JPH11347960A - ピンセット - Google Patents

ピンセット

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JPH11347960A
JPH11347960A JP15494298A JP15494298A JPH11347960A JP H11347960 A JPH11347960 A JP H11347960A JP 15494298 A JP15494298 A JP 15494298A JP 15494298 A JP15494298 A JP 15494298A JP H11347960 A JPH11347960 A JP H11347960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tweezers
pair
holding
guide
pieces
Prior art date
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Pending
Application number
JP15494298A
Other languages
English (en)
Inventor
Souichi Ogawa
創市 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suiken KK
Original Assignee
Suiken KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Suiken KK filed Critical Suiken KK
Priority to JP15494298A priority Critical patent/JPH11347960A/ja
Publication of JPH11347960A publication Critical patent/JPH11347960A/ja
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、軟質材により作られるピンセット
であって、物をソフトに挟むことができ、しかも物を挟
む一対の挟持片は、常に精確に開閉案内されて、物を確
実に挟むことができ、かつ手を傷めることがない。 【解決手段】 軟質材で一体に作られるピンセットは、
一対の挟持片1,2と、それらの基端を一体に接続する
弾性接続部3よりなり、一対の挟持片1,2の内面に
は、それらの開閉を案内する案内突片8,10と、案内
孔9,11とがそれぞれ対応して設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピンセット、主と
して魚用の餌のような、フレーク状、顆粒状等の比較的
小さいものを挟むのに使用される、ピンセットに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来ピンセットは一対の細長い挟持片
と、それらの基端を接続する弾性接続部とよりなり、金
属材あるいは硬質の合成樹脂材により形成されるのが一
般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで一般にピンセ
ットは、左右一対の細長い挟持片が常に精確に開閉さ
れ、先端の挟み部が左右にズレないで、いつでも物を的
確に挟めることが要求されるが、ピンセットを構成する
金属材、合成樹脂材等が経年変化したり、ピンセット自
体が障害物等に当たって変形したりすると、一対の挟持
片同志が左右にズレてしまい、それらの先端の挟み部が
合致しなくなり、ピンセットとして機能しなくなること
があり、また物をソフトに挟めるように、ピンセットを
軟質材で作ると、新品のピンセットでも一対の挟持片の
開閉操作時に、それらの挟み部が合致しにくいという問
題がある。
【0004】また従来のピンセットは、その全体が硬質
材で作られる上に、その先端が尖鋭に形成されているの
で、子供が使用するには不向きであるという問題もあ
る。
【0005】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
で、何時でも精確に機能し、安全に使用できるようにし
た、新規なピンセットを提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、本
請求項1記載の発明によれば、軟質材により一体に形成
されるピンセットであって、一対の挟持片と、それらの
挟持片の基端同志を一体に接続する弾性接続部とよりな
り、前記一対の挟持片の何れか一方の内面には、案内雄
片が一体に突設され、またそれらの他方の内面には前記
案内雄片に抜差可能に差し込み得る案内雌片が一体に形
成されていることを特徴としており、かかる特徴によれ
ば、押圧力を挟み部に緩衝的に伝えて物をソフトに挟む
ことができ、魚の餌等を潰したり、切ったりすることが
なく、また手を傷めることがなく、その上ピンセット自
体を軟質材で作ったにもかかわらず一対の挟持片は、左
右にズレることなく常に精確に開閉させることができ、
長期に使用しても所期のピンセット機能を果たすことが
できるという諸効を奏する。
【0007】また前記目的達成のため、本請求項2記載
の発明によれば、前記請求項1記載のものにおいて、前
記弾性接続部の端面には、操作棒が一体に突設されてい
ることを特徴としており、かかる特徴によれば、前記諸
効の外に、操作棒により物を潰したり、ブレンドした
り、掬ったり等他の用途に使用することができる。
【0008】さらに前記目的達成のため、本請求項3記
載の発明によれば、前記一対の挟持片の先端の挟み部
は、それぞれ挟み面の平坦な半球状に形成されているこ
とを特徴としており、かかる特徴によれば、比較的多く
のものをソフトに挟むことができ、しかも尖鋭部がない
ので、子供でもピンセットを安全に使用することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0010】図1は、本発明ピンセットの正面図、図2
は、図1の2線矢視のピンセットの側面図、図3は、図
2の3−3線に沿うピンセットの縦断面図、図4は、ピ
ンセットを閉じたときの、図2の4−4線に沿う断面
図、図5はピンセットを保持台にセットしたときの側面
図、図6は、図5の6−6線に沿う拡大横断面図、図7
は、図6の7−7線に沿う拡大縦断面図、図8は、ピン
セットの使用状態を示す図、図9は、ピンセットの他の
使用状態を示す図である。
【0011】図1〜4において、ピンセットは、軟質合
成樹脂材等の軟質材により一体に形成されており、一対
の挟持片1,2を有し、これらの挟持片1,2の基端同
志は、弾性接続部3により一体に接続されている。前記
弾性接続部3は切欠輪状に形成されていて、その両端縁
に前記一対の挟持片1,2の基端が接続される。そして
その弾性接続部3は、その弾性力により一対の挟持片
1,2を、図1に示すようにV状に左右に開くように弾
発付勢しており、その弾発力に抗して挟持片1,2を閉
じることによりピンセット作用が得られる。
【0012】一対の挟持片1,2は、それぞれ細長い棒
状に形成され、その横断面が半円状で、その外面1o,
2oが円弧状に、またその互いに対面する内面1i,2
iがが平坦に形成されている。また一対の挟持片1,2
の、前記弾性接続部3に連続する基端部には、円形の押
圧部3,4がそれぞれ形成されており、これらの押圧部
3,4を指先にて押圧することによりピンセットを閉じ
ることができる。さらに一対の挟持片1,2の先端の挟
み部6,7は、それぞれ内面6i,7iの平坦な半球状
に形成されていて、それらの挟み部の互いに対向する内
面すなわち挟み面6i,7iの面積を広くしてある。一
方の挟持片1の内面1iの基部および先部には、他方の
挟持片2の内面2iに向けて突出する基部側および先部
側案内突片8,10が一体に突設されており、また他方
の挟持片2の内面2iの基部および先部には、前記基部
側および先部側案内突片8,10に対応する基部側およ
び先部側案内孔9,11が開設されており、物を挟むべ
く一対の挟持片1,2を閉じたとき、図4に示すよう
に、前記案内突片8,10は、前記案内孔9,11にそ
れぞれ差し込まれて、前記一対の挟持片1,2の開閉を
案内する。
【0013】前記弾性接続部3の外面の中央部には、操
作棒13がピンセットの長手方向に沿って一体に延長さ
れており、その操作棒13の自由端131 は、耳掻き状
に形成されている。
【0014】前記ピンセットは、これを使用しないとき
は、図5に示すように、保持台15に格納保持される。
前記保持台15は、合成樹脂材により成形され、前記ピ
ンセットをクランプ保持するクランプ部16と、その両
側に、皿部17,18とが一体に形成されており、前記
クランプ部16は、間隔をあけて起立する一対のクラン
プ片161 ,161 を有し、これらのクランプ片1
1 ,161 にはそれぞれ係合孔162 ,162 が穿設
されている。また一対のクランプ片161 ,161の内
面には、一対のストッパ163 ,163 がそれぞれ突設
されており、これらのストッパ163 ,163 が衝合す
ることにより、一対のクランプ片161 ,161 間に間
隔が保持される。
【0015】前記クランプ部16には、前記ピンセット
が抜差可能に保持される。すなわちピンセットの先端の
挟み部6,7をクランプ部16に差し込んで、その半球
状外面を係合孔162 ,162 に係合すれば、図5に示
すように、ピンセットは保持台15上に起立状態でクラ
ンプ保持される。
【0016】次に図8を参照して前記ピンセットで餌f
を挟んで水槽内の魚Fに餌を与える場合について説明す
ると、自由状態でV状に開いているピンセットの押圧部
4,5を指先にて押圧すれば、一対の挟持片1,2は閉
じられて、その先端の挟み部6,7で餌fを挟むことが
でき、またその押圧力を解除することにより、弾性接続
部3の弾発力により一対の挟持片1,2はV状に開い
て、その餌fを水槽内に落とすことができる。
【0017】ところでこのピンセットは軟質材により一
体に形成されており、しかも挟み部6,7の挟み面6
i,7iは広い平坦面に形成されているので、その押圧
部4,5の押圧力は、柔軟な挟持片1,2を介してその
挟み部6,7に緩衝的に伝わり、比較的多くの餌を潰し
たり、千切ったりすることなくソフトに挟むことができ
る。またピンセットは軟質な材料により形成されていて
も一対の挟持片1,2は、それらを開閉するとき案内突
片8,10と案内孔9,11とにより案内されて互いに
左右にズレるようなことなく、常に餌fを的確に挟むこ
とができる。さらにピンセットは全体が柔軟であり、尖
鋭な部分がないので、手や魚を傷めることがない。
【0018】また図9に示すように、ピンセットを反転
し、操作棒13の耳掻き状自由端により、前記皿部1
7,18に入れた餌fを潰したり、ブレンドしたりする
ことができ、またそれを掬ったりすることができる。
【0019】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明
の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば前記実
施例では、一対の挟持片の内面の一方および他方に、2
つ宛の案内突片および案内孔が設けられるが、それらに
一つ宛の案内突片および案内孔を設けるようにしてもよ
い。また前記実施例ではピンセットは軟質の合成樹脂材
により構成されるが、これをゴム等の他の軟質材により
形成してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本請求項各項記載の発明
によれば、ピンセットに加える押圧力を挟み部に緩衝的
に伝えて物をソフトに挟むことができ、魚の餌等を潰し
たり、切ったりすることなくソフトに挟むことができ、
また手を傷めることがなく、その上ピンセット自体を軟
質材で作ったにもかかわらず一対の挟持片は、左右にズ
レることなく精確に開閉させることができ、長期に使用
しても所期のピンセット機能を果たすことができる。
【0021】また本請求項2記載の発明によれば、前記
ピンセット機能の外に、操作棒により物を潰したり、ブ
レンドしたり、掬ったり等ピンセット以外の用途に使用
することができる。
【0022】さらに本請求項3記載の発明によれば、比
較的多くのものをソフトに掴むことができ、しかも尖鋭
部がないので、子供でもピンセットを安全に使用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピンセットの正面図
【図2】図1の2線矢視のピンセットの側面図
【図3】図2の3−3線に沿うピンセットの縦断面図
【図4】ピンセットを閉じたときの、図2の4−4線に
沿う断面図
【図5】ピンセットを保持台にセットしたときの側面図
【図6】図5の6−6線に沿う拡大横断面図
【図7】図6の7−7線に沿う拡大縦断面図
【図8】ピンセットの使用状態を示す図
【図9】ピンセットの他の使用状態を示す図
【符号の説明】
1・・・・・・・・挟持片 1i・・・・・・・内面 2・・・・・・・・挟持片 2i・・・・・・・内面 3・・・・・・・・弾性接続部 6・・・・・・・・挟み部 6i・・・・・・・挟み面(内面) 7・・・・・・・・挟み部 7i・・・・・・・挟み面(内面) 8・・・・・・・・案内突片(基部側) 9・・・・・・・・案内孔(先部側) 10・・・・・・・案内突片(基部側) 11・・・・・・・案内孔(先部側)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質材により一体に形成されるピンセッ
    トであって、一対の挟持片(1,2)と、それらの挟持
    片(1,2)の基端同志を一体に接続する弾性接続部
    (3)とよりなり、前記一対の挟持片(1,2)の何れ
    か一方の内面(1i)には、案内突片(8,10)が一
    体に突設され、またそれらの他方の内面(2i)には前
    記案内突片(8,10)に抜差可能に差し込み得る案内
    孔(9,11)が一体に形成されていることを特徴とす
    る、ピンセット。
  2. 【請求項2】 前記弾性接続部(3)の端面には、操作
    棒(13)が一体に突設されていることを特徴とする、
    前記請求項1記載のピンセット。
  3. 【請求項3】 前記一対の挟持片(1,2)の先端の挟
    み部(6,7)は、それぞれ挟み面(6i,7i)の平
    坦な半球状に形成されていることを特徴とする、ピンセ
    ット。
JP15494298A 1998-06-03 1998-06-03 ピンセット Pending JPH11347960A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15494298A JPH11347960A (ja) 1998-06-03 1998-06-03 ピンセット

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JP15494298A JPH11347960A (ja) 1998-06-03 1998-06-03 ピンセット

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JP (1) JPH11347960A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015037502A (ja) * 2013-08-19 2015-02-26 緑野 谷川 医用を含む精密作業用ピンセット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20050517

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080611

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081022