JPH11347211A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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Publication number
JPH11347211A
JPH11347211A JP10162005A JP16200598A JPH11347211A JP H11347211 A JPH11347211 A JP H11347211A JP 10162005 A JP10162005 A JP 10162005A JP 16200598 A JP16200598 A JP 16200598A JP H11347211 A JPH11347211 A JP H11347211A
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JP
Japan
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symbol
big hit
temporary
control device
large winning
Prior art date
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Pending
Application number
JP10162005A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Tsuge
英樹 柘植
Kenjiro Kato
健二郎 加藤
Hironori Watanabe
浩則 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Okumura Yu Ki Co Ltd filed Critical Okumura Yu Ki Co Ltd
Priority to JP10162005A priority Critical patent/JPH11347211A/ja
Publication of JPH11347211A publication Critical patent/JPH11347211A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技のおもしろさを高めること。 【解決手段】 表示制御装置は、ROMに記憶された全
ての図柄の中から仮大当り図柄を選択した後(ステップ
S12)、大当り図柄を選択する(ステップS13)。
そして、仮大当り図柄と大当り図柄とが相違しているこ
とを確認した後、図柄表示装置に仮大当り図柄を表示し
(ステップS17)、仮大当り図柄を大当り図柄に変動
させる(ステップS19)。このため、仮大当り図柄が
仮大当り図柄を除く全ての大当り図柄に変動し得るの
で、仮大当り図柄の変動が始まった時点で停止する大当
り図柄が分からなくなり、遊技のおもしろさが高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図柄表示手段に大
当り図柄を表示することに基づいて大当りを報知する構
成のパチンコ機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上記パチンコ機には、
図柄表示装置の左列,中列,右列に同一の図柄を表示す
ることに基づいて大当りを報知する構成のものがある。
この構成の場合、図柄表示装置の3列に同一の図柄を表
示した後、3列の図柄を揃えたままで回転させ、予め設
定された特定の図柄で停止させていたので、図柄の回転
が始まった時点で停止する図柄が分かってしまい、遊技
のおもしろさの点で改善の余地が残されていた。本発明
は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、
遊技のおもしろさを高めることができるパチンコ機を提
供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のパチンコ
機は、遊技盤に設けられた図柄表示手段と、この図柄表
示手段に表示された第1の大当り図柄を第2の大当り図
柄にランダムに変動させる変動手段とを備えたところに
特徴を有している。上記手段によれば、第1の大当り図
柄が何に変動するか分からず、例えば普通図柄が確変図
柄に変動する期待感を持って図柄表示手段を見つめるこ
とができるので、遊技のおもしろさが高まる。尚、普通
図柄とは、確変や時短等の大当り以外の特典が付与され
ない図柄を称するものである。
【0004】請求項2記載のパチンコ機は、変動手段が
第1の大当り図柄を除く全ての大当り図柄の中から第2
の大当り図柄をランダムに選択するところに特徴を有し
ている。上記手段によれば、第1の大当り図柄の変動の
バリエーションが増えるので、第1の大当り図柄が何に
変動するか一層分からず、遊技のおもしろさが一層高ま
る。
【0005】請求項3記載のパチンコ機は、図柄表示手
段に特定の第1の大当り図柄が表示されている場合に変
動手段が第1の大当り図柄を変動させないところに特徴
を有している。上記手段によれば、例えば確変図柄の表
示時に図柄の変動を行わないようにすることができるの
で、確変図柄が揃ったにも拘らず普通図柄に変動して遊
技者に不愉快な思いをさせることが防止される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図7に基づいて説明する。まず、図5において、
パチンコホールの台島には本体枠1が設置されている。
この本体枠1には遊技盤2が組込まれており、遊技盤2
の前面には複数の障害釘(図示せず)が打込まれてい
る。
【0007】本体枠1には窓枠3が左辺部を中心に回動
可能に装着されている。この窓枠3にはガラス窓(図示
せず)が組込まれており、遊技盤2の前面はガラス窓に
より覆われている。また、本体枠1の右下部には発射ハ
ンドル4が回動可能に装着されている。この発射ハンド
ル4の裏側には発射モータ5が装着されており、発射ハ
ンドル4が時計回り方向へ回動操作されると、発射モー
タ5に電源が与えられる。
【0008】本体枠1には上皿6および下皿7が取付け
られており、上皿6内にはパチンコ球(図示せず)が貯
溜されている。また、発射モータ5の回転軸にはクラン
ク機構(図示せず)を介して打球槌8が連結されてお
り、発射モータ5が作動すると、打球槌8が打球動作を
繰返し、上皿6内からパチンコ球が繰返し打出される。
また、遊技盤2の左側部には外レール9aおよび内レー
ル9bが固定されており、上皿6内から打出されたパチ
ンコ球は両レール9aおよび9b間を通して遊技盤2の
上部に案内され、複数の障害釘に当たりながら落下す
る。
【0009】遊技盤2の後面には合成樹脂製の機構盤
(図示せず)が固定されている。この機構盤の後面に
は、図6に示すように、中央部に位置して合成樹脂製の
カバー10が装着されており、カバー10の後面にはメ
イン回路ボックス11が固定されている。このメイン回
路ボックス11内にはメイン回路基板12が収納されて
おり、メイン回路基板12には、図4に示すように、メ
イン制御装置13が搭載されている。このメイン制御装
置13はマイクロコンピュータを主体に構成されたもの
であり、CPU13a,ROM13b,RAM13c,
クロック回路13d,入力インターフェース13e,出
力インターフェース13fを有している。
【0010】遊技盤2の前面には、図5に示すように、
始動口14が装着されており、始動口14内には始動口
センサ14a(図4参照)が配設されている。この始動
口センサ14aは始動口14内にパチンコ球が入球した
ことを検出して入球信号を出力するものであり、図4に
示すように、始動口センサ14aからの入球信号はメイ
ン制御装置13の入力インターフェース13eに与えら
れる。
【0011】メイン制御装置13は、クロック回路13
dからのパルス信号に基づいて大当りリングカウンタ
「No」を「0」〜「329」にインクリメントしてお
り、「No=7」のタイミングで始動口センサ14aか
らの入球信号を検出すると、「大当り」と判定してRA
M13cにカウント値「No」を書込む。また、「Na
=0〜6,8〜329」のタイミングで入球信号を検出
すると、「外れ」と判定してRAM13cにカウント値
「No」を書込む。
【0012】メイン制御装置13は、クロック回路13
dからのパルス信号に基づいて確変リングカウンタ「N
k」を「0」〜「11」にインクリメントしており、
「Nk=0,2,4,6,8,10」のタイミングで大
当りを検出すると、RAM13cにカウント値「Nk」
を書込み、次回は上述の「1/330」の確率で大当り
を判定する(通常モード)。また、「Nk=1,3,
5,7,9,11」のタイミングで大当りを検出する
と、RAM13cにカウント値「Nk」を書込み、確率
変動モードに切換わる。
【0013】メイン制御装置13は、確率変動モードに
切換わると、「大当りカウンタNo=55,110,1
65,220,275」のタイミングで始動口センサ1
4aからの入球信号を検出した場合に「大当り」と判定
してRAM14cにカウント値「No」を書込む。
【0014】メイン制御装置13は、クロック回路13
dからのパルス信号に基づいて図柄リングカウンタ「N
c」を「0」〜「12」にインクリメントしており、大
当りを検出すると、大当りの検出タイミングに応じたカ
ウント値「Nc」をRAM13cに書込む。尚、上述の
各動作は、メイン制御装置13がROM13bに記憶さ
れた制御プログラムに基づいて実行するものである。ま
た、メイン制御装置13は、リングカウンタ「No」,
「Nk」,「Nc」を最大値までインクリメントする
と、次は「0」に書換え、「1」,「2」……とインク
リメントする。
【0015】遊技盤2の前面には、図5に示すように、
合成樹脂製の大入賞口ユニット15が装着されており、
大入賞口ユニット15には大入賞口(図示せず)が設け
られている。また、大入賞口ユニット15には扉15a
が回動可能に装着されており、大入賞口は扉15aの回
動に伴い開閉される。
【0016】大入賞口ユニット15の扉15aは大入賞
口ソレノイド16(図4参照)のプランジャに連結され
ている。この大入賞口ソレノイド16は、図4に示すよ
うに、メイン制御装置13の出力インターフェース13
fに接続されたものであり、メイン制御装置13は、
「大当り」を検出すると、大入賞口ソレノイド16に電
源を与える。すると、大入賞口ソレノイド16のプラン
ジャが移動して扉15aが回動し、大入賞口ユニット1
5の大入賞口が開放されるので、パチンコ球が大入賞口
内に入球する。尚、メイン制御装置13は、大当りを検
出すると、大入賞口の開放動作を繰返し、繰返し回数が
所定値に達すると、大当り終了信号を出力する。
【0017】大入賞口ユニット15の大入賞口内には大
入賞口センサ15b(図4参照)が配設されている。こ
の大入賞口センサ15bは大入賞口内にパチンコ球が入
球したことを検出して入球信号を出力するものであり、
図4に示すように、大入賞口センサ15bからの入球信
号はメイン制御装置13の入力インフェース13eに与
えられ、メイン制御装置13は、大入賞口センサ15b
からの入球信号に基づいて入球カウンタ「Np」をイン
クリメントすることに伴いパチンコ球の入球個数を検出
する。
【0018】機構盤の後面には、図6に示すように、合
成樹脂製のメインセット17が装着されており、メイン
セット17の上端部には賞球タンク18およびタンクレ
ール19が固定されている。このタンクレール19の一
端部は賞球タンク18内に通じており、賞球タンク18
内およびタンクレール19内にはパチンコ球が充填され
ている。
【0019】機構盤には賞球払出ケース20が装着され
ており、賞球タンク18内のパチンコ球はタンクレール
19から賞球払出ケース20内に転がり落ち、賞球払出
ケース20内に整列状態で充填されている。また、賞球
払出ケース20内には賞球払出ソレノイド21(図4参
照)が収納されている。この賞球払出ソレノイド21は
メイン制御装置13の出力インターフェース13fに接
続されたものであり、メイン制御装置13は、入球カウ
ンタ「Np」の値に基づいて賞球払出ソレノイド21を
駆動制御する。
【0020】賞球払出ケース20内にはスプロケット
(図示せず)が回動可能に収納されている。このスプロ
ケットは賞球払出ソレノイド21のプランジャに連結さ
れたものであり、賞球払出ソレノイド21が入球カウン
タ「Np」の値に基づいて駆動制御されると、スプロケ
ットの回動動作が所定回数実行され、入球カウンタ「N
p」の値に応じた個数のパチンコ球が賞球払出ケース2
0内から下方へ送り出される。
【0021】メインセット17には、図6に示すよう
に、球通路22が設けられている。この球通路22は賞
球払出ケース20と上皿6との間を繋ぐものであり、賞
球払出ケース20内から送り出されたパチンコ球は球通
路22を通して上皿6内に供給される。また、メインセ
ット17には球通路23が設けられている。この球通路
23は上皿6と下皿7との間を繋ぐものであり、上皿6
内から溢れたパチンコ球は球通路23を通して下皿7内
に供給される。
【0022】メイン回路基板12には、図4に示すよう
に、変動手段に相当する表示制御装置24が搭載されて
いる。この表示制御装置24はマイクロコンピュータを
主体に構成されたものであり、CPU24a,図柄RO
M24b,プログラムROM24c,RAM24d,ク
ロック回路24e,入力インターフェース24f,出力
インターフェース24gを有している。
【0023】遊技盤2の前面には、図5に示すように、
図柄表示手段に相当する図柄表示装置25が固定されて
おり、図柄表示装置25は、図4に示すように、表示制
御装置24の出力インターフェース24gに接続されて
いる。この図柄表示装置25は4インチの液晶画面25
a(図5参照)を有するものであり、表示制御装置24
は液晶画面25aに図柄を左列,中列,右列の3列に表
示する。
【0024】表示制御装置24の図柄ROM24bは記
憶手段に相当するものであり、図柄ROM24bには
「一」〜「九」の漢数字を表示するための図柄データ,
「龍」のキャラクターを表示するための図柄データ,
「男性忍者」のキャラクターを表示するための図柄デー
タ,「女性忍者」のキャラクターを表示するための図柄
データ等が記憶されている。また、表示制御装置24の
プログラムROM24cには表示制御プログラムが記憶
されており、表示制御装置24はメイン制御装置13か
らの制御信号を表示制御プログラムに基づいて処理し、
処理結果に応じた図柄データを図柄ROM24bから読
出し、図柄表示装置25に表示する。
【0025】図1は表示制御装置24のプログラムRO
M24cに記憶された表示制御プログラムを示すフロー
チャートである。以下、図1のフローチャートについて
詳述する。メイン制御装置13は、始動口センサ14a
からの入球信号を検出すると、大当りカウンタの値「N
o」,確変カウンタの値「Nk」,図柄カウンタの値
「Nc」を表示制御装置24に与える。
【0026】表示制御装置24は、メイン制御装置13
からカウント値「No〜Nc」を取得すると、ステップ
S1からS2へ移行する。そして、図3の(a)に示す
ように、図柄表示装置25の左列の図柄,中列の図柄,
右列の図柄を高速回転しているかのように変動させ、図
1のステップS3へ移行する。ここで、「大当りカウン
タNo=0〜6,8〜329」を検出すると、「外れ」
と判定してステップS4へ移行し、左列の図柄,中列の
図柄,右列の図柄を設定する。この後、ステップS5へ
移行し、図柄表示装置25の左列,中列,右列を設定図
柄で停止させ、ステップS1に復帰する。
【0027】図3の(b)〜(d)は表示制御装置24
がステップS5で実行する表示制御の一例を示すもので
ある。ここで、表示制御装置24は、(b)に示すよう
に、左列の図柄を「八」で停止させる。次に、(c)に
示すように、右列の図柄を「八」で停止させた後(リー
チ)、中列の図柄を低速回転状態に切換え、左下部に
「男性忍者」のキャラクターを登場させる。そして、
(d)に示すように、中列の図柄を「八」以外の図柄
「六」で停止させ、外れを報知する。
【0028】表示制御装置24は、図1のステップS3
で「大当りカウンタNo=7」を検出すると、大当りと
判定してステップS6へ移行する。ここで、「確変カウ
ンタNk=0,2,4,6,8,10」を検出すると、
確率変動ではないと判断してステップS7へ移行する。
【0029】表示制御装置24のプログラムROM24
cには、図7の(a)に示すように、確変カウンタの値
「Nk」と大当り図柄との関係を示すテーブルデータが
記憶されており、表示制御装置24は、図1のステップ
S7へ移行すると、図7の(a)のテーブルデータに基
づいて左列の図柄,中列の図柄,右列の図柄を同一の大
当り図柄「Nk」に設定し、図1のステップS8へ移行
する。
【0030】表示制御装置24は、ステップS8へ移行
すると、図3の(b)および(c)に示すように、図柄
表示装置25の左列および右列を同一の設定図柄「Nk
(八)」で順次停止させ、図1のステップS9へ移行す
る。そして、中列の図柄を低速回転に切換え、左下部に
「男性忍者」を登場させた後、図3の(e)に示すよう
に、中列を設定図柄「Nk(八)」で停止させ、大当り
を報知する。
【0031】表示制御装置24は、図柄表示装置25の
左列,中列,右列に同一の図柄を表示すると、図1のス
テップS10へ移行する。そして、図2の(e)に示す
ように、図柄表示装置25に「大当り」の文字を表示し
た後、図1のステップS11へ移行する。ここで、メイ
ン制御装置13から大当り終了信号が与えられると、ス
テップS1に復帰する。
【0032】表示制御装置24は、ステップS6で「確
変カウンタNk=1,3,5,7,9,11」を検出す
ると、ステップS12へ移行する。ここで、表示制御装
置24のプログラムROM24cには、図7の(b)に
示すように、図柄カウンタの値「Nc」と仮大当り図柄
との関係を示すテーブルデータが記憶されており、表示
制御装置24は、図1のステップS12へ移行すると、
図柄カウンタ「Nc」に基づいて左列の図柄,中列の図
柄,右列の図柄を同一の仮大当り図柄「Nc」に設定
し、図1のステップS13へ移行する。
【0033】表示制御装置24は、ステップS13へ移
行すると、確変カウンタ「Nk」に基づいて左列の図
柄,中列の図柄,右列の図柄を同一の大当り図柄「N
k」に設定し、ステップS14へ移行する。そして、図
柄カウンタ「Nc」と確変カウンタ「Nk」とを比較す
ることに基づいて、ステップS12で設定した仮大当り
図柄とステップS13で設定した大当り図柄とが同一で
あるかを判断する。
【0034】表示制御装置24は、ステップS14で仮
大当り図柄と大当り図柄とが相違していると判断する
と、ステップS16へ移行する。また、両者が同一であ
ると判断すると、ステップS15へ移行する。ここで、
図柄カウンタ「Nc」に「1」を加算して図柄カウンタ
「Nc」を変更した後、新たな図柄カウンタ「Nc」に
基づいて仮大当り図柄を設定し、ステップS16へ移行
する。
【0035】表示制御装置24は、ステップS16へ移
行すると、図2の(a)に示すように、図柄表示装置2
5の左列および右列を設定した仮大当り図柄で停止させ
た後、中列を低速回転に切換え、左下部に「男性忍者」
を登場させる。そして、図1のステップS17へ移行
し、図2の(b)に示すように、図柄表示装置25の中
列を設定した仮大当り図柄で停止させ、左列,中列,右
列に同一の仮大当り図柄を表示することに伴い大当りの
発生を報知した後、図1のステップS18へ移行する。
尚、仮大当り図柄は請求項1記載の第1の大当り図柄に
相当するものであり、図柄が揃ったことで大当りの発生
を報知する。
【0036】表示制御装置24は、ステップS18へ移
行すると、図2の(c)に示すように、図柄表示装置2
5の左列,中列,右列に同一の図柄を表示したまま左列
の図柄,中列の図柄,右列の図柄を変動させ、図1のス
テップS9へ移行する。そして、図2の(d)に示すよ
うに、左下部の「男性忍者」を「女性忍者」に変身さ
せ、図柄表示装置25の左列,中列,右列を設定した大
当り図柄で停止させた後、図1のステップS10へ移行
する。ここで、図2の(e)に示すように、図柄表示装
置25に「大当り」の文字を表示した後、図1のステッ
プS11へ移行し、メイン制御装置13から大当り終了
信号が与えられると、ステップS1に復帰する。尚、大
当り図柄は請求項1記載の第2の大当り図柄に相当する
ものであり、今回の当りがどの図柄の組合わせで大当り
になったかを示している。
【0037】上記実施例によれば、図柄表示装置25に
表示された仮大当り図柄を大当り図柄にランダムに変動
させた。このため、仮大当り図柄の変動が始まった時点
で停止する大当り図柄が分からず、特に普通図柄「龍,
二,四,六,八,女性忍者」が確変図柄「一,三,五,
七,九,男性忍者」に変わる期待感を持って図柄表示装
置25を見つめることができるので、遊技のおもしろさ
が高まる。また、仮大当り図柄を除く全ての中から大当
り図柄をランダムに選択した。このため、仮大当り図柄
の変動のバリエーションが増えるので、仮大当り図柄が
何に変動するか一層分からなくなり、遊技のおもしろさ
が一層高まる。
【0038】尚、上記第1実施例においては、仮大当り
図柄から大当り図柄への変動を確率変動か否かに応じて
選択的に行ったが、これに限定されるものではなく、例
えば確率変動か否かに拘らず常時行っても良い。図8
は、この構成を具体化した本発明の第2実施例を示すも
のである。ここで、表示制御装置24は、ステップS3
で大当りを検出すると、ステップS12へ移行し、図柄
カウンタの値「Nc」に基づいて仮大当り図柄を設定す
る。そして、ステップS12〜S18,S9〜S11を
実行し、仮大当り図柄を大当り図柄に変動させる。
【0039】次に本発明の第3実施例を図7および図9
に基づいて説明する。表示制御装置24は、図9のステ
ップS6で「確変カウンタNk=0,2,4,6,8,
10」を検出すると、ステップS21へ移行する。
【0040】表示制御装置24は、ステップS21で
「図柄カウンタNc=0,2,4,6,8,10,1
2」を検出すると、図7の(b)に示すように、図柄カ
ウンタ「Nc」が普通図柄を示していると判断し、図9
のステップS22へ移行する。また、ステップS21で
「Nc=1,3,5,7,9,11」を検出すると、図
7の(b)に示すように、図柄カウンタ「Nc」が確変
図柄を示していると判断し、図9のステップS23へ移
行する。そして、「Nc+1→Nc」を実行して「N
c」を偶数(=通常図柄)に変更した後、ステップS2
2へ移行する。
【0041】表示制御装置24は、ステップS22へ移
行すると、図柄カウンタ「Nc」に基づいて仮大当り図
柄を普通図柄に設定し、ステップS24へ移行する。そ
して、確変カウンタ「Nk」に基づいて大当り図柄を普
通図柄に設定し、ステップS25へ移行する。ここで、
仮大当り図柄と大当り図柄とが異なる場合にはステップ
S16へ移行し、両者が同一である場合にはステップS
25からS26へ移行する。そして、「Nc+2→N
c」を実行し、仮大当り図柄を大当り図柄とは別の普通
図柄に変更した後、ステップS16へ移行する。
【0042】尚、図7の(b)に示すように、「図柄カ
ウンタNc=12」である場合には、「Nc+2→N
c」を実行すると、仮大当り図柄「八」が確変図柄
「一」に変更される。従って、表示制御装置24は、図
9のステップS26で「図柄カウンタNc=12」を検
出した場合に限り、「Nc+3→Nc」を実行し、仮大
当り図柄「八」を別の普通図柄「二」に変更する。
【0043】表示制御装置24は、ステップS16へ移
行すると、図柄表示装置25の左列および右列を設定し
た仮大当り図柄(普通図柄)で停止させた後、中列を低
速回転に切換え、ステップS17へ移行する。そして、
中列を設定した仮大当り図柄(普通図柄)で停止させ、
ステップS18へ移行する。
【0044】表示制御装置24は、ステップS18へ移
行すると、図柄表示装置25の左列,中列,右列に同一
の図柄を表示したまま左列の図柄,中列の図柄,右列の
図柄を回転させ、ステップS9へ移行する。そして、左
列,中列,右列を設定した大当り図柄(普通図柄)で停
止させた後、ステップS10へ移行し、「大当り」の文
字を表示する。
【0045】表示制御装置24は、ステップS6で「確
変カウンタNk=1,3,5,7,9,11」を検出す
ると、ステップS27へ移行する。ここで、「図柄カウ
ンタNc=0,2,4,6,8,10,12」を検出す
ると、ステップS28へ移行し、図柄カウンタ「Nc」
に基づいて仮大当り図柄を普通図柄に設定し、ステップ
S29へ移行する。そして、確変カウンタ「Nk」に基
づいて大当り図柄を設定し、ステップS16へ移行す
る。
【0046】表示制御装置24は、ステップS16へ移
行すると、図柄表示装置25の左列および右列を設定し
た仮大当り図柄(普通図柄)で停止させた後、中列を低
速回転に切換え、ステップS17へ移行する。そして、
中列を設定した仮大当り図柄(普通図柄)で停止させ、
ステップS18へ移行する。
【0047】表示制御装置24は、ステップS18へ移
行すると、図柄表示装置25の左列,中列,右列に同一
の図柄を表示したまま左列の図柄,中列の図柄,右列の
図柄を回転させ、ステップS9へ移行する。そして、図
柄表示装置25の左列,中列,右列を設定した大当り図
柄(確変図柄)で停止させた後、ステップS10へ移行
し、「大当り」の文字を表示する。
【0048】表示制御装置24は、ステップS27で
「図柄カウンタNc=1,3,5,7,9,11」を検
出すると、ステップS30へ移行し、確変カウンタ「N
k」に基づいて大当り図柄を設定する。そして、ステッ
プS31へ移行し、図柄表示装置25の左列および右列
を設定した大当り図柄(確変図柄)で停止させた後、中
列を低速回転に切換え、ステップS9へ移行する。ここ
で、中列を設定した大当り図柄(確変図柄)で停止させ
た後、ステップS10へ移行し、「大当り」の文字を表
示する。
【0049】上記実施例によれば、図柄表示装置25に
確変図柄(一,三,五,七,九,男性忍者)が表示され
た場合には確変図柄を変動させないようにした。このた
め、確変図柄が揃ったにも拘らず普通図柄(龍,二,
四,六,八,女性忍者)に変動し、遊技者に不愉快な思
いをさせることが防止される。
【0050】尚、上記第1〜第3実施例においては、図
柄表示装置25に3列に図柄を表示したが、これに限定
されるものではなく、例えば2列に図柄を表示したり、
3列3段に図柄を表示しても良い。図柄表示装置25に
2列に図柄を表示する場合には、2列に同一の図柄を表
示することに伴い大当りを報知すると良い。また、3列
3段に図柄を表示する場合には、縦・横・斜めのいずれ
かに同一の図柄を3個表示することに伴い大当りを報知
すると良い。
【0051】また、上記第1〜第3実施例においては、
図柄カウンタ「Nc」を図7の(b)のテーブルデータ
に基づいて処理することに伴い仮大当り図柄を設定した
が、これに限定されるものではなく、例えば演算式に基
づいて処理することに伴い仮大当り図柄を設定しても良
い。
【0052】また、上記第1〜第3実施例においては、
図柄表示装置25として液晶表示装置を用いたが、これ
に限定されるものではなく、例えばブラウン管表示装置
や7セグメント形のLED表示装置等を用いても良い。
また、上記第1〜第3実施例においては、図柄表示装置
25を専用の表示制御装置24によって表示制御した
が、これに限定されるものではなく、例えばメイン制御
装置13によって表示制御しても良い。
【0053】また、上記第1〜第3実施例においては、
表示制御装置24を単一のマイクロコンピュータから構
成したが、これに限定されるものではなく、例えば第1
のマイクロコンピュータおよび第2のマイクロコンピュ
ータから構成しても良い。この場合、メイン制御装置1
3からの信号に基づいて仮大当り図柄および大当り図柄
を設定する動作を第1のマイクロコンピュータによって
行い、第1のマイクロコンピュータの設定結果に基づい
てROMから図柄を読出して図柄表示装置25に表示す
る動作を第2のマイクロコンピュータによって実行する
と良い。
【0054】また、上記第1〜第3実施例においては、
図柄表示装置25に確変図柄が揃うと、次回の大当り確
率がアップする確率変動機に本発明を適用したが、これ
に限定されるものではなく、例えば電動始動口を有する
時間短縮機に適用しても良い。この時間短縮機は、パチ
ンコ球がゲート内を所定タイミングで通過することに基
づいて電動始動口を開放する構成であり、図柄表示装置
25に特定の時短図柄が揃うと、次回は電動始動口の開
放が短サイクルで繰返され、しかも、開放時間が長くな
る。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のパチンコ機は次の効果を奏する。請求項1記載の手段
によれば、第1の大当り図柄を第2の大当り図柄にラン
ダムに変動させたので、第1の大当り図柄が何に変動す
るのか分からなくなり、遊技のおもしろさが高まる。
【0056】請求項2記載の手段によれば、第1の大当
り図柄が第1の大当り図柄を除く全ての第2の大当り図
柄に変動し得るようにしたので、第1の大当り図柄が何
に変動するのか一層分からなくなり、遊技のおもしろさ
が一層高まる。請求項3記載の手段によれば、特定の第
1の大当り図柄が表示されている場合に第1の大当り図
柄を変動させないようにしたので、遊技者に不愉快な思
いをさせることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(表示制御装置の
制御内容を概略的に示すフローチャート)
【図2】図柄表示装置の画面を示す図
【図3】図柄表示装置の別の画面を示す図
【図4】電気的構成の概略を示すブロック図
【図5】全体構成を示す前面図
【図6】全体構成を示す後面図
【図7】プログラムROMに記憶されたテーブルデータ
を示す図
【図8】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図9】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
2は遊技盤、24は表示制御装置(変動手段)、24b
は図柄ROM(図柄記憶手段)、24cはプログラムR
OM(プログラム記憶手段)、25は図柄表示装置(図
柄表示手段)を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に設けられた図柄表示手段と、 前記図柄表示手段に表示された第1の大当り図柄を第2
    の大当り図柄にランダムに変動させる変動手段とを備え
    たことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 変動手段は、第1の大当り図柄を除く全
    ての大当り図柄の中から第2の大当り図柄をランダムに
    選択することを特徴とするパチンコ機。
  3. 【請求項3】 変動手段は、図柄表示手段に特定の第1
    の大当り図柄が表示された場合に第1の大当り図柄を変
    動させないことを特徴とする請求項1記載のパチンコ
    機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002177463A (ja) * 2000-12-14 2002-06-25 Daikoku Denki Co Ltd スロットマシン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002177463A (ja) * 2000-12-14 2002-06-25 Daikoku Denki Co Ltd スロットマシン

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