JPH11347147A - 歩行訓練機 - Google Patents
歩行訓練機Info
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- JPH11347147A JPH11347147A JP20266398A JP20266398A JPH11347147A JP H11347147 A JPH11347147 A JP H11347147A JP 20266398 A JP20266398 A JP 20266398A JP 20266398 A JP20266398 A JP 20266398A JP H11347147 A JPH11347147 A JP H11347147A
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- Japan
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- frame
- rotating wheel
- drive unit
- belt
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンベア式のベルト面を多種類の傾斜面に形
成させる歩行訓練機。 【解決手段】 フレーム2に回転可能な一対のローラ4
を回転可能に軸着して、ローラ4にベルト5をエンドレ
ス状に巻き掛け、フレーム2の前両側面に第1回転輪7
と後両側面に第2回転輪8を回転自在に軸着する。フレ
ーム2の両側に壁体3を立設して、第1回転輪7と第2
回転輪8とに巻回して壁体3に両端を固定する左右一対
の第1索状体11を設ける。フレーム2の前両側面の一
方側に第3回転輪9と後両側面に第4回転輪10を軸着
して、第3回転輪9に第2索状体を吊り下げて第1駆動
部16に連結し、一方の第4回転輪10に第3索状体1
3を巻き掛けて第2駆動部17に連結し、他方の第4回
転輪10に第4索状体14を巻き掛けて第3駆動部18
に連結する構成により、ベルト5上の歩行運動とフレー
ム2の揺動によるバランス運動を行う事ができる。
成させる歩行訓練機。 【解決手段】 フレーム2に回転可能な一対のローラ4
を回転可能に軸着して、ローラ4にベルト5をエンドレ
ス状に巻き掛け、フレーム2の前両側面に第1回転輪7
と後両側面に第2回転輪8を回転自在に軸着する。フレ
ーム2の両側に壁体3を立設して、第1回転輪7と第2
回転輪8とに巻回して壁体3に両端を固定する左右一対
の第1索状体11を設ける。フレーム2の前両側面の一
方側に第3回転輪9と後両側面に第4回転輪10を軸着
して、第3回転輪9に第2索状体を吊り下げて第1駆動
部16に連結し、一方の第4回転輪10に第3索状体1
3を巻き掛けて第2駆動部17に連結し、他方の第4回
転輪10に第4索状体14を巻き掛けて第3駆動部18
に連結する構成により、ベルト5上の歩行運動とフレー
ム2の揺動によるバランス運動を行う事ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベア式のエン
ドレス状にしたベルト上を歩行路として、歩行の訓練を
行う歩行訓練装置に関するものである。
ドレス状にしたベルト上を歩行路として、歩行の訓練を
行う歩行訓練装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンベア式の歩行訓練装置では、
ベルトでエンドルス状に連結して両端部を回転輪で回転
可能にし、一端の回転輪に駆動部を設け、駆動部の回転
数を多種類の異速度に操作可能にして、回転輪の一端方
向を指定した回転数でベルトを移動させる。利用者は、
ベルト上に乗り込み適した回転による移動速度で運動又
は訓練をおこなっていた。
ベルトでエンドルス状に連結して両端部を回転輪で回転
可能にし、一端の回転輪に駆動部を設け、駆動部の回転
数を多種類の異速度に操作可能にして、回転輪の一端方
向を指定した回転数でベルトを移動させる。利用者は、
ベルト上に乗り込み適した回転による移動速度で運動又
は訓練をおこなっていた。
【0003】また、前記歩行訓練装置には前後方向の上
り傾斜面・水平面を形成することができる勾配傾斜装置
が付加されているものがある。この勾配傾斜装置は、回
転輪を支持する一端側に上下位置が調整できる係合部を
備え、その係合部の位置調整により勾配を形成してい
た。
り傾斜面・水平面を形成することができる勾配傾斜装置
が付加されているものがある。この勾配傾斜装置は、回
転輪を支持する一端側に上下位置が調整できる係合部を
備え、その係合部の位置調整により勾配を形成してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の歩行訓練装置で
は、ベルト上の歩行であり、足を前後させてベルトの移
動速度に対応して、ベルトの移動速度を変えることで、
更に運動量を増やす運動器具として健康者の利用が多か
った。しかし、この歩行訓練装置は単調なベルトの移動
だけで、体の部分的な運動しかできず偏ったものとな
り、長期にわたって使用する人が少なくなる問題があっ
た。
は、ベルト上の歩行であり、足を前後させてベルトの移
動速度に対応して、ベルトの移動速度を変えることで、
更に運動量を増やす運動器具として健康者の利用が多か
った。しかし、この歩行訓練装置は単調なベルトの移動
だけで、体の部分的な運動しかできず偏ったものとな
り、長期にわたって使用する人が少なくなる問題があっ
た。
【0005】本発明の目的は、従来のような単調なベル
トの移動ではなく、体全体を使って歩行の運動が行える
複雑な傾斜面を形成することができる歩行訓練装置であ
り、平面から山道・悪路まで形成できる歩行訓練機を提
供することにある。
トの移動ではなく、体全体を使って歩行の運動が行える
複雑な傾斜面を形成することができる歩行訓練装置であ
り、平面から山道・悪路まで形成できる歩行訓練機を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、歩行
装置のベルトをエンドレス状に両端のローラに回転自在
に支持してローラを回転させベルトを移動させる装置に
おいて、ベルトの回動を支持するフレームを設け、フレ
ームの複数箇所に昇降手段を設け上下動可能にし、フレ
ームを上下動して揺動させながらベルトを移動する構成
にする。
装置のベルトをエンドレス状に両端のローラに回転自在
に支持してローラを回転させベルトを移動させる装置に
おいて、ベルトの回動を支持するフレームを設け、フレ
ームの複数箇所に昇降手段を設け上下動可能にし、フレ
ームを上下動して揺動させながらベルトを移動する構成
にする。
【0007】請求項2の発明は、フレームでベルトの両
端のローラを支持して、ローラを駆動回転するローラ駆
動部を設ける。フレームの両側には壁体を立設して、フ
レームの両側端面の一端部に第1回転輪と、他端部に第
2回転輪を回転可能に軸着する。第1索状部材の一端を
壁体の上部に固定して、第1回転輪から第2回転輪に巻
回して壁体の下部に他端を固定してフレームの両側に一
対に配置する。
端のローラを支持して、ローラを駆動回転するローラ駆
動部を設ける。フレームの両側には壁体を立設して、フ
レームの両側端面の一端部に第1回転輪と、他端部に第
2回転輪を回転可能に軸着する。第1索状部材の一端を
壁体の上部に固定して、第1回転輪から第2回転輪に巻
回して壁体の下部に他端を固定してフレームの両側に一
対に配置する。
【0008】前記第1回転輪の両側のどちらか一方側に
第3回転輪を回転自在に軸着して、その第3回転輪を第
2索状体で吊下げるように巻き掛けて、第2索状体を第
1駆動部に連結する。第2回転輪の両側に第4回転輪を
回転自在に軸着して、一方側の第4回転輪に第2駆動部
と連結する第3索状体を吊下げるように巻き掛け、他方
側の第4回転輪に第3駆動部と連結する第4索状体を吊
下げるように巻き掛ける構成にして、第1・第2・第3
駆動部の正逆回転によりフレームを揺動させる。請求項
3の発明は、フレームの揺動を第1・第2・第3・第4
索状体によりフレームの4隅を個別に上下動させる構成
にする。
第3回転輪を回転自在に軸着して、その第3回転輪を第
2索状体で吊下げるように巻き掛けて、第2索状体を第
1駆動部に連結する。第2回転輪の両側に第4回転輪を
回転自在に軸着して、一方側の第4回転輪に第2駆動部
と連結する第3索状体を吊下げるように巻き掛け、他方
側の第4回転輪に第3駆動部と連結する第4索状体を吊
下げるように巻き掛ける構成にして、第1・第2・第3
駆動部の正逆回転によりフレームを揺動させる。請求項
3の発明は、フレームの揺動を第1・第2・第3・第4
索状体によりフレームの4隅を個別に上下動させる構成
にする。
【0009】請求項1の構成では、ベルトが回動するフ
レームを揺動することができるので、好みの傾斜角によ
る歩行訓練ができる作用がある。
レームを揺動することができるので、好みの傾斜角によ
る歩行訓練ができる作用がある。
【0010】請求項2の構成では、フレームを第1・第
2と第3駆動部により複数種類の傾斜面を瞬時に形成す
ることができる作用がある。
2と第3駆動部により複数種類の傾斜面を瞬時に形成す
ることができる作用がある。
【0011】請求項3の構成では、フレームの揺動と上
下動を複数種類形成することができる作用がある。
下動を複数種類形成することができる作用がある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について、
図1から図5で示し説明する。図1は、通常の歩行が困
難な人の歩行の訓練又は運動をしたり、更に厳しい環境
状況における歩行の訓練・運動をしたりする歩行訓練機
1を示し、スローブ20を乗り込み台にして乗込場Sに
乗り入れ歩行の使用する。乗込場Sは、ゴム製のベルト
5が平面状に位置して、ベルト5の移動方向の左右両側
を壁体3が立設して囲っている。壁体3は歩行の訓練す
るときに使用者が手すりとして利用できる高さにした枠
体であり、パイプ形状の手すりのみでも、板形状のもの
でもよい。
図1から図5で示し説明する。図1は、通常の歩行が困
難な人の歩行の訓練又は運動をしたり、更に厳しい環境
状況における歩行の訓練・運動をしたりする歩行訓練機
1を示し、スローブ20を乗り込み台にして乗込場Sに
乗り入れ歩行の使用する。乗込場Sは、ゴム製のベルト
5が平面状に位置して、ベルト5の移動方向の左右両側
を壁体3が立設して囲っている。壁体3は歩行の訓練す
るときに使用者が手すりとして利用できる高さにした枠
体であり、パイプ形状の手すりのみでも、板形状のもの
でもよい。
【0013】乗込場Sの前方には、利用者の歩行状態を
確認するミラー19が備えら、利用者がミラー19を見
ながら歩行動作を行えることになる。ベルト5は、ゴム
製・金属製・樹脂製等の材質のものでエンドレス状に形
成して、ローラ4で両端を巻回して回転可能にしてい
る。ベルト5の移動は歩行する足の力で移動するように
してあってもよいが、本実施形態ではローラ4に内蔵し
た駆動部を搭載して移動するようにしてある。
確認するミラー19が備えら、利用者がミラー19を見
ながら歩行動作を行えることになる。ベルト5は、ゴム
製・金属製・樹脂製等の材質のものでエンドレス状に形
成して、ローラ4で両端を巻回して回転可能にしてい
る。ベルト5の移動は歩行する足の力で移動するように
してあってもよいが、本実施形態ではローラ4に内蔵し
た駆動部を搭載して移動するようにしてある。
【0014】図2は、フレーム2に支持された一端側の
ローラ4と他端側のローラ4にベルト5が巻回してあ
り、フレーム2の前方両端側のローラ4と同軸上に第1
回転輪7が回転自在に軸着してある(本実施形態ではロ
ーラ4と同軸上に第1回転輪7を軸着しているが、同軸
上でなくてもフレーム2に取付けても良い)。他端側の
ローラ4と同軸上には、第2回転輪8が回転自在に軸着
してある。
ローラ4と他端側のローラ4にベルト5が巻回してあ
り、フレーム2の前方両端側のローラ4と同軸上に第1
回転輪7が回転自在に軸着してある(本実施形態ではロ
ーラ4と同軸上に第1回転輪7を軸着しているが、同軸
上でなくてもフレーム2に取付けても良い)。他端側の
ローラ4と同軸上には、第2回転輪8が回転自在に軸着
してある。
【0015】第1回転輪7と第2回転輪8とは、同径の
歯付きのプーリ・スプロケット・歯車である。その第1
回転輪7と第2回転輪8に巻き掛けられる第1索状体1
1は、歯付のベルト・チェンであり、壁体3の上部に固
定して、第1回転輪7に巻回してから第2回転輪8に巻
回して、壁体3の下部に固定する左右一対のものであ
る。この第1索状体11は、フレーム2のバランスをと
る作用をして、左右の第2回転輪8を上昇させると、第
1回転輪7も第2回転輪8と同じ量だけ上昇する。
歯付きのプーリ・スプロケット・歯車である。その第1
回転輪7と第2回転輪8に巻き掛けられる第1索状体1
1は、歯付のベルト・チェンであり、壁体3の上部に固
定して、第1回転輪7に巻回してから第2回転輪8に巻
回して、壁体3の下部に固定する左右一対のものであ
る。この第1索状体11は、フレーム2のバランスをと
る作用をして、左右の第2回転輪8を上昇させると、第
1回転輪7も第2回転輪8と同じ量だけ上昇する。
【0016】第3回転輪9は、第1回転輪7の片側(図
2のフレーム位置A)と同軸に軸着して、壁体3に一端
を固定した第2索状体12を吊下げように巻き掛けて、
第1駆動部16に巻回している。第1駆動部16は、壁
体3の上部にいちしている。第4回転輪10は、フレー
ム位置Bの第2回転輪8と同軸に軸着して、壁体3の上
部に固定した第3索状体13を第4回転輪10に吊下げ
るように巻き掛けて、第2駆動部17に巻き掛ける。第
2駆動部17は、壁体3の上部に固定してある。
2のフレーム位置A)と同軸に軸着して、壁体3に一端
を固定した第2索状体12を吊下げように巻き掛けて、
第1駆動部16に巻回している。第1駆動部16は、壁
体3の上部にいちしている。第4回転輪10は、フレー
ム位置Bの第2回転輪8と同軸に軸着して、壁体3の上
部に固定した第3索状体13を第4回転輪10に吊下げ
るように巻き掛けて、第2駆動部17に巻き掛ける。第
2駆動部17は、壁体3の上部に固定してある。
【0017】フレーム位置Cの第4回転輪10は、第2
回転輪8と同軸に軸着して、壁体3の上部に固定した第
4索状体14を第4回転輪10に吊下げるように巻き掛
けて、第3駆動部18に巻き掛ける。第3駆動部18
は、壁体3の上部に固定してある。
回転輪8と同軸に軸着して、壁体3の上部に固定した第
4索状体14を第4回転輪10に吊下げるように巻き掛
けて、第3駆動部18に巻き掛ける。第3駆動部18
は、壁体3の上部に固定してある。
【0018】フレーム位置Aは、第1索状体11と第2
索状体12が巻き掛けられて揺動状態にしてなってい
る。フレーム位置Bは、第1索状体11と第3索状体1
3が巻き掛けられて揺動状態にしてなっている。フレー
ム位置Cは、第1索状体11と第4索状体14が巻き掛
けられて揺動状態にしてなっている。フレーム位置D
は、第1索状体11が巻き掛けられて揺動状態にしてな
っている。フレーム2は、図示略の揺れ止めローラが値
えられ、安定した昇降又は傾斜が可能になっている。
索状体12が巻き掛けられて揺動状態にしてなってい
る。フレーム位置Bは、第1索状体11と第3索状体1
3が巻き掛けられて揺動状態にしてなっている。フレー
ム位置Cは、第1索状体11と第4索状体14が巻き掛
けられて揺動状態にしてなっている。フレーム位置D
は、第1索状体11が巻き掛けられて揺動状態にしてな
っている。フレーム2は、図示略の揺れ止めローラが値
えられ、安定した昇降又は傾斜が可能になっている。
【0019】フレーム2は、前端をフレーム位置A・D
として後端をフレーム位置B・Cとして、図3乃至図4
で示すフレーム2の揺動について説明すると、第1駆動
部16・第2駆動部17・第3駆動部18が駆動回転す
ると、次のようにフレーム2の昇降と傾斜とが作動す
る。図3(a)はベルト面を水平状態にしているときの
フレーム2であり、第2駆動部17・第3駆動部18を
同時に同方向に等速回転すると、フレーム位置Bとフレ
ーム位置Cとを昇降させることができ、その昇降により
一対の第1索状体11の作用でフレーム位置Aとフレー
ム位置Dも同時に昇降させることができ、フレーム位置
の高い状態と低い状態を形成する。
として後端をフレーム位置B・Cとして、図3乃至図4
で示すフレーム2の揺動について説明すると、第1駆動
部16・第2駆動部17・第3駆動部18が駆動回転す
ると、次のようにフレーム2の昇降と傾斜とが作動す
る。図3(a)はベルト面を水平状態にしているときの
フレーム2であり、第2駆動部17・第3駆動部18を
同時に同方向に等速回転すると、フレーム位置Bとフレ
ーム位置Cとを昇降させることができ、その昇降により
一対の第1索状体11の作用でフレーム位置Aとフレー
ム位置Dも同時に昇降させることができ、フレーム位置
の高い状態と低い状態を形成する。
【0020】図3(b)は、図3(a)の作動に第1駆
動部16を付加したもので、第2駆動部17と第3駆動
部18を上昇させるとフレーム2が水平に上昇して、第
1駆動部16を下降させるとフレーム位置Aが下降し
て、フレーム2が高い位置の前右下がりの傾斜をする。
図3(c)は、図3(b)とは逆に第2駆動部17と第
3駆動部18を下降させて、第1駆動部16を上昇させ
るとフレーム2全体が下降すると共に、フレーム位置A
が上昇して前右上がりの低い位置の傾斜となる。
動部16を付加したもので、第2駆動部17と第3駆動
部18を上昇させるとフレーム2が水平に上昇して、第
1駆動部16を下降させるとフレーム位置Aが下降し
て、フレーム2が高い位置の前右下がりの傾斜をする。
図3(c)は、図3(b)とは逆に第2駆動部17と第
3駆動部18を下降させて、第1駆動部16を上昇させ
るとフレーム2全体が下降すると共に、フレーム位置A
が上昇して前右上がりの低い位置の傾斜となる。
【0021】図4(a)は、第1駆動部16を下降さ
せ、第2駆動部17も下降させ、第3駆動部を上昇させ
るとフレーム2が右側下がりの左側上がりの傾斜とな
る。図4(b)は、第1駆動部16を上昇させ、第2駆
動部17も上昇させ、第3駆動部を下降させるとフレー
ム2が右側上がりの左側下がりの傾斜となる。
せ、第2駆動部17も下降させ、第3駆動部を上昇させ
るとフレーム2が右側下がりの左側上がりの傾斜とな
る。図4(b)は、第1駆動部16を上昇させ、第2駆
動部17も上昇させ、第3駆動部を下降させるとフレー
ム2が右側上がりの左側下がりの傾斜となる。
【0022】この第1駆動部16・第2駆動部17と第
3駆動部18の回転操作は、図示略のCPUで自動制御
により行われる。自動制御は、歩行時のバランス感覚を
訓練するもので、低回転で駆動するモータが適し、例え
ばサーボモータとかマイコンボード仕様モータによる低
速高速及ぴ正逆回転が瞬時に切り換えできるものである
と、複雑なフレーム2の傾斜面を形成することができ
る。勿論、サーボモータとかマイコンボード仕様モータ
でなくても、高減速比の普通モータを採用しても、上述
したフレーム2の傾斜面を形成することができる。
3駆動部18の回転操作は、図示略のCPUで自動制御
により行われる。自動制御は、歩行時のバランス感覚を
訓練するもので、低回転で駆動するモータが適し、例え
ばサーボモータとかマイコンボード仕様モータによる低
速高速及ぴ正逆回転が瞬時に切り換えできるものである
と、複雑なフレーム2の傾斜面を形成することができ
る。勿論、サーボモータとかマイコンボード仕様モータ
でなくても、高減速比の普通モータを採用しても、上述
したフレーム2の傾斜面を形成することができる。
【0023】図5は、フレーム2とローラ4を詳細に示
すもので、前後のローラ4の左右を板上の鋼材で枠体2
1にして、ローラ4間のベルト5の移動面を水平な上面
を形成する箱体22を前記の枠体21に介在してフレー
ム2としている。枠体21は、内側にローラ4を軸着し
て、外側に第1駆動輪7・第2駆動輪8・第3駆動輪9
・第4駆動輪10を突出している。ベルト5の移動は、
ローラ4の内部にローラ駆動部15を配置して、ローラ
4を駆動回転させることで、エンドレス状のベルト5を
送り続けることになり、利用者の足を鍛えることができ
る。
すもので、前後のローラ4の左右を板上の鋼材で枠体2
1にして、ローラ4間のベルト5の移動面を水平な上面
を形成する箱体22を前記の枠体21に介在してフレー
ム2としている。枠体21は、内側にローラ4を軸着し
て、外側に第1駆動輪7・第2駆動輪8・第3駆動輪9
・第4駆動輪10を突出している。ベルト5の移動は、
ローラ4の内部にローラ駆動部15を配置して、ローラ
4を駆動回転させることで、エンドレス状のベルト5を
送り続けることになり、利用者の足を鍛えることができ
る。
【0024】利用者の動作について説明すると、利用者
はスロープ20を通りベルト5上の乗込場Sに立つて、
図示略の操作盤によってフレーム2の揺動モードを選択
する。揺動モードは、フレーム2の傾斜角・方向・高さ
を指定することができ、その指定位置も第1駆動部16
・第2駆動部17・第3駆動部18の回転方向・回転数
により複雑なパタンを形成することができる。それに、
ベルト5の移動を加えると多種多様の自然環境状態を形
成することができる。また、ベルト5の移動を停止した
状態でフレーム2の揺動だけでもバランスをとる訓練を
することができる。
はスロープ20を通りベルト5上の乗込場Sに立つて、
図示略の操作盤によってフレーム2の揺動モードを選択
する。揺動モードは、フレーム2の傾斜角・方向・高さ
を指定することができ、その指定位置も第1駆動部16
・第2駆動部17・第3駆動部18の回転方向・回転数
により複雑なパタンを形成することができる。それに、
ベルト5の移動を加えると多種多様の自然環境状態を形
成することができる。また、ベルト5の移動を停止した
状態でフレーム2の揺動だけでもバランスをとる訓練を
することができる。
【0025】フレーム2と壁体3との隙間に対する安全
策は、隙間に備えられたゴム製のカバー23によって、
フレーム2の揺動でできる隙間を覆うように囲んでい
る。ゴム製のカバー23は、ジャバラ状に伸縮自在に形
成され、隙間に異物の混入とか身体の接触とかを防止し
ている。
策は、隙間に備えられたゴム製のカバー23によって、
フレーム2の揺動でできる隙間を覆うように囲んでい
る。ゴム製のカバー23は、ジャバラ状に伸縮自在に形
成され、隙間に異物の混入とか身体の接触とかを防止し
ている。
【0026】第1駆動部16・第2駆動部17・第3駆
動部18は、モータの駆動回転により説明したが、ハン
ドル等により各駆動部を回転させて位置決めを行い、そ
の位置決めされたフレーム2の傾斜角による歩行訓練を
行ってもよい。
動部18は、モータの駆動回転により説明したが、ハン
ドル等により各駆動部を回転させて位置決めを行い、そ
の位置決めされたフレーム2の傾斜角による歩行訓練を
行ってもよい。
【0027】また、第1駆動部16・第2駆動部17・
第3駆動部18を採用して説明したが、第1駆動部18
・第2駆動部17だけで、フレーム2の左右一対の第2
回転輪8を図示略のカウンターシャフトにより連結し
て、水平面の昇降と前後の傾斜を一定に保持した状態で
作動させることができる。この場合の第1駆動部16
は、前後方向のフレーム2を回動することができ、第1
駆動部16を巻き上げることによりフレーム位置A・D
側を上昇させることになり、カウンターシャフトで連結
した左右一対の第2回転輪8が等速回転するためにフレ
ーム2の左右を水平に保持して勾配を形成する。
第3駆動部18を採用して説明したが、第1駆動部18
・第2駆動部17だけで、フレーム2の左右一対の第2
回転輪8を図示略のカウンターシャフトにより連結し
て、水平面の昇降と前後の傾斜を一定に保持した状態で
作動させることができる。この場合の第1駆動部16
は、前後方向のフレーム2を回動することができ、第1
駆動部16を巻き上げることによりフレーム位置A・D
側を上昇させることになり、カウンターシャフトで連結
した左右一対の第2回転輪8が等速回転するためにフレ
ーム2の左右を水平に保持して勾配を形成する。
【0028】第2駆動部17の駆動回転は、フレーム位
置Bを昇降させることで、カウンターシャフトで連結し
た左右一対の第2回転輪8が等速回転するために、フレ
ーム2をフレーム位置A・Dとフレーム位置B・Cの勾
配を同じにして昇降する。
置Bを昇降させることで、カウンターシャフトで連結し
た左右一対の第2回転輪8が等速回転するために、フレ
ーム2をフレーム位置A・Dとフレーム位置B・Cの勾
配を同じにして昇降する。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明では、ベルトを回動させ
るフレームの各箇所の昇降手段を作動させることで、ベ
ルトによる歩行訓練とベルト面の傾斜によるバランス訓
練が重なりあって、複雑な訓練・運動を行える効果があ
る。請求項2の発明では、左右の第4回転輪を昇降すれ
ばフレーム全体を昇降させることができ、第2・第3回
転輪を昇降すればフレームの前後左右の傾斜ができる効
果がある。請求項3の発明では、第1索状体がフレーム
を水平に保持することができ、第2索状体・第3索状体
・第4索状体の巻き上げ・巻き戻しによりフレームの各
4隅を昇降するので、複雑なフレームの傾斜角を形成す
ることができる効果がある。
るフレームの各箇所の昇降手段を作動させることで、ベ
ルトによる歩行訓練とベルト面の傾斜によるバランス訓
練が重なりあって、複雑な訓練・運動を行える効果があ
る。請求項2の発明では、左右の第4回転輪を昇降すれ
ばフレーム全体を昇降させることができ、第2・第3回
転輪を昇降すればフレームの前後左右の傾斜ができる効
果がある。請求項3の発明では、第1索状体がフレーム
を水平に保持することができ、第2索状体・第3索状体
・第4索状体の巻き上げ・巻き戻しによりフレームの各
4隅を昇降するので、複雑なフレームの傾斜角を形成す
ることができる効果がある。
【図1】本発明の歩行訓練機を示す斜視図。
【図2】フレームの回転輪に巻き掛けた索状体の説明用
の斜視図。
の斜視図。
【図3】(a)フレームを第2駆動部と第3駆動部を同
期させて上昇させたときの説明用の斜視図。 (b)フレームを第2駆動部と第3駆動部を同期させて
上昇させ、第1駆動部を下降させたときの説明用の斜視
図。 (c)フレームを第2駆動部と第3駆動部を固定して、
第1駆動部を上昇させたときの説明用の斜視図。
期させて上昇させたときの説明用の斜視図。 (b)フレームを第2駆動部と第3駆動部を同期させて
上昇させ、第1駆動部を下降させたときの説明用の斜視
図。 (c)フレームを第2駆動部と第3駆動部を固定して、
第1駆動部を上昇させたときの説明用の斜視図。
【図4】(a)フレームを第2駆動部を下降して、第3
駆動部を上昇して、第1駆動部を下降させたときの説明
用の斜視図。 (b)フレームを第2駆動部を上昇して、第3駆動部を
下降して、第1駆動部を上昇させたときの説明用の斜視
図。
駆動部を上昇して、第1駆動部を下降させたときの説明
用の斜視図。 (b)フレームを第2駆動部を上昇して、第3駆動部を
下降して、第1駆動部を上昇させたときの説明用の斜視
図。
【図5】フレームを示す斜視図。
1 歩行訓練機 2 フレーム 3 壁体 4 ローラ 5 ベルト 7 第1回転輪 8 第2回転輪 9 第3回転輪 10 第4回転輪 11 第1索状材 12 第2索状体 13 第3索状体 14 第4索状体 15 ローラ駆動部 16 第1駆動部 17 第2駆動部 18 第3駆動部 A フレーム位置 B ″ C ″ D ″
Claims (3)
- 【請求項1】 エンドレス状のベルトの両端にローラを
介在させ、そのローラを回転自在に支持して、ローラを
回転させることでベルトを回動させる歩行装置におい
て、ベルトの回動を支持するフレームを設け、そのフレ
ームに上下動可能にする昇降手段を複数箇所に設け、フ
レームを複数箇所の昇降手段により上下動させて揺動さ
せることを特徴とする歩行訓練機。 - 【請求項2】 フレームでベルトの両端のローラを支持
し、ローラを駆動回転するローラ駆動部と、フレームの
両側に立設する壁体と、フレームの前方両側面に回転自
在に軸着した第1回転輪及び後方両側面に軸着した第2
回転輪と、一端をフレームの側面の壁体の上部に固定し
て、第1回転輪から第2回転輪に巻回して壁体の下部に
他端を固定する両側面一対の第1索状体と、前記フレー
ムの前方両側面のどちらか一方側に第3回転輪を回転自
在に軸着して、その第3回転輪を吊下げるように巻き掛
けた第1駆動部と連結する第2索状体と、フレームの後
方両側面に第4回転輪を回転自在に軸着して、一方側の
第4回転輪を吊下げるように巻き掛けた第2駆動部と連
結する第3索状体と、他方側の第4回転輪に吊下げるよ
うに巻き掛けた第3駆動部と連結する第4索状体と、に
より構成して第1・第2・第3駆動部の正逆回転により
フレームを揺動させることを特徴とする請求項1記載の
歩行訓練機。 - 【請求項3】 第1・第2・第3・第4索状体は、フレ
ームの4隅を個別に上下動することができることを特徴
とする請求項1記載の歩行訓練機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20266398A JPH11347147A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 歩行訓練機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20266398A JPH11347147A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 歩行訓練機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11347147A true JPH11347147A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=16461093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20266398A Pending JPH11347147A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 歩行訓練機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11347147A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100428029B1 (ko) * | 2000-09-12 | 2004-04-27 | 오타케 루트 코교 컴퍼니 리미티드 | 런닝 머신 |
KR20160059008A (ko) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | 현대중공업 주식회사 | 훈련자 이동장치 및 이를 포함하는 보행 훈련 장치 |
-
1998
- 1998-06-11 JP JP20266398A patent/JPH11347147A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100428029B1 (ko) * | 2000-09-12 | 2004-04-27 | 오타케 루트 코교 컴퍼니 리미티드 | 런닝 머신 |
KR20160059008A (ko) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | 현대중공업 주식회사 | 훈련자 이동장치 및 이를 포함하는 보행 훈련 장치 |
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