JPH11348229A - フレキソ印刷機 - Google Patents

フレキソ印刷機

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JPH11348229A
JPH11348229A JP17801998A JP17801998A JPH11348229A JP H11348229 A JPH11348229 A JP H11348229A JP 17801998 A JP17801998 A JP 17801998A JP 17801998 A JP17801998 A JP 17801998A JP H11348229 A JPH11348229 A JP H11348229A
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JP
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web
roller
printing
rollers
flexographic printing
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JP17801998A
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English (en)
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Atsushi Kametaka
厚 亀高
Sadao Yamaguchi
貞男 山口
Masaru Ichikawa
勝 市川
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Inctec Inc
Original Assignee
Inctec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷対象のウェブの移送を安定させ、良好な印
刷品質を得ることができるフレキソ印刷機の提供。 【解決手段】インフィードローラとアウトフィードロー
ラとの間のウェブ経路においてウェブを挟持する一対の
ローラを有するフレキソ印刷機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフレキソ印刷の技術
分野に属する。特に、薄いフィルムのように、外乱とな
る力が作用する等により、伸縮、振動、滑り等を引き起
こし易い印刷用基材であっても、高い印刷品質を得るこ
とができるフレキソ印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】フレキソ印刷機としては、印刷ユニット
がデッキのように積み重ねられたスタック型、共通の大
きな圧胴の回りに複数の印刷ユニットを配置したCI
(central impression)型、直線状に複数の印刷ユニッ
トを配置したライン型が知られている。スタック型は印
刷ユニットごとに独立した圧胴を有し、その圧胴に対し
てインキ供給ユニットが配置されている。各ユニット間
の距離が比較的自由にとれるので、乾燥装置の組み込み
が容易で高速印刷は可能である。その反面、強制乾燥に
よってウェブが伸びることが起き易く、また、色間距離
がとれることによりCI型に比べ見当精度は劣る。
【0003】CI型では共通の圧胴は熱媒体の循環によ
って温度を一定に調節することができる。その圧胴に密
着して移送される印刷用基材のウェブは温度やテンショ
ンが制御された状態で印刷されるため、各印刷ユニット
間での伸縮や弛みは起きにくく、スタック型よりも精度
の高い印刷を行うことができる。その反面、印刷ユニッ
トの配置は中央の圧胴の直径によって制限され、ユニッ
ト間の効率的な乾燥ユニットと最終印刷ユニット後の乾
燥ユニットが設けられる。
【0004】ライン型は、その配置形態により、印刷用
基材の経路や距離、乾燥装置のサイズ等における設計の
自由度が高い。たとえば、印刷用基材の経路をほぼ完全
に直線として段ボール等の板紙に印刷することができ
る。また、印刷用基材のウェブの経路を折り返して長い
乾燥経路を得ることができる。その反面、経路が長い場
合には、スタック型と同様、CI型に比較してフィルム
の支持が落ちるので見当精度が劣る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなフレキソ
印刷機、特に印刷ユニット間のウェブの経路が長いフレ
キソ印刷機においては、印刷用基材が伸縮性のある材
料、たとえば、シュリンクポリエチレンフィルム、シュ
リンクポリプロピレンフィルム、シュリンクナイロンフ
ィルム、シュリンクポリスチレンフィルム等のシュリン
クフィルムや、薄いプラスチックフィルム等の場合には
見当精度を得ることが困難となる。また、オフセット印
刷やグラビア印刷の場合と比較すると、フレキソ印刷機
の場合には、版胴と圧胴とのニップ圧(印圧)が極めて
小さい。そのため、印刷用基材は移送中に外乱となる力
の影響を受け易く、伸縮だけでなく振動、滑り等により
見当ずれ等が発生し良好な印刷品質を得ることが難しく
なる。
【0006】そこで、本発明の目的は、印刷用基材のウ
ェブの移送を安定させ、良好な印刷品質を得ることがで
きるフレキソ印刷機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記の本発
明によって達成される。すなわち、本発明は「インフィ
ードローラとアウトフィードローラとの間のウェブ経路
においてウェブを挟持する一対のローラを有するフレキ
ソ印刷機」である。本発明によれば、その一対のローラ
によりインフィードローラとアウトフィードローラとの
間のウェブ経路においてウェブが挟持される。すなわ
ち、この一対のローラによって、外乱となる力がウェブ
に作用して伸縮、振動、滑り等が起きることを防ぐか、
または緩和することができる。したがって、印刷用基材
のウェブの移送を安定させ、良好な印刷品質を得ること
ができるフレキソ印刷機が提供される。
【0008】また本発明は「前記一対のローラの少なく
とも一方のローラはその表面が弾性材料であることを特
徴とする請求項1記載のフレキソ印刷機。」である。本
発明によれば、少なくとも一方のローラはその表面が弾
性材料である一対のローラを有する。したがって、その
一対のローラにより極めて確実にウェブが挟持され滑り
が起きることはほとんどない。
【0009】また本発明は「前記一対のローラの一方の
ローラはウェブを挟持する挟持位置とウェブを開放する
開放位置との2つの位置に変位可能な変位ローラである
フレキソ印刷機」である。本発明によれば、一対のロー
ラのウェブへの作用のオン・オフ、ウェブの機械通し、
等を行うことができる。また本発明は「前記表面が弾性
材料であるローラが変位ローラであるフレキソ印刷機」
である。本発明によれば、表面が弾性材料であるローラ
が挟持位置と開放位置に変位可能となる。また本発明は
「前記変位ローラの変位は供給する空気の圧力を調節す
る機構を有するエアシリンダーによって行われるフレキ
ソ印刷機」である。本発明によれば、エアシリンダーに
よって前記変位ローラの変位が行われ、そのエアシリン
ダーに供給される空気の圧力は調節することができる。
したがって、ウェブを挟持するときの圧力(ニップ圧)
を調節することができる。
【0010】また本発明は「前記一対のローラの一方は
圧胴であるフレキソ印刷機」である。本発明によれば、
圧胴の位置においてウェブを挟持することができる。す
なわち、印刷が行われる部位に極めて近い位置でウェブ
が挟持される。したがって、印刷用基材のウェブの移送
を安定させ、良好な印刷品質を得る効果が大きい。また
本発明は「前記一対のローラの一方は乾燥装置のローラ
であるフレキソ印刷機」である。本発明によれば、圧胴
の位置においてウェブを挟持することができる。すなわ
ち、ウェブが加熱され乾燥が行われて伸びる位置でウェ
ブが挟持される。したがって、印刷用基材のウェブの移
送を安定させ、良好な印刷品質を得る効果が大きい。ま
た本発明は「前記一対のローラは版胴の直近のローラで
あるフレキソ印刷機」である。版胴の直近の位置におい
てウェブを挟持することができる。すなわち、印刷が行
われる部位に極めて近い位置でウェブが挟持される。し
たがって、印刷用基材のウェブの移送を安定させ、良好
な印刷品質を得る効果が大きい。
【0011】また本発明は「インフィードローラとアウ
トフィードローラとの間のウェブ経路においてウェブを
移送可能に支持するローラであって、その表面に空気の
通路となる溝が形成されているローラを有するフレキソ
印刷機」である。本発明によれば、インフィードローラ
またはアウトフィードローラとの間のウェブ経路におい
てウェブを移送可能に支持するローラには、その表面に
空気の通路となる溝が形成されている。この溝はウェブ
とローラ表面との間に抱き込む空気を逃がす通路とな
る。すなわち、ウェブとローラ表面は密着し、摩擦力に
よってローラとウェブは相互作用を行う。したがって、
印刷用基材のウェブの移送を安定させ、良好な印刷品質
を得ることができるフレキソ印刷機が提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明について実施の形態
により説明する。本発明のフレキソ印刷機における印刷
ユニットの構成例を図1と図2に示す。図1は正面図、
図2は側面図である。図1,図2において、1は印刷ユ
ニット、2はウェブ、3a〜3dはガイドローラ、4は
インキパン、5はファウンテンローラ、6はアニロック
スローラ、7は版胴、8は圧胴、9は変位ローラ、10
a,10bはエアシリンダ、11は高圧エア源、12は
圧力調節器、13はエア配管、14はエアスイッチであ
る。
【0013】図1に示すように、移送される印刷用基材
であるウェブ2は、Aの位置から印刷ユニット1に進入
する。ウェブ2は、ガイドローラ3a,3b,3cによ
って導かれて、圧胴8に巻き付く。そして、Bの位置か
ら進出して、乾燥ユニット(図4,図5参照)に進入
し、Cの位置に戻って来る。ウェブ2は、ガイドローラ
3d、等によって導かれて、印刷ユニット1から次のユ
ニット(印刷ユニットまたは加工ユニット)へと進出す
る。
【0014】版胴7はフレキソ印刷版であり、ウェブ2
は圧胴8と版胴7によって挟持される位置において印刷
が行われる。版胴7には、インキ供給装置からインキの
供給が行われる。図1において、インキ供給装置のイン
キパン4にはインキが充たされており、そのインキはフ
ァンテンローラ5によってアニロックスローラ6に供給
される。アニロックスローラ6の表面の余分なインキは
ドクターによって掻き取られる。そして、インキはアニ
ロックスローラ6から版胴7の版面に供給される。圧胴
8と版胴7によって印圧が加えられ、ウェブ2の表面と
版胴7の版面が接触すると、版胴7の版面に供給された
インキがウェブ2の表面に転移して印刷が行われる。
【0015】変位ローラ9は圧胴8との間でウェブ2を
挟持することができる。変位ローラ9と圧胴8はウェブ
2を挟持した状態においても回転可能なローラであるか
ら、ウェブ2を挟持した状態において、変位ローラ9と
圧胴8の回転軸に直角な方向へのウェブ2の移送が可能
である。図1,図2に示す構成のフレキソ印刷機におい
ては、圧胴8は回転駆動されており、変位ローラ9は圧
胴8の回転により連れ回る。
【0016】図1,図2に示すように、変位ローラ9は
圧胴8との間でウェブ2を挟持する挟持位置とウェブを
開放する開放位置との2つの位置に変位可能なローラで
ある。図1,図2には開放位置の変位ローラ9が示され
ている。変位ローラ9の軸は軸受によって回転可能に支
持されている。その軸受は、直線移動装置(スライドユ
ニット)によって、所定の方向に直線的に移動可能に支
持されている。その所定の方向は、通常は、圧胴軸心を
中心とする放射線(面)と平行方向である。また、その
軸受は、エアシリンダ10a,10bの軸(ロッド)の
先端と機械的に結合されており、エアシリンダ10a,
10bの本体部分(シリンダー部分)は印刷ユニット1
のフレームに支持されている。
【0017】この構成により、変位ローラ9はエアシリ
ンダー10a,10bを駆動することによって挟持位置
と開放位置との2つの位置に変位することができる。図
1,図2においては、高圧エア源11は高圧エアの生成
装置に接続された配管が示してある。その配管から高圧
エアは圧力調節器12に供給される。圧力調節器12は
高圧エアを調節された所定の圧力の調圧エアに変換す
る。その調圧エアはエアスイッチ14に供給され、エア
スイッチ14の開閉によってエアの流れの制御が行われ
る。エアスイッチ14が供給する調圧エアは、分配器に
よって2系統の配管に分配される。その内の1系統の配
管によってエアシリンダー10aに、別の1系統の配管
によってエアシリンダー10bに調圧エアが供給され
る。エア配管13は、圧力調節器12、エアスイッチ1
4、分配器、エアシリンダー10a,10b、等を上記
のように接続する。
【0018】エアスイッチ14を操作して“開”とし、
調圧エアを供給しエアシリンダー10a,10bを駆動
すると、変位ローラ9は変位して圧胴8に接触しウェブ
2を挟持する挟持位置となる。このとき、圧力調節器を
操作して調圧エアの圧力を調節することにより、ウェブ
2を挟持する力(ニップ圧)を調節することができる。
たとえば、変位ローラ9の幅が約500mm、エアシリ
ンダー10a,10bのシリンダー内径が約25mmの
場合において、調圧エアの圧力は1〜20kgf/cm
2 の間で設定される。
【0019】エアスイッチ14を操作して“閉”とする
と、調圧エアはエアシリンダー10a,10bには供給
されず、また、エアシリンダー10a,10bの配管は
エアスイッチ14の端部において開放となる。したがっ
て、この構成においては、配管中の調圧エアは放出され
圧力は大気圧まで低下し、変位ローラ9の自重によって
変位ローラ9は変位して圧胴8から離れてウェブ2を開
放する開放位置となる。なお、上述のようにエアシリン
ダー10a,10bを駆動することによって変位ローラ
を変位させる代わりに、油圧シリンダー、その他の直線
移動機構によって駆動しても明らかに同様の作用を得る
ことができる。エアシリンダーでは、ウェブ2を挟持す
る力の調節が容易であり、またウェブ2の継ぎ部分のよ
うに通常よりかなり厚さのある部分があっても変位ロー
ラ9を逃がして通過させることができる。
【0020】上記の変位ローラ9と圧胴8とは、インフ
ィードローラまたはアウトフィードローラと版胴との間
のウェブ経路においてウェブ2を挟持する一対のローラ
である。このウェブ2を挟持する作用を確実にするため
に、それら一対のローラの内の少なくとも一方のローラ
は、その表面を弾性材料とする。図1,図2に示す構成
においては、変位ローラ9の表面を弾性材料とする。た
だし、ウェブ2が特別な物性を有する場合、たとえばウ
ェブ2と一対のローラとの表面の摩擦係数が大きい、ま
たはウェブ2がクッション性を有する等の場合には一対
のローラの表面を弾性材料とする必要はない。また、そ
れら一対のローラは版胴の直近のローラである。ウェブ
2を挟持する一対のローラを版胴の直近のローラとする
ことにより、一対のローラによって移送が安定化したウ
ェブ2が、再び不安定化する前に印刷を行ううことがで
きる。これにより、高品質の印刷を行うことができる。
【0021】図1,図2に示す構成のフレキソ印刷機に
おいて変位ローラ9を挟持位置とした場合と、開放位置
とした場合の印刷見当精度について、測定データをグラ
フとして図3に示す。印刷見当精度は、移送方向と平行
方向の重ね刷の位置合わせ精度である縦見当精度と、移
送方向と直角方向の重ね刷の位置合わせ精度である横見
当精度とがある。図3(A)は変位ローラ9を挟持位置
とした場合の縦見当精度であり、図3(B)は変位ロー
ラ9を開放位置とした場合の縦見当精度であり、図3
(C)は変位ローラ9を挟持位置とした場合の横見当精
度であり、図3(D)は変位ローラ9を開放位置とした
場合の横見当精度である。
【0022】図3(A)と図3(B)とを比較すると、
明らかなように、変位ローラ9を挟持位置とした場合の
縦見当精度は、開放位置とした場合の縦見当精度よりも
格段に優れている。変位ローラ9を挟持位置とした場合
の縦見当の位置ずれ量は、絶対値が約0.3mm、変動
幅が約0.2mmである。これに対して、開放位置とし
た場合の縦見当の位置ずれ量は、絶対値が約0.6m
m、変動幅が約0.7mmとなっている。
【0023】また、図3(C)と図3(D)とを比較す
ると、明らかなように、変位ローラ9を挟持位置とした
場合の横見当精度は、開放位置とした場合の横見当精度
とほぼ同等かやや優れている。変位ローラ9を挟持位置
とした場合の横見当の位置ずれ量は、絶対値が約0.4
mm、変動幅が約0.25mmである。これに対して、
開放位置とした場合の横見当の位置ずれ量は、絶対値が
約0.4mm、変動幅が約0.3mmとなっている。
【0024】変位ローラ9を挟持位置とした場合に印刷
見当精度が向上する理由の本質は明らかではないが仮説
を立てることができる。すなわち、変位ローラ9を挟持
位置とすることにより、ウェブの移送において外乱とな
る力の影響を受け、ウェブの伸縮、振動、滑り等が発生
することを抑制し、移送における安定性が増加するもの
と推察される。本発明者らによる多数の実験によってこ
のことを示唆する現象が示されている。たとえば、安
定性は横見当精度よりも縦見当精度において効果が顕著
であり移送との関係を示唆する。版胴の直近において
ウェブを挟持することにより大きな効果が得られる。
特に、印刷ユニット間のウェブの経路が長いフレキソ印
刷機において効果が顕著である。印刷用基材が伸縮性
のある材料(たとえば、薄いプラスチックフィルム)の
印刷において効果が顕著である。
【0025】移送における安定性に関し、上述の変位ロ
ーラと同様の効果を得る別の構成が存在する。すなわ
ち、インフィードローラまたはアウトフィードローラと
版胴との間のウェブ経路においてウェブを移送可能に支
持するローラであって、その表面に空気の通路となる溝
が形成されているローラをフレキソ印刷機に適用するこ
とにより同様の効果が得られる。この場合は、特に、ウ
ェブとローラとの相互作用を安定化させるために、ロー
ラ表面とウェブとの間の密着を良好にして、滑りを防止
することにより、ウェブの移送による安定性が増加する
ものと推察される。
【0026】図1,図2に一例を示すフレキソ印刷機お
いては、ガイドローラ3c、ガイドローラ3b、乾燥ユ
ニットにおいてウェブを支持する乾燥ローラ(図4,図
5参照)の直前に設けられたガイドローラ(図示せ
ず)、の内の1つまたは複数を溝が形成されているロー
ラとすることにより明らかな効果を得ることができる。
【0027】本発明を適用したフレキソ印刷機の全体構
成の一例を図4,図5に示す。図4にはフレキソ印刷機
のインフィード部と印刷部の上流側が図示され、図5に
はフレキソ印刷機の印刷部の下流側とアウトフィード部
が図示されている。図4,図5において、1a〜1fは
印刷ユニット、2はウェブである、図1,図2に対して
同一部分同一符号としている。また、41はインフィー
ド部、42は印刷部、43は加工部、44はアウトフィ
ード部である。
【0028】インフィード部41において、45は巻取
体、46は巻取体45を解いて供給する巻解ユニット
(アンワインダー)、47はフィルムの表面物性を改変
するためのコロナ処理ユニット、48はウェブの表裏面
を反転する反転ユニットである。また印刷部42におい
て、49はインフィードローラ、50a〜50fは乾燥
ユニット、51a,51bはアウトフィードローラであ
る。また、加工部43において、52a,52b,52
c,52dは加工ユニットである。加工ユニットの内の
52dはラミネータである。また、アウトフィード部4
4において、53は巻取ユニット(ワインダー)であ
る。
【0029】以上の構成において動作を説明する。イン
フィード部41において、巻取体45は巻解ユニット4
6によって支持されている。巻解ユニット46の支持軸
にはテーパーコーン型の受部材があり、巻取体45の紙
管の内側と嵌め合わされて支持が行われる。巻解ユニッ
ト46の支持軸には、モーターの駆動力を伝達する機構
が存在し、支持軸に対し回転するトルクを与えることが
できる。巻解ユニット46にはウェブ2のテンション検
出と制御を行う装置が設けられている。検出したテンシ
ョンと設定された目標のテンションとに基づいて、テン
ション制御装置は、モーターのドライバーに操作量を出
力する。モーターのドライバーは入力した操作量に基づ
いてモーターを駆動する。印刷時においては、モーター
は支持軸を逆回転するトルクが働くように駆動され、巻
き解かれるウェブは所定のテンシンを保持することがで
きる。
【0030】巻解ユニット46から移送されるウェブ2
は、コロナ処理ユニット47を通過する。材料を含めた
印刷条件によるが、ウェブ2がコロナ処理を必要とする
場合にはコロナ処理ユニット47においてコロナ処理が
施される。ウェブ2はさらに移送されて反転ユニット4
8に達する。巻取体45の外側の面または内側の面のい
ずれに印刷または加工を行うかによって必要とする場合
には反転ユニット48において反転が行われる。また、
印刷乾燥ユニットU1において印刷する面と、印刷乾燥
ユニットU2以降のユニットにおいて印刷または加工を
行う面とが異なる場合にも反転ユニット48において反
転が行われる。反転ユニット48におけるそれらの設定
は、どのガイドローラやユニットをどの順で通過させる
ようにするか、すなわちウェブ2の移送経路によって決
定される。
【0031】ウェブ2はさらに移送されてインフィード
ローラ49に達する。インフィードローラ49は印刷部
42にウェブ2を供給するためのローラである。インフ
ィードローラ49は原動用のモーターによって回転する
主回転軸(ラインシャフト)に接続された伝達機構によ
って回転駆動されるローラである。その回転駆動により
ウェブ2の供給速度(移送速度)が決定する。そのた
め、インフィードローラ49とウェブ2との間で滑りが
起きないようにウェブ2を挟持するもう一つのローラ、
すなわち押圧ローラが設けらる。
【0032】インフィードローラ49と印刷ユニット1
aとの間にはウェブ2のテンション検出器が設けられて
いる。検出したテンションと設定された目標のテンショ
ンとに基づいて、テンション制御装置は、主回転軸に接
続された伝達機構の変速装置のドライバーに操作量を出
力する。変速装置のドライバーは入力した操作量に基づ
いて変速装置の変速比を変化させ出力軸の回転速度を増
減させる。それにしたがって、回転駆動されるインフィ
ードローラ49も回転速度を増減させる。これにより、
印刷ユニット1aに供給されるウェブ2は所定のテンシ
ンを保持することができる。
【0033】ウェブ2は、印刷ユニット1aにおいて印
刷が行われる。図1,図2において説明したように、ウ
ェブ2は、ガイドローラ3a,3b,3cによって導か
れて、圧胴8に巻き付く。その圧胴8において、ウェブ
2は変位ローラ9によって挟持されるとともに、版胴7
によって印刷が行われる。版胴7と圧胴は主回転軸に接
続された伝達機構によって回転駆動される。印刷ユニッ
ト1b〜1fも同様であるが、刷重ねの印刷見当を保持
するためには印刷ユニット1a〜1fの回転の位相を合
わせる必要がある。したがって、ここの伝達機構には変
速装置は設けられない。回転の位相を合わせるため、伝
達機構に位相を調節する機構が設けられる場合あるが、
多くは、印刷ユニット1a〜1fの間のウェブ2の経路
長を調節して位相を合わせ刷重ねの印刷見当を保持する
ことが行われる。
【0034】印刷ユニット1aにおいて印刷が行われた
ウェブ2は移送されて直ちに乾燥ユニッ50aに導かれ
る。図4に示す乾燥ユニッ50aはウェブ2が回転駆動
されるドラムに巻き付けられた状態で温風をウェブ2の
表面に吹き付けてインキを乾燥させる方式である。ウェ
ブ2はドラムに巻きつけられた状態で移送されるため、
温風によって作用する力によって変形することがない。
また、このドラムには冷却水が循環していてドラムの表
面温度が低く保たれるため、印刷用基材であるウェブ2
そのものは温度上昇が小さい。したがって、熱によるウ
ェブ2の伸縮は起きないか極めて小さい。一方、ウェブ
2の表面のインキには直接温風が吹き付けられるため、
乾燥効率がよい。乾燥ユニット50b〜50fについて
も同様である。
【0035】印刷乾燥ユニットU1〜U5を通過したウ
ェブ2は印刷部42のアウトフィードローラ51aに達
する。アウトフィードローラ51aは印刷部42からウ
ェブ2を引いて排出するためのローラである。インフィ
ードローラ49と同様、アウトフィードローラ51aは
原動用のモーターによって回転する主回転軸(ラインシ
ャフト)に接続された伝達機構によって回転駆動される
ローラである。その回転駆動によりウェブ2の排出速度
(移送速度)が決定する。そのため、アウトフィードロ
ーラ51aとウェブ2との間で滑りが起きないようにウ
ェブ2を挟持するもう一つのローラ、すなわち押圧ロー
ラが設けらる。
【0036】アウトフィードローラ51aとその直前の
印刷ユニット1fとの間にはウェブ2のテンション検出
器が設けられている。検出したテンションと設定された
目標のテンションとに基づいて、テンション制御装置
は、主回転軸に接続された伝達機構の変速装置のドライ
バーに操作量を出力する。変速装置のドライバーは入力
した操作量に基づいて変速装置の変速比を変化させ出力
軸の回転速度を増減させる。それにしたがって、回転駆
動されるアウトフィードローラ51aも回転速度を増減
させる。これにより、印刷ユニット1fとアウトフィー
ドローラ51aとの間のウェブ2は所定のテンシンを保
持することができるのである。
【0037】しかし、アウトフィードローラ51aの役
割はそれだけでなく、インフィードローラ49とアウト
フィードローラ51aが一対となって、インフィードロ
ーラ49とアウトフィードローラ51aの間のウェブ2
のテンションを全体として制御する役割がある。局所的
には、ウェブ2に接触するローラ等のすべてからウェブ
2に力が作用しており、それらによってテンションは影
響されている。特に、ウェブが、駆動される版胴、圧
胴、その他のローラによって挟持される場合には、その
周速によってテンションは大きく影響される。
【0038】アウトフィードローラ51aから排出する
ウェブ2は加工部43に移送される。加工部43は、図
5に示すように加工ユニット52a,52b,52c,
52dから構成される。加工ユニット52a,52b,
52cには、ミシン目加工、パンチ孔加工、スリット加
工、断裁、折り等の加工ユニットを組み込むことができ
る。加工ユニット52dはラミネータである。ウェブ2
は加工部43において所定の加工を行うことができる。
加工の必要が無い場合には、単に、加工ユニットを通過
する。
【0039】アウトフィードローラ51bは加工部43
のアウトフィードローラである。アウトフィードローラ
51bも前述のアウトフィードローラ51aと基本的な
構成は同じである。アウトフィードローラ51bは原動
用のモーターによって回転する主回転軸に接続された伝
達機構によって回転駆動されるローラである。アウトフ
ィードローラ51bとウェブ2との間で滑りが起きない
ようにウェブ2を挟持するもう一つのローラ、すなわち
押圧ローラが設けらる。アウトフィードローラ51bと
その直前の加工ユニット52cとの間にはウェブ2のテ
ンション検出器が設けられている。検出したテンション
と設定された目標のテンションとに基づいて、テンショ
ン制御装置は、主回転軸に接続された伝達機構の変速装
置のドライバーに操作量を出力する。これにより、加工
ユニット52cとアウトフィードローラ51aとの間の
ウェブ2は所定のテンシンを保持することができる。
【0040】アウトフィードローラ51bから排出され
るウェブ2はアウトフィード部44の巻取ユニット53
によって巻き取られ巻取体54を形成する。巻取体54
は巻取ユニット53によって支持されている。巻取ユニ
ット53の支持軸にはテーパーコーン型の受部材があ
り、巻取体54の紙管の内側と嵌め合わされて支持が行
われる。巻取ユニット53の支持軸には、モーターの駆
動力を伝達する機構が存在し、支持軸に対し回転するト
ルクを与えることができる。巻取ユニット53にはウェ
ブ2のテンション検出と制御を行う装置が設けられてい
る。検出したテンションと設定された目標のテンション
とに基づいて、テンション制御装置は、モーターのドラ
イバーに操作量を出力する。モーターのドライバーは入
力した操作量に基づいてモーターを駆動し、巻き取られ
るウェブは所定のテンシンを保持することができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、印刷用
基材のウェブの移送を安定させ、良好な印刷品質を得る
ことができるフレキソ印刷機が提供される。また、一対
のローラの少なくとも一方のローラはその表面が弾性材
料である本発明によれば、その一対のローラにより極め
て確実にウェブが挟持され滑りが起きることはほとんど
ない。また、一対のローラの一方のローラはウェブを挟
持する挟持位置とウェブを開放する開放位置との2つの
位置に変位可能な変位ローラである本発明によれば、一
対のローラのウェブへの作用のオン・オフ、ウェブの機
械通し、等を行うことができる。また、表面が弾性材料
であるローラが変位ローラである本発明によれば、表面
が弾性材料であるローラが挟持位置と開放位置に変位可
能となる。また、変位ローラの変位は供給する空気の圧
力を調節する機構を有するエアシリンダーによって行わ
れる本発明によれば、ウェブを挟持するときの圧力(ニ
ップ圧)を調節することができる。また、一対のローラ
の一方は圧胴である本発明によれば、印刷が行われる部
位に極めて近い位置でウェブが挟持され、印刷用基材の
ウェブの移送を安定させ、良好な印刷品質を得る効果が
大きい。また、一対のローラの一方は乾燥装置のローラ
である本発明によれば、ウェブが加熱され乾燥が行われ
て伸びる位置でウェブが挟持され、印刷用基材のウェブ
の移送を安定させ、良好な印刷品質を得る効果が大き
い。また、一対のローラは版胴の直近のローラである本
発明によれば、印刷が行われる部位に極めて近い位置で
ウェブが挟持され、印刷用基材のウェブの移送を安定さ
せ、良好な印刷品質を得る効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフレキソ印刷機における印刷ユニット
の構成例を示す正面図である。
【図2】本発明のフレキソ印刷機における印刷ユニット
の構成例を示す側面図である。
【図3】フレキソ印刷機における印刷見当精度の測定デ
ータをグラフとして示す図である。
【図4】本発明を適用したフレキソ印刷機の全体構成
(上流側)の一例を示す図である。
【図5】本発明を適用したフレキソ印刷機の全体構成
(下流側)の一例を示す図である。
【符号の説明】
1,1a〜1f 印刷ユニット 2 ウェブ 3a〜3d ガイドローラ 4 インキパン 5 ファウンテンローラ 6 アニロックスローラ 7 版胴 8 圧胴 9 変位ローラ 10a,10b エアシリンダ 11 高圧エア源 12 圧力調節器 13 エア配管 14 エアスイッチ 41 インフィード部 42 印刷部 43 加工部 44 アウトフィード部 45 巻取体 46 巻解ユニット 47 コロナ処理ユニット 48 反転ユニット 49 インフィードローラ 50a〜50f 乾燥ユニット 51a,51b アウトフィードローラ 52a,52b,52c,52d 加工ユニット 53 巻取ユニット

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インフィードローラとアウトフィードロー
    ラとの間のウェブ経路においてウェブを挟持する一対の
    ローラを有することを特徴とするフレキソ印刷機。
  2. 【請求項2】前記一対のローラの少なくとも一方のロー
    ラはその表面が弾性材料であることを特徴とする請求項
    1記載のフレキソ印刷機。
  3. 【請求項3】前記一対のローラの一方のローラはウェブ
    を挟持する挟持位置とウェブを開放する開放位置との2
    つの位置に変位可能な変位ローラであることを特徴とす
    る請求項1または2記載のフレキソ印刷機。
  4. 【請求項4】前記一対のローラの一方のローラはウェブ
    を挟持する挟持位置とウェブを開放する開放位置との2
    つの位置に変位可能な変位ローラであることを特徴とす
    る請求項1または2記載のフレキソ印刷機。
  5. 【請求項5】前記表面が弾性材料であるローラが変位ロ
    ーラであることを特徴とする請求項3または4記載のフ
    レキソ印刷機。
  6. 【請求項6】前記変位ローラの変位は供給する空気の圧
    力を調節する機構を有するエアシリンダーによって行わ
    れることを特徴とする請求項3〜5のいずれか記載のフ
    レキソ印刷機。
  7. 【請求項7】前記一対のローラの一方は圧胴であること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか記載のフレキソ印
    刷機。
  8. 【請求項8】前記一対のローラの一方は乾燥装置のロー
    ラであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載
    のフレキソ印刷機。
  9. 【請求項9】前記一対のローラは版胴の直近のローラで
    あることを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載のフ
    レキソ印刷機。
  10. 【請求項10】インフィードローラとアウトフィードロ
    ーラとの間のウェブ経路においてウェブを移送可能に支
    持するローラであって、その表面に空気の通路となる溝
    が形成されているローラを有することを特徴とするフレ
    キソ印刷機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012152936A (ja) * 2011-01-24 2012-08-16 Orient Sogyo:Kk フレキソ印刷機兼グラビア印刷機
JP2020128044A (ja) * 2019-02-08 2020-08-27 みさとみらい21株式会社 樹脂凸版印刷版およびその製造方法ならびに印刷装置
CN114953710A (zh) * 2022-05-13 2022-08-30 陕西烟印包装科技有限责任公司 一种柔版印刷机

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CN114953710B (zh) * 2022-05-13 2023-09-05 陕西烟印包装科技有限责任公司 一种柔版印刷机

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