JPH11342502A - 釘打装置 - Google Patents

釘打装置

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JPH11342502A
JPH11342502A JP15277898A JP15277898A JPH11342502A JP H11342502 A JPH11342502 A JP H11342502A JP 15277898 A JP15277898 A JP 15277898A JP 15277898 A JP15277898 A JP 15277898A JP H11342502 A JPH11342502 A JP H11342502A
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JP
Japan
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frame
nailing
frame body
vertical frame
panel
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JP15277898A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Watanabe
宣宏 渡辺
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HIGASHI NIPPON SEKISUI KOGYO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
HIGASHI NIPPON SEKISUI KOGYO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦枠体部分に加えて上枠体部分と下枠体部分
に対する釘打ちができると共に設備コストおよびランニ
ングコストを低減することができるようにする。 【解決手段】 長尺状を呈する一対の上下枠体と該上下
枠体の間を接合する少なくとも一対の縦枠体とによって
形成されるほぼ矩形状をしたパネル枠体の少なくとも片
面に平板状のパネル面材を釘打ちする釘打装置であっ
て、釘打ちを行おうとするパネル枠体とパネル面材とを
載置可能な定盤と、該定盤に載置されたパネル枠体の上
下枠体延設方向9または縦枠体延設方向27へ相対移動
可能な本体フレームと、該本体フレームに対し、パネル
枠体の縦枠体、上枠体および下枠体にそれぞれ対応させ
て配設された縦枠体用釘打機30、上枠体用釘打機63
および下枠体用釘打機64とを備えるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、釘打装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ユニット住宅の建材に使用され
る壁パネル、床パネル、天井パネルなどのパネル類は、
図8・図9に示すように、長尺状を呈する一対の上枠体
1および下枠体2と該上下枠体1、2の間を接合する少
なくとも一対の縦枠体3とによって形成されるほぼ矩形
状をしたパネル枠体4の少なくとも片面に一枚物あるい
は分割物の面材5〜7を当接し、パネル枠体4にパネル
面材5〜7を釘8で止めることによって構成されてい
る。
【0003】そして、上記パネル枠体4とパネル面材5
〜7とに対して釘8を打つのに、従来より釘打装置が使
われている。
【0004】上記釘打装置は、図10に示すように、上
枠体1および下枠体2の延設方向(上下枠体延設方向
9)へ走行可能な本体フレーム10に、縦枠体3に対す
る必要釘打ち数と等しい台数(例えば26台)の縦枠体
用釘打機11を並設したものである。
【0005】かかる構成によれば、本体フレーム10を
上下枠体延設方向9へ間欠的に走行させつつ縦枠体用釘
打機11を用いてパネル面材5〜7の縦枠体支持位置イ
に対して釘8を打って行くようにする。
【0006】そして、パネル面材5〜7の上枠体支持位
置ロ、および、パネル面材5〜7の下枠体支持位置ハに
対しては、作業者が手作業で釘8を打って行くようにし
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の釘打装置では、
パネル面材5〜7の縦枠体支持位置イに対してしか釘8
を打つことができなかったので、上枠体支持位置ロと下
枠体支持位置ハは手打ちとなっていた。そのため、作業
者の手打ち本数が多くなり、作業者にとって負担が大き
いという問題があった。また、作業者がネイラーを使っ
て手打ちを行う場合、ネイラーに使用する連結釘の使用
量が多くなり、ランニングコストが掛るという問題があ
った。
【0008】また、縦枠体用釘打機11を、縦枠体3に
対する必要釘打ち数と等しい台数だけ設けていたので、
縦枠体用釘打機11の設置台数が多くなり、その分、釘
打装置が高価になるという問題があった。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、縦枠体部分に加えて上枠体部分と下枠体部分に
対する釘打ちができると共に設備コストおよびランニン
グコストを低減することのできる釘打装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、長尺状を呈する一
対の上下枠体と該上下枠体の間を接合する少なくとも一
対の縦枠体とによって形成されるほぼ矩形状をしたパネ
ル枠体の少なくとも片面に平板状のパネル面材を釘打ち
する釘打装置であって、釘打ちを行おうとするパネル枠
体とパネル面材とを載置可能な定盤と、該定盤に載置さ
れたパネル枠体の上下枠体延設方向または縦枠体延設方
向へ相対移動可能な本体フレームと、該本体フレームに
対し、パネル枠体の縦枠体、上枠体および下枠体にそれ
ぞれ対応させて配設された縦枠体用釘打機、上枠体用釘
打機および下枠体用釘打機とを備えたことを特徴として
いる。
【0011】このように構成された請求項1にかかる発
明によれば、本体フレームに対し、パネル類の縦枠体、
上枠体および下枠体にそれぞれ対応させて配設された縦
枠体用釘打機、上枠体用釘打機および下枠体用釘打機を
備えているので、面材の縦枠体支持位置に加えて上枠体
支持位置と下枠体支持位置に対する釘打ちも一度に行わ
せることができる。そのため、作業者の手打ちがなくな
り、作業者の負担をなくすことができる。また、作業者
が手打ちをするために使っていたネイラーがいらなくな
るので、連結釘も使用しなくなり、よって、ランニング
コストを抑えることが可能となる。
【0012】請求項2に記載された発明では、縦枠体用
釘打機が、本体フレームに対して縦枠体延設方向へ相対
的にシフト可能に設けられたことを特徴としている。
【0013】このように構成された請求項2にかかる発
明によれば、縦枠体用釘打機が、本体フレームに対して
縦枠体延設方向へ相対的にシフト可能に設けられること
により、一台の縦枠体用釘打機で縦枠体延設方向の複数
箇所に対する釘打ちを行わせることが可能となり、その
分、縦枠体用釘打機の設置台数を減らすことが可能とな
る。よって、釘打装置を低価格化することができる。
【0014】請求項3に記載された発明では、上枠体用
釘打機および下枠体用釘打機が、本体フレームに対して
上下枠体延設方向へ相対的にシフト可能に設けられたこ
とを特徴としている。
【0015】このように構成された請求項3にかかる発
明によれば、上枠体用釘打機および下枠体用釘打機が、
本体フレームに対して上下枠体延設方向へ相対的にシフ
ト可能に設けられることにより、一台の上枠体用釘打機
および下枠体用釘打機で上下枠体延設方向の複数箇所に
対する釘打ちを行わせることが可能となり、その分、上
枠体用釘打機および下枠体用釘打機の設置台数を少なく
することが可能となる。
【0016】請求項4に記載された発明では、縦枠体用
釘打機が、本体フレームに対して縦枠体延設方向へ相対
的にシフト可能に設けられ、且つ、上枠体用釘打機およ
び下枠体用釘打機が、本体フレームに対して上下枠体延
設方向へ相対的にシフト可能に設けられたことを特徴と
している。
【0017】このように構成された請求項4にかかる発
明によれば、縦枠体用釘打機が、本体フレームに対して
縦枠体延設方向へ相対的にシフト可能に設けられること
により、一台の縦枠体用釘打機で縦枠体延設方向の複数
箇所に対する釘打ちを行わせることが可能となり、その
分、縦枠体用釘打機の設置台数を減らすことが可能とな
る。よって、釘打装置を低価格化することができる。且
つ、上枠体用釘打機および下枠体用釘打機が、本体フレ
ームに対して上下枠体延設方向へ相対的にシフト可能に
設けられることにより、一台の上枠体用釘打機および下
枠体用釘打機で上下枠体延設方向の複数箇所に対する釘
打ちを行わせることが可能となり、その分、上枠体用釘
打機および下枠体用釘打機の設置台数を少なくすること
が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
【0019】図1〜図7は、この発明の実施の形態1を
示すものである。なお、前記従来例と同一ないし均等な
部分については、同一の符号を付して説明する。
【0020】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1のものでは、ユニット住宅の建材に使用される壁パネ
ルなどのパネル類を搬入および搬出可能なコンベヤ(図
示せず)と搬入されたパネル類を保持可能なクランプ装
置(図示せず)とを有する定盤12を設け、該定盤12
に敷設されたレール13に沿って上下枠体延設方向9ま
たは縦枠体延設方向27(この実施の形態の場合には上
下枠体延設方向9となっている)へ相対的に移動可能な
門型の本体フレーム14を設ける(なお、定盤12の側
を移動可能としても良い)。
【0021】該本体フレーム14は、図3に示すよう
に、移動モータ15(移動駆動装置)、カップリング1
6、ベベルギヤボックス17、水平伝達軸18、ベベル
ギヤボックス19、垂直伝達軸20、ローラ21を介し
て移動し得るようになっている。
【0022】そして、本体フレーム14に、リニアガイ
ド22および昇降シリンダ23(昇降装置)を介して、
平面視でほぼコの字型をした昇降フレーム24を昇降可
能に設ける。
【0023】該昇降フレーム24におけるコの字の連結
部分に、リニアガイド25およびシフトシリンダ26
(シフト装置)を介して縦枠体3の延設方向(即ち縦枠
体延設方向27)へ移動可能に縦枠体方向移動フレーム
28を設ける。該縦枠体方向移動フレーム28に縦枠体
延設方向27へ延びる傾動中心軸29を中心として傾動
可能に支持フレーム32を取付ける。そして、該支持フ
レーム32に縦枠体用釘打機30を複数台取付ける。更
に、縦枠体方向移動フレーム28の上端と縦枠体用釘打
機30を支持する支持フレーム32上端の取付プレート
33との間に傾動用シリンダ31(傾動装置)を介装す
る。この際、縦枠体用釘打機30は、縦枠体3に対する
必要釘打ち数よりも少ない台数(例えば半分の13台)
だけ設けるようにする。
【0024】前記縦枠体用釘打機30は、以下のような
構成となっている。即ち、前記支持フレーム32上端の
取付プレート33に、上下方向へ延びる押込用油圧シリ
ンダ34(押込装置)がそのロッド35を下方へ向けて
伸縮動可能に取付けられている。押込用油圧シリンダ3
4のロッド35下端には、チャッキング部36を介し
て、押込用ハンマーロッド37が着脱自在に取付けられ
ている。
【0025】一方、前記支持フレーム32の下端側に
は、スライドガイド38、ガイド体39、および、ガイ
ドブロック40を介して、釘打ヘッド41が昇降自在に
支持されている。
【0026】そして、前記押込用ハンマーロッド37の
下端は前記釘打ヘッド41内部の釘セット用孔部42に
挿通されている。そして、前記チャッキング部36に
は、ガイドブロック40から上方へ向けて突出されたガ
イドロッド43に沿って案内されるガイド用張出部44
が突設形成されている。なお、前記釘打ヘッド41に
は、その側面に、前記釘セット用孔部42と連通する釘
供給ホース45が取付けられている。
【0027】前記釘打ヘッド41の両側には、上面基準
ブロック46をピンの抜き差しなどにより交換可能に保
持するための基準ブロックホルダー47が取付けられて
いる。上面基準ブロック46には、例えば、下面が曲面
48となったものなどがある。
【0028】更に、前記チャッキング部36の下面には
釘打ち深さ微調整用ネジ49(釘打ち深さ微調整具)が
取付けられている。
【0029】そして、釘打ヘッド41上面の釘打ち深さ
微調整用ネジ49と対応する位置には、水平なスライド
溝50が形成されている。該スライド溝50には、スラ
イド部材51が面材ブロック切換用シリンダ(面材ブロ
ック切換装置、図示せず)を介してスライド可能に取付
けられており、スライド部材51には、厚さの異なる複
数の面材切換ブロック52,53が搭載されて、パネル
面材5〜7の種類や厚さなどに応じて面材切換ブロック
52,53を選択的に切換え得るようにしている。な
お、面材ブロック切換用シリンダは、一方の基準ブロッ
クホルダー47の上部に、ロッドをスライド溝50と平
行な水平方向へ向けて取付けられている。
【0030】そして、前記基準ブロックホルダー47か
らは、前記傾動中心軸29が突設されており、該傾動中
心軸29は、前記支持フレーム32に取付けられた支持
ブラケット54と、縦枠体方向移動フレーム28に取付
けられた支持ブラケット55によりそれぞれ軸支されて
いる。なお、上面基準ブロック46の曲面48の形状
は、傾動中心軸29を中心とする円弧と一致させるよう
にする。
【0031】更に、前記昇降フレーム24の上枠体1に
対応する位置(コの字の一方の腕部)に、モータ56
(シフト装置)、スクリュー軸57、ナット部材58、
および、リニアガイド59を介して縦枠体3の延設方向
(即ち縦枠体延設方向27)への位置を調整可能に縦枠
体方向移動ブラケット60を設ける。該縦枠体方向移動
ブラケット60に、リニアガイド61およびシフトシリ
ンダ62(シフト装置)を介して上下枠体延設方向9へ
移動可能に上枠体用釘打機63を取付ける。ここで、上
枠体用釘打機63は、1台または複数台設けるようにす
る(図では2台としている)。
【0032】同様に、前記昇降フレーム24の下枠体2
に対応する位置(コの字の他方の腕部)に、リニアガイ
ド61およびシフトシリンダ62(シフト装置)を介し
て上下枠体延設方向9へ移動可能に下枠体用釘打機64
を取付ける。下枠体用釘打機64は、1台または複数台
設けるようにする(図では2台としている)。
【0033】なお、上枠体用釘打機63および下枠体用
釘打機64の構造は、縦枠体用釘打機30とほぼ同様で
あるため省略する。但し、この実施の形態の場合、上枠
体用釘打機63および下枠体用釘打機64は、傾動でき
ないようになっている点と、上面基準ブロック46の下
面が平坦面67となっている点が主に縦枠体用釘打機3
0とは異なっている。
【0034】次に、この実施の形態1の作動について説
明する。
【0035】モータ56(シフト装置)を駆動し、スク
リュー軸57、ナット部材58、および、リニアガイド
59を介して縦枠体方向移動ブラケット60を縦枠体3
の延設方向(即ち縦枠体延設方向27)へ移動させるこ
とにより、パネル類の大きさに応じて、上枠体用釘打機
63の位置を予め調整させておく。
【0036】次に、図示しない昇降シリンダ23を介し
て昇降フレーム24を下降させ、縦枠体用釘打機30、
上枠体用釘打機63、および、下枠体用釘打機64の上
面基準ブロック46を下方に置かれたパネル面材5〜7
へ当接させる。
【0037】そして、釘供給ホース45を介して釘打ヘ
ッド41の釘セット用孔部42内へ釘8を供給する。そ
の後、押込用油圧シリンダ34などの押込装置のロッド
35を伸長動し、チャッキング部36を介して、押込用
ハンマーロッド37を押し下げることにより、釘セット
用孔部42内の釘8を、上面基準ブロック46のパネル
面材5〜7との当接位置を基準としてパネル面材5〜7
およびパネル枠体437の上枠体1、下枠体2および縦
枠体3へ同時に押込ませる。
【0038】この際、チャッキング部36に設けられた
釘打ち深さ微調整用ネジ49が、釘打ヘッド41上面に
配設された面材切換ブロック52,53に当接して止ま
るまで、釘8は押込められることとなる。そのため、釘
打ち深さ微調整用ネジ49を、押込用ハンマーロッド3
7の下端が上面基準ブロック46の下面よりも僅かに下
方へ位置するように予め微調整しておくことにより、打
ち込まれた釘8の頭部がパネル面材5〜7の上面よりも
上方へ突き出ないようにすることができる。
【0039】また、パネル面材5〜7の厚さや種類を変
えるような場合には、面材ブロック切換用シリンダなど
の面材ブロック切換装置を駆動し、スライド部材51を
スライド溝50に沿ってスライドさせることにより、複
数用意された面材切換ブロック52,53のうちのパネ
ル面材5〜7と対応する厚さのものを釘打ち深さ微調整
用ネジ49の下方に位置させて、釘打深さを粗調整させ
るようにする。
【0040】こうして、上記第一回目の釘打ちが済んだ
ら、本実施の形態の場合、同一部分に対する必要釘打ち
数の半分の釘打ちが行われたことになるので、リニアガ
イド25およびシフトシリンダ26(シフト装置)を介
して縦枠体方向移動フレーム28を縦枠体3の延設方向
(即ち縦枠体延設方向27)へ移動させることにより、
縦枠体用釘打機30を縦枠体延設方向27へシフトさ
せ、同時に、リニアガイド61およびシフトシリンダ6
2(シフト装置)を介して上枠体用釘打機63および下
枠体用釘打機64を上下枠体延設方向9へ移動(シフ
ト)させ(図7の実線部分参照)、上記と同様にして上
枠体1、下枠体2および縦枠体3へ同時に第二回目の釘
打ちを行わせる。これにより、同一部分に対して必要釘
打ち数分の釘打ちが完了される。
【0041】第二回目の釘打ちが済んだら、縦枠体用釘
打機30、上枠体用釘打機63および下枠体用釘打機6
4をシフト前の位置へ戻し、移動モータ15(移動駆動
装置)を駆動して、カップリング16、ベベルギヤボッ
クス17、水平伝達軸18、ベベルギヤボックス19、
垂直伝達軸20、ローラ21を介し、本体フレーム14
ごと縦枠体用釘打機30、上枠体用釘打機63および下
枠体用釘打機64を上下枠体延設方向9へ所要量移動さ
せ、即ち、次の縦枠体支持位置イまで移動させ、上記と
同様にして第一回目の半分の釘打ちと、シフトさせての
第二回目の残り半分の釘打ちを行わせる(図7の仮想線
部分参照)。
【0042】以後は、上記と同様に、本体フレーム14
による上下枠体延設方向9への所要量の移動と、第一回
目の半分の釘打ちおよびシフトさせての第二回目の残り
半分の釘打ちを繰返し行わせて行き、パネル類の全体に
対する釘打ちを完了させる。なお、パネル面材5〜7の
継目では、同一部分の同一位置に二本の釘8を打つよう
にしており、その場合には、縦枠体方向移動フレーム2
8と前記支持フレーム32の上端間に介装された傾動用
シリンダ31などの傾動装置を伸縮動させることにより
縦枠体用釘打機30を傾動中心軸29を中心として傾動
させて斜めに釘8を打たせるようにする。
【0043】このように、本発明によれば、本体フレー
ム14に対し、パネル類の縦枠体3、上枠体1および下
枠体2にそれぞれ対応させてコの字状に配設された縦枠
体用釘打機30、上枠体用釘打機63および下枠体用釘
打機64を備えているので、パネル面材5〜7の縦枠体
支持位置イに加えて上枠体支持位置ロと下枠体支持位置
ハに対する釘打ちも一度に行わせることができる。その
ため、作業者の手打ちがなくなり、作業者の負担をなく
すことができる。また、作業者が手打ちをするために使
っていたネイラーがいらなくなるので、連結釘も使用し
なくなり、よって、ランニングコストを抑えることが可
能となる。
【0044】また、縦枠体用釘打機30が、本体フレー
ム14に対して縦枠体延設方向27へ相対的にシフト可
能に設けられることにより、一台の縦枠体用釘打機30
で縦枠体延設方向27に対する複数箇所の釘打ちを行わ
せることが可能となり、その分、縦枠体用釘打機30の
設置台数を減らすことが可能となる。よって、釘打装置
を低価格化することができる。
【0045】同様に、上枠体用釘打機63および下枠体
用釘打機64が、本体フレーム14に対して上下枠体延
設方向9へ相対的にシフト可能に設けられることによ
り、一台の上枠体用釘打機63および下枠体用釘打機6
4で上下枠体延設方向9に対する複数箇所の釘打ちを行
わせることが可能となり、その分、上枠体用釘打機63
および下枠体用釘打機64の設置台数を少なくすること
が可能となる。
【0046】以上、この発明の実施の形態を図面により
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等が
あってもこの発明に含まれる。
【0047】例えば、縦枠体3に対する必要釘打ち数
は、26本に限るものではない。また、縦枠体用釘打機
30の設置数は、縦枠体3に対する必要釘打ち数の半分
に限るものではない。上枠体用釘打機63および下枠体
用釘打機64の設置数は、1台でも複数台でも良い。縦
枠体用釘打機30と上枠体用釘打機63および下枠体用
釘打機64の配置は、コの字型に限るものではない。ま
た、本発明にかかる釘打機は、壁パネルに限らず、床パ
ネル、天井パネルなどにも適用可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、本体フレームに対し、パネル類の縦枠体、
上枠体および下枠体にそれぞれ対応させて配設された縦
枠体用釘打機、上枠体用釘打機および下枠体用釘打機を
備えているので、面材の縦枠体支持位置に加えて上枠体
支持位置と下枠体支持位置に対する釘打ちも一度に行わ
せることができる。そのため、作業者の手打ちがなくな
り、作業者の負担をなくすことができる。また、作業者
が手打ちをするために使っていたネイラーがいらなくな
るので、連結釘も使用しなくなり、よって、ランニング
コストを抑えることが可能となる。
【0049】また、請求項2の発明によれば、縦枠体用
釘打機が、本体フレームに対して縦枠体延設方向へ相対
的にシフト可能に設けられることにより、一台の縦枠体
用釘打機で縦枠体延設方向に対する複数箇所の釘打ちを
行わせることが可能となり、その分、縦枠体用釘打機の
設置台数を減らすことが可能となる。よって、釘打装置
を低価格化することができる。
【0050】同様に、請求項3の発明によれば、上枠体
用釘打機および下枠体用釘打機が、本体フレームに対し
て上下枠体延設方向へ相対的にシフト可能に設けられる
ことにより、一台の上枠体用釘打機および下枠体用釘打
機で上下枠体延設方向に対する複数箇所の釘打ちを行わ
せることが可能となり、その分、上枠体用釘打機および
下枠体用釘打機の設置台数を少なくすることが可能とな
る。
【0051】このように構成された請求項4にかかる発
明によれば、縦枠体用釘打機が、本体フレームに対して
縦枠体延設方向へ相対的にシフト可能に設けられること
により、一台の縦枠体用釘打機で縦枠体延設方向の複数
箇所に対する釘打ちを行わせることが可能となり、その
分、縦枠体用釘打機の設置台数を減らすことが可能とな
る。よって、釘打装置を低価格化することができる。且
つ、上枠体用釘打機および下枠体用釘打機が、本体フレ
ームに対して上下枠体延設方向へ相対的にシフト可能に
設けられることにより、一台の上枠体用釘打機および下
枠体用釘打機で上下枠体延設方向の複数箇所に対する釘
打ちを行わせることが可能となり、その分、上枠体用釘
打機および下枠体用釘打機の設置台数を少なくすること
が可能となる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる全体側面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態1にかかる全体平面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態1にかかる部分正面図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態1にかかる縦枠体用釘打機
の側面図である。
【図5】本発明の実施の形態1にかかる上(下)枠用釘
打機の側面図である。
【図6】本発明の実施の形態1にかかる上(下)枠用釘
打機の正面図である。
【図7】本発明の実施の形態1にかかる釘打機の配置を
示す概略平面図である。
【図8】パネル類の概略分解図である。
【図9】パネル類に対して釘を打った状態を示す平面図
である。
【図10】従来例にかかる釘打機の配置を示す概略平面
図である。
【符号の説明】
1 上枠体 2 下枠体 3 縦枠体 4 パネル枠体 9 上下枠体延設方向 12 定盤 14 本体フレーム 27 縦枠体延設方向 30 縦枠体用釘打機 63 上枠体用釘打機 64 下枠体用釘打機 イ 縦枠体支持位置 ロ 上枠体支持位置 ハ 下枠体支持位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状を呈する一対の上下枠体と該上下
    枠体の間を接合する少なくとも一対の縦枠体とによって
    形成されるほぼ矩形状をしたパネル枠体の少なくとも片
    面に平板状のパネル面材を釘打ちする釘打装置であっ
    て、釘打ちを行おうとするパネル枠体とパネル面材とを
    載置可能な定盤と、該定盤に載置されたパネル枠体の上
    下枠体延設方向または縦枠体延設方向へ相対移動可能な
    本体フレームと、該本体フレームに対し、パネル枠体の
    縦枠体、上枠体および下枠体にそれぞれ対応させて配設
    された縦枠体用釘打機、上枠体用釘打機および下枠体用
    釘打機とを備えたことを特徴とする釘打装置。
  2. 【請求項2】 縦枠体用釘打機が、本体フレームに対し
    て縦枠体延設方向へ相対的にシフト可能に設けられたこ
    とを特徴とする請求1項記載の釘打装置。
  3. 【請求項3】 上枠体用釘打機および下枠体用釘打機
    が、本体フレームに対して上下枠体延設方向へ相対的に
    シフト可能に設けられたことを特徴とする請求1項記載
    の釘打装置。
  4. 【請求項4】 縦枠体用釘打機が、本体フレームに対し
    て縦枠体延設方向へ相対的にシフト可能に設けられ、且
    つ、上枠体用釘打機および下枠体用釘打機が、本体フレ
    ームに対して上下枠体延設方向へ相対的にシフト可能に
    設けられたことを特徴とする請求1項記載の釘打装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008030305A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Panahome Corp 釘打ち装置
CN108262818A (zh) * 2018-01-23 2018-07-10 荆门宁杰机电技术服务有限公司 一种建筑用木板自动拼接装置

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