JPH11353593A - 歩行者検知システム - Google Patents

歩行者検知システム

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JPH11353593A
JPH11353593A JP10155524A JP15552498A JPH11353593A JP H11353593 A JPH11353593 A JP H11353593A JP 10155524 A JP10155524 A JP 10155524A JP 15552498 A JP15552498 A JP 15552498A JP H11353593 A JPH11353593 A JP H11353593A
Authority
JP
Japan
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pedestrian
infrared sensor
infrared
signal processing
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP10155524A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhisa Hiroshima
靖久 広島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】信頼性の高い歩行者検知を行えるようにする。 【解決手段】フレネルレンズ11と焦電型赤外線センサ
12との組み合わせにより赤外線検出部13を構成して
これを自動車の車体に取り付け、フレネルレンズ11を
介して赤外線センサ12の前方における対象物からの放
射赤外線を検出する。自車の停車状態を検出する停車検
出部14から停車検出信号が入力される間だけ信号処理
部15が動作するようにし、信号処理部15により赤外
線センサ12の出力信号を処理してその対象物が歩行者
であるかどうかを判断し、対象物が歩行者であると判断
されるときに、報知部16により近辺における歩行者の
存在をドライバ等に報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、歩行者を検知し
て歩行者事故の未然防止を図る歩行者検知システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の安全性向上の観点から、
種々のセンサを取り付けて事故を未然に防止することが
行われている。具体的には、自動車の特にドライバの死
角となる箇所に超音波センサを取り付けて自動車周辺の
障害物を検知するようにしたり、走行中における先行車
両との車間距離を検出するレーザレーダを自動車に搭載
し、車間距離が所定値にまで接近したときに警報を発す
るようにして追突を未然に防止するようにしたものなど
がある。
【0003】ところが、これらは道路構造物や固定物、
車両などを検知対象とし、歩行者を対象としていない。
最近では、特に歩行者事故の防止に対する関心が高まっ
ており、歩行者を検知するシステムが種々提案されてい
る。具体的には、特開平9−328054号公報に記載
のものがある。
【0004】この種の歩行者検知システムは、例えば図
4に示すように構成され、フレネルレンズ1と焦電型赤
外線センサ2との組み合わせから成る赤外線検出部3を
自動車の車体に取り付け、フレネルレンズ1を介して赤
外線センサ2の前方における対象物からの放射赤外線を
検出し、赤外線センサ2の出力信号を信号処理部4によ
り処理してその対象物が歩行者であるかどうかを判断
し、歩行者であると判断されるときに、ブザーや警告ラ
ンプ等の報知部5により近辺における歩行者の存在を報
知するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の歩行者検知システムの場合、自車が走行しているとき
には、歩行者の有無にかかわらず赤外線センサ2の出力
が変化するため、報知部5の報知が、自車の停車中に検
知した歩行者に対応するものか、自車の走行に起因した
赤外線センサ2の出力変化によるものか区別することが
できず、信頼性に欠けるという問題がある。
【0006】この発明が解決しようとする課題は、信頼
性の高い歩行者検知を行えるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は、フレネルレンズ及び赤外線センサの
組み合わせから成り自動車の車体に取り付けられ前記フ
レネルレンズを介して前記赤外線センサ前方の対象物か
らの放射赤外線を検出する赤外線検出部と、前記自動車
の停車状態を検出して停車検出信号を出力する停車検出
部と、前記停車検出信号が入力される間、前記赤外線セ
ンサの出力信号を処理して前記対象物が歩行者であるか
どうかを判断する信号処理部とを備えていることを特徴
としている。
【0008】このような構成によれば、停車検出部によ
り、これが搭載されている自動車の停車が検出されてい
る間だけ信号処理部が動作し、走行中に信号処理部が動
作することはない。そのため、従来のように自動車の走
行による赤外線センサ出力の変化を信号処理部が処理す
ることはなく、信号処理部の判断結果の信頼性を確保す
ることができる。
【0009】また、本発明は、前記信号処理部が、前記
赤外線センサの出力信号が所定周波数の範囲で変化する
かどうかにより前記対象物が歩行者であるかどうかを判
断することを特徴としている。
【0010】こうすると、例えば歩行者が歩いて或いは
走って赤外線センサの前方を横切ったときに、その速度
に対応した周波数で赤外線センサの出力信号が変化する
ため、赤外線センサの出力信号が予め定めた所定周波数
の範囲で変化するかどうかを検出すれば、そのときの赤
外線センサの出力が歩行者を検知したためのものかどう
か容易に区別することができる。
【0011】更に、本発明は、前記信号処理部により前
記対象物が歩行者であると判断されたときに、周辺での
歩行者の存在を報知する報知部を備えていることを特徴
としている。
【0012】このようにすれば、報知部の報知により容
易に歩行者の存在を知ることができ、歩行者事故を未然
に防止することが可能になる。
【0013】また、本発明は、前記赤外線センサが、焦
電型赤外線センサから成ることを特徴としている。
【0014】この場合、焦電型赤外線センサが対象物の
放射する赤外線の変化を検出できることから、フレネル
レンズとの組み合わせによる赤外線検出部を構成するの
に好適である。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態について図
1ないし図3を参照して説明する。但し、図1はブロッ
ク図、図2及び図3は動作説明図である。
【0016】図1において、11はフレネルレンズ、1
2は焦電型赤外線センサであり、フレネルレンズ11と
の組み合わせにより赤外線検出部13を構成し、このよ
うな赤外線検出部13が自動車の車体の所定箇所に取り
付けられ、フレネルレンズ11を介して赤外線センサ1
2の前方における対象物からの放射赤外線を検出する。
【0017】更に図1において、14は自車の車速を検
出する車速センサやフットブレーキの踏み込みを検出す
るフットブレーキセンサ等から成り自車の停車状態を検
出して停車検出信号を出力する停車検出部、15は停車
検出信号が入力される間だけ例えばゲート(図示せず)
が開いて赤外線センサ12からの信号が入力されこの赤
外線センサ12の出力信号を処理してその対象物が歩行
者であるかどうかを判断する信号処理部、16は報知部
であり、ブザーや警告ランプ等から成り、信号処理部1
5により対象物が歩行者であると判断されるときに、報
知部16が動作して近辺における歩行者の存在をドライ
バ等に報知するようになっている。
【0018】このとき、図2に示すように、フレネルレ
ンズ11を用いたときの赤外線センサ12の検出エリア
Aは例えば扇子の骨状に広がって分布するため、各検出
エリアAを歩行者が通過したときに赤外線センサ12か
らハイレベルの出力信号が出力され、隣接する検出エリ
アAの間を歩行者が通過するときには、赤外線センサ1
2の出力信号はローレベルとなる。従って、歩行者が赤
外線センサ12の前方を歩いて或いは走って横切ると、
図3に示すように、ある周波数で変化する信号が赤外線
センサ12から出力されることになる。
【0019】そこで、信号処理部15は、赤外線センサ
12の出力信号の周波数が所定範囲(例えば3〜5H
z)にあるかどうかを判断し、所定範囲内にあれば赤外
線センサ12の出力が歩行者に対応するものであると判
断し、所定範囲内になければ、赤外線センサ12の出力
が歩行者以外の例えば他の自動車等に対応するものであ
ると判断するのである。
【0020】従って、上記した実施形態によれば、走行
中に信号処理部15が動作することはないため、従来の
ように自車の走行による赤外線センサ12の出力変化を
信号処理部15が処理するようなことはない。そのた
め、信号処理部15は、自車が停車している間だけ動作
して自車の走行による赤外線センサ12の出力変化を受
け付けることがないため、信号処理部15による判断結
果についての信頼性の向上を図ることができる。
【0021】また、報知部16の報知により容易に歩行
者の存在を知ることができ、歩行者事故を未然に防止す
ることが可能になる。
【0022】更に、信号処理部15により赤外線センサ
12の出力信号が予め定めた所定周波数範囲(例えば3
〜5Hz)で変化するかどうかを検出することで、その
ときの赤外線センサ12の出力が歩行者を検知したため
のものかどうか容易に区別することができる。
【0023】なお、上記した実施形態では、赤外線セン
サを焦電型赤外線センサ12とした場合について説明し
たが、サーモパイル型赤外線センサを用いてもよく、こ
の場合サーモパイル型赤外線センサの出力のうち、人間
の体温(36〜37℃)程度のしきい値以下を抽出する
ことで、自動車のボンネットや白熱灯等の発熱体からの
放射赤外線を除去して人体からの放射赤外線のみを効果
的に処理することが可能になる。
【0024】更に、上記した実施形態では、歩行者を検
出したときのみ報知部16により報知するようにした
が、歩行者を検出したとき及びしないときの両方を区別
して報知するようにしてもよいのは勿論であり、この場
合ドライバは歩行者の有無を確実に把握することが可能
になる。
【0025】また、信号処理部15により歩行者が検出
されるときに、例えばブレーキを強制作動させるなどの
措置を採る発進規制手段を設け、ドライバが報知部16
の報知にもかかわらず誤って発進してしまうことを防止
するようにしてもよいのは勿論である。
【0026】更に、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、従来のように自動車の走行による赤外線センサ
出力の変化を信号処理部が処理することはなく、自車が
停車している間だけ信号処理部が動作することから、信
号処理部の判断結果についての信頼性の向上を図ること
ができ、歩行者事故の未然防止に好適な歩行者検知シス
テムを提供することが可能になる。
【0028】また、請求項2に記載の発明によれば、信
号処理部により赤外線センサの出力信号が予め定めた所
定周波数の範囲で変化するかどうかを検出することで、
そのときの赤外線センサの出力が歩行者を検知したため
のものかどうか容易に区別することが可能になる。
【0029】また、請求項3に記載の発明によれば、報
知部の報知により容易に歩行者の存在を知ることがで
き、歩行者事故を未然に防止することが可能になる。
【0030】また、請求項4に記載の発明によれば、焦
電型赤外線センサが対象物の放射する赤外線の変化を検
出できることから、フレネルレンズとの組み合わせによ
る赤外線検出部を構成するのに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のブロック図である。
【図2】一実施形態の動作説明図である。
【図3】一実施形態の動作説明図である。
【図4】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
11 フレネルレンズ 12 焦電型赤外線センサ 13 赤外線検知部 14 停車検出部 15 信号処理部 16 報知部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレネルレンズ及び赤外線センサの組み
    合わせから成り自動車の車体に取り付けられ前記フレネ
    ルレンズを介して前記赤外線センサ前方の対象物からの
    放射赤外線を検出する赤外線検出部と、 前記自動車の停車状態を検出して停車検出信号を出力す
    る停車検出部と、 前記停車検出信号が入力される間、前記赤外線センサの
    出力信号を処理して前記対象物が歩行者であるかどうか
    を判断する信号処理部とを備えていることを特徴とする
    歩行者検知システム。
  2. 【請求項2】 前記信号処理部は、前記赤外線センサの
    出力信号が所定周波数の範囲で変化するかどうかにより
    前記対象物が歩行者であるかどうかを判断することを特
    徴とする請求項1に記載の歩行者検知システム。
  3. 【請求項3】 前記信号処理部により前記対象物が歩行
    者であると判断されたときに、周辺での歩行者の存在を
    報知する報知部を備えていることを特徴とする請求項1
    または2に記載の歩行者検知システム。
  4. 【請求項4】 前記赤外線センサが、焦電型赤外線セン
    サから成ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の歩行者検知システム。
JP10155524A 1998-06-04 1998-06-04 歩行者検知システム Pending JPH11353593A (ja)

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JPH11353593A true JPH11353593A (ja) 1999-12-24

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JP (1) JPH11353593A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006031443A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Denso Corp 衝突回避通知システム
US11320830B2 (en) 2019-10-28 2022-05-03 Deere & Company Probabilistic decision support for obstacle detection and classification in a working area

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JP2006031443A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Denso Corp 衝突回避通知システム
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030311