JPH10232732A - キーシステム及びシステム管理方法 - Google Patents

キーシステム及びシステム管理方法

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JPH10232732A
JPH10232732A JP9051143A JP5114397A JPH10232732A JP H10232732 A JPH10232732 A JP H10232732A JP 9051143 A JP9051143 A JP 9051143A JP 5114397 A JP5114397 A JP 5114397A JP H10232732 A JPH10232732 A JP H10232732A
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JP9051143A
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Norio Sasaki
規夫 佐々木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムセキュリティを損なうことなく、ユ
ーザがシステム装置の使用を効率的に行うことができる
キーシステムを提供する。 【解決手段】 入力されるロック手段11を識別してラ
イセンス情報を発行する管理者の操作対象手段30と、
発行されたライセンス情報を保持するライセンス記憶手
段14とを備える。そして、ライセンス照合手段15
は、そのライセンス記憶手段14中のライセンス情報P
2と所定のユーザIDとを照合して、その一致、不一致
を判断し、モジュール制御手段16は、その一致をみた
ライセンス情報に基づいて複数のモジュール装置20を
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の機器から構
成されるシステム域や、統合装置、1つの機器からなる
装置等に適用されるキーシステム、及びシステム管理方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ情報端末の発達が著
しく、その計算処理能力の高速化、軽量小型化が図られ
ている中、ディジタル技術の応用としてネットワーク化
が進み、コンピュータ及びそれを取り巻くシステム装置
(複写機、プリンタ等で代表される出力装置、スキャナ
等の入力装置)のネットワーク機能の強化が多方面で繰
り広げられている。
【0003】ネットワークシステムによって、情報の共
有化が可能になるばかりか、従来スタンドアロンで機能
していたシステム装置を連係させることで、新たなシス
テム装置に対する追加投資をせずに生産性を上げること
が可能になり、従来装置のさらなる資産活用が可能にな
るということで、多くのユーザからこれら周辺装置にお
けるネットワーク機能の要求が高まっている。
【0004】このようなネットワークシステムに接続さ
れるシステム装置としてプリンタ/複写機の出力枚数や
運用状況を管理しなければならない管理著は、プリンタ
/複写機の不正使用を制限するため、プリンタ/複写機
本体の機能をロックさせるための鍵(キー)や使用枚数
等の記録が可能である磁気カードによってプリンタ/複
写機の出力枚数を管理している。
【0005】図4は、従来のシステム装置の管理方法を
示す概念図である。
【0006】ユーザがシステム装置として、例えば複写
機101を使用する場合は、まず、ユーザは、上記のキ
ーや磁気カード等のロック手段102を管理者から受け
取り(ステップS51)、そのロック手段102を錠カ
ードリーダ103にセットする(ステップS52)。こ
れによって錠カードリーダ103は、ロック手段102
を識別して、複写機101の使用許可を出すと(ステッ
プS53)、複写機101はロック状態が解除され使用
可能になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
システム装置の管理方法では、プリンタ/複写機に対し
て管理者をおき、ユーザが使用するためには管理者から
鍵あるいはカードを受け取らねばならず、システムセキ
ュリティ確保の代償としてユーザはシステム装置使用の
為に非効率な行動をしなけれはならなかった。
【0008】また管理者は、システムサービス向上のた
めに常駐していなければならず、管理者不在となったと
きには、ユーザはシステムサービスを受けることができ
なくなってしまうことがあった。
【0009】本発明は上記従来の問題点に鑑み、システ
ムセキュリティを損なうことなく、ユーザがシステム装
置の使用を効率的に行うことができるキーシステム、及
びシステム管理方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、入力されるロック手段を識別してラ
イセンス情報を発行する管理手段と、前記管理手段から
のライセンス情報を保持するライセンス記憶手段と、前
記ライセンス記憶手段中のライセンス情報と所定のユー
ザ識別情報とを照合し、その一致、不一致を判断するラ
イセンス照合手段と、前記ライセンス照合手段により一
致をみたライセンス情報に基づいて複数のモジュール装
置を制御するモジュール制御手段とを備えたものであ
る。
【0011】第2の発明では、第1の発明において、前
記管理手段は、前記ロック手段の装着を受け、該ロック
手段を識別してロック解除を行うロック解除手段と、前
記ロック解除手段のロック解除を受けて前記ライセンス
情報を発行するライセンス発行手段とを備えたものであ
る。
【0012】第3の発明では、第2の発明において、前
記ロック手段は、ロック形態が記憶可能な構成とし、前
記ライセンス発行手段は、前記ロック解除手段のロック
解除を受けて、前記ロック形態に対応した前記ライセン
ス情報を発行する構成にしたものである。
【0013】第4の発明では、第1乃至第3の発明にお
いて、前記複数のモジュール装置は、マルチファンクシ
ョンシステムを構成するものである。
【0014】第5の発明では、第1乃至第3の発明にお
いて、前記複数のモジュール装置は、ネットワークシス
テムを構成するものである。
【0015】第6の発明では、入力されるロック手段を
識別してライセンス情報を発行するロック識別処理と、
前記ロック識別処理で発行されたライセンス情報を保持
するライセンス記憶処理と、前記ライセンス記憶処理で
保持されたライセンス情報と所定のユーザ識別情報とを
照合し、その一致、不一致を判断するライセンス照合処
理と、前記ライセンス照合処理により一致をみたライセ
ンス情報に基づいて複数のモジュール装置を制御するモ
ジュール制御処理とを実行するものである。
【0016】第7の発明では、第6の発明において、前
記ロック識別処理は、前記ロック手段の装着を受け、該
ロック手段を識別してロック解除を行うロック解除処理
と、前記ロック解除処理のロック解除を受けて前記ライ
センス情報を発行するライセンス発行処理とを実行する
ようにしたものである。
【0017】第8の発明では、第7の発明において、前
記ロック手段は、ロック形態が記憶可能な構成とし、前
記ライセンス発行処理は、前記ロック解除処理によるロ
ック解除を受けて、前記ロック形態に対応した前記ライ
センス情報を発行するようにしたものである。
【0018】第9の発明では、第6乃至第8の発明にお
いて、前記複数のモジュール装置は、マルチファンクシ
ョンシステムを構成するものである。
【0019】第10の発明では、第6乃至第8の発明に
おいて、前記複数のモジュール装置は、ネットワークシ
ステムを構成するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0021】図1は、本発明の第1実施形態に係るキー
システムの概略構成を示すブロック図である。
【0022】このキーシステムは、キーや磁気カード等
のロック手段11の装着を受け、該ロック手段11を識
別してロック解除を行うロック解除手段12と、このロ
ック解除手段12のロック解除を受けて後述するライセ
ンス情報を発行するライセンス発行手段13とを備えて
いる。これらのロック手段11、ロック解除手段12、
及びライセンス発行手段13が管理者の操作対象手段3
0である。
【0023】さらに、ライセンス発行手段13からのラ
イセンス情報を保持するライセンス記憶手段14と、こ
のライセンス記憶手段14中のライセンス情報と所定の
ユーザ識別情報とを照合し、その一致、不一致を判断す
るライセンス照合手段15と、このライセンス照合手段
15により一致をみたライセンス情報に基づいて複数の
モジュール装置20を制御するモジュール制御手段16
とを備えている。ここで、ライセンス照合手段15と複
数のモジュール装置20がユーザの操作対象手段40と
なっている。この管理者の操作対象手段30とユーザの
操作対象手段40との間に位置して、ライセンス記憶手
段14とモジュール制御手段16が位置している。
【0024】次に、個々の手段およびキーシステム全体
の働きを説明する。
【0025】ロック手段11は、管理者だけが所有する
手段であって、鍵あるいはカード等の物的管理しなけれ
ばならない手段のことであるが、鍵とカードに限るもの
ではない。ロック解除手段12は、管理者であるかを判
断する手段であり、鍵あるいはカード等の物的管理しな
ければならないロック手段11を装着することが可能
で、鍵穴やカードリーダ等を有する手段であるが、ロッ
ク手段11を識別することが可能であれば、これに限る
必要はない。
【0026】ライセンス発行手段13は、システム系に
対してユーザの使用許可範囲を設定した情報であるライ
センス情報を管理者が作成することが可能な手段であ
り、例えばコンピュータ等の計算機が考えられるが、ロ
ック解除手段12からの判断結果によりライセンス発行
の動作を決定する手段であれば、これに限る必要はな
い。
【0027】ライセンス記憶手段14は、ユーザの使用
許可範囲が設定された情報であるライセンス情報を複数
記憶/消去することが可能な手段であり、コンピュータ
メモリ等が考えられるが、ライセンス発行手段13から
のライセンス情報を複数保持できる手段であれば、これ
に限る必要はない。
【0028】ライセンス照合手段15は、管理者から使
用許可が発行されているユーザであるかを判断し、ユー
ザがユーザIDやパスワードで入力した情報とライセン
ス情報とを照合して、一致しているかどうかを判断する
手段であり、キーボード、スイッチ等の入力手段を持っ
たコンピュータ等が考えられるが、管理者から許可を受
けたユーザであることを判断する手段であれば、これに
限る必要はない。
【0029】モジュール装置20とは、ユーザから見て
単位機能を有する手段であり、画像形成を行うプリン
タ、画像読み取りを行うリーダ、スキャナであったり、
これらの組み合わせで構成される複写機、ファクシミリ
等も含まれる。また、スキャナをファクシミリ送信の画
像読み取り手段として使用する場合は電話回線もモジュ
ール対象となり、ユーザから見て単位機能を有する機能
であれば、これに限る必要はない。
【0030】モジュール制御手段16は、ライセンス照
合手段15によって使用許可が管理者より発行されてい
るユーザに対応したライセンス情報に基づいて各モジュ
ール装置20を制御する手段であり、コントローラ等が
考えられるが、複数のモジュールを一纏めに、あるいは
単一のモジュールをライセンス情報に基づいて制御する
手段であればこれに限る必要はない。
【0031】次に、ライセンス発行手段13で作成され
るライセンス情報の記録内容に付いて説明する。
【0032】ライセンス情報は、大別してユーザIDと
モジュール情報の2つの情報パケットで構成されてい
る。そのうちユーザIDの情報パケットは、発行依頼を
していたユーザであるかどうかを判別するための情報で
あり、ユーザがモジュール動作を行うときにライセンス
照合手段15から入力したユーザIDと比較照合するI
D情報であって、管理者とユーザしか知らない情報であ
る。
【0033】モジュール情報列は、ユーザの使用したい
モジュールの動作条件が記録されている情報列である。
使用モジュールを、(1)プリンタ21、(2)スキャ
ナ22、(3)複写機23、(4)ファクシミリ24と
した場合について、そのモジュール情報列の内容は次の
ようになる。
【0034】(1)プリンタ21の場合は、出力可能枚
数、使用可能色、使用可能時刻(時間)、及び画像入力
元モジュール指定フラグが、モジュール情報列に記録さ
れている。特に使用モジュールがカラープリンタの場合
は、ユーザ毎に使用可能な色を設定できる。
【0035】(2)スキャナ22の場合は、読取り可能
枚数、使用時刻(時間)及び画像出力先モジュール指定
フラグがモジュール情報列に記録されている。
【0036】(3)複写機23の場合は、プリンタモジ
ュールとスキャナモジュールとで構成されているので、
複写機として動作させる為にはプリンタ部とスキャナ部
に対する2つのライセンス情報を同一のユーザIDに設
定して発行すれば実現する。但し、プリンタ21のモジ
ュール情報列の出力可能枚数と、スキャナ22のモジュ
ール情報列の読取り可能枚数と、夫々の使用可能時刻と
を一致させておき、スキャナ部に対する画像出力先モジ
ュール指定フラグを対応するプリンタ部に設定すると共
に、プリンタ部に対する画像入力元モジュール指定フラ
グを対応するスキャナ部に設定すれば、スタンドアロン
の複写機として機能する。また、プリンタモジュールと
スキャナモジュールが一対の関係になっていれば複写機
機能を果たし得る。
【0037】(4)ファクシミリ24の場合は、ファク
シミリ送信に必要なモジュールは、スキャナモジュール
であるので、そのモジュール情報列の画像出力先モジュ
ール指定フラグを、電話回線に接続されている画像情報
記憶用のスプーリングモジュールにする。ファクシミリ
受信に必要なモジュールは、電話回線に接続されている
スプーリングモジュールとプリンタモジュールであり、
ユーザがファクシミリ画像出力装置として使用したいプ
リンタモジュールとスプーリングモジュールに対してモ
ジュールライセンスを発行しておけばよい。
【0038】次に、ユーザがシステム系内における特定
のプリンタ21を使用する場合につき、その動作を説明
する。
【0039】事前にユーザが管理者に自分の使用許可発
行依頼をすると、管理者はロック手段11であるカード
をロック解除手段12であるカードリーダに装着する。
管理者であることが確認された場合は、ライセンス発行
手段13であるコンピュータの使用が許可されるので、
依頼のあったユーザのユーザ情報と使用したいモジュー
ルであるプリンタの使用許可命令とが記録されているラ
イセンス情報をライセンス記憶手段14であるコンピュ
ータメモリに記憶する。
【0040】ユーザはプリンタ21を使用する前に、発
行許可されたユーザであることを証明するため、ライセ
ンス照合手段15のキーボードよりユーザID等を入力
する。入力されたユーザIDに対応するライセンス情報
がライセンス記憶手段14に記録されていれば、モジュ
ール制御手段16であるコントローラでプリンタ21を
使用可能にし、ユーザは発行されたライセンス情報に応
じた動作をプリンタ21で実現することが可能となる。
【0041】このように、ユーザがモジュール装置20
を使用する場合は、管理者からロック手段11を受け取
る必要がなく、ユーザは、システムセキュリティを損な
う事なく、モジュール装置20の使用を効率的に行うこ
とができる。
【0042】上記したキーシステムの適用例を第2実施
形態及び第3実施形態として、以下に説明する。
【0043】図2は、本発明のキーシステムの第2実施
形態に係り、マルチファンクションシステムに本発明の
キーシステムを適用した例を示す概念図であり、図1と
共通の要素には同一の符号を付して、その説明を省略す
る。
【0044】図2中の12は、ロック解除手段の錠カー
ドリーダであり、13は管理者が使用するライセンス発
行手段のコンピュータである。50はコントローラであ
り、ライセンス記憶手段14とモジュール制御手段16
を備えている。23は複写機であり、操作部23A、ス
キャナモジュール23B、及びプリンタモジュール23
Cを備えている。また、複写機23の操作部23Aと、
コントローラ50に接続されている図示しない操作部
が、ライセンス照合手段15である。
【0045】そして、錠カードリーダ12と、管理者用
のコンピュータ13と、複写機23と、電話回線に接続
されているコントローラ50とが図2に示すように接続
されている。
【0046】次に、上記システムの動作を説明する。
【0047】利用者αは、コンピュータのプリンタとし
て複写機23のプリンタモジュール23Cを、利用者β
はファクシミリ送信を行うためにスキャナモジュール2
3Bの使用を許可してもらうため、管理者にライセンス
の発行依頼をするものとする。
【0048】連絡を受けた管理者は、まず自分がシステ
ム系に対してライセンス発行の許可をされた人物、つま
り管理者であることを証明するため、ロック手段である
鍵/カード11を錠カードリーダ12に挿入する。錠カ
ードリーダ12は、挿入された鍵/カード11が管理者
しか所有しないものかどうかを照合後、管理者所有の鍵
/カード11と確認すれば、システム系にライセンス発
行を行うことができるコンピュータ13を解放する。
【0049】次に管理者が利用者α,利用者βから各自
の利用したいモジュールとユーザID等をライセンス情
報P2としてコンピュータ13で発行する。発行された
ライセンス情報P2はコントローラ50に記憶されて、
ライセンス情報P2の発行手続きが完了する。
【0050】利用者αは、図示しないコンピュータ上で
ユーザIDを入力後、コントローラ50に記憶されてい
るライセンス情報と照合確認がとれれば、モジュール制
御信号P5bにしたがって複写機23のプリンタモジュ
ール23Cへ画像出力を行うことが可能である。
【0051】同様に、利用者βは、複写機23の操作部
23AからユーザIDを入力後、コントローラ50に記
憶されているライセンス情報と照合確認がとれれば、複
写機23のスキャナモジュール23Bを利用してファッ
クス送信したい画像の読取りを行うことで、コントロー
ラ50を通してモジュール制御信号P5aにしたがって
ファクシミリ送信を行うことが可能である。
【0052】これによって、管理者は複写機23とリモ
ート管理することが可能になり、これまでの発行済みラ
イセンスを管理しておけば、システム運用コストや稼働
率をモジュールレベルで詳細に把握することが可能であ
る。また、利用者は少ないシステム資産を最大限に活用
することが可能になって、作業効率の向上が望める。
【0053】図3は、本発明のキーシステムの第3実施
形態に係り、ネットワークシステムに本発明のキーシス
テムを適用した例を示す概念図であり、図1と共通の要
素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0054】同図中のライセンススプーラ60は、利用
者のライセンス情報P2を記憶するラライセンススプー
ラであり、ライセンス記憶手段14を構成する。また、
本実施形態のモジュール装置20は、コンピュータ画像
を出力するために利用者が使用するコンピュータ70
と、複写機23と、プリンタ21であり、モジュール制
御手段16であるコントローラ51〜53を介してネッ
トワーク80に接続されている。複写機23の操作部2
3A及び上述の画像出力用コンピュータ70はライセン
ス照合手段15である。
【0055】次に、このキーシステム管理下におけるネ
ットワークシステムを利用する場合について説明する。
【0056】まず、利用者から依頼を受けた管理者が、
ロック手段11を錠カードリーダ12に挿入すると、錠
カードリーダ12は、挿入されたロック手段11が管理
者しか所有しないものかどうかを照合後、管理者所有の
ロック手段11と確認すれば、システム系にライセンス
発行を行うことができるコンピュータ13を解放する。
【0057】管理者は、このコンピュータ13により、
利用者のライセンスを記憶することが可能なライセンス
スプーラ60に向けて各利用者のライセンス情報P2を
発行する。
【0058】ネットワーク80上で接続されているモジ
ュールのコンピュータ70、複写機23、またはプリン
タ21を利用する場合は、まず、利用者は、コンピュー
タ70、複写機23の操作部23A、及びプリンタ21
の21A等の最寄りのライセンス照合手段15でユーザ
ID−1,ユーザID−2を入力する。ライセンススプ
ーラ60内に対応するユーザIDのライセンス情報があ
れば、ライセンススプーラ60は、所定のコントローラ
51〜53を通して必要なモジュールをユーザに解放す
る。
【0059】今、利用者αはコンピュータ70を使って
複写機23からプリントアウトするライセンス発行依頼
を行い、また利用者βは複写機23でコピーするライセ
ンス発行依頼を行うものとする(錠カードリーダ12→
ロック形態P1→コンピュータ13→ライセンス情報P
2のルート)。利用者αがコンピュータ70でライセン
ススプーラ60とのユーザID照合を完了して(コンピ
ュータ70→ユーザID−1→ライセンススプーラ60
のルート)、ライセンススプーラ60が複写機23のプ
リンタモジュール23Cを利用者αに解放し(ライセン
ススプーラ60→ユーザID−3→コントローラ52の
ルート)、そして、コンピュータ70から耐量の画像情
報を複写機23に送信してプリントアウトしている時に
は、利用者βは、複写機23のプリンタモジュール23
Cが予約されているためにコピー出力を行えなくなって
しまっている。
【0060】そこで、利用者βに対するプリンタ21の
ライセンス発行が管理者によってなされれば、複写機2
3の操作部23Aでライセンススプーラ60とのユーザ
ID照合完了後(操作部23A→ユーザID−2→ライ
センススプーラ60のルート)、ライセンススプーラ6
0はプリンタ21を利用者βに解放するので(ライセン
ススプーラ60→ユーザID−4→コントローラ53の
ルート)、利用者βは複写機23のスキャナモジュール
23Bから大量の画像情報をプリンタ21に送信してコ
ピー動作を達成でき、利用者βは利用者αのプリント作
業完了を待つことがなくなる。
【0061】なお、上記第1、第2及び第3実施形態に
おけるロック手段11に管理者情報を記録することが可
能であれば、錠カードリーダ12で複数のロック形態P
1をコンピュータ13に出力することが可能となる。複
数の管理者でネットワークシステムを管理する場合で
も、管理者毎にシステムに対するライセンス発行の権利
範囲を設定することができる。
【0062】たとえば、2人の管理者によってシステム
管理が行われている場合を考える。今、管理者Xと管理
者Yがおり、管理者Xだけがユーザからの大量部数コピ
ーの依頼に対するライセンス発行を行うことができる人
物とする。
【0063】管理者Xであることの情報を記録可能なロ
ック手段11があって、このロック手段11が錠カード
リーダ12に装着された時にのみ、コンピュータ13に
対して上述の錠カードリーダ12がユーザからの大量部
数のコピー依頼のライセンス発行を受け付けるようなロ
ック形態を伝えて、大量部数のコピーのライセンス発行
をシステム系に出力できるようにすることが可能であ
る。つまり、管理者Yがユーザからの大量部数のコピー
依頼を受けても、管理者Xを通すことなく管理者Yが勝
手にライセンス発行することを防止できるため、管理者
Xはシステムを的確に管理することが可能となるばかり
か、管理者Yも管理することが可能となる。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように、第1の発明によれ
ば、入力されるロック手段を識別してライセンス情報を
発行する管理手段と、そのライセンス情報を保持するラ
イセンス記憶手段と、ライセンス記憶手段中のライセン
ス情報と所定のユーザ識別情報とを照合し、その一致、
不一致を判断するライセンス照合手段と、その一致をみ
たライセンス情報に基づいて複数のモジュール装置を制
御するモジュール制御手段とを備えたので、ユーザがモ
ジュール装置を使用する場合は、管理者からロック手段
を受けとる必要がなく、ユーザは、システムセキュリテ
ィを損なう事なく、モジュール装置の使用を効率的に行
うことができる。具体的には、(1)管理者は使用料金
を的確に把握することができる。(2)管理者不在とな
ってもシステム運用を行うことができ、その結果、24
時間サービスを行うことも可能である。(3)管理者は
予期せぬシステム不正使用を防止することができる。
(4)管理コストを削減することが可能になり、磁気カ
ードの所有を管理者のみに限定することによりその発行
枚数を削減することができる。(5)システム運用の自
由度が拡張でき、ネットワーク外からのジョブ依頼に対
する管理も可能になる。(6)ユーザ毎に、より汎用性
の高いプライオリティライセンスの設定が可能である。
【0065】第2の発明によれば、第1の発明におい
て、管理手段は、ロック手段の装着を受け、該ロック手
段を識別してロック解除を行うロック解除手段と、ロッ
ク解除手段のロック解除を受けてライセンス情報を発行
するライセンス発行手段とを備えたので、管理手段を簡
単かつ的確に運用することができる。
【0066】第3の発明によれば、第2の発明におい
て、ロック手段は、ロック形態が記憶可能な構成とし、
ライセンス発行手段は、ロック解除手段のロック解除を
受けて、ロック形態に対応したライセンス情報を発行す
る構成にしたので、複数の管理者でシステムを管理する
場合でも、管理者毎にシステムに対するライセンス発行
の権利範囲を設定することが可能になる。
【0067】第4の発明によれば、複数のモジュール装
置がマルチファンクションシステムとして構成される場
合において、上記第1乃至第3の発明と同等の効果を有
することができる。
【0068】第5の発明によれば、複数のモジュール装
置がネットワークシステムとして構成される場合におい
て、上記第1乃至第3の発明と同等の効果を有すること
ができる。
【0069】第6の発明によれば、入力されるロック手
段を識別してライセンス情報を発行するロック識別処理
と、発行されたライセンス情報を保持するライセンス記
憶処理と、保持されたライセンス情報と所定のユーザ識
別情報とを照合し、その一致、不一致を判断するライセ
ンス照合処理と、その一致をみたライセンス情報に基づ
いて複数のモジュール装置を制御するモジュール制御処
理とを実行するようにしたので、上記第1の発明と同等
の効果を奏することができる。
【0070】第7の発明によれば、第6の発明におい
て、ロック識別処理は、ロック手段の装着を受け、該ロ
ック手段を識別してロック解除を行うロック解除処理
と、そのロック解除を受けてライセンス情報を発行する
ライセンス発行処理とを実行するようにしたので、上記
第2の発明と同等の効果を奏することができる。
【0071】第8の発明によれば、第7の発明におい
て、ロック手段は、ロック形態が記憶可能な構成とし、
ライセンス発行処理は、ロック解除を受けて、ロック形
態に対応したライセンス情報を発行するようにしたの
で、上記第3の発明と同等の効果を奏することができ
る。
【0072】第9の発明によれば、第6乃至第8の発明
において、前記複数のモジュール装置は、マルチファン
クションシステムを構成するものとしたので、上記第4
の発明と同等の効果を奏することができる。
【0073】第10の発明によれば、第6乃至第8の発
明において、前記複数のモジュール装置は、ネットワー
クシステムを構成するものとしたので、上記第5の発明
と同等の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るキーシステムの概
略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のキーシステムの第2実施形態に係るマ
ルチファンクションシステムの概念図である。
【図3】本発明のキーシステムの第3実施形態に係るネ
ットワークシステムの概念図である。
【図4】従来のシステム装置の管理方法を示す概念図で
ある。
【符号の説明】
11 ロック手段(キー、磁気カード等) 12 ロック解除手段(錠カードリーダ) 13 ライセンス発行手段(コンピュータ) 14 ライセンス記憶手段 15 ライセンス照合手段 16 モジュール制御手段 20 モジュール装置 21 プリンタ 22 スキャナ 23 複写機 23A 複写機の操作部 23B スキャナモジュール 23C プリンタモジュール 24 ファクシミリ 30 管理者操作対象手段 40 ユーザ操作対象手段 50 コントローラ 60 ライセンススプーラ 70 コンピュータ 80 ネットワーク P1 ロック形態 P2 ライセンス情報

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるロック手段を識別してライセ
    ンス情報を発行する管理手段と、 前記管理手段からのライセンス情報を保持するライセン
    ス記憶手段と、 前記ライセンス記憶手段中のライセンス情報と所定のユ
    ーザ識別情報とを照合し、その一致、不一致を判断する
    ライセンス照合手段と、 前記ライセンス照合手段により一致をみたライセンス情
    報に基づいて複数のモジュール装置を制御するモジュー
    ル制御手段とを備えたことを特徴とするキーシステム。
  2. 【請求項2】 前記管理手段は、 前記ロック手段の装着を受け、該ロック手段を識別して
    ロック解除を行うロック解除手段と、 前記ロック解除手段のロック解除を受けて前記ライセン
    ス情報を発行するライセンス発行手段とを備えたことを
    特徴とする請求項1記載のキーシステム。
  3. 【請求項3】 前記ロック手段は、ロック形態が記憶可
    能な構成とし、 前記ライセンス発行手段は、前記ロック解除手段のロッ
    ク解除を受けて、前記ロック形態に対応した前記ライセ
    ンス情報を発行する構成にしたことを特徴とする請求項
    2記載のキーシステム。
  4. 【請求項4】 前記複数のモジュール装置は、マルチフ
    ァンクションシステムを構成するものであることを特徴
    とする請求項1乃至請求項3記載のキーシステム。
  5. 【請求項5】 前記複数のモジュール装置は、ネットワ
    ークシステムを構成するものであることを特徴とする請
    求項1乃至請求項3記載のキーシステム。
  6. 【請求項6】 入力されるロック手段を識別してライセ
    ンス情報を発行するロック識別処理と、 前記ロック識別処理で発行されたライセンス情報を保持
    するライセンス記憶処理と、 前記ライセンス記憶処理で保持されたライセンス情報と
    所定のユーザ識別情報とを照合し、その一致、不一致を
    判断するライセンス照合処理と、 前記ライセンス照合処理により一致をみたライセンス情
    報に基づいて複数のモジュール装置を制御するモジュー
    ル制御処理とを実行することを特徴とするシステム管理
    方法。
  7. 【請求項7】 前記ロック識別処理は、 前記ロック手段の装着を受け、該ロック手段を識別して
    ロック解除を行うロック解除処理と、 前記ロック解除処理のロック解除を受けて前記ライセン
    ス情報を発行するライセンス発行処理とを実行すること
    を特徴とする請求項6記載のシステム管理方法。
  8. 【請求項8】 前記ロック手段は、ロック形態が記憶可
    能な構成とし、 前記ライセンス発行処理は、前記ロック解除処理による
    ロック解除を受けて、前記ロック形態に対応した前記ラ
    イセンス情報を発行することを特徴とする請求項7記載
    のシステム管理方法。
  9. 【請求項9】 前記複数のモジュール装置は、マルチフ
    ァンクションシステムを構成するものであることを特徴
    とする請求項6乃至請求項8記載のシステム管理方法。
  10. 【請求項10】 前記複数のモジュール装置は、ネット
    ワークシステムを構成するものであることを特徴とする
    請求項6乃至請求項8記載のシステム管理方法。
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