JPH11348737A - ワイパー付き車両用ミラー - Google Patents

ワイパー付き車両用ミラー

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JPH11348737A
JPH11348737A JP10161850A JP16185098A JPH11348737A JP H11348737 A JPH11348737 A JP H11348737A JP 10161850 A JP10161850 A JP 10161850A JP 16185098 A JP16185098 A JP 16185098A JP H11348737 A JPH11348737 A JP H11348737A
Authority
JP
Japan
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mirror
wiper
gear
link
vehicle
Prior art date
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Application number
JP10161850A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Onuki
宏靖 大貫
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多車種にわたるリンク機構の共用化により生
産コストの低減を図ることができるとともに、部品交換
時のサービス性を向上させることのできるワイパー付き
車両用ミラーを提供する。 【解決手段】 本発明に係るワイパー付き車両用ミラー
は、ミラー本体21を保持するミラーホルダー18と、
ミラー本体21の鏡面を払拭するワイパー本体20と、
ミラーホルダー18を保持するとともにワイパー駆動用
動力機構54を備える駆動ユニット17と、ワイパー駆
動用動力機構54の出力を往復回転運動に変換してワイ
パー本体20を作動させるリンク機構とを有し、このリ
ンク機構がリンクケース55に収容されてリンクアッセ
ンブリ19をなしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鏡面を払拭するワ
イパーを備えた車両用ミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドアミラーやバックミラー等の車
両用ミラーには、鏡面に付着した水滴を払拭することで
視認性を確保するワイパーを備えたものが知られてい
る。かかるワイパー付き車両用ミラーは、例えば図12
及び図13に示すように、ハウジング1と、駆動ユニッ
ト2と、ミラー部3と、ワイパー本体4とを有する。
【0003】駆動ユニット2は、ハウジング1に固定さ
れ、かつ、ワイパー駆動用動力機構5を内蔵する駆動部
ケース6と、この駆動部ケース6に傾動可能に保持され
たホルダーベース7とを備える。駆動部ケース6には後
述するロッド8を挿通するための貫通穴9が形成され、
この挿通されたロッド8の脚部がワイパー駆動用動力機
構5と接続するようになっている。
【0004】ミラー部3は、ミラー本体10を保持する
ミラーホルダー11と、ワイパー駆動用動力機構5の出
力を往復回転運動に変換してワイパー本体4を作動させ
るリンク機構12とを備える。リンク機構12は、ミラ
ーホルダー11の背面側に各種のギヤ等を組み合わせて
構成されており、カバー13により覆われてミラーホル
ダー11に対して保持されている。ミラー部3が組付け
前のアッセンブリの状態においては、ミラーホルダー1
1の正面上部からはリンク機構12の一部をなすギヤ1
4が露出している。また、カバー13の背面下部から
は、リンク機構12と連結されたロッド8の脚部が露出
している。
【0005】このワイパー付き車両用ミラーは、駆動部
ケース6の貫通穴9にロッド8を挿通し、かつ、ミラー
ホルダー11をホルダーベース7に係合させてミラー部
3を駆動ユニット2に取り付け、ギヤ14にワイパー本
体4を取り付けることによってその組付けが行われてい
る。そして、作動の際には、ワイパー駆動用動力機構5
の出力がロッド8を介してリンク機構12に伝達され、
そのロッド8の回転運動がギヤ14の往復回転運動へと
変換され、この往復回転運動に基づきワイパー本体4が
動作してミラー本体10の鏡面が払拭されるようになっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のワ
イパー付き車両用ミラーでは、車種ごとに異なるミラー
ホルダー11の形状に合わせてリンク機構12の各構成
部品の配置調整、設計変更等を行わなければならず、生
産コスト低減の妨げとなっていた。
【0007】また、このようにミラーホルダー11とリ
ンク機構12とがミラー部3として一体化されている
と、例えばミラー本体10の破損等によりこれを保持す
るミラーホルダー11の交換を要する場合には、ミラー
ホルダー11のみならずリンク機構12までをも含めた
ミラー部3全体を交換しなければならないという不都合
があった。
【0008】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、多車種にわたるリンク機構の共用化により生産コ
ストの低減を図ることができるとともに、部品交換時の
サービス性を向上させることのできるワイパー付き車両
用ミラーを提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、請求項1に記載のワイパー付き車両用ミラーは、ミ
ラー本体を保持するミラーホルダーと、前記ミラー本体
の鏡面を払拭するワイパー本体と、前記ミラーホルダー
を保持するとともにワイパー駆動用動力機構を備える駆
動ユニットと、前記ワイパー駆動用動力機構の出力を往
復回転運動に変換して前記ワイパー本体を作動させるリ
ンク機構とを有し、該リンク機構はリンクケースに収容
されてリンクアッセンブリをなすことを要旨とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0011】図1及び図2において、15はワイパー付
き車両用ミラーとしての大型車両用のバックミラーを示
す。このバックミラー15は、ハウジング16と、ハウ
ジング16の内部に設置される駆動ユニット17と、駆
動ユニット17に保持されるミラーホルダー18と、ミ
ラーホルダー18にネジ19aにより固定されるリンク
アッセンブリ19と、リンクアッセンブリ19に装着さ
れるワイパー本体20とを有し、ミラーホルダー18に
はミラー本体21が保持されている。
【0012】ハウジング16はミラーホルダー18の周
縁並びに背面側を覆い、このハウジング16には、その
一部と協動してバックミラー15を車体のミラー取付軸
もしくはミラー取付ピボットに取り付けるためのブラケ
ット22及び電源と接続されるコネクタ23が隣接して
固定されている。このブラケット22とコネクタ23と
はカバー24に覆われている。
【0013】駆動ユニット17は、一対のカバー25
a,25bがネジ26により互いにネジ止めされてなる
駆動部ケース25と、この駆動部ケース25に傾動可能
に保持されたホルダーベース27とを有する。詳細に
は、カバー25aには環状の支承壁25cが形成され、
ホルダーベース27には球面状湾曲部27aが形成さ
れ、この球面状湾曲部27aが支承壁25cと、ネジ2
8によりスプリング29を介して駆動部ケース25に固
定される球面状カップ部材30とにより摺動可能に挟持
されている。その駆動部ケース25はハウジング16の
内部に固定され、ホルダーベース27にはこれと一体で
傾動するようにミラーホルダー18が係合されている。
【0014】駆動部ケース25の内部には、ホルダーベ
ース27の傾動並びにワイパー本体20の駆動のための
動力機構31が収納されている。この動力機構31は、
ホルダーベース27を車体左右方向に傾動させるための
左右モータ32と、ホルダーベース27を車体上下方向
に傾動させるための上下モータ33と、ワイパー本体2
0を駆動させるためのワイパーモータ34と、制御回路
基板35とを有する。また、駆動部ケース25の貫通孔
25dからはロッド36〜39の先端が突出されてお
り、ロッド36〜38の先端にはホルダーベース27が
連結されている。
【0015】ロッド36〜39は、図3に示すように、
球形状の頭部36a〜39aと、円柱状胴部36b〜3
9bと、複数の脚部36c〜39cと、対向する2つの
脚部36c〜39cの外方に突出する係合突起36d〜
39dとを樹脂成形により一体に備えている。また、脚
部36c〜39cの内部には、脚部36c〜39cの外
側に向かう付勢力を確保するため、断面略U字形状のス
プリング40が挿入されるとともに、その突起部40a
が脚部36c〜39cの係合穴36e〜39eに係合す
ることで脚部36c〜39cに保持されている。
【0016】ロッド36〜39は基本的には略同一形状
のものが用いられているが、このロッド36〜38の頭
部36a〜38aには一つの突起36f〜38fが、ロ
ッド39の頭部39aには2つの突起39fが形成され
ている。
【0017】図4に拡大して示すように、左右モータ3
2の出力軸にはウオームギヤ41が固定されており、こ
のウオームギヤ41には多段ギヤ42の大径ギヤ42a
が噛み合い、この多段ギヤ42の小径ギヤ42bにはロ
ッド36の基端部を覆う筒状ギヤ43のギヤ部43aが
噛み合っている。また、図5に示すように、筒状ギヤ4
3の内壁面にはロッド36の係合突起36dが噛み合う
ギヤ43bが形成され、ロッド36の頭部36aは突起
36fにより転動可能且つ回転不能にホルダーベース2
7の円筒状係合部27bに係合されている。
【0018】したがって、左右モータ32が駆動する
と、その駆動に伴ってウオームギヤ41、多段ギヤ4
2、筒状ギヤ43が回転し、その回転方向に応じてギヤ
43bに案内されつつロッド36が駆動部ケース25か
らの突出量が可変するように変位することとなる。尚、
ロッド36の胴部36bの周囲には、カバー25aに形
成された貫通筒部25eに保持されたパッキン44が摺
接され、これにより外部に対する駆動部ケース25の密
閉性が保たれている。
【0019】上下モータ33の出力軸にはウオームギヤ
45が固定されており、ウオームギヤ45には多段ギヤ
46の大径ギヤ46aが噛み合い、多段ギヤ46の小径
ギヤ46bにはロッド37の基端部を覆う筒状ギヤ47
のギヤ部47aが噛み合っている。また、ロッド37の
係合突起37dが筒状ギヤ47のギヤ47bに噛み合っ
ている。この上下モータ33からロッド37の変位に至
る構成は、図5に示した左右モータ32からロッド36
の変位に至る構成と同一であるため、その符号を図5に
添付することで詳細な説明は省略する。
【0020】ロッド38は、図6に示すように、カバー
25bに形成された筒部25f内に基端部が位置され、
ロッド36,37の変位に応じてこの筒部25f内を変
位する。筒部25fには上述したギヤ43b,47bに
相当するものは形成されていないが、その径を比較的小
径とすることによって脚部38c並びにスプリング40
の付勢力によって係合突起38dが筒部25fに弾接す
るため、その変位に応じた位置を維持している。
【0021】一方、ワイパーモータ34の出力軸にはウ
オームギヤ48が固定されており、ウオームギヤ48に
は多段ギヤ49が噛み合い、多段ギヤ49には多段ギヤ
50が噛み合い、多段ギヤ50には筒状多段ギヤ51の
小径ギヤ51aが噛み合い、筒状多段ギヤ51の大径ギ
ヤ51bには多段ギヤ52の大径ギヤ52aが噛み合
い、多段ギヤ52の小径ギヤ52bにはセンサーギヤ5
3が噛み合っている。ここでは、そのワイパーモータ3
4、ウオームギヤ48、多段ギヤ49、多段ギヤ50、
及び筒状多段ギヤ51によりワイパー駆動用動力機構5
4が構成され、ワイパーモータ34が駆動すると、ウオ
ームギヤ48を介して多段ギヤ49,50、筒状多段ギ
ヤ51、多段ギヤ52、センサーギヤ53が連動して回
転するようになっている。
【0022】センサーギヤ53の背面には、制御回路基
板35上の接点(図示せず)に接触する突起等が半径方
向並びに周方向にずれた状態で複数設けられている。こ
れによってセンサーギヤ53の回転数(若しくは回転
量)が検出され、この検出結果に基づいてワイパーモー
タ34の駆動を自動的に停止させる。すなわち、ワイパ
ー本体20によるミラー本体21の鏡面の払拭は、フロ
ントウインドウガラスのように継続した払拭とする必要
性がないため、所定回数(例えば、3回)の払拭動作が
行われた時点で自動的に駆動を停止させている。
【0023】ロッド39の基端部は、筒状多段ギヤ51
の内壁面に軸線方向に沿って形成されたスリット51c
に係合している。このロッド39は、リンクアッセンブ
リ19の一部をなし、貫通孔25dを通してワイパー駆
動用動力機構54に接続されている。ロッド39の頭部
39aは、図7に示すように、リンクアッセンブリ19
のリンクケース55内に設けられた伝達ギヤ56に係合
され、この伝達ギヤ56のスリット56aに係合突起3
9fが係合することによって相対回転不能となってい
る。したがって、筒状多段ギヤ51が回転すると、その
回転に連動してロッド39並びに伝達ギヤ56が回転す
る。
【0024】この伝達ギヤ56を有するリンク機構57
は、リンクケース55に収容されてリンクアッセンブリ
19を構成している。リンクケース55は一対のカバー
55a,55bからなり、リンク機構57はワイパー駆
動用動力機構54の出力を往復回転運動に変換してワイ
パー本体20を作動させる役割を果たす。このリンク機
構57は、図8及び図9に示すように、伝達ギヤ56と
噛み合う従動ギヤ58、従動ギヤ58に設けられた偏心
軸59に一端が軸支されたリンクアーム60、リンクア
ーム60の他端に回動可能に軸支されたクラッチプレー
ト61、クラッチプレート61の表面上を転動可能な複
数のボール62、ボール62を凹部63aで保持する略
三角形状の保持クラッチ63、保持クラッチ63に弾接
するコイルスプリング64、コイルスプリング64を内
装するとともに保持クラッチ63を回転不能に保持する
保持筒部65、保持筒部65、保持クラッチ63、及び
クラッチプレート61を貫通した状態でワッシャ66に
抜け止めされるワイパーシャフト67を備えている。
【0025】従動ギヤ58は、カバー55aに取り付け
られてリンクケース55内に固定された支持軸58aに
回転可能に保持されている。また、従動ギヤ58には、
偏心軸59の一端が挿入される挿入凹部58bが形成さ
れている。
【0026】リンクアーム60は、従動ギヤ58と、こ
の従動ギヤ58に対向して設けられたスペーサ58dと
の間に位置している。スペーサ58dは、支持軸58a
と同軸にカバ−55bに取り付けられた支持軸58cに
回転可能に保持されており、このスペーサ58dに偏心
軸59の他端を挿入することによって従動ギヤ58の回
転運動が往復運動に変換される。
【0027】クラッチプレート61は、ワイパーシャフ
ト67を中心として回転可能であり、従動ギヤ58の回
転に連動するリンクアーム60の往復運動を往復回転運
動に変換する。また、クラッチプレート61には常時は
コイルスプリング64の付勢によってボール62が係合
する係合穴61aが形成されている。このリンク機構5
7に接続されるワイパー本体20に許容払拭抵抗を超え
る不測な荷重が加わった場合には、そのボール62が係
合穴61aから離脱するようになっており、クラッチプ
レート61からワイパーモータ34に至る各構成要素に
不測な荷重が伝達されず、ワイパーモータ34等の損傷
が未然に防止される。
【0028】保持筒部65の上段外周面にはギヤ65a
が形成されている。また、保持筒部65は、保持クラッ
チ63及びクラッチプレート61と協動してワイパーシ
ャフト67を相対回転可能に保持している。
【0029】ワイパー本体20は、ネジ68を介してワ
イパーシャフト67に結合されている。また、ワイパー
本体20は、図10に示すように、保持筒部65の上端
を覆うとともにネジ68を挿入するネジ挿入部69aを
正面に有するアームヘッド69、アームヘッド69に接
続されたワイパーアーム70、ワイパーアーム70の先
端に接続されたアームピース71、アームピース71の
自由端部に連結されたプライマリレバー72、プライマ
リレバー72の両端に揺動可能に連結されたセカンダリ
レバー73、セカンダリレバー73に跨って保持された
バーティブラ(図示せず)に揺動可能に保持されたワイ
パーブレード74、アームヘッド69の側壁面に形成さ
れたネジ挿入部69bに挿入されるアーム位置調整ネジ
75を備えている。
【0030】アーム位置調整ネジ75には、保持筒部6
5のギヤ65aと噛み合うウオームギヤ75aが形成さ
れている。このギヤ65aとウオームギヤ75aとの噛
み合いに伴うロック状態によってワイパーモータ34の
駆動に連動するクラッチプレート61の往復回転運動が
ボール62、保持クラッチ63、保持筒部65を介して
伝達され、これにより、ワイパー本体20は往復回動し
てミラー本体21の表面を払拭する(図10の2点鎖線
参照)。
【0031】ワイパー本体20の払拭範囲にずれが生じ
る場合には、アーム位置調整ネジ75の頭部75bにド
ライバーを差し込み、これを所定方向に回転させること
でギヤ65aとウオームギヤ75aとの噛み合い位置を
変化させつつ保持筒部65、保持クラッチ63、ボール
62、クラッチプレート61を回転させ、これにより、
その払拭範囲を微調整することができる。尚、アーム位
置調整ネジ75による払拭範囲の微調整は、ネジ68に
よってワイパー本体20をリンク機構57に取り付けた
後においても同様に行うことができ、ワイパー本体20
の取付けが容易となっている。
【0032】この実施の形態に係るバックミラー15で
は、リンク機構57がリンクアッセンブリ19としてミ
ラーホルダー18とは別体で提供されるので、リンク機
構57をリンクアッセンブリ19として規格化しておく
ことにより、同一車種の左右及び異なる車種の間におい
てリンク機構の共用化を図ることができ、リンク機構の
各構成部品の配置調整、設計変更等をミラーホルダーの
形状に合わせて行うことが不要となる。
【0033】また、リンクアッセンブリ19を収容する
リンクケース55が別体のため、その寸法精度、強度を
高めることができ、ひいてはこれに収容されるリンク機
構57の各構成部品の配置精度が良好となり、その性能
の維持・向上を図れるほか外部との遮断性、耐久性も高
めやすい。
【0034】さらに、破損・故障等により部品交換を要
する場合には、ミラーホルダー18のみ、あるいは、リ
ンクアッセンブリ19のみといったより部分的な交換が
可能となり、部品交換時のユーザーに対するサービス性
を向上させることができる。
【0035】尚、本発明に係るワイパー付き車両用ミラ
ーの形態は上述したものに限られず、例えば図11に示
すリンクケース55´を駆動ユニット17に先に取り付
けた後、そのリンクケース55´の外壁から突出する係
合爪55´aをミラーホルダー18´の背面側に形成さ
れた係合穴18´aに係合させて、その組付けがおこな
われるように構成してもよい。
【0036】かかる構成によれば、リンクケース55´
に収容されたリンク機構57のロッド39を駆動ユニッ
ト17の貫通穴25dにまず挿通し、リンクケース55
´を駆動ユニット17に固定してからそのリンクケース
55´にミラーホルダー18´を係合させればよいの
で、ロッド39の貫通穴25dへの挿通作業をミラーホ
ルダー18´の陰で、すなわち、作業者から見づらい状
態でおこなう必要がなくなり、組付作業性が向上する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のワイパー
付き車両用ミラーは、リンク機構がリンクケースに収容
されてリンクアッセンブリをなし構成されているので、
多車種にわたるリンク機構の共用化により生産コストの
低減を図ることができるとともに、部品交換時のサービ
ス性を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態に係るバックミラーを示す分
解斜視図である。
【図2】発明の実施の形態に係るバックミラーを示す断
面側面図である。
【図3】発明の実施の形態に係るロッドを拡大して示す
部分断面図である。
【図4】発明の実施の形態に係る動力機構を拡大して示
す分解斜視図である。
【図5】発明の実施の形態に係る左右(上下)モータに
駆動されるロッドの周辺部分の拡大断面図である。
【図6】発明の実施の形態に係るホルダーベースの傾動
に従動するロッドの周辺部分の拡大断面図である。
【図7】発明の実施の形態に係るリンクアッセンブリの
一部をなし、かつ、ワイパーモータに駆動されるロッド
の周辺部分の拡大断面図である。
【図8】発明の実施の形態に係るリンク機構を示す分解
斜視図である。
【図9】図8のリンク機構の各構成部品の組立状態を示
す斜視図である。
【図10】図2のバックミラーを示す正面図である。
【図11】発明の実施の形態に係るリンクケース及びミ
ラーホルダーの他の例を示す斜視図である。
【図12】従来のバックミラーを示す断面側面図であ
る。
【図13】図11のバックミラーのミラー部と駆動ユニ
ットとを示す部分断面図である。
【符号の説明】
17 駆動ユニット 18,18´ ミラーホルダー 19 リンクアッセンブリ 20 ワイパー本体 21 ミラー本体 54 ワイパー駆動用動力機構 55,55´ リンクケース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミラー本体を保持するミラーホルダーと、
    前記ミラー本体の鏡面を払拭するワイパー本体と、前記
    ミラーホルダーを保持するとともにワイパー駆動用動力
    機構を備える駆動ユニットと、前記ワイパー駆動用動力
    機構の出力を往復回転運動に変換して前記ワイパー本体
    を作動させるリンク機構とを有し、該リンク機構はリン
    クケースに収容されてリンクアッセンブリをなすことを
    特徴するワイパー付き車両用ミラー。
JP10161850A 1998-06-10 1998-06-10 ワイパー付き車両用ミラー Pending JPH11348737A (ja)

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JP10161850A JPH11348737A (ja) 1998-06-10 1998-06-10 ワイパー付き車両用ミラー

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JP (1) JPH11348737A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7568257B2 (en) 2003-11-07 2009-08-04 Asmo Co., Ltd. Clutch device, motor apparatus and wiper system
US7673366B2 (en) 2004-11-26 2010-03-09 Asmo Co., Ltd. Motor apparatus
US7685670B2 (en) 2003-11-07 2010-03-30 Asmo Co., Ltd. Motor apparatus and wiper motor apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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