JPH11348359A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JPH11348359A
JPH11348359A JP10172254A JP17225498A JPH11348359A JP H11348359 A JPH11348359 A JP H11348359A JP 10172254 A JP10172254 A JP 10172254A JP 17225498 A JP17225498 A JP 17225498A JP H11348359 A JPH11348359 A JP H11348359A
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JP
Japan
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password
discharge tray
reservation
image forming
locked
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JP10172254A
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Atsushi Watanabe
敦 渡辺
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書の機密保持の必要性の高いユ−ザが施錠
付き排紙トレイを使用し得る可能性を高めた融通性に富
んだ画像形成システムを提供する。 【解決手段】 ホストコンピュータからパスワードを入
力して施錠付き排紙トレイを予約する排紙トレイ予約手
段1と、施錠を解除するために画像形成装置側からパス
ワードの入力を可能とする入力操作手段2と、排紙トレ
イ予約手段と入力操作手段とから入力した両パスワード
の一致を識別するパスワード識別手段3と、両パスワー
ドが一致するときにみ、施錠付き排紙トレイの施錠を解
除して収納された記録紙の取り出しを可能とする施錠解
除手段4とを備えると共に、排紙トレイ予約手段から入
力したパスワードのうち予め決めたパスワードのみが施
錠付き排紙トレイを予約可能とする画像形成システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施錠付き排紙トレ
イを有する画像形成装置とホストコンピュータとをネッ
トワークで接続する画像形成システムに関し、特に施錠
付き排紙トレイの予約機能を改良した画像形成システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュ−タ・オフィス環境では
複数のホストコンピュータがネットワークを介して接続
されており、同一ネットワ−ク上に接続したプリンタや
多機能型複写機等を複数のホストコンピュ−タによって
共用することが可能であり、高価な画像形成装置も接続
されて、共用するようになっている。しかし、このよう
な画像形成システムでは1台の画像形成装置をネットワ
ーク上の多くのユーザが共用して使用することができる
ことから、あるユ−ザが機密保持の必要な文書等を画像
形成装置から出力した場合に、画像出力したユーザ以外
が機密文書を画像形成装置から取り出して見ることが可
能であり、機密保持上問題があった。このような問題を
解決するため、従来、例えば特開平8−2791号公報
ではユ−ザIDによって制御する施錠付き排紙トレイを
備えたものが提案されている。これは、ホストコンピュ
ータからの命令によって制御される複数の収納段を有す
るメイルボックスを備えた画像形成システムにおいて、
機密を保持した状態で用紙を出力させたいときに、ま
ず、使用者がIDコード(登録者コード)をホストコン
ピュータから入力して、メイルボックスの収納段の使用
を予約している。従って、IDコードが入力されると、
制御手段はIDコードを入力した使用者が使用する収納
段を設定し、その収納段に対して施錠手段を駆動して施
錠し、当該使用者のみを使用可能にし、当該収納段に対
する占有使用権を設定するものである。よって、ホスト
コンピュータから指示された出力用紙は占有使用権が設
定された収納段に収納される。さらに、この占有使用権
が設定された収納段から用紙を取り出すには、メイルボ
ックスに備えられた操作部のテンキーから前記IDコー
ドを入力すると、制御手段は施錠手段による施錠を解除
し、当該収納段から用紙を取り出すことが出来るように
なっている。また、特開平8−244315号公報で
は、ホストコンピュータより送信する画像のコードデー
タにパスワードを付加しており、外部から入力されたパ
スワードが画像のコードデータに付加されたパスワード
と一致するときのみ印字を開始するようにしてあるの
で、例えばネットワークを介して複数のホストコンピュ
ータに接続された画像形成装置から機密性の高い文書等
を出力する場合にも、画像形成装置側から該当するパス
ワードが入力されない限り受け付けた順番、或いは優先
順序にかかわらず出力印字されることはなく、機密性が
保たれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した画像形成シス
テムでは、画像形成装置から機密保持の必要な文書等を
出力する場合に、特定のユ−ザのみが文書をみることが
でき、他人は簡単に見ることが出来ないので、機密性が
保たれる。しかしながら、特開平8−2791号公報に
提案された装置では、限られたメイルボックスの収納段
もしくは排紙トレイを、ネットワークに接続されている
ホストコンピュータからユーザが自由に占有使用権を設
定することが出来るので、機密保持の必要性が低いユ−
ザであっても先に予約した順に施錠付き排紙トレイが占
有されることになり、その後秘密保持の高い文書を出力
したいユ−ザには利用できないと云う不具合が発生す
る。また、特開平8−2791号公報の画像形成システ
ムではパスワードを入力することにより初めて画像デー
タの印字を開始するので、ホストコンピュータと画像形
成装置が離れた位置に存在する場合には、画像形成装置
側に戻ってパスワードを入力した後に、初めて文章の印
刷が開始されるようになっているので、緊急に処理した
いユーザにとっては適したシステムとは言えない。本発
明は上述したような従来の画像形成装置における不具合
を除去するためになされたものであって、施錠付き排紙
トレイを使用出来るユーザを制限可能とし、または、予
約順序を変更出来るようにすることによって、機密保持
の必要性が高いユ−ザが優先的に施錠付き排紙トレイを
使用し得る可能性を高めた、融通性に富んだ画像形成シ
ステムを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
第1の請求項の画像形成装置は、画像形成後の記録紙を
収納する施錠付き排紙トレイを有する画像形成装置とホ
ストコンピュ−タとをネットワ−クで接続した画像形成
システムにおいて、前記ホストコンピュータからパスワ
ードを入力して前記施錠付き排紙トレイを予約する排紙
トレイ予約手段と、施錠付き排紙トレイの施錠を解除す
るために画像形成装置側からパスワードを入力する入力
操作手段と、前記排紙トレイ予約手段から入力したパス
ワードと、前記入力操作手段から入力したパスワードと
の一致を識別するパスワード識別手段と、前記パスワー
ド識別手段で両パスワードの一致を識別したとき、前記
施錠付き排紙トレイの施錠を解除して収納された記録紙
の取り出しを可能にする施錠解除手段とを備え、前記排
紙トレイ予約手段から入力したパスワードの中で予め決
められたパスワードのみが施錠付き排紙トレイを予約可
能とすることを特徴としている。本発明の請求項2記載
の発明では、請求項1記載の画像形成装置において、前
記施錠付き排紙トレイを予約可能とする予め決められた
パスワードを変更する排紙トレイ予約変更手段を備えた
ことを特徴としている。更に、請求項3記載の発明で
は、請求項1または請求項2記載の画像形成装置におい
て、前記排紙トレイ予約手段から既に入力したパスワー
ドに対する予約を一時保留し、別途設定するパスワード
を優先して予約すると共に、優先させたパスワードに対
する処理の実行後に、前記一時保留したパスワードの予
約を復帰する予約順序入替手段を備えたことを特徴とし
ている。
【0005】
【作用】請求項1記載の構成によれば、入力したパスワ
ードの中で予め決められたパスワードのみが施錠付き排
紙トレイを予約可能となり、施錠付き排紙トレイを予約
できるユーザを制限することが出来るようになっている
ので、機密保持の必要性の低いユ−ザによって予約が占
領される可能性が小さく、真に機密性の高い文章を出力
したいユーザが確実に施錠付き排紙トレイを予約出来る
可能性が高くなる。請求項2記載の構成によれば、請求
項1のように構成された画像形成システムの発明に加え
て、排紙トレイ予約変更手段によって予約パスワードリ
ストを自由に変更出来るようになり、施錠付き排紙トレ
イの予約リストに登録されていないユ−ザについても、
必要に応じて排紙トレイ予約変更手段によって予約可能
とすることができ、機密保持の必要が発生した時点でど
のユ−ザでも予約できることになり、融通性に富んだ画
像形成システムを提供することが出来る。請求項3記載
の構成によれば、請求項1または請求項2のように構成
された画像形成システムの発明に加えて、予約順序入替
手段によって既に入力したパスワードに対する予約を一
時保留し、別途入力したユ−ザのパスワードの予約を先
行させることができ、優先予約したパスワードに対する
処理が実行された後に、元の一時保留したパスワードの
予約に戻すことが出来るようになっているので、別に設
定するパスワードのユーザであれば優先的に施錠付き排
紙トレイを予約出来、機密保持の必要性の高い文書を優
先的に秘密保持トレイに出力することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図示した本発明の実施の形
態に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明を
適用した画像形成システムの一例を示す概要構成図であ
る。同図に示す例は、施錠付き排紙トレイを有する画像
形成装置としてのプリンタ20と、3台のホストコンピ
ュータ21、22、23がネットワーク用サーバ24を
介して接続されている画像形成システムであるが、接続
されるプリンタやホストコンピュータの台数は、特に制
限を設けるものではない。なお、プリンタ20の詳細な
構成及び機能は公知であるのでその説明は省略し、本発
明に関する概要についてのみ説明する。先ず、最初にネ
ットワーク上のホストコンピュータ21、22、23の
いづれかからシステム管理者によりユーザ登録(ユーザ
ID)が行われる。その後、システム管理者からユーザ
IDを知らされたユーザは、ユーザIDに対応するパス
ワードを設定する。このパスワードの設定後、ユーザは
自分のパスワードを入力することによって、何時でもこ
のネットワークを利用することが出来る。実際の画像形
成に際しては、ユーザはホストコンピュータ上で作成し
た機密保持を必要とする文書をプリンタ20の施錠付き
排紙トレイに出力するために、パスワードを入力して施
錠付き排紙トレイを予約する。施錠付き排紙トレイの予
約が確認されると、ホストコンピュータから出力命令と
文書データをプリンタ20に送信する。次に、プリンタ
側では受信した文書データを解読して、印刷データとし
てのイメージデータに展開し、1ページ単位に印刷を開
始する。印刷済みの記録紙は、予約してある施錠付き排
紙トレイに収納される。施錠付き排紙トレイに収納され
た印刷済み記録紙を取り出すため、ユーザはホストコン
ピュータから入力したパスワードを再びプリンタ20の
入力操作部2から入力する。パスワードを入力する入力
操作部2は、プリンタ20に付属する一般の操作部内に
設けられるが、その他の入力手段であっても一向に構わ
ない。もし、両パスワードが一致していれば、排紙トレ
イの施錠を解除して記録紙を取り出し得るようにする。
また、両パスワードが一致していなければ、排紙トレイ
の施錠が解除されないので、登録されたパスワードが入
力されるまで開錠かれることはなく、機密に保たれる。
【0007】図2は本発明の画像形成装置の構成例を示
すブロック図であり、この図を用いて、動作を詳しく説
明する。先ず、ネットワーク上の例えばホストコンピュ
ータ21の排紙トレイ予約部1から施錠付き排紙トレイ
を予約するために設定されたユーザのパスワードが入力
され、同じネットワークに接続されているプリンタ20
の施錠付き排紙トレイが予約される。その後、ホストコ
ンピュータから出力命令と文書データがプリンタ20に
送信されると、プリンタ20側では外部接続部15を介
してホストコンピュータ側から送られてきたデータを一
旦ROM/RAM14のRAM領域に記憶する。次に、
CPU13の働きによってRAM領域に記憶された文書
データがデータ毎に区切られて画像処理部11に伝達さ
れ、イメージデータに展開され、再びRAMの所定領域
に記憶される。このようにして、1ページ分の印刷すべ
きイメージデータが集められると、印刷すべき記録紙を
準備する。即ち、給紙部7によって給紙/排紙トレイ8
の給紙トレイより予め決められたサイズの記録紙が取り
出され、搬送部10によって画像形成位置まで搬送され
ると共に、画像形成部12において搬送された記録紙上
にRAM内に蓄えられた1ページ分のイメージデータを
印刷する。印刷済みの記録紙は、再び搬送部10によっ
て収納場所へと搬送される。ここで、プリンタ20の収
納場所として給紙/排紙トレイ8の排紙トレイと、施錠
付き排紙トレイ9を備えているが、上述したように施錠
付き排紙トレイ9が予約されている場合にのみ、施錠付
き排紙トレイ9に収納されることになる。
【0008】施錠付き排紙トレイ9に収納された印刷済
み記録紙は、開錠されない限り排紙トレイより取り出す
ことは勿論、印刷内容を見ることが出来ないようになっ
ている。そこで、記録紙を取り出すには、プリンタ20
の入力操作部2より所定のパスワードが入力され、パス
ワード識別部3が施錠付き排紙トレイ9を予約している
ユーザのパスワードと同じものであることを認識するこ
とによって、施錠解除部4が施錠付き排紙トレイの施錠
を解除して、初めて収納された記録紙の取り出しが可能
になる。もし、パスワード識別部3が、プリンタ20の
入力操作部2より入力されたパスワードと施錠付き排紙
トレイ9を予約しているユーザのパスワードとが異なっ
ていると判定した場合には、施錠解除部4は施錠付き排
紙トレイの施錠を解除することはないので、特定のユ−
ザIDを知らない第三者は記録紙を取り出すことができ
ない。なお、管理者によって施錠付き排紙トレイを使用
することを許可され与えられた、施錠付き排紙トレイを
予約出来るパスワードはメモリーの所定の場所に記憶さ
れている。このメモリーは、ホストコンピュータ側の図
示していないメモリであっても良いし、プリンタ20の
不揮発性メモリーであっても良い。
【0009】図3は本発明の他の実施形態例(請求項
2、または請求項3)を示す画像形成システムのブロッ
ク図である。この例が上記図2に示した実施例と異なる
ところは、排紙トレイ予約変更部5と予約順序入替部6
が追加されている点であり、その他の構成と動作は上記
図2に示したものと同じであるので、排紙トレイ予約変
更部5と予約順序入替部6の動作について説明する。即
ち、上述した図2に示す例では、排紙トレイ予約部1か
ら入力されたパスワードに対して、予め図示しないメモ
リーに記憶されているパスワードに該当するユ−ザだけ
が予約可能としたが、ユーザの移動や業務内容の変更等
でメモリーに記憶したパスワードが不要になる場合や、
新たに別のユーザのパスワードに対して施錠付き排紙ト
レイの予約ができるようにする必要が生じる場合等があ
る。図3において新たに追加した排紙トレイ予約変更部
5は、このような場合に効率よく運用できるようにする
ためのものであり、排紙トレイ予約変更部5によって施
錠付き排紙トレイを予約しているパスワードを自在に変
更出来るようにするために、パスワードの変更に当たっ
ては予約しているパスワードを削除したり、追加した
り、また変更することが出来るようにしたものである。
更に、施錠付き排紙トレイ9が既に幾人かのユ−ザによ
り予約されているにも拘わらず、緊急事態発生のため、
予約しているパスワードのユーザと異なるユーザが施錠
付き排紙トレイ9を急遽使用する必要が生じることもあ
り得る。
【0010】図5に示した実施例において追加した予約
順序入替部6はそのような場合に、簡単な操作によって
必要な新たなユ−ザの予約を可能にしたものである。即
ち、予約順序入替部6を操作することにより、排紙トレ
イ予約部1から既に施錠付き排紙トレイ9を予約したパ
スワードに対して予約を一時保留にし、別に設定するパ
スワードの予約を優先的に実行するものとし、優先する
パスワードに対する処理が実行された後に、一時保留し
たパスワードの予約処理に戻すことが出来るようになっ
ている。ここで、優先的に設定するパスワードの入力
は、例えば、排紙トレイ予約部1や、入力操作部2や、
あるいは予約順序入替部6等から行うようにしてもよ
い。
【0011】図4は、本発明の画像形成システム例(請
求項1)の主要動作を示したフロー図である。同図4に
おいて、施錠付き排紙トレイ9の予約設定をおこなうユ
ーザパスワードを排紙トレイ予約部1から入力すると
(ステップS1)、排紙トレイ予約部1から入力された
パスワードが、施錠付き排紙トレイ9の予約を許可され
た予め設定済みのパスワードであるか否かが判定され
(S2)、もし、予め設定済みのパスワードのいづれと
も一致しない場合は(S2 No)、そのまま本ルーチ
ンを終了するが、このステップS2において、入力され
たパスワ−ドが予め設定済みのパスワードの中に有れば
(S2 Yes)、施錠付き排紙トレイ9が予約出来る
空いた状態に有るか否かが判定される(S3)。この判
定の結果、施錠付き排紙トレイ9が空いた状態になけれ
ば(S3 No)、そのまま本ルーチンを終了するが、
施錠付き排紙トレイ9が空いた状態である場合は(S3
Yes)、排紙トレイ予約部1から入力したパスワー
ドを施錠付き排紙トレイ9の使用を予約し(S4)、本
ルーチンを終了する。なお、上記の過程で、排紙トレイ
予約部1から入力されたパスワードが予め設定済みのパ
スワードの中になくて本ルーチンを終了した場合(S2
No)、または空い状態の施錠付き排紙トレイ9がな
くて本ルーチンを終了した場合(S3No)には、パス
ワードのユーザにその旨をディスプレイに表示する等に
より報知して、通常の排紙トレイを使用するか、または
施錠付き排紙トレイ9が空くまで迄待つかの選択をする
よう促すことになろう。
【0012】図5は、本発明の他の画像形成システム例
(請求項2)における主要動作を示したフロー図であ
る。同図において、施錠付き排紙トレイ9を予約したい
ユーザのパスワードを排紙トレイ予約部1から入力する
と(S11)、そのパスワードが、施錠付き排紙トレイ
9を予約可能とするために予め設定されているパスワー
ドであるか否かが判定され(S12)、予め設定されて
いるパスワード中にない場合は(S12 No)、排紙
トレイ予約変更部5を駆動して入力されたパスワ−ドを
予約パスワードとして追加したのち(S15)、ステッ
プ11に戻り、再び排紙トレイ予約部1から追加したパ
スワードを入力させる。なお、ステップS12では、上
述したように排紙トレイ予約変更部5によって新たに予
約パスワ−ドとして追加されたもの、および当初から施
錠付き排紙トレイの予約を可能とするように予め設定さ
れているパスワードである場合は、予め設定されたパス
ワードのいづれかと一致することになるので(S12
Yes)、ステップ S13へと進む。ステップS13
では、施錠付き排紙トレイ9が予約出来る空いた状態に
有るか否かが判定され(S13)、空いた状態の施錠付
き排紙トレイ9がなければ(S13 No)、そのまま
本ルーチンを終了する。また、施錠付き排紙トレイ9が
空いた状態にあれば(S13 Yes)、排紙トレイ予
約部1から入力したパスワードについて施錠付き排紙ト
レイ9を予約し(S14)、本ルーチンを終了する。
【0013】更に図6は、本発明の他の画像形成システ
ム例(請求項2)における主要動作を示したフロー図で
ある。上記図5によって説明した例では、使用するユ−
ザのパスワ−ドが施錠付き排紙トレイ9使用予約されて
いるか否かが不明の場合に対処するものであったのに対
し、図6に示す例は、使用するユ−ザのパスワ−ドが予
約されていないことが初めから判明している場合に対応
する処理を行なうものである。即ち、図6において、先
ず、入力されたパスワ−ドを排紙トレイ予約変更部5に
よって予約パスワ−ドに追加し(S21)、ステップS
21では追加したパスワードを再び排紙トレイ予約部1
から入力すると共に(S22)、排紙トレイ予約部1か
ら入力されたパスワードが、施錠付き排紙トレイ9を予
約可能とする予め設定済みのパスワードの中のいづれか
と一致するか否かが判定される(S23)、この場合に
は該当するパスワ−ドは予約リストに追加されているの
で(S23 Yes)、ステップS24へと進む。な
お、ステップ23において追加されたパスワ−ドが予約
リスト中に存在するか否かの確認を行なう理由は、ステ
ップ21においてパスワードの入力ミス等をチェックす
るためのものである。もしステップ23において入力さ
れたパスワ−ドが予約リストに存在しない場合は(S2
3 No)、そのまま本ルーチンを終了する。ステップ
S24では、施錠付き排紙トレイ9が予約出来る空いた
状態に有るか否かが判定され(S24)、もし、空いた
状態の施錠付き排紙トレイ9がなければ(S24 N
o)、そのまま本ルーチンを終了し、施錠付き排紙トレ
イ9が空いた状態の場合は(S24 Yes)、排紙ト
レイ予約部1から入力したパスワードに対し施錠付き排
紙トレイ9を予約し(S25)、本ルーチンを終了す
る。
【0014】図7は、本発明のその他の画像形成システ
ム例(請求項3)における主要動作を示したフロー図で
ある。同図において、先ず、施錠付き排紙トレイ9の予
約を行ないたいユーザパスワードを排紙トレイ予約部1
から入力し(ステップS31)、次にそのパスワード
が、施錠付き排紙トレイ9を予約可能とする予約リスト
中に存在するか否かが判定され(S32)、予約リスト
中にないならば(S32No)、そのまま本ルーチンを
終了するが、ステップS32において、予約パスワード
リスト中に存在する場合は(S32 Yes)、施錠付
き排紙トレイ9が予約出来る空いた状態に有るか否かが
判定される(S33)。判定の結果、もし、施錠付き排
紙トレイ9が空いた状態になければ(S33No)、既
に予約されている他のパスワードを一時保留にする。こ
の操作は、例えば排紙トレイ予約部1からおこなう。先
に予約されたパスワ−ドを一時的に保有状態にすれば、
上記新たに入力したパスワ−ドに対して予約することが
できるようになるから、この後に設定するパスワードの
予約を先行させ(S35)、先行させたパスワードに関
する処理が終了した後に、予約を一時保留していた上記
パスワードについての予約を復帰させ(S36)、本ル
ーチンを終了する。なお、上記ステップS33におい
て、施錠付き排紙トレイ9が空いた状態にあれば(S3
3 Yes)、直ちに排紙トレイ予約部1から入力した
パスワードについて施錠付き排紙トレイ9を予約し(S
34)、本ルーチンを終了する。
【0015】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
予め決められたパスワードを持つユーザのみが施錠付き
排紙トレイを予約することが出来るので、機密保持の必
要性の低いユ−ザの予約が制限され、真に秘密保持の必
要性の高いユ−ザが施錠付き排紙トレイを確実に使用出
来る可能性が高い画像形成システムを提供することが出
来る。請求項2の発明によれば、請求項1の画像形成シ
ステムの発明に加えて、施錠付き排紙トレイの予約がな
されていないユーザであっても、排紙トレイ予約変更手
段により、機密保持が必要になった時点で誰でも施錠付
き排紙トレイを確実に使用出来るようになり、融通性に
富んだ画像形成システムを提供することが出来る。請求
項3の発明によれば、前記請求項1または請求項2の画
像形成システムの発明に加えて、機密保持の必要性の高
い文書を出力するために施錠付き排紙トレイを予約した
際、既に予約済みのため予約出来ない場合であっても、
予約順序入替手段によって予約順序を入れ替えて優先的
に施錠付き排紙トレイを予約出来るようにしたので、緊
急に優先性の高い文書出力を出力する上で、有効に機能
し、より融通性に富んだ画像形成システムを提供するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示す画像形成システム
の概要を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例(請求項1)の画像形成シス
テムの主要部を示すブロック図である。
【図3】本発明の他の実施例(請求項2または請求項
3)の画像形成システムの主要部を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の画像形成システム例(請求項1)にお
ける主要動作を示したフロー図である。
【図5】本発明の他の画像形成システム例(請求項2)
における主要動作を示したフロー図である。
【図6】本発明のその他の画像形成システム例(請求項
2)の他の主要動作を示したフロー図である。
【図7】本発明の他の画像形成システム例(請求項3)
の主要動作を示したフロー図である。
【符号の説明】
1 排紙トレイ予約手段、または排紙トレイ予約部 2 入力操作手段、または入力操作部 3 パスワード識別手段、またはパスワード識別部 4 施錠解除手段、または施錠解除部 5 排紙トレイ予約変更手段、または排紙トレイ予約変
更部 6 予約順序入替手段、または予約順序入替部 7 施錠付き排紙トレイ 13 CPU 14 ROM/RAM 15 外部接続部 20 プリンタ 21 ホストコンピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成後の記録紙を収納する施錠付き
    排紙トレイを有する画像形成装置とホストコンピュ−タ
    とをネットワ−クで接続した画像形成システムにおい
    て、前記ホストコンピュータからパスワードを入力して
    前記施錠付き排紙トレイを予約する排紙トレイ予約手段
    と、施錠付き排紙トレイの施錠を解除するために画像形
    成装置側からパスワードを入力する入力操作手段と、前
    記排紙トレイ予約手段から入力したパスワードと、前記
    入力操作手段から入力したパスワードとの一致を識別す
    るパスワード識別手段と、前記パスワード識別手段で両
    パスワードの一致を識別したとき、前記施錠付き排紙ト
    レイの施錠を解除して収納された記録紙の取り出しを可
    能にする施錠解除手段とを備え、前記排紙トレイ予約手
    段から入力したパスワードの中で予め決められたパスワ
    ードのみが施錠付き排紙トレイを予約可能とすることを
    特徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記施錠付き排紙トレイを予約可能とする予め決められ
    たパスワードを変更する排紙トレイ予約変更手段を備え
    たことを特徴とする画像形成システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の画像形成
    装置において、前記排紙トレイ予約手段から既に入力し
    たパスワードに対する予約を一時保留し、別途設定する
    パスワードを優先して予約すると共に、優先させたパス
    ワードに対する処理の実行後に、前記一時保留したパス
    ワードの予約を復帰する予約順序入替手段を備えたこと
    を特徴とする画像形成システム。
JP10172254A 1998-06-04 1998-06-04 画像形成システム Pending JPH11348359A (ja)

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