JPH11349272A - 吊り上げ電磁石 - Google Patents

吊り上げ電磁石

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JPH11349272A
JPH11349272A JP15885498A JP15885498A JPH11349272A JP H11349272 A JPH11349272 A JP H11349272A JP 15885498 A JP15885498 A JP 15885498A JP 15885498 A JP15885498 A JP 15885498A JP H11349272 A JPH11349272 A JP H11349272A
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coil
exciting coil
ribs
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱性に優れ、吸着力の低減を抑制すると共
に、軽量化することにより操作性に優れた吊り上げ電磁
石を提供する。 【解決手段】 励磁用コイルと、内鉄心と外鉄心12よ
りなる鉄心と、内極と外極32とからなる磁極と、励磁
用コイルを保護するコイルカバー42を備え、励磁用コ
イルに励磁電流を通電させて、所望の鋼材を吸着するよ
うにした吊り上げ電磁石10において、コイルカバー4
2の上面に、磁性材料で形成した複数のリブ50を設け
るように構成した。この場合、いわゆる丸形の吊り上げ
電磁石10では、コイルカバー42の上面に、複数のリ
ブ50を、吊り上げ電磁石10の中心から放射状に配置
するようにするとよい。なお、本発明は角形の吊り上げ
電磁石にも適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼材等を吊り上げ
て搬送する吊り上げ電磁石に係り、特に、放熱性に優れ
た吊り上げ電磁石に関する。
【0002】
【従来の技術】製鉄所等でスクラップ等の鋼材を吊り上
げて搬送する際には、吊り上げ電磁石が用いられてい
る。この吊り上げ電磁石について、図8及び図9を用い
て説明する。図8は、鋳鋼製の吊り上げ電磁石の概略構
成を示す左半部の縦断側面図、図9は鋼板製の吊り上げ
電磁石の概略構成を示す左半部の縦断側面図である。
【0003】図8において、120Aは、鋳鋼製の吊り
上げ電磁石100Aの励磁用コイル、110Aは外鉄
心、112Aは内鉄心、130Aは内磁極、132Aは
外磁極、140Aは励磁用コイル120Aを封緘する非
磁性の底板である。同様に、図9において、120B
は、鋼板製の吊り上げ電磁石100Bの励磁用コイル、
110Bは外鉄心、112Bは内鉄心、130Bは内磁
極、132Bは外磁極、140Bは励磁用コイル120
Bを封緘する非磁性の底板である。なお、図示による説
明は省略するが、外鉄心110Bと励磁用コイル120
Bの間には、励磁用コイル120Bを外力から保護する
ためにコイルカバー(コイルケース)を設けるようにし
たものもある。
【0004】図8及び図9に示すように、鋳鋼製の吊り
上げ電磁石100Aでは、外鉄心110Aを一体的に成
型し、鋼板製の吊り上げ電磁石100Bでは、外鉄心1
10Bは、鋼板を積層して成型している。なお、ここで
の説明では、便宜上鋳鋼製の吊り上げ電磁石100Aの
構成については符号「A」を、鋼板製の吊り上げ電磁石
100Bの構成については符号「B」を付して区別して
あるが、以下の説明では、これらの符号「A、B」を省
略して総括的に説明するものとする。
【0005】次に、図10を用いて吊り上げ電磁石10
0を励磁する方法について説明する。図10は、上記し
た従来の吊り上げ電磁石100を励磁する方法を示す側
面図である。図10に示すように、吊り上げ電磁石10
0の内鉄心112に巻いた励磁用コイル120に電力を
供給し、内鉄心112に磁界を発生させる。この状態
で、図示しない鋼材を吸着することにより、内磁極13
0から内鉄心112、外鉄心110、外磁極132及び
鋼材を通過する磁束が発生して、大きな吸着力で鋼材を
吊り上げることができるようになる。
【0006】従って、図10に示すように、励磁用コイ
ル120に電力を供給して、励磁用電流を通電させる関
係上、励磁用コイル120が有する電気抵抗のためにジ
ュール熱が発生し、励磁用コイル120の温度は、通電
時間が長くなるに従い上昇する。ところで、励磁用コイ
ル120の電気抵抗値は、励磁用コイル120の温度の
上昇に従って増大するので、励磁用コイル120に負荷
する電圧が一定の場合は、通電される電流が減少し、結
果として吊り上げ電磁石100の吸着力が徐々に低減し
て行く。
【0007】図11は、吊り上げ電磁石100の励磁用
コイル120に一定の電圧下に、電力を供給した場合、
経過時間tと吊り上げ電磁石100の温度T、励磁用コ
イル120に流れる電流Iの関係を示す特性図である。
上述したように、電力を供給する時間tが長くなるに従
って吊り上げ電磁石100の温度Tは上昇し、励磁用コ
イル120の電流Iは減少する。一方、図10に示すよ
うに、吊り上げ電磁石100の温度が上昇するに従っ
て、吊り上げ電磁石100が放出する熱の量も増大する
ので、励磁用コイル120で発生する熱量と吊り上げ電
磁石が放出する熱量がつり合って、吊り上げ電磁石10
0は、図11に示すように温度T及び電流Iがほぼ一定
となる熱平衡状態になる。T0は、この時の吊り上げ電
磁石100の熱平衡温度である。
【0008】発熱と放熱がバランスした状態を、吊り上
げ電磁石100の熱時状態というが、励磁用コイル12
0の総抵抗値から推定したこの熱時状態における励磁用
コイル120の温度は、約220℃である。この熱時状
態における吊り上げ電磁石100の吊り上げ能力は、冷
時に比較して、約80%程度に減少する。
【0009】例えば、水平面における断面形状が略円形
である、丸形の吊り上げ電磁石100の場合での熱時状
態における温度分布の概略を図12を用いて説明する。
図12は、丸形の吊り上げ電磁石100の温度分布の一
例を具体的に説明するための側面図である。
【0010】上記したように、励磁用コイル120から
発生するジュール熱により、励磁用コイル120自体は
220℃程度まで温度が上昇する。また、図10に示す
ように、励磁用コイル120で発生したジュール熱は、
外鉄心110及び内鉄心112に伝導し、外鉄心110
と内鉄心112の表面から空気中に放散される。このと
きの外鉄心110の上面部110a及び内鉄心112の
下面部112aにおける表面温度は、図12に示すよう
に、約100℃で、外鉄心110の外周部110bにお
ける表面温度は約120℃に達している。なお、吊り上
げ電磁石100の大きさにもよるが、外鉄心110の厚
さは、50〜150mmである。
【0011】励磁用コイルの発熱による吊り上げ電磁石
の吸着力が低下すると、一度の吊り上げ作業で吸着でき
る鋼材の量が減り、鋼材の搬送作業の作業効率が低下す
る。従って、この励磁用コイルからの発熱の放出を良好
にして、吊り上げ電磁石の吸着力の低下を抑えるため
に、外鉄心の上面に放熱フィンを取り付けるようにした
先行技術が実開平5−5786号公報に開示されてい
る。この先行技術では、励磁用コイルの中間部に垂直方
向の環状の熱伝導体を配置すると共に、励磁用コイルの
上方外周部に水平方向の環状平板の熱伝導体を設け、更
に吊り上げ電磁石の外鉄心の上面に複数の放熱フィンを
取り付けることにより構成された吊り上げ電磁石が示さ
れている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、外鉄心の上
面に放熱フィンを取り付けることにより、吊り上げ電磁
石の熱の放散を良好にして、吊り上げ電磁石の温度上昇
を抑え、吸着力の低下を抑制するという技術的思想は古
くから公知である。しかし、吊り上げ電磁石の外鉄心に
取り付ける放熱フィンに用いる材質については、熱伝導
率の優れた材質が選定され、いずれの先行技術において
も、放熱フィンに磁路を形成するという技術的思想は開
示されていない。
【0013】また、吊り上げ電磁石の上面に放熱フィン
を取り付けると、放熱面積が拡大して、熱の放散性は向
上するが、外鉄心と放熱フィンとを合わせた肉厚が実質
的に厚くなり、放熱性を向上させることについてはこの
肉厚を薄くする観点から一層改善する余地がある。更
に、吊り上げ電磁石の上面に放熱フィンを取り付ける構
成のものは、吊り上げ電磁石の総重量を増加させて、吊
り上げ電磁石自体の操作性を悪くするという問題もあ
る。
【0014】一方、吊り上げ電磁石の外鉄心の上面の肉
厚を薄くすると、外鉄心の上面と発熱源である励磁用コ
イルとの距離が小さくなり、外鉄心の上面における表面
温度が上昇して、熱の放散性が良くなる。しかし、外鉄
心の肉厚を極端に薄くすると、吊り上げ電磁石自体の機
械的強度が低下するという問題が発生する。また、外鉄
心の肉厚を薄くすると、肉厚を薄くした部分で磁気飽和
となり、吊り上げ電磁石の磁極の磁力が減少し、吊り上
げ電磁石の吸着力を低下させるので、外鉄心の肉厚を薄
くするにも限界がある。
【0015】本発明は、上記課題(問題点)を解決し、
放熱性に優れ、吸着力の低減を抑制すると共に、軽量化
することにより操作性に優れた吊り上げ電磁石を提供す
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の吊り上げ電磁石
は、上記課題を解決するために、請求項1に記載のもの
では、励磁用コイルと、内鉄心と外鉄心よりなる鉄心
と、内極と外極とからなる磁極とを備え、前記励磁用コ
イルに励磁電流を通電させて、所望の鋼材を吸着するよ
うにした吊り上げ電磁石において、前記外鉄心の上面
に、磁性材料で形成した複数のリブを設けるように構成
した。このように構成すると、先ず、外鉄心の上面に形
成した複数のリブにより、外鉄心の上面の表面積が拡大
し、放熱性に優れ、吸着力の低減を抑制した吊り上げ電
磁石とすることができる。また、外鉄心の上面に設けた
磁性材料で形成した複数のリブのために、外鉄心の肉厚
を薄くしても、吊り上げ電磁石の機械的強度、及び吸着
力の低下を抑えることができるので、一層放熱性に優れ
た吊り上げ電磁石とすることができる。更に、外鉄心の
肉厚を薄くできるので、軽量化が可能となり、操作性に
優れた吊り上げ電磁石とすることができる。
【0017】請求項2に記載の吊り上げ電磁石は、励磁
用コイルと、内鉄心と外鉄心よりなる鉄心と、内極と外
極とからなる磁極と、前記励磁用コイルを保護するコイ
ルカバーを備え、前記励磁用コイルに励磁電流を通電さ
せて、所望の鋼材を吸着するようにした吊り上げ電磁石
において、前記コイルカバーの上面に、磁性材料で形成
した複数のリブを設けるように構成した。コイルカバー
を備えた吊り上げ電磁石では、コイルカバーの上面に複
数のリブを設けるようにしても良く、このように構成す
ると、更に放熱性、操作性に優れた吊り上げ電磁石とす
ることができる。
【0018】請求項3に記載の吊り上げ電磁石は、上記
外鉄心又はコイルカバーの上面に設けられる複数のリブ
の長軸方向が、外鉄心又はコイルカバーの上面近傍に発
生する磁界の向きと略平行となるように配置するように
した。このようにすると、外鉄心の上面近傍に発生する
磁束の流れが良好となり、漏洩磁束を少なくすることが
できるので、磁力の低下を抑制でき、従って、放熱性に
優れ、吸着力の減少を抑えた吊り上げ電磁石とすること
ができる。
【0019】請求項4に記載の吊り上げ電磁石は、励磁
用コイルと、内鉄心と外鉄心よりなる鉄心と、内極と外
極とからなる磁極と、前記励磁用コイルを保護するコイ
ルカバーとを備え、前記励磁用コイルに励磁電流を通電
させて、所望の鋼材を吸着するようにした、水平面の断
面が略円形形状である吊り上げ電磁石において、前記コ
イルカバーの上面に、磁性材料で形成した複数のリブ
を、吊り上げ電磁石の中心から放射状に配置するように
構成した。このように構成すると、いわゆる丸形の吊り
上げ電磁石としては、放熱性に優れ、吸着力の減少を抑
えた好適な吊り上げ電磁石とすることができる。
【0020】請求項5に記載の吊り上げ電磁石は、励磁
用コイルと、内鉄心と外鉄心よりなる鉄心と、内極と外
極とからなる磁極と、前記励磁用コイルを保護するコイ
ルカバーとを備え、前記励磁用コイルに励磁電流を通電
させて、所望の鋼材を吸着するようにした、水平面の断
面形状が長方形形状である吊り上げ電磁石において、前
記コイルカバーの上面に、磁性材料で形成した複数のリ
ブを、上面の長辺では長辺に垂直となるように、上面の
短辺では放射状になるように配置した構成とした。この
ように構成すると、いわゆる角形の吊り上げ電磁石とし
ては、放熱性に優れ、吸着力の減少を抑えた好適な吊り
上げ電磁石とすることができる。
【0021】請求項6に記載の吊り上げ電磁石は、上記
リブの形状を、両端では幅が広く、中央近辺では幅が狭
くなるように形成した。このように構成すると、リブの
両端では幅が広くなり、リブに磁束が誘導されやすくな
るので、漏洩磁束が少なくなり、吊り上げ電磁石の吸着
力の低下を抑えることができる。一方、リブの中央近辺
で幅が狭くなるようにしたので、リブの間隙の外鉄心又
はコイルカバーの上面の表面積を大きくできるので放熱
性を一層向上させることができる。
【0022】請求項7に記載の吊り上げ電磁石は、上記
吊り上げ電磁石の下面に、非磁性材料で形成した複数の
リブを取り付けるように構成した。このように構成する
と、吊り上げ電磁石の下面からの放熱性を高めることが
できるようになるので、放熱性を更に向上させることが
できる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の第1及び第2の実施の形
態を図1乃至図7を用いて説明する。 第1の実施の形態:図1乃至図6を用いて本発明の吊り
上げ電磁石10の第1の実施の形態を説明する。先ず、
本実施の形態における吊り上げ電磁石の概略構成を図1
乃至図3を用いて説明する。
【0024】図1は、水平面の断面形状が円形状であ
る、いわゆる丸形の吊り上げ電磁石(以下、単に「吊り
上げ電磁石」という。)10の外観構成を示す斜視図で
ある。図2は、当該吊り上げ電磁石10の概略構成を示
す左半部の縦断側面図である。また、図3は、図1に示
す吊り上げ電磁石10の外鉄心の上面に磁性材料で複数
形成したリブの一つを取り出して示した斜視図である。
【0025】本発明の吊り上げ電磁石10は、その構成
は図8及び図9に示した従来の吊り上げ電磁石100と
同様に、励磁用コイル20、外鉄心12、内鉄心14、
内磁極30、外磁極32、励磁用コイル20を封緘する
非磁性の底板40を備えた構成である。一方、本発明の
吊り上げ電磁石10の構成上の特徴は、図2に示すよう
に、励磁用コイル20を上面の外力から保護し、磁性材
料で形成されるコイルカバー42を備え、このコイルカ
バー42は、従来の吊り上げ電磁石100の外鉄心11
0(例えば肉厚が100〜200mm程度)よりも肉厚
は薄く形成される(例えば肉厚が20mm程度)が、図
9の外鉄心110Bの機能を備えた構成と兼用されるよ
うにしたこと、また、図1又は図2に示すように、コイ
ルカバー42の上面に複数のリブ50を吊り上げ電磁石
10の中心から半径方向に放射状に取り付け、また、吊
り上げ電磁石10の下面の底板40に非磁性材料で形成
したリブ52を所定間隔をおいて複数取り付けるように
したことである。
【0026】また、コイルカバー42の上面に形成した
リブ50の外形形状は、図3に示すように、長軸方向に
幅が一定の楔形状をしている。一方、外鉄心12の形状
は、外磁極32に接続する周方向の部分12bは、従来
の吊り上げ電磁石100の外鉄心110と同様の厚みに
して、吊り上げ電磁石10の上面には外鉄心は設けず
に、上述したように薄い肉厚の励磁用コイル20を上面
の外力から保護するコイルカバー42を外鉄心と兼用す
ることにする。
【0027】或いは、図示による説明は省略するが、強
力な吸着力を必要とし、磁気飽和を防ぎたい場合等にお
いては、コイルカバーの上面に従来のものよりも肉厚の
薄い外鉄心を取り付けて、外鉄心の上面にリブを設ける
ような構成としても良い。
【0028】また、図2に示すように吊り上げ電磁石1
0の下面の底板40に設けられるリブ52は、非磁性材
料で形成し、このリブ52を複数取り付けるようにす
る。なお、このリブ52を非磁性材料で形成するのは、
リブ52を通過して、内磁極30から外磁極32に磁束
が漏洩して、吊り上げ電磁石10の吸着力が低下するの
を防止するためである。
【0029】以上の構成で、本実施の形態の吊り上げ電
磁石10の有用性を図4乃至図6を用い、図2を参照し
て説明する。図4は、吊り上げ電磁石10に電力を供給
したときに発生する磁束Φの状態を示す側面図である。
図5は、吊り上げ電磁石10の励磁用コイル20に電力
を供給した場合、経過時間tと吊り上げ電磁石10の温
度T、励磁用コイル20に流れる電流Iの関係を示す特
性図である。なお、図5において、従来の吊り上げ電磁
石100の温度(T)と電流(I)の変化については破
線で示し、本実施の形態の吊り上げ電磁石10の温度T
と電流Iの変化については実線で示した。また、図6
は、励磁用コイル20の電流Iと吊り上げ電磁石10が
一度に吊り上げできる鋼材等の吊り上げ量Wとの関係を
示す特性図である。
【0030】本実施の形態の吊り上げ電磁石10の励磁
用コイル20に電力を供給すると、図4に示すように、
磁束Φが、内磁極30から内鉄心14、コイルカバー4
2及び磁性材料で形成したリブ50、外鉄心12を通過
して外磁極32に至り、内磁極30と外磁極32の空隙
を透過して再び内磁極30に戻る磁路が形成される。な
お、図示による説明は省略するが、鋼材を吸着している
場合は、磁路は鋼材内部を透過した経路で形成される。
【0031】この際、図5に実線で示すように、励磁用
コイル20に通電する時間tが長くなるに従って、吊り
上げ電磁石10の温度Tが上昇し、上述した従来の吊り
上げ電磁石100と同様に、熱平衡となる熱時状態にな
る。ここでT1は、熱時状態における吊り上げ電磁石1
0の熱平衡温度である。
【0032】しかし、吊り上げ電磁石10が熱時状態と
なったときでも、上述したようにコイルカバー42の上
面に複数のリブ50を取り付け、吊り上げ電磁石10の
下面の底板40にも所定間隔をおいて、複数の非磁性材
のリブ52を取り付けるようにしたために、放熱面積が
本実施の形態のものでは吊り上げ電磁石10の上部面積
に限っては約80%、全表面積では約30%増加してい
る。また、コイルカバー42の肉厚が従来の吊り上げ電
磁石100の外鉄心110の厚みよりも薄くなり、熱源
の励磁用コイル20との距離が縮小されて、コイルカバ
ー42の表面温度が高くなっている。
【0033】従って、以上の2点により、放熱性が従来
の吊り上げ電磁石100よりも良くなっているために、
図5にT1で示すように、熱時状態における平衡温度が
低くなる。即ち、同図にΔTで示すように、従来の吊り
上げ電磁石100の場合に比べて、吊り上げ電磁石10
の温度Tの上昇をΔTの分だけ抑制できるので、励磁用
コイル20の放熱性が向上し、励磁用コイル20の温度
に依存する電気抵抗値が小さく維持できる。従って、同
図にΔIで示すように、励磁用コイル20の電流Iの低
下をΔIだけ抑えられ、吊り上げ電磁石10の吸着力が
冷時状態に比べて低下してしまう幅を小さくすることが
できる。
【0034】図6に示すように、励磁用コイル20への
電流Iの低下を小さく抑えることにより、ΔIだけ従来
の吊り上げ電磁石100よりも多く通電できるようにな
るため、熱時状態における吊り上げ電磁石10の吸着力
を、従来の吊り上げ電磁石100よりも大きくすること
ができるので、結果としてΔWだけ多くの鋼材を吊り上
げることができるので、鋼材の搬送作業の作業効率を向
上させることができる。
【0035】一方、図2に示すように、励磁用コイル2
0を保護しているコイルカバー42の肉厚は薄くしてい
るが、上面に磁性材で形成したリブ50を、吊り上げ電
磁石10の中心から放射状に取り付けたので、励磁用コ
イル20に大きな電力を供給し、強力な磁界が発生した
としても、磁束はコイルカバー42だけでなく、リブ5
0にも誘導されるために、外鉄心を兼用しているコイル
カバー42内部で磁気飽和が発生して吊り上げ電磁石1
0の吸着力が低下してしまう事態を防止することができ
る。また、吊り上げ電磁石10の中心から放射状にリブ
50を取り付けたので、コイルカバー42に発生する磁
界と、リブ50の長軸方向がほぼ平行となるために、漏
洩磁束が減少して、この点からも吊り上げ電磁石10の
吸着力の低下を防ぐことができる。
【0036】更に、コイルカバー42の肉厚を薄くする
ことで、吊り上げ電磁石10自体の自重を軽くすること
ができるので、図示しないクレーン等で操作する際の操
作性に優れた吊り上げ電磁石10とすることができる。
例えば、直径1300mmの丸形の吊り上げ電磁石で
は、従来の吊り上げ電磁石100の重さは約2100k
gであるが、本実施の形態の吊り上げ電磁石10では約
1950kgとすることができる。
【0037】第2の実施の形態:本発明の吊り上げ電磁
石の第2の実施の形態を図7を用いて説明する。図7
は、本発明の吊り上げ電磁石の第2の実施の形態の外観
構成を示す斜視図である。
【0038】本実施の形態における吊り上げ電磁石10
Bは、水平面における断面形状が略長方形である、いわ
ゆる角形の吊り上げ電磁石である。この場合は、磁性材
料で形成されるコイルカバー42Bの上面には、図7に
示すように、断面長方形状の長辺に接するリブ50につ
いては、この長辺に垂直となるように夫々配置し、一
方、短辺に接するリブ50については、放射状になるよ
うに配置する。
【0039】このように配置すると、上記第1の実施の
形態で示した丸形の吊り上げ電磁石10と同様に、リブ
50の長軸方向が、吊り上げ電磁石10Bのコイルカバ
ー42Bの上面に発生する磁界とほぼ平行となり、吊り
上げ電磁石10Bの励磁用コイル(図示せず)に大きな
電力を供給したとしても、コイルカバー42Bに発生し
た磁束は、コイルカバー42Bだけではなく、リブ50
にも誘導されるので、磁気飽和が発生することがなく、
また、磁束の漏洩も防げるので吊り上げ電磁石10Bの
吸着力の低減を抑制することができる。
【0040】また、上記第1の実施の形態で示したもの
と同様に、コイルカバー42Bの上面に複数のリブ50
を配置することにより、吊り上げ電磁石10Bの上面の
表面積が拡大する。また、下面の底板(図示せず)の下
に、非磁性材料で形成したリブ52を所定間隔をおいて
複数配置することにより、吊り上げ電磁石10Bの下面
の表面積が拡大する。従って、このように、吊り上げ電
磁石10Bの表面積が拡大することにより、放熱面積が
拡大するので、放熱性に優れた吊り上げ電磁石10Bと
することができる。
【0041】また、コイルカバー42Bの肉厚を薄くす
ることで、コイルカバー42Bの表面温度が高くなり、
一層放熱性に優れるようになると共に、吊り上げ電磁石
10B自体の自重を軽くすることができるので、操作性
に優れた吊り上げ電磁石10Bとすることができる。
【0042】本発明の吊り上げ電磁石は上記各実施の形
態のものには限定されず、種々の変更が可能である。例
えば、リブの配置は、長軸方向が外鉄心の上面やコイル
カバーに発生する磁界にほぼ平行となるように配置する
のが望ましいが、上記各実施の形態で示したリブの配置
には限定されず、吊り上げ電磁石の形状や吊り上げ電磁
石の利用状況に応じて種々の変更が可能なのは勿論のこ
とである。
【0043】更に、リブ自体の形状も、上記実施の形態
では、長軸方向に幅が一定の楔形のもので説明したが、
これを例えば、両端では幅が広く、中央近辺では幅が狭
くなるように形成したものを用いるようにすると、リブ
の両端では幅が広くなり、リブに磁束が誘導されやすく
なるので、漏洩磁束が少なくなり、吊り上げ電磁石の吸
着力の低下を抑えることができ、リブの中央近辺で幅が
狭くなるようにしたので、リブの間隙の外鉄心の上面の
肉厚の薄い部分の面積を大きくできるので放熱性を一層
向上させることができる。
【0044】
【発明の効果】本発明の吊り上げ電磁石は、上述のよう
に構成したために以下のような優れた効果を有する。 (1)請求項1に記載したように、励磁用コイルと、内
鉄心と外鉄心よりなる鉄心と、内極と外極とからなる磁
極とを備え、励磁用コイルに励磁電流を通電させて、所
望の鋼材を吸着するようにした吊り上げ電磁石におい
て、外鉄心の上面に、磁性材料で形成した複数のリブを
設けるように構成すると、先ず、外鉄心の上面に形成し
た複数のリブにより、外鉄心の上面の表面積が拡大し、
放熱性に優れ、吸着力の低減を抑制した吊り上げ電磁石
とすることができる。 (2)また、外鉄心の上面に設けた複数のリブのため
に、外鉄心の肉厚を薄くしても、吊り上げ電磁石の機械
的強度、及び吸着力の低下を抑えることができるので、
一層放熱性に優れた吊り上げ電磁石とすることができ
る。 (3)更に、外鉄心の肉厚を薄くできるので、軽量化が
可能となり、操作性に優れた吊り上げ電磁石とすること
ができる。
【0045】(4)請求項2に記載したように、励磁用
コイルと、内鉄心と外鉄心よりなる鉄心と、内極と外極
とからなる磁極と、前記励磁用コイルを保護するコイル
カバーを備え、前記励磁用コイルに励磁電流を通電させ
て、所望の鋼材を吸着するようにした吊り上げ電磁石に
おいて、前記コイルカバーの上面に、磁性材料で形成し
た複数のリブを設けるように構成すると、更に放熱性、
操作性に優れた吊り上げ電磁石とすることができる。
【0046】(5)請求項3に記載したように、外鉄心
又はコイルカバーの上面に設けられる複数のリブの長軸
方向が、外鉄心又はコイルカバーの上面近傍に発生する
磁界の向きと略平行となるように配置するようにする
と、外鉄心の上面近傍に発生する磁束の流れが良好とな
り、漏洩磁束を少なくすることができるので、磁力の低
下を抑制でき、従って、放熱性に優れ、吸着力の減少を
抑えた吊り上げ電磁石とすることができる。
【0047】(6)請求項4に記載したように、コイル
カバーの上面に、磁性材料で形成した複数のリブを、吊
り上げ電磁石の中心から放射状に配置するように構成す
ると、いわゆる丸形の吊り上げ電磁石としては、放熱性
に優れ、吸着力の減少を抑えた好適な吊り上げ電磁石と
することができる。
【0048】(7)請求項5に記載したように、コイル
カバーの上面に、磁性材料で形成した複数のリブを、上
面の長辺では長辺に垂直となるように、上面の短辺では
放射状になるように配置した構成とすると、いわゆる角
形の吊り上げ電磁石としては、放熱性に優れ、吸着力の
減少を抑えた好適な吊り上げ電磁石とすることができ
る。
【0049】(8)請求項6に記載したように、リブの
形状を、両端では幅が広く、中央近辺では幅が狭くなる
ように形成すると、リブの両端では幅が広くなり、リブ
に磁束が誘導されやすくなるので、漏洩磁束が少なくな
り、吊り上げ電磁石の吸着力の低下を抑えることができ
る。 (9)一方、リブの中央近辺で幅が狭くなるようにする
と、リブの間隙の外鉄心又はコイルカバーの上面の表面
積を大きくできるので放熱性を一層向上させることがで
きる。
【0050】(10)請求項7に記載したように、吊り
上げ電磁石の下面に、非磁性材料で形成した複数のリブ
を取り付けるように構成すると、吊り上げ電磁石の下面
からの放熱性を高めることができるようになるので、放
熱性を更に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吊り上げ電磁石の第1の実施の形態の
外観構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の吊り上げ電磁石の第1の実施の形態の
概略構成を示す左半部の縦断側面図である。
【図3】本発明の吊り上げ電磁石に用いるリブの外観を
示す斜視図である。
【図4】本発明の吊り上げ電磁石に電力を供給したとき
に発生する磁束の状態を示す側面図である。
【図5】本発明の吊り上げ電磁石に電力を供給した場合
の経過時間と、吊り上げ電磁石の温度及び励磁用コイル
の電流との関係を示す特性図である。
【図6】本発明の吊り上げ電磁石の励磁用コイルの電流
と、本発明の吊り上げ電磁石が吊り上げることができる
鋼材の吊り上げ量の関係を示す特性図である。
【図7】本発明の吊り上げ電磁石の第2の実施の形態の
外観構成を示す斜視図である。
【図8】従来の鋳鋼製の吊り上げ電磁石の概略構成を示
す左半部の縦断側面図である。
【図9】従来の鋼板製の吊り上げ電磁石の概略構成を示
す左半部の縦断側面図である。
【図10】従来の吊り上げ電磁石を励磁する方法を示す
側面図である。
【図11】従来の吊り上げ電磁石に電力を供給した場合
の経過時間と、吊り上げ電磁石の温度及び励磁用コイル
の電流との関係を示す特性図である。
【図12】従来の吊り上げ電磁石の熱時状態における温
度分布を示す側面図である。
【符号の説明】
10、10B:吊り上げ電磁石 12:外鉄心 14:内鉄心 20:励磁用コイル 30:内磁極 32:外磁極 40:底板 42、42B:コイルカバー 50、52:リブ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励磁用コイルと、内鉄心と外鉄心よりな
    る鉄心と、内極と外極とからなる磁極とを備え、前記励
    磁用コイルに励磁電流を通電させて、所望の鋼材を吸着
    するようにした吊り上げ電磁石において、 前記外鉄心の上面に、磁性材料で形成した複数のリブを
    設けるようにしたことを特徴とする吊り上げ電磁石。
  2. 【請求項2】 励磁用コイルと、内鉄心と外鉄心よりな
    る鉄心と、内極と外極とからなる磁極と、前記励磁用コ
    イルを保護するコイルカバーを備え、前記励磁用コイル
    に励磁電流を通電させて、所望の鋼材を吸着するように
    した吊り上げ電磁石において、 前記コイルカバーの上面に、磁性材料で形成した複数の
    リブを設けるようにしたことを特徴とする吊り上げ電磁
    石。
  3. 【請求項3】 上記外鉄心又はコイルカバーの上面に設
    けられる複数のリブの長軸方向が、外鉄心又はコイルカ
    バーの上面近傍に発生する磁界の向きと略平行となるよ
    うに配置するようにしたことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の吊り上げ電磁石。
  4. 【請求項4】 励磁用コイルと、内鉄心と外鉄心よりな
    る鉄心と、内極と外極とからなる磁極と、前記励磁用コ
    イルを保護するコイルカバーとを備え、前記励磁用コイ
    ルに励磁電流を通電させて、所望の鋼材を吸着するよう
    にした、水平面の断面が略円形形状である吊り上げ電磁
    石において、 前記コイルカバーの上面に、磁性材料で形成した複数の
    リブを、吊り上げ電磁石の中心から放射状に配置するよ
    うにしたことを特徴とする吊り上げ電磁石。
  5. 【請求項5】 励磁用コイルと、内鉄心と外鉄心よりな
    る鉄心と、内極と外極とからなる磁極と、前記励磁用コ
    イルを保護するコイルカバーとを備え、前記励磁用コイ
    ルに励磁電流を通電させて、所望の鋼材を吸着するよう
    にした、水平面の断面形状が長方形形状である吊り上げ
    電磁石において、 前記コイルカバーの上面に、磁性材料で形成した複数の
    リブを、上面の長辺では長辺に垂直となるように、上面
    の短辺では放射状になるように配置したことを特徴とす
    る吊り上げ電磁石。
  6. 【請求項6】 上記リブの形状を、両端では幅が広く、
    中央近辺では幅が狭くなるように形成したことを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれかに記載の吊り上げ電磁
    石。
  7. 【請求項7】 上記吊り上げ電磁石の下面に、非磁性材
    料で形成した複数のリブを取り付けるようにしたことを
    特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の吊り上げ
    電磁石。
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