JPH1134954A - 自転車用ダイナモ - Google Patents

自転車用ダイナモ

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JPH1134954A
JPH1134954A JP19625797A JP19625797A JPH1134954A JP H1134954 A JPH1134954 A JP H1134954A JP 19625797 A JP19625797 A JP 19625797A JP 19625797 A JP19625797 A JP 19625797A JP H1134954 A JPH1134954 A JP H1134954A
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JP
Japan
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plate
hub
insulating
teeth
dynamo
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JP19625797A
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Inventor
Toshio Nishimura
寿夫 西村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハブの径を大きくしなくても多極化すること
ができる自転車用ダイナモを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 車輪と一体に回転するマグネット5とス
テータのうち、ステータを、コイル3の磁極に近接して
配置された円盤状の磁性体で外周部に多数の磁極が形成
された側板8aと、板状の磁性体で基端部が側板の前記
磁極と磁気結合して先端が他方の磁極に向かって延設さ
れたティース板18とで構成し、板厚方向が前記ハブ1
の回転方向と交差する方向にティース板18を配設した
ことを特徴とし、ハブの周方向のティースの密度を上げ
ることができ、ハブを大径化しなくても多極化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車フレームの
ホークに取り付けられるハブ内蔵型自転車用ダイナモに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9〜図11は従来のハブ内蔵型自転車
用ダイナモを示す。特開平6−305466号公報など
に見られるこの種の自転車用ダイナモは、図9と図10
に示すように、自転車フレームのホークに取り付けられ
るハブ1の内部に、ハブ1の固定側としての車軸2に取
り付けられたコイル3と、コイル3の一端から他端に向
かって延設されたティース部を有するステータ4と、ハ
ブ1の回転側に設けられステータ4のティース部と対向
して回転自在のマグネット5などを内蔵させて構成され
ている。
【0003】具体的には、ステータ4は図10と図11
に示すように、磁性板をプレス加工で所定の形状に打ち
抜き処理し、打ち抜かれたステータ板の外周のティース
部4a,4bを図11に示すように内側に折り曲げ加工
されている。
【0004】組み立ての際には、この図11に示す形状
の一対のステータ4でコイル3を中央にして、図11に
示すように一方のステータ4のティース4aとティース
4aの間に他方のステータ4のティース4bが位置する
ように組み合わされている。
【0005】このように一対のステータ4を組み合わせ
ることによって、コイル3の外周部に多くのティース部
4a,4bを配列することができ、自転車の車輪が回転
してマグネット5が回転して、マグネット5の磁束をテ
ィース部4a,4bが切って、コイル3の端子間に電圧
が発生する。
【0006】このようなハブ内蔵型自転車用ダイナモ
は、タイヤドライブ式のダイナモに比べて騒音や振動が
少なく使用感が良好である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タイヤ
ドライブ式のダイナモに比べてハブ内蔵型自転車用ダイ
ナモは、回転側の回転数が低くく、目的とする電力量を
得るためには、特公平6−88545号公報に見られる
ように増速機構を設けて回転数を上げるか、または特開
平7−291166号公報に見られるようにティースの
数を増やす(多極化)が必要である。
【0008】増速機構を設けて回転数を上げた場合に
は、増速機構の耐久性によってダイナモの耐久性が著し
く低下するとともに、回転抵抗と騒音が大きくなって、
ハブ内蔵型自転車用ダイナモの有効な部分が損なわれる
問題がある。
【0009】これに対してティースの多極化は有効であ
るが、多極化のためにティースの幅を狭くすると強度が
低下するので、ティースの幅には強度面の制約があり、
ティースの多極化を実施するとハブ1の径が大きくなる
と云う問題がある。
【0010】本発明は、ハブ1の径を大きくしなくても
多極化することができる自転車用ダイナモを提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の自転車用ダイナ
モは、ステータを、コイルの磁極に近接して配置された
円盤状の磁性体で外周部に多数の磁極が形成された側板
に対して、板状の磁性体のティース板をその板厚方向が
ハブの回転方向と交差する方向に配設したことを特徴と
する。
【0012】この本発明によると、ハブの径を大きくし
なくても多極化した自転車用ダイナモを実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】請求項1記載の自転車用ダイナモ
は、ステータを、コイルの磁極に近接して配置された円
盤状の磁性体で外周部に多数の磁極が形成された側板
と、板状の磁性体で基端部が側板の前記磁極と磁気結合
して先端が他方の磁極に向かって延設されたティース板
とで構成し、板厚方向が前記ハブの回転方向と交差する
方向に前記ティース板を配設したことを特徴とする。
【0014】請求項2記載の自転車用ダイナモは、請求
項1において、円盤状の非磁性体で外周部に前記ティー
ス板の板厚に応じた多数のスリットが形成されており、
前記ティース板を収容して隣接するティース板の間隔保
持を行う絶縁板を設けたことを特徴とする。
【0015】請求項3記載の自転車用ダイナモは、請求
項2において、側板の外周には絶縁板のスリットのピッ
チの2倍のピッチで磁極を形成し、側板の磁極の位置と
磁極と磁極の中間位置に前記絶縁板のスリットが位置す
るように、側板と絶縁板とを重ねてハブの車軸に装着し
たことを特徴とする。
【0016】請求項4記載の自転車用ダイナモは、請求
項3において、ハブの車軸の周面には、絶縁板の内周部
に形成された突起に係合する溝を前記車軸の長手方向に
沿って設け、重ねてハブの車軸に装着される絶縁板と側
板の互いの当接面には、側板の磁極の位置と磁極と磁極
の中間位置に前記絶縁板のスリットが位置する状態で係
合する凹部と凸部を形成したことを特徴とする。
【0017】請求項5記載の自転車用ダイナモは、請求
項4において、ハブの車軸の周面に車軸の長手方向に絶
縁板の位置決め用の溝を形成し、前記の車軸に間隔をあ
けて装着した2枚の絶縁板を状態で互いの絶縁板のピッ
チが揃うように互いの絶縁板の内周面には同一位置に前
記溝に係合する凸部を形成し、重ねてハブの車軸に装着
される前記絶縁板と側板の互いの当接面のうちの絶縁板
の端面に凸部を設け、側板の端面に前記凸部に係合する
貫通穴を形成し、かつ、前記側板に設けた前記貫通穴の
位置を、絶縁板の前記凸部に対して周方向にスリットの
1/2ピッチだけずらせて形成してあることを特徴とす
る。
【0018】請求項6記載の自転車用ダイナモは、自転
車フレームのホークに取り付けられるハブの固定側に設
けられたコイルと、前記ハブの固定側に設けられ前記コ
イルの一方の磁極から他方の磁極に向かって延設された
ティースを有するステータと、前記ハブの回転側に設け
られステータの前記ティースと対向して回転自在のマグ
ネットとを有するハブ内蔵型自転車用ダイナモにおい
て、前記ステータを、前記コイルの両磁極に近接して配
置された円盤状の磁性体で外周部に多数の磁極が形成さ
れた一対の側板と、前記テイース板の基端部を前記一対
の側板の内の一方の側板と磁気結合させ、前記テイース
板の先端部を前記絶縁板のスリットに係合して保持した
ことを特徴とする。
【0019】以下、本発明の各実施の形態を図1〜図8
に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1〜図7は(実施の形態1)を示
す。
【0020】図1に示すように自転車フレームのホーク
6の間に取り付けられるハブ1の車軸2には、中央にコ
イル3が設けられている。コイル3は分割し、並列巻
き、直列巻きの何れでもよい。
【0021】コイル3の両側には、非磁性体の例えば樹
脂製の絶縁板7a,7bを介して、磁性体からなる側板
8a,8bが組み付けられている。絶縁板7a,7bと
側板8a,8bは共に円盤状で、絶縁板7a,7bの外
周部には図2と図3に示すように定ピッチで多数のスリ
ット9が形成されている。側板8a,8bの外周部には
図2と図4に示すように定ピッチで多数の脚部10が形
成されている。
【0022】絶縁板7a,7bの中央には車軸2が貫通
する中心孔11が穿設されており、中心孔11には車軸
2の周面に軸芯方向に形成された2本の溝12に係合す
る突起13a,13bが形成されており、車軸2にセッ
トした状態で絶縁板7a,7bの前記スリット9の車軸
2の周方向の位置は一致する。
【0023】側板8a,8bの中央には車軸2が貫通す
る中心孔14が穿設されているが、絶縁板7a,7bの
ように車軸2の溝12に係合する突起13a,13bに
相当する突起は形成されていないが、絶縁板7a,7b
の端面に形成された凸部15a,15bに係合する貫通
孔16a,16bが穿設されている。
【0024】具体的には、絶縁板7a,7bの端面に
は、図3に示すように突起13aの位置に対応して凸部
15aが形成され、突起13bの位置に対してスリット
9のピッチの1/2ピッチの角度(1/2)θだけずれ
た位置に凸部15bが形成されている。側板8a,8b
には、同様に角度(1/2)θだけずれた位置に貫通孔
16a,16bが形成されている。
【0025】従って、図1に示すコイル3の左側の絶縁
板7aと側板8aを重ね合わせて車軸2に装着すること
によって、図5の(a)に示す絶縁板7aのスリット9
と側板8aの脚部10の位置関係は、図5の(b)に示
すようになる。
【0026】コイル3の右側の絶縁板7bと側板8bを
重ね合わせて車軸2に装着することによって、図5の
(c)に示す絶縁板7bのスリット9と側板8bの脚部
10の位置関係は、図5の(d)に示すようになる。
【0027】この図5の(c)(d)を比較して分かる
ように、コイル3の左側と右側とでスリット9と脚部1
0とが一致する角度が異なっており、左側の絶縁板7a
と側板8aでスリット9と脚部10とが一致している角
度では、その右側の絶縁板7bと側板8bのスリット9
と脚部10とは一致していない。右側の絶縁板7bと側
板8bでスリット9と脚部10とが一致している角度で
は、その左側の絶縁板7aと側板8aのスリット9と脚
部10とは一致していない。
【0028】換言すると、スリット9と脚部10とが一
致している反対側では、その角度ではスリット9の位置
が脚部10と脚部10の間の凹部17の位置になってい
るように位置決めされている。
【0029】この絶縁板7a,7bのスリット9には、
図6に示すように磁性体からなる板状のティース板18
が、隣接するスリットごとにティース板18の向きを左
右入れ替えて絶縁板7a,7bの全周にわたって挿入さ
れている。
【0030】ティース板18の形状は、スリット9に挿
入された状態で一方の側板の端面に接して磁気抵抗の少
ない磁路を形成する脚18aが形成されており、ここで
は図6に示すようにティース板18の脚18aが側板8
a,8bに当接するように組み立てられている。
【0031】ここでは図6に示すようにティース板18
の脚18aが側板8a,8bに当接するように組み立て
られている。なお、上記のように組み付けられた多数の
ティース板18の端部は、図1と図2に示すように非磁
性体のリング19をティース板18の連結突起18bに
差し込んで位置決めされている。
【0032】車軸2には、側板8a,8bの外側にベア
リング20a,20bを介してハブ鍔21a,21bが
取り付けられている。ハブ鍔21aとハブ鍔21bの間
は、前記ティース板18の外側で筒体22によって連結
されている。23はスポークである。
【0033】筒体22の内側には、非磁性体のシート2
4を介してマグネット5が取り付けられており、車輪が
回転することによって多数のティース板18の外側で、
このティース板に近接した位置をマグネット5が回転す
ることになり、ティース板18がマグネット5の磁束を
切ることによってコイル3に起電力が発生する。
【0034】コイル3の起電力は、車軸2の溝12に沿
って敷設されたリード線25によってリムの外部に引き
出されて電気負荷に給電される。なお、磁路の磁気抵抗
を必要な程度に減少できない場合には、ティース板18
の脚18aと側板8a,8bとの当接している部分を溶
接などで繋いだりしてティース板18の脚18aと側板
8a,8bとの当接箇所の磁気抵抗を低減したり、図7
に示すように図1に示した車軸2に形成されたネジ部2
aに磁性体のナット25を締め込んで側板8a,8bと
車軸2との間の磁気抵抗を低減することができる。
【0035】このように、ティース板18は前記ハブの
回転方向と交差する方向に板厚方向が揃うように絶縁板
7a,7bのスリット9に差し込んで構成しているた
め、ティースの長さを長く延ばしても強度の低下が少な
く、性能が向上するとともに、従来に比べて多極の自転
車用ダイナモを小径にして実現できる。
【0036】図5を見てわかるように絶縁板7aと側板
8a、絶縁板7bと側板8bとの位置合わせのための凸
部15a,15bと貫通孔16a,16bの位置を、1
80°の位相差ではなく、(1/2)θだけ故意にずら
せて形成したので、左右の側板8a,8bの位置合わせ
が容易で、しかも、絶縁板7aと絶縁板7b、および側
板8aと側板8bとは同一形状の部品で済むため、部品
種類の削減を実現できる。
【0037】具体的には、図5の(b)に示す左側の絶
縁板7aの凸部15aには側板8aの貫通孔16aが係
合し、凸部15bには側板8aの貫通孔16bが係合し
ているのに対して、図5の(d)に示す右側では、絶縁
板7bに対して側板8bを裏返しにするとともに、絶縁
板7bの凸部15aに側板8bの貫通孔16bを係合さ
せ、絶縁板7bの凸部15bに側板8bの貫通孔16a
を係合させるだけで、左右の側板8a,8bの位置合わ
せが完了し、また、図6に示したようにコイル3の左側
から右側に向かって延びるティース板18と、コイル3
の右側から左側に向かって延びるティース板18とを交
互にスリット9に挿入できる目的の形状を少ない部品種
類で実現している。
【0038】(実施の形態2)図8は(実施の形態2)
を示す。上記の(実施の形態1)では、絶縁板7a,7
bのスリット9に挿入して保持すると共にティース板1
8の両端にリング19,19を取り付けて多数のティー
ス板18の車軸2の側への取り付けを確実にしていた
が、この(実施の形態2)では、ティース板18の中央
付近に凹26を形成しておき、各ティース板18をセッ
トした後に環状のコイルスプリング27を、磁性的に絶
縁体の絶縁テープ28を介在させてティース板18の相
互を締め付けることもできる。この場合にもリング1
9,19を併用することもできる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明の自転車用ダイナモ
によれば、ステータを、コイルの磁極に近接して配置さ
れた円盤状の磁性体で外周部に多数の磁極が形成された
側板と、板状の磁性体で基端部が側板の前記磁極と磁気
結合して先端が他方の磁極に向かって延設されたティー
ス板とで構成し、板厚方向が前記ハブの回転方向と交差
する方向に前記ティース板を配設したことを特徴とし、
ハブの周方向のティースの密度を上げることができ、ハ
ブを大径化しなくても多極化することができる。
【0040】また、円盤状の非磁性体で外周部に前記テ
ィース板の板厚に応じた多数のスリットが形成されてお
り、前記ティース板を収容して隣接するティース板の間
隔保持を行う絶縁板を設けた場合には、前記ティース板
を目的とする姿勢に確実に保持できる。
【0041】また、側板の外周には絶縁板のスリットの
ピッチの2倍のピッチで磁極を形成し、側板の磁極の位
置と磁極と磁極の中間位置に前記絶縁板のスリットが位
置するように、側板と絶縁板とを重ねてハブの車軸に装
着することによって、コイルの一端から他端に延びる前
記ティース板を目的とする姿勢に確実に保持できる。
【0042】また、ハブの車軸の周面には、絶縁板の内
周部に形成された突起に係合する溝を前記車軸の長手方
向に沿って設け、重ねてハブの車軸に装着される絶縁板
と側板の互いの当接面には、側板の磁極の位置と磁極と
磁極の中間位置に前記絶縁板のスリットが位置する状態
で係合する凹部と凸部を形成した場合には、車軸と絶縁
板と側板の相互の位置合わせが完了する。
【0043】さらに、ハブの車軸の周面に車軸の長手方
向に絶縁板の位置決め用の溝を形成し、前記の車軸に間
隔をあけて装着した2枚の絶縁板を状態で互いの絶縁板
のピッチが揃うように互いの絶縁板の内周面には同一位
置に前記溝に係合する凸部を形成し、重ねてハブの車軸
に装着される前記絶縁板と側板の互いの当接面のうちの
絶縁板の端面に凸部を設け、側板の端面に前記凸部に係
合する貫通穴を形成し、かつ、前記側板に設けた前記貫
通穴の位置を、絶縁板の前記凸部に対して周方向にスリ
ットの1/2ピッチだけずらせて形成することによっ
て、車軸の左右の絶縁板と側板として同一の形状の部品
を使用することができ、部品種類の削減を達成すること
ができる。
【0044】また、円盤状の非磁性体で外周部に多数の
スリットが形成された絶縁板を設け、前記テイース板の
基端部を前記一対の側板の内の一方の側板と磁気結合さ
せ、前記テイース板の先端部を前記絶縁板のスリットに
係合して保持することによって、細長いテイース板を安
定に支持して多極化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(実施の形態1)の自転車用ダイナモ
の要部断面図
【図2】同実施の形態の要部の分解斜視図
【図3】同実施の形態の絶縁板の平面図
【図4】同実施の形態の側板の平面図
【図5】同実施の形態の左右の絶縁板と側板との重ね合
わせの説明図
【図6】同実施の形態のティース板の挿入工程を示す斜
視図
【図7】同実施の形態の組み立ての別の例を示す断面図
【図8】(実施の形態2)の要部を示す斜視図
【図9】従来の自転車用ダイナモの断面図
【図10】同従来例の横断面図
【図11】同従来例のステータの断面図
【符号の説明】
6 自転車フレームのホーク 1 ハブ 2 車軸 3 コイル 7a,7b 非磁性体の絶縁板 8a,8b 磁性体からなる側板 9 絶縁板のスリット 10 側板の脚部 12 車軸の溝 13a,13b 絶縁板の突起 15a,15b 絶縁板の端面に形成された凸部 16a,16b 側板の貫通孔 18 磁性体からなる板状のティース板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自転車フレームのホークに取り付けられる
    ハブの固定側に設けられたコイルと、 前記ハブの固定側に設けられ前記コイルの一方の磁極か
    ら他方の磁極に向かって延設されたティースを有するス
    テータと、 前記ハブの回転側に設けられステータの前記ティースと
    対向して回転自在のマグネットとを有するハブ内蔵型自
    転車用ダイナモにおいて、 前記ステータを、 前記コイルの磁極に近接して配置された円盤状の磁性体
    で外周部に多数の磁極が形成された側板と、 板状の磁性体で基端部が側板の前記磁極と磁気結合して
    先端が他方の磁極に向かって延設されたティース板とで
    構成し、 板厚方向が前記ハブの回転方向と交差する方向に前記テ
    ィース板を配設した自転車用ダイナモ。
  2. 【請求項2】円盤状の非磁性体で外周部に前記ティース
    板の板厚に応じた多数のスリットが形成されており、前
    記ティース板を収容して隣接するティース板の間隔保持
    を行う絶縁板を設けた請求項1記載の自転車用ダイナ
    モ。
  3. 【請求項3】側板の外周には絶縁板のスリットのピッチ
    の2倍のピッチで磁極を形成し、 側板の磁極の位置と磁極と磁極の中間位置に前記絶縁板
    のスリットが位置するように、側板と絶縁板とを重ねて
    ハブの車軸に装着した請求項2記載の自転車用ダイナ
    モ。
  4. 【請求項4】ハブの車軸の周面には、絶縁板の内周部に
    形成された突起に係合する溝を前記車軸の長手方向に沿
    って設け、 重ねてハブの車軸に装着される絶縁板と側板の互いの当
    接面には、側板の磁極の位置と磁極と磁極の中間位置に
    前記絶縁板のスリットが位置する状態で係合する凹部と
    凸部を形成した請求項3記載の自転車用ダイナモ。
  5. 【請求項5】ハブの車軸の周面に車軸の長手方向に絶縁
    板の位置決め用の溝を形成し、 前記の車軸に間隔をあけて装着した2枚の絶縁板を状態
    で互いの絶縁板のピッチが揃うように互いの絶縁板の内
    周面には同一位置に前記溝に係合する凸部を形成し、 重ねてハブの車軸に装着される前記絶縁板と側板の互い
    の当接面のうちの絶縁板の端面に凸部を設け、側板の端
    面に前記凸部に係合する貫通穴を形成し、かつ、前記側
    板に設けた前記貫通穴の位置を、絶縁板の前記凸部に対
    して周方向にスリットの1/2ピッチだけずらせて形成
    してある請求項4記載の自転車用ダイナモ。
  6. 【請求項6】自転車フレームのホークに取り付けられる
    ハブの固定側に設けられたコイルと、 前記ハブの固定側に設けられ前記コイルの一方の磁極か
    ら他方の磁極に向かって延設されたティースを有するス
    テータと、 前記ハブの回転側に設けられステータの前記ティースと
    対向して回転自在のマグネットとを有するハブ内蔵型自
    転車用ダイナモにおいて、 前記ステータを、 前記コイルの両磁極に近接して配置された円盤状の磁性
    体で外周部に多数の磁極が形成された一対の側板と、 板状の磁性体で基端部が側板の前記磁極と磁気結合して
    先端が他方の磁極に向かって延設されたティース板と、 円盤状の非磁性体で外周部に多数のスリットが形成され
    た絶縁板を設け、前記テイース板の基端部を前記一対の
    側板の内の一方の側板と磁気結合させ、前記テイース板
    の先端部を前記絶縁板のスリットに係合して保持した自
    転車用ダイナモ。
JP19625797A 1997-07-23 1997-07-23 自転車用ダイナモ Pending JPH1134954A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005011092A1 (ja) * 2003-07-25 2005-02-03 Mitsuba Corporation ハブダイナモ
CN101867255A (zh) * 2010-06-11 2010-10-20 郑法根 一种车轮磁力发电机装置

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