JPH11348866A - 自転車 - Google Patents

自転車

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Publication number
JPH11348866A
JPH11348866A JP10165108A JP16510898A JPH11348866A JP H11348866 A JPH11348866 A JP H11348866A JP 10165108 A JP10165108 A JP 10165108A JP 16510898 A JP16510898 A JP 16510898A JP H11348866 A JPH11348866 A JP H11348866A
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JP
Japan
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sliding portion
pedal
pedal lever
lever
bicycle
Prior art date
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Pending
Application number
JP10165108A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Fujiwara
信浩 藤原
Atsushi Mamiya
篤 間宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Priority to TW088109333A priority patent/TW422798B/zh
Priority to US09/328,412 priority patent/US6454287B1/en
Priority to EP99111336A priority patent/EP0963905A3/en
Priority to CNB991083709A priority patent/CN1191960C/zh
Publication of JPH11348866A publication Critical patent/JPH11348866A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M1/00Rider propulsion of wheeled vehicles
    • B62M1/24Rider propulsion of wheeled vehicles with reciprocating levers, e.g. foot levers
    • B62M1/26Rider propulsion of wheeled vehicles with reciprocating levers, e.g. foot levers characterised by rotary cranks combined with reciprocating levers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M3/00Construction of cranks operated by hand or foot
    • B62M3/02Construction of cranks operated by hand or foot of adjustable length
    • B62M3/04Construction of cranks operated by hand or foot of adjustable length automatically adjusting

Abstract

(57)【要約】 【課題】構成をシンプルにして部品点数を少なくし、安
価で軽い装置を実現すると共に、スムーズなペダル操作
を実現する。 【解決手段】スプロケット26とチェーン27を利用し
て後輪2に回転力が伝達される。そして、ペダルレバー
22Rの回転力がクランクレバー30を介してスプロケ
ット26に伝達される。ペダルレバー22Rの揺動支点
は固定させずに摺動部40R内を左右に動く。このよう
にすることによって、後輪2への回転伝達機構20の構
成が簡略化される。そして、ペダルレバー22Rの踏み
込みに伴って、その揺動支点が左右に移動するから、ペ
ダル23Rの回転運動軌跡Qが前半周期(踏み降ろし期
間)と後半周期(踏み上げ期間)とで相違したとして
も、ペダル23Rの回転がスムーズになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、揺動支点を有す
る回転伝達機構を用いた自転車に関する。詳しくは、ス
プロケットとペダルレバーとの間にペダルレバーの回転
力をスプロケットに伝達するクランクレバーを設けると
共に、このペダルレバーの揺動支点を摺動自在に構成す
ることによって、ペダルレバーの回転伝達機構の構成を
簡略化して軽量化すると共に、ペダルレバーのスムーズ
な運動軌跡に加えて、ペダルレバーの揺動範囲を少なく
しても十分な回動力が得られるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自転車は、スプロケットの軸の両
側に180度の位相差をもって固定されるクランク状の
ペダルを両足で交互に漕ぎ、スプロケットの軸を中心に
ペダルレバーを360度回転運動させることで回転力を
得、この回転力をスプロケットよりチェーンを介して後
輪に伝えるようになされている。しかし近年、このよう
な従来の自転車に比べて疲労を少なくして所望の推進力
の得られる揺動支点を有する駆動力入力装置を用いた自
転車が提案されている。
【0003】図32は、従来の揺動支点を有する駆動力
入力装置を用いた自転車の構成を概略的に示すものであ
る。図32において、揺動支点を有する回転伝達機構を
用いた自転車60は、既存の自転車と同様に、動輪であ
る前輪61と後輪62とがデルタ状の一対のフレーム6
3,64によって連結され、前方のフレーム63側には
ハンドル65が取り付けられ、後方のフレーム64側に
はサドル66が取り付けられている。
【0004】前輪61の車軸61aはハンドルフレーム
67の下部に形成される二股部67aの先端に回転自在
に固定されている。ハンドルフレーム67を回動自在に
保持する保持部63cからは前方フレーム63を構成す
る2本の連結部63a,63bが水平および下方に延
び、これら連結部63a,63bの先端部は、後方フレ
ーム64を構成し、ハンドルフレーム67と略平行とな
るサドルフレーム64cに結合される。サドル66はこ
のサドルフレーム64cに連結されている。
【0005】2本の連結部63a,63bからは後方フ
レーム64を構成する2本の連結部64a,64bが延
び、これら連結部64a,64bの先端が互いに結合さ
れて後輪62の車軸62aを水平に保持している。車軸
62aの両端にはそれぞれギア75R,75L(図示せ
ず)が取り付け固定されている。図33には自転車の進
行方向右側のギア75Rに関する構成のみが示されてい
る。
【0006】ギア75Rは図示せずも歯車列に噛合さ
れ、これら歯車列を介してギア75Rに回転力を伝達す
るようにクランク76Rが取り付け固定されている。ク
ランク76Rの軸78Rに対して偏心した位置にはクラ
ンクピン77Rが取り付けられる。クランクピン77R
には右側のペダルレバー72Rが回動自在に軸支され
る。
【0007】ペダルレバー72Rの前端部には右側のペ
ダル71Rが回動自在に取り付けられる。ペダルレバー
72Rの後端部にはローラ73Rが回転自在に軸支され
る。ローラ73Rは車軸62aの近傍に形成される案内
溝74Rの中を前後の方向に自由にスライドできる。
【0008】ペダルレバー72Rはローラ73Rに軸支
されている点を支点とする梃子として構成されるもの
で、力点であるペダル71Rを踏み込むことによって、
ペダル71Rが偏平な楕円形状に近い円弧の軌道Sに沿
って反時計回りの方向に移動すると共に、ペダルレバー
72Rがローラ73Rを支点として所定の角度で上下に
運動する。
【0009】この回転運動によって、ペダルレバー72
aの梃子としての作用点であるクランクピン77Rを介
して、クランク76Rが軸78Rを中心として反時計回
りの方向に回転される。このとき、ペダルレバー72R
の支点となるローラ73Rは、案内溝74Rの中を前後
の方向にスライド(移動)する。つまりローラ73R
は、ペダルレバー72Rの揺動支点となる。
【0010】クランク76Rが回転すると、歯車列を介
してクランク76Rの回転力がギア75Rに伝達され、
ギア75Rが時計回りの方向に回転されることによっ
て、車軸62aおよび後輪62が回転して自転車60の
推進力が得られる。
【0011】左側のペダルレバー72L(図示せず)に
ついても上述した右側のペダルレバー72Rと同様の回
転伝達機構となされているため、運転者が左右の足で交
互にペダル71R,71L(図示せず)を踏み込むこと
により、推進力が得られて自転車60を走行させること
ができる。
【0012】このときのペダル71R,71Lの軌道
は、曲線Sで示した偏平な楕円形状に近いものとなるた
め、ペダル71R,71Lを踏み込む足の動きはほとん
ど上下に往復させるだけでよい。したがって、スプロケ
ットの軸を中心にペダルレバー72Rを360度回転運
動させて推進力を得る従来の自転車に比べてペダル71
R、71Lに加える踏込力のロスが少なくなるため、疲
労が少なくて済む。また、膝の開口角が小さくて済むた
め、老人などの比較的膝の機能が弱い人でも楽に乗るこ
とが可能となる。上述したような前後の方向にスライド
移動(揺動)する支点を有する駆動力入力装置を用いた
自転車は、「特願平9−193952号」に記載されて
いる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した自
転車60の構成においては、後輪62を回転させるため
の揺動支点を有する駆動力入力装置を構成するクランク
76R、ギア75Rおよび案内溝74Rなどの回転伝達
機構をフレーム63,64の両側に特別に設ける必要が
ある。このため自転車を構成する部品の点数が多くな
り、自転車の製造コストが高くなると共に、自転車60
の車両重量が重くなるという問題があった。
【0014】なお、歯車列を使用しない代わりに、従来
のチェーンとスプロケットを使用し、このスプロケット
に対してはペダルレバーの回転力を伝達できるようなク
ランクレバーを設けることも考えられる。
【0015】しかし、そうした場合には、クランクレバ
ーの揺動支点を固定することになるが、ペダルによる円
運動がペダルの上死点から踏み込んで下死点まで回転さ
せる前半周期と、元の上死点に戻る後半周期とではその
運動軌跡Qが違うために、上死点前後および下死点前後
でのペダルへの踏み込み力を僅かに変えなければならな
い。そのため、ペダル1回転によって発生する回転トル
クにむらができ、スムーズな走行を妨げることが考えら
れる。
【0016】そこで、この発明では、回転伝達機構の構
成をシンプルにして部品点数を削減し、安価で軽量な自
転車を提供すると共に、ペダルのスムーズな運動軌跡Q
を確保できるようにすることに加え、ペダルレバーの揺
動範囲を少なくしても十分な回動力が得られるようにし
たものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係る揺動支点
を有する回転伝達機構を用いた自転車は、車体を構成す
るフレームの前後に回転自在に取り付けられた一対の動
輪と、上記フレームのボトムブラケット点付近に設けら
れたスプロケットと、このスプロケットと後輪との間に
取り付けられた駆動力伝達手段と、180゜の位相差を
有する一対のペダルレバーと、上記スプロケットと上記
一方のペダルレバーとの間に設けられ、上記ペダルレバ
ーの回転力を上記スプロケットに伝達するクランクレバ
ーと、上記ペダルレバーの揺動支点となる摺動部とで構
成され、上記ペダルレバーの一端に設けられた摺動ピン
が上記ペダルレバーの回動に伴って上記摺動部内を摺動
するようになされると共に、上記ペダルレバーの回動に
伴う回転力が上記スプロケットを介して上記後輪に伝達
されるようになされたことを特徴とする。
【0018】この発明においては、従来と同じくスプロ
ケットとチェーンを利用して後輪に回転力が伝達され
る。そして、ペダルレバーの回転力がクランクレバーを
介してスプロケットに伝達される。ペダルレバーの揺動
支点は固定させずに摺動部内を左右に動く。このように
することによって、後輪への回転伝達機構の構成が簡略
化される。そして、ペダルレバーの踏み込みに伴って、
その揺動支点が左右に移動するから、ペダルの回転運動
軌跡が前半周期(上死点から下死点まで)と後半周期
(下死点から上死点まで)とで相違したとしても、ペダ
ルの回転がスムーズになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としての揺動支点を有する回転伝達機構20を用いた
自転車10の構成を示す。
【0020】図1において、この自転車10は、既存の
自転車と同様に、動輪である前輪1と後輪2とがデルタ
状の一対のフレーム3,4によって連結され、前方のフ
レーム3側にはハンドル5が取り付けられ、後方のフレ
ーム4側にはサドル6が取り付けられている。
【0021】前輪1の車軸1aはハンドルフレーム7の
下部に形成される二股部7aの先端に回転自在に固定さ
れ、ハンドルフレーム7の上部には操向装置としてのハ
ンドル5が取り付けられる。
【0022】ハンドルフレーム7を回動自在に保持する
保持部3cからは前方フレーム3を構成する2本の連結
部3a,3bが水平および下方に延び、これら連結部3
a,3bの先端部は、後方フレーム4を構成し、ハンド
ルフレーム7と略平行となるサドルフレーム4cに結合
される。サドルフレーム4cにはサドル6が取り付けら
れ、運転者の乗車高さを必要に応じて適宜に調整するこ
とができるように構成されている。
【0023】2本の連結部3a,3bからは後方フレー
ム4を構成する2本の連結部(連結フレーム)4a,4
bが延び、これら連結部4a,4bの先端が互いに結合
されて後輪2の車軸2aを水平に保持している。車軸2
aにはギア28が取り付けられ、ペダルレバー22Rか
らスプロケット26に伝達された回転力がチェーン27
を介してギア28に伝達される。スプロケット26の軸
26aはボトムブラケット点(フレーム3bと4cの交
差点)に選ばれている。
【0024】ペダルレバーは直線状をなすレバー(ペダ
ルアーム)であって、スプロケット26の左右にそれぞ
れ180゜の位相差を有して一対取り付けられており、
この例ではフレーム3,4に対して進行方向右側にスプ
ロケット26が取り付けられている。スプロケット26
に対しこのスプロケット26とペダルレバー22Rとの
間にクランクレバー(クランクアーム)30Rが設けら
れ、ペダルレバー22Rの回転力がこのクランクレバー
30Rを介してスプロケット26に伝達されるようにな
されている。
【0025】ペダルレバー22Rの先端部にはペダル2
3Rが設けられ、その他端側は揺動支点として作用す
る。そのため図2にも示すようにペダルレバー22Rの
他端部には摺動ピン42R(若しくは摺動ローラ)が固
定され、この摺動ピン42Rが摺動部40Rを構成する
摺動溝41R内に係合され、その摺動溝41Rをガイド
としてこの摺動溝41R内を左右方向に摺動できるよう
になっている。
【0026】摺動部40Rは連結部4bの外側面であっ
て、図1に示す動輪軸(前後輪1,2の車軸を結んだ線
L)上に位置するように設けられる。この実施形態では
直線状をなす摺動溝41Rによって摺動部40Rが構成
される。この摺動溝41Rに僅かなクリアランスをもっ
て摺動ピン42Rが係合している。摺動部40Rはオイ
ルレスメタルなどを使用することができ、これによって
摺動ピン42Rの摺動摩擦を軽減できる。摺動溝41R
内に塵埃などが入り込まないように防塵ケース(図示は
しない)を被せることもできる。また、摺動ピン42R
との摩擦を軽減するため、摺動部40R及び摺動ピン4
2Rのそれぞれをメッキ処理するようにしてもよい。
【0027】ペダル23Rがスプロケット26の上死点
にあるとき、クランクレバー30Rもほぼ上死点付近に
位置すると共に、摺動ピン42Rは摺動溝41Rのほぼ
中央部(中央点)に位置するように摺動部40Rの連結
部4bに対する取り付け位置が選定される。したがって
中央部より右側が上死点から下死点までの前半周期(ペ
ダル周期)の運動軌跡となり、左側は下死点から元の上
死点に戻るまでの後半周期の運動軌跡となる。
【0028】なお、図1には自転車10の進行方向右側
にギア28を設けた構成が示されているので、進行方向
右側にスプロケット26を始めとしてペダルレバー22
R、クランクレバー30Rなどの回転伝達機構20が設
けられているが、進行方向左側にこれらの回転伝達機構
20を設けてもよい。
【0029】進行方向左側には回転伝達機構20のう
ち、スプロケット26とチェーン27が設けられていな
いだけで、その他の部材であるペダルレバー22L、ク
ランクレバー30Lおよび摺動部40Lが設けられてい
る。その詳細な構成および図示についてはそれぞれ省略
する。
【0030】回転伝達機構20をこのように構成する
と、ペダル23Rの踏み込み力がクランクレバー30R
を介してスプロケット26に伝達される。スプロケット
26と後輪ギア28との間には駆動力伝達手段としての
チェーン27が架かっているので、スプロケット26に
伝達された回転力はギア28に伝達され、後輪2が駆動
されて自転車10の推進力となる。
【0031】さて、ペダル23Rに踏み込み力を与えて
ペダル23Rを一周させたときの運動軌跡Qの一例を図
3に示す。ペダル23Rの運動軌跡Qはスプロケット2
6とクランクレバー30Rとの交点による長さの比によ
って円運動になったり、上下の直線運動になったりす
る。
【0032】今図3のようにA,B,C,Dの各点を定
めたときのペダルレバー22Rの長さの比(AB:B
C)によって、円運動→楕円運動→直線運動のように運
動軌跡Qが変化する。そして、AB:BC=BC:BD
=2:1のとき、ペダル23Rは上下のほぼ直線的な運
動軌跡Qとなる。
【0033】図3の例は中間的な場合であって、楕円運
動に近い運動軌跡Qを例示してある。楕円軌跡であって
も、ペダル23Rの前半周期ではほぼ楕円状の回転軌跡
となるのに対して、後半周期ではその上死点と下死点を
除くと殆ど直線的な回転軌跡となることが判明した。
【0034】実際にどの程度の数値となるか検討を加え
た。標準的な体型(身長が165〜170cm程度)の
場合には、動輪1,2の直径はほぼ20〜26インチで
あるので、この場合には図4に示すような数値(AB=
200〜300mm、BC=100〜200mm、BD
=50〜100mm)が適当である。このとき、摺動部
40Rの摺動長は100〜250mm程度あれば十分で
ある。
【0035】実験は、AB=255mm、BC=170
mm、BD=65mmで行った。そのときの摺動長は1
50mmであった。このときは図3に示すような楕円軌
跡となった。
【0036】このようにペダルレバー22Rの揺動支点
を動輪軸Lの左右方向に摺動させながら、ペダル23R
に踏み込み力を与えてスプロケット26を回転駆動する
と共に、この回転駆動力をチェーン27を介して後輪2
に伝達することによって、自転車10を推進させること
ができる。反対側のペダル23L(図示はしない)に加
えられた踏み込み力によっても同じような推進力が得ら
れる。これらペダル23(23R、23L)は一部が楕
円軌道となるものの、長軸が長い楕円となるから、全体
としてはほぼ直線に近い運動軌跡Qとなる。
【0037】その結果、ペダル23(23R、23L)
の上下運動の範囲が短くなってペダル23が漕ぎやすく
なる。また、ペダル23への踏み込み力も強くなるか
ら、ペダル23による回転トルクが増え、少ない力で自
転車10を走行させることができる。
【0038】また、ペダルレバー22(22R、22
L)の揺動支点は固定式ではなく、水平方向への摺動式
としたので、ペダル23を一周させたとしても、スムー
ズな回転となる。因みにペダルレバー22の揺動支点を
固定した場合にはペダル23をスムーズに一周させるこ
とができないことが判明した。
【0039】続いてこの発明に係る自転車10の他の実
施形態を説明する。
【0040】図5は別の実施形態である。図1に示した
実施形態は、動輪軸L上にこれと並行に摺動部40(4
0R、40L)を配置する例である。図5以降も進行方
向右側の機構およびそれに伴う運動軌跡Qのみを図示す
る。図5の実施形態は傾斜特に斜め上方に向けて取り付
けた場合である。この場合のペダルレバー22Rは直線
レバーを使用している。
【0041】この場合のペダル23Rの運動軌跡Qを図
6に示す。運動軌跡は図1の場合よりも多少全体として
斜めに傾いたものとなる。
【0042】図7はさらに別の実施形態をペダル23R
の運動軌跡Qを中心にして示したもので、図7の場合は
摺動部40Rを斜め下方を向くように連結部4bに取り
付けた場合である。この場合には図6とは逆方向に傾い
た運動軌跡Qとなる。
【0043】上述した実施形態は何れも摺動部40Rが
直線状の摺動溝41Rを有するものに適用した場合であ
る。実施形態として図8に示すものは摺動部40Rを構
成する摺動溝41Rは屈曲形に構成されている。つま
り、摺動溝41Rとしては何れも直線状をなすが、サド
ル方向に折れ曲がった屈曲点Pが存在する。この屈曲点
Pはペダル23Rがほぼ上死点(若しくは下死点)に位
置するときの摺動ピン42Rの位置である。
【0044】このような屈曲点のある摺動部40Rを使
用する場合のペダル23Rの運動軌跡Qは楕円軌跡と直
線軌跡を組み合わせたものとなるが、上死点や下死点で
運動軌跡Qの乱れが僅かに発生することが判る。その他
は他の実施形態と同じであるので説明は省略する。
【0045】屈曲形の摺動部40Rに代えて図9に示す
ような湾曲形の摺動部40Rを使用することもできる。
この実施形態の場合は明確な屈曲点Pがない分だけ上死
点付近や下死点付近での運動軌跡Qの乱れが少なくなっ
ている。屈曲点Pの方向および湾曲方向は図8あるいは
図9とは逆方向でもよい。
【0046】今までの実施形態は何れものペダルレバー
22Rは直線レバーを使用しているが、屈曲レバーを使
用することもできる。図10は図2の実施形態に対応す
るもので、この実施形態では緩やかなハの字状に折り曲
げられたペダルレバー22Rが使用されている。
【0047】このときのペダル23Rの運動軌跡Qを図
11に示す。このように屈曲形のペダルレバー22Rを
使用するときにはペダル23Rの運動軌跡Qを斜め下方
にシフトできるから、図3の場合よりもペダル23Rを
漕ぎやすくなる。
【0048】ペダルレバー22Rを逆ハの字状に折り曲
げたペダルレバー22Rを使用することも可能である。
図12がその実施形態である。ただし、この場合には摺
動部40Rを斜め上方に向くように取り付けた方がよ
い。これは図13からも明らかなようにペダル23Rの
運動軌跡Qが動輪軸Lより下側になるものの、ほぼ上下
方向の運動軌跡Qとなるためである。摺動部40Rを水
平状態に取り付けるとペダル23の運動軌跡Qが斜め下
方に向かうようになり、ペダル23Rが漕ぎにくくなる
からである。
【0049】屈曲角を大きくしたペダルレバー22Rを
使用する場合には図14のように、摺動部40Rとして
直線状のものを斜め下方に向くように配置して使用す
る。そうした場合には図15の運動軌跡Qからも明らか
なように、ペダル23Rの運動軌跡Qは動輪軸Lよりも
多少上側にシフトするが、その軌跡はほぼ上下方向の軌
跡となる。
【0050】図16に示す実施形態は屈曲形のペダルレ
バー22Rと屈曲形の直線状摺動部40Rとの組み合わ
せによるもので、このときのペダル23Rの運動軌跡Q
は比較的大きくなり、しかも動輪軸Lよりも多少下側に
シフトした形をとる。
【0051】図17に示す実施形態は図16の変形例で
あって運動軌跡Qのみ示すと、摺動部40Rとして湾曲
形の摺動部40Rを使用した場合であり、この場合の方
が図16よりもペダル23Rの運動軌跡Qがスムーズと
なる。
【0052】図18に示す実施形態は、摺動部40Rを
サドル側に大きくシフトさせた場合を示す。この場合に
はボトムブラケット点よりも下側にスプロケット26の
回転軸26aが位置することになる。このときの摺動部
40Rは直線状摺動部40Rが使用され、ペダル23R
の運動軌跡Qは涙状となる。
【0053】このような運動軌跡Qを実現するには図1
9に示すような逆ハの字状で、その屈曲角度が鋭角とな
されたペダルレバー22Rと組み合わせて使用すればよ
い。実際には図20のように連結部4bに動輪軸Lと並
行するように摺動部40Rが設けられると共に、ボトム
ブラケットよりも下側(動輪軸Lよりも下側)であっ
て、かつ後輪2寄りにスプロケット26が取り付けられ
る。この構成ではズボンやスカートの端がチェーン27
に挟まる危険性が少なくなる。
【0054】図21に示す実施形態は、図18とは全く
逆に摺動部40Rを動輪軸Lよりも下側にセットするよ
うにした例であって、そのときのペダル23Rの運動軌
跡Qは図22のようになる。この実施形態でも比較的直
線性の良好な運動軌跡Qとなる。
【0055】図23以降は摺動部40Rのさらに他の実
施形態を示すものであって、図23は摺動部40Rとし
て中央部が湾曲した形状をなす場合である。このときは
ペダル23Rの運動軌跡Qは同図のようになり、多少運
動軌跡Qが変形したものとなる。
【0056】図24は円環状の摺動部40Rとして構成
した場合であって、この場合には往動開始側と復動開始
側のそれぞれに方向弁50,52が設けられている。往
動時は上側の方向弁50,52を押し開いて上半分の円
環状部54を摺動ピン42Rが移動する。復動時は下側
の方向弁50,52を押し開いて下半分の円環状部56
を移動して、摺動ピン42Rは元の位置に戻る。復動開
始時の状態を図25に示す。
【0057】この図24に示す構成ではそのときのペダ
ル23Rの運動軌跡Qは図25のように多少変形した運
動軌跡Qとなる。
【0058】図26は変形楕円形状をなす摺動部40R
とした場合であって、枇杷状(涙形状)をなすこの摺動
部40Rを横向きに寝かせた状態で使用される。この場
合には同図に示す運動軌跡Qからも明らかなように楕円
状の運動軌跡Qとなるから、ペダル23Rの回転がスム
ーズになる。
【0059】図27は図26の変形であって、上死点を
越えたところから下死点に向かうときの摺動ストローク
が短くなり、僅かな直線状摺動部43が追加されてい
る。この場合も比較的スムーズな運動軌跡Qを得ること
ができる。
【0060】図28に示す摺動部40Rは、楕円環状部
60と直線状部62を組み合わせたもので、楕円環状部
60と直線状部62との交差部分には方向弁50,52
が配されている。このような構成の場合には図24と図
27の運動軌跡Qを合わせたような運動軌跡Qが得られ
る。復動開始時の状態を図29に示す。
【0061】図30はS字状をなす摺動部40Rの実施
形態である。この場合には同図に示すように、後半周期
での直線運動軌跡Q部分が多少変形した運動軌跡Qとな
る。
【0062】図31は円環状の摺動部40Rを使用した
場合である。この場合にはペダル23Rの運動軌跡Qは
完全な円形となる。
【0063】図23以降の実施形態では、ペダルレバー
22Rは何れも直線レバーであるが、屈曲レバーを使用
することもできる。摺動部40Rは動輪軸Lと並行に配
置したが、これに限られるものではない。
【0064】なお、上述した実施の形態における駆動力
伝達手段としては、チェーン駆動方式を例示したが、ベ
ルトドライブやシャフトドライブ駆動方式などの自転車
などにも同様に適用することできる。補助動力手段が搭
載された自転車にもこの発明を適用できる。
【0065】
【発明の効果】この発明によれば、スプロケットとチェ
ーンなどを利用して後輪に回転力が伝達され、ペダルレ
バーの回転力がクランクレバーを介してスプロケットに
伝達される。そして、ペダルレバーの揺動支点は固定さ
せずに摺動部内を左右に動くように構成したものであ
る。
【0066】これによれば後輪への回転伝達機構の構成
が簡略化できるので、回転伝達機構の構成をシンプルに
して部品点数を削減し、安価で軽量な自転車を提供する
ことができる。さらに、ペダルレバーの踏み込みに伴っ
て、その揺動支点を左右にスムーズに移動させることが
できるから、ペダルの回転運動軌跡が前半周期と後半周
期とで相違したとしても、ペダルの回転が非常にスムー
ズになる。
【0067】このようにペダルのスムーズな運動軌跡を
確保できることから、自転車を楽に操作できると共に、
ペダルレバーの揺動範囲を少なくしても十分な回動力が
得られる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としての揺動支点を有する回転伝達
機構を用いた自転車の構成を示す側面図である。
【図2】実施の形態としての揺動支点を有する回転伝達
機構の構成を示す部分拡大側面図である。
【図3】そのときのペダルの運動軌跡Qを示す図であ
る。
【図4】回転伝達機構の寸法関係を示す図である。
【図5】回転伝達機構の他の実施の形態を示す要部拡大
図である。
【図6】摺動部40Rを斜め上方にしたときの運動軌跡
Qを示す図である。
【図7】摺動部40Rを斜め下方にしたときの運動軌跡
Qを示す図である。
【図8】屈曲形摺動部40Rを使用したときの運動軌跡
Qを示す図である。
【図9】湾曲形摺動部40Rを使用したときの運動軌跡
Qを示す図である。
【図10】屈曲形ペダルレバー22Rを使用したときの
回転伝達機構の実施形態を示す要部拡大図である。
【図11】そのときの運動軌跡Qを示す図である。
【図12】屈曲形ペダルレバー22Rと摺動部40Rの
他の実施形態を示す要部拡大図である。
【図13】そのときの運動軌跡Qを示す図である。
【図14】屈曲形ペダルレバー22Rと摺動部40Rの
他の実施形態を示す要部拡大図である。
【図15】そのときの運動軌跡Qを示す図である。
【図16】屈曲形ペダルレバー22Rと屈曲形摺動部4
0Rを使用したときの運動軌跡Qを示す図である。
【図17】屈曲形ペダルレバー22Rと湾曲形摺動部4
0Rを使用したときの運動軌跡Qを示す図である。
【図18】摺動部40Rの配置位置を変更したときの運
動軌跡Qを示す図である。
【図19】その具体例を示す回転伝達機構の要部を示す
構成図である。
【図20】その実施形態としての自転車の構成図であ
る。
【図21】摺動部40Rの配置位置を下側に変更したと
きの運動軌跡Qを示す図である。
【図22】そのときの運動軌跡Qを示す図である。
【図23】摺動部40Rの他の実施形態とそのときの運
動軌跡Qを示す図である(その1)。
【図24】摺動部40Rの他の実施形態とそのときの運
動軌跡Qを示す図である(その2)。
【図25】摺動部40Rの他の実施形態とそのときの運
動軌跡Qを示す図である(その3)。
【図26】摺動部40Rの他の実施形態とそのときの運
動軌跡Qを示す図である(その4)。
【図27】摺動部40Rの他の実施形態とそのときの運
動軌跡Qを示す図である(その5)。
【図28】摺動部40Rの他の実施形態とそのときの運
動軌跡Qを示す図である(その6)。
【図29】摺動部40Rの他の実施形態とそのときの運
動軌跡Qを示す図である(その7)。
【図30】摺動部40Rの他の実施形態とそのときの運
動軌跡Qを示す図である(その8)。
【図31】摺動部40Rの他の実施形態とそのときの運
動軌跡Qを示す図である(その9)。
【図32】従来の自転車を示す構成図である。
【符号の説明】
1・・・前輪、2・・・後輪、3・・・前方フレーム、
4・・・後方フレーム、5・・・ハンドル、6・・・サ
ドル、7・・・ハンドルフレーム、10・・・自転車、
20・・・回転伝達機構、22・・・ペダルレバー、2
3・・・ペダル、24・・・クランクアーム、26・・
・スプロケット、27・・・チェーン、28・・・ギ
ア、40・・・摺動部、43・・・直線状摺動部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体を構成するフレームの前後に回転自
    在に取り付けられた一対の動輪と、 上記フレームのボトムブラケット点付近に設けられたス
    プロケットと、 このスプロケットと後輪との間に取り付けられた駆動力
    伝達手段と、 180゜の位相差を有する一対のペダルレバーと、 上記スプロケットと上記一方のペダルレバーとの間に設
    けられ、上記ペダルレバーの回転力を上記スプロケット
    に伝達するクランクレバーと、 上記ペダルレバーの揺動支点となる摺動部とで構成さ
    れ、 上記ペダルレバーの一端に設けられた摺動ピンが上記ペ
    ダルレバーの回動に伴って上記摺動部内を摺動するよう
    になされると共に、 上記ペダルレバーの回動に伴う回転力が上記スプロケッ
    トを介して上記後輪に伝達されるようになされたことを
    特徴とする自転車。
  2. 【請求項2】 上記ペダルレバーが直線状をなし、上記
    摺動部が直線状をなす摺動溝で構成されたことを特徴と
    する請求項1記載の自転車。
  3. 【請求項3】 上記ペダルレバーと摺動部が共に直線状
    をなすとき、この摺動部が上記一対の動輪を結ぶ動輪軸
    上に位置するようになされたことを特徴とする請求項2
    記載の自転車。
  4. 【請求項4】 上記ペダルレバーが直線状であって、か
    つ上記摺動部が上記動輪軸に対して斜め上方若しくは斜
    め下方を向くように傾斜して取り付けられたことを特徴
    とする請求項1記載の自転車。
  5. 【請求項5】 上記ペダルレバーが直線状であって、上
    記摺動部が屈曲されると共に、 その屈曲点が上記クランクレバーの上死点となされたこ
    とを特徴とする請求項1記載の自転車。
  6. 【請求項6】 上記上死点の前後の上記摺動部は何れも
    直線状となされたことを特徴とする請求項5記載の自転
    車。
  7. 【請求項7】 上記上死点の前までは上記摺動部が直線
    状をなし、上記上死点の後ろ側では上記摺動部が湾曲し
    ていることを特徴とする請求項5記載の自転車。
  8. 【請求項8】 上記ペダルレバーが上に凸若しくは下に
    凸となされたくの字状に屈曲されると共に、 上記摺動部が直線状となされたことを特徴とする請求項
    1記載の自転車。
  9. 【請求項9】 上記摺動部が上記動輪軸に対して傾斜し
    て取り付けられたことを特徴とする請求項8記載の自転
    車。
  10. 【請求項10】 上記摺動部がくの字状に屈曲されてい
    ることを特徴とする請求項8記載の自転車。
  11. 【請求項11】 上記摺動部が湾曲していることを特徴
    とする請求項8記載の自転車。
  12. 【請求項12】 上記摺動部が上記動輪軸よりも上方若
    しくは下方に位置することを特徴とする請求項3記載の
    自転車。
  13. 【請求項13】 上記ペダルレバーがくの字状に屈曲し
    ていることを特徴とする請求項12記載の自転車。
  14. 【請求項14】 上記摺動部の中央部分が湾曲している
    ことを特徴とする請求項1記載の自転車。
  15. 【請求項15】 上記摺動部が円環状をなし、 上記ペダルレバーの往動時と復動時とで異なる経路を辿
    るようになされたことを特徴とする請求項1記載の自転
    車。
  16. 【請求項16】 上記摺動部の形状が枇杷状をなし、 上記ペダルレバーの往動時と復動時とで異なる経路を辿
    るようになされたことを特徴とする請求項1記載の自転
    車。
  17. 【請求項17】 上記摺動部が楕円環状部と、その両端
    に設けられた直線状部とで構成されたことを特徴とする
    請求項1記載の自転車。
  18. 【請求項18】 上記摺動部が、横向きのS字状をなす
    ことを特徴とする請求項1記載の自転車。
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