JP2001028104A - 磁気記録再生装置および信号伝送方法 - Google Patents
磁気記録再生装置および信号伝送方法Info
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- JP2001028104A JP2001028104A JP11198176A JP19817699A JP2001028104A JP 2001028104 A JP2001028104 A JP 2001028104A JP 11198176 A JP11198176 A JP 11198176A JP 19817699 A JP19817699 A JP 19817699A JP 2001028104 A JP2001028104 A JP 2001028104A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コントロールチップとフロントチップの間の
接続線数を削減する。 【解決手段】 コントロールチップ78とフロントチッ
プ27の間の接続線数を5本とし、第1と第2の接続線
47には差動の記録信号30および再生信号46と同相
の記録/再生制御信号とシリアルインタフェース伝送時
にはクロック信号53およびシリアルデータ信号54、
第3の接続線58には異常検出信号(FLT)およびモ
ード制御信号(mode)、第4の接続線には電源、第5の
接続線にはGNDを割り当てる。 【効果】 コントロールチップとフロントチップの間の
接続線数を削減できる。このため、配線パッドの数を削
減でき、チップサイズを小さく出来る。よって、磁気ヘ
ッドの近傍にフロントチップを搭載でき、高周波記録再
生すなわち高速データ転送が可能になる。
接続線数を削減する。 【解決手段】 コントロールチップ78とフロントチッ
プ27の間の接続線数を5本とし、第1と第2の接続線
47には差動の記録信号30および再生信号46と同相
の記録/再生制御信号とシリアルインタフェース伝送時
にはクロック信号53およびシリアルデータ信号54、
第3の接続線58には異常検出信号(FLT)およびモ
ード制御信号(mode)、第4の接続線には電源、第5の
接続線にはGNDを割り当てる。 【効果】 コントロールチップとフロントチップの間の
接続線数を削減できる。このため、配線パッドの数を削
減でき、チップサイズを小さく出来る。よって、磁気ヘ
ッドの近傍にフロントチップを搭載でき、高周波記録再
生すなわち高速データ転送が可能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録再生装置
および信号伝送方法に関し、さらに詳しくは、コントロ
ールチップおよびフロントチップの2チップ構成にした
R/W−IC(記録再生用集積回路)でコントロールチ
ップとフロントチップの間の接続線数を削減できる磁気
記録再生装置および信号伝送方法に関する。なお、本発
明における磁気記録再生装置には、磁気ディスク装置、
磁気テープ装置、磁気記録再生特性評価装置が含まれ
る。
および信号伝送方法に関し、さらに詳しくは、コントロ
ールチップおよびフロントチップの2チップ構成にした
R/W−IC(記録再生用集積回路)でコントロールチ
ップとフロントチップの間の接続線数を削減できる磁気
記録再生装置および信号伝送方法に関する。なお、本発
明における磁気記録再生装置には、磁気ディスク装置、
磁気テープ装置、磁気記録再生特性評価装置が含まれ
る。
【0002】
【従来の技術】図13および図14を用いて、従来の磁
気ディスク装置の構成を説明する。図13に示すよう
に、磁気ディスク装置は、ヘッドディスクアセンブリ
(HDA)10と、記録再生制御回路11とで構成され
ている。HDA10は、磁気記録媒体13を積層したス
ピンドル部12と、磁気ヘッド14を搭載したキャリッ
ジ部15とで構成されている。キャリッジ部15は、磁
気ヘッド14を磁気記録媒体上でシークおよび位置決め
させるためのボイスコイルモータ(VCM)17と、ア
ーム18と、そのアーム18の先端に取付けたサスペン
ション19と、そのサスペンション19の先端に取付け
た磁気ヘッド14と、記録信号および再生信号を伝送す
るフレキシブル・パターンド・ケーブル(FPC)16
と、そのFPC16に搭載したR/W−IC20と、R
/W−IC20と磁気ヘッド14の間の記録信号および
再生信号を中継する中継接続線21およびプリント配線
26とで構成されている。HDA10と外部装置の間に
は、記録再生制御回路11がある。記録再生制御回路1
1には、信号処理LSI22と、ハードディスクドライ
ブ制御(HDDcontrol)回路23とが搭載されてい
る。HDA10のコネクタ25−1と記録再生制御回路
11のコネクタ25−2を接続することにより、R/W
−IC20と信号処理LSI22とを接続する。また、
記録再生制御回路11の外部インタフェース24を介し
て、外部装置と接続する。
気ディスク装置の構成を説明する。図13に示すよう
に、磁気ディスク装置は、ヘッドディスクアセンブリ
(HDA)10と、記録再生制御回路11とで構成され
ている。HDA10は、磁気記録媒体13を積層したス
ピンドル部12と、磁気ヘッド14を搭載したキャリッ
ジ部15とで構成されている。キャリッジ部15は、磁
気ヘッド14を磁気記録媒体上でシークおよび位置決め
させるためのボイスコイルモータ(VCM)17と、ア
ーム18と、そのアーム18の先端に取付けたサスペン
ション19と、そのサスペンション19の先端に取付け
た磁気ヘッド14と、記録信号および再生信号を伝送す
るフレキシブル・パターンド・ケーブル(FPC)16
と、そのFPC16に搭載したR/W−IC20と、R
/W−IC20と磁気ヘッド14の間の記録信号および
再生信号を中継する中継接続線21およびプリント配線
26とで構成されている。HDA10と外部装置の間に
は、記録再生制御回路11がある。記録再生制御回路1
1には、信号処理LSI22と、ハードディスクドライ
ブ制御(HDDcontrol)回路23とが搭載されてい
る。HDA10のコネクタ25−1と記録再生制御回路
11のコネクタ25−2を接続することにより、R/W
−IC20と信号処理LSI22とを接続する。また、
記録再生制御回路11の外部インタフェース24を介し
て、外部装置と接続する。
【0003】図14は、アーム18,サスペンション1
9および磁気ヘッド14の拡大図である。アーム18の
横に沿うように中継接続線21がある。サスペンション
19上には、プリント配線26があり、接続点28にて
中継接続線21とプリント配線26が接続される。プリ
ント配線26の先端に磁気ヘッド14が接続されてい
る。R/W−IC20から磁気ヘッド14までの接続線
数は、4本(再生ヘッド用2本、記録ヘッド用2本)ま
たは5本(再生ヘッド用3本、記録ヘッド用2本)であ
る。
9および磁気ヘッド14の拡大図である。アーム18の
横に沿うように中継接続線21がある。サスペンション
19上には、プリント配線26があり、接続点28にて
中継接続線21とプリント配線26が接続される。プリ
ント配線26の先端に磁気ヘッド14が接続されてい
る。R/W−IC20から磁気ヘッド14までの接続線
数は、4本(再生ヘッド用2本、記録ヘッド用2本)ま
たは5本(再生ヘッド用3本、記録ヘッド用2本)であ
る。
【0004】上記のような磁気ディスク装置では、大量
のデータを限られた記録領域に記録し、短時間で大量の
データを記録再生するために、高記録密度化技術および
データの高速転送化技術(記録再生周波数の高周波化技
術)が必須である。高記録密度化技術の推進には、磁気
ヘッドの改良、サーボ技術およびサスペンションの改良
による位置決め精度の向上が行われている。データの高
速転送化技術(記録再生周波数の高周波化技術)の推進
には、R/W−ICなどのエレクトロニクス部品の改良
および記録信号および再生信号の伝送特性の改良により
行われている。
のデータを限られた記録領域に記録し、短時間で大量の
データを記録再生するために、高記録密度化技術および
データの高速転送化技術(記録再生周波数の高周波化技
術)が必須である。高記録密度化技術の推進には、磁気
ヘッドの改良、サーボ技術およびサスペンションの改良
による位置決め精度の向上が行われている。データの高
速転送化技術(記録再生周波数の高周波化技術)の推進
には、R/W−ICなどのエレクトロニクス部品の改良
および記録信号および再生信号の伝送特性の改良により
行われている。
【0005】また、記録信号および再生信号の伝送特性
の改良のために、R/W−ICのヘッド近接配置も行わ
れている。このR/W−ICのヘッド近接配置に関して
は、例えば、R/W−ICを磁気ヘッドに搭載(特開昭
60−616号公報)する、または、サスペンションに
搭載する(特開平3−108120号公報)の提案があ
る。しかし、R/W−ICには電源線をはじめ信号線や
制御線など多くの線が必要になるため、小型化の進む磁
気ヘッドやサスペンションにR/W−ICを搭載するこ
とは、現実的には不可能になっている。
の改良のために、R/W−ICのヘッド近接配置も行わ
れている。このR/W−ICのヘッド近接配置に関して
は、例えば、R/W−ICを磁気ヘッドに搭載(特開昭
60−616号公報)する、または、サスペンションに
搭載する(特開平3−108120号公報)の提案があ
る。しかし、R/W−ICには電源線をはじめ信号線や
制御線など多くの線が必要になるため、小型化の進む磁
気ヘッドやサスペンションにR/W−ICを搭載するこ
とは、現実的には不可能になっている。
【0006】そこで、実現可能な技術として、次のよう
なR/W−ICの2チップ構成が提案されている。 (1)特開平3−108120号公報では、R/W−I
CをIC本体とIC分割体の2チップ構成とし、IC分
割体のみを磁気ヘッドまたはサスペンションに搭載し、
IC本体はアームに設置する。 (2)DISCON−USA‘98でTDK社から発表
されたR/W−ICは、コントロールチップ(チャネル
LSIとのインタフェースおよび各種制御)とフロント
チップ(主としてヘッドドライバとプリアンプ)の2チ
ップ構成とされ、フロントチップは磁気ヘッドの近傍に
搭載し、コントロールチップはアームに配置する。 これらの従来技術により、R/W−ICのフロントエン
ド機能(ヘッドドライバとプリアンプ)を磁気ヘッドの
近傍に配置することが実現可能になった。
なR/W−ICの2チップ構成が提案されている。 (1)特開平3−108120号公報では、R/W−I
CをIC本体とIC分割体の2チップ構成とし、IC分
割体のみを磁気ヘッドまたはサスペンションに搭載し、
IC本体はアームに設置する。 (2)DISCON−USA‘98でTDK社から発表
されたR/W−ICは、コントロールチップ(チャネル
LSIとのインタフェースおよび各種制御)とフロント
チップ(主としてヘッドドライバとプリアンプ)の2チ
ップ構成とされ、フロントチップは磁気ヘッドの近傍に
搭載し、コントロールチップはアームに配置する。 これらの従来技術により、R/W−ICのフロントエン
ド機能(ヘッドドライバとプリアンプ)を磁気ヘッドの
近傍に配置することが実現可能になった。
【0007】一方、ヘッドスライダおよびヘッドを支え
るためのジンバルは、高記録密度化とともに小さくなっ
ている。従って、磁気ヘッドの近傍にフロントチップを
搭載するためには、フロントチップのサイズを小さくす
る必要がある。ところが、チップのサイズは、配線用パ
ッドの占有面積で基本的に決まるため、回路本体を小さ
くしても、接続線数が同じであれば、小さくできない。
換言すれば、フロントチップのサイズを小さくするため
には、フロントチップへの接続線数を削減する必要があ
る。
るためのジンバルは、高記録密度化とともに小さくなっ
ている。従って、磁気ヘッドの近傍にフロントチップを
搭載するためには、フロントチップのサイズを小さくす
る必要がある。ところが、チップのサイズは、配線用パ
ッドの占有面積で基本的に決まるため、回路本体を小さ
くしても、接続線数が同じであれば、小さくできない。
換言すれば、フロントチップのサイズを小さくするため
には、フロントチップへの接続線数を削減する必要があ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術(1)
は、インダクティブヘッドによる記録再生を前提にして
いるが、IC本体とIC分割体の間の接続線数を6〜1
0本より少なくできると示唆している。しかしながら、
少なくした接続線に具体的にどのように信号を割り当て
るかは開示していないため、接続線数を実際にどのよう
に削減できるのか不明である。特にMRヘッドにおい
て、接続線数を実際にどのように削減できるのかは不明
である。一方、上記従来技術(2)では、フロントチッ
プとコントロールチップ間の接続線数が10本になって
いる。そこで、本発明の目的は、フロントチップとコン
トロールチップ間の接続線数を削減することが出来る磁
気記録再生装置および信号伝送方法を提供することにあ
る。
は、インダクティブヘッドによる記録再生を前提にして
いるが、IC本体とIC分割体の間の接続線数を6〜1
0本より少なくできると示唆している。しかしながら、
少なくした接続線に具体的にどのように信号を割り当て
るかは開示していないため、接続線数を実際にどのよう
に削減できるのか不明である。特にMRヘッドにおい
て、接続線数を実際にどのように削減できるのかは不明
である。一方、上記従来技術(2)では、フロントチッ
プとコントロールチップ間の接続線数が10本になって
いる。そこで、本発明の目的は、フロントチップとコン
トロールチップ間の接続線数を削減することが出来る磁
気記録再生装置および信号伝送方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、磁気ヘッドと、コントロールチップおよびフロント
チップの2チップ構成の記録再生用集積回路とを有する
磁気記録再生装置において、コントロールチップとフロ
ントチップの間の接続線数が7本であり、次のいずれか
の構成の磁気記録再生装置を提供する。 (1)第1と第2の接続線には差動の記録信号および再
生信号と同相の記録/再生制御信号、第3の接続線には
磁気ヘッド電圧信号および異常検出信号、第4の接続線
には磁気ヘッドバイアス電流用参照信号、第5の接続線
には記録電流用参照信号、第6の接続線には第1の電
源、第7の接続線には第1の電源とは異なる電圧の第2
の電源を割り当てる。 (2)第1と第2の接続線には差動の記録信号と同相の
記録/シリアルインタフェース制御信号とシリアルイン
タフェース伝送時にはクロック信号またはシリアルデー
タ信号またはイネーブル信号のいずれか1つまたは2
つ、第3と第4の接続線には差動の再生信号と同相の再
生/シリアルインタフェース制御信号とシリアルインタ
フェース伝送時にはクロック信号またはシリアルデータ
信号またはイネーブル信号のいずれか1つまたは2つ、
第5の接続線には異常検出信号、第6の接続線には第1
の電源、第7の接続線には第1の電源とは異なる電圧の
第2の電源を割り当てる。 (3)第1と第2の接続線には差動の記録信号および再
生信号と同相の記録/再生制御信号、第3の接続線には
磁気ヘッド電圧信号および異常検出信号、第4の接続線
にはクロック信号、第5の接続線にはシリアルデータ信
号、第6の接続線には第1の電源、第7の接続線には第
1の電源とは異なる電圧の第2の電源を割り当てる。
は、磁気ヘッドと、コントロールチップおよびフロント
チップの2チップ構成の記録再生用集積回路とを有する
磁気記録再生装置において、コントロールチップとフロ
ントチップの間の接続線数が7本であり、次のいずれか
の構成の磁気記録再生装置を提供する。 (1)第1と第2の接続線には差動の記録信号および再
生信号と同相の記録/再生制御信号、第3の接続線には
磁気ヘッド電圧信号および異常検出信号、第4の接続線
には磁気ヘッドバイアス電流用参照信号、第5の接続線
には記録電流用参照信号、第6の接続線には第1の電
源、第7の接続線には第1の電源とは異なる電圧の第2
の電源を割り当てる。 (2)第1と第2の接続線には差動の記録信号と同相の
記録/シリアルインタフェース制御信号とシリアルイン
タフェース伝送時にはクロック信号またはシリアルデー
タ信号またはイネーブル信号のいずれか1つまたは2
つ、第3と第4の接続線には差動の再生信号と同相の再
生/シリアルインタフェース制御信号とシリアルインタ
フェース伝送時にはクロック信号またはシリアルデータ
信号またはイネーブル信号のいずれか1つまたは2つ、
第5の接続線には異常検出信号、第6の接続線には第1
の電源、第7の接続線には第1の電源とは異なる電圧の
第2の電源を割り当てる。 (3)第1と第2の接続線には差動の記録信号および再
生信号と同相の記録/再生制御信号、第3の接続線には
磁気ヘッド電圧信号および異常検出信号、第4の接続線
にはクロック信号、第5の接続線にはシリアルデータ信
号、第6の接続線には第1の電源、第7の接続線には第
1の電源とは異なる電圧の第2の電源を割り当てる。
【0010】上記(1)の磁気記録再生装置では、記録
系と再生系が第1と第2の接続線を共用する。さらに、
記録系が使うか再生系が使うかは、第1と第2の接続線
の同相電圧レベルで切り替えるから、切り替え用の信号
線を新たに増やす必要もない。従って、接続線数を2本
削減できる。上記(2)の磁気記録再生装置では、記録
系とシリアルインタフェースが第1と第2の接続線を共
用し、再生系とシリアルインタフェースが第3と第4の
接続線を共用する。さらに、記録系が使うかシリアルイ
ンタフェースが使うかは第1と第2の接続線の同相電圧
レベルで切り替え、再生系が使うかシリアルインタフェ
ースが使うかは第3と第4の接続線の同相電圧レベルで
切り替えるから、切り替え用の信号線を新たに増やす必
要はない。そして、シリアルインタフェースで、磁気ヘ
ッド電圧信号、磁気ヘッドバイアス電流用参照信号、記
録電流用参照信号を伝送する。従って、磁気ヘッドバイ
アス電流用参照信号を伝送するための接続線と記録電流
用参照信号を伝送するための接続線の2本を削減でき
る。上記(3)の磁気記録再生装置では、記録系と再生
系が第1と第2の接続線を共用する。さらに、記録系が
使うか再生系が使うかは、第1と第2の接続線の同相電
圧レベルで切り替えるから、切り替え用の信号線を新た
に増やす必要もない。従って、接続線数を2本削減でき
る。なお、磁気ヘッドバイアス電流用参照信号を伝送す
るための接続線と記録電流用参照信号を伝送するための
接続線の2本を削減するが、シリアルインタフェースの
ための接続線を2本増やすので、これらは接続線数の増
減に寄与しない。
系と再生系が第1と第2の接続線を共用する。さらに、
記録系が使うか再生系が使うかは、第1と第2の接続線
の同相電圧レベルで切り替えるから、切り替え用の信号
線を新たに増やす必要もない。従って、接続線数を2本
削減できる。上記(2)の磁気記録再生装置では、記録
系とシリアルインタフェースが第1と第2の接続線を共
用し、再生系とシリアルインタフェースが第3と第4の
接続線を共用する。さらに、記録系が使うかシリアルイ
ンタフェースが使うかは第1と第2の接続線の同相電圧
レベルで切り替え、再生系が使うかシリアルインタフェ
ースが使うかは第3と第4の接続線の同相電圧レベルで
切り替えるから、切り替え用の信号線を新たに増やす必
要はない。そして、シリアルインタフェースで、磁気ヘ
ッド電圧信号、磁気ヘッドバイアス電流用参照信号、記
録電流用参照信号を伝送する。従って、磁気ヘッドバイ
アス電流用参照信号を伝送するための接続線と記録電流
用参照信号を伝送するための接続線の2本を削減でき
る。上記(3)の磁気記録再生装置では、記録系と再生
系が第1と第2の接続線を共用する。さらに、記録系が
使うか再生系が使うかは、第1と第2の接続線の同相電
圧レベルで切り替えるから、切り替え用の信号線を新た
に増やす必要もない。従って、接続線数を2本削減でき
る。なお、磁気ヘッドバイアス電流用参照信号を伝送す
るための接続線と記録電流用参照信号を伝送するための
接続線の2本を削減するが、シリアルインタフェースの
ための接続線を2本増やすので、これらは接続線数の増
減に寄与しない。
【0011】第2の観点では、本発明は、磁気へッド
と、コントロールチップおよびフロントチップの2チッ
プ構成の記録再生用集積回路とを有する磁気記録再生装
置において、コントロールチップとフロントチップの間
の接続線数が5本であり、第1と第2の接続線には差動
の記録信号および再生信号と同相の記録/再生制御信号
とシリアルインタフェース伝送時にはクロック信号およ
びシリアルデータ信号、第3の接続線には異常検出信号
およびモード制御信号、第4の接続線には第1の電源、
第5の接続線には第1の電源とは異なる電圧の第2の電
源を割り当てることを特徴とする磁気記録再生装置を提
供する。上記第2の観点の磁気記録再生装置では、記録
系と再生系とシリアルインタフェースが第1と第2の接
続線を共用する。さらに、記録系が使うか再生系が使う
かシリアルインタフェースが使うかは、第1と第2の接
続線の同相電圧レベルおよび異常検出信号と第3の接続
線を共用するモード制御信号で切り替えるから、切り替
え用の信号線を新たに増やす必要もない。従って、接続
線数を2本削減できる。さらに、シリアルインタフェー
スで、磁気ヘッド電圧信号、磁気ヘッドバイアス電流用
参照信号、記録電流用参照信号を伝送する。従って、磁
気ヘッドバイアス電流用参照信号を伝送するための接続
線と記録電流用参照信号を伝送するための接続線の2本
をさらに削減できる。結局、接続線数を4本削減でき
る。
と、コントロールチップおよびフロントチップの2チッ
プ構成の記録再生用集積回路とを有する磁気記録再生装
置において、コントロールチップとフロントチップの間
の接続線数が5本であり、第1と第2の接続線には差動
の記録信号および再生信号と同相の記録/再生制御信号
とシリアルインタフェース伝送時にはクロック信号およ
びシリアルデータ信号、第3の接続線には異常検出信号
およびモード制御信号、第4の接続線には第1の電源、
第5の接続線には第1の電源とは異なる電圧の第2の電
源を割り当てることを特徴とする磁気記録再生装置を提
供する。上記第2の観点の磁気記録再生装置では、記録
系と再生系とシリアルインタフェースが第1と第2の接
続線を共用する。さらに、記録系が使うか再生系が使う
かシリアルインタフェースが使うかは、第1と第2の接
続線の同相電圧レベルおよび異常検出信号と第3の接続
線を共用するモード制御信号で切り替えるから、切り替
え用の信号線を新たに増やす必要もない。従って、接続
線数を2本削減できる。さらに、シリアルインタフェー
スで、磁気ヘッド電圧信号、磁気ヘッドバイアス電流用
参照信号、記録電流用参照信号を伝送する。従って、磁
気ヘッドバイアス電流用参照信号を伝送するための接続
線と記録電流用参照信号を伝送するための接続線の2本
をさらに削減できる。結局、接続線数を4本削減でき
る。
【0012】第3の観点では、本発明は、磁気ヘッド
と、コントロールチップおよびフロントチップの2チッ
プ構成の記録再生用集積回路とを有する磁気記録再生装
置において、コントロールチップとフロントチッブの間
の接続線数が6本であり、第1と第2の接続線には差動
の記録信号および再生信号と同相の記録/再生制御信
号、第3の接続線にはクロック信号、第4の接続線には
シリアルデータ信号、第5の接続線には第1の電源、第
6の接続線には第1の電源とは異なる電圧の第2の電源
を割り当てることを特徴とする磁気記録再生装置を提供
する。上記第3の観点の磁気記録再生装置では、記録系
と再生系が第1と第2の接続線を共用する。さらに、記
録系が使うか再生系が使うかは、第1と第2の接続線の
同相電圧レベルで切り替えるから、切り替え用の信号線
を新たに増やす必要もない。従って、接続線数を2本削
減できる。さらに、シリアルインタフェースで、磁気ヘ
ッド電圧信号、異常検出信号、磁気ヘッドバイアス電流
用参照信号、記録電流用参照信号を伝送する。従って、
磁気ヘッド電圧信号および異常検出信号を伝送するため
の接続線と磁気ヘッドバイアス電流用参照信号を伝送す
るための接続線と記録電流用参照信号を伝送するための
接続線の3本をさらに削減できるが、シリアルインタフ
ェースのための接続線を2本増やすので、差し引き1本
を削減できる。結局、接続線数を3本削減できる。
と、コントロールチップおよびフロントチップの2チッ
プ構成の記録再生用集積回路とを有する磁気記録再生装
置において、コントロールチップとフロントチッブの間
の接続線数が6本であり、第1と第2の接続線には差動
の記録信号および再生信号と同相の記録/再生制御信
号、第3の接続線にはクロック信号、第4の接続線には
シリアルデータ信号、第5の接続線には第1の電源、第
6の接続線には第1の電源とは異なる電圧の第2の電源
を割り当てることを特徴とする磁気記録再生装置を提供
する。上記第3の観点の磁気記録再生装置では、記録系
と再生系が第1と第2の接続線を共用する。さらに、記
録系が使うか再生系が使うかは、第1と第2の接続線の
同相電圧レベルで切り替えるから、切り替え用の信号線
を新たに増やす必要もない。従って、接続線数を2本削
減できる。さらに、シリアルインタフェースで、磁気ヘ
ッド電圧信号、異常検出信号、磁気ヘッドバイアス電流
用参照信号、記録電流用参照信号を伝送する。従って、
磁気ヘッド電圧信号および異常検出信号を伝送するため
の接続線と磁気ヘッドバイアス電流用参照信号を伝送す
るための接続線と記録電流用参照信号を伝送するための
接続線の3本をさらに削減できるが、シリアルインタフ
ェースのための接続線を2本増やすので、差し引き1本
を削減できる。結局、接続線数を3本削減できる。
【0013】第4の観点では、本発明は、磁気ヘッド
と、コントロールチップおよびフロントチップの2チッ
プ構成の記録再生用集積回路とを有する磁気記録再生装
置において、コントロールチップとフロントチップの間
の接続線数が4本であり、第1と第2の接続線には差動
の記録信号および再生信号と同相の記録/再生制御信号
とシリアルインタフェース伝送時にはクロック信号およ
びシリアルデータ信号、第3の接続線には第1の電源、
第4の接続線には第1の電源とは異なる電圧の第2の電
源を割り当てることを特徴とする磁気記録再生装置を提
供する。上記第4の観点の磁気記録再生装置では、記録
系と再生系とシリアルインタフェースが第1と第2の接
続線を共用する。さらに、記録系が使うか再生系が使う
かシリアルインタフェースが使うかは、第1と第2の接
続線の同相電圧レベルおよび予め定めたタイミングで切
り替えるから、切り替え用の信号線を新たに増やす必要
もない。従って、接続線数を2本削減できる。さらに、
シリアルインタフェースで、磁気ヘッド電圧信号、異常
検出信号、磁気ヘッドバイアス電流用参照信号、記録電
流用参照信号を伝送する。従って、磁気ヘッド電圧信号
および異常検出信号を伝送するための接続線と磁気ヘッ
ドバイアス電流用参照信号を伝送するための接続線と記
録電流用参照信号を伝送するための接続線の3本をさら
に削減できる。結局、接続線数を5本削減できる。
と、コントロールチップおよびフロントチップの2チッ
プ構成の記録再生用集積回路とを有する磁気記録再生装
置において、コントロールチップとフロントチップの間
の接続線数が4本であり、第1と第2の接続線には差動
の記録信号および再生信号と同相の記録/再生制御信号
とシリアルインタフェース伝送時にはクロック信号およ
びシリアルデータ信号、第3の接続線には第1の電源、
第4の接続線には第1の電源とは異なる電圧の第2の電
源を割り当てることを特徴とする磁気記録再生装置を提
供する。上記第4の観点の磁気記録再生装置では、記録
系と再生系とシリアルインタフェースが第1と第2の接
続線を共用する。さらに、記録系が使うか再生系が使う
かシリアルインタフェースが使うかは、第1と第2の接
続線の同相電圧レベルおよび予め定めたタイミングで切
り替えるから、切り替え用の信号線を新たに増やす必要
もない。従って、接続線数を2本削減できる。さらに、
シリアルインタフェースで、磁気ヘッド電圧信号、異常
検出信号、磁気ヘッドバイアス電流用参照信号、記録電
流用参照信号を伝送する。従って、磁気ヘッド電圧信号
および異常検出信号を伝送するための接続線と磁気ヘッ
ドバイアス電流用参照信号を伝送するための接続線と記
録電流用参照信号を伝送するための接続線の3本をさら
に削減できる。結局、接続線数を5本削減できる。
【0014】第5の観点では、本発明は、磁気ヘッド
と、コントロールチップおよびフロントチップの2チッ
プ構成の記録再生用集積回路とを有する磁気記録再生装
置において、一対の接続線に加える同相の電圧レベルに
よって該一対の接続線で伝送する信号種を切り替えるレ
ベルコントロール手段と、前記電圧レベルを切り替えた
直後の短時間は信号の伝送を抑制する伝送フリーズ手段
とを具備したことを特徴とする磁気記録再生装置を提供
する。上記第5の観点の磁気記録再生装置では、複数種
類の信号で一対の接続線を共用する。さらに、該接続線
をどの種類の信号が使用するかをレベルコントロール手
段が同相電圧レベルを変えて切り替えるから、切り替え
用の信号線を新たに増やす必要もない。従って、接続線
数を削減できる。ここで、接続線の電圧を変えると、そ
の変化の過渡状態では、回路の応答のばらつき等の原因
で信号を正しく処理できない可能性がある。そこで、電
圧レベルを切り替えた直後の短時間は伝送フリーズ手段
が信号の伝送を抑制するから、信号が不正に処理される
ことを防止できる。
と、コントロールチップおよびフロントチップの2チッ
プ構成の記録再生用集積回路とを有する磁気記録再生装
置において、一対の接続線に加える同相の電圧レベルに
よって該一対の接続線で伝送する信号種を切り替えるレ
ベルコントロール手段と、前記電圧レベルを切り替えた
直後の短時間は信号の伝送を抑制する伝送フリーズ手段
とを具備したことを特徴とする磁気記録再生装置を提供
する。上記第5の観点の磁気記録再生装置では、複数種
類の信号で一対の接続線を共用する。さらに、該接続線
をどの種類の信号が使用するかをレベルコントロール手
段が同相電圧レベルを変えて切り替えるから、切り替え
用の信号線を新たに増やす必要もない。従って、接続線
数を削減できる。ここで、接続線の電圧を変えると、そ
の変化の過渡状態では、回路の応答のばらつき等の原因
で信号を正しく処理できない可能性がある。そこで、電
圧レベルを切り替えた直後の短時間は伝送フリーズ手段
が信号の伝送を抑制するから、信号が不正に処理される
ことを防止できる。
【0015】第6の観点では、本発明は、コントロール
チップおよびフロントチップの2チップ構成の記録再生
用集積回路における信号伝送方法であって、コントロー
ルチップとフロントチップの間の接続線中で、記録信号
および再生信号を差動信号として伝送する第1の接続線
と第2の接続線に、同相の電圧レベルとして高低の2レ
ベルを設け、それら2レベルの一方に記録モードを割り
当て他方に再生モードを割り当て、前記第1の接続線と
第2の接続線に印加する同相の電圧レベルにより記録信
号を伝送する記録モードと再生信号を伝送する再生モー
ドとを切り替えることを特徴とする信号伝送方法を提供
する。上記第6の観点の信号伝送方法では、記録系と再
生系とが第1と第2の接続線を共用する。さらに、記録
系が使うか再生系が使うかは、第1と第2の接続線の同
相電圧レベルで切り替えるから、切り替え用の信号線を
新たに増やす必要もない。従って、接続線数を2本削減
できる。
チップおよびフロントチップの2チップ構成の記録再生
用集積回路における信号伝送方法であって、コントロー
ルチップとフロントチップの間の接続線中で、記録信号
および再生信号を差動信号として伝送する第1の接続線
と第2の接続線に、同相の電圧レベルとして高低の2レ
ベルを設け、それら2レベルの一方に記録モードを割り
当て他方に再生モードを割り当て、前記第1の接続線と
第2の接続線に印加する同相の電圧レベルにより記録信
号を伝送する記録モードと再生信号を伝送する再生モー
ドとを切り替えることを特徴とする信号伝送方法を提供
する。上記第6の観点の信号伝送方法では、記録系と再
生系とが第1と第2の接続線を共用する。さらに、記録
系が使うか再生系が使うかは、第1と第2の接続線の同
相電圧レベルで切り替えるから、切り替え用の信号線を
新たに増やす必要もない。従って、接続線数を2本削減
できる。
【0016】第7の観点では、本発明は、上記第6の観
点にかかる信号伝送方法において、第3の接続線でモー
ド制御信号を伝送し、そのモード制御信号によりシリア
ルインタフェースモードに切り替えて、前記第1の接続
線と第2の接続線でクロック信号およびシリアルデータ
信号を伝送することを特微とする信号伝送方法を提供す
る。上記第7の観点の信号伝送方法では、上記第6の観
点の信号伝送方法により接続線数を2本削減した上に、
シリアルインタフェースで、磁気ヘッド電圧信号、異常
検出信号、磁気ヘッドバイアス電流用参照信号、記録電
流用参照信号の少なくとも一つを伝送しうる。結局、接
続線数を2本以上削減できる。
点にかかる信号伝送方法において、第3の接続線でモー
ド制御信号を伝送し、そのモード制御信号によりシリア
ルインタフェースモードに切り替えて、前記第1の接続
線と第2の接続線でクロック信号およびシリアルデータ
信号を伝送することを特微とする信号伝送方法を提供す
る。上記第7の観点の信号伝送方法では、上記第6の観
点の信号伝送方法により接続線数を2本削減した上に、
シリアルインタフェースで、磁気ヘッド電圧信号、異常
検出信号、磁気ヘッドバイアス電流用参照信号、記録電
流用参照信号の少なくとも一つを伝送しうる。結局、接
続線数を2本以上削減できる。
【0017】第8の観点では、本発明は、上記第6の観
点の信号伝送方法において、再生モードから記録モード
に切り替えた時、最初はシリアルインタフェースモード
となり、前記第1の接続線と第2の接続線でクロック信
号およびシリアルデータ信号を伝送し、そのシリアルイ
ンタフェースモードでの制御により記録モードに切り替
え、予定量の記録信号を伝送した後、再生モードに戻す
ことを特徴とする信号伝送方法を提供する。上記第8の
観点の信号伝送方法では、上記第6の観点の信号伝送方
法により接続線数を2本削減した上に、シリアルインタ
フェースで、磁気ヘッド電圧信号、異常検出信号、磁気
ヘッドバイアス電流用参照信号、記録電流用参照信号の
少なくとも一つを伝送しうる。結局、接続線数を2本以
上削減できる。
点の信号伝送方法において、再生モードから記録モード
に切り替えた時、最初はシリアルインタフェースモード
となり、前記第1の接続線と第2の接続線でクロック信
号およびシリアルデータ信号を伝送し、そのシリアルイ
ンタフェースモードでの制御により記録モードに切り替
え、予定量の記録信号を伝送した後、再生モードに戻す
ことを特徴とする信号伝送方法を提供する。上記第8の
観点の信号伝送方法では、上記第6の観点の信号伝送方
法により接続線数を2本削減した上に、シリアルインタ
フェースで、磁気ヘッド電圧信号、異常検出信号、磁気
ヘッドバイアス電流用参照信号、記録電流用参照信号の
少なくとも一つを伝送しうる。結局、接続線数を2本以
上削減できる。
【0018】第9の観点では、本発明は、コントロール
チップおよびフロントチップの2チップ構成の記録再生
用集積回路における信号伝送方法であって、コントロー
ルチップとフロントチップの間の接続線中で、記録信号
または再生信号を差動信号として伝送する一対の接続線
に、同相の電圧レベルとして高低の2レベルを設け、そ
れら2レベルの一方に記録モードまたは再生モードを割
り当て他方にシリアルインタフェースモードを割り当
て、前記一対の接続線に印加する同相の電圧レベルによ
り記録信号を伝送する記録モードまたは再生信号を伝送
する再生モードと少なくともクロック信号およびシリア
ルデータ信号を伝送するシリアルインタフェースモード
とを切り替えることを特徴とする信号伝送方法を提供す
る。上記第9の観点の信号伝送方法では、記録系または
再生系とシリアルインタフェースが一対の接続線を共用
する。さらに、記録系または再生系が使うかシリアルイ
ンタフェースが使うかは、前記一対の接続線の同相電圧
レベルで切り替えるから、切り替え用の信号線を新たに
増やす必要もない。従って、接続線数を2本削減でき
る。
チップおよびフロントチップの2チップ構成の記録再生
用集積回路における信号伝送方法であって、コントロー
ルチップとフロントチップの間の接続線中で、記録信号
または再生信号を差動信号として伝送する一対の接続線
に、同相の電圧レベルとして高低の2レベルを設け、そ
れら2レベルの一方に記録モードまたは再生モードを割
り当て他方にシリアルインタフェースモードを割り当
て、前記一対の接続線に印加する同相の電圧レベルによ
り記録信号を伝送する記録モードまたは再生信号を伝送
する再生モードと少なくともクロック信号およびシリア
ルデータ信号を伝送するシリアルインタフェースモード
とを切り替えることを特徴とする信号伝送方法を提供す
る。上記第9の観点の信号伝送方法では、記録系または
再生系とシリアルインタフェースが一対の接続線を共用
する。さらに、記録系または再生系が使うかシリアルイ
ンタフェースが使うかは、前記一対の接続線の同相電圧
レベルで切り替えるから、切り替え用の信号線を新たに
増やす必要もない。従って、接続線数を2本削減でき
る。
【0019】なお、上記構成において、磁気ヘッドバイ
アス電流用参照信号および記録電流用参照信号を基に、
フロントチップ内部で、磁気ヘッド(MRヘッド)のバ
イアス電流および記録電流を発生させる。また、上記構
成では、電源線は、1電源当たり1本として表現した
が、1電源当たり複数本を割り当ててもよい。
アス電流用参照信号および記録電流用参照信号を基に、
フロントチップ内部で、磁気ヘッド(MRヘッド)のバ
イアス電流および記録電流を発生させる。また、上記構
成では、電源線は、1電源当たり1本として表現した
が、1電源当たり複数本を割り当ててもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、これにより本発明が限定されるもの
ではない。
て説明する。なお、これにより本発明が限定されるもの
ではない。
【0021】図1に示すように、本発明にかかる磁気デ
ィスク装置では、R/W−ICを、主に制御をつかさど
るコントロールチップ78および主として記録再生アン
プで構成するフロントチップ27の2チップ構成とす
る。そして、コントロールチップ78は、従来のR/W
−IC20の設置位置(図13,図14参照)に設置す
る。また、フロントチップ27は、サスペンション19
上に搭載する。コントロールチップ78とフロントチッ
プ27とは、中継接続線21で接続する。また、フロン
トチップ27と磁気ヘッド14は、接続点28を介し
て、プリント配線26により接続する。
ィスク装置では、R/W−ICを、主に制御をつかさど
るコントロールチップ78および主として記録再生アン
プで構成するフロントチップ27の2チップ構成とす
る。そして、コントロールチップ78は、従来のR/W
−IC20の設置位置(図13,図14参照)に設置す
る。また、フロントチップ27は、サスペンション19
上に搭載する。コントロールチップ78とフロントチッ
プ27とは、中継接続線21で接続する。また、フロン
トチップ27と磁気ヘッド14は、接続点28を介し
て、プリント配線26により接続する。
【0022】また、図2に示すように、別の実施形態と
して、フロントチップ27をプリント配線26上に搭載
してもよい。この場合、中継接続線21から接続点28
を介してプリント配線26へ接続する。プリント配線2
6は、フロントチップ27を介して、磁気ヘッド14へ
接続する。
して、フロントチップ27をプリント配線26上に搭載
してもよい。この場合、中継接続線21から接続点28
を介してプリント配線26へ接続する。プリント配線2
6は、フロントチップ27を介して、磁気ヘッド14へ
接続する。
【0023】フロントチップ27から磁気ヘッド14ま
での接続線数は、4本(再生ヘッド用2本、記録ヘッド
用2本)または5本(再生ヘッド用3本、記録ヘッド用
2本)である。
での接続線数は、4本(再生ヘッド用2本、記録ヘッド
用2本)または5本(再生ヘッド用3本、記録ヘッド用
2本)である。
【0024】次に、コントロールチップ78とフロント
チップ27の間の接続線数を削減できる信号伝送方法を
説明する。なお、この信号伝送方法は、信号処理LSI
22とコントロールチップ78の間に適用してもよい。
チップ27の間の接続線数を削減できる信号伝送方法を
説明する。なお、この信号伝送方法は、信号処理LSI
22とコントロールチップ78の間に適用してもよい。
【0025】図3に、コントロールチップ78とフロン
トチップ27の間の接続線数と信号の割り当てを示す。
なお、削減第2段階〜第4の変則削除が本発明の実施形
態に相当する。
トチップ27の間の接続線数と信号の割り当てを示す。
なお、削減第2段階〜第4の変則削除が本発明の実施形
態に相当する。
【0026】[現状]現在公知の割り当て例である。1
1本の接続線に信号が割り当てられている。BHV/F
LT信号については、R/W Gate信号が再生モードに
なっている場合はBHV信号を出力し、記録モードにな
っている場合はFLT信号を出力する。なお、BHV信
号は、再生ヘッドの端子間電圧信号である。また、FL
T信号は、装置動作に対する異常状態告知信号である。
また、R/W Gate信号は、記録モードと再生モードを
切り替える信号である。 [削減第1段階]記録信号(WT)と再生信号(RD)は同
時には存在しないから、同一接続線を用いて伝送する。
また、電源も3線(Vcc,Vee,GND)から2線(V
cc,GND)にする。これにより、接続線数を11本か
ら8本へ低減できる。
1本の接続線に信号が割り当てられている。BHV/F
LT信号については、R/W Gate信号が再生モードに
なっている場合はBHV信号を出力し、記録モードにな
っている場合はFLT信号を出力する。なお、BHV信
号は、再生ヘッドの端子間電圧信号である。また、FL
T信号は、装置動作に対する異常状態告知信号である。
また、R/W Gate信号は、記録モードと再生モードを
切り替える信号である。 [削減第1段階]記録信号(WT)と再生信号(RD)は同
時には存在しないから、同一接続線を用いて伝送する。
また、電源も3線(Vcc,Vee,GND)から2線(V
cc,GND)にする。これにより、接続線数を11本か
ら8本へ低減できる。
【0027】[削減第2段階]記録信号および再生信号
伝送路(WT/RD)に記録モードと再生モードの切り
替え(R/W Gate)信号を同相信号として重畳させ
る。記録信号および再生信号は差動信号であり、差動回
路により処理するので、R/W Gate信号を同相信号と
して重畳させても、記録信号および再生信号に対する影
響は小さい。記録モードと再生モードの検出方法は、同
相信号の電圧を検出し、例えば、ある設定電圧より高い
場合は記録モードと判定し、低い場合は再生モードと判
定する。これにより、接続線数を8本から7本へ削減で
きる。削減第2段階の詳細は、後述の第1の実施形態
(削減第2段階の実施形態)で説明する。
伝送路(WT/RD)に記録モードと再生モードの切り
替え(R/W Gate)信号を同相信号として重畳させ
る。記録信号および再生信号は差動信号であり、差動回
路により処理するので、R/W Gate信号を同相信号と
して重畳させても、記録信号および再生信号に対する影
響は小さい。記録モードと再生モードの検出方法は、同
相信号の電圧を検出し、例えば、ある設定電圧より高い
場合は記録モードと判定し、低い場合は再生モードと判
定する。これにより、接続線数を8本から7本へ削減で
きる。削減第2段階の詳細は、後述の第1の実施形態
(削減第2段階の実施形態)で説明する。
【0028】[削減第3段階]フロントチップ27内に
アナログ・ディジタル変換回路(ADC)、ディジタル
・アナログ変換回路(DAC)および電流源を搭載し、
シリアルインタフェースを用いて、レジスタ設定方式に
よる制御を行う。この場合、シリアルインタフェースを
用いて、電流源用レジスタへデータを送り、ディジタル
・アナログ変換回路(DAC)によりアナログ信号に変
換し、電流源を制御することにより、記録電流(Iw−
sink)およびバイアス電流(Is−sink)を制御する。
また、再生ヘッドの端子間電圧を測定するために必要な
BHV信号もアナログ・ディジタル変換回路(ADC)
でディジタル信号化し、シリアルインタフェースを介し
て取り出すことが出来る。シリアルインタフェースの信
号伝送は、記録信号および再生信号伝送路(WT/R
D)を使って行う。記録信号および再生信号伝送路が記
録モードか再生モードかシリアルインタフェースモード
かは、新たにmode信号を追加し、例えば、図4の論理図
に示すように、R/W Gate信号およびmode信号の“H
igh”レベルと“Low”レベルの組み合せにより区別す
る。また、mode信号は、FLT信号と接続線を共有し、
R/W Gate信号が“Low”レベルのときにはmode信
号、“High”レベルのときにはFLT信号とする。こ
のFLT信号は、削減第3段階においては、記録モード
での異常を検出した時にセットする信号である。これに
より、接続線数を7本から5本へ削減できる。削減第3
段階の詳細は、後述の第2の実施形態(削減第3段階の
実施形態)で説明する。
アナログ・ディジタル変換回路(ADC)、ディジタル
・アナログ変換回路(DAC)および電流源を搭載し、
シリアルインタフェースを用いて、レジスタ設定方式に
よる制御を行う。この場合、シリアルインタフェースを
用いて、電流源用レジスタへデータを送り、ディジタル
・アナログ変換回路(DAC)によりアナログ信号に変
換し、電流源を制御することにより、記録電流(Iw−
sink)およびバイアス電流(Is−sink)を制御する。
また、再生ヘッドの端子間電圧を測定するために必要な
BHV信号もアナログ・ディジタル変換回路(ADC)
でディジタル信号化し、シリアルインタフェースを介し
て取り出すことが出来る。シリアルインタフェースの信
号伝送は、記録信号および再生信号伝送路(WT/R
D)を使って行う。記録信号および再生信号伝送路が記
録モードか再生モードかシリアルインタフェースモード
かは、新たにmode信号を追加し、例えば、図4の論理図
に示すように、R/W Gate信号およびmode信号の“H
igh”レベルと“Low”レベルの組み合せにより区別す
る。また、mode信号は、FLT信号と接続線を共有し、
R/W Gate信号が“Low”レベルのときにはmode信
号、“High”レベルのときにはFLT信号とする。こ
のFLT信号は、削減第3段階においては、記録モード
での異常を検出した時にセットする信号である。これに
より、接続線数を7本から5本へ削減できる。削減第3
段階の詳細は、後述の第2の実施形態(削減第3段階の
実施形態)で説明する。
【0029】[第1の変則削減]記録系伝送接続線と再
生系伝送接続線を別にし、それらによりシリアルインタ
フェースを伝送する。記録信号および再生信号の伝送と
シリアルインタフェースの伝送とは、伝送接続線に加え
る直流レベルを変えることで区別する。3信号式シリア
ルインタフェース(クロック,データ,イネーブル)の
伝送が可能となる。これにより、コントロールチップ7
8とフロントチップ27の接続線数が7本になる。第1
の変則削減の詳細は、後述の第3の実施形態(第1の変
則削減の実施形態)で説明する。
生系伝送接続線を別にし、それらによりシリアルインタ
フェースを伝送する。記録信号および再生信号の伝送と
シリアルインタフェースの伝送とは、伝送接続線に加え
る直流レベルを変えることで区別する。3信号式シリア
ルインタフェース(クロック,データ,イネーブル)の
伝送が可能となる。これにより、コントロールチップ7
8とフロントチップ27の接続線数が7本になる。第1
の変則削減の詳細は、後述の第3の実施形態(第1の変
則削減の実施形態)で説明する。
【0030】[第2の変則削減]前記削減第2段階と同
様に、第1の接続線と第2の接続線では、記録信号(W
T)と再生信号(RD)を伝送し、同相信号として記録モ
ードと再生モードの切り替え信号(R/W Gate信号)
を重畳させる。第3の接続線では、再生へッドの端子間
電圧を測定するためのBHV信号と記録時の異常を告知
するためのFLT信号を記録モードと再生モードで使い
分けて伝送する。第4の接続線と第5の接続線では、2
信号式シリアルインタフェース(クロック,データ)の
信号を伝送する。第6の接続線と第7の接続線では、電
源を伝送する。これにより、コントロールチップ78と
フロントチップ27の接続線数が7本になる。第2の変
則削減の詳細は、後述の第4の実施形態(第2の変則削
減の実施形態)で説明する。
様に、第1の接続線と第2の接続線では、記録信号(W
T)と再生信号(RD)を伝送し、同相信号として記録モ
ードと再生モードの切り替え信号(R/W Gate信号)
を重畳させる。第3の接続線では、再生へッドの端子間
電圧を測定するためのBHV信号と記録時の異常を告知
するためのFLT信号を記録モードと再生モードで使い
分けて伝送する。第4の接続線と第5の接続線では、2
信号式シリアルインタフェース(クロック,データ)の
信号を伝送する。第6の接続線と第7の接続線では、電
源を伝送する。これにより、コントロールチップ78と
フロントチップ27の接続線数が7本になる。第2の変
則削減の詳細は、後述の第4の実施形態(第2の変則削
減の実施形態)で説明する。
【0031】[第3の変則削減]前記第2の変則削減の
BHV信号データとFLT信号データをフロントチップ
内蔵のレジスタに記録し、2信号式シリアルインタフェ
ースで読み出す。これにより、コントロールチップ78
とフロントチップ27の接続線数が6本になる。第3の
変則削減の詳細は、後述の第5の実施形態(第3の変則
削減の実施形態)で説明する。
BHV信号データとFLT信号データをフロントチップ
内蔵のレジスタに記録し、2信号式シリアルインタフェ
ースで読み出す。これにより、コントロールチップ78
とフロントチップ27の接続線数が6本になる。第3の
変則削減の詳細は、後述の第5の実施形態(第3の変則
削減の実施形態)で説明する。
【0032】[第4の変則削減]前記削減第3段階で行
ったように、2信号式シリアルインタフェースのクロッ
クとデータを、記録再生伝送接続線である第1の接続線
と第2の接続線の各々に乗せて伝送する。前記削減第3
段階で用いたmode信号に代わるものとして、フロントチ
ップ27に内蔵したBoot ROM(初期状態設定用リー
ドオンリーメモリー)にモード制御データを記録し、1
0を参照して説明するアルゴリズムに従って記録信号、
再生信号およびシリアルインタフェース信号の送受を行
う。これにより、コントロールチップ78とフロントチ
ップ27の接続線数が4本になる。第4の変則削減の詳
細は、後述の第6の実施形態(第4の変則削減の実施形
態)で説明する。
ったように、2信号式シリアルインタフェースのクロッ
クとデータを、記録再生伝送接続線である第1の接続線
と第2の接続線の各々に乗せて伝送する。前記削減第3
段階で用いたmode信号に代わるものとして、フロントチ
ップ27に内蔵したBoot ROM(初期状態設定用リー
ドオンリーメモリー)にモード制御データを記録し、1
0を参照して説明するアルゴリズムに従って記録信号、
再生信号およびシリアルインタフェース信号の送受を行
う。これにより、コントロールチップ78とフロントチ
ップ27の接続線数が4本になる。第4の変則削減の詳
細は、後述の第6の実施形態(第4の変則削減の実施形
態)で説明する。
【0033】−第1の実施形態(削減第2段階の実施形
態)− 図5に、第1の実施形態(削減第2段階の実施形態)を
示す。なお、図5では、説明に必要な信号を主に記載し
ている。
態)− 図5に、第1の実施形態(削減第2段階の実施形態)を
示す。なお、図5では、説明に必要な信号を主に記載し
ている。
【0034】R/W Gate信号29が“High”レベル
の時に記録モード、“Low”レベルの時に再生モードと
する。コントロールチップ78のダイオードスイッチ3
4,36は、レベルバイアス部48,49により所定の
バイアス電圧でバイアスされている。また、フロントチ
ップ27のダイオードスイッチ41,43は、レベルバ
イアス部50,51により所定のバイアス電圧でバイア
スされている。
の時に記録モード、“Low”レベルの時に再生モードと
する。コントロールチップ78のダイオードスイッチ3
4,36は、レベルバイアス部48,49により所定の
バイアス電圧でバイアスされている。また、フロントチ
ップ27のダイオードスイッチ41,43は、レベルバ
イアス部50,51により所定のバイアス電圧でバイア
スされている。
【0035】まず、記録モードでの動作を説明する。コ
ントロールチップ78側のR/W Gate信号29が“H
igh”レベルで入力されると、レベルコントロール32
は、高い電圧レベルを出力し、同相電圧レベル印加部3
5を介して、伝送接続線47(第1の接続線と第2の接
続線)およびダイオードスイッチ34,36に前記バイ
アス電圧より高い電圧レベルを印加する。このため、再
生系のダイオードスイッチ36は逆バイアスになりオフ
状態になる。一方、記録系のダイオードスイッチ34は
順バイアスになりオン状態になる。従って、伝送接続線
47へは、記録系信号30が出力される。フロントチッ
プ27側では、同相電圧レベル検出部40は、伝送接続
線47の電圧レベルを検出し、レベル比較部39および
ダイオードスイッチ41,43へ出力する。レベル比較
部39は、前記検出した電圧レベルと所定の固定レベル
38とを比較し、固定レベルより高ければ記録モードと
判定し、R/W Gate信号29−1を“High”レベル
にする。記録系のダイオードスイッチ41は順バイアス
になりオン状態になる。一方、再生系のダイオードスイ
ッチ43は逆バイアスになりオフ状態になる。従って、
伝送接続線47の信号は、記録信号45として出力され
る。
ントロールチップ78側のR/W Gate信号29が“H
igh”レベルで入力されると、レベルコントロール32
は、高い電圧レベルを出力し、同相電圧レベル印加部3
5を介して、伝送接続線47(第1の接続線と第2の接
続線)およびダイオードスイッチ34,36に前記バイ
アス電圧より高い電圧レベルを印加する。このため、再
生系のダイオードスイッチ36は逆バイアスになりオフ
状態になる。一方、記録系のダイオードスイッチ34は
順バイアスになりオン状態になる。従って、伝送接続線
47へは、記録系信号30が出力される。フロントチッ
プ27側では、同相電圧レベル検出部40は、伝送接続
線47の電圧レベルを検出し、レベル比較部39および
ダイオードスイッチ41,43へ出力する。レベル比較
部39は、前記検出した電圧レベルと所定の固定レベル
38とを比較し、固定レベルより高ければ記録モードと
判定し、R/W Gate信号29−1を“High”レベル
にする。記録系のダイオードスイッチ41は順バイアス
になりオン状態になる。一方、再生系のダイオードスイ
ッチ43は逆バイアスになりオフ状態になる。従って、
伝送接続線47の信号は、記録信号45として出力され
る。
【0036】次に、再生モードでの動作を説明する。コ
ントロールチップ78側のR/W Gate信号29が“L
ow”レベルで入力されると、レベルコントロール32
は、低い電圧レベルを出力し、同相電圧レベル印加部3
5を介して、伝送接続線47およびダイオードスイッチ
34,36に前記バイアス電圧より低い電圧レベルを印
加する。このため、再生系のダイオードスイッチ36は
順バイアスになりオン状態になる。一方、記録系のダイ
オードスイッチ34は逆バイアスになりオフ状態にな
る。従って、伝送接続線47の信号が、再生系信号31
として出力される。フロントチップ27側では、同相電
圧レベル検出部40は、伝送接続線47の電圧レベルを
検出し、レベル比較部39およびダイオードスイッチ4
1,43へ出力する。レベル比較部39は、前記検出し
た電圧レベルと所定の固定レベル38とを比較し、固定
レベルより低ければ再生モードと判定し、R/W Gate
信号29−1を“Low”レベルにする。記録系のダイオ
ードスイッチ41は逆バイアスになりオフ状態になる。
一方、再生系のダイオードスイッチ43は順バイアスに
なりオン状態になる。従って、再生信号46が、伝送接
続線47の信号となる。
ントロールチップ78側のR/W Gate信号29が“L
ow”レベルで入力されると、レベルコントロール32
は、低い電圧レベルを出力し、同相電圧レベル印加部3
5を介して、伝送接続線47およびダイオードスイッチ
34,36に前記バイアス電圧より低い電圧レベルを印
加する。このため、再生系のダイオードスイッチ36は
順バイアスになりオン状態になる。一方、記録系のダイ
オードスイッチ34は逆バイアスになりオフ状態にな
る。従って、伝送接続線47の信号が、再生系信号31
として出力される。フロントチップ27側では、同相電
圧レベル検出部40は、伝送接続線47の電圧レベルを
検出し、レベル比較部39およびダイオードスイッチ4
1,43へ出力する。レベル比較部39は、前記検出し
た電圧レベルと所定の固定レベル38とを比較し、固定
レベルより低ければ再生モードと判定し、R/W Gate
信号29−1を“Low”レベルにする。記録系のダイオ
ードスイッチ41は逆バイアスになりオフ状態になる。
一方、再生系のダイオードスイッチ43は順バイアスに
なりオン状態になる。従って、再生信号46が、伝送接
続線47の信号となる。
【0037】ところで、オン状態からオフ状態への過渡
状態またはオフ状態からオン状態への過渡状態では、ダ
イオードの動作点のばらつきや伝達遅延の影響で、記録
系と再生系のダイオードスイッチが同時にオン状態にな
ることがある。記録系と再生系のダイオードスイッチが
同時にオン状態になると、例えば、図6の上段の75
1,761に示すように、レベル変動が記録系の伝送信
号のレベル変動になって、記録信号を正しく処理できな
くなる。また、図6の上段の75,76に示すように、
レベル変動に伴うスイッチング雑音が再生系に混入し、
信号処理回路が飽和するなどの影響を受け、続いて入力
される再生信号を正しく処理できなくなる。
状態またはオフ状態からオン状態への過渡状態では、ダ
イオードの動作点のばらつきや伝達遅延の影響で、記録
系と再生系のダイオードスイッチが同時にオン状態にな
ることがある。記録系と再生系のダイオードスイッチが
同時にオン状態になると、例えば、図6の上段の75
1,761に示すように、レベル変動が記録系の伝送信
号のレベル変動になって、記録信号を正しく処理できな
くなる。また、図6の上段の75,76に示すように、
レベル変動に伴うスイッチング雑音が再生系に混入し、
信号処理回路が飽和するなどの影響を受け、続いて入力
される再生信号を正しく処理できなくなる。
【0038】そこで、R/W Gate信号29,29−1
によるモード切り替え時の一定時間内は記録系と再生系
のダイオードスイッチを共にオフ状態にするフリーズ時
間を設ける。このフリーズ時間制御のために、図6の下
段に示すように、R/W Gate29が変化した時から一
定時間だけ“Low”レベルになるFreeze Gate信号7
7を設ける。Freeze Gate信号77が“Low”レベル
の時には、記録系と再生系のダイオードスイッチを共に
オフ状態にする。そして、Freeze Gate信号77が
“Low”から“High”に戻った時にR/W Gate信号
29,29−1が“High”レベルなら記録系のダイオ
ードスイッチ34,41がオン状態になり、R/W Ga
te信号29,29−1が“Low”レベルなら再生系のダ
イオードスイッチ36,43がオン状態になる。なお、
図5では、コントロールチップ78側のFreeze Gate
信号77は、図示を省略している。
によるモード切り替え時の一定時間内は記録系と再生系
のダイオードスイッチを共にオフ状態にするフリーズ時
間を設ける。このフリーズ時間制御のために、図6の下
段に示すように、R/W Gate29が変化した時から一
定時間だけ“Low”レベルになるFreeze Gate信号7
7を設ける。Freeze Gate信号77が“Low”レベル
の時には、記録系と再生系のダイオードスイッチを共に
オフ状態にする。そして、Freeze Gate信号77が
“Low”から“High”に戻った時にR/W Gate信号
29,29−1が“High”レベルなら記録系のダイオ
ードスイッチ34,41がオン状態になり、R/W Ga
te信号29,29−1が“Low”レベルなら再生系のダ
イオードスイッチ36,43がオン状態になる。なお、
図5では、コントロールチップ78側のFreeze Gate
信号77は、図示を省略している。
【0039】フリーズ時間幅は、同相電圧レベルの変動
に伴うスイッチング雑音の発生時間幅で良いから、回路
の応答時間が速くなれば、フリーズ時間を短縮できる。
また、再生モードから記録モードへの変移の場合は、記
録データの反転タイミングと論理レベルとが判別できれ
ばよいから、記録モードから再生モードへの変移の場合
に比べて、フリーズ時間を短縮してもよい。
に伴うスイッチング雑音の発生時間幅で良いから、回路
の応答時間が速くなれば、フリーズ時間を短縮できる。
また、再生モードから記録モードへの変移の場合は、記
録データの反転タイミングと論理レベルとが判別できれ
ばよいから、記録モードから再生モードへの変移の場合
に比べて、フリーズ時間を短縮してもよい。
【0040】Freeze Gate信号77については、以下
の実施形態においても上記と同様である。このため、説
明は省略する。
の実施形態においても上記と同様である。このため、説
明は省略する。
【0041】以上の第1の実施形態(削減第2段階の実
施形態)では、コントロールチップ78とフロントチッ
プ27の接続線数が7本になる。
施形態)では、コントロールチップ78とフロントチッ
プ27の接続線数が7本になる。
【0042】−第2の実施形態(削減第3段階の実施形
態)− 図7に、第2の実施形態(削減第3段階の実施形態)を
示す。なお、先述の第1の実施形態(削減第2段階の実
施形態)と同じ構成については説明を省略する。
態)− 図7に、第2の実施形態(削減第3段階の実施形態)を
示す。なお、先述の第1の実施形態(削減第2段階の実
施形態)と同じ構成については説明を省略する。
【0043】mode信号52が“High”レベルの時に記
録モード、“Low”レベルの時にシリアルインタフェー
スモードとする。
録モード、“Low”レベルの時にシリアルインタフェー
スモードとする。
【0044】コントロールチップ78側の信号ゲート5
7は、R/W Gate信号29が“High”レベルの時に
接続接続線58の信号をFLT信号55として出力し、
R/W Gate信号29が“Low”レベルの時にmode信号
52を接続接続線58へ出力する。レベルバイアス部4
9は、R/W Gate信号29およびmode信号52が共に
“Low”レベルの時に、バイアス電圧を下げて、ダイオ
ードスイッチ36をオフ状態にする。シリアルインタフ
ェースゲート56は、R/W Gate信号29およびmode
信号52が共に“Low”レベルの時に開き、それ以外は
閉じる。
7は、R/W Gate信号29が“High”レベルの時に
接続接続線58の信号をFLT信号55として出力し、
R/W Gate信号29が“Low”レベルの時にmode信号
52を接続接続線58へ出力する。レベルバイアス部4
9は、R/W Gate信号29およびmode信号52が共に
“Low”レベルの時に、バイアス電圧を下げて、ダイオ
ードスイッチ36をオフ状態にする。シリアルインタフ
ェースゲート56は、R/W Gate信号29およびmode
信号52が共に“Low”レベルの時に開き、それ以外は
閉じる。
【0045】フロントチップ27側の信号ゲート59
は、R/W Gate信号29−1が“High”レベルの時
に異常検出部62の出力信号を接続接続線58へ出力
し、R/W Gate信号29−1が“Low”レベルの時に
接続接続線58の信号をmode信号80として出力する。
レベルバイアス部51は、R/W Gate信号29−1お
よびmode信号80が共に“Low”レベルの時に、バイア
ス電圧を下げて、ダイオードスイッチ43をオフ状態に
する。シリアルインタフェースゲート60は、R/W
Gate信号29−1およびmode信号80が共に“Low”
レベルの時に開き、それ以外は閉じる。
は、R/W Gate信号29−1が“High”レベルの時
に異常検出部62の出力信号を接続接続線58へ出力
し、R/W Gate信号29−1が“Low”レベルの時に
接続接続線58の信号をmode信号80として出力する。
レベルバイアス部51は、R/W Gate信号29−1お
よびmode信号80が共に“Low”レベルの時に、バイア
ス電圧を下げて、ダイオードスイッチ43をオフ状態に
する。シリアルインタフェースゲート60は、R/W
Gate信号29−1およびmode信号80が共に“Low”
レベルの時に開き、それ以外は閉じる。
【0046】まず、記録モードでの動作を説明する。R
/W Gate信号29,29−1が“High”レベルであ
るため、シリアルインタフェースゲート56,60が閉
じており、先述の削減第2段階の実施形態における記録
モードと同じ動作になる。
/W Gate信号29,29−1が“High”レベルであ
るため、シリアルインタフェースゲート56,60が閉
じており、先述の削減第2段階の実施形態における記録
モードと同じ動作になる。
【0047】次に、再生モードでの動作を説明する。mo
de信号52,80が“High”レベルであるため、シリ
アルインタフェースゲート56,60は閉じており、レ
ベルバイアス部49,51は通常のバイアス電圧であ
る。従って、先述の削減第2段階の実施形態における再
生モードと同じ動作になる。
de信号52,80が“High”レベルであるため、シリ
アルインタフェースゲート56,60は閉じており、レ
ベルバイアス部49,51は通常のバイアス電圧であ
る。従って、先述の削減第2段階の実施形態における再
生モードと同じ動作になる。
【0048】次に、シリアルインタフェースモードでの
動作を説明する。R/W Gate信号92,92−1が
“Low”レベルであり、mode信号52,80も“Low”
レベルとなるので、レベルバイアス部49,51のバイ
アス電圧が下がり、ダイオードスイッチ36,43は逆
バイアスでオフ状態になる。ダイオードスイッチ34,
41も逆バイアスでオフ状態である。すなわち、伝送接
続線47から記録系、再生系が切り離された状態にな
る。一方、シリアルインタフェースゲート56,60は
開く。この状態で、伝送接続線47の一方にクロック信
号(SCLK53)、他方にデータ信号(SDATA5
4)を重畳させて、コントロールチップ78側からフロ
ントチップ27側へシリアルデータを転送し、レジスタ
61へデータを書き込む。また、レジスタ61に取り込
んだデータを伝送接続線47の他方に重畳させてフロン
トチップ27側からコントロールチップ78側へ転送
し、シリアルインタフェースゲート56からデータ信号
(SDATA54)として出力する。そこで、コントロ
ールチップ78側からレジスタ61に、記録電流(Iw
−sink)およびバイアス電流(Is−sink)を制御する
シリアルデータを書き込めば、そのデータがディジタル
・アナログ変換回路(DAC)によりアナログ信号に変
換されて電流源を制御するため、記録電流(Iw−sin
k)およびバイアス電流(Is−sink)を制御できる。
また、フロントチップ27側で、BHV信号の基になる
信号をアナログ・ディジタル変換回路(ADC)により
ディジタルデータに変換してレジスタ61に取り込め
ば、そのデータが伝送接続線47の他方に重畳されてコ
ントロールチップ78側へ転送され、シリアルインタフ
ェースゲート56から出力されるので、BHV信号が得
られる。
動作を説明する。R/W Gate信号92,92−1が
“Low”レベルであり、mode信号52,80も“Low”
レベルとなるので、レベルバイアス部49,51のバイ
アス電圧が下がり、ダイオードスイッチ36,43は逆
バイアスでオフ状態になる。ダイオードスイッチ34,
41も逆バイアスでオフ状態である。すなわち、伝送接
続線47から記録系、再生系が切り離された状態にな
る。一方、シリアルインタフェースゲート56,60は
開く。この状態で、伝送接続線47の一方にクロック信
号(SCLK53)、他方にデータ信号(SDATA5
4)を重畳させて、コントロールチップ78側からフロ
ントチップ27側へシリアルデータを転送し、レジスタ
61へデータを書き込む。また、レジスタ61に取り込
んだデータを伝送接続線47の他方に重畳させてフロン
トチップ27側からコントロールチップ78側へ転送
し、シリアルインタフェースゲート56からデータ信号
(SDATA54)として出力する。そこで、コントロ
ールチップ78側からレジスタ61に、記録電流(Iw
−sink)およびバイアス電流(Is−sink)を制御する
シリアルデータを書き込めば、そのデータがディジタル
・アナログ変換回路(DAC)によりアナログ信号に変
換されて電流源を制御するため、記録電流(Iw−sin
k)およびバイアス電流(Is−sink)を制御できる。
また、フロントチップ27側で、BHV信号の基になる
信号をアナログ・ディジタル変換回路(ADC)により
ディジタルデータに変換してレジスタ61に取り込め
ば、そのデータが伝送接続線47の他方に重畳されてコ
ントロールチップ78側へ転送され、シリアルインタフ
ェースゲート56から出力されるので、BHV信号が得
られる。
【0049】以上の第2の実施形態(削減第3段階の実
施形態)では、コントロールチップ78とフロントチッ
プ27の接続線数が5本になる。なお、レジスタ61へ
のデータの設定を拡張すれば、MR抵抗検出や温度検出
などに応用範囲を広げることが出来る。
施形態)では、コントロールチップ78とフロントチッ
プ27の接続線数が5本になる。なお、レジスタ61へ
のデータの設定を拡張すれば、MR抵抗検出や温度検出
などに応用範囲を広げることが出来る。
【0050】−第3の実施形態(第1の変則削減の実施
形態)− 図8に、第3の実施形態(第1の変則削減の実施形態)
を示す。レベルコントロール74は、R/W Gate信号
29およびmode信号52の組み合せにより制御する。
形態)− 図8に、第3の実施形態(第1の変則削減の実施形態)
を示す。レベルコントロール74は、R/W Gate信号
29およびmode信号52の組み合せにより制御する。
【0051】第1の接続線と第2の接続線は、記録系伝
送接続線とする。これを有効にするには、レベルコント
ロール74からのレベル信号64(記録信号シリアルイ
ンタフェース信号切り替え制御信号)により同相電圧レ
ベル印加部35の電圧レベルをレベルバイアス部48,
50より高くして、ダイオードスイッチ34,41をオ
ン状態にする。さらに、制御信号67によりシリアルイ
ンタフェースゲート68を無効にする。レベル比較39
は、同相電圧レベル検出部40にて検出した同相電圧レ
ベルが所定の固定レベル38より高い場合、シリアルイ
ンタフェースゲート69を無効にする信号を制御線73
に出力する。
送接続線とする。これを有効にするには、レベルコント
ロール74からのレベル信号64(記録信号シリアルイ
ンタフェース信号切り替え制御信号)により同相電圧レ
ベル印加部35の電圧レベルをレベルバイアス部48,
50より高くして、ダイオードスイッチ34,41をオ
ン状態にする。さらに、制御信号67によりシリアルイ
ンタフェースゲート68を無効にする。レベル比較39
は、同相電圧レベル検出部40にて検出した同相電圧レ
ベルが所定の固定レベル38より高い場合、シリアルイ
ンタフェースゲート69を無効にする信号を制御線73
に出力する。
【0052】第3の接続線と第4の接続線は、再生系伝
送接続線とする。これを有効にするには、レベルコント
ロール74からのレベル信号65(再生信号シリアルイ
ンタフェース信号切り替え制御信号)により同相電圧レ
ベル印加部66の電圧レベルをレベルバイアス部49,
51より高くして、ダイオードスイッチ36,43をオ
ン状態にする。さらに、制御信号67によりシリアルイ
ンタフェースゲート68を無効にする。レベル比較72
は、同相電圧レベル検出部71にて検出した同相電圧レ
ベルが所定の固定レベル38より高い場合、シリアルイ
ンタフェースゲート69を無効にする信号を制御線73
に出力する。
送接続線とする。これを有効にするには、レベルコント
ロール74からのレベル信号65(再生信号シリアルイ
ンタフェース信号切り替え制御信号)により同相電圧レ
ベル印加部66の電圧レベルをレベルバイアス部49,
51より高くして、ダイオードスイッチ36,43をオ
ン状態にする。さらに、制御信号67によりシリアルイ
ンタフェースゲート68を無効にする。レベル比較72
は、同相電圧レベル検出部71にて検出した同相電圧レ
ベルが所定の固定レベル38より高い場合、シリアルイ
ンタフェースゲート69を無効にする信号を制御線73
に出力する。
【0053】また、第1の接続線〜第4の接続線は、シ
リアルインタフェースの伝送路とする。これを有効にす
るには、レベルコントロール74からのレベル信号6
4,65により同相電圧レベル印加部35,66の電圧
レベルをレベルバイアス部48,50および49,51
より低くして、ダイオードスイッチ34,41,36,
43をオフ状態にする。さらに、制御信号67によりシ
リアルインタフェースゲート68を開く。レベル比較3
9,72は、同相電圧レベル検出部40,71にて検出
した同相電圧レベルが所定の固定レベル38より低い場
合、シリアルインタフェースゲート69を開く信号を制
御線73に出力する。シリアルインタフェースの伝送方
法としては、クロック信号を差動信号とし、データおよ
びイネーブル信号は各々シングル信号として伝送する方
法が最も悪影響が少ない。なお、クロック信号をシング
ル信号として伝送することも可能である。
リアルインタフェースの伝送路とする。これを有効にす
るには、レベルコントロール74からのレベル信号6
4,65により同相電圧レベル印加部35,66の電圧
レベルをレベルバイアス部48,50および49,51
より低くして、ダイオードスイッチ34,41,36,
43をオフ状態にする。さらに、制御信号67によりシ
リアルインタフェースゲート68を開く。レベル比較3
9,72は、同相電圧レベル検出部40,71にて検出
した同相電圧レベルが所定の固定レベル38より低い場
合、シリアルインタフェースゲート69を開く信号を制
御線73に出力する。シリアルインタフェースの伝送方
法としては、クロック信号を差動信号とし、データおよ
びイネーブル信号は各々シングル信号として伝送する方
法が最も悪影響が少ない。なお、クロック信号をシング
ル信号として伝送することも可能である。
【0054】第5の接続線では、記録再生の両状態でも
機能するフォールト信号(FLT信号)55を伝送す
る。第6の接続線および第7の接続線は、電源線とす
る。
機能するフォールト信号(FLT信号)55を伝送す
る。第6の接続線および第7の接続線は、電源線とす
る。
【0055】上記第3の実施形態(第1の変則削除の実
施形態)によれば、記録系伝送接続線と再生系伝送接続
線を分けたことにより、3信号式シリアルインタフェー
スを使用できる。更に、FLT信号55を記録時および
再生時の両方で有効にできる。
施形態)によれば、記録系伝送接続線と再生系伝送接続
線を分けたことにより、3信号式シリアルインタフェー
スを使用できる。更に、FLT信号55を記録時および
再生時の両方で有効にできる。
【0056】−第4の実施形態(第2の変則削除の実施
形態)− 図9に、第4の実施形態(第2の変則削減の実施形態)
を示す。第1と第2の接続線(47)には差動の記録信
号および再生信号と同相の記録/再生制御信号、第3の
接続線にはMRヘッド電圧信号(BHV)/フォールト
信号(FLT)、第4と第5の接続線(83)にはシリ
アルクロック信号(SCLK)とシリアルデータ信号
(SDATA)、第6の接続線には電源、第7の接続線
にはグランド(GND)を割り当てる。ヘッド電圧信号
(BHV)/フォールト信号(FLT)の切換は、R/
W Gate信号29,29−1が“Low”レベルならヘッ
ド電圧信号(BHV)、“High”レベルならフォール
ト信号(FLT)とする。記録電流(Iw−sink)およ
びバイアス電流(Is−sink)は、先述の削除第3段階
(図7)と同様にして制御する。
形態)− 図9に、第4の実施形態(第2の変則削減の実施形態)
を示す。第1と第2の接続線(47)には差動の記録信
号および再生信号と同相の記録/再生制御信号、第3の
接続線にはMRヘッド電圧信号(BHV)/フォールト
信号(FLT)、第4と第5の接続線(83)にはシリ
アルクロック信号(SCLK)とシリアルデータ信号
(SDATA)、第6の接続線には電源、第7の接続線
にはグランド(GND)を割り当てる。ヘッド電圧信号
(BHV)/フォールト信号(FLT)の切換は、R/
W Gate信号29,29−1が“Low”レベルならヘッ
ド電圧信号(BHV)、“High”レベルならフォール
ト信号(FLT)とする。記録電流(Iw−sink)およ
びバイアス電流(Is−sink)は、先述の削除第3段階
(図7)と同様にして制御する。
【0057】−第5の実施形態(第3の変則削除の実施
形態)− 図10に、第5の実施形態(第3の変則削除の実施形
態)を示す。第1と第2の接続線(47)には差動の記
録信号および再生信号と同相の記録/再生制御信号、第
3と第4の接続線(83)にはシリアルクロック信号
(SCLK)とシリアルデータ信号(SDATA)、第
5の接続線には電源、第6の接続線にはグランド(GN
D)を割り当てる。ヘッド電圧信号(BHV)はアナロ
グディジタル変換回路(ADC)によってディジタル値
としてレジスタに取り込み、フォールト信号(FLT)
はフォールト条件に従ったコードをレジスタに記録し、
これらのレジスタ値とアドレスの情報をシリアルデータ
(SDATA)として読みとることにより、へッド電圧
およぴフォールト信号状態について知ることができる。
記録電流(Iw−sink)およびバイアス電流(Is−si
nk)は、先述の第2の実施形態(削除第3段階の実施形
態)と同様にして制御する。
形態)− 図10に、第5の実施形態(第3の変則削除の実施形
態)を示す。第1と第2の接続線(47)には差動の記
録信号および再生信号と同相の記録/再生制御信号、第
3と第4の接続線(83)にはシリアルクロック信号
(SCLK)とシリアルデータ信号(SDATA)、第
5の接続線には電源、第6の接続線にはグランド(GN
D)を割り当てる。ヘッド電圧信号(BHV)はアナロ
グディジタル変換回路(ADC)によってディジタル値
としてレジスタに取り込み、フォールト信号(FLT)
はフォールト条件に従ったコードをレジスタに記録し、
これらのレジスタ値とアドレスの情報をシリアルデータ
(SDATA)として読みとることにより、へッド電圧
およぴフォールト信号状態について知ることができる。
記録電流(Iw−sink)およびバイアス電流(Is−si
nk)は、先述の第2の実施形態(削除第3段階の実施形
態)と同様にして制御する。
【0058】−第6の実施形態(第4の変則削除の実施
形態)− 図11に、第6の実施形態(第4の変則削除の実施形
態)を示す。第1と第2の接続線(47)には差動の記
録信号および再生信号と同相の記録/再生制御信号、第
1の接続線にはシリアルクロック信号(SCLK)、第
2の接続線にはシリアルデータ信号(SDATA)、第
3の接続線には電源、第4の接続線にはグランド(GN
D)を割り当てる。先述した第2の実施形態(削除第3
段階の実施形態)ではシリアルインタフェースモードと
するためのmodo信号をコントロールチップ78からフロ
ントチップ27へ伝送したが、第6の実施形態(第4の
変則削除の実施形態)ではコントロールチップ78から
フロントチップ27へmode信号を伝送せず、その代わり
に図12のフローチャートに示す手順のアルゴリズムを
実施する。
形態)− 図11に、第6の実施形態(第4の変則削除の実施形
態)を示す。第1と第2の接続線(47)には差動の記
録信号および再生信号と同相の記録/再生制御信号、第
1の接続線にはシリアルクロック信号(SCLK)、第
2の接続線にはシリアルデータ信号(SDATA)、第
3の接続線には電源、第4の接続線にはグランド(GN
D)を割り当てる。先述した第2の実施形態(削除第3
段階の実施形態)ではシリアルインタフェースモードと
するためのmodo信号をコントロールチップ78からフロ
ントチップ27へ伝送したが、第6の実施形態(第4の
変則削除の実施形態)ではコントロールチップ78から
フロントチップ27へmode信号を伝送せず、その代わり
に図12のフローチャートに示す手順のアルゴリズムを
実施する。
【0059】図12は、第6の実施形態(第4の変則削
除の実施形態)にかかる磁気ディスク装置の動作を示す
フローチャートである。本動作は、磁気ディスク装置の
電源が投入されると起動される。ステップ101では、
フロントチップ27の電源が投入されると自動的にBoo
t ROM84から初期設定値を読み出し、レジスタ61
にセットする。そして、レジスタ61は、シリアルイン
タフェースゲート60を開き、シリアルインタフェース
モードに設定する。一方ハードディスクドライブ制御回
路23は、伝送接続線47をシリアルインタフェースモ
ードに設定する。ステップ102では、フロントチップ
27がアクティブモード以外では、シリアルインタフェ
ースが優先されるように、伝送接続線47のパスが設定
される。そして、シリアルインタフェースを介して、フ
ロントチップ27がアクティブモードにされると、ステ
ップ103へ進む。
除の実施形態)にかかる磁気ディスク装置の動作を示す
フローチャートである。本動作は、磁気ディスク装置の
電源が投入されると起動される。ステップ101では、
フロントチップ27の電源が投入されると自動的にBoo
t ROM84から初期設定値を読み出し、レジスタ61
にセットする。そして、レジスタ61は、シリアルイン
タフェースゲート60を開き、シリアルインタフェース
モードに設定する。一方ハードディスクドライブ制御回
路23は、伝送接続線47をシリアルインタフェースモ
ードに設定する。ステップ102では、フロントチップ
27がアクティブモード以外では、シリアルインタフェ
ースが優先されるように、伝送接続線47のパスが設定
される。そして、シリアルインタフェースを介して、フ
ロントチップ27がアクティブモードにされると、ステ
ップ103へ進む。
【0060】ステップ103では、ハードディスクドラ
イブ制御回路23が、伝送接続線47を再生モードに初
期化する。ステップ104では、R/W Gate信号29
に従い、レベルコントロール32は、同相電圧レベル印
加部35を介して、伝送接続線47へ同相電圧レベルを
出力する。その時、同相電圧レベルが再生モードの“L
ow”なら前記ステップ103に戻り、記録モードまたは
シリアルインタフェースモードの“High”ならステッ
プ105へ進む。
イブ制御回路23が、伝送接続線47を再生モードに初
期化する。ステップ104では、R/W Gate信号29
に従い、レベルコントロール32は、同相電圧レベル印
加部35を介して、伝送接続線47へ同相電圧レベルを
出力する。その時、同相電圧レベルが再生モードの“L
ow”なら前記ステップ103に戻り、記録モードまたは
シリアルインタフェースモードの“High”ならステッ
プ105へ進む。
【0061】ステップ105では、シリアルインタフェ
ース用のパスを設定するために、R/W Gate信号29
−1がレジスタ61へ入カされ、シリアルインタフェー
スゲート60が開くと共に記録データ制御部85からレ
ベルバイアス部50ヘダイオードスイッチ41をオフ状
態にするための制御信号が出カされる。この状態でシリ
アルインタフェース情報が入カされると、シリアルイン
タフェースゲート60を介して、レジスタ61へ設定さ
れる。ステップ106では、入力されたシリアルインタ
フェース情報から次に記録データが送られてくるのか否
かを判定し、Yesならステップ107へ進み、Noな
らステップ110へ進む。
ース用のパスを設定するために、R/W Gate信号29
−1がレジスタ61へ入カされ、シリアルインタフェー
スゲート60が開くと共に記録データ制御部85からレ
ベルバイアス部50ヘダイオードスイッチ41をオフ状
態にするための制御信号が出カされる。この状態でシリ
アルインタフェース情報が入カされると、シリアルイン
タフェースゲート60を介して、レジスタ61へ設定さ
れる。ステップ106では、入力されたシリアルインタ
フェース情報から次に記録データが送られてくるのか否
かを判定し、Yesならステップ107へ進み、Noな
らステップ110へ進む。
【0062】ステップ107では、記録データの転送数
が送られてくるので、その記録データ転送数を入力す
る。この入力が終了すると、シリアルインタフェースゲ
ート60が閉じるようにレジスタ61から信号が出カさ
れる。それと共に、記録データ制御部85は、ダイオー
ドスイッチ41がオン状態になるように、レベルバイア
ス部50へ制御信号を出カする。
が送られてくるので、その記録データ転送数を入力す
る。この入力が終了すると、シリアルインタフェースゲ
ート60が閉じるようにレジスタ61から信号が出カさ
れる。それと共に、記録データ制御部85は、ダイオー
ドスイッチ41がオン状態になるように、レベルバイア
ス部50へ制御信号を出カする。
【0063】ステップ108,109では、送られた来
た記録データを入力し、記録データ数をカウントし、前
記記録データ転送数に達したならば、前記ステップ10
3に戻る。
た記録データを入力し、記録データ数をカウントし、前
記記録データ転送数に達したならば、前記ステップ10
3に戻る。
【0064】ステップ110では、シリアルインタフェ
ースが指示する処理を行う。ステップ111では、Powe
r OFF mode処理かどうかチェックし、Noであればステ
ップ112へ進み、Yesであればステップ115へ進
む。
ースが指示する処理を行う。ステップ111では、Powe
r OFF mode処理かどうかチェックし、Noであればステ
ップ112へ進み、Yesであればステップ115へ進
む。
【0065】ステップ112では、idle/sleep mode処
理かチェックし、Noであれば前記ステップ103に戻
り、Yesであればステップ113へ進む。
理かチェックし、Noであれば前記ステップ103に戻
り、Yesであればステップ113へ進む。
【0066】ステップ113,114では、次のシリア
ルインタフェースによる割り込み制御があるまで idle
/sleep modeにて待機する。割り込み制御があれば、前
記ステップ105に戻る。
ルインタフェースによる割り込み制御があるまで idle
/sleep modeにて待機する。割り込み制御があれば、前
記ステップ105に戻る。
【0067】ステップ115では、電源オフを行うため
のシーケンスを実施し、処理を終了する。
のシーケンスを実施し、処理を終了する。
【0068】上記制御手順により、mode信号52が不要
になり、4本の伝送接続線にて制御が行える。
になり、4本の伝送接続線にて制御が行える。
【0069】−他の実施形態−本発明によれば、フロン
トチップ78とコントロールチップ27の間の線数を5
本または6本または7本へと少なくできることから、磁
気ヘッド14が搭載されたスライダ上にフロントチップ
27を搭載することも出来る。この場合、フロントチッ
プ27と磁気ヘッド14との距離が最も短くなるため、
高周波での記録再生により好都合となる。また、本発明
の磁気ディスク装置では、フロントチップ27と磁気ヘ
ッド14との距離が短くなるため、高周波記録再生がで
きるようになるので、処理速度が速くなる。従って、パ
ラレル処理をしなくても、従来構成のアレイディスク装
置へ搭載するだけで、性能を向上することができる。
トチップ78とコントロールチップ27の間の線数を5
本または6本または7本へと少なくできることから、磁
気ヘッド14が搭載されたスライダ上にフロントチップ
27を搭載することも出来る。この場合、フロントチッ
プ27と磁気ヘッド14との距離が最も短くなるため、
高周波での記録再生により好都合となる。また、本発明
の磁気ディスク装置では、フロントチップ27と磁気ヘ
ッド14との距離が短くなるため、高周波記録再生がで
きるようになるので、処理速度が速くなる。従って、パ
ラレル処理をしなくても、従来構成のアレイディスク装
置へ搭載するだけで、性能を向上することができる。
【0070】
【発明の効果】本発明の磁気記録再生装置および信号伝
送方法によれば、コントロールチップとフロントチップ
の間の接続線数を削減することが出来る。このため、配
線パッドの数を削減でき、チップサイズを小さく出来
る。よって、磁気ヘッドの近傍にフロントチップを搭載
でき、高周波記録再生すなわち高速データ転送が可能に
なる。
送方法によれば、コントロールチップとフロントチップ
の間の接続線数を削減することが出来る。このため、配
線パッドの数を削減でき、チップサイズを小さく出来
る。よって、磁気ヘッドの近傍にフロントチップを搭載
でき、高周波記録再生すなわち高速データ転送が可能に
なる。
【図1】本発明の一実施形態にかかる磁気ディスク装置
のアーム先端部の拡大図である。
のアーム先端部の拡大図である。
【図2】本発明の別の実施形態にかかる磁気ディスク装
置のサスペンション部の拡大図である。
置のサスペンション部の拡大図である。
【図3】コントロールチップとフロントチップの間の接
続線数を本発明により削減する方法の説明図である。
続線数を本発明により削減する方法の説明図である。
【図4】削減第3段階における制御論理表の例示図であ
る。
る。
【図5】第1の実施形態(削減第2段階の実施形態)の
回路構成図である。
回路構成図である。
【図6】Freeze Gate信号の説明図である。
【図7】第2の実施形態(削減第3段階の実施形態)の
回路構成図である。
回路構成図である。
【図8】第3の実施形態(第1の変則削除の実施形態)
の回路構成図である。
の回路構成図である。
【図9】第4の実施形態(第2の変則削除の実施形態)
の回路構成図である。
の回路構成図である。
【図10】第5の実施形態(第3の変則削除の実施形
態)の回路構成図である。
態)の回路構成図である。
【図11】第6の実施形態(第4の変則削除の実施形
態)の回路構成図である。
態)の回路構成図である。
【図12】第6の実施形態(第4の変則削除の実施形
態)での動作を示すフローチャートである。
態)での動作を示すフローチャートである。
【図13】従来の磁気ディスク装置の一例の概略図であ
る。
る。
【図14】従来の磁気ディスク装置の一例のアーム先端
部の拡大図である。
部の拡大図である。
10:ヘッドディスクアセンブリ(HDA)、11:記
録再生制御回路、12:スピンドル部、13:磁気記録
媒体、14:磁気ヘッド、15:キャリッジ部、16:
フレキシブル・パターンド・ケーブル(FPC)、1
7:ボイスコイルモータ(VCM)、18:アーム、1
9:サスペンション、20:R/W−IC、21:中継
接続線、22:信号処理LSI、23:ハードディスク
ドライブ制御(HDDcontrol)回路、24:外部イン
タフェース、25−1:コネクタ、25−2:コネク
タ、26:プリント配線、27:フロントチップ、2
8:接続点、 29:R/W Gate信号、29−1: R
/W Gate信号、30:記録系の信号、31:再生系の
信号、32:レベルコントロール、34:ダイオードス
イッチ、35:同相電圧レベル印加部、36:ダイオー
ドスイッチ、38:固定レベル、39:レベル比較部、
40:同相電圧レベル検出部、41:ダイオードスイッ
チ、43:ダイオードスイッチ、45:記録信号、4
7:伝送接続線、48:レベルバイアス部、49:レベ
ルバイアス部、50:レベルバイアス部、51:レベル
バイアス部、52:mode信号、53:シリアルクロック
(SCLK)、54:シリアルデータ(SDATA)、
55:FLT信号、56:シリアルインタフェースゲー
ト、60:シリアルインタフェースゲート、61:レジ
スタ、63:シリアルイネーブル(SENA)、64:
レベル信号、65:レベル信号、66:同相電圧レベル
印加部、68:シリアルインタフェースゲート、69:
シリアルインタフェースゲート、71:同相電圧レベル
検出部、72:レベル比較、73:シリアルインタフェ
ースゲート制御線、74:レベルコントロール、77:
Freeze Gate信号、78:コントロールチップ。
録再生制御回路、12:スピンドル部、13:磁気記録
媒体、14:磁気ヘッド、15:キャリッジ部、16:
フレキシブル・パターンド・ケーブル(FPC)、1
7:ボイスコイルモータ(VCM)、18:アーム、1
9:サスペンション、20:R/W−IC、21:中継
接続線、22:信号処理LSI、23:ハードディスク
ドライブ制御(HDDcontrol)回路、24:外部イン
タフェース、25−1:コネクタ、25−2:コネク
タ、26:プリント配線、27:フロントチップ、2
8:接続点、 29:R/W Gate信号、29−1: R
/W Gate信号、30:記録系の信号、31:再生系の
信号、32:レベルコントロール、34:ダイオードス
イッチ、35:同相電圧レベル印加部、36:ダイオー
ドスイッチ、38:固定レベル、39:レベル比較部、
40:同相電圧レベル検出部、41:ダイオードスイッ
チ、43:ダイオードスイッチ、45:記録信号、4
7:伝送接続線、48:レベルバイアス部、49:レベ
ルバイアス部、50:レベルバイアス部、51:レベル
バイアス部、52:mode信号、53:シリアルクロック
(SCLK)、54:シリアルデータ(SDATA)、
55:FLT信号、56:シリアルインタフェースゲー
ト、60:シリアルインタフェースゲート、61:レジ
スタ、63:シリアルイネーブル(SENA)、64:
レベル信号、65:レベル信号、66:同相電圧レベル
印加部、68:シリアルインタフェースゲート、69:
シリアルインタフェースゲート、71:同相電圧レベル
検出部、72:レベル比較、73:シリアルインタフェ
ースゲート制御線、74:レベルコントロール、77:
Freeze Gate信号、78:コントロールチップ。
Claims (9)
- 【請求項1】 磁気ヘッドと、コントロールチップおよ
びフロントチップの2チップ構成の記録再生用集積回路
とを有する磁気記録再生装置において、 コントロールチップとフロントチップの間の接続線数が
7本であり、 第1と第2の接続線には、差動の記録信号および再生信
号と同相の記録/再生制御信号、 第3の接続線には、磁気ヘッド電圧信号および異常検出
信号、 第4の接続線には、磁気ヘッドバイアス電流用参照信
号、 第5の接続線には、記録電流用参照信号、 第6の接続線には、第1の電源、 第7の接続線には、第1の電源とは異なる電圧の第2の
電源、を割り当てるか、または、 第1と第2の接続線には、差動の記録信号と同相の記録
/シリアルインタフェース制御信号とシリアルインタフ
ェース伝送時にはクロック信号またはシリアルデータ信
号またはイネーブル信号のいずれか1つまたは2つ、 第3と第4の接続線には、差動の再生信号と同相の再生
/シリアルインタフェース制御信号とシリアルインタフ
ェース伝送時にはクロック信号またはシリアルデータ信
号またはイネーブル信号のいずれか1つまたは2つ、 第5の接続線には、異常検出信号、 第6の接続線には、第1の電源、 第7の接続線には、第1の電源とは異なる電圧の第2の
電源、 を割り当てるか、または、 第1と第2の接続線には、差動の記録信号および再生信
号と同相の記録/再生制御信号、 第3の接続線には、磁気ヘッド電圧信号および異常検出
信号、 第4の接続線には、クロック信号、 第5の接続線には、シリアルデータ信号、 第6の接続線には、第1の電源、 第7の接続線には、第1の電源とは異なる電圧の第2の
電源、 を割り当てることを特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項2】 磁気へッドと、コントロールチップおよ
びフロントチップの2チップ構成の記録再生用集積回路
とを有する磁気記録再生装置において、 コントロールチップとフロントチップの間の接続線数が
5本であり、 第1と第2の接続線には、差動の記録信号および再生信
号と同相の記録/再生制御信号とシリアルインタフェー
ス伝送時にはクロック信号およびシリアルデータ信号、 第3の接続線には、異常検出信号およびモード制御信
号、 第4の接続線には、第1の電源、 第5の接続線には、第1の電源とは異なる電圧の第2の
電源、を割り当てることを特徴とする磁気記録再生装
置。 - 【請求項3】 磁気ヘッドと、コントロールチップおよ
びフロントチップの2チップ構成の記録再生用集積回路
とを有する磁気記録再生装置において、 コントロールチップとフロントチッブの間の接続線数が
6本であり、 第1と第2の接続線には、差動の記録信号および再生信
号と同相の記録/再生制御信号、 第3の接続線には、クロック信号、 第4の接続線には、シリアルデータ信号、 第5の接続線には、第1の電源、 第6の接続線には、第1の電源とは異なる電圧の第2の
電源、を割り当てることを特徴とする磁気記録再生装
置。 - 【請求項4】 磁気ヘッドと、コントロールチップおよ
びフロントチップの2チップ構成の記録再生用集積回路
とを有する磁気記録再生装置において、 コントロールチップとフロントチップの間の接続線数が
4本であり、 第1と第2の接続線には、差動の記録信号および再生信
号と同相の記録/再生制御信号とシリアルインタフェー
ス伝送時にはクロック信号およびシリアルデータ信号、 第3の接続線には、第1の電源、 第4の接続線には、第1の電源とは異なる電圧の第2の
電源、を割り当てることを特徴とする磁気記録再生装
置。 - 【請求項5】 磁気ヘッドと、コントロールチップおよ
びフロントチップの2チップ構成の記録再生用集積回路
とを有する磁気記録再生装置において、 一対の接続線に加える同相の電圧レベルによって該一対
の接続線で伝送する信号種を切り替えるレベルコントロ
ール手段と、前記電圧レベルを切り替えた直後の短時間
は信号の伝送を抑制する伝送フリーズ手段とを具備した
ことを特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項6】 コントロールチップおよびフロントチッ
プの2チップ構成の記録再生用集積回路における信号伝
送方法であって、 コントロールチップとフロントチップの間の接続線中
で、記録信号および再生信号を差動信号として伝送する
第1の接続線と第2の接続線に、同相の電圧レベルとし
て高低の2レベルを設け、それら2レベルの一方に記録
モードを割り当て他方に再生モードを割り当て、前記第
1の接続線と第2の接続線に印加する同相の電圧レベル
により記録信号を伝送する記録モードと再生信号を伝送
する再生モードとを切り替えることを特徴とする信号伝
送方法。 - 【請求項7】 請求項6に記載の信号伝送方法におい
て、第3の接続線でモード制御信号を伝送し、そのモー
ド制御信号によりシリアルインタフェースモードに切り
替えて、前記第1の接続線と第2の接続線でクロック信
号およびシリアルデータ信号を伝送することを特微とす
る信号伝送方法。 - 【請求項8】 請求項6に記載の信号伝送方法におい
て、再生モードから記録モードに切り替えた時、最初は
シリアルインタフェースモードとなり、前記第1の接続
線と第2の接続線でクロック信号およびシリアルデータ
信号を伝送し、そのシリアルインタフェースモードでの
制御により記録モードに切り替え、予定量の記録信号を
伝送した後、再生モードに戻すことを特徴とする信号伝
送方法。 - 【請求項9】 コントロールチップおよびフロントチッ
プの2チップ構成の記録再生用集積回路における信号伝
送方法であって、 コントロールチップとフロントチップの間の接続線中
で、記録信号または再生信号を差動信号として伝送する
一対の接続線に、同相の電圧レベルとして高低の2レベ
ルを設け、それら2レベルの一方に記録モードまたは再
生モードを割り当て他方にシリアルインタフェースモー
ドを割り当て、前記一対の接続線に印加する同相の電圧
レベルにより記録信号を伝送する記録モードまたは再生
信号を伝送する再生モードと少なくともクロック信号お
よびシリアルデータ信号を伝送するシリアルインタフェ
ースモードとを切り替えることを特徴とする信号伝送方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11198176A JP2001028104A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | 磁気記録再生装置および信号伝送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11198176A JP2001028104A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | 磁気記録再生装置および信号伝送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001028104A true JP2001028104A (ja) | 2001-01-30 |
Family
ID=16386748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11198176A Pending JP2001028104A (ja) | 1999-07-12 | 1999-07-12 | 磁気記録再生装置および信号伝送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001028104A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006030885A1 (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | ディスク装置 |
US7239467B2 (en) | 2001-02-28 | 2007-07-03 | Hitachi, Ltd. | Storage media reading writing system |
JP2011076705A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-14 | Seagate Technology Llc | 記憶媒体上のビット位置にデータを記録する方法、およびトランスデューサヘッド |
-
1999
- 1999-07-12 JP JP11198176A patent/JP2001028104A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7239467B2 (en) | 2001-02-28 | 2007-07-03 | Hitachi, Ltd. | Storage media reading writing system |
WO2006030885A1 (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | ディスク装置 |
JP2011076705A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-14 | Seagate Technology Llc | 記憶媒体上のビット位置にデータを記録する方法、およびトランスデューサヘッド |
US9842612B2 (en) | 2009-10-01 | 2017-12-12 | Seagate Technology Llc | On head microelectronics for write synchronization |
US10032467B2 (en) | 2009-10-01 | 2018-07-24 | Seagate Technology Llc | On head microelectronics for write synchronization |
US10748558B2 (en) | 2009-10-01 | 2020-08-18 | Seagate Technology Llc | On head microelectronics for write synchronization |
US11183207B2 (en) | 2009-10-01 | 2021-11-23 | Seagate Technology Llc | On head microelectronics for write synchronization |
US11532322B2 (en) | 2009-10-01 | 2022-12-20 | Seagate Technology Llc | On head microelectronics for write synchronization |
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