JPH11347746A - 電動ガンの駆動装置 - Google Patents

電動ガンの駆動装置

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JPH11347746A
JPH11347746A JP10173811A JP17381198A JPH11347746A JP H11347746 A JPH11347746 A JP H11347746A JP 10173811 A JP10173811 A JP 10173811A JP 17381198 A JP17381198 A JP 17381198A JP H11347746 A JPH11347746 A JP H11347746A
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良夫 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定ア―ムと可動ア―ムを予め組み付けたガ
ンの固定ア―ム側のみをガンブラケットに接続固定し、
可動ア―ム側は減速機の出力軸に設けた動力伝達機構を
介して接続することによって、ガンア―ムの取り替えが
容易で芯合わせの必要がなく、X型とC型に共用できる
電動ガンの駆動装置を提供する。 【解決手段】 固定ア―ム4と可動ア―ム1を予め組み
付けたガンの固定ア―ム側をガンブラケット6に接続固
定8,9し、該ガンブラケットの前記接続部と反対側に
減速機13を配置し、該減速機の出力軸14の中心線と
前記接続部の中心線とを略一致させ、減速機の出力軸か
ら動力伝達機構3を介して前記可動ア―ムを駆動するよ
うにした電動ガンの駆動装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボットに接続さ
れるガンブラケットの先端側に、電動機からの回転速度
を減速する減速機を取付けた電動ガンの駆動装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ロボットに接続されるガンブラケ
ットの先端側に、電動機からの回転速度を減速する減速
機を取付けた電動ガンの駆動装置は例えば特開平10ー
71476号公報に示されているように公知である。そ
して、上記装置では、ガンを構成する固定ア―ムがガン
ブラケットにボルトによって固定され、可動ア―ムも減
速機の出力軸に前記固定ア―ムと同心状にボルトによっ
て固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記公知の電
動ガンの駆動装置では、ガンア―ムを交換する場合に、
各ア―ムを固定するボルトを緩めてア―ムを個々に取り
替えなければならず、その作業が面倒であると共に、取
り替え後に両ア―ムの芯合わせを行う必要があってこの
作業も容易ではない、という問題がある。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、固定ア―ムと可動ア―ムを予め組み付けたガン
の固定ア―ム側のみをガンブラケットに接続固定し、可
動ア―ム側は減速機の出力軸に設けた動力伝達機構を介
して接続することによって、ガンア―ムの取り替えが容
易で芯合わせの必要がなく、X型とC型に共用できる電
動ガンの駆動装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における電動ガンの駆動装置は、固定ア―ム
と可動ア―ムを予め組み付けたガンの固定ア―ム側をガ
ンブラケットに接続固定し、該ガンブラケットの前記接
続部と反対側に減速機を配置し、該減速機の出力軸の中
心線と前記接続部の中心線とを略一致させ、減速機の出
力軸から動力伝達機構を介して前記可動ア―ムを駆動す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0006】また、前記固定ア―ムとガンブラケットの
接続を、一方側に形成した凹孔と他方側に形成した突起
で構成し、該突起を凹孔に挿嵌して行うことを特徴とす
るものである。
【0007】また、前記動力伝達機構が、減速機の出力
軸に設けた揺動レバ―と、該揺動レバ―の先端に設けた
ロ―ラまたはガイド孔と、可動ア―ムに設けたガイド孔
またはロ―ラとで構成されていることを特徴とするもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して本発明の実施
例について説明する。図1は本発明に係る電動ガンの駆
動装置をX型ガンに適用した正面図、図2はその平面
図、図3は図1のA―A断面図、図4は本発明に係る電
動ガンの駆動装置をC型ガンに適用した正面図、図5は
その平面図である。
【0009】図1ないし図3において、1は本発明で可
動ア―ムを構成する揺動ア―ムであり、該ア―ム1の先
端には電極2が取付けられており、また該ア―ム1の中
間上部には後述する揺動レバ―3が接続されている。4
は固定ア―ムであり、該ア―ム4の先端にも電極5が前
記電極2と対向するように取付けられており、該ア―ム
4は前記揺動ア―ム1と協働してX型ガンを構成してい
る。
【0010】6はガンブラケットであり、該ガンブラケ
ット6にはトランス7が取付られ、該トランス7の後端
は図示しないロボットの手首に接続されている。
【0011】前記ガンブラケット6の先端の一側には前
記固定ア―ム4を固定する接続部である円柱状の突起8
が形成されており、一方,前記固定ア―ム4の後端には
前記突起8が挿嵌されるように凹孔9が形成されてい
る。また、前記揺動ア―ム1の後端は固定ア―ム4の後
端の外周に軸受10を介して回動自在に軸支されてい
る。なお、11はガンブラケット6に形成された固定ア
―ム4の位置決めピンであり、また、12は固定ア―ム
4の抑え部材である。
【0012】そして、前記ガンブラケット6と固定ア―
ム4との接続は、固定ア―ム4側に突起を形成しガンブ
ラケット6側に凹孔を形成して接続を行うようにしても
よく、或は例えば両者4,6に接続用フランジを形成し
てフランジ同士を接続するような他の周知の接続手段を
適用してもよい。
【0013】前記ガンブラケット6の先端の他側には減
速機13が固着されており、該減速機13の出力軸14
には前記揺動レバ―3が固着され、出力軸14の中心線
は前記突起8の中心線と一致する状態にある。また、減
速機13の入力軸には大プ―リ15が取付けられてい
る。
【0014】また、ガンブラケット6から分岐した支持
部材16には電動機17が固定・支持されており、該電
動機17の出力軸18には小プ―リ19が取付けられて
いて、該小プ―リ19と前記大プ―リ15間は歯付きベ
ルト20で接続されている。
【0015】前記減速機13の出力軸14に固着された
揺動レバ―3の先端にはロ―ラ21が取付けられてお
り、また、前記揺動ア―ム1の中間上方にはガイド孔2
2が形成されており、前記ロ―ラ21をガイド孔22の
配置して揺動レバ―3を揺動させることによって揺動ア
―ム1を揺動させるようにしてある。なお、揺動レバ―
3の先端にガイド孔を形成し揺動ア―ム1側にロ―ラを
配置してもよい。
【0016】以上のような構成からなる電動ガンにおい
て、図1の状態から電動機17を駆動すると、その回転
は小プ―リ19から歯付きベルト20を介して大プ―リ
15に至る間に減速されて減速機13に至り更に減速さ
れて減速機13の出力軸14を回動する。そして、この
回動力は揺動レバ―3を反時計方向に回動させて揺動ア
―ム1を固定ア―ム側に向けて揺動させ、電極2は加圧
動作を行う。溶接が終了すると、前記電動機17を逆転
させることによって電極2は開放動作を行う。
【0017】ところで、溶接条件の変更によって、ガン
ア―ムを取り替える場合には、固定ア―ムの抑え12を
外し、固定ア―ム4と可動ア―ムである揺動ア―ム1を
組み付けたまま、該ガンア―ムをガンブラケット6の側
方に引き出すことによって、揺動ア―ム1と揺動レバ―
3の接続であるロ―ラ21はガイド孔22から離れて揺
動ア―ム1と揺動レバ―3との接続が解かれると共に固
定ア―ム4とガンブラケット6の接続も解かれ、ガンア
―ムは組み付けたままガンブラケット6の側方に分離し
て位置される。
【0018】そして、固定ア―ム4と可動ア―ムである
揺動ア―ム1を組み付けた新たなガンア―ムをガンブラ
ケット6の側方に位置させて、その固定ア―ム4をガン
ブラケット6に接続することによって揺動ア―ム1と揺
動レバ―3も自動的に接続される。
【0019】このように、ガンア―ムは組み付けたまま
で、単に固定ア―ム4とガンブラケット6との接続を解
除或は再接続するのみでガンア―ムの取り替えが可能で
あるので、その取り替え作業が容易であると共に、ガン
ア―ムの取り替えが固定ア―ム4と揺動ア―ム1を予め
組み付けた状態で行われ得るのでガンア―ムの取り替え
後に両ア―ム1,4の芯合わせを行う必要がない。
【0020】図4,5は本発明をC型ガンに適用したも
のであり、C型ガンが固定ア―ム4と可動ア―ムである
加圧ロッド1とからなるガンア―ムを備え、加圧ロッド
1の後端にガイド孔22を有するガイド部材30を固定
して、ガイド孔22に揺動レバ―3の先端部に設けたロ
―ラ21を接続する以外は前の実施例と実質的に同一で
あるので、同一符号を付してその説明を省略する。な
お、この実施例でも加圧ロッド1の後端にロ―ラ21を
設け揺動レバ―3の先端部にガイド孔22を形成しても
よいものである。
【0021】この実施例の場合にも、固定ア―ム4と加
圧ロッド1は予め組み付けたままガンア―ムの取り替え
が行われ得るので、その取り替え作業が容易であると共
に、ガンア―ムの取り替え後に両ア―ム1,4の芯合わ
せを行う必要がないものである。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、固定ア―ムと可動ア―
ムを予め組み付けたガンの固定ア―ム側を前記ガンブラ
ケットに接続固定し、該ガンブラケットの前記接続部と
反対側に前記減速機を配置し、該減速機の出力軸の中心
線と前記接続部の中心線とを略一致させ、減速機の出力
軸から動力伝達機構を介して前記可動ア―ムを駆動する
ようにしたので、固定ア―ムと可動ア―ムを予め組み付
けたガンの固定ア―ム側のみをガンブラケットに接続固
定し、可動ア―ム側は減速機の出力軸に設けた動力伝達
機構を介して接続することによって、ガンア―ムの取り
替えが容易で、ガンア―ムの取り替え後に固定ア―ムと
可動ア―ムの芯合わせを行う必要がない電動ガンの駆動
装置となる。
【0023】また、固定ア―ムとガンブラケットの接続
を、一方側に形成した凹孔と他方側に形成した突起で構
成し該突起を凹孔に挿嵌して行う場合には、その接続が
容易で且つ分離も容易な電動ガンの駆動装置となる。
【0024】更に、動力伝達機構が、減速機の出力軸に
設けた揺動レバ―と、該揺動レバ―の先端に設けたロ―
ラまたはガイド孔と、可動ア―ムに設けたガイド孔また
はロ―ラとで構成した場合には、可動ア―ムへの動力の
伝達が確実であると共にガンア―ムに取り替えが更に容
易な電動ガンの駆動装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る電動ガンの駆動装置をX型
ガンに適用した正面図である。
【図2】図2はその平面図である。
【図3】図3は図1のA―A断面図である。
【図4】図4は本発明に係る電動ガンの駆動装置をC型
ガンに適用した正面図である。
【図5】図5はその平面図である。
【符号の説明】
1 可動ア―ム 3 揺動レバ― 4 固定ア―ム 6 ガンブラケット 8 突起 9 凹孔 13 減速機 14 減速機の出力軸 17 電動機 21 ロ―ラ 22 ガイド孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボットに接続されるガンブラケットの先
    端側に、電動機からの回転速度を減速する減速機を取付
    けた電動ガンの駆動装置において、固定ア―ムと可動ア
    ―ムを予め組み付けたガンの固定ア―ム側を前記ガンブ
    ラケットに接続固定し、該ガンブラケットの前記接続部
    と反対側に前記減速機を配置し、該減速機の出力軸の中
    心線と前記接続部の中心線とを略一致させ、減速機の出
    力軸から動力伝達機構を介して前記可動ア―ムを駆動す
    るようにしたことを特徴とする電動ガンの駆動装置。
  2. 【請求項2】前記固定ア―ムとガンブラケットの接続
    を、一方側に形成した凹孔と他方側に形成した突起で構
    成し、該突起を凹孔に挿嵌して行うことを特徴とする請
    求項1記載の電動ガンの駆動装置。
  3. 【請求項3】前記動力伝達機構が、減速機の出力軸に設
    けた揺動レバ―と、該揺動レバ―の先端に設けたロ―ラ
    またはガイド孔と、可動ア―ムに設けたガイド孔または
    ロ―ラとで構成されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の電動ガンの駆動装置。
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