JPH11348695A - 後方車両検知装置 - Google Patents

後方車両検知装置

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JPH11348695A
JPH11348695A JP10161038A JP16103898A JPH11348695A JP H11348695 A JPH11348695 A JP H11348695A JP 10161038 A JP10161038 A JP 10161038A JP 16103898 A JP16103898 A JP 16103898A JP H11348695 A JPH11348695 A JP H11348695A
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JP
Japan
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vehicle
detection unit
infrared sensor
heat source
diagonally
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Application number
JP10161038A
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English (en)
Inventor
Naoki Oda
直樹 小田
Masahiko Sano
雅彦 佐野
Jiyunshiro Motoyama
純四郎 本山
Satoshi Baba
敏 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q9/00Arrangement or adaptation of signal devices not provided for in one of main groups B60Q1/00 - B60Q7/00, e.g. haptic signalling
    • B60Q9/008Arrangement or adaptation of signal devices not provided for in one of main groups B60Q1/00 - B60Q7/00, e.g. haptic signalling for anti-collision purposes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的に簡単な構成によってレ−ン変更時にお
ける衝突,接触事故などを的確に防止できる後方車両検
知装置を提供すること。 【解決手段】車両後部に、斜め後方に存在する熱源を検
知し得るように配置した赤外線センサ2,2を含む検知
ユニット部1と、検知ユニット部1の出力信号に基づい
て斜め後方に熱源が存在することを報知する警報装置7
とを具備し、前記検知ユニット部1は左方検知ユニット
1Lと右方検知ユニット1Rとからなり、それぞれを車
両後部の左右部分に、車両の斜め左後方及び斜め右後方
に存在する熱源を検知し得るように配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は後方車両検知装置
に関し、特に自車両の斜め後方を、自車両と同一方向に
走行する車両を的確に検知し得る後方車両検知装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車などの車両は、路面に表
示された区分レ−ンに沿って適宜に走行し、その走行場
面,周囲状態などに応じて走行レ−ンを走行したり、或
いは追越しレ−ンを走行したりしている。
【0003】特に、自車両がレ−ンを変更する際には、
運転者はドアミラ−,フェンダ−ミラ−,ル−ムミラ−
などのバックミラ−によって、変更したいレ−ンを他の
車両が走行していないか否かの確認が行われており、安
全が確認された後にレ−ン変更が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レ−ンの変
更に当たっては事前にバックミラ−によって、変更した
いレ−ンに後続車両が存在しているか否かの確認が行わ
れるものの、後続する車両が運転者の死角に入ってしま
い、上述のバックミラ−によって後方の安全を確認して
いるにも拘らず、後続する車両が存在しないと誤認して
しまい、レ−ンの変更時に後続車両と衝突したり,接触
したりする事故を惹起することがしばしばある。
【0005】従って、従来においては、車両の前方部分
に光(レ−ザ)又は電波(ミリ波)の発信・受信ユニッ
トを配置し、先行車両と後続車両との間隔が一定以下に
なった場合に、発信・受信ユニットからの出力信号に基
づいて後続車両の走行速度が減速されるように構成した
追突防止装置が提案されている。
【0006】この提案によれば、同一レ−ンを走行して
いる先行車両と後続車両との間では、先行車両の後部と
後続車両の前部とがほぼ対面していることから、後続車
両からのレ−ザが先行車両の後部で反射して後続車両の
前部に配置された受信ユニットに確実に入射され、車両
同志の追突事故を的確に防止することができる。
【0007】しかしながら、先行車両と後続車両とが異
なったレ−ンを走行している場合には、先行車両の後部
と後続車両の前部とが対面しなくなるために、後続車両
から先行車両に対してレ−ザが発信されても、先行車両
で反射されたレ−ザが後続車両の受信ユニットに入射さ
れにくくなり、先行車両の存在の確認精度が著しく低下
するようになる。
【0008】従って、この装置を先行車両の後部に配置
し、レ−ン変更時における衝突防止装置に利用しても、
上述のように、先行車両から後続車両に向けてレ−ザが
発信されても後続車両からの反射波が少なく、受信ユニ
ットにおけるレ−ザの受信性能が著しく低下するため
に、レ−ン変更時の衝突,接触事故などを改善すること
は困難である。
【0009】それ故に、本発明の目的は、比較的に簡単
な構成によってレ−ン変更時における衝突,接触事故な
どを的確に防止できる後方車両検知装置を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上述
の目的を達成するために、車両の斜め後方に存在する熱
源を検知する赤外線センサを含む検知ユニット部を、左
方検知ユニットと右方検知ユニットとから構成し、それ
ぞれの検知ユニットのうち、少なくとも赤外線センサを
車両後部の左右部分に、車両の斜め左後方及び斜め右後
方に存在する熱源を検知し得るように配置したことを特
徴とする。
【0011】又、本発明の第2の発明は、車両に、斜め
後方に存在する熱源を検知し得るように配置した赤外線
センサを含む検知ユニット部と、検知ユニット部の出力
信号に基づいて斜め後方に熱源が存在することを報知す
る警報装置とを具備し、前記検知ユニット部は左方検知
ユニットと右方検知ユニットとからなり、それぞれの検
知ユニットのうち、少なくとも赤外線センサを車両後部
の左右部分に、車両の斜め左後方及び斜め右後方に存在
する熱源を検知し得るように配置したことを特徴とす
る。
【0012】又、本発明の第3の発明は、前記左方検知
ユニット及び右方検知ユニットは、少なくとも、後方に
存在する熱源を検出する赤外線センサと、赤外線センサ
の検出温度と予め設定されている基準設定温度とを比較
することにより、自車両の斜め後方に熱源が存在するか
否かを判定する比較・判定部とを含み、それぞれをほぼ
同一に構成したことを特徴とし、第4の発明は、前記左
方検知ユニット及び右方検知ユニットの赤外線センサ
は、それぞれ斜め左後方及び斜め右後方に位置する熱源
としての車両のタイヤの表面温度を検知し得るように配
置したことを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の第5の発明は、前記赤外
線センサが抵抗温度変化を利用したボロメ−タ型である
ことを特徴とし、第6の発明は、前記赤外線センサが分
極の変化を利用した焦電型であることを特徴とし、第7
の発明は、前記赤外線センサが熱起電力の変化を利用し
たサ−モパイル型であることを特徴とし、第8の発明
は、前記赤外線センサを車両のトランク部又はその近傍
に配置したことを特徴とし、第9の発明は、前記警報装
置を車両内のダッシュボ−ド部分に配置したことを特徴
とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる後方車両検
知装置の第1の実施例について図1〜図4を参照して説
明する。同図において、Aは車両であって、それの前方
の左右にはタイヤ(前輪)Bal,Barが後方の左右
にはタイヤ(後輪)Bbl,Bbrが装備されている。
この車両Aの後部には検知ユニット部1が配置されてい
る。この検知ユニット部1は左方検知ユニット1Lと右
方検知ユニット1Rとから構成されており、左方検知ユ
ニット1Lと右方検知ユニット1Rとはほぼ同一に構成
されている。
【0015】この左方検知ユニット1L(又は右方検知
ユニット1R)は、例えば赤外線センサ2と、赤外線セ
ンサ2からの信号を温度に換算する温度換算部3と、基
準温度設定部4と、温度換算部3及び基準温度設定部4
からの温度に関する出力信号を比較し、検出温度が基準
設定温度より高いか否かを判定する比較・判定部5と、
比較・判定部5の判定結果に基づいて作動する後述する
警報装置の駆動回路6とから構成されており、それぞれ
の検知ユニット1L,1Rの駆動回路6にはそれによっ
て駆動されるブザ−,ランプ,スピ−カ−,液晶表示装
置などの警報装置7が接続されている。尚、それぞれの
検知ユニットにおける温度換算部3,基準温度設定部
4,比較・判定部5は例えばCPUによって構成されて
いる。
【0016】又、左方検知ユニット1L及び右方検知ユ
ニット1Rの駆動回路6,6は、例えば抵抗61と、ス
イッチング素子(例えばトランジスタ)62とから構成
されており、それぞれのトランジスタ62,62のコレ
クタは共通に接続されている。そして、トランジスタ6
2,62のベ−スには比較・判定部5,5の出力が抵抗
61,61を介して印加されており、それぞれのコレク
タには警報装置7、具体的にはブザ−71が接続されて
いる。尚、ブザ−71には直流のVcc電源が接続され
ている。
【0017】特に、左方検知ユニット1L(又は右方検
知ユニット1R)における赤外線センサ2は後続車両の
エンジンル−ムや車輪のタイヤから輻射される赤外線を
検出するものである。この赤外線センサ2は、例えば気
密容器内に単素子もしくはアレイ状の素子を収納すると
共に、内部空間を真空又はキセノンガス雰囲気として構
成されており、冷却型,非冷却型のいずれも適用可能で
あるが、例えば非冷却型で抵抗温度変化を利用するボロ
メ−タ型が好適し、例えば0.1°C程度の温度分解能
を有する。尚、赤外線センサ2としてはボロメ−タ型の
他にも、感度は悪いがサ−モパイル型,チョッパ−を必
要とする焦電型などを適用することも可能である。
【0018】この後方車両検知装置において、左方検知
ユニット1L及び右方検知ユニット1Rは車両Aの後部
おけるトランク部Tの左右に離隔して配置されており、
警報装置7は車室内のダッシュボ−ド部DBに配置され
ている。特に、左方検知ユニット1L及び右方検知ユニ
ット1Rの赤外線センサ2,2はトランク部Tの左右に
形成された孔Ta,Taにレンズ8,8を介して対設さ
れており、左方検知ユニット1Lの赤外線センサ2は車
両Aの斜め左後方に存在する熱源(例えば後続車両のタ
イヤ)を、右方検知ユニット1Rの赤外線センサ2は車
両Aの斜め右後方に存在する熱源(例えば後続車のタイ
ヤBal)を検知し得るように配置されている。尚、図
4に示す矢印のように、トランク部Tの比較的に乾燥し
た空気を孔Taを介して外部に流出させることによっ
て、赤外線センサ2,レンズ8などがくもったり、水滴
などが付着しないように配慮されている。
【0019】次に、本発明にかかる後方車両検知装置の
動作について図1〜図4及び図5〜図6を参照して説明
する。図6において、走行レ−ンRaを先行車両Aが、
追越しレ−ンRbを後続車両A1 がそれぞれ図示矢印方
向に走行している。先行車両Aの後部左右には左方検知
ユニット1L及び右方検知ユニット1Rが配置されてお
り、右側に配置されている右方検知ユニット1Rの赤外
線センサ2は斜め右後方を走行している後続車両A1
タイヤBalからの輻射熱を検知する(図5のステップ
S1)。温度変換部3は赤外線センサ2からの信号デ−
タを温度に変換し(ステップS2)、比較・判定部5に
出力する。一方、比較・判定部5には熱源(後続車両)
の有無を判定するための基準になる基準温度(基準設定
温度)が基準温度設定部4から入力される。この基準設
定温度は、例えば冬,夏などの季節、晴天,雨天などの
天候などによってタイヤなどの温度が異なることから、
外部環境など応じて変更することが推奨される。例えば
温度計や降雨計などと連動させることにより、基準設定
温度を自動的に変更することが望ましい。
【0020】この比較・判定部5では赤外線センサ2に
よる検出温度と基準温度設定部4からの基準設定温度と
が比較され、検出温度が基準設定温度より大きいか否か
が判断され(ステップS3)、検出温度が基準設定温度
より大きいと判断されると先行車両Aの斜め右後方に後
続車両A1 が存在すると判定され、検出温度が基準設定
温度より小さいと判断されると先行車両Aの斜め右後方
に後続車両A1 が存在しないと判定される。特に、比較
・判定部5から先行車両Aの斜め右後方に後続車両A1
が存在するとの判定(ステップS4)に対応する信号が
出力されると、駆動回路6の抵抗61を介してトランジ
スタ62のベ−スに信号が付与される。これによって、
トランジスタ62(即ち、駆動回路6)はオン状態にな
り、警報装置7のブザ−71にはVcc電源から電力が
供給されることによって動作状態になる。ブザ−71の
動作によって運転者Pには聴覚的に、自車両Aが追越し
レ−ンRbへのレ−ン変更が危険であることが報知され
る。
【0021】又、比較・判定部5から先行車両Aの斜め
右後方に後続車両A1 が存在しないと判定されると(ス
テップS5)、駆動回路6はオフ状態が維持されるため
に、警報装置7も駆動されず、ダッシュボ−ド部DBの
ブザ−71も発音しない。従って、レ−ン変更が可能で
あることを認識できる。尚、先行車両Aが追越しレ−ン
Rbから走行レ−ンRaにレ−ン変更する場合には左方
検知ユニット1Lによって、走行レ−ンRaに後続車両
1 が存在するか否かが検知され、同様の動作が行われ
る。
【0022】この実施例によれば、レ−ン変更時に、バ
ックミラ−などによって後続車両の存在が死角によって
確認できない場合にあっても、検知ユニット1(左方検
知ユニット1L又は右方検知ユニット1R)による輻射
熱の有無によって後続車両の存在の有無が検知されるた
めに、レ−ン変更の適否を的確に判断でき、後続車両と
の思わぬ接触事故などを解消できる。
【0023】特に、警報装置7がブザ−71によって構
成されているために、後続車両が存在してレ−ン変更が
不適切な場合にはブザ−71の発音によって聴覚的に報
知できる。従って、レ−ン変更に伴う不慮の事故を未然
に回避することができる。
【0024】又、検知ユニット1(左方検知ユニット1
L又は右方検知ユニット1R)では赤外線センサ2の後
方視野に、高速回転によって温度上昇した後続車両のタ
イヤBal(又はBar)が入るように設置されている
ために、背景温度に対する信号雑音比を高く取れるよう
になり、後続車両の検知精度,信頼性を向上することが
できる。
【0025】図7は本発明にかかる後方車両検知装置の
第2の実施例を示すものであって、基本的には第1の実
施例と同じである。異なる点は、先行車両Aの後部左右
に設置された左方検知ユニット1L及び右方検知ユニッ
ト1Rの赤外線センサ2が複数組、例えば3組を1セッ
トとして構成されており、それぞれの3組の赤外線セン
サは異なった視野角B1〜B3となるように設置されて
いることである。
【0026】この後方車両検知装置は次のように動作す
る。走行レ−ンRaを先行車両Aが、追越しレ−ンRb
を後続車両A1 が走行しており、先行車両Aが追越しレ
−ンRbにレ−ン変更を実行するに先立って、後続車両
の有無の確認が行われる。先行車両Aの右方検知ユニッ
ト1Rにおける第1組,第2組,第3組の赤外線センサ
セット(2)によって右後方における後続車両A1 の存
在の有無を検知する。例えば第1組の赤外線センサセッ
ト(2)によって図示点線で示す後続車両A1の存在が
大まかに確認された場合には、後続車両A1 は自車両A
よりかなりの間隔を有しており、レ−ン変更が可能であ
ることが報知される。又、第2組,第3組の赤外線セン
サセット(2)によって図示実線で示す後続車両A1
存在が確認された場合には、後続車両A1 は自車両Aに
接近しており、レ−ン変更が不可能であることが報知さ
れる。
【0027】この実施例によれば、自車両Aに対する後
続車両A1 の接近度合いを加味した木目の細かいレ−ン
変更操作が可能になり、安全性の高いレ−ン変更が可能
になる。
【0028】又、第2の実施例において、それぞれの検
知ユニットの赤外線センサ2は1組とし、レンズ8とし
てプリズム状のレンズを使用することにより、複数の視
野角例えばB1〜B3を作り、各視野角B1,B2,B
3での熱源デ−タを基準設定温度と比較するように構成
することもできる。
【0029】この第3の実施例によれば、自車両Aに対
する後続車両A1 の接近度合いを加味した木目の細かい
レ−ン変更操作が可能になり、安全性の高いレ−ン変更
が可能になる。
【0030】又、第2の実施例において、それぞれの検
知ユニットの赤外線センサ2は1組とし、この赤外線セ
ンサ2を視野角B1〜B3の範囲で所定の時間内にスキ
ャニングさせて熱源デ−タを収集し、それぞれの視野角
B1,B2,B3でのデ−タを基準設定温度と比較する
ように構成することもできる。
【0031】この第4の実施例によれば、スキャニング
時間を適当に設定することにより、後続車両A1 の先行
車両Aへの接近速度を加味したレ−ン変更操作の適否を
判断できるようになり、より安全性の高いレ−ン変更が
可能になる。
【0032】図8は本発明にかかる第5の実施例を示す
ものであって、熱源からの輻射熱はパラボラ状の主鏡9
によって副鏡10に集熱され、主鏡9の中心に形成され
た開口部を介して赤外線センサ2に入射されるように構
成されている(カセグレン方式)。
【0033】この実施例によれば、赤外線センサ2への
集熱を効率的に行うことができ、後続車両の検知精度を
高めることができる。
【0034】尚、本発明は何ら上記実施例に制約される
ことなく、例えば検知ユニット部は全体を車両後部に配
置する他、検知ユニット部のうち、赤外線センサを車両
後部に、その他の構成要素を車室内に分散して配置する
こともできる。赤外線センサを分散配置する場合、赤外
線センサはトランク部の他、後部のストップライト,車
幅灯,バックライトなどの収納部所に設置したり、バン
パ−内に設置したり、或いはそれ以外の後部部分に設置
することもできる。又、赤外線センサによる後方車両の
検知はタイヤ以外の部分から放射される赤外線を検知さ
せることもできる。又、赤外線センサへの集熱機構はオ
フアクシス方式,ニュ−トン方式,ナスミス方式なども
適用可能である。又、後続車両の検知結果をステアリン
グ系に連動させることによって、レ−ン変更が不可能と
なるように構成することもできる。さらには、警報装置
はブザ−,スピ−カ−などの聴覚的手法の他、ランプの
明滅,液晶パネルへの表示などの視覚的手法や両者の組
み合わせを用いることもできる。警報装置がブザ−から
スピ−カ−,ランプの明滅,液晶パネルなどに変更され
た場合にはそれの駆動回路も対応する回路構成に変更さ
れることは言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、レ−ン
変更時に、バックミラ−などによって後続車両の存在が
死角によって確認できない場合にあっても、検知ユニッ
トにおける左方検知ユニット又は右方検知ユニットによ
る熱源の有無によって後続車両の存在の有無が検知され
るために、レ−ン変更の適否を的確に判断でき、後続車
両との思わぬ接触事故などを解消できる。
【0036】特に、警報装置をブザ−,スピ−カ−によ
って構成すれば、後続車両が存在してレ−ン変更が不適
切な場合にはブザ−などの発音によって聴覚的に報知で
きるために、レ−ン変更に伴う不慮の事故を未然に回避
することができる。
【0037】又、検知ユニットにおける左方検知ユニッ
ト又は右方検知ユニットでは赤外線センサの後方視野
に、高速回転によって温度上昇した後続車両のタイヤが
入るように設置すれば、背景温度に対する信号雑音比を
高く取れるようになり、後続車両の検知精度,信頼性を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる後方車両検知装置を搭載した車
両の概略平面図。
【図2】本発明にかかる後方車両検知装置の回路ブロッ
ク図。
【図3】図2の具体的回路図。
【図4】図1の要部断面図。
【図5】本発明にかかる後方車両検知装置による後方車
両検知のフロ−チャ−ト。
【図6】本発明にかかる後方車両検知装置による後方車
両検知の動作説明図。
【図7】本発明にかかる後方車両検知装置の他の実施例
を示す動作説明図。
【図8】本発明にかかる赤外線センサのさらに異なった
配置状態を示す要部断面図。
【符号の説明】
A,A1 車両 Bal,Bar タイヤ DB ダッシュボ−ド部 T トランク Ta 孔 1 検知ユニット部 1L 左方検知ユニット 1R 右方検知ユニット 2 赤外線センサ 3 温度変換部 4 基準温度設定部 5 比較・判定部 6 駆動回路 7 警報装置 8 レンズ 9 主鏡 10 副鏡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本山 純四郎 大阪府大阪市中央区城見1丁目4番24号 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 内 (72)発明者 馬場 敏 大阪府大阪市中央区城見1丁目4番24号 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の斜め後方に存在する熱源を検知す
    る赤外線センサを含む検知ユニット部を、左方検知ユニ
    ットと右方検知ユニットとから構成し、それぞれの検知
    ユニットのうち、少なくとも赤外線センサを車両後部の
    左右部分に、車両の斜め左後方及び斜め右後方に存在す
    る熱源を検知し得るように配置したことを特徴とする後
    方車両検知装置。
  2. 【請求項2】 車両に、斜め後方に存在する熱源を検知
    し得るように配置した赤外線センサを含む検知ユニット
    部と、検知ユニット部の出力信号に基づいて斜め後方に
    熱源が存在することを報知する警報装置とを具備し、前
    記検知ユニット部は左方検知ユニットと右方検知ユニッ
    トとからなり、それぞれの検知ユニットのうち、少なく
    とも赤外線センサを車両後部の左右部分に、車両の斜め
    左後方及び斜め右後方に存在する熱源を検知し得るよう
    に配置したことを特徴とする後方車両検知装置。
  3. 【請求項3】 前記左方検知ユニット及び右方検知ユニ
    ットは、少なくとも、後方に存在する熱源を検出する赤
    外線センサと、赤外線センサの検出温度と予め設定され
    ている基準設定温度とを比較することにより、自車両の
    斜め後方に熱源が存在するか否かを判定する比較・判定
    部とを含み、それぞれをほぼ同一に構成したことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の後方車両検知装置。
  4. 【請求項4】 前記左方検知ユニット及び右方検知ユニ
    ットの赤外線センサは、それぞれ斜め左後方及び斜め右
    後方に位置する熱源としての車両のタイヤの表面温度を
    検知し得るように配置したことを特徴とする請求項3に
    記載の後方車両検知装置。
  5. 【請求項5】 前記赤外線センサが抵抗温度変化を利用
    したボロメ−タ型であることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の後方車両検知装置。
  6. 【請求項6】 前記赤外線センサが分極の変化を利用し
    た焦電型であることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載の後方車両検知装置。
  7. 【請求項7】 前記赤外線センサが熱起電力の変化を利
    用したサ−モパイル型であることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載の後方車両検知装置。
  8. 【請求項8】 前記赤外線センサを車両のトランク部又
    はその近傍に配置したことを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載の後方車両検知装置。
  9. 【請求項9】 前記警報装置を車両内のダッシュボ−ド
    部分に配置したことを特徴とする請求項2に記載の後方
    車両検知装置。
JP10161038A 1998-06-09 1998-06-09 後方車両検知装置 Pending JPH11348695A (ja)

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JP10161038A JPH11348695A (ja) 1998-06-09 1998-06-09 後方車両検知装置
US09/328,448 US6184782B1 (en) 1998-06-09 1999-06-09 Vehicle with rear vehicle detecting apparatus

Applications Claiming Priority (1)

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JP10161038A JPH11348695A (ja) 1998-06-09 1998-06-09 後方車両検知装置

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