JPH11349447A - 養毛化粧料 - Google Patents
養毛化粧料Info
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- JPH11349447A JPH11349447A JP10153015A JP15301598A JPH11349447A JP H11349447 A JPH11349447 A JP H11349447A JP 10153015 A JP10153015 A JP 10153015A JP 15301598 A JP15301598 A JP 15301598A JP H11349447 A JPH11349447 A JP H11349447A
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Abstract
等で染毛した毛髪の色落ちが少ない養毛化粧料を提供す
る。 【解決手段】エタノール可溶タンパク質誘導体と、エタ
ノール及び水を重量比90:10以上100:0以下で
含有することを特徴とする養毛化粧料、γ- アミノ酪酸
誘導体、ビタミンE誘導体、パントテン酸誘導体、ニコ
チン酸誘導体、グリチルリチン酸誘導体、センブリエキ
ス、朝鮮ニンジンエキス、デュークエキス、トウガラシ
チンキ、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、ヒ
ノキチオール、酒石酸ニコチニックアルコールからなる
群より少なくとも一種以上の物質を更に含有する養毛化
粧料、そして更に、センブリエキス、朝鮮ニンジンエキ
ス、デュークエキス、トウガラシチンキ以外の植物抽出
物を含有することを特徴とする養毛化粧料。
Description
ヘアカラー、ヘアマニキュア等で染毛した毛髪の色落ち
が少ない養毛化粧料に関する。
応するため、トウガラシチンキ及びニコチン酸誘導体等
の血行促進物質、また毛髪の栄養成分であるアミノ酸及
びビタミン類をエタノール−精製水混液に溶解し、配合
してなる養毛化粧料が知られている。さらには、皮脂腺
の肥大防止効果を持つ成分や、男性ホルモンの抑制作用
を持つ成分を配合する医療用養毛剤や養毛化粧料も数多
く提案されている。
の手段】しかし、脱毛、薄毛等の悩みを持つ消費者の中
には、白髪隠し又はおしゃれの目的でヘアカラー、ヘア
マニキュア等の染毛料を使用する場合も多い。ヘアカラ
ー、ヘアマニキュア等の染毛料で処理した毛髪に養毛化
粧料を塗布した場合、養毛化粧料の溶媒に染料が溶解
し、退色するという問題点がある。
意研究を重ねた結果、エタノール可溶タンパク質誘導体
を、特定比率のエタノール−水溶媒系に溶解した養毛化
粧料が、ヘアカラー、ヘアマニキュア等の染毛した毛髪
の色落ちが少ないことを見出し、本発明を完成した。ま
た、その際、養毛成分として公知である特定物質や更に
加えて植物抽出物と組み合わせると各成分の相乗効果に
より、本発明の目的である優れた育毛効果を発現し、更
に望ましい効果を奏することを見出し、本発明を完成し
た。
パク質誘導体と、エタノール及び水を重量比90:10
以上100:0以下で含有することを特徴とする養毛化
粧料にある。また、γ- アミノ酪酸、γ- アミノ−β−
ヒドロキシ酪酸等のγ- アミノ酪酸誘導体、ビタミン
E、ビタミンEアセテート、ビタミンEニコチネート等
のビタミンE誘導体、パントテニルアルコール、パント
テン酸カルシウム等のパントテン酸誘導体、ニコチン酸
ベンジル、ニコチン酸アミド等のニコチン酸誘導体、グ
リチルリチン酸、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチ
ルリチン酸モノアンモニウム、グリチルレチン酸、グリ
チルレチン酸ステアリル等のグリチルリチン酸誘導体、
センブリエキス、朝鮮ニンジンエキス、デュークエキ
ス、トウガラシチンキ、ジイソプロピルアミンジクロロ
アセテート、ヒノキチオール、酒石酸ニコチニックアル
コールからなる群より少なくとも一種以上の物質を更に
含有する養毛化粧料にある。そして更に、センブリエキ
ス、朝鮮ニンジンエキス、デュークエキス、トウガラシ
チンキ以外の植物抽出物を含有することを特徴とする養
毛化粧料にある。
する。
溶タンパク質誘導体と、エタノール及び水を重量比9
0:10以上100:0以下で含有することを要件と
し、他成分の養毛・育毛効果を有する養毛成分、 滋養成
分、育毛成分等は特に限定されるものではなく、何かし
らの該効果を奏する成分を含有すればよく、すなわち養
毛化粧料と称呼されるものであればよい。
導体としては、エタノールに溶解するものであれば特に
限定されず、加水分解コラーゲンエチルエステル、加水
分解コラーゲンヘキサデシルエステル、加水分解コラー
ゲンと樹脂酸の縮合物、加水分解コラーゲンと脂肪酸の
縮合物、加水分解ケラチンエチルエステル、加水分解シ
ルクエチルエステル等が挙げられる。またその配合量と
しては毛髪の退色防止効果を示す範囲を検討した結果、
0.001〜20.0重量%(以下、wt%と略する)
が好ましく、より好ましくは0.01〜5.0wt%で
ある。0.001wt%未満では本発明の効果が得られ
ない場合があり、20.0wt%を超えて配合しても、
配合量に見合った効果が得られない場合がある。
ュークエキス、トウガラシチンキ、ジイソプロピルアミ
ンジクロロアセテート、γ- アミノ酪酸誘導体、ヒノキ
チオール、ビタミンE誘導体、パントテン酸誘導体、ニ
コチン酸誘導体、グリチルリチン誘導体、酒石酸ニコチ
ニックアルコールの配合量としては、本発明の目的であ
る育毛効果、脱毛予防効果を示す範囲を検討した結果、
0.001〜20.0wt%が好ましく、より好ましく
は0.01〜5.0wt%である。0.001wt%未
満では本発明の効果が得られない場合があり、20.0
wt%を超えて配合しても、配合量に見合った効果が得
られない場合がある。
タノール−水系においてはエタノールのみを用いること
が望ましく、また、エタノール−水混液を溶媒として用
いる場合には、エタノールの比率が混液の90wt%以
上であればよく、より好ましくは95wt%以上であ
る。
ンエキス、デュークエキス、トウガラシチンキ以外の植
物抽出物としては、アロエ、アシタバ、アルテア、アル
ニカ、イチョウ、ウイキョウ、イラクサ、エイジツ、エ
ンメイソウ、オトギリソウ、オウゴン、オウバク、海
藻、カッコン、カミツレ、カワラヨモギ、キズタ、キウ
イ、キュウリ、クララ、クロレラ、クレマティス、クマ
ザサ、グレープフルーツ、コンフリー、ベニバナ、ゴバ
イシ、コムギ、クチナシ、サイシン、サンショウ、ジオ
ウ、シソ、シコン、シナノキ、シャクヤク、ショウブ、
シラカバ、シモツケソウ、スギナ、スイカズラ、セー
ジ、センキュウ、ソウハクヒ、ナツメ、ダイズ、チョウ
ジ、茶、チンピ、ドクダミ、トウキ、トウキンセンカ、
トウヒ、トマト、ニンニク、ハマメリス、ビワ、ブクリ
ョウ、ヘチマ、ホップ、ボダイジュ、ボタンピ、ラベン
ダー、リンゴ、レンゲソウ、モモ、ハトムギ、ペパーミ
ント、ヤグルマギク、ユキノシタ、レモン、ログウッド
等の植物体からの抽出液が挙げられる。
植物体を溶媒、例えば、熱水やメタノール、エタノール
等の低級アルコール又は含水低級アルコール、もしくは
プロピレングリコール、1,3ブチレングリコール等の
多価アルコール又は含水多価アルコール等の含水アルコ
ールやこれらの混液等で抽出する方法が使用できる。
尚、これらの抽出物は、常法により濃縮、乾燥したもの
でも問題無く使用できる。
養毛化粧料全量中、乾燥物として0. 005〜20.0
wt%が好ましく、より好ましくは0. 01〜5.0w
t%である。0. 005wt%未満では本発明の効果が
十分に発揮されない場合があり、20.0wt%を超え
ると製剤上好ましくない場合がある。
て、例えばローション、エアゾール等の種々の剤型に製
造し、使用することが可能である。
び/又は脱毛予防のために、それを目的とする局所(頭
皮)に、その剤型に従って塗布又は噴霧して適用され
る。
香料、殺菌剤、防腐剤、角質溶解剤、抗アンドロゲン
剤、抗酸化剤等一般に化粧料、医薬部外品、医薬品に配
合される成分を本発明の目的を達成する範囲で適宜配合
することができる。
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
験の試験方法は下記の通りである。尚、以下の表等に示
す組成物の配合量は、それぞれwt%で示す。
中央の皮膚を電気バリカンで刈った後、シェーバーによ
り完全に除毛した。翌日より実施例及び比較例の各試料
を被験部皮膚に毎日1回、一匹当り0.2ml塗布し
た。一試料に対して動物は一群10匹を使用した。尚、
対照群としてエタノール単独を塗布した。実験開始後1
4日目に動物を屠殺し、被験部皮膚の写真撮影を行なっ
た。つぎに、写真を画像解析装置に取り込み、最初に毛
刈りした面積(A)と、発毛面積(B)を求め、更に 発毛率(%)=〔(B)/(A)〕×100 を個々の動物について算出した。最後に、実施例又は比
較例の各群の平均値を対照群の平均値により除した値を
毛成長促進効果として判定に用いた。
0名の頭頂部の頭髪を直径約7mmの円形状に剃毛し
た。更に、毛刈り1日後及び3日後に林らの方法(ブリ
ティッシュ・ジャーナル・オブ・デルマトロジー、12
5巻、123頁、1991年)により毛成長速度を対象
部位の毛髪(約30〜40本)について求めて、平均値
(A)を計算した。次に各被験者に被験部位を中心とし
て、実施例又は比較例の試料を毎日朝夕2回、約3ml
塗布し、よくマッサージさせた。試験開始3ヶ月目に同
様にして同一部位の毛成長速度の測定を行い、平均値
(B)を計算した。効果の判定は、各養毛化粧料使用前
後の比(B)/(A)を比較することにより行った。
そして、40℃に加温して15分間放置した。次に室温
で5分間放置した後、温湯で洗い流した。その後、1%
ラウリル硫酸ナトリウム溶液を用いシャンプー操作を5
回繰り返した。 (処理手順2)酸性染毛料処理後の山羊毛の毛束を実施
例及び比較例のヘアートニック液に浸漬した。その後、
1%ラウリル硫酸ナトリウム溶液を用いシャンプー操作
をした。
色差ΔE[=(Δa2 +Δb2 +ΔL 2 )1/2 ]を色差
計(ミノルタ社製)を用いて測定した。そして、下記の
基準で評価した。
ック) 表1に示した処方のヘアートニック常法により調製し、
前記の諸試験を実施した。その結果を表1に併せて示
す。
テルは成和化成社製プロモイスAを、海藻抽出物は一丸
ファルコス社製ファルコレックス コウソウを、ウィキ
ョウ抽出物は一丸ファルコス社製ファルコレックス ウ
ィキョウPOを用いた。
いた実施例の養毛化粧料は、高いマウス毛成長促進効果
及びヒト頭髪毛成長促進効果を示し、退色も少なく良好
な結果を示した。一方、比較例の養毛化粧料は育毛効
果、退色の面で劣っており本発明の目的を達成できなか
った。尚、敢えて比較例とした比較例2においては、養
毛成分を欠くためマウス及びヒト毛成長促進効果は認め
られなかったが、退色防止には有効であることが判明し
た。
50wt%に対し、液化石油ガス50wt%を充填し、
エアゾール型ヘアートニックを調整した。尚、加水分解
シルクエチルエステルは成和化成社製プロモイス シル
クAを、海藻抽出物は一丸ファルコス社製ファルコレッ
クス コウソウを、クロレラ抽出物は一丸ファルコス社
製ビオセルアクト クロレラを用いた。
長促進効果及びヒト頭髪毛成長促進効果を示し、さらに
退色も少なく良好な結果を示した。
効果に優れヘアカラー、ヘアマニキュア等で染毛した毛
髪の色落ちが少ない養毛化粧料を提供することができ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 エタノール可溶タンパク質誘導体と、エ
タノール及び水を重量比90:10以上100:0以下
で含有することを特徴とする養毛化粧料。 - 【請求項2】 センブリエキス、朝鮮ニンジンエキス、
デュークエキス、トウガラシチンキ、ジイソプロピルア
ミンジクロロアセテート、γ- アミノ酪酸誘導体、ヒノ
キチオール、ビタミンE誘導体、パントテン酸誘導体、
ニコチン酸誘導体、グリチルリチン酸誘導体、酒石酸ニ
コチニックアルコールからなる群より選ばれる少なくと
も一種以上の物質を含有することを特徴とする請求項1
記載の養毛化粧料。 - 【請求項3】 センブリエキス、朝鮮ニンジンエキス、
デュークエキス、トウガラシチンキ以外の植物抽出物を
含有することを特徴とする請求項1又は2記載の養毛化
粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10153015A JPH11349447A (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | 養毛化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10153015A JPH11349447A (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | 養毛化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11349447A true JPH11349447A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15553107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10153015A Pending JPH11349447A (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | 養毛化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11349447A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100608711B1 (ko) | 2004-06-04 | 2006-08-02 | 소망화장품주식회사 | 생약추출물을 함유하는 염모용 조성물 |
JP2021031466A (ja) * | 2019-08-28 | 2021-03-01 | 浩市 小寺 | 染毛方法 |
-
1998
- 1998-06-02 JP JP10153015A patent/JPH11349447A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100608711B1 (ko) | 2004-06-04 | 2006-08-02 | 소망화장품주식회사 | 생약추출물을 함유하는 염모용 조성물 |
JP2021031466A (ja) * | 2019-08-28 | 2021-03-01 | 浩市 小寺 | 染毛方法 |
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