JPH11349034A - 集積包装フィルム - Google Patents

集積包装フィルム

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JPH11349034A
JPH11349034A JP18145198A JP18145198A JPH11349034A JP H11349034 A JPH11349034 A JP H11349034A JP 18145198 A JP18145198 A JP 18145198A JP 18145198 A JP18145198 A JP 18145198A JP H11349034 A JPH11349034 A JP H11349034A
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JP
Japan
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white
ink layer
color
film
barcode
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JP18145198A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Ishino
勉 石野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一メーカーが提供する同一サイズの種々の
商品について同一サイズの集積包装フィルムが使用され
る場合に、包装作業者が集積包装フィルムの選択を誤る
おそれを解消する。 【解決手段】 透明なフィルム(1)には集積された各
被包装物(3)のバーコード(5)の読み取りを妨げる
遮蔽手段(7)を備えさせると共に当該全被包装物につ
いての単一のバーコード(9)を印刷してなる集積包装
フィルムにおいて、該フィルムの表面には商品識別用の
色を有する色付きインキ層(11)を形成し、該色付き
インキ層上に白又は白に近い色の白色インキ層(13)
を形成し、該白色インキ層上にインキによるバーコード
(15)を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積包装フィルム
に関するものであり、更に詳しくは、集積状態で販売さ
れる缶詰、瓶詰、箱体等の被包装物を集積包装するため
の集積包装フィルムに係るものである。本発明の集積包
装フィルムは、複数個の被包装物を上下方向に積み重ね
た状態、即ち複数個の被包装物を下側の被包装物の上面
と上側の被包装物の底面とが接触するように直列させた
状態の集積包装のみならず、複数個の被包装物をその側
面が相互に接触するように並列させた状態の集積包装に
ついても用いられる。
【0002】
【従来の技術】集積包装フィルムとしては、図4に示す
ように、透明なフィルム1には集積された各被包装物3
のバーコード5の読み取りを妨げる遮蔽手段7を備えさ
せると共に当該全被包装物3、3・・・についての単一
のバーコード9を印刷してなるものが既に使用されてい
る。
【0003】また、前記従来の集積包装フィルムにおい
ては、バーコード9は、スキャナーによる読み取りを容
易ならしめるために、白地10上に印刷されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、集積包装さ
れる缶詰等の被包装物についても、同一メーカーが同一
サイズで種々の商品を提供している場合がしばしばあ
る。このような場合、同一サイズの商品には同一サイズ
の集積包装フィルムが使用されるため、集積包装の段階
において包装作業者が集積包装フィルムの選択を誤るお
それがある。即ち、ある種の商品用の集積包装フィルム
を別の種の商品に使用してしまうおそれがある。
【0005】もとより、各集積包装フィルムには一般に
商品の商標、普通名称、原材料、内容量等が表示されて
いるのであるが、このような表示は集積包装フィルムに
極めて小さく印刷されているに過ぎない。しかもバーコ
ードはすべて白地上に印刷されている。換言すれば、集
積包装フィルムはこれに付されている商品の商標、普通
名称等の小さな表示を注意して見ない限り、集積包装の
段階において包装作業者が集積包装フィルムの選択を誤
ることは十分にあり得るのである。
【0006】本発明は上記従来の集積包装フィルムにお
ける上述の如き問題を解決しようとしてなされたもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は下記の集積包装フィルムを提供するもので
ある。
【0008】(1)透明なフィルムには集積された各被
包装物のバーコードの読み取りを妨げる遮蔽手段を備え
させると共に当該全被包装物についての単一のバーコー
ドを印刷してなる集積包装フィルムにおいて、該フィル
ムの表面には商品識別用の色を有する色付きインキ層を
形成し、該色付きインキ層上に白又は白に近い色の白色
インキ層を形成し、該白色インキ層上にインキによるバ
ーコードを形成したことを特徴とする集積包装フィルム
(請求項1)。
【0009】(2)透明なフィルムには集積された各被
包装物のバーコードの読み取りを妨げる遮蔽手段を備え
させると共に当該全被包装物についての単一のバーコー
ドを印刷してなる集積包装フィルムにおいて、該フィル
ムの裏面にはインキによるバーコードを形成し、該バー
コード上には白又は白に近い色の白色インキ層を形成
し、該白色インキ層上に商品識別用の色を有する色付き
インキ層を形成したことを特徴とする集積包装フィルム
(請求項2)。
【0010】
【作用】[請求項1の集積包装フィルム]集積包装フィ
ルムの使用前においては、包装作業者の目には色付きイ
ンキ層及び白色インキ層は次のように見える。
【0011】透明なフィルムの裏面側ないしバーコード
が形成されていない側、即ち図2における下方からは、
該フィルムの表面に形成された商品識別用の色を有する
色付きインキ層の当該商品識別用の色がそのまま見え
る。該フィルムの表面側、即ち図2の上方からは、当該
商品識別用の色と白色インキ層の白又は白に近い色とが
混合した色として見える。
【0012】例えば、色付きインキ層の商品識別用の色
が赤の場合には、フィルムの裏面側ないしバーコードが
形成されていない側、即ち図2における下方からは、赤
がそのまま見え、フィルムの表面側、即ち図2の上方か
らは、赤と白色インキ層の白又は白に近い色とが混合し
てなるピンクが現われる。
【0013】従って、同一メーカーが提供する同一サイ
ズの種々の商品について同一サイズの集積包装フィルム
が使用される場合においても、これらの商品毎に色付き
インキ層の商品識別用の色を変えておけば、包装作業者
は色付きインキ層の商品識別用の色及び当該商品識別用
の色と白色インキ層の白又は白に近い色とが混合した色
により、商品を容易に識別することができる。
【0014】集積包装フィルムにより被包装物を集積包
装した後は、該フィルムの裏面は被包装物に接し、該フ
ィルムの表面のみが露出する。集積包装された被包装物
を店頭にて販売する際には、販売担当者はスキャナーに
より集積包装フィルムに形成された当該全被包装物につ
いての単一のバーコードを読み取らせるのである。この
とき、集積包装フィルムにおける該バーコードは白又は
白に近い色の白色インキ層上に形成されているため、該
バーコードと白色インキ層の白又は白に近い色とのコン
トラストが明瞭になる結果、該バーコードはスキャナー
により確実に読み取られる。因みに、商品識別用の色を
有する色付きインキ層上に直接バーコードを形成した場
合には、当該商品識別用の色によっては、該色とバーコ
ードとのコントラストが不明瞭となり、該バーコードは
スキャナーにより読み取られなくなる。
【0015】[請求項2の集積包装フィルム]請求項2
の集積包装フィルムは、透明フィルムの裏面にはインキ
によるバーコードを形成し、該バーコード上には白又は
白に近い色の白色インキ層を形成し、該白色インキ層上
に商品識別用の色を有する色付きインキ層を形成したも
のであり、上記請求項1の集積包装フィルムと同様の作
用をなす。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。本発明による集積包装フィルム
は、透明なフィルム1には集積された各被包装物3のバ
ーコード5の読み取りを妨げる遮蔽手段7を備えさせる
と共に当該全被包装物3、3・・・についての単一のバ
ーコード9を印刷してなるものである点においては、上
記従来の集積包装フィルムと同じである。透明なフィル
ム1は図2、図3に示すように筒状に形成してなるもの
であってもよいが、単なるシート状のものでもよい。
【0017】しかして、本発明においては、図2に示す
ように、透明なフィルム1の表面には商品識別用の色を
有する色付きインキ層11を形成し、該色付きインキ層
11上に白又は白に近い色の白色インキ層13を形成
し、該白色インキ層13上に青、緑、黒等のインキによ
るバーコード15を形成する。白色インキ層13及び色
付きインキ層11は前記遮蔽手段7となるものである
が、該白色インキ層13上に更に線等の遮蔽手段7を印
刷しても差し支えない。
【0018】また、図3に示すように、透明フィルム1
の裏面には青、緑、黒等のインキによるバーコード1
5’を形成し、該バーコード15’上には白又は白に近
い色の白色インキ層13’を形成し、該白色インキ層1
3’上に商品識別用の色を有する色付きインキ層11’
を形成してもよい。白色インキ層13’及び色付きイン
キ層11’は前記遮蔽手段7となるものであるが、該白
色インキ層13’上に更に線等の遮蔽手段7を印刷して
も差し支えない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同一メーカーが提供する同一サイズの種々の商品につい
て同一サイズの集積包装フィルムが使用される場合にお
いても、これらの商品毎に色付きインキ層の商品識別用
の色を変えておけば、包装作業者は色付きインキ層の商
品識別用の色及び当該商品識別用の色と白色インキ層の
白又は白に近い色とが混合した色により、商品を容易に
識別することができる。従って、包装作業者が集積包装
フィルムの選択を誤るおそれは解消する。
【0020】また、販売担当者がスキャナーにより集積
包装フィルムに形成された当該全被包装物についての単
一のバーコードを読み取らせるときには、集積包装フィ
ルムにおける該バーコードは白又は白に近い色の白色イ
ンキ層上に形成されているため、該バーコードと白色イ
ンキ層の白又は白に近い色とのコントラストが明瞭にな
る結果、該バーコードはスキャナーにより確実に読み取
られる。
【0021】なお、本発明による集積包装フィルムにお
いては、透明なフィルムに商品識別用の色を有する色付
きインキ層と白又は白に近い色の白色インキ層とを重ね
た状態で形成しているため、ディスプレー効果も発揮さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による集積包装フィルムにより被包装物
を集積包装した状態を示す斜視図である。
【図2】本発明による集積包装フィルムを示す断面図で
ある。
【図3】本発明による別の集積包装フィルムを示す断面
図である。
【図4】従来の集積包装フィルムにより被包装物を集積
包装した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 フィルム 3 被包装物 5 バーコード 7 遮蔽手段 9 バーコード 10 白地 11 色付きインキ層 11’ 色付きインキ層 13 白色インキ層 13’ 白色インキ層 15 バーコード 15’ バーコード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明なフィルムには集積された各被包装
    物のバーコードの読み取りを妨げる遮蔽手段を備えさせ
    ると共に当該全被包装物についての単一のバーコードを
    印刷してなる集積包装フィルムにおいて、該フィルムの
    表面には商品識別用の色を有する色付きインキ層を形成
    し、該色付きインキ層上に白又は白に近い色の白色イン
    キ層を形成し、該白色インキ層上にインキによるバーコ
    ードを形成したことを特徴とする集積包装フィルム。
  2. 【請求項2】 透明なフィルムには集積された各被包装
    物のバーコードの読み取りを妨げる遮蔽手段を備えさせ
    ると共に当該全被包装物についての単一のバーコードを
    印刷してなる集積包装フィルムにおいて、該フィルムの
    裏面にはインキによるバーコードを形成し、該バーコー
    ド上には白又は白に近い色の白色インキ層を形成し、該
    白色インキ層上に商品識別用の色を有する色付きインキ
    層を形成したことを特徴とする集積包装フィルム。
JP18145198A 1998-06-12 1998-06-12 集積包装フィルム Pending JPH11349034A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008007124A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Miyako Roller Industry Co 包装用フィルム及びそれで包装されたコード表示包装物品
JP2014031177A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Fuji Seal International Inc 集積包装用フィルム及び集積包装体
JP2016193747A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 株式会社フジシール 集積包装体及び集積包装用フィルム
CN114274688A (zh) * 2021-12-24 2022-04-05 上海紫恩数码科技有限公司 一种透明塑料薄膜的二维码印刷方法

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