JPH11346309A - 不正複写防止装置及び複写装置 - Google Patents

不正複写防止装置及び複写装置

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JPH11346309A
JPH11346309A JP10164377A JP16437798A JPH11346309A JP H11346309 A JPH11346309 A JP H11346309A JP 10164377 A JP10164377 A JP 10164377A JP 16437798 A JP16437798 A JP 16437798A JP H11346309 A JPH11346309 A JP H11346309A
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JP10164377A
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Keitaro Taniguchi
桂太郎 谷口
Yoritsugu Hiraishi
順嗣 平石
Kiyoshi Imai
清 今井
Takashi Kakiuchi
崇 垣内
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写装置から取り外した状態では、正常な複
写処理ができず、不正複写行為を未然に防止できるよう
にした不正複写防止装置を提供すること 【解決手段】 画像読取部10で読み取った画像情報を
画像制御部11に送り、そこにおいて印刷するために必
要な画像変換を行い、変換した画像情報に基づいて画像
出力部12でプリントアウトするようにした複写装置に
搭載される不正複写防止装置14であり、その設置位置
を画像読取部と画像制御部の間に直列に配置し、画像情
報の一部を信号線S3,S4の経路を通り不正複写防止
装置を介して画像制御部に送るようにした。これによ
り、不正複写防止装置を複写装置から取り外すと、信号
線S3,S4を介して送られるべき正規の画像情報が画
像制御部に伝達されないので、正常な複写処理ができ
ず、不正複写を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不正複写防止装置
及び複写装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、不正複写防止装置を組み込んだ
複写装置の一例を示している。同図に示すように、複写
装置は、原稿台の上に置かれた原稿をCCD等の画像読
取部1にて画像情報として読み取り、その読み取った画
像情報を画像制御部2に送り、そこにおいて色相・彩度
・明度等が正しく出力されるように調整するとともに次
段の画像出力部3に適した形態に変換される。そして、
その変換された画像情報に基づいて画像出力部3にて、
紙等に印刷形成するようになっている。
【0003】そして、読み取った画像が複写禁止物か否
かを判断する画像認識部4は、画像制御部2と並列に配
置され、画像読取部1から出力される画像情報を受け取
り、所定の画像認識処理を行い、特定パターンがあるか
否かを判断する。そして、複写禁止物と判断した場合に
は、禁止命令を画像制御部2に送り、画像制御部2が正
常な複写を行わないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の装置では、以下に示す問題があった。すなわ
ち、画像認識部4は、複写装置に対して並列でアドオン
的に取り付けられることが多い。そして、上記したよう
に画像制御部2では、画像認識部4から禁止命令を受け
ない限り、画像読取部1から出力される画像情報に基づ
いて正常な変換処理を行う。従って、仮に画像認識部4
を取り外した状態で複写処理しようとした場合には、画
像制御部2は、画像認識部4から禁止命令を受けないの
でそのまま複写処理してしまう。
【0005】そこで、係る行為による不正処理を防止す
るためには、例えば図1に示すように、一定のタイミン
グで画像制御部2側から動的に画像認識部4が取り付け
られているか否かの判定を常時しなければならなくな
る。
【0006】そして、仮にそのように画像制御部2が常
時動的に監視するようにしたとしても、係る監視する行
為と画像認識部4で行う認識処理は独立して行われるの
で、監視するタイミングと認識処理するタイミングは一
致しない。従って、画像認識部4を取り外して不正複写
をすることも可能となる。
【0007】さらに、そのように監視する行為と認識処
理が独立しているため、画像認識部4が認識処理を行う
動作から独立した期間に行われるので、画像認識部4の
有無を判定する手順は比較的容易に解析が可能となり、
画像認識部4の改造が可能となる。
【0008】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、認識処理部を含む不正複写防止装置を複写装置から
取り外した状態では、正常な複写処理ができないように
し、不正複写行為を未然に防止し、さらに、正規でない
不正複写防止装置を取り付けた状態でも正常な複写処理
ができないようにし、認識処理を正常に動作可能な状態
で複写処理をすることのできる不正複写防止装置及び複
写装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る不正複写防止装置では、画像読取
部で読み取った画像情報を画像制御部に送り、そこにお
いて印刷するために必要な画像変換を行い、変換した画
像情報に基づいて画像出力部でプリントアウトするよう
にした複写装置に搭載される不正複写防止装置であっ
て、前記読み取った画像情報が複写禁止画像か否かの認
識処理をするとともに、その認識結果を前記複写装置に
出力する認識処理部と、前記画像読取部から出力される
画像情報の少なくとも一部を受け取るとともに前記画像
制御部に送る迂回経路を備え、前記不正複写防止装置を
前記複写装置から取り外すと、前記迂回経路を介して送
られるべき正規の画像情報が前記画像制御部に伝達不能
になるように構成した(請求項1)。
【0010】ここで、正規の画像情報が伝達不能とは、
図3〜図5に示す実施例のように、物理的に信号線が切
断され、情報自体が伝達しない場合と、図6に示すよう
に正規でない組み合わせで結線され、異なった情報が伝
達される場合の両者を含むものである。
【0011】このように、不正複写防止装置を取り外す
と、正規な画像情報が画像制御部に伝達されないので、
複写対象の種類に関係なく正常な複写処理ができなくな
る。従って、不正複写行為が未然に防止できる。もちろ
ん、不正複写防止装置を取り付けた状態では、従来と同
様に読み取った画像情報に対して認識処理をし、複写禁
止画像か否かを判断し、禁止画像の場合には、所定の複
写禁止処理をすることになる。
【0012】また、前記迂回経路は、複数の信号線から
構成されるとともに、その信号線の結線状態を組替え、
その信号線の組替え情報を固体識別情報とするように構
成してもよい(請求項2)。これを実現したのが、図
4,図5に示す実施例である。このように構成すると、
正規の不正複写防止装置を装着しないと正常な複写がで
きないので、偽の不正複写防止装置に摩り替えて不正複
写することを防止できる。
【0013】そして、上記した各請求項を実現するため
のより具体的な構成の一例としては、不正複写防止装置
と複写装置の接続部分が、対向配置されたバネ性を有す
る複数の端子対を備え、その端子対のうちの少なくとも
一部は、正規でない組み合わせにし、その接続部分に前
記不正複写防止装置を装着することにより、各端子対
は、その不正複写防止装置に設けた配線パターンと接続
され、正規の組み合わせになるように構成することがで
きる(請求項3)。
【0014】このように構成すると、不正複写防止装置
を取り外すと、対向する端子対同士がバネの弾性復元力
により接触し短絡するが、これは正規の組み合わせでな
いので、正常な画像情報が伝達されない。また、偽の不
正複写防止装置を装着したとしても、配線パターンの結
線構造が異なっているとやはり正常な画像情報を画像制
御部に伝達できない。よって、いずれの場合も不正複写
をすることができなくなる。
【0015】さらにまた、画像読取部で読み取った画像
情報を画像制御部に送り、そこにおいて印刷するために
必要な画像変換を行い、変換した画像情報に基づいて画
像出力部でプリントアウトするようにした複写装置に搭
載される不正複写防止装置であって、前記読み取った画
像情報が複写禁止画像か否かの認識処理をするととも
に、その認識結果を前記複写装置に出力する認識処理部
と、前記画像読取部と前記画像制御部を結ぶ電源ライン
(図4の実施例における信号線S3′,S4′)を備
え、前記不正複写防止装置を前記複写装置から取り外す
と、前記電源ラインも遮断されるように構成してもよい
(請求項4)。
【0016】このようにすると、そもそも電源供給がさ
れないので、画像読取部と画像制御部の少なくとも一方
が動作しないため、やはり、不正複写行為を防止でき
る。なお、図4の実施例で説明したように、この請求項
4に記載の発明と、請求項1〜3に示す発明を同時に組
み合わせて実施してももちろんよいし、単独で実施して
もよい。
【0017】また、本発明に係る複写装置では、上記し
た請求項1〜4のいずれか1項に記載の不正複写防止装
置を搭載し、その複写防止装置から出力される認識結果
に基づいて、読み取った画像が複写禁止画像の場合に、
複写禁止処理をする機能を備えるようにした(請求項
5)。
【0018】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の不正複写防止装
置及び複写装置の好適な一実施の形態を示している。同
図に示すように、本発明が実装される複写装置は、画像
読取部10にて読み取った原稿台上の原稿の画像情報を
画像制御部11に与え、そこにおいて、所定の画像処理
を行い、印刷するために必要な画像情報に変換するとと
もに画像出力部12に送る。そして、画像出力部12で
は、画像制御部11から与えられる画像情報に基づい
て、原稿に対応した画像を紙等に印刷し、プリントアウ
トするようになっている。
【0019】ここで本発明では、不正複写防止装置14
を上記した複写装置の信号処理系に対して直列に配置し
ている。より具体的には、画像読取部10と画像制御部
11の間に介装され、画像読取部10から画像制御部1
1に送るデータの一部を、不正複写防止装置14を介し
て行うようにしている。
【0020】つまり、従来と同様に画像読取部10と画
像制御部11を直接接続する信号線S1と、その信号線
S1から分岐し、不正複写防止装置14に至る信号線S
2を設ける。これにより、信号線S1を介して画像制御
部11に送られる画像情報と同一の画像情報が信号線S
2を介して不正複写防止装置14にも送られるようにな
る。さらに、不正複写防止装置14と画像制御部11を
結ぶ信号線S5を設け、不正複写防止装置14における
認識結果をその信号線S5を介して送るようにしてい
る。係る結線構造は、従来と同様である。
【0021】そして、本形態では、上記の信号線S1,
S2とは別に、画像読取部10と不正複写防止装置14
を接続する信号線S3を設ける。この信号線S3は、画
像読取部10で読み取った画像情報の一部を不正複写防
止装置14に送るためのもので、この信号線S3を用い
て伝送する画像情報は、画像制御部11には直接送られ
ない。すなわち、係る一部の画像情報は、不正複写防止
装置14と画像制御部11を結ぶ信号線S3を介して画
像制御部11に送られるようになり、不正複写防止装置
14内に、信号線S3,S4を結ぶ迂回経路を設けてい
る。
【0022】このようにすると、画像読取部10で読み
取った画像情報の大部分は、直接画像制御部11に与え
られるものの、その読み取った画像情報の中の一部は、
不正複写防止装置14を介して画像制御部11に与えら
れることになる。従って、不正複写防止装置14は取り
外されてしまうと、画像制御部11には、読み取ったす
べての画像情報が送られないので、正常な複写が行えな
くなる。これにより、不正複写防止装置14を取り外し
て不正複写処理することを阻止できる。
【0023】また、不正複写防止装置14を取り付けた
状態における通常動作では、不正複写防止装置14は、
信号線S2,S3を介して画像読取部10で読み取った
画像情報を取得できるので、それに基づいて従来と同様
の画像認識処理を行い、処理対象の画像(原稿)が複写
禁止物であるか否かを判断し、複写禁止物と判断した場
合には、信号線S5を用いて禁止命令を出力することに
なる。そして、この禁止命令を受けた画像制御部11で
は、所定の複写禁止処理をする。この複写禁止処理の一
例を示すと、全面を黒色等で塗りつぶしたり、解像度を
落として印刷したり、特定のマークなどを印刷すること
などにより、原稿と一致しない状態でプリントアウトす
る方式や、プリントアウト自体を停止する方式等各種の
対応がとれる。
【0024】上記したように、不正複写防止装置14を
装着しなければ、そもそも正常に複写処理ができないよ
うにしているので、従来のように画像制御部11側から
動的に不正複写防止装置14が装着されているか否かの
チェックを行わなくてもよくなる。また、上記した例で
は、読み取った画像情報の一部を不正複写防止装置14
を介して画像制御部11に与えるようにしたが、本発明
はこれに限ることはなく、読み取った画像情報の全部を
不正複写防止装置14を通すようにしてももちろんよ
い。この場合には信号線S1,S2はなくなる。
【0025】さらには、このように画像情報に限る必要
はなく、要は不正複写防止装置14を取り外すと動作し
ないようになっていればよいので、例えば、信号線S
3′,S4′を電源ラインとし、画像制御部11或いは
画像読取部10に対する電源供給を不正複写防止装置1
4を介して行うようにしてもよい。係る構成をとると、
不正複写防止装置14を取り外すと画像制御部11が動
作しないため、やはり、不正複写行為を未然に防止でき
る。
【0026】そして、上記した構成を実現するための不
正複写防止装置14の具体的な内部構造(結線構造)と
しては、例えば図3に示すようなものとすることができ
る。すなわち、この例では、信号線S1から分岐した信
号線S2は、各ターミナルa〜dを介して不正複写防止
装置14内の認識処理部14aに接続される。また、信
号線S3は、ターミナルe,fを介して認識処理部14
aに接続される。さらに、信号線S3は、不正複写防止
装置14内で信号線S4に分岐し、ターミナルg,hに
て接続されて図外の画像制御部11側へ接続されるよう
になる。係る構成をとることにより、不正複写防止装置
14を取り外して各ターミナルを分断すると、信号線S
3から送られてくる画像情報が信号線S4に伝達されな
いので、不正複写を防止できる。
【0027】なお、ここで言う認識処理部14aが、具
体的な認識処理を実行する部分であり、不正複写防止装
置14は、その認識処理を実行する部分はもちろんのこ
と、それらを収納・実装するケース・ボードや、各種の
結線・配線構造を含めた装置全体を意味する。そして、
不正複写防止装置14内に位置する各信号線S3,S4
等が、本発明における迂回経路を構成している。これ
は、以下の例でも同様である。
【0028】図4は、別の具体的な構成を示している。
この例では、画像情報を送るための信号線S3は、1本
とし、ターミナルeを介して認識処理部14aへ接続さ
れ、不正複写防止装置14の内部で分岐された信号線S
4は、ターミナルgを介して図外の画像制御部11へ接
続される。そして、信号線S3′は、認識処理部14a
に到達することなく不正複写防止装置14内で迂回し、
ターミナルhを介して信号線S4′に接続されている。
【0029】係る構成において、不正複写防止装置14
を取り外すと、信号線3から送られてくる画像情報が信
号線4に伝達されなくなるので、図3の例と同様の効果
を発揮できる。さらに、画像認識をする点では、信号線
S3′S4′は、ダミー線となる。従って、正規の不正
複写防止装置14を装着した場合には、設定どおり信号
線S3からの画像情報は、信号線S4に伝達され、仮に
ダミーの信号線S3′は、無信号としておくと、信号線
S4′も無信号状態となる。しかし、別の画像認識部を
取り付けた場合に、上記の結線構造が異なると、信号線
4に画像情報が送られてこなかったり、信号線S4′に
何らかの信号が送られてきたりすることになる。
【0030】これにより、不正複写防止装置14が取り
付けられている場合に、それが正規のものか否かの判断
も合わせて行えるようになる。そして、係る判断は、画
像制御部11にとって受動的に行えるので、比較的容易
にリアルタイムでの監視が可能となる。さらに、正規の
結線ができていない不正な不正複写防止装置14の場合
には、信号線S3からの画像情報が信号線S4に伝達さ
れなくなるため、そもそも正常な複写処理ができなくな
る可能性が高いので、特別に正規か否かの判断を行い、
それに伴う回避処理をしなくてもすむ。
【0031】また、上記の例では、ダミーの信号線S
3′は、無信号としたが、これに限ることはなく、何ら
かの識別信号を送るようにしてもよい。さらに、画像認
識と関係ないので、S3′,S4′を画像読取部10と
画像制御部11を動作させる際の電源ラインとしてもよ
い。このように電源ラインとすると、正規の不正複写防
止装置14を装着しない限り、各部への電源供給が行わ
れないため、不正複写行為を確実に抑止できる。
【0032】図5は、図4に示した構造の改良版であ
り、図4における結線を集積回路14bで実現してい
る。つまり、どのターミナル同士を接続するかを集積回
路14b内の配線パターンを変えることにより決定する
ことができる。このようにすると、より配線状態が識別
しにくくなるので不正に強くなる。
【0033】図6は、さらに別の構成を示している。こ
の例では、接続端子部分のコネクタ構造を改良すること
により、正規の画像認識部を装着した場合と、取り外し
た場合(或いは不正な画像認識部を装着した場合)で、
結線構造が異なるようにし、これにより、不正複写行為
を防止するようにしている。
【0034】すなわち、同図(A),(B)に示すよう
に、コネクタ15に装着されたバネ性を有する各端子1
5a,15bを対にして対向配置する。そして、同図
(A)に示すように、ボード16をコネクタ15に挿入
した場合には、各端子15a,15bは、ボード16の
両面に形成された配線パターン16a,16bと導通さ
れ、同図(B)に示すようにボード16を取り外すと対
とする端子15a,15bが直接接続するようにする。
【0035】この時、対となる端子は、本来接続しない
組み合わせにし、ボード16の配線パターンにより、図
中上下に位置する端子が正しい組み合わせで結線される
ようにする。一例を示すと、図4のような結線構造をと
る場合に、図6(C)に示すように、端子eがボード1
6の配線パターン16aにより端子gに接続され、端子
fがボード16の配線パターン16bにより端子hに接
続されるようにする。そして、ボード16上に不正複写
防止装置14を組み込む。
【0036】これにより、ボード16をコネクタ15に
装着すると、信号線S3とS4が接続され、信号線S
3′とS4′が接続されることになるので、正常に動作
する。そして、ボード16を取り外すと結線の組み合わ
せが逆になるので異常動作するので、不正複写行為を防
止できる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る不正複写防
止装置及び複写装置では、画像読取部で読み取った画像
情報の少なくとも一部を不正複写防止装置を介して画像
制御部に送るようにしたり、或いは、画像読取部と画像
制御部に対する電源ラインを不正複写防止装置内に設け
たため、不正複写防止装置を複写装置から取り外した状
態では、画像情報が画像制御部に正常に伝達されず、及
びまたは、電源供給がされないので、正常な複写処理が
できない。その結果、不正複写行為を未然に防止するこ
とができる。さらに、請求項2,3のように構成する
と、不正複写防止装置に固体識別情報が付与されるの
で、正規でない不正複写防止装置を取り付けた状態では
正常な結線構造がとれず、正常な複写処理ができない。
よって、やはり、係る状態での不正複写を防止できる。
従って、不正複写防止装置を装着しないと複写処理がで
きないので、必然的に複写処理する際には、不正複写防
止装置が作動して、所定の認識処理が行え、複写禁止物
が複写されないかの監視を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例を示す図である。
【図2】本発明に係る不正複写防止装置を複写装置に搭
載した状態の一実施の形態を示す図である。
【図3】不正複写防止装置のより具体的な一実施例を示
す図である。
【図4】不正複写防止装置のより具体的な別の実施例を
示す図である。
【図5】不正複写防止装置のより具体的な別の実施例を
示す図である。
【図6】不正複写防止装置のより具体的な別の実施例を
示す図である。
【符号の説明】
10 画像読取部 11 画像制御部 12 画像出力部 14 不正複写防止装置 14a 認識処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 垣内 崇 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取部で読み取った画像情報を画像
    制御部に送り、そこにおいて印刷するために必要な画像
    変換を行い、変換した画像情報に基づいて画像出力部で
    プリントアウトするようにした複写装置に搭載される不
    正複写防止装置であって、 前記読み取った画像情報が複写禁止画像か否かの認識処
    理をするとともに、その認識結果を前記複写装置に出力
    する認識処理部と、 前記画像読取部から出力される画像情報の少なくとも一
    部を受け取るとともに前記画像制御部に送る迂回経路を
    備え、 前記不正複写防止装置を前記複写装置から取り外すと、
    前記迂回経路を介して送られるべき正規の画像情報が前
    記画像制御部に伝達不能になるように構成したことを特
    徴とする不正複写防止装置。
  2. 【請求項2】 前記迂回経路は、複数の信号線から構成
    されるとともに、その信号線の結線状態を組替え、その
    信号線の組替え情報を固体識別情報とすることを特徴と
    する請求項1に記載の不正複写防止装置。
  3. 【請求項3】 不正複写防止装置と複写装置の接続部分
    が、対向配置されたバネ性を有する複数の端子対を備
    え、その端子対のうちの少なくとも一部は、正規でない
    組み合わせにし、その接続部分に前記不正複写防止装置
    を装着することにより、各端子対は、その不正複写防止
    装置に設けた配線パターンと接続され、正規の組み合わ
    せになるように構成したことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の不正複写防止装置。
  4. 【請求項4】 画像読取部で読み取った画像情報を画像
    制御部に送り、そこにおいて印刷するために必要な画像
    変換を行い、変換した画像情報に基づいて画像出力部で
    プリントアウトするようにした複写装置に搭載される不
    正複写防止装置であって、 前記読み取った画像情報が複写禁止画像か否かの認識処
    理をするとともに、その認識結果を前記複写装置に出力
    する認識処理部と、 前記画像読取部と前記画像制御部を結ぶ電源ラインとを
    備え、 前記不正複写防止装置を前記複写装置から取り外すと、
    前記電源ラインも遮断されるように構成したことを特徴
    とする不正複写防止装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の不
    正複写防止装置を搭載し、 その複写防止装置から出力される認識結果に基づいて、
    読み取った画像が複写禁止画像の場合に、複写禁止処理
    をする機能を備えたことを特徴とする複写装置。
JP10164377A 1998-05-29 1998-05-29 不正複写防止装置及び複写装置 Withdrawn JPH11346309A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7665142B2 (en) * 2004-02-05 2010-02-16 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus and image forming apparatus

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7665142B2 (en) * 2004-02-05 2010-02-16 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus and image forming apparatus

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