JPH11348902A - 粉粒体投入方法及び装置 - Google Patents

粉粒体投入方法及び装置

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JPH11348902A
JPH11348902A JP17979798A JP17979798A JPH11348902A JP H11348902 A JPH11348902 A JP H11348902A JP 17979798 A JP17979798 A JP 17979798A JP 17979798 A JP17979798 A JP 17979798A JP H11348902 A JPH11348902 A JP H11348902A
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powder
charging
granular material
input
valve
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Hideaki Ueda
秀彰 上田
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Niigata Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉粒体供給部から粉粒体投入部への粉粒体の
投入時間を短縮するとともに、計量精度を向上するこ
と。 【解決手段】 粉粒体投入方法において、粉粒体投入部
14に投入された粉粒体1の測定重量が所定の切替値に
達した後は、投入バルブ15をその切替値到達以前より
短い開時間で間欠的に開とする間欠供給を行なうととも
に、投入バルブ15から粉粒体投入部14までの粉粒体
投入路12の集塵を停止するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体、粉体、顆
粒、粉状物等(以下、総称して粉粒体という)を、コン
テナ、ホッパー等の粉粒体供給部から、コンテナ、容
器、カートン、袋等の密閉空間である粉粒体投入部に投
入(積込み、移送)するための粉粒体投入方法及び装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、粉粒体投入装置として、特許2660
305 号公報に記載される如く、粉粒体供給部(コンテ
ナ)内の粉粒体を、投入バルブを介して、粉粒体投入部
(容器)に投入するに際し、粉粒体投入部に投入された
粉粒体の重量を測定し、設定重量の粉粒体を粉粒体投入
部に投入するものがある。
【0003】この従来技術では、粉粒体投入路と粉粒体
投入部との間を投入口カバーにより密閉し、粉粒体投入
部回りでの粉塵の発生を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には以下の問題点がある。 粉粒体供給部から粉粒体投入部への投入時間と計量精
度についてみると、投入バルブの開閉動作における開時
間を長くすれば投入時間は短くなるが、計量精度が悪く
なる。逆に、投入バルブの開時間を短くすればそれなり
に計量精度は良くなるが、投入時間が長くなるという不
都合がある。
【0005】投入バルブが粉粒体供給部の供給口に対
して上下に平行移動して該供給口を開閉するものにあっ
ては、このバルブの開閉に伴う空気の脈動が粉粒体投入
路を介して粉粒体投入部の密閉空間に加わる結果、粉粒
体投入部には負圧と加圧が繰返し作用し、これが計量精
度を悪くする。
【0006】本発明の課題は、粉粒体供給部から粉粒体
投入部への粉粒体の投入時間を短縮するとともに、計量
精度を向上することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、粉粒体供給部内の粉粒体を、投入バルブを介して、
粉粒体投入部に投入するに際し、粉粒体投入部に投入さ
れた粉粒体の重量を測定し、設定重量の粉粒体を粉粒体
投入部に投入する粉粒体投入方法において、粉粒体投入
部に投入された粉粒体の測定重量が所定の切替値に達す
るまでは、投入バルブを間欠的に開とする間欠供給を行
なうとともに、投入バルブから粉粒体投入部までの粉粒
体投入路の集塵を行ない、上記切替値に達した後は、投
入バルブをその切替値到達以前より短い開時間で間欠的
に開とする間欠供給を行なうとともに、投入バルブから
粉粒体投入部までの粉粒体投入路の集塵を停止するよう
にしたものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、粉粒体供給部
内の粉粒体を、投入バルブを介して、粉粒体投入部に投
入するに際し、粉粒体投入部に投入された粉粒体の重量
を測定し、設定重量の粉粒体を粉粒体投入部に投入する
粉粒体投入方法において、粉粒体投入部に投入された粉
粒体の測定重量が所定の切替値に達するまでは、投入バ
ルブを連続的に開とする連続供給を行なうとともに、投
入バルブから粉粒体投入部までの粉粒体投入路の集塵を
行ない、上記切替値に達した後は、投入バルブを間欠的
に開とする間欠供給を行なうとともに、投入バルブから
粉粒体投入部までの粉粒体投入路の集塵を停止するよう
にしたものである。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の本発明において更に、前記切替値に達した後
の間欠供給における投入バルブの開時間を、測定重量が
設定重量に近づくに従って漸次短くするようにしたもの
である。
【0010】請求項4に記載の本発明は、請求項1〜3
のいずれかに記載の本発明において更に、前記切替値に
達した後の間欠供給における投入バルブの閉時間を、そ
の切替値到達以前より長くするようにしたものである。
【0011】請求項5に記載の本発明は、粉粒体供給部
に接続される粉粒体投入路に設けた投入口カバーを粉粒
体投入部に接続し、粉粒体供給部の投入バルブをバルブ
開閉装置により開いて粉粒体供給部内の粉粒体を粉粒体
投入路から粉粒体投入部に投入可能とし、粉粒体投入部
に投入された粉粒体の重量を測定する秤量器を備えると
ともに、投入バルブから粉粒体投入部までの粉粒体投入
路の集塵を行なう集塵装置を備えてなる粉粒体投入装置
において、粉粒体投入部に投入された粉粒体の測定重量
が所定の切替値に達した後は、投入バルブをその切替値
到達以前より短い開時間で間欠的に開とする間欠供給を
行なうようにバルブ開閉装置を駆動制御するとともに、
投入バルブから粉粒体投入部までの粉粒体投入路の集塵
を停止するように集塵装置を駆動制御する制御装置を有
してなるようにしたものである。
【0012】
【作用】請求項1、5の本発明によれば下記、の作
用がある。 粉粒体の測定重量が切替値に達するまでは、投入バル
ブを比較的長い開時間で間欠的に開として投入速度を速
くするとともに、粉粒体投入路の集塵を行なって粉粒体
投入部の空気を排出し、粉粒体投入部での空気と粉粒体
の置換をし易くし、粉粒体の投入をスムースにし、結果
として、投入時間を短縮する。
【0013】粉粒体の測定重量が切替値に達した後に
は、投入バルブを比較的短い開時間で間欠的に開として
計量精度の向上を図るとともに、粉粒体投入路の集塵を
停止して集塵力による粉粒体の浮遊による計量精度の悪
化を排除し、計量精度を向上する。
【0014】請求項2、5の本発明によれば下記、
の作用がある。 粉粒体の測定重量が切替値に達するまでは、投入バル
ブを連続的に開として投入速度を速くするとともに、粉
粒体投入路の集塵を行なって粉粒体投入部の空気を排出
し、粉粒体投入部での空気と粉粒体の置換をし易くし、
粉粒体の投入をスムースにし、結果として、投入時間を
短縮する。
【0015】粉粒体の測定重量が切替値に達した後に
は、投入バルブを間欠的に開として計量精度の向上を図
るとともに、粉粒体投入路の集塵を停止して集塵力によ
る粉粒体の浮遊による計量精度の悪化を排除し、計量精
度を向上する。
【0016】請求項3の本発明によれば下記の作用が
ある。 粉粒体の測定重量が切替値に達した後の間欠供給にお
ける投入バルブの開時間を、測定重量が設定重量に近づ
くに従って漸次短くするので、当初は単位時間当たりの
投入量が多く、設定重量に近づくに従って単位時間当た
りの投入量が少なくなり、計量精度が向上するとともに
全体として粉粒体の投入時間を短縮することができる。
【0017】請求項4の本発明によれば下記の作用が
ある。 粉粒体の測定重量が切替値に達した後の間欠供給にお
ける投入バルブの閉時間を、その切替値到達以前より長
くしたので、粉粒体投入路中の粉粒体が常に粉粒体投入
部に落下(沈降)し終えた状態で粉粒体の重量を測定で
き、計量精度が向上する。
【0018】尚、本発明の実施において、粉粒体投入部
に投入された粉粒体の重量の測定方式は、粉粒体の投入
に伴う粉粒体供給部の重量減少値から算定するもの(ロ
ス・イン・ウエイト方式)、或いは粉粒体の投入による
粉粒体投入部の重量増加値から算定するもの(ゲイン・
イン・ウエイト方式)のいずれを採用するものであって
も良い。但し、粉粒体投入路に付着したり、集塵装置に
集塵される等の粉粒体は、ゲイン・イン・ウエイト方式
では粉粒体の投入重量に算定することがなく、このゲイ
ン・イン・ウエイト方式の方が計量精度は良い。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態の粉粒体投入
装置を示す模式図、図2は投入バルブを示す模式図、図
3は秤量器を示す模式図、図4は袋シール装置を示す模
式図、図5は集塵フードとバグフィルタを示す模式図、
図6は集塵フード高さ調整装置を示す模式図、図7はバ
グフィルタ逆洗装置を示す模式図、図8は制御装置を示
す模式図、図9は第2実施形態の粉粒体投入装置を示す
模式図、図10は第3実施形態の粉粒体投入装置を示す
模式図、図11は集塵フードとバグフィルタを示す模式
図、図12は集塵フード高さ調整装置を示す模式図、図
13はバグフィルタ逆洗装置を示す模式図、図14は制
御装置を示す模式図である。
【0020】(第1実施形態)(図1〜図8) 粉粒体投入装置10は、図1に示す如く、粉粒体供給コ
ンテナ11に接続される粉粒体投入路12に設けた後述
する投入口カバー36を粉粒体投入袋14に間接に接続
し、粉粒体供給コンテナ11の投入バルブ15をバルブ
開閉装置16により開いてコンテナ11内の粉粒体1を
粉粒体投入路12から袋14に投入可能とするものであ
る。
【0021】そして、粉粒体投入装置10にあっては、
袋14に投入された粉粒体1の重量を秤量器17で測定
し、設定重量の粉粒体1を袋14に投入可能としてい
る。
【0022】以下、粉粒体投入装置10の各部構成につ
いて説明する。 (粉粒体供給コンテナ)(図2) 粉粒体供給コンテナ11は、図2に示す如く、コンテナ
本体21の下部外周に脚スカート22が取着され、コン
テナ本体21の供給口21Aに前述の投入バルブ15を
備えている。投入バルブ15は円錐状をなし、コンテナ
11の粉粒体中で供給口21Aに対して上下に平行移動
することにより、供給口21Aを開閉可能としている。
【0023】(粉粒体投入路)(図1) 粉粒体投入装置10は、架台31上に支持プレート32
が設けられ、支持プレート32の上部四隅にガイド脚3
3を備え、このガイド脚33間にコンテナ11の脚スカ
ート22が挿入案内支持可能とされている。そして、コ
ンテナ11の脚スカート22がガイド脚33に案内され
支持プレート32上で支持された状態で、コンテナ本体
21の供給口21Aの直下に粉粒体投入路12が位置す
るようになっている。
【0024】粉粒体投入路12は、支持プレート32に
連結される上部シュート34、上部シュート34に接続
される下部シュート35、下部シュート35に接続され
る投入口カバー36、投入口カバー36に接続されるク
ッションホッパ37を有する。上部シュート34と下部
シュート35は例えばフランジ接合、下部シュート35
と投入口カバー36は例えば溶接接合、投入口カバー3
6とクッションホッパ37は例えば図示しないクランプ
接合又はボルトナット接合される。図5に示した例で
は、投入口カバー36とクッションホッパ37は、投入
口カバー36の下面に接着したシリコンスポンジ等のシ
ール材36Aと、クッションホッパ37の開口縁部に挿
着したシリコンゴム等のシール材37Aとの密着部を介
して接続されている。
【0025】また、粉粒体投入路12は、クッションホ
ッパ37にフレキシブル継手38を介して接続される投
入シュート39を有し、投入シュート39は後述する支
柱53を介して秤量器17に支持されるようになってい
る。
【0026】(バルブ開閉装置)(図2) バルブ開閉装置16は、上部シュート34の上方内部に
ステー41を介して取着されている(図2)。バルブ開
閉装置16は、蛇腹部42の内部に配置されている不図
示のシリンダ装置のピストンロッドに円錐状作動部43
を取着したものである。バルブ開閉装置16は、シリン
ダ装置による作動部43の上動操作で投入バルブ15を
開いて粉粒体1を粉粒体投入路12に落下供給する。ま
た、バルブ開閉装置16は、粉粒体1の供給中に、閉塞
を防止するため、作動部43を上下動して投入バルブ1
5を上下動させる。そして、バルブ開閉装置16は、シ
リンダ装置による作動部43の下動操作で投入バルブ1
5を閉じて粉粒体1の供給を止める。
【0027】(秤量器)(図3、図4) 粉粒体投入装置10は、ロードセル又は電子天秤等の秤
量器17を有し、図3に示す如く、粉粒体投入袋14を
搬送するコンベヤ51(ガイドバー52)のうち、粉粒
体投入領域に位置する部分を秤量器17の秤量面とし、
ゲイン・イン・ウエイト方式で袋14に投入された粉粒
体1の重量を測定可能としている。
【0028】そして、粉粒体投入装置10は、秤量器1
7の側部に支柱53を立て、この支柱53に袋シール装
置54を設けている。袋シール装置54は、支柱53に
取着した支持金具55に前後一対の押圧装置56を設
け、押圧装置56を構成する例えばシリンダ装置のピス
トンロッドに設けたシール材取付フレーム57に接着し
たシリコンスポンジ等のシール材58で、粉粒体投入袋
14の開口部を投入シュート39の吐出口39Aの外面
に挟持する。このとき、袋シール装置54のシール材5
8は、図4に示す如く、袋14の開口部を挟んで投入シ
ュート39の吐出口39Aの外面に密着するように弾性
変形し、袋14をほぼ完全に密封状態で投入シュート3
9に挿着可能とする。
【0029】尚、粉粒体投入路12のうち、クッション
ホッパ37以上のものは支持プレート32に支持されて
おり、投入シュート39、支柱53、袋シール装置54
の重量はフレキシブル継手38の存在によりクッション
ホッパ37の側に伝わらず、全て秤量器17に負荷する
ようになっている。
【0030】(バグフィルタと集塵フード)(図5) 粉粒体投入装置10は、図5に示す如く、粉粒体投入路
12の投入口カバー36に空気置換口61を形成し、空
気置換口61にバグフィルタ62をフィルタクランプ6
3により固定してある。粉粒体投入装置10にあって
は、取扱う粉粒体の粒度分布を考慮した適正な通気性を
持つバグフィルタ62を選択するとき、粉粒体投入路1
2や粉粒体投入袋14の密閉空間内の粉塵は集塵され、
バグフィルタ62によって大部分が袋14内に留めら
れ、バグフィルタ62を通過した僅かな粉塵だけが後述
する集塵フード67から集塵装置64の側に至るだけ
で、粉粒体の損失は少ない。具体的には、バグフィルタ
62の目開きが 5〜20μm のものを使用するのが好まし
い。
【0031】また、粉粒体投入装置10は、図5に示す
如く、集塵装置64に接続されているダクトホース65
にホースクランプ66により集塵フード67を接続し、
この集塵フード67でバグフィルタ62の外側を覆い、
且つ集塵フード67とバグフィルタ62との間に外気取
入用間隙Hを設けてある。
【0032】(集塵フード高さ調整装置)(図6) 粉粒体投入装置10は、図6に示す如く、集塵フード6
7内の静圧を検出する静圧計68と、集塵フード67の
高さを調整することにより、集塵フード67とバグフィ
ルタ62の間の外気取入用間隙Hを調整する集塵フード
高さ調整装置69を有し、集塵フード67内の静圧が一
定値になるように集塵フード高さ調整装置69を駆動制
御可能としている。集塵フード高さ調整装置69は、投
入口カバー36に支持される不図示の電動又は空圧シリ
ンダ装置等により構成され、シリンダ装置のピストンロ
ッドに取着した昇降子70を集塵フード67に一体化す
るとともに、この昇降子70を投入口カバー36に支持
した高さ調整ガイド71に沿って昇降させ、集塵フード
67の高さを調整可能としている。図6において、68
Aは静圧検出管である。
【0033】(バグフィルタ逆洗装置)(図7) 粉粒体投入装置10は、図7に示す如く、バグフィルタ
62の捕集粉塵をバグフィルタ62の内側に向けて剥離
させるバグフィルタ逆洗装置72を有している。バグフ
ィルタ逆洗装置72は、圧縮空気を瞬間的に吹き付ける
複数の洗浄用ノズル73を、バグフィルタ62回りの集
塵フード67に取着して構成され、集塵フード67内の
静圧が一定値以下になるとき、バグフィルタ62を逆洗
する。
【0034】(制御装置)(図8) 粉粒体投入装置10の制御装置74は、PLC(プログ
ラマブルコントローラ)、電磁弁、空圧機器等で構成さ
れ、秤量器17と静圧計68の検出信号が転送され、投
入バルブ15(バルブ開閉装置16)、袋シール装置5
4、集塵装置64、集塵フード高さ調整装置69及びバ
グフィルタ逆洗装置72を以下の如くに駆動制御する。
【0035】(A) 通常運転モード (1) オペレータが粉粒体投入袋14を秤量器17の上の
コンベヤ51にセットし、制御装置74に設けられてい
る袋シール装置54の作動ボタンをオンする。
【0036】(2) 制御装置74は、袋シール装置54の
オン操作信号により、袋シール装置54を作動(閉)さ
せるとともに、集塵装置64による吸引を開始する。
【0037】(3) 制御装置74は、続いて、バルブ開閉
装置16により投入バルブ15を開き、粉粒体供給コン
テナ11から粉粒体投入袋14への粉粒体1の投入を開
始する。この場合、制御装置74は、後述する投入運転
モードにおいて、バルブ開閉装置16による投入バルブ
15の開閉と集塵装置64の駆動制御を行なう。
【0038】(4) 制御装置74は、秤量器17の検出結
果を得て、袋14に設定重量の粉粒体1が投入完了した
とき、バルブ開閉装置16により投入バルブ15を閉じ
る。
【0039】(5) 粉粒体投入袋14に設定重量の粉粒体
1が投入完了した後の、粉粒体投入路12及び袋14内
に浮遊粉塵がなくなるまでの所定時間(例えば 5〜10秒
間)をタイマーにより計時し、その後、袋シール装置5
4を開き、袋14を解放する。このとき、袋14内の粉
塵は全て沈降しており、発塵を生じない。
【0040】(6) 袋14をコンベヤ51により次工程へ
と搬出する。
【0041】(B) 投入運転モード 制御装置74は、上記(A) の通常運転モードの(3) にお
いて、バルブ開閉装置16による投入バルブ15の開閉
と集塵装置64の駆動制御を以下の如くに行なう。
【0042】(1) 大量投入モード 秤量器17の検出結果である、袋14への投入粉粒体測
定重量が所定の切替値(例えば、設定重量の80〜90%)
に達するまでは、投入バルブ15を間欠的に開(比較
的長い開時間)とする間欠供給(例えば 2秒開、 4秒閉
の間欠供給)、もしくは投入バルブ15を連続的に開
とする連続供給を行なうようにバルブ開閉装置16を制
御するとともに、粉粒体投入路12の集塵を行なうよう
に集塵装置64を制御する。
【0043】(2) 小量投入モード 秤量器17の検出結果が上述の切替値に達した後は、
投入バルブ15をその切替値到達以前より短い開時間で
間欠的に開とする間欠供給(例えば0.5 秒開、5秒閉の
間欠供給)、もしくは投入バルブ15を連続的に開と
する連続供給から切り替えて間欠的に開とする間欠供給
(例えば 0.5秒開、 6秒閉の間欠供給)を行なうように
バルブ開閉装置16を制御するとともに、粉粒体投入路
12の集塵を停止するように集塵装置64を制御する。
即ち、この小量投入モードにおいては、集塵装置64に
よる集塵吸引力で数十g 〜数百g の計量誤差を生ずるの
で、集塵を停止する。その際もバグフィルタ62が外部
への発塵を防止する。
【0044】即ち、小量投入モードでは、制御装置74
は、投入バルブ15を一回短時間開いて小量投入動作し
た後、次の小量投入動作が必要か否か秤量器17の安定
時間を考慮した開始時間(例えば少なくとも 3〜 5秒)
だけ投入バルブ15を閉じて待機する。待機後、秤量器
17の検出結果より設定重量に達したか否か判断し、設
定重量に達していない場合、投入バルブ15を更に一回
短時間開いて小量投入動作し、再び待機する。このよう
にして、秤量器17の検出結果が設定重量に達するま
で、断続的に投入バルブ15の開閉を行なう小量投入動
作の繰り返し(間欠供給)を行なう。
【0045】尚、小量投入モードでは、制御装置74
は、その、とも、上述の切替値に達した後の間欠供
給における投入バルブ15の開時間を、秤量器17の測
定重量が設定重量に近づくに従って、漸次短くする。
【0046】また、小量投入モードでは、制御装置74
は、その、とも、上述の切替値に達した後の間欠供
給における投入バルブ15の閉時間を、その切替値到達
以前より(切替値到達以前の連続供給では投入バルブ1
5の閉時間はゼロ)長くする。即ち、この小量投入モー
ドにおいては、上述の切替値に達した後の間欠供給にお
ける投入バルブ15の閉時間を長くし、供給された粉粒
体投入路12中の粉粒体が落下し終えるようにする。こ
の時間は 3〜10秒であれば、ほとんどの浮遊する粉粒体
が沈降するので、実用的にはこの時間で差し支えない。
これにより計量精度が向上する。
【0047】(C) 集塵フード高さ調整モード 制御装置74は、静圧計68の検出結果を得て、集塵フ
ード67内の静圧が一定値になるように、集塵フード高
さ調整装置69を駆動制御し、集塵フード67とバグフ
ィルタ62の間の外気取入用間隙Hを調整する。
【0048】(D) バグフィルタ逆洗モード 制御装置74は、集塵フード高さ調整装置69により集
塵フード67の高さ調整してもバグフィルタ62の目詰
まりにより静圧計68の検出結果が所定の静圧まで上が
らない場合における如く、集塵フード67内の静圧が一
定値以下になるとき、バグフィルタ逆洗装置72を作動
し、ノズル73からバグフィルタ62の外側に圧縮空気
を所定時間(例えば 1〜 2秒)吹き付け、バグフィルタ
62の捕集粉塵をバグフィルタ62の内側に向けて剥離
させ、バグフィルタ62の目詰まりをなくす。
【0049】尚、バグフィルタ62を逆洗するタイミン
グは、袋14等を加圧させないように、バルブ開閉装置
16により投入バルブ15が上昇(開)して粉粒体投入
路12及び袋14を含む粉粒体投入系内が負圧にある傾
向にある(バグフィルタ62を介して粉粒体投入系内に
外気が流入する)ときに同期させるのが良い。
【0050】従って、本実施形態の粉粒体投入装置10
によれば以下の作用がある。 バグフィルタ62とそれを覆う集塵フード67との間
に外気取入用間隙Hがあるため、粉粒体投入袋14の密
閉空間と外気とがバグフィルタ62を介して連通する状
態となり、粉粒体を粉粒体投入袋14に投入するときの
該投入袋14の空気の排出(置換)をスムースに行なう
ものとなり、粉粒体をスムースに投入できる。また、バ
ルブ15の開閉に伴う空気の脈動が粉粒体投入路12を
介して粉粒体投入袋14の密閉空間に加わっても、該投
入袋14の密閉空間に急激に大きな負圧や加圧が作用す
ることがなく、該投入袋14に変形や破損を生じない。
【0051】粉粒体投入袋14や粉粒体投入路12の
粉塵は集塵装置64により集塵されてバグフィルタ62
により該投入袋14に止められ、バグフィルタ62を通
過した僅かな粉塵だけが集塵フード67から集塵装置6
4に至るだけで、粉粒体の損失は少なく、多品種の粉体
を取扱う場合や生産ロット毎に管理を徹底しなければな
らない場合等が生ずる医薬、食品等の付加価値の高い粉
粒体に対して有効に採用できる。同時に、粉粒体の周辺
環境への飛散は防止される。また、本装置は、粉塵を強
引に集塵装置で集塵するものでなく、集塵装置の能力は
小さくても良い。また、従来のように発生した粉塵全て
を集塵用ダクトホース65で吸引する必要がなく、ダク
トホース65を通る粉塵の流れは極めて希薄であり、ダ
クトホース65の摩耗、閉塞がなく、保守保全は極めて
容易である。
【0052】集塵フード67内の静圧が一定値になる
ように、バグフィルタ62とこれを覆う集塵フード67
との間の外気取入用間隙、即ち集塵フード67の高さが
調整されるから、粉粒体投入袋14の密閉空間が大きな
負圧や加圧状態にならない。
【0053】また、バグフィルタ62の目詰まりが少
し生ずると、集塵フード67が上昇して外気の吸引量が
多くなり、バグフィルタ62に作用する吸引力が調整さ
れ、バグフィルタ62の目詰まりが急速に進むことがな
い。即ち、粉粒体投入袋14部の空気を粉粒体の投入の
ために排気(置換)するものの、この排気の量を適度と
して過度にはせず、バグフィルタ62の目詰まりを早め
ることを回避する。
【0054】集塵フード67の内の静圧が一定値以下
になると、バグフィルタ逆洗装置72が作動し、バグフ
ィルタ62の捕集粉塵をバグフィルタ62の内側に向か
って剥離させ、目詰まりをなくすことができる。この操
作によっても、粉粒体を有効に回収できる。
【0055】投入バルブ15は粉粒体供給コンテナ1
1の供給口21Aに対して上下に平行移動することによ
り、その供給口21Aを開閉する。
【0056】バグフィルタ62の目開きを 5〜20μm
とすることにより、通常の集塵機における如くの細密な
ものとせず、捕集率を下げて軽量化し、コスト削減でき
る。
【0057】また、本実施形態の粉粒体投入方法によれ
ば、以下の作用がある。 粉粒体の測定重量が切替値に達するまでは、大量投入
モードとして、投入バルブ15を、比較的長い開時間
で間欠的に開とし、もしくは連続的に開として投入速
度を速くするとともに、粉粒体投入路12の集塵を行な
って粉粒体投入袋14の空気を排出し、粉粒体投入袋1
4での空気と粉粒体の置換をし易くし、粉粒体の投入を
スムースにし、結果として、投入時間を短縮する。
【0058】粉粒体の測定重量が切替値に達した後に
は、小量投入モードとして、投入バルブ15を比較的短
い開時間で間欠的に開として計量精度の向上を図るとと
もに、粉粒体投入路12の集塵を停止して集塵力による
粉粒体の浮遊による計量精度の悪化を排除し、計量精度
を向上する。
【0059】粉粒体の測定重量が切替値に達した後の
間欠供給における投入バルブ15の開時間を、測定重量
が設定重量に近づくに従って漸次短くするので、当初は
単位時間当たりの投入量が多く、設定重量に近づくに従
って単位時間当たりの投入量が少なくなり、計量精度が
向上するとともに全体として粉粒体の投入時間を短縮す
ることができる。
【0060】粉粒体の測定重量が切替値に達した後の
間欠供給における投入バルブの閉時間を、その切替値到
達以前より長くしたので、粉粒体投入路12中の粉粒体
が常に粉粒体投入袋14に落下(沈降)し終えた状態で
粉粒体の重量を測定でき、計量精度が向上する。
【0061】(第2実施形態)(図9) 第2実施形態の粉粒体投入装置10が第1実施形態の粉
粒体投入装置10と実質的に異なる点は、図9に示す如
く、粉粒体投入袋14に投入された粉粒体1の重量測定
方式として、ロス・イン・ウェイト方式を採用したこと
ある。
【0062】即ち、第2実施形態の粉粒体投入装置10
では、粉粒体供給コンテナ11の脚スカート22が載架
される粉粒体投入路12の支持プレート32と架台31
の間に、前記秤量器17と同様の秤量器81を設け、支
持プレート32に連結される上部シュート34と投入口
カバー36との間にフレキシブル継手82を設け、投入
口カバー36以下の部材重量は例えば架台31の側に支
持する等によりフレキシブル継手82には負荷しない
(従って、秤量器81に負荷しない)ようにしてある。
【0063】尚、投入口カバー36にはクッションホッ
パ37が接続され、クッションホッパ37には投入シュ
ート39が接続され、この投入シュート39の吐出口3
9Aに投入袋14の開口部が袋シール装置54により密
封状態で装着される点は、第1実施形態におけると同様
である。また、他の部分の構成、作用は第1の実施形態
と異なるところがなく、同番号を付して説明する。
【0064】(第3実施形態)(図10〜図14) 粉粒体投入装置110は、図10に示す如く、第1実施
形態におけると同様の粉粒体供給コンテナ11に接続さ
れる粉粒体投入路112に設けた後述する投入口カバー
136を粉粒体投入コンテナ114に直接に接続し、粉
粒体供給コンテナ11の投入バルブ15をバルブ開閉装
置116により開いてコンテナ11内の粉粒体1を粉粒
体投入路112からコンテナ114に投入可能とするも
のである。尚、本実施形態においては、粉粒体投入コン
テナ114として、粉粒体供給コンテナ11と同様のも
のを用いる。
【0065】そして、粉粒体投入装置110にあって
は、コンテナ114に投入された粉粒体1の重量を秤量
器117で測定し、設定重量の粉粒体1をコンテナ11
4に投入可能としている。
【0066】以下、粉粒体投入装置110の各部構成に
ついて説明する。 (粉粒体投入路)(図10、図11、図12) 粉粒体投入装置110は、架台131に秤量器117を
介して支持プレート132を支持し、支持プレート13
2の上部四隅にガイド脚133を備え、このガイド脚1
33間にコンテナ11の脚スカート22を挿入案内可能
としている。そして、コンテナ11の脚スカート22が
ガイド脚133に案内されて支持プレート132に支持
された状態で、コンテナ本体21の供給口21Aの直下
に粉粒体投入路112が位置するようになっている。
【0067】粉粒体投入路112は、支持プレート13
2に連結される上部シュート134、上部シュート13
4にフレキシブル継手135を介して接続される投入口
カバー136を有する。上部シュート134とフレキシ
ブル継手135は例えばフランジ接合、フレキシブル継
手135と投入口カバー136は例えばホースクランプ
137を用いてクランプ接合される(図11)。
【0068】このとき、図12に示す如く、架台131
の下部にカバー昇降シリンダ138が支持され、カバー
昇降シリンダ138は投入口カバー136の両側対称位
置に一対をなすように配置され、投入口カバー136を
投入コンテナ114の開口部に着脱する。投入口カバー
136と投入コンテナ114の開口部は、投入口カバー
136の下面に接着したシリコンスポンジ等のシール材
136Aと、投入コンテナ114の開口部に挿着したシ
リコンゴム等のシール材114Aとの密着部を介して接
続されている。
【0069】(バルブ開閉装置)(図10) バルブ開閉装置116は、上部シュート134の上方内
部にステー141を介して取着されている。バルブ開閉
装置116は、第1実施形態のバルブ開閉装置16と同
様に、不図示の蛇腹部の内部に配置されているシリンダ
装置のピストンロッドに円錐状作動部143を取着した
ものである。バルブ開閉装置116は、シリンダ装置に
よる作動部143の上動操作で投入バルブ15を開いて
粉粒体1を粉粒体投入路112に落下供給する。また、
バルブ開閉装置116は、粉粒体1の供給中に、閉塞を
防止するため、作動部143を上下動して投入バルブ1
5を上下動させる。そして、バルブ開閉装置116は、
シリンダ装置による作動部143の下動操作で投入バル
ブ15を閉じて粉粒体1の供給を止める。
【0070】(秤量器)(図10) 粉粒体投入装置110は、ロードセル又は電子天秤等の
秤量器117を有し、ロス・イン・ウエイト方式でコン
テナ114に投入された粉粒体1の重量を測定可能とし
ている。
【0071】即ち、粉粒体投入装置110では、前述し
た如く、粉粒体供給コンテナ11の脚スカート22が載
架される粉粒体投入路112の支持プレート132と架
台131の間に秤量器117を設け、支持プレート13
2に連結される上部シュート134と投入口カバー13
6との間にフレキシブル継手135を設け、投入口カバ
ー136以下の部材重量は例えば架台131に支持する
等によりフレキシブル継手135には負荷しない(従っ
て、秤量器117に負荷しない)ようにしてある。
【0072】(レベル計)(図12) 粉粒体投入装置110は、図12に示す如く、粉粒体投
入コンテナ114に投入された粉粒体1の投入レベルを
検出する、静電容量式、超音波式等からなるレベル計1
51を投入口カバー136に備えている。
【0073】(バグフィルタと集塵フード)(図11) 粉粒体投入装置110は、図11に示す如く、粉粒体投
入路112の投入口カバー136に空気置換口161を
形成し、空気置換口161にバグフィルタ162をフィ
ルタクランプ163により固定してある。粉粒体投入装
置110にあっては、取扱う粉粒体の粒度分布を考慮し
た適正な通気性を持つバグフィルタ162を選択すると
き、粉粒体投入路112や粉粒体投入コンテナ114の
密閉空間内の粉塵は集塵され、バグフィルタ162によ
って大部分がコンテナ114内に留められ、バグフィル
タ162を通過した僅かな粉塵だけが後述する集塵フー
ド167から集塵装置164の側に至るだけで、粉粒体
の損失は少ない。具体的には、バグフィルタ162の目
開きが 5〜20μm のものを使用するのが好ましい。
【0074】また、粉粒体投入装置110は、図11に
示す如く、集塵装置164に接続されているダクトホー
ス165にホースクランプ166により集塵フード16
7を接続し、この集塵フード167でバグフィルタ16
2の外側を覆い、且つ集塵フード167とバグフィルタ
162との間に外気取入用間隙Hを設けてある。
【0075】(集塵フード高さ調整装置)(図12) 粉粒体投入装置110は、図12に示す如く、集塵フー
ド167内の静圧を検出する静圧計168と、集塵フー
ド167の高さを調整することにより、集塵フード16
7とバグフィルタ162の間の外気取入用間隙Hを調整
する集塵フード高さ調整装置169を有し、集塵フード
167内の静圧が一定値になるように集塵フード高さ調
整装置169を駆動制御可能としている。集塵フード高
さ調整装置169は、投入口カバー136に支持される
不図示の電動又は空圧シリンダ装置等により構成され、
シリンダ装置のピストンロッドに取着した昇降子170
を集塵フード167に一体化するとともに、この昇降子
170を投入口カバー136に支持した高さ調整ガイド
171に沿って昇降させ、集塵フード167の高さを調
整可能としている。図12において、168Aは静圧検
出管である。
【0076】(バグフィルタ逆洗装置)(図13) 粉粒体投入装置110は、図13に示す如く、バグフィ
ルタ162の捕集粉塵をバグフィルタ162の内側に向
けて剥離させるバグフィルタ逆洗装置172を有してい
る。バグフィルタ逆洗装置172は、圧縮空気を瞬間的
に吹き付ける複数の洗浄用ノズル173を、バグフィル
タ162回りの集塵フード167に取着して構成され、
集塵フード167内の静圧が一定値以下になるとき、バ
グフィルタ162を逆洗する。
【0077】(制御装置)(図14) 粉粒体投入装置110の制御装置174は、PLC(プ
ログラマブルコントローラ)、電磁弁、空圧機器等で構
成され、秤量器117とレベル計151と静圧計168
の検出信号が転送され、投入バルブ15(バルブ開閉装
置116)、カバー昇降シリンダ138、集塵装置16
4、集塵フード高さ調整装置169及びバグフィルタ逆
洗装置172を以下の如くに駆動制御する。
【0078】(A) 通常運転モード (1) オペレータが粉粒体投入コンテナ114を粉粒体投
入装置にセットし、制御装置174に設けられているカ
バー昇降シリンダ138の作動ボタンをオンする。
【0079】(2) 制御装置174は、カバー昇降シリン
ダ138のオン操作信号により、カバー昇降シリンダ1
38を作動させて投入口カバー136を投入コンテナ1
14の開口部に装着させるとともに集塵装置164によ
る吸引を開始する。
【0080】(3) 制御装置174は、続いて、バルブ開
閉装置116により投入バルブ15を開き、粉粒体供給
コンテナ11から粉粒体投入コンテナ114への粉粒体
1の投入を開始する。この場合、制御装置174は、後
述する投入運転モードにおいて、バルブ開閉装置116
による投入バルブ15の開閉と集塵装置164の駆動制
御を行なう。
【0081】(4) 制御装置174は、秤量器117の検
出結果を得て、コンテナ114に設定重量の粉粒体1が
投入完了したとき、もしくはレベル計151の検出結果
を得て、投入コンテナ114への粉粒体1の投入レベル
が満杯レベルに達したとき、バルブ開閉装置116によ
り投入バルブ15を閉じる。
【0082】(5) 粉粒体投入コンテナ114に設定重量
の粉粒体1が投入完了した後の、粉粒体投入路112及
びコンテナ114内に浮遊粉塵がなくなるまでの所定時
間(例えば 5〜10秒間)をタイマーにより計時し、その
後、カバー昇降シリンダ138を作動させて投入口カバ
ー136を投入コンテナ114の開口部から外し、投入
コンテナ114を解放する。このとき、コンテナ114
内の粉塵は全て沈降しており、発塵を生じない。
【0083】(B) 投入運転モード 制御装置174は、上記(A) の通常運転モードの(3) に
おいて、バルブ開閉装置116による投入バルブ15の
開閉と集塵装置164の駆動制御を以下の如くに行な
う。
【0084】(1) 大量投入モード 秤量器117の検出結果である、コンテナ114への投
入粉粒体測定重量が所定の切替値(例えば、設定重量の
80〜90%)に達するまでは、投入バルブ15を間欠的
に開(比較的長い開時間)とする間欠供給(例えば 2秒
開、 4秒閉の間欠供給)、もしくは投入バルブ15を
連続的に開とする連続供給を行なうようにバルブ開閉装
置116を制御するとともに、粉粒体投入路112の集
塵を行なうように集塵装置164を制御する。
【0085】(2) 小量投入モード 秤量器117の検出結果が上述の切替値に達した後は、
投入バルブ15をその切替値到達以前より短い開時間
で間欠的に開とする間欠供給(例えば0.5 秒開、 5秒閉
の間欠供給)、もしくは投入バルブ15を連続的に開
とする連続供給から切り替えて間欠的に開とする間欠供
給(例えば 0.5秒開、 6秒閉の間欠供給)を行なうよう
にバルブ開閉装置116を制御するとともに、粉粒体投
入路112の集塵を停止するように集塵装置164を制
御する。即ち、この小量投入モードにおいては、集塵装
置164による集塵吸引力で数十g 〜数百g の計量誤差
を生じるので、集塵を停止する。その際もバグフィルタ
162が外部への発塵を防止する。
【0086】即ち、小量投入モードでは、制御装置17
4は、投入バルブ15を一回短時間開いて小量投入動作
した後、次の小量投入動作が必要か否か秤量器117の
安定時間を考慮した開始時間(例えば少なくとも 3〜 5
秒)だけ投入バルブ15を閉じて待機する。待機後、秤
量器117の検出結果より設定重量に達したか否か判断
し、設定重量に達していない場合、投入バルブ15を更
に一回短時間開いて小量投入動作し、再び待機する。こ
のようにして、秤量器117の検出結果が設定重量に達
するまで、断続的に投入バルブ15の開閉を行なう小量
投入動作の繰り返し(間欠供給)を行なう。
【0087】尚、小量投入モードでは、制御装置174
は、その、とも、上述の切替値に達した後の間欠供
給における投入バルブ15の開時間を、秤量器117の
測定重量が設定重量に近づくに従って、漸次短くする。
【0088】また、小量投入モードでは、制御装置17
4は、その、とも、上述の切替値に達した後の間欠
供給における投入バルブ15の閉時間を、その切替値到
達以前より(切替値到達以前の連続供給では投入バルブ
15の閉時間はゼロ)長くする。即ち、この小量投入モ
ードにおいては、上述の切替値に達した後の間欠供給に
おける投入バルブ15の閉時間を長くし、供給された粉
粒体投入路112中の粉粒体が落下し終えるようにす
る。この時間は 3〜10秒であれば、ほとんどの浮遊する
粉粒体が沈降するので、実用的にはこの時間で差し支え
ない。これにより計量精度が向上する。
【0089】(C) 集塵フード高さ調整モード 制御装置174は、静圧計168の検出結果を得て、集
塵フード167内の静圧が一定値になるように、集塵フ
ード高さ調整装置169を駆動制御し、集塵フード16
7とバグフィルタ162の間の外気取入用間隙Hを調整
する。
【0090】(D) バグフィルタ逆洗モード 制御装置174は、集塵フード高さ調整装置169によ
り集塵フード167の高さ調整してもバグフィルタ16
2の目詰まりにより静圧計168の検出結果が所定の静
圧まで上がらない場合における如く、集塵フード167
内の静圧が一定値以下になるとき、バグフィルタ逆洗装
置172を作動し、ノズル173からバグフィルタ16
2の外側に圧縮空気を所定時間(例えば 1〜 2秒)吹き
付け、バグフィルタ162の捕集粉塵をバグフィルタ1
62の内側に向けて剥離させ、バグフィルタ162の目
詰まりをなくす。
【0091】尚、バグフィルタ162を逆洗するタイミ
ングは、コンテナ114等を加圧させないように、バル
ブ開閉装置116により投入バルブ15が上昇(開)し
て粉粒体投入路112及びコンテナ114を含む粉粒体
投入系内が負圧にある傾向にある(バグフィルタ162
を介して粉粒体投入系内に外気が流入する)ときに同期
させるのが良い。
【0092】従って、本実施形態の粉粒体投入装置11
0によれば以下の作用がある。 バグフィルタ162とそれを覆う集塵フード167と
の間に外気取入用間隙Hがあるため、粉粒体投入コンテ
ナ114の密閉空間と外気とがバグフィルタ162を介
して連通する状態となり、粉粒体を粉粒体投入コンテナ
114に投入するときの該投入コンテナ114の空気の
排出(置換)をスムースに行なうものとなり、粉粒体を
スムースに投入できる。また、バルブ15の開閉に伴う
空気の脈動が粉粒体投入路112を介して粉粒体投入コ
ンテナ114の密閉空間に加わっても、該投入コンテナ
114の密閉空間に急激に大きな負圧や加圧が作用する
ことがなく、該投入コンテナ114に変形や破損を生じ
ない。
【0093】粉粒体投入コンテナ114や粉粒体投入
路112の粉塵は集塵装置164により集塵されてバグ
フィルタ162により該投入コンテナ114に止めら
れ、バグフィルタ162を通過した僅かな粉塵だけが集
塵フード167から集塵装置164に至るだけで、粉粒
体の損失は少なく、多品種の粉体を取扱う場合や生産ロ
ット毎に管理を徹底しなければならない場合等が生じる
医薬、食品等の付加価値の高い粉粒体に対して有効に採
用できる。同時に、粉粒体の周辺環境への飛散は防止さ
れる。また、本装置は、粉塵を強引に集塵装置で集塵す
るものでなく、集塵装置の能力は小さくても良い。ま
た、従来のように発生した粉塵全てを集塵用ダクトホー
ス165で吸引する必要がなく、ダクトホース165を
通る粉塵の流れは極めて希薄であり、ダクトホース16
5の摩耗、閉塞がなく、保守保全は極めて容易である。
【0094】集塵フード167内の静圧が一定値にな
るように、バグフィルタ162とこれを覆う集塵フード
167との間の外気取入用間隙、即ち集塵フード167
の高さが調整されるから、粉粒体投入コンテナ114の
密閉空間が大きな負圧や加圧状態にならない。
【0095】また、バグフィルタ162の目詰まりが
少し生ずると、集塵フード167が上昇して外気の吸引
量が多くなり、バグフィルタ162に作用する吸引力が
調整され、バグフィルタ162の目詰まりが急速に進む
ことがない。即ち、粉粒体投入コンテナ114内の空気
を粉粒体の投入のために排気(置換)するものの、この
排気の量を適度として過度にはせず、バグフィルタ16
2の目詰まりを早めることを回避する。
【0096】集塵フード167の内の静圧が一定値以
下になると、バグフィルタ逆洗装置172が作動し、バ
グフィルタ162の捕集粉塵をバグフィルタ162の内
側に向かって剥離させ、目詰まりをなくすことができ
る。この操作によっても、粉粒体を有効に回収できる。
【0097】粉粒体投入コンテナ114が粉粒体1で
満杯になると、レベル計151が粉粒体1を検出し、投
入バルブ15を閉じる。従って、レベル計151が秤量
器117の故障時の安全装置や過剰投入防止装置として
機能するものとなる。
【0098】投入バルブ15は粉粒体供給コンテナ1
1の供給口121Aに対して上下に平行移動することに
より、その供給口121Aを開閉する。
【0099】バグフィルタ162の目開きを 5〜20μ
m とすることにより、通常の集塵機における如くの細密
なものとせず、捕集率を下げて軽量化し、コスト削減で
きる。
【0100】また、本実施形態の粉粒体投入方法によれ
ば、以下の作用がある。 粉粒体の測定重量が切替値に達するまでは、大量投入
モードとして、投入バルブ15を、比較的長い開時間
で間欠的に開とし、もしくは連続的に開として投入速
度を速くするとともに、粉粒体投入路112の集塵を行
なって粉粒体投入コンテナ114の空気を排出し、粉粒
体投入コンテナ114での空気と粉粒体の置換をし易く
し、粉粒体の投入をスムースにし、結果として、投入時
間を短縮する。
【0101】粉粒体の測定重量が切替値に達した後に
は、小量投入モードとして、投入バルブ15を比較的短
い開時間で間欠的に開として計量精度の向上を図るとと
もに、粉粒体投入路112の集塵を停止して集塵力によ
る粉粒体の浮遊による計量精度の悪化を排除し、計量精
度を向上する。
【0102】粉粒体の測定重量が切替値に達した後の
間欠供給における投入バルブ15の開時間を、測定重量
が設定重量に近づくに従って漸次短くするので、当初は
単位時間当たりの投入量が多く、設定重量に近づくに従
って単位時間当たりの投入量が少なくなり、計量精度が
向上するとともに全体として粉粒体の投入時間を短縮す
ることができる。
【0103】粉粒体の測定重量が切替値に達した後の
間欠供給における投入バルブの閉時間を、その切替値到
達以前より長くしたので、粉粒体投入路112中の粉粒
体が常に粉粒体投入コンテナ114に落下(沈降)し終
えた状態で粉粒体の重量を測定でき、計量精度が向上す
る。
【0104】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明の粉粒体投入装置で用いる投入バルブは、粉粒体供
給部の供給口に対して上下に平行移動するものに限ら
ず、ゲートバルブやバタフライバルブ等であっても良
い。また、粉粒体供給部は、粉粒体供給コンテナに限ら
ず、例えば固定されたホッパーであっても良い。
【0105】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、粉粒体供
給部から粉粒体投入部への粉粒体の投入時間を短縮する
とともに、計量精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の粉粒体投入装置を示す模
式図である。
【図2】図2は投入バルブを示す模式図である。
【図3】図3は秤量器を示す模式図である。
【図4】図4は袋シール装置を示す模式図である。
【図5】図5は集塵フードとバグフィルタを示す模式図
である。
【図6】図6は集塵フード高さ調整装置を示す模式図で
ある。
【図7】図7はバグフィルタ逆洗装置を示す模式図であ
る。
【図8】図8は制御装置を示す模式図である。
【図9】図9は第2実施形態の粉粒体投入装置を示す模
式図である。
【図10】図10は第3実施形態の粉粒体投入装置を示
す模式図である。
【図11】図11は集塵フードとバグフィルタを示す模
式図である。
【図12】図12は集塵フード高さ調整装置を示す模式
図である。
【図13】図13はバグフィルタ逆洗装置を示す模式図
である。
【図14】図14は制御装置を示す模式図である。
【符号の説明】
1 粉粒体 10、110 粉粒体投入装置 11 粉粒体供給コンテナ(粉粒体供給部) 12、112 粉粒体投入路 14 粉粒体投入袋(粉粒体投入部) 114 粉粒体投入コンテナ(粉粒体投入部) 15 投入バルブ 16、116 バルブ開閉装置 17、81、117 秤量器 21A 供給口 36、136 投入口カバー 61、161 空気置換口 62、162 バグフィルタ 64、164 集塵装置 67、167 集塵フード 68、168 静圧計 69、169 集塵フード高さ調整装置 72、172 バグフィルタ逆洗装置 74、174 制御装置 151 レベル計

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体供給部内の粉粒体を、投入バルブ
    を介して、粉粒体投入部に投入するに際し、 粉粒体投入部に投入された粉粒体の重量を測定し、設定
    重量の粉粒体を粉粒体投入部に投入する粉粒体投入方法
    において、 粉粒体投入部に投入された粉粒体の測定重量が所定の切
    替値に達するまでは、投入バルブを間欠的に開とする間
    欠供給を行なうとともに、投入バルブから粉粒体投入部
    までの粉粒体投入路の集塵を行ない、 上記切替値に達した後は、投入バルブをその切替値到達
    以前より短い開時間で間欠的に開とする間欠供給を行な
    うとともに、投入バルブから粉粒体投入部までの粉粒体
    投入路の集塵を停止することを特徴とする粉粒体投入方
    法。
  2. 【請求項2】 粉粒体供給部内の粉粒体を、投入バルブ
    を介して、粉粒体投入部に投入するに際し、 粉粒体投入部に投入された粉粒体の重量を測定し、設定
    重量の粉粒体を粉粒体投入部に投入する粉粒体投入方法
    において、 粉粒体投入部に投入された粉粒体の測定重量が所定の切
    替値に達するまでは、投入バルブを連続的に開とする連
    続供給を行なうとともに、投入バルブから粉粒体投入部
    までの粉粒体投入路の集塵を行ない、 上記切替値に達した後は、投入バルブを間欠的に開とす
    る間欠供給を行なうとともに、投入バルブから粉粒体投
    入部までの粉粒体投入路の集塵を停止することを特徴と
    する粉粒体投入方法。
  3. 【請求項3】 前記切替値に達した後の間欠供給におけ
    る投入バルブの開時間を、測定重量が設定重量に近づく
    に従って漸次短くする請求項1又は2に記載の粉粒体投
    入方法。
  4. 【請求項4】 前記切替値に達した後の間欠供給におけ
    る投入バルブの閉時間を、その切替値到達以前より長く
    する請求項1〜3のいずれかに記載の粉粒体投入方法。
  5. 【請求項5】 粉粒体供給部に接続される粉粒体投入路
    に設けた投入口カバーを粉粒体投入部に接続し、粉粒体
    供給部の投入バルブをバルブ開閉装置により開いて粉粒
    体供給部内の粉粒体を粉粒体投入路から粉粒体投入部に
    投入可能とし、 粉粒体投入部に投入された粉粒体の重量を測定する秤量
    器を備えるとともに、 投入バルブから粉粒体投入部までの粉粒体投入路の集塵
    を行なう集塵装置を備えてなる粉粒体投入装置におい
    て、 粉粒体投入部に投入された粉粒体の測定重量が所定の切
    替値に達した後は、投入バルブをその切替値到達以前よ
    り短い開時間で間欠的に開とする間欠供給を行なうよう
    にバルブ開閉装置を駆動制御するとともに、投入バルブ
    から粉粒体投入部までの粉粒体投入路の集塵を停止する
    ように集塵装置を駆動制御する制御装置を有してなるこ
    とを特徴とする粉粒体投入装置。
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