JPH1134676A - 作業車の走行駆動装置 - Google Patents

作業車の走行駆動装置

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JPH1134676A
JPH1134676A JP19599897A JP19599897A JPH1134676A JP H1134676 A JPH1134676 A JP H1134676A JP 19599897 A JP19599897 A JP 19599897A JP 19599897 A JP19599897 A JP 19599897A JP H1134676 A JPH1134676 A JP H1134676A
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JP
Japan
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hydraulic motor
hydraulic pump
hydraulic
output shaft
clutch
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JP19599897A
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Ryota Ohashi
良太 大橋
Tomoaki Azuma
智朗 東
Kazuhiko Yano
和彦 矢野
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Original Assignee
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前輪と後輪の走行速度を一致させた場合、旋
回を行うと、一側の走行輪の旋回内側を中心に旋回を行
うので、他方の車輪がスリップして圃場面も傷めてい
た。 【解決手段】 エンジン動力により駆動される第一の油
圧ポンプP1とミッションケース1に動力を伝える第一
の油圧モータM1を流体接続して閉回路を構成し、該第
一の油圧モータM1の出力軸2を変速装置3に連動連結
し、この変速後の出力を、主駆動輪5と、副駆動輪6を
駆動する第二の油圧モータM2に流体接続した第二の油
圧ポンプP2に動力を伝えるように構成し、前記第二の
油圧ポンプP2の入力軸9と変速装置の出力軸4の間に
クラッチ7を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業車両をHST
式変速装置によって変速し、主駆動輪を駆動し、更に、
変速後に油圧ポンプを駆動して、この圧油によって油圧
モータを作動させて副駆動輪を駆動可能とする技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、エンジンからの動力によって
油圧ポンプを駆動し、該油圧ポンプに閉回路を介して油
圧モータと流体接続して、該油圧モータの出力軸より、
一方は副変速装置を介してデフ装置に動力を伝えて主駆
動輪(後輪または前輪)を駆動し、他方、油圧モータの
出力軸より伝動軸を介してデフ装置に動力を伝えて副駆
動輪(前輪または後輪)を駆動するようにした技術は公
知とされているのである。例えば、実開昭60−321
27号公報に記載の技術の如くである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、該従来の技術
においては、油圧モータの出力軸より副変速装置を介し
て後輪(主駆動輪)を駆動する構成の場合、副変速を行
うと前輪(副駆動輪)の回転数と後輪の回転数が異な
り、引きずりが生じて圃場面、特に芝刈り用のモアの場
合芝面を傷めてしまう。また、前輪と後輪の走行速度を
一致させた場合であっても、旋回を行うと、後輪の旋回
内側を中心に旋回を行うので、4WD(4輪駆動)の場
合には前輪の回転が遅く引きずりが生じてしまうのであ
る。また、2WDの場合、走行中左右一方の車輪が空回
りすると、他方へは駆動力が伝達されず、スリップする
ことによって圃場面も傷めていたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。請求項1においては、エンジン動力に
より駆動される第一の油圧ポンプとミッションケースに
動力を伝える第一の油圧モータを流体接続して閉回路を
構成し、該第一の油圧モータの出力軸を変速装置に連動
連結し、この変速後の出力を、主駆動輪と、副駆動輪を
駆動する第二の油圧モータに流体接続した第二の油圧ポ
ンプに動力を伝えるように構成した。
【0005】請求項2においては、エンジン動力により
駆動される第一の油圧ポンプとミッションケースに動力
を伝える第一の油圧モータを流体接続して閉回路を構成
し、該第一の油圧モータの出力軸を変速装置に連動連結
し、この変速後の出力を、主駆動輪と、クラッチを介し
て副駆動輪を駆動するように構成した。
【0006】請求項3においては、前記第一の油圧モー
タの出力軸と第二の油圧ポンプの入力軸との間、また
は、前記第二の油圧モータの出力側に、クラッチを設け
た。
【0007】請求項4においては、前記クラッチをオー
バーランニングクラッチ、又は、ON・OFFクラッチ
とした。
【0008】請求項5においては、前記第二の油圧ポン
プまたは第二の油圧モータを可変容積型とした。
【0009】請求項6においては、前記第二の油圧ポン
プまたは第二の油圧モータを可変容積型として、その斜
板をステアリングハンドルと連動連結し、副駆動輪の駆
動をステアリングハンドルの旋回に応じた回転数とし
た。
【0010】請求項7においては、前記第一の油圧モー
タの出力軸及び変速装置の出力軸を前後方向に配置し、
ベベルギアを介して主駆動輪のデフ装置に動力を伝える
ようにした。
【0011】請求項8においては、前記第一の油圧モー
タの出力軸及び変速装置の出力軸を左右方向に配置し、
主駆動輪のデフ装置に動力を伝えるようにした。
【0012】請求項9においては、エンジン動力により
駆動される第一の油圧ポンプとミッションケースに動力
を伝える第一の油圧モータを流体接続して閉回路を構成
し、該第一の油圧モータの出力軸を変速装置に連動連結
し、この変速後の出力を、一方は第一のデフ装置を介し
て主駆動輪に動力を伝え、他方は第二の油圧ポンプを駆
動し、該第二の油圧ポンプに流体接続した油圧モータよ
り第二のデフ装置を介して副駆動輪を駆動するようにし
た。
【0013】請求項10においては、エンジン動力によ
り駆動される第一の油圧ポンプとミッションケースに動
力を伝える第一の油圧モータを流体接続して閉回路を構
成し、該第一の油圧モータの出力軸を変速装置に連動連
結し、この変速後の出力を、一方は第一のデフ装置を介
して主駆動輪に動力を伝え、他方は第二の油圧ポンプを
駆動し、該第二の油圧ポンプに流体接続した左右一対の
油圧モータより左右それぞれの副駆動輪を駆動するよう
にした。
【0014】請求項11においては、前記第二の油圧ポ
ンプまたは左右の油圧モータを可変容積型として、その
斜板をステアリングハンドルと連動連結し、副駆動輪の
駆動をステアリングハンドルの旋回に応じた回転数とし
た。
【0015】請求項12においては、前記第二の油圧ポ
ンプと左右の油圧モータの間の送油路に流量変更バルブ
ユニットを設け、該流量変更バルブユニットとステアリ
ングハンドルを連動連結し、ステアリングハンドルの旋
回に応じて左右の油圧モータへの油量を制御した。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の態様を、図
面に基づいて説明する。図1は本発明の走行駆動装置を
モアに適用した作業車の全体側面図、図2は本発明の走
行駆動装置の第一実施例を示す模式図、図3は車軸に減
速ケースを付設した場合の模式図、図4は第一実施例の
油圧回路図、図5はミッションケースより副駆動輪へ伝
動軸を介して動力を伝達した場合の模式図、図6は走行
駆動装置の第二実施例を示す模式図、図7は走行駆動装
置の第三実施例を示す模式図、図8は走行駆動装置の第
四実施例を示す模式図、図9は走行駆動装置の第五実施
例を示す模式図、図10は走行駆動装置の第六実施例を
示す模式図、図11は走行駆動装置の第七実施例を示す
模式図、図12〜図14は流量変更バルブユニットを示
す図、図15は走行駆動装置の第八実施例を示す模式
図、図16は走行駆動装置の第九実施例を示す模式図、
図17は走行駆動装置の第十実施例を示す模式図であ
る。
【0017】本発明の走行駆動装置をモアに適用した実
施例を説明する。前輪を主駆動輪5とし、後輪を副駆動
輪6とし、該副駆動輪6は操向輪ともなっている。該主
駆動輪5は機体フレーム19の前部に支承され、副駆動
輪6は後部に支承され、該主駆動輪5前方にフロントリ
ールモア8F(一つまたは複数)が昇降可能に配置さ
れ、主駆動輪5と副駆動輪6の間にサイドリールモア8
Sが昇降可能に配置されている。そして、機体フレーム
19の前部上に運転部Aが配置され、機体フレーム19
後部上にエンジンEを載置してボンネットにて覆ってい
る。
【0018】次に主駆動輪5と副駆動輪6の駆動構成の
第一実施例から説明する。図2において、エンジンEの
出力軸上に可変容積型の第一の油圧ポンプP1が設けら
れ、ミッションケース1に定容積型の第一の油圧モータ
M1が付設されて、該第一の油圧ポンプP1と第一の油
圧モータM1をパイピングまたは油路で流体接続して第
一のHST式変速装置を構成し、該第一の油圧モータM
1の出力軸がミッションケース1の入力軸2と連結され
ている。該ミッションケース1内には副変速装置3が収
納され、該副変速装置3の出力軸4より一方は、歯車を
介して第一のデフ装置D1に伝えて,主駆動輪5・5を
駆動して、前記出力軸4の他方にはオーバーランニング
クラッチまたはON・OFFクラッチからなるクラッチ
7を介して第二の油圧ポンプP2の入力軸9と接続され
ている。但し、クラッチ7は出力軸4と入力軸9の間で
はなく、後述する第二の油圧モータM2の出力側(図1
8)、または、左右一対の油圧モータM3・M3の出力
側(図19)に設けることもできる。
【0019】前記副変速装置3は例えば、図2に示すよ
うに、入力軸2上に大径歯車10と小径歯車11が固設
され、他方、出力軸4上に二連摺動歯車12が摺動自在
にスプライン嵌合されて、互いに回転不能に外嵌してい
る。そして、二連摺動歯車12の一方の歯車12aを大
径歯車10と噛合させることによって高速回転が得ら
れ、他方の歯車12bを小径歯車11と噛合させること
によって低速回転が得られ、高低変速を可能としてい
る。但し、副変速装置3は2段変速に限定するものでは
なく、一段または、更に多くの多段変速とすることも、
無段変速とすることも可能である。
【0020】そして、前記出力軸4の一端に歯車13が
固設され、該歯車13は減速軸14上の歯車15と噛合
され、該減速軸14にはベベルギア16が固設されて、
該ベベルギア16は前記第一のデフ装置D1のリングギ
ヤ17と噛合されている。該第一のデフ装置D1から車
軸18L・18Rが突出されて、該車軸18L・18R
の他端部に主駆動輪5・5が固設されている。このよう
にして、第一の油圧モータM1が駆動されて、副変速装
置3によって変速された後の動力が出力軸4より歯車1
3・15、ベベルギア16を介して第一のデフ装置D1
に伝えられて主駆動輪5・5を駆動する。
【0021】但し、図3に示すように、車軸18L・1
8R両側に減速歯車(ブルギヤ)を収納した減速ケース
29を介装して、主駆動輪5・5を減速駆動できるよう
にし、第一のデフ装置D1の減速比を小さくして伝達ト
ルクを小さく、小型化できるようにすることができ、ま
た、減速ケース29を介装することで、トレッドを変更
することもできる。
【0022】そして、前記減速ケース29を前方へ突出
させることで、左右の減速ケース29・29の間に空間
を形成することができ、この減速ケース29・29の間
の空間にフロントリールモア8FMを配置することで、
機体前方に3連のリールモア8FL・8FM・8FRを
設けたときに、中央のリールモアを左右の前輪の間に配
置して、全長を短くでき、昇降のためのアームも短くで
き、昇降機構もその空間に配置できて、保護され、その
空間を有効に利用できる。
【0023】また、前記クラッチ7をオーバーランニン
グクラッチとした場合について説明する。前記出力軸4
の回転数に変化が生じると、オーバーランニングクラッ
チが「接」となって入力軸9に動力を伝えるようにする
ものであり、回転方向には関係なく、正回転でも逆回転
でも、出力軸4の回転数に変化が生じると、「接」とな
り、定常回転となると「断」となる。また、クラッチ7
をON・OFFクラッチとした場合には、該クラッチ7
を手動でレバーを回動して「断」「接」したり、スイッ
チの操作で電磁クラッチをON・OFFできるようにし
ており、または、左右の車軸18L・18Rの回転数を
検知して、回転数差が設定値以上となると、「接」とな
るように構成することもできる。
【0024】そして、前記第二の油圧ポンプP2にはパ
イピング20・20を介して第二の油圧モータM2と流
体接続され閉回路を構成し、第二のHST式変速装置を
構成している。前記第二の油圧ポンプP2及び第二の油
圧モータM2は、両者を定容積型とすることも、可変容
積型とすることもでき、また、一方を可変容積型、他方
を定容積型とすることもできる。該第二の油圧モータM
2の出力軸21にはベベルギア22が固設され、該ベベ
ルギア22はリアアクスルハウジング23内の第二のデ
フ装置D2のリングギヤ24と噛合させ、該第二のデフ
装置D2より左右に突出した車軸25L・25Rの両端
に副駆動輪6・6が固設されている。
【0025】前記第一及び第二のHST式変速装置の油
圧回路は図4に示すように、第一の油圧ポンプP1には
チャージポンプCP1が配置されて同時に駆動され、第
一の油圧ポンプP1と第一の油圧モータM1の間には油
路26a・26bに接続され、前記チャージポンプCP
1の吐出油路にはチャージリリーフバルブ27が接続さ
れ、更に、チェックバルブ28・28を介して油路26
a・26bと接続され、閉回路内の圧油が減少すると作
動油を補給できるようにしている。第二のHST式変速
装置も同様に構成されている。また、前記第一のHST
式変速装置のチャージポンプCP1から吐出された圧油
によって作業機を駆動することもできる。
【0026】このような構成において、第一の油圧ポン
プP1の可動斜板の角度を変更することによって第一の
油圧モータM1の出力軸の回転が無段階に変更されて、
その回転に比例した回転が主駆動輪5・5に伝えられ
て、作業車を走行駆動する。この作業車が直進走行のと
きには第二の油圧ポンプP2は駆動されず、副駆動輪6
・6は遊転状態となっており引きずりは生じることはな
く、圃場面(芝面)を傷めることがない。
【0027】また、走行時に主駆動輪5・5の片側がぬ
かるみや窪みに落ちて滑り等が生じたときには、出力軸
4の回転速度と第二の油圧ポンプP2の入力軸9の回転
速度に変化が生じる。すると、クラッチ7をオーバーラ
ンニングクラッチとした場合には自動的に「接」となっ
て、第二の油圧ポンプP2を駆動し、第二の油圧モータ
M2が作動されて副駆動輪6・6を駆動して、そのぬか
るみ等から脱出することができる。但し、図5に示すよ
うに、クラッチ7の出力側の軸9にユニバーサルジョイ
ント38、伝動軸39を介して第二のデフ装置D2に動
力を伝える構成として、構成を簡単とすることもでき
る。図18の場合には、第二の油圧ポンプP2が作動さ
れているときには第二の油圧モータM2も作動されて、
主駆動輪5・5の片側がスリップしたときに、クラッチ
7が自動的に「接」となって、第二のデフ装置D2に動
力を伝えて副駆動輪6・6を駆動する。図19の場合に
は、第二の油圧ポンプP2が作動されているときには一
対の油圧モータM3・M3も作動されて、主駆動輪5・
5の片側がスリップしたときに、クラッチ7・7が自動
的に「接」となって、副駆動輪6・6を駆動する。
【0028】次に、副駆動輪6の駆動構成の第二実施例
を図6より説明する。前記クラッチ7をON・OFFク
ラッチとし、該ON・OFFクラッチはスイッチ等で操
作可能な電磁クラッチ30とした場合、第二のHST式
変速装置の第二の油圧ポンプP2または第二の油圧モー
タM2の何れか一方または両方を可変容積型とし、その
可動斜板と前記電磁クラッチ30をステアリングハンド
ル31に連動連結している。
【0029】このような構成において、電磁クラッチ3
0をOFFとして、前輪駆動のみの2WDの時はステア
リングハンドル31の回転によって、従来と同様に副駆
動輪6・6が操向回転され、主駆動輪5・5に滑りが生
じたときには、スイッチの操作によって電磁クラッチ3
0を「接」として4WDとして脱出を図る。但し、この
構造において、前記電磁クラッチ30と並列にオーバー
ランニングクラッチを設けることもでき、この構成によ
って4WDに切り換える必要がない。また、スタックし
た時以外でグリップ力を高め、安定走行するために電磁
クラッチ30をONに操作したときには、直進走行時に
は主駆動輪5と副駆動輪6の駆動速度が一致するように
可動斜板が変更される。そして、ステアリングハンドル
31を回動して旋回するときには、その回動角度に合わ
せて斜板も回動されて、副駆動輪6・6側の回転数を上
げて、引きずりを防止する。また、図20の場合には、
前記パイピング20・20の間に切換バルブVを設け、
該切換バルブVをステアリングハンドル31と連動連結
して、該ステアリングハンドル31を回動して旋回する
ときには、切換バルブVが切り換えられてパイピング2
0・20の間が連通されて、副駆動輪6・6と主駆動輪
5・5の間の回転数差が生じて引きずりが生じることを
防止している。また、パイピング20・20の油圧を検
知する手段を設けて、旋回時に第二の油圧モータM2が
旋回時の回転によってポンプの作用が生じて圧力変化が
生じ、その圧力の変化が生じたときにパイピング20・
20間を連通する構成とすることもできる。
【0030】ミッションケース内の構成の第三の実施例
を図7より説明する。前述の図2に示すようなミッショ
ンケース1内の構成は、入力軸2及び出力軸4,入力軸
9が車軸18L・18Rと垂直方向に配設されている
が、本実施例では、入力軸2及び出力軸4,入力軸9が
車軸18L・18Rと平行に配置して、第一のデフ装置
D1のベベルギア16の代わりに平歯車16’としてい
る。リングギヤ17も同様に平歯車17’としている。
その他は前記と同様の構成である。また、図7の第三実
施例は油圧ポンプP1と油圧モータM1は機体中心に対
して反対側に配置する構成としており、図8に示す第四
実施例は、油圧ポンプP1と油圧モータM1を同じ側に
配置して、コンパクトに配置する構成としている。
【0031】図9に示す第五実施例は第二のデフ装置D
2の代わりに、左右の副駆動輪6・6にそれぞれ油圧モ
ータM3・M3を設けて、第二の油圧ポンプP2と並列
に流体接続して駆動する構成としたものである。図10
に示す第六実施例は第五実施例の油圧モータM3・M3
を可変容積型の油圧モータとして、旋回時にステアリン
グハンドル31の回動量に合わせて、副駆動輪6・6の
回転数を変更して引きずりを防止するようにしている。
【0032】図11に示す第七実施例は、第二の油圧ポ
ンプP2から副駆動輪6・6に設けた油圧モータM3・
M3への送油路に流量変更バルブユニット44を設けた
ものであり、この流量変更バルブユニット44はステア
リングハンドル31の回動に合わせて流量を変更して、
引きずりがなくスムーズに旋回できるようにしている。
即ち、流量変更バルブユニット44の構成は、図12に
示すように、閉回路を構成する油路45a・45bの間
に連通油路45cを設けて、この連通油路45cに可変
絞り32を設け、該可変絞り32をステアリングハンド
ル31と連動連結して、ステアリングハンドル31の回
動量に合わせて可変絞り32を閉じて、油圧モータM3
・M3の回転数を上げるようにして引きずりを防止して
いる。
【0033】また、流量変更バルブユニット44は図1
3に示す如く構成することもできる。即ち、油路45a
・45bにフローコントロールバルブ33・33を直列
に接続し、該フローコントロールバルブ33・33にチ
ェックバルブ34・34を並列接続し、更に、フローコ
ントロールバルブ33・33の一次側へ互いに連通する
連通油路45c・45cに可変絞り32・32とチェッ
ク弁35・35を直列接続して、互いに逆向きに流れる
ように配置して、閉回路の高圧側から低圧側へ戻す流量
を制限して、前記同様にステアリングハンドルを回動し
たきに後輪の回転数を上げるよにうしている。
【0034】また、流量変更バルブユニット44は図1
4に示す如く構成することもできる。即ち、油路45a
・45bに可変定比分流弁36・36を設け、一方、油
圧モータM3・M3の間を接続する油路45d・45d
に切換バルブ37・37が直列に接続され、前記可変定
比分流弁36・36の二次側が切換バルブ37・37の
一次側及び二次側に接続されている。そして、可変定比
分流弁36・36はステアリングハンドル31の回動に
より送油量を変更できるようにしている。即ち、このよ
うに構成して、切換バルブ37・37を切り換えて油路
45d・45dの流路をブロックしてデフロックとする
と、可変定比分流弁36・36から等量の圧油が油圧モ
ータM3・M3に送油されて、左右の後輪が同回転数で
駆動されるのである。
【0035】図15に示す第八実施例は、油圧ポンプP
2を可変容積型の油圧ポンプとして、その斜板を油圧シ
リンダーやソレノイド等のアクチュエーター40と連結
して、該アクチュエーター40は制御部41によって制
御され、アクチュエーター40を油圧シリンダーの場合
には制御部41にサーボバルブを設けて制御される。該
制御部41は左右の油圧モータM3・M3へ送油される
圧力を検知し、この左右の油圧に差があると旋回時と判
断して、圧油を更に送油して副駆動輪6・6の回転数を
上げて、引きずりが生じないようにする。
【0036】図16に示す第九実施例は、前記制御部4
1をサーボバルブの代わりに二つの切換バルブを用いて
2段階に切り換えられるようにした実施例であり、一方
は、2位置切換の切換バルブ42をアクチュエーター4
0とチャージポンプCP2の間に接続し、該切換バルブ
42は差圧検知バルブ43からのパイロット油路46に
よって切換られる。差圧検知バルブ43は油圧モータM
3・M3の間を接続する油路45d・45dからのパイ
ロット油路47・47の圧油によって切り換えられ、油
路45d・45dの間に圧力差がないときには切換バル
ブ42、差圧検知バルブ43は切り換えられず直進状態
であり、圧力差があると旋回時であり、差圧検知バルブ
43が切り換えられて、パイロット油路46に圧油が流
れて切換バルブ42を切り換えて、アクチュエーター4
0を駆動し、第二の油圧ポンプP2の油量を変更して油
圧モータM3・M3の回転数を上げて、引きずりがない
ようにしている。但し、第八実施例及び第九実施例にお
いて、制御部41及びアクチュエーター40は油圧モー
タM側に取り付けることもできる。
【0037】また、図17に示す第十実施例の如く構成
することもできる。この第十実施例は副駆動輪6を1輪
とした実施例であり、この場合第二のデフ装置D2や一
方の油圧モータM3を省くことができて構成を簡単にで
き、小型のモアに適している。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、エンジン動力によ
り駆動される第一の油圧ポンプとミッションケースに動
力を伝える第一の油圧モータを流体接続して閉回路を構
成し、該第一の油圧モータの出力軸を変速装置に連動連
結し、この変速後の出力を、主駆動輪と、副駆動輪を駆
動する第二の油圧モータに流体接続した第二の油圧ポン
プに動力を伝えるように構成したので、第一の油圧ポン
プまたは第一の油圧モータによって無段階の主変速をし
て、第二の油圧ポンプまたは第二の油圧モータによって
副駆動輪を任意に変速が可能となり、2WDと4WDの
切換構成が容易にでき、また、変速切換を行っても、そ
れに対応した第二の油圧ポンプの回転を得ることができ
る。
【0039】また、第一の油圧モータからの出力を、主
駆動輪と、オーバーランニングクラッチを介して副駆動
輪を駆動するように構成したので、主駆動輪の片方がス
リップした場合に、自動的に副駆動輪に動力が伝達さ
れ、スタックから容易に脱出することができ、芝を傷め
ることもない。また、ON・OFFクラッチとすると、
スタックしたときに、クラッチを「接」とすることで容
易に脱出できる。
【0040】また、第二の油圧ポンプの入力軸と変速装
置の出力軸の間にオーバーランニングクラッチを設けた
ので、主駆動輪のとの回転数の変化を容易に検知できて
副駆動輪への動力の伝達を素早く行うことができる。
【0041】また、第二の油圧ポンプまたは第二の油圧
モータを可変容積型としたので、副駆動輪の変速が容易
に行える。
【0042】また、第二の油圧ポンプまたは第二の油圧
モータを可変容積型として、副駆動輪の駆動をステアリ
ングハンドルの旋回に応じた回転数としたので、旋回時
に副駆動輪の回転数を旋回半径に合わせて増速すること
ができ、芝を傷めることなく容易に旋回できる。
【0043】また、第一の油圧モータの出力軸及び変速
装置の出力軸を前後方向に配置し、ベベルギアを介して
主駆動輪のデフ装置に動力を伝えるようにしたので、ミ
ッションケースの幅を狭くするこができて、コンパクト
なミッションケースとすることができる。
【0044】また、第一の油圧モータの出力軸及び変速
装置の出力軸を左右方向に配置し、主駆動輪のデフ装置
に動力を伝えるようにしたので、平歯車を介してデフ装
置へ動力を伝達でき、動力の伝達効率を向上することが
でき、ミッションケースの前後方向の長さを短くして、
コンパクトに構成できる。
【0045】また、エンジン動力により駆動される第一
の油圧ポンプとミッションケースに動力を伝える第一の
油圧モータを流体接続して閉回路を構成し、該第一の油
圧モータの出力軸を変速装置に連動連結し、この変速後
の出力を、一方は第一のデフ装置を介して主駆動輪に動
力を伝え、他方は第二の油圧ポンプを駆動し、該第二の
油圧ポンプに流体接続した油圧モータより第二のデフ装
置を介して副駆動輪を駆動するようにしたので、主駆動
軸と副駆動軸の間は流体接続されて、シャフトを配置す
る必要がなく、主駆動軸と副駆動軸の間の空間を大きく
とることができて、ミッドマウント作業機の装着空間を
大きくとることができる。
【0046】また、エンジン動力により駆動される第一
の油圧ポンプとミッションケースに動力を伝える第一の
油圧モータを流体接続して閉回路を構成し、該第一の油
圧モータの出力軸を変速装置に連動連結し、この変速後
の出力を、一方は第一のデフ装置を介して主駆動輪に動
力を伝え、他方は第二の油圧ポンプを駆動し、該第二の
油圧ポンプに流体接続した左右一対の油圧モータより左
右それぞれの副駆動輪を駆動するようにしたので、副駆
動軸のアクスルケースをコンパクトに構成でき、軽量化
を図ることができる。
【0047】また、第二の油圧ポンプまたは左右の油圧
モータを可変容積型として、副駆動輪の駆動をステアリ
ングハンドルの旋回に応じた回転数とし、又は、第二の
油圧ポンプと左右の油圧モータの間の送油路に流量変更
バルブユニットを設け、該流量変更バルブユニットとス
テアリングハンドルを連動連結し、ステアリングハンド
ルの旋回に応じて左右の油圧モータへの油量を制御した
ので、旋回時に副駆動軸が旋回に応じた回転数となっ
て、引きずりがなく、スムーズに旋回することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の走行駆動装置をモアに適用した作業車
の全体側面図である。
【図2】本発明の走行駆動装置の第一実施例を示す模式
図である。
【図3】車軸に減速ケースを付設した場合の模式図であ
る。
【図4】第一実施例の油圧回路図である。
【図5】ミッションケースより副駆動輪へ伝動軸を介し
て動力を伝達した場合の模式図である。
【図6】走行駆動装置の第二実施例を示す模式図であ
る。
【図7】走行駆動装置の第三実施例を示す模式図であ
る。
【図8】走行駆動装置の第四実施例を示す模式図であ
る。
【図9】走行駆動装置の第五実施例を示す模式図であ
る。
【図10】走行駆動装置の第六実施例を示す模式図であ
る。
【図11】走行駆動装置の第七実施例を示す模式図であ
る。
【図12】流量変更バルブユニットを示す図である。
【図13】流量変更バルブユニットの他の実施例を示す
図である。
【図14】流量変更バルブユニットの他の実施例を示す
図である。
【図15】走行駆動装置の第八実施例を示す模式図であ
る。
【図16】走行駆動装置の第九実施例を示す模式図であ
る。
【図17】走行駆動装置の第十実施例を示す模式図であ
る。
【図18】第二の油圧モータM2の出力側にクラッチを
設けた実施例を示す模式図である。
【図19】一対の油圧モータM3・M3の出力側にクラ
ッチを設けた実施例を示す模式図である。
【図20】第二のポンプと第二の油圧モータの間のパイ
ピングの間にステアリングハンドルの回動によって切り
換えられる切換バルブを配置した実施例を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
P1 第一の油圧ポンプ P2 第二の油圧ポンプ M1 第一の油圧モータ M2 第二の油圧モータ D1 第一のデフ装置 D2 第二のデフ装置 1 ミッションケース 3 副変速装置 5 主駆動輪 6 副駆動輪 7 クラッチ 31 ステアリングハンドル 44 流量変更バルブユニット

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン動力により駆動される第一の油
    圧ポンプとミッションケースに動力を伝える第一の油圧
    モータを流体接続して閉回路を構成し、該第一の油圧モ
    ータの出力軸を変速装置に連動連結し、この変速後の出
    力を、主駆動輪と、副駆動輪を駆動する第二の油圧モー
    タに流体接続した第二の油圧ポンプに動力を伝えるよう
    に構成したことを特徴とする作業車の走行駆動装置。
  2. 【請求項2】 エンジン動力により駆動される第一の油
    圧ポンプとミッションケースに動力を伝える第一の油圧
    モータを流体接続して閉回路を構成し、該第一の油圧モ
    ータの出力軸を変速装置に連動連結し、この変速後の出
    力を、主駆動輪と、クラッチを介して副駆動輪を駆動す
    るように構成したことを特徴とする作業車の走行駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第一の油圧モータの出力軸と第二の
    油圧ポンプの入力軸との間、または、前記第二の油圧モ
    ータの出力側に、クラッチを設けたことを特徴とする請
    求項1記載の作業車の走行駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記クラッチを、オーバーランニングク
    ラッチ、又は、ON・OFFクラッチとしたことを特徴
    とする請求項2または請求項3記載の作業車の走行駆動
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第二の油圧ポンプまたは第二の油圧
    モータを可変容積型としたことを特徴とする請求項1記
    載の作業車の走行駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記第二の油圧ポンプまたは第二の油圧
    モータを可変容積型として、その斜板をステアリングハ
    ンドルと連動連結し、副駆動輪の駆動をステアリングハ
    ンドルの旋回に応じた回転数としたことを特徴とする請
    求項1記載の作業車の走行駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記第一の油圧モータの出力軸及び変速
    装置の出力軸を前後方向に配置し、ベベルギアを介して
    主駆動輪のデフ装置に動力を伝えることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の作業車の走行駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記第一の油圧モータの出力軸及び変速
    装置の出力軸を左右方向に配置し、主駆動輪のデフ装置
    に動力を伝えることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の作業車の走行駆動装置。
  9. 【請求項9】 エンジン動力により駆動される第一の油
    圧ポンプとミッションケースに動力を伝える第一の油圧
    モータを流体接続して閉回路を構成し、該第一の油圧モ
    ータの出力軸を変速装置に連動連結し、この変速後の出
    力を、一方は第一のデフ装置を介して主駆動輪に動力を
    伝え、他方は第二の油圧ポンプを駆動し、該第二の油圧
    ポンプに流体接続した油圧モータより第二のデフ装置を
    介して副駆動輪を駆動するようにしたことを特徴とする
    作業車の走行駆動装置。
  10. 【請求項10】 エンジン動力により駆動される第一の
    油圧ポンプとミッションケースに動力を伝える第一の油
    圧モータを流体接続して閉回路を構成し、該第一の油圧
    モータの出力軸を変速装置に連動連結し、この変速後の
    出力を、一方は第一のデフ装置を介して主駆動輪に動力
    を伝え、他方は第二の油圧ポンプを駆動し、該第二の油
    圧ポンプに流体接続した左右一対の油圧モータより左右
    それぞれの副駆動輪を駆動するようにしたことを特徴と
    する作業車の走行駆動装置。
  11. 【請求項11】 前記第二の油圧ポンプまたは左右の油
    圧モータを可変容積型として、その斜板をステアリング
    ハンドルと連動連結し、副駆動輪の駆動をステアリング
    ハンドルの旋回に応じた回転数としたことを特徴とする
    請求項10記載の作業車の走行駆動装置。
  12. 【請求項12】 前記第二の油圧ポンプと左右の油圧モ
    ータの間の送油路に流量変更バルブユニットを設け、該
    流量変更バルブユニットとステアリングハンドルを連動
    連結し、ステアリングハンドルの旋回に応じて左右の油
    圧モータへの油量を制御したことを特徴とする請求項1
    0記載の作業車の走行駆動装置。
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