JPH11347114A - 貯尿袋のホルダー - Google Patents

貯尿袋のホルダー

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Publication number
JPH11347114A
JPH11347114A JP10181493A JP18149398A JPH11347114A JP H11347114 A JPH11347114 A JP H11347114A JP 10181493 A JP10181493 A JP 10181493A JP 18149398 A JP18149398 A JP 18149398A JP H11347114 A JPH11347114 A JP H11347114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
rod
movable rod
urine
fixed rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP10181493A
Other languages
English (en)
Inventor
Rokuro Okumura
六郎 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iuchi Seieido Co Ltd
Original Assignee
Iuchi Seieido Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iuchi Seieido Co Ltd filed Critical Iuchi Seieido Co Ltd
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Publication of JPH11347114A publication Critical patent/JPH11347114A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 袋口に具えた筒部を間隔をおいて片持ち支持
された2本のロッドに挿通して貯尿袋を吊り下げるよう
にしたホルダーの構造を改良して、簡単に袋口を開閉で
きるようにするとともに、収容した尿の醗酵とか臭気漏
れを防いで清潔に保管できるようにし、また、装置のコ
ストダウンを図る。 【解決手段】 支持板1の正面側に、支点軸2と片持ち
支持状の固定ロッド5を併設し、可動ロッド6のアーム
部6’を支点軸2に軸受させて、固定ロッドと平行して
該ロッド6を固定ロッドの回りに回動できるようにし、
この2本のロッドに袋口の筒部を挿通して吊り下げた貯
尿袋9を、可動ロッドの回動の一端では袋口10を開口さ
せ、回動の他端では固定ロッドの上に袋口部分を重ね合
わさせて密封できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば病院等で
所定時間内に採尿した貯尿袋を吊り下げて保管する場合
に使用されるようにした貯尿袋のホルダーに関し、ホル
ダーの構造を簡略化するとともに、ホルダーに吊り下げ
た貯尿袋の開口と密閉とが容易にできるようにしたこと
を特長とするものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の貯尿装置には、例えば特公
平1−41221号公報、実公平1−9559号公報、
同19931号公報、実公平3−19860号公報およ
び実公平4−21544号公報がある。
【0003】そして上記従来の装置は、所定の支持装置
に2本のホルダーロッドを適宜の間隔を隔てて互いに平
行に、かつ、それぞれ片持ち支持状に固定し、この2本
の固定ロッドに袋口の両外側面に具えた筒部を挿通させ
ることにより、二つ折りに扁平になる貯尿袋の袋口を常
時開口状態のまま吊り下げて置いて、上記支持装置に別
に備えた蓋によって、袋口を開じたり開けたりするよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】開口状態のままホルダ
ーに吊り下げられている貯尿袋は、蓋で閉じられている
といっても空気が流通して収容した尿が醗酵したり、臭
気の発散とか臭気漏れを生ずる。また、蓋の裏面等が汚
れ易いなど清潔を保つ上で問題があった。また、ホルダ
ーに開閉自在の蓋を取り付けることによって高価になる
欠点もあった。
【0005】以上のことから、本発明が解決しようとす
る課題は、この種貯尿袋のホルダーにおいて、装置を簡
略化するとともに、貯尿袋の密閉を保って尿の醗酵を抑
え、臭気の発散とか臭気漏れを防止し、袋口の開閉操作
が容易にできて、かつ、装置を安価に提供できるように
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、適宜の
取付け手段を備えて垂直に固定される支持板の正面に、
支点軸と、支点軸の一側方に適宜の間隔を置いて該支点
軸と平行に固定ロッドを片持ち支持状に設ける一方、上
記支点軸にアーム部を軸受させ、上記固定ロッドと平行
して、支持板の正面側に片持ち支持状に可動ロッドを回
動自在に取り付け、この可動ロッドと上記固定ロッド
に、袋口の両外側面に沿って具えた筒部をそれぞれ挿通
させて貯尿袋を吊り下げさせ、この貯尿袋の袋口を上記
可動ロッドの回動によって開口させたり、固定ロッド上
に袋口部を互いに重ね合わさせて袋を密閉できるように
構成したことを特徴とする貯尿袋のホルダーを提供する
ものである。
【0007】上記のように構成した本発明装置は、図1
に示すように、支点軸に軸受させた可動ロッドを回動し
て支持板の一側(ガイド溝の一端)(図示左側)に位置
させると、両外側の筒部を固定ロッドと可動ロッドに嵌
めた貯尿袋の袋口が開いて、尿の収容が容易にできる。
そして、図2の(b)に示すように、可動ロッドを支持
板の他側(ガイド溝の他端)(図示右側)に変位させる
と、図示のように袋口の部分が固定ロッド上で上下で重
なり合わされ、収容した尿の重みがその重ね合わせ部分
に加わることによって、自動的に貯尿袋が密封状態に閉
じられ、空気の流通が遮断されるので醗酵が抑えられる
とともに臭気漏れとか臭気の発散が防止される。また、
本装置は上述のように支持板と2本のロッドを主要の構
成部材とするので、従前品に比べてきわめて構造が簡略
化され製作が容易になるのでコストダウンもできる。本
発明は、以上のようにして前記の課題を解決したもので
ある。
【0008】なお、本発明において、可動ロッドが重量
の増した貯尿袋を吊り下げて、かつ、回動操作できる十
分な剛性を有する場合は、例えば貯尿袋の開口位置に受
け具(ストッパー)を設けるようにしてもよいが、図示
のように、その回動を、支持板側に設けた半円形のガイ
ド溝と可動ロッド側に設けたガイドピンとの係合により
ガイドさせるようにすれば、開口位置での可動ロッドの
保持と往復操作とがより一層安定化する。また、貯尿袋
の開閉操作は、可動ロッドの先端部を直接手に持って行
うこともできるが、同じく図示のように、該ロッドの回
動の外側になる位置に取っ手を一体に具えると、より安
全で確実な操作が軽くできるようになる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面について説明す
る。図1において、1は、上端を背面側にコ字形に折り
曲げて取付け手段2を形成した支持板、3は支持板1の
正面側下部に設けた支点軸、4は支点軸3を円心にして
上に凸のほぼ半円形に形成したガイド溝である。
【0010】5は支点軸3の図示右側方に適宜の間隔を
置いて支点軸3と互いに平行する軸線を形成し、支持板
1の正面側下部に片持ち支持状に固定された固定ロッ
ド、6は主杆部6”を固定ロッド5に平行させ、L字形
に連続するアーム部6’を支点軸3に回転自在に軸受さ
せ、ガイドピン7をガイド溝4に嵌合させることによ
り、支持板1の正面側でほぼ半円形の回動を自在にした
クランク式の可動ロッド、8はL字形をなして主杆部
6”の外側に可動ロッドに一体に付設した取っ手であ
る。
【0011】図中虚線で表わす貯尿袋9は、従来品と同
様に折り畳んで扁平になる袋口10の両外側面に筒部1
1を具え、この筒部11を、固定ロッド5と可動ロッド
6の主杆部6”とにそれぞれ挿通させて、支持板1の正
面側に吊り下げられる。
【0012】貯尿袋9に採尿した尿を入れるときは、図
1および図2の(a)に示すように、ガイド溝4の一端
(図示左端)にガイドピン7が支承される位置に可動ロ
ッド6を回動し、袋口10を大きく開口させて移し入
れ、収容後は、取っ手8を持って可動ロッド6を反対側
に回動させる。
【0013】この回動の過程において、可動ロッド6が
固定ロッド5と上下で一直線上に揃うとき袋口10は上
下にその開口位置を変え、更に回動がすすむと、可動ロ
ッド6側の袋口10が下方にある固定ロッド5の上を超
えて貯尿袋9の上部内面と袋口部分の内面が固定ロッド
5上で上下に重ね合わされて密着する。
【0014】そして回動の終端すなわち可動ロッド6の
アーム部6’が固定ロッド5の基端部に掛止される位置
では、固定ロッド5上で上下に重ね合わされて密着する
袋口部分に収容した尿の荷重が加わり、貯尿袋9は上部
で自動的に密封され、空気の流通を遮断される。
【0015】なお、この密封状態のときに、把持を開放
した可動ロッド6が貯尿袋9の荷重により戻らないよう
にするために、支点軸3と固定ロッド5の位置と距離、
アーム部6’の長さなどを適宜に設定することはいうま
でもない。また、支持板1の形状と取付け手段2の構造
等は、実施例の態様に限定されるものではなく、本発明
の要旨にそって任意に設計変更されることは言うまでも
ない。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明ホルダーは、支持板
と、支持板に片持ち支持させた固定ロッドと、同じく支
持板に片持ち支持されて回動を自在にした可動ロッドと
を主要部材として備え、互いに平行するこの2本のロッ
ドに袋口を支持させて吊り下げた貯尿袋を、可動ロッド
の回動操作により開口させたり密封させたりするように
したので、臭気漏れとか臭気漏れを自動的に防止するこ
とができる。また空気の流通を遮断した保管ができるの
で、貯尿の醗酵も抑止でき、かつ、袋の開閉操作も容易
にできる。また、従前品に比べてその構造を簡略化する
ことができたのでこの種の装置のコストダウンもでき
る。本発明には以上のように優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例をその使用状態とともに示す斜
視図
【図2】図2の(a)は貯尿袋の開口状態を示す正面
図、(b)は密封状態を示す正面図ある。
【符合の説明】
1 支持板 2 取付け手段 3 支点軸 4 ガイド溝 5 固定ロッド 6 可動ロッド 6’ アーム部 6” 主杆部 7 ガイドピン 8 取っ手 9 貯尿袋 10 袋口 11 筒部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜の取付け手段を備えて垂直に固定さ
    れる支持板の正面に、支点軸と、支点軸の一側方に適宜
    の間隔を置いて該支点軸と平行に固定ロッドを片持ち支
    持状に設ける一方、上記支点軸にアーム部を軸受させ、
    上記固定ロッドと平行して、支持板の正面側に片持ち支
    持状に可動ロッドを回動自在に取り付け、この可動ロッ
    ドと上記固定ロッドに、袋口の両外側面に沿って具えた
    筒部をそれぞれ挿通させて貯尿袋を吊り下げさせ、この
    貯尿袋の袋口を上記可動ロッドの回動によって開口させ
    たり、固定ロッド上に袋口部を互いに重ね合わさせて袋
    を密閉できるように構成したことを特徴とする貯尿袋の
    ホルダー。
  2. 【請求項2】 前記支持板の正面に、前記支点軸を円心
    として上に凸に略半円形をなすガイド溝を設け、前記可
    動ロッドのアーム部に、上記ガイド溝に嵌合して可動ロ
    ッドの回動をガイドするガイドピンを設けるとともに、
    該可動ロッドに、前記貯尿袋の開閉操作用の取っ手を回
    動の外側になる位置に一体に具えたことを特徴とする請
    求項1の貯尿袋のホルダー。
JP10181493A 1998-06-11 1998-06-11 貯尿袋のホルダー Pending JPH11347114A (ja)

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JP10181493A JPH11347114A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 貯尿袋のホルダー

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JP10181493A JPH11347114A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 貯尿袋のホルダー

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JPH11347114A true JPH11347114A (ja) 1999-12-21

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ID=16101730

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JP10181493A Pending JPH11347114A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 貯尿袋のホルダー

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003010263A (ja) * 2001-07-04 2003-01-14 Okamoto Ika Kogyo Kk 貯尿装置
JP2010017524A (ja) * 2008-06-10 2010-01-28 Yoko Izumida ベッドサイドにおける視認性遮蔽機能を有する蓄尿袋吊設保持器具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003010263A (ja) * 2001-07-04 2003-01-14 Okamoto Ika Kogyo Kk 貯尿装置
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