態として転送ライン7のハ
イインピーダンスを解除する。
ス状態が解除された転送ライン7を使用してR/Wプリ
アンプ回路2に対しシリアル転送処理によりレジスタ設
定を行う。このレジスタ設定のデータ転送が済むと、ス
テップS4で、ハイインピーダンス回路3をハイインピ
ーダンス状態に設定してMCU1とR/Wプリアンプ回
路2の転送ライン7による接続を絶縁状態に切り離し、
この状態でステップS5のデータリードを行う。
間、転送ライン7はハイインピーダンス状態におかれ、
MCU1を含むデジタル回路側からのクロック等のノイ
ズがR/Wプリアンプ回路2側に転送ライン7を経由し
て流れ込み、リードチャネル回路20に対するリード信
号に混入することを確実に防止できる。図10は本発明
の第2実施形態であり、この実施形態にあってはMCU
1の内部にハイインピーダンス回路3を図5の実施形態
のように設けることができない場合であり、この場合に
はMCU1の外部にハイインピーダンス回路3を設けて
いる。
ピーダンス回路3は、図6の回路構成を備え、MCU1
からの3本のSDEN,SCLKおよびSDATA転送
ラインを入力接続し、出力よりR/Wプリアンプ回路2
に同じ3本の転送ライン7−1〜7−3を接続してい
る。またMCU1よりハイインピーダンス制御ライン8
を引き出し、内蔵した3ステート・バッファアンプの制
御端子にハイインピーダンス制御信号を供給している。
1の外部に取り出したハイインピーダンス回路3に対す
る電源電圧は、同じデジタル用の電源電圧DVcc1とし
ており、デジタル用電源ラインに対するMCU1側から
のノイズの混入が少ない場合に適用できる。図11は本
発明の第3実施形態であり、この実施形態にあっては図
10のMCU1に対し外部にハイインピーダンス回路3
を設けた場合について、それぞれのデジタル用電源系統
を分離したことを特徴とする。即ちMCU1のデジタル
用電源電圧DVcc1の電源系統に対し、外部に設けてい
るハイインピーダンス回路3のデジタル用電源電圧DV
cc2を別の電源系統としている。
たことによってMCU1側のクロック等のノイズが電源
系統を通じてハイインピーダンス回路3に回り込み、ハ
イインピーダンス状態にあっても出力側の転送ライン7
に流れ込んでR/Wプリアンプ回路2のリード信号に混
入してしまうことを確実に防止している。図12は本発
明のハイインピーダンス回路に代替可能な実施形態であ
り、MCU1に対するデジタル用電源電圧DVcc1の電
源系統に対し転送ライン7にバッファ回路6を設け、こ
のバッファ回路6については別のデジタル用電源電圧D
Vcc2を分離した電源系統からの電源供給を行うように
したことを特徴とする。
よびSDATA転送ライン7−1〜7−3に対応して3
つのバッファアンプ6−1,6−2,6−3が設けられ
ており、3ステート・バッファアンプを使用しないこと
からハイインピーダンス状態への切替えは特に行ってい
ない。この図12の実施形態は、MCU1の電源電圧D
Vcc1の電源系統と分離した電源系統のデジタル用電源
電圧DVcc2を用いるだけでR/Wプリアンプ回路2側
の転送ライン7にノイズの混入が防止できるような場合
に有効である。
路のレジスタ設定に使用するシリアル転送ラインを例に
とるものであったが、リード信号の出力中は休止状態に
おかれ、リード信号の出力期間以外に信号出力が行われ
るR/Wプリアンプ回路に対する信号ラインについて、
全く同様に適用することができる。
ば、R/Wプリアンプ回路として機能するヘッドIC回
路のレジスタ設定を行う期間以外については、MCU等
のデジタル回路側からのシリアル転送ラインをハイイン
ピーダンス状態に維持することで、レジスタ設定用の転
送ラインからのリード再生信号に対するノイズの混入を
確実に防止し、再生信号の品質を向上させ、R/Wプリ
アンプ回路側の高機能化に影響されることなくエラーレ
ートを更に低減させることができる。
のブロック図
造の説明図
たFPCを取り出した説明図
のタイミングチャート
ト
明の第2実施形態のブロック図
分離した本発明の第3実施形態のブロック図
のブロック図
プの機能設定のブロック図
よるR/Wプリアンプの機能設定のブロック図
設定のタイミングチャート
Claims (5)
- 【請求項1】ディクス媒体のトラックを横切る方向にヘ
ッドを移動させるアクチュエータと装置筐体との間をF
PCによって電気的に接続し、前記FPC上のシリアル
転送ラインを使用したレジスタの設定により回路パラメ
ータや動作状態を制御可能なR/Wプリアンプ回路とし
て機能するヘッドIC回路を前記アクチュエータ側のF
PC上に配置した記憶装置に於いて、 前記ヘッドIC回路のレジスタを設定するデジタル回路
側に、レジスタ設定時以外は前記シリアル転送ラインを
ハイインピーダンスにするハイインピーダンス回路を設
けたことを特徴とする記憶装置。 - 【請求項2】請求項1記載の記憶装置に於いて、前記ハ
イインピーダンス回路を前記デジタル回路を構成するI
C回路に内蔵したことを特徴とする記憶装置。 - 【請求項3】請求項1記載の記憶装置に於いて、前記ハ
イインピーダンス回路を前記デジタル回路を構成するI
C回路の外部に設けたことを特徴とする記憶装置。 - 【請求項4】請求項1記載の記憶装置に於いて、前記デ
ジタル回路と前記ハイインピーダンス回路の電源系統を
同じにしたことを特徴とする記憶装置。 - 【請求項5】請求項1記載の記憶装置に於いて、前記デ
ジタル回路と前記ハイインピーダンス回路の電源系統を
別々に分離したことを特徴とする記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15626097A JP3707642B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP15626097A JP3707642B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH113502A true JPH113502A (ja) | 1999-01-06 |
JP3707642B2 JP3707642B2 (ja) | 2005-10-19 |
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JP15626097A Expired - Fee Related JP3707642B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3707642B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008269684A (ja) * | 2007-04-18 | 2008-11-06 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | ディスク・ドライブ装置 |
EP3205517A1 (de) | 2016-02-15 | 2017-08-16 | Continental Reifen Deutschland GmbH | Einbauelement für einen fahrzeugluftreifen zur verbesserung der fahrzeugsichtbarkeit |
-
1997
- 1997-06-13 JP JP15626097A patent/JP3707642B2/ja not_active Expired - Fee Related
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DE102016202246A1 (de) | 2016-02-15 | 2017-08-17 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Einbauelement für einen Fahrzeugluftreifen zur Verbesserung der Fahrzeugsichtbarkeit |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3707642B2 (ja) | 2005-10-19 |
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