JPH11345691A - 照明環境調整方法、照明環境調整システムおよび照明器具 - Google Patents

照明環境調整方法、照明環境調整システムおよび照明器具

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JPH11345691A
JPH11345691A JP10155551A JP15555198A JPH11345691A JP H11345691 A JPH11345691 A JP H11345691A JP 10155551 A JP10155551 A JP 10155551A JP 15555198 A JP15555198 A JP 15555198A JP H11345691 A JPH11345691 A JP H11345691A
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television
lighting
lighting environment
luminance
screen
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JP10155551A
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Izumi Akashi
泉 明石
Yoshinori Tanabe
吉徳 田辺
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビを観視しやすい照明環境を実現する。 【解決手段】 テレビ観視者17の顔面の照度を40(l
x)以下になるように、および/または、テレビ背景輝度
Lbをテレビ画面輝度Ltvと連動して、0.1×Lt
v≦Lb<Ltvの範囲になるように、および/また
は、テレビフレーム輝度Lfrをテレビ画面の最低輝度
Lminと連動して、Lmin未満になるように、照明
環境を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明環境調整方
法、照明環境調整システムおよび照明器具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】最近の生活実態調査によると、高齢者の
平均テレビ観視時間は約6時間で、時間帯は夜間に集中
している。つまり、高齢者は人工照明下で長時間テレビ
を観視している。また、高齢および若齢の被験者26名
による家庭でのテレビ調査では、約90%が8畳程度の
居間でテレビを観視していた。照明器具は、天井吊り下
げ型、あるいは天井直付け型を使用し、ランプは丸管4
0ワットと32ワット2灯用が主流であった。居間で
は、テレビ観視以外に、食事・読書・書き事・休憩等も
行うことから部屋全体を均一に照明する配光をもった照
明器具が使用され、テレビを見るため、特別に配光を調
整することはなかった。図5は、従来のテレビ観視に使
用された照明器具の配光曲線の一例である。
【0003】また、従来のテレビは、テレビを見やすく
することを目的として、周辺の明るさと連動してテレビ
画面の明るさを変化させている。明るさを検知する受光
部は、テレビ前面に取り付けられテレビ画面に入射する
照度を検知している。
【0004】また、テレビ背景面の輝度を調整する従来
の技術に、周辺照明型表示装置(特許第1390658
号)がある。これは、映像面の上方を少なくとも含む画
像面周辺の照明光提示部の輝度を、主映像表示部の映像
光の平均輝度と略々等しくすることによって鮮明で迫力
感、立体感を与えるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】高齢者の眼は、水晶体
や眼球内部等の網膜までの透過率は若齢者と比較して約
50%低下しているため、ものを見るためには、その視
対象面には高い照度が必要である。しかしながら、高齢
者の眼球内は、タンパク質不純物の剥離浮遊により、白
濁化の程度が若齢者と比較して顕著に高い。そのため、
眼の中に入射する光の量を示す角膜照度を、必要以上に
高くすると眼球内での散乱光が増大し、眼球内に光の膜
を形成しまぶしく感じ、視対象物の見え方を低下させる
ことになる。
【0006】前記テレビ観視調査をもとに、8畳の広さ
に、図5の配光をもつ照明器具を含む従来の代表的な照
明器具を用いて、テレビを観視する姿勢での顔面の照度
(角膜照度に対応)を計算すると、天井吊り下げ型は、
300〜400(lx)、天井直付け型は200〜250(l
x)であった。この角膜照度の範囲を含んだ条件で、テレ
ビの見やすさに関する5段階の主観評価を、前記記載の
高齢被験者12名に対して実施した結果、従来の200
〜400(lx)の角膜照度の条件下では、テレビが非常に
見にくいと評価した。
【0007】従来のテレビの調整は、テレビ画面に入射
する照度によるものであり、テレビ観視時の明るさの感
覚に対応するテレビ背景面の輝度と連動していないた
め、例えば、テレビ背景面の輝度が変化していないにも
かかわらずテレビ画面に入射する光の量が低下し、テレ
ビ画面輝度を低く調整したことによって、テレビ画面が
暗く感じる場合などがあり、テレビ観視者の明るさの感
覚に対応した調整がされていなかった。テレビ背景面の
輝度を調整する従来例である周辺照明型表示装置(特許
第1390658号)は、映像の鮮明、迫力感、立体感
を与えることは出来るが、テレビを見やすくするという
効果については言及していなかった。
【0008】前記テレビ観視調査結果をもとに、8畳の
広さに、図5の配光をもつ照明器具を含む従来の代表的
な照明器具を用いて、従来のテレビの背景面の壁面の平
均輝度を計算すると、天井吊り下げ型は、2.5〜5(cd
/m2)、天井直付け型は、4〜6(cd/m2) であった。この
テレビ背景面の平均輝度の範囲を含んだ条件で、テレビ
の見やすさに関する5段階の主観評価を、前記記載の高
齢被験者12名に対して実施した結果、従来の条件を大
半含む4(cd/m2) 以下の条件下では、テレビが見にくい
傾向にあると評価された。
【0009】本発明は、上述した課題を考慮し、テレビ
を観視しやすい照明環境を実現する、照明環境調整方
法、照明環境調整システムおよび照明器具を提供するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の本発明(請求項1
に記載の本発明に対応)は、テレビを観視する人の顔面
の位置での照度を直接測定して、または、前記顔面の位
置を検出し、照明器具の照明性能と前記顔面の位置にし
たがって前記照度を算出して、前記照度が40lx以下に
なるように照明環境を調整することを特徴とする照明環
境調整方法である。
【0011】第2の本発明(請求項2に記載の本発明に
対応)は、テレビ背景面の平均輝度をLb 、テレビ画面
の平均輝度をLtvとすると、Ltv>Lb≧Ltv×0.1の
式を満足するように、照明環境を調整することを特徴と
する照明環境調整方法であるである。
【0012】第3の本発明(請求項3に記載の本発明に
対応)は、テレビ背景面の平均輝度をLb 、テレビ画面
の平均輝度をLtvとすると、Ltv>Lb≧Ltv×0.1の
式を満足するように、照明環境を調整することを特徴と
する第1の本発明の照明環境調整方法である。
【0013】第4の本発明(請求項4に記載の本発明に
対応)は、前記Lb が、6cd/m2以上40cd/m2となるよ
うに、照明環境を調整することを特徴とする第2または
第3の本発明の照明環境調整方法である。
【0014】第5の本発明(請求項5に記載の本発明に
対応)は、テレビフレーム面の輝度Lfrを、テレビ画面
の最低輝度Lmin 未満となるように、照明環境を調整す
ることを特徴とする照明環境調整方法である。
【0015】第6の本発明(請求項6に記載の本発明に
対応)は、テレビフレーム面の輝度Lfrを、テレビ画面
の最低輝度Lmin 未満となるように、照明環境を調整す
ることを特徴とする第1〜第4のいずれかの本発明の照
明環境調整方法である。
【0016】第7の本発明(請求項7に記載の本発明に
対応)は、前記テレビフレーム面の輝度Lfrを、3.5c
d/m2以下となるように、照明環境を調整することを特徴
とする第2または第3の本発明の照明環境調整方法であ
る。
【0017】第8の本発明(請求項8に記載の本発明に
対応)は、テレビ観視室内を照明する照明器具と、テレ
ビを観視する人の顔面の位置を検知する人検知センサー
と、前記人検知センサーの出力および前記照明器具の照
明性能に基づいて前記検知された顔面の位置の照度を算
出して、前記照度が40lx以下になるように前記テレビ
観視室内の照明環境を自動的に調整する調整手段とを備
えることを特徴とする照明環境調整システムである。
【0018】第9の本発明(請求項9に記載の本発明に
対応)は、テレビ観視室内を照明する照明器具と、テレ
ビ背景面の輝度を検知するテレビ背景面輝度検知部と、
テレビ画面の輝度を検知するテレビ画面輝度検知部と、
前記テレビ背景面輝度検知部の出力および前記テレビ画
面輝度検知部の出力にしたがって、前記テレビ背景面の
平均輝度をLb 、テレビ画面の平均輝度をLtvとする
と、Ltv>Lb≧Ltv×0.1の式を満足するように、前
記テレビ観視室内の照明環境を自動的に調整する調整手
段とを備えることを特徴とする照明環境調整システムで
ある。
【0019】第10の本発明(請求項10に記載の本発
明に対応)は、テレビ観視室内を照明する照明器具と、
テレビフレーム面の輝度を検知するテレビフレーム面輝
度検知部と、テレビ画面の輝度を検知するテレビ画面輝
度検知部と、前記テレビフレーム面輝度検知部の出力お
よび前記テレビ画面輝度検知部の出力にしたがって、テ
レビフレーム面の輝度Lfrを、テレビ画面の最低輝度L
min 未満となるように、前記テレビ観視室内の照明環境
を自動的に調整する調整手段とを備えることを特徴とす
る照明環境調整システムである。
【0020】第11の本発明(請求項11に記載の本発
明に対応)は、前記テレビとして、上辺が下辺より前方
にくるように傾斜させたテレビフレームを有するテレビ
を備えることを特徴とする第10の本発明の照明環境調
整システムである。
【0021】第12の本発明(請求項12に記載の本発
明に対応)は、前記テレビフレームの傾斜が可変であ
り、前記調整手段が、前記傾斜を自動的に調整すること
を特徴とする第11の本発明の照明環境調整システムで
ある。
【0022】第13の本発明(請求項13に記載の本発
明に対応)は、少なくとも1つ以上の水平角の方位に対
して、前記水平角が±2.5度の範囲の断面鉛直配光に
おいて、鉛直角度を直下方が0度、水平方向が90度、
真上方向が180度とすると、前記鉛直角度が20度以
上60度以下の範囲の光度が所定の値以下であることを
特徴とする照明器具である。
【0023】第14の本発明(請求項14に記載の本発
明に対応)は、前記所定の値が100cdであることを特
徴とする第13の本発明の照明器具である。
【0024】第15の本発明(請求項15に記載の本発
明に対応)は、前記照明器具として、第13または第1
4の本発明の照明器具を備えることを特徴とする第8の
本発明の照明環境調整システムである。
【0025】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実現の裏付けとな
る実験および実験結果について説明する。
【0026】本発明は、テレビの見やすさに関する主観
評価実験を高齢者(平均年齢62.3才)12名、若齢
者(平均年齢22.3才)14名に対して実施した実験
結果のデータに基づいて実現したものである。実験は、
一般的な住宅の居間の広さの空間に、テレビ背景面と、
テレビとテレビ観視被験者の間の明るさを独立して変化
させた25種類の照明条件をランダムに呈示し、テレビ
画面高さH(34cm)に対して7H(2.38m)離れたテ
レビ観視被験者に平均輝度約40(cd/m2)の標準画質評
価用の画像を観視させて、25種類の照明条件をテレビ
の見やすさに関して、「非常に見やすい」、「見やす
い」、「普通」、「見にくい」、「非常に見にくい」の
5段階で評価させたものである。
【0027】図2は、テレビ観視被験者の目の位置の角
膜照度を前記25条件について測定した値と高齢被験者
の主観評価解析値(1:非常に見にくい、2:見にく
い、3:普通、4:見やすい、5:非常に見やすい)と
の関係を示した散布点と散布点の近似曲線である。横軸
は角膜照度、縦軸は主観評価解析値である。近似曲線の
主観評価解析値が普通以上となる角膜照度の範囲は、4
0(lx)以下である。つまり、テレビ観視において、角膜
照度を40(lx)以下に調整することによって、テレビが
見やすくなることが判明した。
【0028】図3は、テレビ背景面の平均輝度を前記2
5条件にいついて測定・算出した値と高齢被験者の主観
評価解析値(1:非常に見にくい、2:見にくい、3:
普通、4:見やすい、5:非常に見やすい)との関係を
示した散布点と散布点の近似曲線である。横軸はテレビ
背景面の平均輝度Lb 、縦軸は主観評価解析値である。
近似曲線の主観評価解析値が普通以上となる平均輝度L
b の範囲は、4〜40(cd/m2)である。つまり、テレビ
観視において、テレビ背景面の平均輝度Lb を、4〜4
0(cd/m2)に調整することによって、テレビが見やすく
なることが判明した。また、テレビ画面の平均輝度Ltv
に対する、テレビの見やすいテレビ背景面の平均輝度L
b は、Ltv≧Lb≧Ltv×0.1の関係にあることも判明
した。なお、請求項においては、テレビ背景面の平均輝
度Lb を画面平均輝度Ltvと略々等しくすることによっ
て、鮮明感、迫力感、立体感を与えるという従来例を除
く範囲として、Ltv未満としたが、Ltvと同等にLb を
調整しても、テレビの見やすい効果を与えることが出来
る。また、テレビ背景面の平均輝度Lbが4〜6(cd/m2)
の範囲は、従来の照明器具で実施されているため、本発
明はLbを6〜40(cd/m2)に調整することとした。特
に、6〜20(cd/m2)の範囲は、従来実施されているテ
レビの見やすい効果以上によりテレビを見やすい効果を
与えることが出来ることも確認されている。
【0029】図4は、テレビ画面に隣接するテレビフレ
ームの平均輝度を前記25条件にいついて測定・算出し
た値と若齢被験者の主観評価解析値(1:非常に見にく
い、2:見にくい、3:普通、4:見やすい、5:非常
に見やすい)との関係を示した散布点と散布点の近似曲
線である。横軸はテレビフレームの平均輝度Lfr、縦軸
は主観評価解析値である。近似曲線の主観評価解析値が
普通以上となる平均輝度Lfrの範囲は、3.5(cd/m2)
以下である。つまり、テレビ観視において、テレビフレ
ームの平均輝度Lfrを、3.5(cd/m2)以下に調整する
ことによって、テレビが見やすくなることが判明した。
また、テレビ画面の最低輝度Lmin との関係からは、テ
レビフレームの平均輝度Lfrを、テレビ画面の最低輝度
Lmin 以下に調整することによってテレビの見やすい効
果を与えることができることも確認されている。
【0030】以上説明した実験結果を基づいて、本発明
は、実現されたものである。
【0031】以下に、本発明の実施の形態を、図面を参
照して説明する。
【0032】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図面を参照して説明する。本実施の形態
は、角膜照度に対応する顔面の照度をテレビを見やすい
状態に調整する照明環境調整方法および照明環境調整シ
ステムに関するものである。
【0033】図1は、本発明の第1の実施の形態におけ
る照明環境調整システムを示す配置図であり、テレビの
見やすい環境を調整するイメージを居室立面1と居室平
面2で示すものである。照明器具3は、4つの空間に仕
切る反射板4と、4つの空間に各ランプ毎の出力を調整
できる出力調整回路または各ランプ毎の点灯/消灯の切
替を行うことができる点灯回路が互いに独立したランプ
a5、ランプb6、ランプc7、ランプd8が取り付け
られ、照明器具3下面中央には4つのセンシングユニッ
トからなる人検知センサー9が設けられている。人検知
センサー9は、赤外線16の受信範囲が水平方向にそれ
ぞれ90度とする受信部e10、受信部f11、受信部
g12、受信部h13を組み合わせて、全水平エリアが
いずれかの受信部で検知できる様にしたものである。リ
モコン14は、テレビ15のスイッチを入切する機能と
同時に、照明器具3方向にも赤外線16を発信する機能
を有する。ここで、人検知センサー9は、リモコン14
の位置とテレビ観視者17の顔面の位置との補正量とし
て所定の値を記憶しており、赤外線16の発信位置を検
出し、前記補正量による補正を行うことによって、テレ
ビ観視者17の顔面の位置を検知している。ただし、当
該居室内において、前記補正量が無視できる程度に小さ
ければ、リモコン14の位置(赤外線16の発信位置)
をテレビ観視者17の顔面の位置とみなすとしてもよ
い。また、後述するように、ランプ毎の出力調整によら
ず、ランプ毎の点灯/消灯により照明器具の配光を調整
する場合、特定のランプ(例えば、ランプa5)のみを
消灯することによって、特定の受信部(例えば、受信部
e10)に対応する区域(例えば、居室平面1の網掛
部)内のテレビ観視者17の顔面が存在すると想定され
る全ての位置での照度が40lx以下にできることが確認
されておれば、前記対応する区域内にテレビ観視者17
の顔面が存在することを検知すればよい。すなわち、上
記例においては、受信部e10が赤外線16を受信すれ
ば、受信部e10に対応する区域内にテレビ観視者17
の顔面が存在すると判断すればよい。
【0034】また、本実施の形態における照明環境調整
システムは、照明器具3の配光を調整する調整手段(図
示せず)を備えている。この調整手段は、人検知センサ
ー9により検知されたテレビ観視者17の顔面の位置の
照度を照明器具3の照明性能に基づいて算出して、前記
照度が40lx以下になるように照明器具3の配光を自動
的に調整するものである。配光の調整は、上述した出力
調整回路または点灯回路により、各ランプ毎の出力の調
整および/または各ランプ毎の点灯/消灯の切替によっ
て行われる。
【0035】特定のランプ(例えば、ランプa5)のみ
を消灯することによって、特定の受信部(例えば、受信
部e10)に対応する区域(例えば、居室平面1の網掛
部)内のテレビ観視者17の顔面が存在すると想定され
る全ての位置での照度が40lx以下にできることが確認
されており、調整手段が、ランプ毎の出力調整によら
ず、ランプ毎の点灯/消灯により照明器具3の配光を調
整する場合、前記調整手段は、照明器具3の配光を一括
して調整するものではなく、照明器具3のランプ5〜8
毎に調整を行うものであってもよい。例えば、受信部e
10は、赤外線16の信号受信に連動して、ランプa5
のみを点灯/消灯する機能を有し、受信部f11はラン
プb6、受信部g12はランプc7、受信部h13はラ
ンプd8に対してそれぞれ受信部e10と同様な機能を
有するとすれば、前記調整手段の機能を各受信部10〜
13が分担して備えることになる。この場合、上記例に
おいては、受信部e10が赤外線16を受信すれば、受
信部e10に対応する区域内にテレビ観視者17の顔面
が存在すると判断して、この赤外線16に連動してラン
プa5のみを消灯すればよい。
【0036】また、本実施の形態における調整手段が行
う配光の調整については、テレビ15をより見やすくす
るために、ランプの出力調整、点灯/消灯を時定数をも
って行うとしてもよい。例えば、上記の場合、テレビ観
視者17がテレビ15を観視するため、リモコン14を
操作し、テレビ15がつくと、任意の時定数をもちなが
らランプa5は消灯し、テレビ観視者17の角膜照度は
低くなり、テレビ15の見やすい環境を再現することが
できる。また、テレビ観視者17がテレビ15を切るた
めリモコン14を操作すると、同時にランプa5は任意
の時定数をもちながら点灯する。なお、ランプ消灯の時
定数は、テレビ15の初期画面の平均輝度が低い場合は
短く、長く場合は遅くするなど、テレビ画面輝度と連動
してもよい。ランプ点灯の時定数は、テレビ15の最終
画面の平均輝度が低い場合は長く、高い場合は短くする
など、テレビ画面輝度連動してもよい。
【0037】なお、以上の説明は、本発明の照明環境調
整システムを中心に行ったが、本発明の照明環境調整方
法は、上述した説明において調整手段が行う調整方法で
ある。ただし、自動的に調整を行うことに限るものでは
ない、例えば、手動でランプを点灯するとしてもよい。
【0038】また、本発明の人検知センサーは、本実施
の形態においては、リモコンの発信する赤外線に連動し
てテレビ観視者の顔面の位置を検知するものであるとし
て説明したが、これに限るものではなく、例えば、直接
前記顔面の位置を検出するセンサーであってもよい。
【0039】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図面を参照して説明する。本実施の形態
は、角膜照度に対応する顔面の照度がテレビを見やすい
状態である照明器具に関するものである。
【0040】図6は、本発明の第2の実施の形態におけ
る照明器具の配光を示す配光曲線図である。本実施の形
態における照明器具は、少なくとも1つ以上の水平角の
方位に対して、前記水平角が±2.5度の範囲の断面鉛
直配光において、鉛直角度を直下方が0度、水平方向が
90度、真上方向が180度とすると、図6に示すよう
に、鉛直角20〜60度の範囲の光度を100(cd)
以下としたものである。本実施の形態における照明器具
を一般的な家庭の居間(広さ8畳程度)に備えることに
よって、当該居間でのテレビ観視者の角膜照度を40lx
以下になるように抑え、テレビを見やすくすることがで
きる。
【0041】図6の配光曲線を実現することは、ルーバ
ー等の形状の選定、遮蔽体の設置等によって容易に行う
ことができる。図9〜図11に、図6の配光曲線を実現
する照明器具の実施例を示す。図9は、テレビ観視者の
顔面方向へランプ30からの光の照射を遮蔽体32と集
光レンズ31でカットするものである。図10は、可動
型遮光ルーバー38を自動あるいは手動により、調整し
て顔面方向の照明光をカットするものである。図11
は、天板42に片端部を固定した可動遮蔽体43を自動
あるいは手動により調整して、顔面方向の照明光をカッ
トするものである。
【0042】なお、本実施の形態における照明器具にお
いては、鉛直角20〜60度の範囲の光度を100(c
d)以下とするとして説明したが、100(cd)とい
う数字は広さ8畳程度の一般的な家庭の居間に対応する
ものであり、部屋の広さが変われば、テレビ観視者の角
膜照度が40lx以下になるように、数字を選定すればよ
い。
【0043】また、図6において、本実施の形態におけ
る照明器具の配光曲線は、鉛直角度0度に対して左右対
称であるが、これに限るものではなく、例えば図6の左
半分の斜線部が無くてもよい、要するに、少なくとも1
つ以上の水平角の方位に対して、前記水平角が±2.5
度の範囲の断面鉛直配光において、鉛直角度を直下方が
0度、水平方向が90度、真上方向が180度とする
と、前記鉛直角度が20度以上60度以下の範囲の光度
が所定の値以下であればよい。
【0044】なお、図1において、照明器具3の替わり
に、図6に示した配光曲線を実現できる照明器具を備え
るとしとても、角膜照度に対応する顔面の照度をテレビ
を見やすい状態に調整するという効果が得られる。例え
ば、ある水平角の方位に対して、前記水平角が±2.5
度の範囲の断面鉛直配光において、図6に示した配光曲
線を実現できる照明器具を水平方向に回動できるように
備え、調整手段は、テレビ観視者が検知された方向に、
図6に示した配光曲線が来るように、前記照明器具を回
動させるとすればよい。
【0045】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態を図面を参照して説明する。本実施の形態
は、テレビ背景面の平均輝度をテレビを見やすい状態に
調整する照明環境調整方法および照明環境調整システム
に関するものである。
【0046】図7は、本発明の第3の実施の形態におけ
る照明環境調整システムを示す配置図である。照明器具
20は、ランプ20a、調整手段(図示せず)、反射板
20bから構成され、テレビ21の上面、側面、背面の
いずれかに設置され、テレビの背景面22を照明する。
調整手段は、テレビ21の画面輝度信号、テレビ21の
入切のスイッチ信号を受信できるよう通信ケーブルでテ
レビ21と接続され、テレビ21のスイッチが入るとテ
レビ画面の平均輝度を受信して、テレビの背景面22の
輝度がテレビ画面輝度の10〜100%の範囲となるよ
うにランプ20aの光出力を調整する。これによって、
テレビ21を見やすい環境を与えることができる。な
お、反対にテレビの背景面の輝度を検知する明るさセン
サーをテレビ周辺のいずれかに設け、その輝度情報をテ
レビのブラウン管の光出力を調整する調整手段に発信
し、テレビの画面平均輝度をテレビ背景面の輝度の1〜
10倍に調整するとしてもよい。さらに、テレビ背景面
の平均輝度を6〜20(cd/m2)の範囲となるように、調
整手段によりランプ20aの光出力を調整させることに
よって、よりテレビを見やすい効果を与えることが出来
る。
【0047】なお、以上の説明は、本発明の照明環境調
整システムを中心に行ったが、本発明の照明環境調整方
法は、上述した説明において調整手段が行う調整方法で
ある。ただし、自動的に調整を行うことに限るものでは
ない、例えば、手動でランプ20aの光出力を調整する
としてもよい。
【0048】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
の実施の形態を図面を参照して説明する。本実施の形態
は、テレビフレーム面の輝度をテレビを見やすい状態に
調整する照明環境調整方法および照明環境調整システム
に関するものである。
【0049】図8は、本発明の第4の実施の形態におけ
るテレビを示す斜視図である。テレビフレーム25をテ
レビフレーム25の上辺26を下辺27よりテレビ28
の前方に来るように傾斜させ、室内の照明光をテレビ観
視者の方向に反射しないようにしたものである。これに
よって、テレビフレーム25の輝度を低く抑える事がで
きる。
【0050】すなわち、従来のテレビのように、テレビ
フレームとテレビ画面が実質的に面一である場合は、テ
レビフレーム面の輝度Lfrを、テレビ画面の最低輝度L
min未満とすることは難しいが、本実施の形態における
テレビを用いることにより、テレビフレーム面の輝度L
frを、テレビ画面の最低輝度Lmin 未満とすることが可
能である。
【0051】本実施の形態における照明環境調整方法
は、本実施の形態におけるテレビを用いて、テレビフレ
ーム面の輝度Lfrを、テレビ画面の最低輝度Lmin 未満
となるように、照明環境を調整する方法であり、例え
ば、部屋のレイアウト等にしたがって、傾斜角29を調
整する方法である。また、複数の照明器具を備え、傾斜
角29を固定し、前記各照明器具の出力を調整する方法
としてもよい。
【0052】本実施の形態における照明環境調整システ
ムは、本実施の形態におけるテレビと、照明器具と、テ
レビフレーム面の輝度を検知するテレビフレーム面輝度
検知部と、テレビ画面の輝度を検知するテレビ画面輝度
検知部と、前記テレビフレーム面輝度検知部の出力およ
び前記テレビ画面輝度検知部の出力にしたがって、テレ
ビフレーム面の輝度Lfrを、テレビ画面の最低輝度Lmi
n 未満となるように、照明環境を調整する調整手段とを
備えるものである。前記調整手段が用いる具体的な照明
環境の調整手法としては、テレビフレーム25の傾斜角
29は自由に調整できるようにして、テレビ観視者とテ
レビ28と照明灯の位置関係が多様に変化しても、傾斜
角29を調整することによってテレビフレーム25の輝
度を低くし、テレビ28を見やすく保つことが挙げられ
る。図12、図13は、図8において、テレビ管面26
aとテレビフレーム25とによる傾斜角29を自由に調
整できるようにしたテレビの断面図および正面図であ
る。テレビ管面45、48は、軸52、スタンド51に
固定され、回転型テレビフレーム46、50のみがテレ
ビ本体49の外側を回転し、回転型テレビフレーム4
6、50の輝度を低くすることができる。また、複数の
照明器具を備え、傾斜角29を固定し、前記各照明器具
の出力を調整する手法を用いてもよい。
【0053】また、本実施の形態における照明環境調整
方法、照明環境調整システムに加え、テレビフレーム面
の輝度Lfrを、3.5cd/m2以下となるように、照明環境
を調整する照明環境調整方法、照明環境調整システムと
しすることによって、よりテレビを見やすい効果を与え
ることが出来る。
【0054】なお、本発明の照明環境調整方法および照
明環境調整システムは、上述した第1〜第4の実施の形
態においては、角膜照度に対応する顔面の照度をテレビ
を見やすい状態に調整するもの、テレビ背景面の平均輝
度をテレビを見やすい状態に調整するもの、テレビフレ
ーム面の輝度をテレビを見やすい状態に調整するものに
ついて、それぞれ単独のものとして説明したが、これら
のうちの2つ、または3つ全部を組み合わせた照明環境
調整方法および/または照明環境調整システムとしても
よい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、テレビを観視しやすい照明環境を実現す
る、照明環境調整方法、照明環境調整システムおよび照
明器具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における照明環境調
整システムを示す配置図である。
【図2】角膜照度とテレビの見やすさの主観評価解析値
との関係を示す相関図である。
【図3】テレビ背景面の平均輝度とテレビの見やすさの
主観評価解析値との関係を示す相関図である。
【図4】テレビフレームの平均輝度とテレビの見やすさ
の主観評価解析値との関係を示す相関図である。
【図5】従来のテレビ観視に使用された照明器具の配光
の一例を示す配光曲線図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における照明器具の
配光を示す配光曲線図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態における照明環境調
整システムを示す配置図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態におけるテレビを示
す斜視図である。
【図9】図6の配光曲線を有する照明器具の実施例の縦
断面図である。
【図10】図6の配光曲線を有する照明器具の実施例の
縦断面図である。
【図11】図6の配光曲線を有する照明器具の実施例の
斜視図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態におけるテレビの
変形例を示す断面図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態におけるテレビの
変形例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 居室平面 2 居室立面 3 照明器具 4 反射板 5 ランプa 6 ランプb 7 ランプc 8 ランプd 9 人検知センサー 10 受信部e 11 受信部f 12 受信部g 13 受信部h 14 リモコン 15 テレビ 16 赤外線 17 テレビ観視者 18 配光曲線 19 配光曲線 20 照明器具 20a ランプ 20b 反射板 21 テレビ 22 テレビの背景面 23 リモコン 24 テレビ観視者 25 テレビフレーム 26 上辺 26a テレビ管面 27 下辺 28 テレビ 29 傾斜角 30 ランプ 31 集光レンズ 32 遮蔽体 33 反射板 34 保持ワイヤ 35 天井板 36 ランプ 37 集光レンズ 38 可動型遮光ルーバ 39 保持ワイヤ 40 天井板 41 ランプ 42 天板 43 可動型遮蔽体 44 天井板 45 テレビ管面 46 回転型テレビフレーム 47 テレビ 48 テレビ管面 49 テレビ本体 50 回転型テレビフレーム 51 スタンド

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビを観視する人の顔面の位置での照
    度を直接測定して、または、前記顔面の位置を検出し、
    照明器具の照明性能と前記顔面の位置にしたがって前記
    照度を算出して、前記照度が40lx以下になるように照
    明環境を調整することを特徴とする照明環境調整方法。
  2. 【請求項2】 テレビ背景面の平均輝度をLb 、テレビ
    画面の平均輝度をLtvとすると、Ltv>Lb≧Ltv×0.
    1の式を満足するように、照明環境を調整することを特
    徴とする照明環境調整方法。
  3. 【請求項3】 テレビ背景面の平均輝度をLb 、テレビ
    画面の平均輝度をLtvとすると、Ltv>Lb≧Ltv×0.
    1の式を満足するように、照明環境を調整することを特
    徴とする請求項1に記載の照明環境調整方法。
  4. 【請求項4】 前記Lb が、6cd/m2以上40cd/m2
    なるように、照明環境を調整することを特徴とする請求
    項2または3に記載の照明環境調整方法。
  5. 【請求項5】 テレビフレーム面の輝度Lfrを、テレビ
    画面の最低輝度Lmin未満となるように、照明環境を調
    整することを特徴とする照明環境調整方法。
  6. 【請求項6】 テレビフレーム面の輝度Lfrを、テレビ
    画面の最低輝度Lmin未満となるように、照明環境を調
    整することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    の照明環境調整方法。
  7. 【請求項7】 前記テレビフレーム面の輝度Lfrを、
    3.5cd/m2以下となるように、照明環境を調整すること
    を特徴とする請求項5または6に記載の照明環境調整方
    法。
  8. 【請求項8】 テレビ観視室内を照明する照明器具と、
    テレビを観視する人の顔面の位置を検知する人検知セン
    サーと、前記人検知センサーの出力および前記照明器具
    の照明性能に基づいて前記検知された顔面の位置の照度
    を算出して、前記照度が40lx以下になるように前記テ
    レビ観視室内の照明環境を自動的に調整する調整手段と
    を備えることを特徴とする照明環境調整システム。
  9. 【請求項9】 テレビ観視室内を照明する照明器具と、
    テレビ背景面の輝度を検知するテレビ背景面輝度検知部
    と、テレビ画面の輝度を検知するテレビ画面輝度検知部
    と、前記テレビ背景面輝度検知部の出力および前記テレ
    ビ画面輝度検知部の出力にしたがって、前記テレビ背景
    面の平均輝度をLb 、テレビ画面の平均輝度をLtvとす
    ると、Ltv>Lb≧Ltv×0.1の式を満足するように、
    前記テレビ観視室内の照明環境を自動的に調整する調整
    手段とを備えることを特徴とする照明環境調整システ
    ム。
  10. 【請求項10】 テレビ観視室内を照明する照明器具
    と、テレビフレーム面の輝度を検知するテレビフレーム
    面輝度検知部と、テレビ画面の輝度を検知するテレビ画
    面輝度検知部と、前記テレビフレーム面輝度検知部の出
    力および前記テレビ画面輝度検知部の出力にしたがっ
    て、テレビフレーム面の輝度Lfrを、テレビ画面の最低
    輝度Lmin 未満となるように、前記テレビ観視室内の照
    明環境を自動的に調整する調整手段とを備えることを特
    徴とする照明環境調整システム。
  11. 【請求項11】 前記テレビとして、上辺が下辺より前
    方にくるように傾斜させたテレビフレームを有するテレ
    ビを備えることを特徴とする請求項10に記載の照明環
    境調整システム。
  12. 【請求項12】 前記テレビフレームの傾斜は可変であ
    り、前記調整手段は、前記傾斜を自動的に調整すること
    を特徴とする請求項11に記載の照明環境調整システ
    ム。
  13. 【請求項13】 少なくとも1つ以上の水平角の方位に
    対して、前記水平角が±2.5度の範囲の断面鉛直配光
    において、鉛直角度を直下方が0度、水平方向が90
    度、真上方向が180度とすると、前記鉛直角度が20
    度以上60度以下の範囲の光度が所定の値以下であるこ
    とを特徴とする照明器具。
  14. 【請求項14】 前記所定の値は100cdであることを
    特徴とする請求項13に記載の照明器具。
  15. 【請求項15】 前記照明器具として、請求項13また
    は14に記載の照明器具を備えることを特徴とする請求
    項8に記載の照明環境調整システム。
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