JPH11347967A - 釘打機 - Google Patents

釘打機

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JPH11347967A
JPH11347967A JP15277798A JP15277798A JPH11347967A JP H11347967 A JPH11347967 A JP H11347967A JP 15277798 A JP15277798 A JP 15277798A JP 15277798 A JP15277798 A JP 15277798A JP H11347967 A JPH11347967 A JP H11347967A
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JP
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JP15277798A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Watanabe
宣宏 渡辺
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HIGASHI NIPPON SEKISUI KOGYO K
HIGASHI NIPPON SEKISUI KOGYO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
HIGASHI NIPPON SEKISUI KOGYO K
HIGASHI NIPPON SEKISUI KOGYO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釘打ち深さ精度を確保できると共に石膏ボー
ドの紙破れを防止し得るようにする。 【解決手段】 釘打ヘッド10内に供給された釘39
を、押込装置3によって昇降する押込用ハンマーロッド
6を用いて面材20へ押込むようにした釘打機におい
て、釘打ヘッド10に面材20の上面へ当接することに
より釘打ち深さの基準となる上面基準ブロック15を取
付けるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、釘打機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ユニット住宅の建材に使用され
る壁パネル、床パネル、天井パネルなどのパネル類は、
枠体の両面に面材を取付けることによって構成されてい
る。
【0003】上記枠体に対して面材を取付けるのに、従
来より釘打機が使われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の釘打機では、釘
打ストローク、釘打機の種類、石膏ボード厚さや枠材な
どのワーク精度、定磐レベルの精度などによって釘打ち
深さがばらついてしまい、深さ精度確保および深さ調整
が困難であった。
【0005】また、釘打機がネイラータイプやシリンダ
押込みタイプのいずれのタイプのものであっても、石膏
ボード表面の紙が破れてしまい、固定保持力が弱くなる
という問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、釘打ち深さ精度を確保できると共に石膏ボード
の紙破れを防止することのできる釘打機を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、釘打ヘッド内に供
給された釘を、押込装置によって昇降される押込用ハン
マーロッドを用いて面材へ押込むようにした釘打機にお
いて、面材の上面へ当接することにより釘打ち深さの基
準となる上面基準ブロックを取付けたことを特徴として
いる。
【0008】このように構成された請求項1にかかる発
明によれば、上面基準ブロックを面材へ実際に当接させ
た状態で釘打ちを行わせるようにしているので、釘打ス
トローク、釘打機の種類、石膏ボード厚さや枠材などの
ワーク精度、定磐レベルの精度などに拘わらず、釘打ち
深さを一定とすることができ、釘打ち深さ精度を確保す
ることができる。
【0009】請求項2に記載された発明では、上面基準
ブロックが交換可能であることを特徴としている。
【0010】このように構成された請求項2にかかる発
明によれば、上面基準ブロックを交換可能とすることに
より、各種の状況に対応させることができる。
【0011】請求項3に記載された発明では、上面基準
ブロックの下面が曲面であることを特徴としている。
【0012】このように構成された請求項3にかかる発
明によれば、上面基準ブロックとして下面が曲面となっ
たものを使用することにより、釘を垂直に打つ際にも、
釘を斜め打ちする際にも、上面基準ブロックが面材に当
接した状態に保つことが可能となる。
【0013】請求項4に記載された発明では、上面基準
ブロックの下面に面材表面の凹部に対応する突起が形成
されていることを特徴としている。
【0014】このように構成された請求項4にかかる発
明によれば、上面基準ブロックとして下面に突起が設け
られたものを使用することにより、面材表面に面材凸部
や凹部がある際に、凹部を基準として釘を打つことが可
能となる。
【0015】請求項5に記載された発明では、押込装置
へ押込用ハンマーロッドを固定するためのチャッキング
部に、該チャッキング部が釘打ヘッドの上部へ当接して
止まるまでの距離を変更することにより釘打ち深さを微
調整可能な釘打ち深さ微調整具を設けたことを特徴とし
ている。
【0016】このように構成された請求項5にかかる発
明によれば、釘打ち深さ微調整具により、釘打ち深さの
微調整を容易に行うことが可能となる。
【0017】請求項6に記載された発明では、釘打ヘッ
ド上面の釘打ち深さ微調整具と対応する位置に、厚さの
異なる複数の切換ブロックを切換え可能に配設したこと
を特徴としている。
【0018】このように構成された請求項6にかかる発
明によれば、厚さの異なる複数の切換ブロックを切換え
使用するようにしたことにより、面材の厚さや種類の変
化に対応させることが可能となり、しかも、切換え作業
を容易且つ素速く行わせることが可能となる。
【0019】請求項7に記載された発明では、釘打ヘッ
ド内に供給された釘を、押込装置によって昇降される押
込用ハンマーロッドを用いて面材へ押込むようにした釘
打機において、面材の上面へ当接することにより釘打ち
深さの基準となる上面基準ブロックを取付け、且つ、押
込装置へ押込用ハンマーロッドを固定するためのチャッ
キング部に、該チャッキング部が釘打ヘッドの上部へ当
接して止まるまでの距離を変更することにより釘打ち深
さを微調整可能な釘打ち深さ微調整具を設けたことを特
徴としている。
【0020】このように構成された請求項7にかかる発
明によれば、請求項1の発明と同様に、上面基準ブロッ
クを面材へ実際に当接させた状態で釘打ちを行わせるよ
うにしているので、釘打ストローク、釘打機の種類、石
膏ボード厚さや枠材などのワーク精度、定磐レベルの精
度などに拘わらず、釘打ち深さを一定とすることがで
き、釘打ち深さ精度を確保することができる。且つ、請
求項5の発明と同様に、釘打ち深さ微調整具により、釘
打ち深さの微調整を容易に行うことが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
【0022】図1〜図10は、この発明の実施の形態1
を示すものである。
【0023】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1のものでは、垂直な支持フレーム1の上端部に、取付
プレート2を介して、上下方向へ延びる押込用油圧シリ
ンダ3などの押込装置がそのロッド4を下方へ向けて伸
縮動可能に取付けられている。押込用油圧シリンダ3の
ロッド4下端には、チャッキング部5を介して、押込用
ハンマーロッド6が着脱自在に取付けられている。
【0024】一方、前記支持フレーム1の下端側には、
スライドガイド7、ガイド体8、および、ガイドブロッ
ク9を介して、釘打ヘッド10が昇降自在に支持されて
いる。
【0025】そして、前記押込用ハンマーロッド6の下
端は前記釘打ヘッド10内部の釘セット用孔部11に挿
通されている。そして、前記チャッキング部5には、ガ
イドブロック9から上方へ向けて突出されたガイドロッ
ド12に沿って案内されるガイド用張出部13が突設形
成されている。なお、前記釘打ヘッド10には、その側
面に、前記釘セット用孔部11と連通する釘供給ホース
14が取付けられている。
【0026】前記釘打ヘッド10の両側には、上面基準
ブロック15をピンの抜き差しにより交換可能に保持す
るための基準ブロックホルダー16が取付けられてい
る。上面基準ブロック15には、例えば、図3に示すよ
うに下面が平坦面17となったものや、図4に示すよう
に下面が曲面18となったものや、図5に示すように下
面に突起19が設けられたものなどがあり、石膏ボード
などの面材20に応じて使い分けられるようになってい
る。なお、図5中、21は面材20表面の凸部、22は
面材20表面の凹部である。
【0027】更に、前記チャッキング部5の下面には釘
打ち深さ微調整用ネジ23などの釘打ち深さ微調整具が
取付けられている。
【0028】そして、釘打ヘッド10上面の釘打ち深さ
微調整用ネジ23と対応する位置には、水平なスライド
溝24が形成されている。該スライド溝24には、スラ
イド部材25が面材切換用シリンダ26などの面材切換
装置を介してスライド可能に取付けられており、スライ
ド部材25には、厚さの異なる複数の切換ブロック2
7,28が搭載されて、面材20の種類や厚さなどに応
じて切換ブロック27,28を選択的に切換え得るよう
にしている。なお、面材切換用シリンダ26は、一方の
基準ブロックホルダー16の上部に、ロッドをスライド
溝24と平行な水平方向へ向けて取付けられている。
【0029】上記構成の釘打ユニット29は、以下のよ
うにして本体側フレーム30に取付けられている。即
ち、本体側フレーム30は図示しない昇降機構によって
昇降可能とされており、本体側フレーム30には、リニ
アガイド31と水平移動用シリンダ32などの水平移動
装置とを介して、水平移動フレーム33が図1の紙面と
垂直な方向へ水平移動可能に取付けられている。そし
て、水平移動フレーム33と前記支持フレーム1の上端
間には、傾動用シリンダ34などの傾動装置が介装され
ている。更に、前記基準ブロックホルダー16には、図
6に示すように、傾動中心軸35が突設されており、該
傾動中心軸35は、前記支持フレーム1に取付けられた
支持ブラケット(図示せず)と、水平移動フレーム33
に取付けられた支持ブラケット36によりそれぞれ軸支
されている。
【0030】なお、37は建材として使用されるパネル
38を構成する枠体、39は釘である。また、図4の上
面基準ブロック15の曲面18の形状は、傾動中心軸3
5を中心とする円弧と一致させるようにする。
【0031】次に、この実施の形態1の作動について説
明する。
【0032】最初に、図示しない昇降機構を介して本体
側フレーム30を下降させ、釘打ユニット29の上面基
準ブロック15を下方に置かれた面材20へ当接させ
る。この際、面材20の表面が平坦である場合には、上
面基準ブロック15として、図3に示すような下面が平
坦面17となったものや、図4に示すような下面が曲面
18となったものを使用する。また、面材20表面に凸
部21や凹部22がある場合には、図5に示すような下
面に突起19が設けられたものを使用する。
【0033】そして、釘供給ホース14を介して釘打ヘ
ッド10の釘セット用孔部11内へ釘39を供給する。
その後、押込用油圧シリンダ3などの押込装置のロッド
4を伸長動し、チャッキング部5を介して、押込用ハン
マーロッド6を押し下げることにより、釘セット用孔部
11内の釘39を、上面基準ブロック15の面材20と
の当接位置を基準として面材20および枠体37へ押込
ませる。
【0034】この際、チャッキング部5に設けられた釘
打ち深さ微調整用ネジ23が、釘打ヘッド10上面に配
設された切換ブロック27,28に当接して止まるま
で、釘39は押込められることとなる。そのため、釘打
ち深さ微調整用ネジ23を、押込用ハンマーロッド6の
下端が上面基準ブロック15の下面よりも僅かに下方へ
位置するように予め微調整しておくことにより、打ち込
まれた釘39の頭部が面材20の上面よりも上方へ突き
出ないようにすることができる。なお、釘打ち深さ微調
整用ネジ23は、出せば早く切換ブロック27,28に
当接するようになるので、釘打深さが浅くなる。反対
に、釘打ち深さ微調整用ネジ23は、引っ込めれば遅れ
て切換ブロック27,28に当接するようになるので、
釘打深さが深くなる。
【0035】また、面材20の厚さや種類を変えるよう
な場合には、面材切換用シリンダ26などの面材切換装
置を駆動し、スライド部材25をスライド溝24に沿っ
てスライドさせることにより、複数用意された切換ブロ
ック27,28のうちの面材20と対応する厚さのもの
を釘打ち深さ微調整用ネジ23の下方に位置させて、釘
打深さを粗調整させるようにする。なお、面材20が厚
い場合には、厚い切換ブロック27を使用するように
し、面材20が薄い場合には、薄い切換ブロック28を
使用するようにする。
【0036】その他、釘打ユニット29を図1の紙面と
垂直な方向へ水平移動させる場合には、リニアガイド3
1と水平移動用シリンダ32などの水平移動装置とを介
して、水平移動フレーム33ごと移動させる。
【0037】また、釘打ユニット29を傾動中心軸35
を中心として傾動させる場合には、水平移動フレーム3
3と前記支持フレーム1の上端間に介装された傾動用シ
リンダ34などの傾動装置を伸縮動させるようにする。
【0038】このように、本実施の形態によれば、釘打
ヘッド10に取付けられた上面基準ブロック15を面材
20へ実際に当接させた状態で釘打ちを行わせるように
しているので、釘打ストローク、釘打機の種類、石膏ボ
ード厚さや枠材などのワーク精度、定磐レベルの精度な
どに拘わらず、釘打ち深さを一定とすることができ、釘
打ち深さ精度を確保することができる。
【0039】この際、上面基準ブロック15を交換可能
とすることにより、各種の状況に対応させることができ
る。
【0040】特に、上面基準ブロック15として図4に
示すような下面が曲面18となったものを使用した場
合、図7に示すように釘39を垂直に打つ際にも、図8
に示すように釘39を斜め打ちする際にも、上面基準ブ
ロック15が面材20に当接した状態に保つことが可能
となる。反対に、上面基準ブロック15として図3に示
すような下面が平坦面17となったものを使用した場
合、釘39を垂直に打つ際には良いが、図9に示すよう
に釘39を斜め打ちする際には上面基準ブロック15の
必要部分が面材20から離れてしまうため、釘39の頭
が飛び出てしまう。なお、釘39を斜め打ちするのは、
図に示すように、面材20どうしの継ぎ部分などで枠体
37の端寄りの位置に釘打ちしなければならないような
場合に、枠体37に節などの硬い部分があると釘39が
曲って横から飛出してしまうので、これを防止するため
である。また、上面基準ブロック15の曲面18形状
は、傾動中心軸35を中心とする円弧と一致させるのが
良い。
【0041】また、上面基準ブロック15として図5に
示すような下面に突起19が設けられたものを使用した
場合には、面材20表面に凸部21や凹部22がある際
に、凹部22を基準として釘39を打つことが可能とな
る。
【0042】更に、釘打ち深さ微調整用ネジ23によ
り、釘打ち深さの微調整を容易に行うことが可能とな
る。
【0043】加えて、厚さの異なる複数の切換ブロック
27,28を切換え使用するようにしたことにより、面
材20の厚さや種類の変化に対応させることが可能とな
り、しかも、切換え作業を容易且つ素速く行わせること
が可能となる。
【0044】
【発明の実施の形態2】図11〜図13は、この発明の
実施の形態2を示すものである。なお、前記実施の形態
1と同一ないし均等な部分については、同一の符号を付
して説明する。
【0045】まず、構成を説明すると、実施の形態1の
ものは外壁パネルを組み立てるのに適した釘打機である
のに対し、この実施の形態2のものでは、内壁パネルを
組み立てるのに適した釘打機となっている。そのため、
傾動用シリンダ34などの傾動装置を備えておらず、且
つ、釘打ヘッド10および上面基準ブロック15の部を
昇降可能な上面基準ブロック昇降用シリンダなどの上面
基準ブロック昇降装置が設けられている。また、上面基
準ブロック15は、内壁を構成する石膏ボードなどの面
材20に傷や跡を付けないようにするため、比較的広い
面積を有するプレート状(上面基準プレート)とされて
いる。
【0046】この実施の形態2のものでは、上面基準ブ
ロック15(上面基準プレート)で面材20の広い面積
を押えること、釘打ち深さ微調整用ネジ23で釘打ち深
さを微調整すること、押込用油圧シリンダ3などの押込
装置のロッド4を伸長動し、チャッキング部5を介し
て、押込用ハンマーロッド6を押し下げる押込み方式を
採用することにより、釘打ち時の面材20の紙破れを防
止することができ、固定保持力を確保することができ
る。
【0047】また、上面基準ブロック昇降装置を用い
て、上面基準ブロック15の面材20への押付け力を調
整させるようにすることにより、硬さや厚さの異なる面
材20に対してもうまく釘打ちを行わせることが可能と
なる。
【0048】上記以外については、前記実施の形態と同
様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることが
できる。
【0049】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、上面基準ブロックを面材へ実際に当接させ
た状態で釘打ちを行わせるようにしているので、釘打ス
トローク、釘打機の種類、石膏ボード厚さや枠材などの
ワーク精度、定磐レベルの精度などに拘わらず、釘打ち
深さを一定とすることができ、釘打ち深さ精度を確保す
ることができる。
【0050】また、請求項2の発明によれば、上面基準
ブロックを交換可能とすることにより、各種の状況に対
応させることができる。
【0051】また、請求項3の発明によれば、上面基準
ブロックとして下面が曲面となったものを使用すること
により、釘を垂直に打つ際にも、釘を斜め打ちする際に
も、上面基準ブロックが面材に当接した状態に保つこと
が可能となる。
【0052】更に、請求項4の発明によれば、上面基準
ブロックとして下面に突起が設けられたものを使用する
ことにより、面材表面に面材凸部や凹部がある際に、凹
部を基準として釘を打つことが可能となる。
【0053】また、請求項5の発明によれば、釘打ち深
さ微調整具により、釘打ち深さの微調整を容易に行うこ
とが可能となる。
【0054】また、請求項6の発明によれば、厚さの異
なる複数の切換ブロックを切換え使用するようにしたこ
とにより、面材の厚さや種類の変化に対応させることが
可能となり、しかも、切換え作業を容易且つ素速く行わ
せることが可能となる。
【0055】更に、請求項7の発明によれば、請求項1
の発明と同様に、上面基準ブロックを面材へ実際に当接
させた状態で釘打ちを行わせるようにしているので、釘
打ストローク、釘打機の種類、石膏ボード厚さや枠材な
どのワーク精度、定磐レベルの精度などに拘わらず、釘
打ち深さを一定とすることができ、釘打ち深さ精度を確
保することができる。且つ、請求項5の発明と同様に、
釘打ち深さ微調整具により、釘打ち深さの微調整を容易
に行うことが可能となる、という実用上有益な効果を発
揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の一部破断した側面図で
ある。
【図2】図1の正面図である。
【図3】下面が平坦な上面基準ブロックの側面図であ
る。
【図4】下面が曲面の上面基準ブロックの側面図であ
る。
【図5】下面に突起を有する上面基準ブロックの側面図
である。
【図6】傾動中心軸部分の側面図である。
【図7】図4の上面基準ブロックを使用して垂直に釘を
打つ状態を示す側面図である。
【図8】図4の上面基準ブロックを使用して斜めに釘を
打つ状態を示す側面図である。
【図9】図3の上面基準ブロックを使用して斜めに釘を
打つ状態を示す側面図である。
【図10】面材の継目部分で釘を垂直打ちした状態を示
す図である。
【図11】本発明の実施の形態2の正面図である。
【図12】図11のA−A矢視図である。
【図13】図11のB−B矢視図である。
【符号の説明】
3 押込装置(押込用油圧シリンダ) 5 チャッキング部 6 押込用ハンマーロッド 10 釘打ヘッド 15 上面基準ブロック 18 曲面 20 面材 23 釘打ち深さ微調整具(釘打ち深さ微調整用ネジ) 27,28 切換ブロック 39 釘

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釘打ヘッド内に供給された釘を、押込装
    置によって昇降される押込用ハンマーロッドを用いて面
    材へ押込むようにした釘打機において、面材の上面へ当
    接することにより釘打ち深さの基準となる上面基準ブロ
    ックを取付けたことを特徴とする釘打機。
  2. 【請求項2】 上面基準ブロックが交換可能であること
    を特徴とする請求項1記載の釘打機。
  3. 【請求項3】 上面基準ブロックの下面が曲面であるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の釘打機。
  4. 【請求項4】 上面基準ブロックの下面に面材表面の凹
    部に対応する突起が形成されていることを特徴とする請
    求項1または2記載の釘打機。
  5. 【請求項5】 押込装置へ押込用ハンマーロッドを固定
    するためのチャッキング部に、該チャッキング部が釘打
    ヘッドの上部へ当接して止まるまでの距離を変更するこ
    とにより釘打ち深さを微調整可能な釘打ち深さ微調整具
    を設けたことを特徴とする釘打機。
  6. 【請求項6】 釘打ヘッド上面の釘打ち深さ微調整具と
    対応する位置に、厚さの異なる複数の切換ブロックを切
    換え可能に配設したことを特徴とする請求項5記載の釘
    打機。
  7. 【請求項7】 釘打ヘッド内に供給された釘を、押込装
    置によって昇降される押込用ハンマーロッドを用いて面
    材へ押込むようにした釘打機において、面材の上面へ当
    接することにより釘打ち深さの基準となる上面基準ブロ
    ックを取付け、且つ、押込装置へ押込用ハンマーロッド
    を固定するためのチャッキング部に、該チャッキング部
    が釘打ヘッドの上部へ当接して止まるまでの距離を変更
    することにより釘打ち深さを微調整可能な釘打ち深さ微
    調整具を設けたことを特徴とする釘打機。
JP15277798A 1998-06-02 1998-06-02 釘打機 Pending JPH11347967A (ja)

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