JP2010131746A - 可搬式掘削装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ほぼ水平に指向する構造部分に複数の垂直方向の孔を形成し、形成された孔パターンを精密に形成し、掘削装置の取り扱いが容易な可搬式の掘削装置を得る。
【解決手段】形成すべき孔パターンに応じて互いに離間させたスタンドにガイドし、送り装置36によって、構造部分6に対して相対的に移動可能にした、掘削機31と、スタンドにガイドした掘削機31を固定する基枠12と、を設けた、可搬掘削装置において、基枠12に、掘削機31の工具32をガイドするための少なくとも1個のガイド開口を設けたベースプレートを、掘削機31から離間させて設け、さらに、基枠12には、この基枠12を構造部分6に対し相対的に調整可能にするための、構造部分6に対して当接可能な調整装置41を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1に記載するタイプの、構造部分に複数の孔を形成するための可搬式掘削装置に関する。本発明は、さらには、掘削装置を用いて複数の孔を形成する方法に関する。
素子、例えば懸架したファサード(建物正面外観)のファサード素子、またはガードシステム、例えばガードレール、手摺りなどは、構造部分に固定するための、等間隔に配置する固定ポイントを有する。このため、複数の孔を構造部分に形成し、これら孔パターンおよび間隔は、固定すべき素子の固定ポイントの形態および配置に対応させる。素子を構造部分に固定するための簡単な組み付けを実現し、不必要な応力およびこれに起因して固定すべき素子に損傷が生ずるのを回避するために、孔を精密に形成することが要求される。
この目的のため、特許文献1(米国特許文献第4915549号)は、複数の孔を構造部分に形成するための可搬式掘削装置であって、互いに離間する4個の、スタンドにガイドした、各々独立して制御する掘削機を備えた可搬式の掘削装置を記載している。各掘削機は、位置決めユニットによって、他の掘削機に対して位置決め可能であり、また送り装置によって、構造部分に対して相対的に移動可能とする。スタンドにガイドした掘削機は、基枠に固定し、この基枠自体は、シザーズ式昇降台上に作業可能に配置する。
特許文献1に記載される掘削装置は、構造部分に対して孔を形成すべき所望位置に移動させることができ、続いて掘削機を4個の孔を構造部分に同時に形成するために、対応する位置に位置決めする。全ての掘削機のスイッチを入れた後、これらは送り装置によって、一定の押圧力をもって構造部分に対し相対的に移動し、4個の孔を所望の孔パターンで同時に形成する。所望深さの孔を掘削した後、掘削機を初期位置に復帰させる。続いて、この掘削装置により、さらに他の複数の孔を、予め形成した孔から距離をとって構造部分に形成することができる。
この従来技術の欠点は、この掘削装置によっては、ほぼ水平方向に指向する構造部分の表面にしか、垂直方向に指向する孔を形成できないという点にある。さらに、この既知の掘削装置によっては、構造部分の表面に対して垂直方向の孔しか形成できない。さらに、特許文献1記載の掘削作業において、掘削機の工具は、ひどく磨耗する。
米国特許第4915549号明細書
したがって、本発明の課題は、複数の孔を構造部分に形成するための可搬式の掘削装置であって、ほぼ水平方向に指向する構造部分に複数の垂直方向に指向する孔を形成し、しかも形成される孔パターンを精密に形成し、掘削装置の取り扱いが用意である可搬式の掘削装置を得ることにある。
本発明のさらなる課題は、掘削装置により複数の孔を構造部分に形成する方法であって、掘削機の工具の磨耗が少ない方法を得ることにある。
この課題は、可搬式掘削装置に関しては、請求項1に記載する特徴を備えた可搬式掘削装置により解決される。本発明によれば、基枠に、掘削機の工具をガイドするための少なくとも1個のガイド開口を設けたベースプレートを、掘削機から離間させて設け、さらに、基枠には、この基枠を構造部分に対し相対的に調整可能にするための、構造部分に対して当接可能な調整装置を設ける。
構造部分に対向するベースプレートおよび少なくとも1個のガイド孔を設けることで、掘削機の工具は、掘削作業全体において、構造部分の近傍でガイドされることになるため、構造部分に孔を精密に形成することが可能となる。調整装置によって、構造部分に対し基枠を正確に整列させることが可能である。
付加的なガイドを設け、基枠を調整可能としたことで、対応する表面に対し垂直方向に指向した孔を形成することが実現し、また、使用できる掘削機の数に応じて、対応する個数の穿孔を同時に形成することが実現される。
基枠は、好適には枠構造とし、この枠構造の中には、例えば、掘削機のための制御ユニット、および、掘削機の送り装置を動作させるための媒体タンク、例えば圧縮空気容器を設ける。さらに好適には、掘削装置のコンポーネントを天候の影響から保護するための天板を設ける。さらに好適には、枠構造の側方プレートには、掘削装置のコンポーネントの飛沫避けとしてシートを取り付ける。このようにして、掘削装置は雨や雪の降る時にも使用することができる。
好適には、少なくとも掘削機の数と同数の、この掘削機の工具をガイドするためのガイド開口をベースプレートに設ける。この構成により、各掘削機の工具が、構造部分に対向するガイドを有することとなる。代替的な実施形態において、掘削機の数よりも多くのガイド開口を設けることができ、この場合、好適にはこれらのガイド開口は対にして、平行に走る2本のライン上に配置するものとする。この構成によれば、1台の掘削装置で異なる孔パターンを形成することができる。
好適には、ベースプレートに、少なくとも4個のガイド開口を矩形状に配列して設ける。この構成により、ガードシステムのポストを固定するのに好適な孔パターンを形成することができる。このタイプのポストは、通常、4個のアンカで構造部分、例えば橋桁に固定する。
好適には、少なくとも2個のガイド開口を長孔として構成し、これら長孔の長手方向を同一方向に指向させる。この構成により、異なる孔パターンを一台の掘削装置で形成することができる。孔パターンを変更するためには、例えば掘削機のうちの2個を、その工具を長孔として構成したガイド開口に案内し、これら掘削機を、長孔とは別の他のガイド開口に固定的に配置した他の掘削機に対して、相対的に、長孔の延在方向に沿って移動させる。
好適には、ガイド開口には、それぞれ少なくとも1個の掘削機の工具を芯出しするために、ガイドブッシュを設ける。この構成により、対応する工具を正確にガイドすることができるようになる。好適には、ガイドブッシは、ガイドブッシュと対応する工具との間に発生する摩擦を低減させる材料で形成する。この構成により、ガイドブッシュの磨耗を飛躍的に抑えることができる。
好適には、ガイドブッシュを、ガイド孔に交換可能に取り付ける。この構成により、ある程度磨耗した後には、交換することができる。1個または複数個のガイドブッシュが消耗し、工具のガイドに支障が出てきた場合、磨耗したガイドブッシュを新しいものと交換することで、工具のガイドを、再び支障無く行うことができる。
長孔として構成したガイド開口にも、ガイドブッシュを設け、好適には、これらのガイドブッシュは、これら長孔内で摺動可能に取り付ける。この構成によれば、ガイドブッシュを、長孔内にて、既に位置決めした掘削機の配置に、簡単に適合させることができる。
好適には、ガイドブッシュの掘削機側には、導入傾斜部を設ける。この導入傾斜部は、掘削機を構造部分の方向に降下させる、または前進させる際に、部分的にふらつく工具の遊端を収容し、また対向には円筒形のガイド領域に転向させる。
好適には、ガイドブッシュの導入傾斜部は、工具の掘削軸線に対して、40°〜80°、好適には50°〜70°の角度をなすものとする。この構成により、工具の遊端をガイドスリーブのガイド領域に良好に導入することができる。
好適には、調整装置には複数の調整素子を設け、これら調整素子は、基枠の構造部分に対する相対的高さを調整するための対向素子に移動可能に係合させる。これらの調整素子は、掘削作業中、構造部分上に位置し、少なくとも3個の調整素子が、構造部分またはベースプレートに対し相対的に、対向素子内において移動可能に係合する。好適には、調整素子は、基枠のコーナーに設ける。調整素子には、好適には、構造部分に着床するための着床皿状体およびこの着床皿状体から突出するスピンドルを設ける。このスピンドルは、対応するように構成した対向素子に係合する。この対向素子は、例えば独立した部材、または基枠に直接組み込んだ素子とすることができる。たとえば、調整素子のスピンドルは、ねじ山、たとえば雄ねじを有するものとし、対向素子の、対向ねじ山、例えば雌ねじと螺合する。このタイプの対向素子は、例えばナットとして構成し、これらは、例えば基枠に溶接することができる。さらに、昇降装置には、例えばクランクハンドルを設けることができる。この昇降装置により、基枠の調整するために、調整装置を、例えば手動で、またはモータで位置決めすることができる。
好適には、複数の等間隔で離間する孔パターンを形成するための孔パターン離間装置を設ける。所定間隔で離間する複数の孔パターンを簡単かつ正確に形成することができる。これらの孔パターンは例えばガードシステムを道路建設地帯に固定するのに必要とされるものである。
好適には、孔パターン離間ユニットは、穿孔に導入可能なアンカ素子と、このアンカ素子および基枠に連結可能な、好適には長さ調節可能な、可撓測距手段とを設ける。孔パターンの形成後、アンカ素子、例えばボルトやスパイクを、予め形成した掘削孔内に導入し、可撓測距手段、例えばチェーンが張り詰めるまで、掘削装置を構造部分に沿って動かす。可撓測距手段は、予め測距手段が張り詰めた状態で、孔パターンと所望の距離をとるように、その長さを調整する。この孔パターン離間装置を設けることで、構造体の表面が湾曲していても、他の計測手段の助けを借りずとも、孔パターンの間隔を正確なものとすることができる。
好適には、基枠に、掘削装置を移動させるための移動装置を設け、この移動装置は、掘削作業中は機能しないようにする。構造部分の所望位置に孔を形成する前または後に、移動装置の対応する部材を、構造部分の表面に当接させることで、掘削装置をわずかな力で変位可能とする。
好適には、移動装置に、構造部分に対して相対的に移動可能な少なくとも2個のローラを設ける。たとえば、基枠の一方の側面に2個のローラを設け、これらから離間させて、基枠にグリップを設ける。このグリップにより掘削装置を、ローラ軸の周りに傾斜可能かつ案内可能とする。
好適な実施形態において、例えば、基枠の対向する2つの側面、例えばベースプレートに、それぞれ2個のローラを設ける。これらのローラは、好適に制御された昇降装置によって、掘削装置を構造部分の方向に移動させることができ、基枠を上昇させ、調整装置を構造部分との当接から引き離す。掘削装置を新しい位置に位置決めした後、ローラを再び基枠の方向へと移動し、これにより、基枠は、調整装置が再び構造部分と当接するまで、その自重により降下する。例えば、ローラは、空気圧装置または油圧装置により、基枠に対して相対的に移動させる。
好適には、掘削装置を構造体の端縁に対し所定距離離れるようにガイドするために、基枠に、位置調整可能な側方ガイド装置を設ける。この構成により、掘削装置を新たに位置決めする際の距離を簡単な方法で一定に保つことができる。
本発明による、複数の孔を構造部分に形成する方法は、掘削装置を用いるものであり、この掘削装置は、形成すべき孔パターンに応じて互いに離間させ、スタンドにガイドし、送り装置によって構造体に対して相対的に移動可能とし、個別に制御する複数の掘削機を有し、これら複数の掘削機を、掘削装置の基枠に取り付けたものとする。
まず、掘削装置は、構造部分の所望位置に位置決めし、基枠に設け、構造部分と当接するようにした調整装置によって、掘削装置を構造部分に対して垂直方向に調整する。その後、全ての掘削機のスイッチを同時にスイッチオン状態にする。掘削機を、スタンドに沿って、同じ押圧力で構造部分の方向へ移動し、工具をまだガイド開口にガイドしていない場合には、工具の遊端を、ベースプレートのガイド開口に収容させ、新たな掘削作業のために案内させる。好適には、掘削機への押圧力はプリセットできるものとする。
複数の掘削機のうち1個が、構造体にプリセットした深さの孔を掘削した後、この掘削機は制御ユニットによって自動的に停止させられる。すべての掘削機が停止する、したがって、すべての掘削機がプリセットした深さの孔を構造部分に掘削した後、制御ユニットによりすべての掘削機のスイッチオン状態を再開する。その後、すべての掘削機を回転駆動の工具と共に掘削機の初期位置に向かって同時に、好適には同期して復帰させる。
掘削機は、互いに独立して孔を形成するため、不必要な駆動と、そのため掘削した孔内での工具の磨耗を回避することができ、工具の耐用期間を大幅に伸ばすことにつながる。
好適には、停止スイッチによって掘削作業を中断した場合、掘削機は、回転駆動の工具と共にその初期位置に同時に戻し、すべての掘削機を停止させる。この実施形態において、工具の磨耗は、掘削機が単に停止させられるだけである既知の解法と比較して、さらに回避される。
以下、図面につき本発明の実施形態を詳述する。
本発明掘削装置の一実施形態における側面図である。 図1中の線II−IIから見たベースプレートの平面図である。 スタンドおよび掘削機の説明図である。 ガイドブッシュの断面図である。
図面にわたり、同一符号は同一部材を示す。
図1〜4には、構造部分6に複数の孔を形成するための可搬式の掘削装置11を示す。この掘削装置には、4個の、形成すべき孔パターンに対応するように互いに離間する、スタンド37にガイドした掘削機31を設ける。これらの掘削機31は、空気圧式の送り装置36によって構造部分6に対して相対的に可動ある。さらに、掘削装置には、基枠12を設け、掘削機31のスタンド37をこれに固定する。掘削機31は、キャリッジ38に着脱可能に固定する。このキャリッジ38は、スタンド37に沿って、送り(フィード)操作を行う送り装置36によって、構造部分6に向かって可動であり、かつ、掘削機31を初期位置へと復帰させるために、構造部分6から離れる方向にも可動である。掘削機31により、工具32としての、例えばコアドリル(くり抜き)クラウンが回転作動する。
基枠12は枠(ラーメン)構造13を有する。この枠構造13は、雨よけとして天板14を支持するほか、上方側面には飛沫避けシート15を担持する。掘削機31は、枠構造13内の天板14下に配設した制御ユニット34によりそれぞれ個別に制御する。さらに、枠構造13における天板14の下方には、掘削機31の送り装置36のための空気圧ユニット35を設ける。
さらに、基枠12には、掘削機31から離間させてベースプレート21を設け、また、このベースプレート21には、掘削機31の工具32を案内するための4個のガイド開口22,23を、矩形状に配置して設ける。2個のガイド開口23は双方とも長孔として構成し、これらの長手方向軸線を同一方向に指向させる。
ガイド開孔22,23には、それぞれの工具 32を芯出しするためのガイドブッシュ26を設ける。これらのガイドブッシュ26は、ガイド開口22,23に交換可能に固定する。ガイドブッシュ26は、長孔として構成したガイド開口23に摺動可能に取り付ける。各ガイドブッシュ26の掘削機31側には、導入傾斜部27を設ける。この導入傾斜部27は、工具31の掘削軸線33に対して、40°〜80°、好適には50°〜70°の角度(α)をなすものとする。
ガイド開口22,23は、掘削装置11によって、例えば、4個の掘削孔8の軸線間距離が200mm×200mm、または200mm×150mmの孔パターンとなるように構成配置する。
さらに、基枠12には、構造部分6に当接可能な調整装置41を設ける。この調整装置41により、基枠12を構造部分6に対して相対的に調整可能なものとする。調整装置41には4個の調整素子42を設ける。これら調整素子42は、枠構造13内に設けた対向素子としてのねじブッシュ43に、変位可能に係合し、基枠12の構造部分6に対する相対的高さを調整できるようにする。
さらに、複数の等間隔で離間する孔パターンを形成するための孔パターン離間装置51を設ける。この孔パターン離間ユニット51には、予め形成した掘削孔8に導入可能なアンカ素子52、および、アンカ素子52と基枠12とに連結可能な、長さ調節可能な可撓チェーンを測距手段53として設ける。
掘削装置11を移動させるために、基枠12に移動装置61を設けこの移動装置61は、掘削作業中機能しないようにする。移動装置61は、ベースプレート21の互いに対向する2つの側面24それぞれ2個取り付けたローラ62を有する。これらのローラ62は、空気圧式の昇降装置63によって構造部分6に対して相対的に移動可能とする。
掘削装置11を、構造部分6の端縁に対して所定距離離して位置決めするようガイドするために、ベースプレート21に、位置調節可能な側方ガイド装置66を設ける。
以下、本発明による、掘削装置11を用いて構造部分6に複数の孔を形成する方法について詳述する。
まず、掘削装置11を構造部分6の所望の位置に位置決めする。この目的のため、移動装置61のローラ62を、構造部分6の表面7に着床し、基枠12全体が持上げられるまで構造部分6の方向に移動させる。移動装置61がこの状態にある場合、調整装置41は、もはや構造部分6と当接しない。続いて、ローラ62を、昇降装置63によって引き戻す。このとき、基枠12全体は、重力によって構造部分6の方向に移動し、調整装置41の調整素子42は、再び構造部分6に当接する。ローラ62がこの状態にある場合、移動装置61は機能しない。
調整素子42を基枠12に対して相対的に移動させることで、掘削装置11は、構造部分6に対して相対的に、垂直方向に調整される。図示しないスイッチによって、同時に全ての掘削機31をスイッチオン状態にする。
送り装置36によって、全ての掘削機 31は、構造部分6に向かって、等しい、プリセットした押圧力で動かされ、工具32は、ガイド開口22または23に設けたガイドブッシュ26にガイドされる。掘削機31が構造部分6にプリセットした深さの孔を掘削すると、この掘削機31は、自動的に停止する。他方の掘削機31もまた、プリセットした深さに孔が到達するまで動作する。
すべての掘削機31が停止する、したがって、すべての掘削機31がプリセットした深さの孔を構造部分6に掘削した後、制御ユニット34によりすべての掘削機31のスイッチオン状態を再開し、すべての掘削機31を、回転駆動工具32と共に、同時に、好適には同期して、掘削機31の初期位置に復帰させる。こうして、掘削装置11は次の掘削作業を行える状態となり、移動することができる。
制御ユニット34には、停止スイッチ39を設ける。この停止スイッチ39が作動すると、掘削は中断し、すべての掘削機31は同時に、好適には同期して、回転駆動工具32と共にその初期位置に復帰し、停止する。
6 構造部分
7 構造部分の表面
8 掘削孔
11 掘削装置
12 基枠
13 枠(ラーメン)構造
14 天板
15 飛沫避けシート
21 ベースプレート
22 ガイド開口
23 ガイド開口
24 側面
26 ガイドブッシュ
27 導入傾斜部
31 掘削機
32 工具
34 制御ユニット
35 空気圧ユニット
36 空気圧式の送り装置
37 スタンド
38 キャリッジ
39 停止スイッチ
41 調整装置
42 調整素子
43 ねじブッシュ
51 孔パターン離間装置
52 アンカ素子
53 測距手段
61 移動装置
62 ローラ
63 昇降装置
66 側方ガイド装置

Claims (16)

  1. 構造部分(6)に複数の孔を形成するための可搬式の掘削装置であって、
    形成すべき孔パターンに応じて互いに離間させたスタンドにガイドし、送り装置(36)によって、前記構造部分(6)に対して相対的に移動可能にした、掘削機(31)と、
    前記スタンドにガイドした前記掘削機(31)を固定する基枠(12)と、
    を設けた、該可搬掘削装置において、
    前記基枠(12)に、前記掘削機(31)の工具(32)をガイドするための少なくとも1個のガイド開口(22,23)を設けたベースプレート(21)を、前記掘削機(31)から離間させて設け、
    さらに、前記基枠(12)には、この基枠(12)を前記構造部分(6)に対し相対的に調整可能にするための、前記構造部分(6)に対して当接可能な調整装置(41)を設けたことを特徴とする掘削装置。
  2. 請求項1記載の掘削装置において、前記ベースプレート(21)に、少なくとも前記掘削機(31)の数と同数のガイド開口(22,23)を設けたことを特徴とする掘削装置。
  3. 請求項2記載の掘削装置において、前記ベースプレート(21)に、少なくとも4個のガイド開口(22,23)を矩形状に配置して設けたことを特徴とする掘削装置。
  4. 請求項2または3記載の掘削装置において、少なくとも2個の前記ガイド開口(23)を長孔として構成し、これら長孔の長手方向を同一方向に指向させたことを特徴とする掘削装置。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか一項記載の掘削装置において、前記ガイド開口(22,23)には、それぞれ少なくとも1個の掘削機(31)の前記工具(32)を芯出しするためのガイドブッシュ(26)を設けたことを特徴とする掘削装置。
  6. 請求項5記載の掘削装置において、前記ガイドブッシュ(26)は、前記ガイド開口(22,23)に交換可能に取り付けたことを特徴とする掘削装置。
  7. 請求項5または6記載の掘削装置において、前記ガイドブッシュ(26)の前記掘削機 (31)側には、導入傾斜部(27)を設けたことを特徴とする掘削装置。
  8. 請求項7記載の掘削装置において、前記ガイドブッシュ(26)の前記導入傾斜部(27)は、前記工具(32)の前記掘削軸線(33)に対して40°〜80°、好適には50°〜70°の角度(α)をなすものとしたことを特徴とする掘削装置。
  9. 請求項1〜8のうちいずれか一項記載の掘削装置において、前記調整装置(41)に、複数の調整素子(42)を設け、これら調整素子(42)を、前記基枠(12)の前記構造部分(6)に対する相対的高さを調整するために、対向素子(43)に移動可能に係合させたことを特徴とする掘削装置。
  10. 請求項1〜9のうちいずれか一項記載の掘削装置において、複数の等間隔で離間する孔パターンを形成するための孔パターン離間装置(51)を設けたことを特徴とする掘削装置。
  11. 請求項10記載の掘削装置において、前記孔パターン離間装置(51)に、予め形成した掘削孔(8)に導入可能なアンカ素子(52)と、このアンカ素子(52)および基枠(12)に連結可能な、好適には長さ調節可能な可撓測距手段(53)とを設けたことを特徴とする掘削装置。
  12. 請求項1〜11のうちいずれか一項記載の掘削装置において、基枠(12)に、前記掘削装置(11)を移動させるための移動装置(61)を設け、この移動装置(61)は、掘削作業中は機能しない構成としたことを特徴とする掘削装置。
  13. 請求項12記載の掘削装置において、前記移動装置(61)に、前記構造部分(6)に対して相対的に移動可能な、少なくとも2個のローラ(62)を設けたことを特徴とする掘削装置。
  14. 請求項1〜13のうちいずれか一記載の掘削装置において、前記掘削装置(11)を、前記構造部分(6)の端縁に対し所定距離離して位置決めするようガイドするために、前記基枠(12)に、位置調節可能な側方ガイド装置(66)を設けたことを特徴とする掘削装置。
  15. 掘削装置(11)を用いて構造部分(6)に複数の孔を形成する方法であって、
    前記掘削装置(11)は、形成すべき孔パターンに応じて互いに離間させ、スタンドにガイドし、送り装置(36)によって構造部分(6)に対して相対的に移動可能とし、かつ、個別に制御する複数の掘削機(31)を有し、これら複数の掘削機(31)を、前記掘削装置(11)の基枠(12)に取り付けたものとした、該方法において、
    以下のステップ、すなわち、
    ・掘削装置(11)を、前記構造部分(6)の所望位置に位置決めするステップと、
    ・前記基枠(12)に設け、前記構造部分(6)と当接するようにした調整装置(41)によって、前記掘削装置(11)を構造部分(6)に対して垂直方向に調整するステップと、
    ・全ての前記掘削機(31)のスイッチを同時にスイッチオン状態にするステップと、
    ・全ての前記掘削機(31)を、前記構造部分(6)に向けて、等しい、好適にはプリセットした押圧力で移動させるステップと、
    ・前記構造部分(6)にプリセットした深さの孔を掘削した掘削機(31)を自動的に停止させるステップと、
    ・すべての掘削機(31)が停止する、したがって、すべての前記掘削機(31)がプリセットした深さの孔を前記構造部分(6)に掘削した後に、前記制御ユニット(34)によってすべての掘削機(31)のスイッチオン状態を再開するステップと、および、
    ・全ての掘削機(31)を、前記回転駆動の工具(32)と共に、前記掘削機(31)の初期位置に復帰させるステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  16. 請求項15記載の方法において、停止スイッチによって前記掘削作業を中断する場合、前記掘削機(31)を同時に、前記回転駆動の工具(32)共にその初期位置に復帰させ、つぎにすべての掘削機(31)を停止させることを特徴とする方法。
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