JPH11345459A - データ記録再生装置及び映像信号処理装置 - Google Patents

データ記録再生装置及び映像信号処理装置

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JPH11345459A
JPH11345459A JP14974198A JP14974198A JPH11345459A JP H11345459 A JPH11345459 A JP H11345459A JP 14974198 A JP14974198 A JP 14974198A JP 14974198 A JP14974198 A JP 14974198A JP H11345459 A JPH11345459 A JP H11345459A
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recording medium
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JP14974198A
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Inventor
Kazuhiko Yamauchi
和彦 山内
Kazuhiro Nakamura
和弘 中村
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】連続して送信されるストリームを長時間連続的
に記録する。 【解決手段】CPU10は、ストリームを複数の記録媒
体(DVD−RAMディスク)に分割して記録する場合
において、DVD−RAMドライブ17において記録媒
体の切り替えが行われる際に、一時記憶媒体15から切
り替え前の記録媒体へのストリームの書き込みを停止
し、切り替え中は一時記憶媒体15に連続的に送られて
くるストリームを保持し、記録媒体の切り替え終了後、
前記一時記憶媒体15から切り替え後の記録媒体へのス
トリームの書き込みを再開する制御をトラックバッファ
16及びDVD−RAMドライブ17に対して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力側から連続的に
送られてくる符号化処理されたストリームを記録媒体に
記録するデータ記録再生装置及び映像信号から作成され
たストリームを含むストリームを記録媒体と一時記憶媒
体との間ので転送する映像信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像データを圧縮符号化する方法
として、MPEG(Moving Picture Experts Group)2
等、各種符号化方法が開発されており、圧縮された動画
データを記録する媒体として再生専用のディジタルビデ
オディスク(以下、DVDと呼ぶ)が普及してきてい
る。さらに、記録型のDVDが開発されてきており、こ
のような記録再生DVD−RAMディスクのデータ記録
再生装置の一例として、記録再生DVD装置も開発され
てきている。
【0003】従来の記録再生DVD装置は、トランスポ
ートストリーム−プロクラムストリーム変換回路(以
下、TS−PS変換回路と呼ぶ)、エンコーダ、トラッ
クバッファ、DVD−RAMドライブ、映像・音声デコ
ーダ、第1及び第2のバスで構成される。
【0004】このような記録再生DVD装置において、
CSあるいはBS等のデジタル放送で伝送される符号化
ストリームは、MPEG2システムの1つであるトラン
スポートストリームとなっており、記録時では、TS−
PS変換回路はトランスポートストリームで転送された
複数のMPEGのストリームから指定されたストリーム
を取り出し、プログラムストリームを第1のバスを介し
てトラックバッファに送る。一方、アナログ信号として
送られる映像・音声信号は、エンコーダにより符号化さ
れた後プログラムストリームとして第1のバスを介して
トラックバッファに送られる。トラックバッファは第1
のバスを通して送られてきたプログラムストリームを一
時的に蓄積する。DVD−RAMドライブは、トラック
バッファからプログラムストリームを読み出し、DVD
−RAMディスクに書き込む。
【0005】再生時では、DVD−RAMドライブはD
VD−RAMディスクからプログラムストリームを読み
出し、トラックバッファに出力する。トラックバッファ
に蓄積されたプログラムストリームは、映像・音声デコ
ーダの要求に応じて、プログラムストリームを第2のバ
スに出力する。映像・音声デコーダは、第2のバスを通
して転送されたプログラムストリームをRAMに取り込
みその後デコード処理を行い、デコードされた映像・音
声信号を出力端子に導く。
【0006】ここで、このような記録再生DVD装置が
録画を行う場合のメディアであるDV−RAMディスク
の記録容量は、従来入手可能のもので片面2.6GBで
あり、近い将来現れると思われるディスクを用いても
4.7GBである。一方、近年、営業を開始したPerfec
TVは、スポーツ番組を6Mbpsで伝送しており、スポ
ーツ番組を2時間の記録したい場合は、記録容量が6M
×3600×2÷8=5.4Gバイト必要になる。ま
た、西暦2000年に開始される放送衛星を使ったHD
のデジタル放送では24M×3600×2÷8=21.
6Gバイト必要になる。これため、近年開発されるか、
もしくは開発中のディスクでは、記録時間を満足できな
い。このことに対応して、ストリームのビットレートを
減らす変換を行い記録時間を延ばす方法も考えられる
が、そのような処理を行うと画質が劣化するという問題
か生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の記録
再生DVD装置では、近年営業を開始したデジタル衛星
放送や西暦2000年に開始される放送衛星を使ったH
Dのデジタル放送における長時間の番組を連続して記録
する場合、大容量の記録媒体が必要となるが、近年開発
されるか、もしくは開発中のディスクでは、記録時間を
十分満足できなかった。このことに対応して、ストリー
ムのビットレートを減らす変換を行い記録時間を延ばす
方法も考えられるが、そのような処理を行うと画質が劣
化するという問題か生じる。
【0008】そこで、本発明は、連続して送信されるス
トリームを長時間連続的に記録できるデータ記録再生装
置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ記録再生
装置は、入力側から連続的に送られてくる符号化処理さ
れたストリームを記録媒体に記録する記録手段と、前記
ストリームを一時的に記憶する一時記憶媒体と、前記記
録手段及び一時記憶媒体の制御を行い、前記ストリーム
を複数の記録媒体に分割して記録する場合において、前
記記録媒体の切り替えが行われる際に、切り替え前の記
録媒体へのストリームの書き込みを停止し、切り替え中
は一時記憶媒体に前記入力側からのストリームを保持
し、記録媒体の切り替え終了後、前記一時記憶媒体から
切り替え後の記録媒体へのストリームの書き込みを行う
記録制御手段と、を具備した事を特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0011】図1は本発明に係るデータ記録再生装置の
第1の実施の形態を示すブロック図であり、記録型のデ
ィジタルビデオディスク(以下、DVDと呼ぶ)である
ところのDVD−RAMディスクのデータ記録再生装置
に適用している。
【0012】図1において、符号10は、データ記録再
生装置の各構成要素を制御する中央処理装置(以下、C
PUと呼ぶ)であり、CPU10は、TS−PS変換回
路12,エンコーダ14、一時記憶媒体15、トラック
バッファ16、DVD−RAMドライブ17、映像・音
声デコーダ18に対して電気的に接続され、制御信号を
供給し、記録・再生に伴うコントロールを行うようにな
っている。
【0013】入力端子11には、CSあるいはBS等の
デジタル放送で伝送される符号化ストリームa1が導か
れている。この入力端子11に導かれた符号化ストリー
ムa1はトランスポートストリーム−プロクラムストリ
ーム変換回路(以下、TS−PS変換回路と呼ぶ)12
に供給される。TS−PS変換回路12は、供給される
符号化ストリームa1に対してTS−PS変換を行いプ
ログラムストリームb1として一時記憶媒体15に供給
する。この場合の符号化ストリームa1は、MPEG2
システムの1つであるトランスポートストリームとなっ
ており、TS−PS変換回路12は、記録時に、トラン
スポートストリームで転送された複数のMPEGのスト
リームから指定されたストリームを取り出し、このスト
リームからプログラムストリームb1を作成する。
【0014】一方、入力端子13には、例えばビデオカ
メラからのアナログの映像・音声の信号がアナログ信号
c1として導かれている。入力端子13に導かれたアナ
ログ信号c1は、エンコーダ14に供給される。エンコ
ーダ14は、供給されるアナログ信号c1に対して符号
化を行いプログラムストリームd1として一時記憶媒体
15に供給する。
【0015】一時記憶媒体15は、例えばメモリやハー
ドディスクで構成されており、CPU10の制御に基づ
いて、TS−PS変換回路12からのプログラムストリ
ーム(以下ストリームと呼ぶす)b1と、エンコーダ1
4からのストリームd1との内、一方を選択して記憶
し、DVD−RAMドライブ17およびトラックバッフ
ァ16の要求に応じて、一時記憶したストリームf1を
出力する。一方、再生時、一時記憶媒体15は、DVD
−RAMドライブ17およびトラックバッファ16を介
して得られたストリームi1を一時記憶し、映像・音声
デコーダ18の要求により一時記憶したストリームをス
トリームj1として出力する。
【0016】トラックバッファ16は、DVD−RAM
ドライブ17のバッファであり、記録時において、一時
記憶媒体15から転送されたストリームf1を蓄積し、
DVD−RAMドライブ17からの読み出し命令に応じ
て決められたバイト単位で蓄積したストリームをストリ
ームg1としてDVD−RAMドライブ17に出力す
る。また、トラックバッファ16は、再生時において、
DVD−RAMドライブ17から決められたバイト単位
で出力されるストリームh1を蓄積し、一時記憶媒体1
5の要求に応じて、蓄積したストリームをストリームi
1として一時記憶媒体15に出力する。
【0017】DVD−RAMドライブ17は、CPU1
0の記録の要求により、トラックバッファ16からのス
トリームg1を記録媒体(本発明の実施の形態の場合、
DVD−RAMディスク)に記録し、CPU10の再生
の要求により、記録媒体に記録したストリームの再生を
行いストリームh1をトラックバッファ16に供給す
る。
【0018】映像・音声デコーダ18は、一時記憶媒体
15から転送されたストリームj1をRAM19に取り
込み、その後デコード処理を行い、デコードされた映像
・音声信号k1を出力端子20に導く。
【0019】CPU10は、ストリームを複数の記録媒
体(DVD−RAMディスク)に分割して記録する場合
において、DVD−RAMドライブ17において記録媒
体の切り替えが行われる際に、前記一時記憶媒体15か
ら切り替え前の記録媒体へのストリームの書き込みを停
止し、切り替え中は一時記憶媒体15に連続的に送られ
てくるストリームを保持し、記録媒体の切り替え終了
後、前記一時記憶媒体15から切り替え後の記録媒体へ
のストリームの書き込みを再開する制御をトラックバッ
ファ16及びDVD−RAMドライブ17に対して行
う。また、CPU10は、記録されたストリームが複数
の記録媒体に渡って記録されている事を示す情報、前記
ストリームの転送レート情報及び前記ストリームのカテ
ゴリー等の情報を記録媒体の管理用データ領域への書き
込みを行うとともに、記録媒体の空き容量チェック等の
制御一般を行う。
【0020】このような構成により、トラックバッファ
16及びDVD−RAMドライブ17は、入力側から連
続的に送られてくる符号化処理されたストリームを記録
媒体に記録する記録手段となり、一時記憶媒体15は、
前記ストリームを一時的に記憶する一時記憶媒体とな
り、CPU10は、前記記録手段及び一時記憶媒体15
の制御を行い、前記ストリームを複数の記録媒体に分割
して記録する場合において、前記記録媒体の切り替えが
行われる際に、切り替え前の記録媒体へのストリームの
書き込みを停止し、切り替え中は一時記憶媒体15に前
記入力側からのストリームを保持し、記録媒体の切り替
え終了後、前記一時記憶媒体から切り替え後の記録媒体
へのストリームの書き込みを行う記録制御手段となって
いる。
【0021】以下、図1のデータ記録再生装置の記録時
の動作を図2及び図3を参照して説明する。
【0022】図2及び図3は図1のデータ記録再生装置
の記録時の動作を示すフローチャートである。
【0023】図2において、まず、CPU10は、ステ
ップS1において、TS−PS変換回路12もしくはエ
ンコーダ14の出力であるストリームの一時記憶媒体1
5への記憶を開始させ、ステップS2の処理に移行す
る。
【0024】ステップS2において、CPU10は、D
VD−RAMドライブ17に装着された記録媒体の空き
容量チェックを行い、記録媒体に十分な空き容量がある
か、否かの判定を行う。記録媒体に空き容量が無いもし
くは殆ど少ない場合には、ステップS2の判定がNoと
なってステップS3の処理に移行し、DVD−RAMド
ライブ17に記録媒体の交換を行わせステップS2の処
理に戻る。ステップS2での空き容量チェックで十分な
容量が確保されている場合は、ステップS2の判定がN
oとなってステップS4に移行し、CPU10は、一時
記憶媒体15に記録されたストリームをDVD−RAM
ドライブ17の記録媒体へ記録を開始し、ステップS5
に移行する。
【0025】ステップS5において、CPU10は、ユ
ーザもしくは緊急による停止命令が発していないかの判
定を行う。停止命令が発していた場合は、ステップS5
の判定がYesとなって図3のステップS11の処理に
移行し、停止命令が発していない場合は、ステップS5
の判定がNoとなってステップS6の処理に移行する。
【0026】ステップS6において、CPU10は、ス
テップS2と同様の空き容量チェックを行う。十分な容
量が確保されている場合には、ステップS2の判定がY
esとなってステップS5の処理に戻り、記録媒体に空
き容量が無いもしくは殆ど少ない場合には、ステップS
6の判定がNoとなってステップS7に移行する。
【0027】ステップS7において、CPU10は、一
時記憶媒体15に記録されたストリームの記録媒体への
転送(記録)を停止し、ステップS8の処理に移行す
る。
【0028】ステップS8において、CPU10は、D
VD−RAMドライブ17において、記録媒体の交換を
行わせステップS9の処理に移行する。
【0029】ステップS9において、CPU10は、記
録媒体の交換後、書き込み処理ができる状態になったか
どうかをチェックしており、準備ができるまでは判定結
果がNoとなってステップS9の処理を繰り返し、準備
ができてからステップS10の処理に移行する。
【0030】ステップS10において、CPU10は、
記録レートを上げた状態で一時記憶媒体15から記録媒
体への記録を再開させ、一時記憶媒体15から記録媒体
へのストリームの転送(記録)をした後ステップS5の
処理に戻る。
【0031】ここで、ステップS7において一時記憶媒
体15から記録媒体へのストリームの転送(記録)を停
止した地点から再開するように制御しているため、スト
リームを切れ目無く記録することができる。また、ステ
ップS10において、一時記憶媒体15から記録媒体へ
のストリームの転送(記録)レートは、ストリームが一
時記憶媒体に記憶されるレートより速くなるように設定
しており、一時記憶媒体15に記憶されている転送待ち
のストリーム容量を減らす方向に動作するようになって
いる。ステップS7,S8,S9,S10は記録媒体の
切り替えを行うルーチンであり、たとえば3つ以上の記
録媒体にわたって連続記録する場合は、上記のステップ
S7〜10のルーチンが再度行われる。
【0032】以下、図3を用いてステップS11〜ステ
ップS14で構成される終了ルーチンを説明する。
【0033】ステップS11において、CPU10は、
TS−PS変換回路12もしくはエンコーダ14の出力
であるストリームの一時記憶媒体15への記憶を終了さ
せ、ステップS12の処理に移行する。
【0034】ステップS12において、CPU10は、
一時記憶媒体15に記憶されているストリームが無い
か、否かの判定を行う。一時記憶媒体15に記憶されて
いる場合は、ステップS12の判定がNoとなって、ス
テップS12の処理を繰り返し、一時記憶媒体15の記
憶されている残りのストリームを記録媒体に記録させ
る。一時記憶媒体15に記憶されていない場合は、ステ
ップS12の判定がYesとなって、ステップS13に
おいて記録媒体への記録を終了し、ステップS14の処
理に移行する。ステップS14において、CPU10
は、ストリームが複数の記録媒体にわたって記録されて
いる事を示す情報、記録されたストリームのビットレー
ト、ストリームのカテゴリー等の情報を記録媒体の管埋
用データ領域に書き込ませ処理を終了する。この場合、
ステップS14において、上記の管理用データを書き込
まれる記憶媒体は、現在セットされている記憶媒体でも
かまわないし、交換前の記録媒体をドライブ17に入れ
替えた後記録してもかまわない。
【0035】図4及び図5は図1のデータ記録再生装置
の再生時の動作を示すフローチャートである。ここで、
図1におけるトラックバッファ16に蓄積できる容量は
記録媒体に含まれることとしてとして記述してある。
【0036】図4において、まず、CPU10は、ステ
ップS21において、再生する記録媒体の管理用データ
領域に記載されている情報の内、要求されたストリーム
に関する情報を読み込み、ステップS22の処理に移行
する。
【0037】ステップS22において、CPU10は、
ステップS21で読み取った情報に複数の記録媒体にわ
たってストリームが記録されている事を記してあるか、
否かを判別しており、上記の情報に複数の記録媒体にわ
たってストリームが記録されている事が記してあった場
合は、ステップS22の判定がYesとなって複数の記
録媒体にわたって連続再生を行うためにステップS23
に進む。一方、複数の記録媒体にわたっていない場合
は、ステップS22の判定がNoとなって別ルーチンと
なる通常の再生ルーチンが実行される。
【0038】ステップS23において、CPU10は、
ステップS21で読み込まれたストリームの管理用デー
タ領域の情報から、記録媒体を切り替える時ストリーム
の連続性を補償をするため、一時記憶媒体15に記憶す
べきストリーム量を計算し、ステップS24の処理に移
行する。ステップS24,ステップS25は、ストリー
ムの再生開始ルーチンであり、ステップS24におい
て、CPU10は、DVD−RAMドライブ17及びト
ラックバッファ16を制御して記録媒体から読み出され
たストリームを一時記憶媒体15に記憶し、次に、ステ
ップS25において、CPU10は、一時記憶媒体15
に記憶されたストリームの転送を開始して映像・音声デ
コーダ18に出力し始め、図5に示すステップS26に
移行する。
【0039】以下、図5を参照して説明する。
【0040】ステップS26において、CPU10は、
ユーザもしくは緊急による停止命令が発していないかの
判定を行う。停止命令が発していた場合は、ステップS
26の判定がYesとなって再生を終了し、停止命令が
発していない場合は、ステップS26の判定がNoとな
ってステップS27の処理に移行する。
【0041】ステップS27〜ステップS34は連続再
生を行うための制御ルーチンである。
【0042】ステップS27において、CPU10は、
現在一時記憶媒体15に記憶されているストリーム量を
求め、この後、ステップS28において、現在再生を行
っている記録媒体に記録されたストリームの再生残り容
量を求め、ステップS29の処理に移行する。
【0043】ステップS29において、CPU10は、
ステップS28で求めた残り容量から記録媒体の交換が
必要か、まだ必要でないかの判定を行い、必要ない場合
には判定結果がNoとなってステップS30に移行し、
必要な場合には判定結果がYesとなってステップS3
2に移行する。
【0044】ステップS30において、CPU10は、
ステップS27で得た一時記憶媒体15に記憶されたス
トリームが図4のステップS23で計算された値に達し
ているか判定し、達していた場合には判定結果がYes
となってステップS26に戻り、達していない場合には
ステップS31に移行する。
【0045】ステップS31において、CPU10は、
記録媒体から一時記憶媒体15に読み出されるレート
を、現在のレートより速くなるように制御する。そして
ステップS26に戻り、ステップS26,S29,S3
0の少なくとも一つの判定がYesとなるまで連続再生
の制御ルーチンが常に実行されようにする。
【0046】ステップS32〜S34は記録媒体の交換
ルーチンである。
【0047】ステップS32において、CPU10は、
DVD−RAMドライブ17において、記録媒体の交換
を行わせステップS33の処理に移行する。
【0048】ステップS33において、CPU10は、
記録媒体の交換後、読み出し処理ができる状態になった
かどうかをチェックしており、準備ができるまでは判定
結果がNoとなってステップS33の処理を繰り返し、
準備ができたらステップS34の処理に移行する。
【0049】ステップS34において、CPU10は、
記録媒体から一時記憶媒体15へのストリームの転送を
開始し、ステップS26に戻る。
【0050】上述のように、記録媒体からの読み出しレ
ートを一時記憶媒体15から読み出されるレートより速
くなるように制御し、一時記憶媒体15に必要となるス
トリームを前倒しで記憶する事により、記録媒体の切り
替え時、ストリームの連続性を保証することができる。
【0051】このような発明の実施の形態によれば、ス
トリームを複数の記録媒体に分割して記録する場合にお
いて、記録媒体の切り替えが行われる際に、前記一時記
憶媒体15から切り替え前の記録媒体へのストリームの
書き込みを停止し、切り替え中は一時記憶媒体15に連
続的に送られてくるストリームを保持し、記録媒体の切
り替え終了後、前記一時記憶媒体15から切り替え後の
記録媒体へのストリームの書き込みを再開するので、記
録媒体の途中切り替を行っても、連続して送信されるス
トリームを長時間連続的に記録できる。これにより映画
やスポーツ番組等の長時間の番組を録画する場合に、記
録媒体の切り替えを行っても、映像や音声が欠落するの
を防止できる。
【0052】また、再生時は、一時記憶媒体15に必要
となるストリームを前倒しで記憶し、記録媒体の切り替
え時、一時記憶媒体15に記録したストリームを読み出
して出力するので、ストリームの連続性を保証すること
ができる。映画等の長時間のソフトを再生する場合に、
記録媒体の切り替えを行っても、映像や音声が欠落する
のを防止できる。
【0053】図6は本発明に係るデータ記録再生装置の
第2の実施の形態を示すブロック図であり、図1の発明
の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して説明
を省略している。
【0054】図6において、TS−PS変換回路12か
らのストリームb1とエンコーダ14からのストリーム
d1は、一時記憶媒体35に供給されるとともに、セレ
クタ31の第1の入力端子A1に供給される。
【0055】一時記憶媒体35は、CPU30の制御に
基づいて、TS−PS変換回路12からのストリームb
1またはエンコーダ14からのストリームd1を記憶
し、DVD−RAMドライブ17およびトラックバッフ
ァ16の要求に応じて、一時記憶したストリームf1を
セレクタ31の第2の入力端子B1に出力する。一方、
再生時、一時記憶媒体35は、DVD−RAMドライブ
17およびトラックバッファ16を介して得られたスト
リームi1を一時記憶し、映像・音声デコーダ18の要
求により一時記憶したストリームをストリームj1とし
て出力する。
【0056】セレクタ31は、CPU30の制御に基づ
いて、第1及び第2の入力端子A1,B1にそれぞれ導
かれるストリームの内、一方を選択してストリームn2
として出力端子からトラックバッファ16に導く。
【0057】トラックバッファ16は、DVD−RAM
ドライブ17のバッファであり、記録時において、セレ
クタ31から転送されてきたストリームn1を蓄積し、
DVD−RAMドライブ17からの読み出し命令に応じ
て決められたバイト単位で蓄積したストリームをストリ
ームg1としてDVD−RAMドライブ17に出力す
る。また、トラックバッファ16は、再生時において、
DVD−RAMドライブ17から出力されるストリーム
h1を蓄積し、一時記憶媒体35の要求に応じて、蓄積
したストリームをストリームi1として一時記録媒体3
5にストリームを出力する。
【0058】CPU30は、通常の記録状態または前記
記録媒体の切り替えに入る前では、セレクタ31に第1
の入力端子A1を選択させ、DVD−RAMドライブ1
7の記録媒体にTS−PS変換回路12からのストリー
ムb1またはエンコーダ14からのストリームd1を記
録させる。
【0059】CPU30は、ストリームを複数の記録媒
体に分割して記録する場合において、DVD−RAMド
ライブ17において記録媒体の切り替えが行われる際
に、前記切り替え前の記録媒体へのストリームの書き込
みを停止し、切り替え中は一時記憶媒体35に連続的に
送られてくるストリームを保持させ、記録媒体の切り替
え終了後、セレクタ31に第2の入力端子B1を選択さ
せ一時記憶媒体35から切り替え後の記録媒体へこの保
持されたストリームの書き込みを行い、引き続き、一時
記憶媒体35を介して記録媒体にストリームの書き込み
を行う制御をトラックバッファ16及びDVD−RAM
ドライブ17に対して行う。
【0060】また、CPU30は、記録されたストリー
ムが複数の記録媒体に渡って記録されている事を示す情
報、前記ストリームの転送レート情報及び前記ストリー
ムのカテゴリー等の情報を記録媒体の管理用データ領域
への書き込みを行うとともに、記録媒体の空き容量チェ
ック等の制御一般を行う。
【0061】このような構成により、トラックバッファ
16及びDVD−RAMドライブ17は、入力側から連
続的に送られてくる符号化処理されたストリームを記録
媒体に記録する記録手段となり、一時記憶媒体35は、
前記ストリームを一時的に記憶する一時記憶媒体とな
り、CPU30及びセレクタ31は、前記記録手段及び
一時記憶媒体35の制御を行い、前記ストリームを複数
の記録媒体に分割して記録する場合において、前記記録
媒体の切り替えが行われる際に、切り替え前の記録媒体
へのストリームの書き込みを停止し、切り替え中は一時
記憶媒体35に前記入力側からのストリームを保持し、
記録媒体の切り替え終了後、前記一時記憶媒体から切り
替え後の記録媒体へのストリームの書き込みを行う記録
制御手段となっている。
【0062】また、前記記録制御手段は、通常の記録状
態または前記記録媒体の切り替えに入る前において、入
力側から連続的に送られてくる符号化処理されたストリ
ームを直接記録媒体35に書き込み、前記記録媒体の切
り替えに入るタイミングにおいて、前記ストリームを前
記一時記憶媒体35に書き込み、この一時記憶媒体35
から読み出されたストリームを前記記録媒体に書き込む
制御を行うようになっている。
【0063】以下、図6のデータ記録再生装置の記録時
の動作を図7乃至図9を参照して説明する。
【0064】図7乃至図9は図6のデータ記録再生装置
の記録時の動作を示すフローチャートである。
【0065】図7において、まず、CPU30は、ステ
ップS41において、セレクタ31に入力端子A1を選
択させ、記録開始時は、TS−PS変換回路12または
エンコーダ14からのストリーム(以下、入力側からの
ストームと呼ぶ)を記録媒体に直接記録できる状態にし
て、ステップS42の処理に移行する。
【0066】ステップS42,S43において、CPU
30は、図2のステップS2,S3同様の処理を行って
おり、記録媒体の空き容量チェックを行い、必要とあれ
ば記録媒体の交換を行わせ、ステップS44の処理に移
行する。
【0067】ステップS44において、CPU30は、
入力側からのストリームを記録媒体へ記録する動作を開
始し、図8のステップS45に移行する。
【0068】図8のステップS45,S46において、
CPU30は、図2のステップS5,S6同様の処理を
行っており、停止命令が発していないかの判定を行う。
停止命令が発していた場合は、ステップS45の判定が
Yesとなって図9のステップS61の処理に移行し、
停止命令が発していない場合は、ステップS46におい
て空き容量チェックを行い、記録媒体の空き容量が無い
場合、ステップS47に移行する。
【0069】ステップS47において、CPU30は、
入力側からのストリームの記録媒体への転送(記録)を
停止すると同時に一時記憶媒体35への記録を開始し、
ステップS48の処理に移行する。この場合、一時記憶
媒体35への記録開始は、記録媒体への記録を停止する
以前でも当然がまわない。
【0070】ステップS48,S49において、CPU
30は、図2のステップS8,S9同様の処理を行って
おり、記録媒体の交換と準備できたかの判定を行い、S
50の処理に移行する。
【0071】ステップS50において、CPU30は、
セレクタ31に入力端子B1を選択させ、ステップS5
1の処理に移行する。
【0072】ステップS51において、CPU30は、
記録レートを上げた状態で一時記憶媒体35から記録媒
体への記録を開始させ、一時記憶媒体35から記録媒体
へのストリームの転送(記録)をした後ステップS45
の処理に戻る。
【0073】ここで、ステップS47において記録媒体
へのストリームの転送(記録)を停止した地点から一時
記憶媒体35に記録を開始するように制御しているた
め、ストリームを切れ目無く記録することができる。ま
た、ステップS51において、一時記憶媒体35から記
録媒体へのストリームの転送(記録)レートは、ストリ
ームが一時記憶媒体に記憶されるレートより速くなるよ
うに設定しており、一時記憶媒体35に記憶されている
転送待ちのストリーム容量を減らす方向に動作する事に
なる。
【0074】以下、図9を用いてステップS61〜S6
4で構成される終了ルーチンを説明する。
【0075】ステップS61〜S64において、CPU
30は、図3のステップS11〜S14と同様の処理を
行い、TS−PS変換回路12もしくはエンコーダ14
の出力であるストリームの一時記憶媒体35への記憶を
終了させ、一時記憶媒体35の記憶されている残りのス
トリームを記録媒体に記録させ、記録媒体へのストリー
ムの記録を終了し、記録媒体の管埋用データ領域に情報
を書き込み処理を終了する。
【0076】再生時の動作は図1の発明の実施の形態と
同様になる。
【0077】このような発明の実施の形態によれば、図
1の実施例と同様の効果が得られるとともに、記録媒体
を交換する前はストリームを一時記憶媒体に記憶せずに
直接記録するので、図1の発明の実施の形態よりも消費
電力を低減できる。
【0078】以下、本発明の第3の発明の実施の形態に
ついて説明する。
【0079】第3の発明の実施の形態に回路構成につい
ては、図6を代用して説明する。
【0080】本発明の実施の形態において、CPU30
は、通常の記録状態または前記記録媒体の切り替えに入
る前では、セレクタ31に第1の入力端子A1を選択さ
せ、DVD−RAMドライブ17の記録媒体にTS−P
S変換回路12からのストリームb1またはエンコーダ
14からのストリームd1を記録させる。
【0081】CPU30は、ストリームを複数の記録媒
体に分割して記録する場合において、DVD−RAMド
ライブ17において記録媒体の切り替えが行われる際
に、前記切り替え前の記録媒体へのストリームの書き込
みを前記記録媒体の記録終了側の所定領域(例えば最終
トラックを含む領域)を残して停止し、切り替え中は一
時記憶媒体35に連続的に送られてくるストリームを保
持させ、記録媒体の切り替え終了後、連続的に送られて
くるストリームを直接切り替え後の記録媒体へ書き込み
を行い、前記切り替え後の記録媒体へのストリームの書
き込みが終了して、前記切り替え前の記録媒体に交換し
た場合に、セレクタ31に第2の入力端子B1を選択さ
せ、前記切り替え中に一時記憶媒体35に保持したスト
リームを前記切り替え前の記録媒体の前記所定領域に書
き込む制御をトラックバッファ16及びDVD−RAM
ドライブ17に対して行う。
【0082】このような構成により、CPU30及びセ
レクタ31は、前記記録手段及び一時記憶媒体35の制
御を行い、前記ストリームを複数の記録媒体に分割して
記録する場合において、前記記録媒体の切り替えが行わ
れる際に、前記切り替え前の記録媒体の記録終了側の所
定領域にストリームを記録する代わりに前記一時記憶媒
体35にストリームを保持し、記録媒体の切り替え終了
後、前記一時記憶媒体35から読み出したストリームを
記録媒体に書き込む記録制御手段となっている。
【0083】また、この記録制御手段は、前記記録媒体
の切り替えに入る前に、入力側から連続的に送られてく
る符号化処理されたストリームを直接記録媒体に書き込
み、前記記録媒体の切り替えに入るタイミングにおい
て、前記ストリームを前記一時記憶媒体35に書き込
み、この一時記憶媒体35から読み出されたストリーム
を前記記録媒体に書き込む制御を行うようになってい
る。
【0084】さらに、前記記録制御手段は、記録媒体の
切り替えが行われる際に、切り替え前の記録媒体へのス
トリームの書き込みを前記記録媒体の記録終了側の所定
領域を残して停止し、前記所定領域に入力側からのスト
リームを記録する代わりに、前記一時記憶媒体35にス
トリームを保持し、記録媒体の切り替え終了後、前記切
り替え後の記録媒体へ入力側からのストリームを書き込
み、前記切り替え後の記録媒体へのストリームの書き込
みが終了して、切り替え後の記録媒体から切り替え前の
記録媒体に交換された場合に、前記切り替え中に前記一
時記憶媒体35に保持したストリームを前記切り替え前
の記録媒体の前記所定領域に書き込むようになってい
る。
【0085】図10及び図11はこのような発明の実施
の形態の動作を示すフローチャートである。
【0086】図10において、まず、CPU30は、ス
テップS71において、セレクタ70に入力端子A1を
選択させ、入力側からのストリームを記録媒体に直接記
録できる状態にするとともに、終了処理で必要となる記
録媒体の所定領域の設定を行いステップS72の処理に
移行する。
【0087】ステップS72において、CPU30は、
記録媒体の空き容量チェックを行い、前記所定領域を除
く空き容量が無いもしくは殆ど少ない場合か、否かの判
定を行う。記録媒体に空き容量が無いもしくは殆ど少な
い場合には、ステップS72の判定がNoとなってステ
ップS73の処理に移行し、DVD−RAMドライブ1
7において、記録媒体の交換を行わせステップS72の
処理に戻る。ステップS71での空き容量チェックで十
分な容量が確保されている場合、ステップS72の判定
がYesとなって、ステップS74の処理に移行する。
【0088】ステップS74において、CPU30は、
入力側からのストリームを記録媒体へ記録する動作を開
始し、ステップS75の処理に移行する。
【0089】ステップS75において、CPU30は、
図2のステップS5,S6同様の処理を行っており、停
止命令が発していないかの判定を行う。停止命令が発し
ていた場合は、ステップS75の判定がYesとなって
図11のステップS91の処理に移行し、停止命令が発
していない場合は、ステップS76においてステップS
72と同様の空き容量チェックを行い、記録媒体の所定
領域を除く空き容量が無い場合、ステップS77に移行
する。
【0090】ステップS77,S78,S79におい
て、CPU30は、図8のステップS47,S48,S
49と同様の処理を行っており、入力側からのストリー
ムの記録媒体への転送(記録)を停止すると同時に一時
記憶媒体35への記録を開始し、記録媒体の交換と準備
できたかの判定を行い、ステップS80の処理に移行す
る。
【0091】ステップS80において、CPU30は、
入力側からのストリームの記録媒体への記録を再開させ
るとともに、一時記憶媒体35への記録を停止すること
により、前記所定領域分のストリームを保持してステッ
プS75の処理に戻る。
【0092】以下、図11を用いてステップS91〜ス
テップS94で構成される終了ルーチンを説明する。
【0093】ステップS91において、CPU30は、
TS−PS変換回路12もしくはエンコーダ14のリア
ルタイムの出力であるストリームの記録媒体への記憶を
終了させ、ステップS92の処理に移行する。
【0094】ステップS92において、CPU30は、
切り替え後の記録媒体から切り替え前の記録媒体に交換
された場合に、セレクタ31に入力端子B1を選択さ
せ、一時記憶媒体35に記憶されている記録媒体切り替
え時のストリームを記録媒体へ転送し、前記所定領域に
ストリームを記録しステップS93の処理に移行する。
【0095】ステップS93において、CPU30は、
ストリームが複数の記録媒体にわたって記録されている
事を示す情報・記録されたストリームのビットレート・
ストリームのカテゴリー等の情報を記録媒体の管埋用デ
ータ領域に書き込み処理を終了する。
【0096】図12は図10及び図11に示した発明の
実施の形態及びその変形例の記録媒体の所定領域の設定
方法を示す説明図であり、図12(a)はストリームの
リアルタイムの記録/記憶場所を示し、図12(b)は
図10及び図11の発明の実施の形態のストリームの最
終的な記録場所を示し、図12(c)は第1の変形例の
ストリームの最終的な記録場所を示し、図12(d)は
第2の変形例のストリームの最終的な記録場所を示して
いる。
【0097】図12(a)において、入力側のストリー
ムは、リアルタイムでは、切り替え前に第1の記録媒体
(切り替え前の記録媒体)101に記録され、切り替え
中に一時記憶媒体に記憶され、切り替え後に第2の記録
媒体(切り替え後の記録媒体)102に記録される。
【0098】図12(b)において、第1の記録媒体1
01には、切り替え前に記録終了側の所定領域103が
記録せずに残されており、切り替え中に一時記憶媒体に
記憶されだストリームは、第2の記録媒体102の記録
が終了した後、記録媒体101に交換された状態で、記
録媒体101の所定領域103に記録される。
【0099】図12(c)において、第2の記録媒体1
02には、切り替え後に記録開始側の所定領域(例えば
先頭トラック)104が記録せずに残されており、切り
替え中に一時記憶媒体に記憶されだストリームは、第2
の記録媒体102へのリアルタイムのストリームの記録
が終了した後、記録媒体102の所定領域104に記録
される。
【0100】このような動作により、図12(c)に示
す変形例のCPU30及びセレクタ31は、前記記録手
段及び一時記憶媒体35の制御を行い、前記ストリーム
を複数の記録媒体に分割して記録する場合において、前
記記録媒体の切り替えが行われる際に、前記切り替え後
の記録媒体の記録開始側の所定領域にストリームを記録
する代わりに、前記一時記憶媒体35にストリームを保
持し、記録媒体の切り替え終了後、前記一時記憶媒体3
5から読み出したストリームを記録媒体に書き込む記録
制御手段となっている。
【0101】また、前記記録制御手段は、前記記録媒体
の切り替えに入る前に、入力側から連続的に送られてく
る符号化処理されたストリームを直接記録媒体に書き込
み、前記記録媒体の切り替えに入るタイミングにおい
て、前記ストリームを前記一時記憶媒体35に書き込
み、この一時記憶媒体35から読み出されたストリーム
を前記記録媒体に書き込む制御を行うようになってい
る。
【0102】さらに、前記記録制御手段は、前記記録制
御手段は、記録媒体の切り替えが行われる際に、前記一
時記憶媒体35に入力側からのストリームを保持し、記
録媒体の切り替え終了後、前記切り替え後の記録媒体に
対して記録開始側の所定領域を残して入力側からのスト
リームの書き込みを行い、切り替え後の記録媒体へのス
トリームの書き込みが終了した場合に、前記切り替え中
に一時記憶媒体35に保持したストリームを前記切り替
え後の記録媒体の前記所定領域に書き込むことを特徴と
する。
【0103】図12(d)において、記録媒体101に
は、切り替え前に記録終了側の所定領域103が記録せ
ずに残され、第2の記録媒体101には、切り替え後に
記録開始側の所定領域104が記録せずに残されてお
り、切り替え中に一時記憶媒体に記憶されだストリーム
は、第2の記録媒体102へのリアルタイムのストリー
ムの記録が終了した後、記録媒体102の所定領域10
4に記録されるとともに、第2の記録媒体102の記録
が終了した後、記録媒体101に交換された状態で、記
録媒体101の所定領域103に記録される。記録媒体
101および記録媒体102の両方に記録することによ
り、記録媒体間にわたっているストリーム部分の再生時
の戻り・進み再生が行いやすくなる。
【0104】このような発明の実施の形態及び変形例に
よれば、図6の発明の実施の形態と同様の効果が得られ
るとともに、図8の発明の実施の形態のステップS51
のように記録レートを上げる処理が必要なくなるので、
図8の発明の実施の形態よりも回路の簡素化が可能にな
る。
【0105】図13は本発明に係るデータ記録再生装置
の再生時における第4の実施の形態を示すブロック図で
あり、図1の発明の実施の形態と同じ構成要素には同じ
符号を付して説明を省略している。
【0106】図13において、図1の発明の実施の形態
で異なるのは、セレクタ41が、CPU40からの制御
信号n4に基づいて、トラックバッフア16からのスト
リームと一時記録媒体45からのストリームを選択して
映像・音声デコーダ18に供給することである。
【0107】さらに詳細に説明すると、セレクタ41の
入力端子A2には、トラックバッフア16からのストリ
ームi1が導かれ、セレクタ41の入力端子B2には、
一時記録媒体45からのストリームj1が導かれてい
る。本発明では、データ記録再生装置の電源が入った場
合や、DVD−RAMドライブ17に記録媒体がセット
された場合等の初期状態の時に、記録媒体の管理用デー
タ領域に書かれている情報を読み出し、ストリームが複
数の記録媒体にわたって記録されている事を示す情報が
あった場合には、ストリームの再生が行われ記録媒体の
切り替えが行われたとき再生ストリームの連続性を補償
するために必要となるストリームを、一時記憶媒体45
に記憶させる。ストリームの再生開始時、CPU40
は、まず、セレクタ41の入力端子A2に導かれるスト
リームがセレクタ41の出力信号となるように制御信号
n4を用いてセレクタ41を制御して、記憶媒体からス
トリームを読み出す。記録媒体から読み出すストリーム
が無くなり次の記録媒体への切り替えを行う時にCPU
40は、制御信号n4を用いてセレクタ41の入力端子
B2に導かれるストリームが出力になるように制御し、
先の一時記憶媒体45に記憶されたストリームを読み出
す。この一時記憶媒体45からストリームを読み出して
いる間に記録媒体の切り替えを行い、準備完了後で、尚
かつ、一時記憶媒体45に記憶されているストリームが
すべて読み出されると同時に、CPU40は、制御信号
n4を用いて、セレクタ41の入力端子A2に導かれる
ストリームがセレクタ41の出力信号となるように制御
し、切り替えられた記録媒体からのストリームを読み出
せるようにする。この時、一時記憶媒体45にあらかじ
め読み出されるストリーム量は、切り替えにかかる時間
とストリームの平均ビットレートから求められる。
【0108】ここで、記録に関係する回路系統と記録時
の動作は図1の発明の実施の形態と同様になっている。
【0109】図14及び図15は図13のデータ記録再
生装置の再生時の動作を示すフローチャートである。こ
こで、図13におけるトラックバッファ16に蓄積でき
る容量は記録媒体に含まれるとして記述してある。
【0110】図14において、まず、CPU40は、ス
テップS101において、データ記録再生装置の電源オ
ン操作時または記録媒体切り替え時に、記録媒体の管理
用データ領域に書かれている情報を読み込み、ステップ
S102の処理に移行する。
【0111】ステップS102において、CPU40
は、ステップS101で読み取った情報に複数の記録媒
体にわたってストリームが記録されている事を記してあ
るか、否かを判別しており、上記の情報に複数の記録媒
体にわたってストリームが記録されている事を記してあ
った場合は、ステップS102の判定がYesとなって
複数の記録媒体にわたって連続再生を行うためにステッ
プS103に進む。一方、複数の記録媒体にわたってい
ない場合は、ステップS102の判定がNoとなって別
ルーチンとなる通常の再生ルーチンが実行される。
【0112】ステップS103において、CPU40
は、記録媒体を切り替える時ストリームの連続性を補償
をするため、ステップS101で読み込まれたストリー
ムの管理用データ領域の情報から、一時記憶媒体45に
記憶すべきストリーム量を計算し、ステップS104の
処理に移行する。
【0113】ステップS104,ステップS105は、
ストリームの再生開始ルーチンであり、ステップS10
4において、CPU40は、DVD−RAMドライブ1
7及びトラックバッファ16を制御して、ストリームの
再生が行われ記録媒体の切り替えが行われたとき再生ス
トリームの連続性を補償するために必要となるストリー
ムを一時記憶媒体45に記憶し、次に、ステップS10
5において、CPU40は、ストリームの再生命令を行
い、この後、ステップS106において、CPU40
は、セレクタ41の入力端子A2に導かれるストリーム
がセレクタ41の出力信号となるように制御信号n4を
用いてセレクタ41を制御して、記憶媒体からストリー
ムの転送を開始して映像・音声デコーダ18に出力する
ことにより、映像・音声デコーダ18から記録媒体を再
生したビデオ・オーディオ出力信号k1を出力させ、図
15に示すステップS107に移行する。
【0114】以下、図15を参照して説明する。
【0115】ステップS107において、CPU40
は、ユーザもしくは緊急による停止命令が発していない
かの判定を行う。停止命令が発していた場合は、ステッ
プS107の判定がYesとなって再生を終了し、停止
命令が発していない場合は、ステップS107の判定が
NoとなってステップS108の処理に移行する。
【0116】ステップS108〜ステップS113は連
続再生を行うための制御ルーチンである。
【0117】ステップS108において、CPU40
は、現在再生を行っている記録媒体に記録されたストリ
ームの再生残り容量を求め、この後、ステップS109
に移行する。
【0118】ステップS109において、CPU40
は、ステップS108で求めた残り容量から記録媒体に
再生すべきストリームが無いか、否かの判定を行い、再
生すべきストリームがある場合には判定結果がYesと
なってステップS110に進み、無い場合には判定結果
がNoとなってステップS107の処理に戻る。
【0119】ステップS110において、CPU40
は、記録媒体からの読み出しを停止し、セレクタ41の
入力端子B2に導かれるストリームがセレクタ41の出
力信号となるようにセレクタ41を制御し、一時記録媒
体45からストリームを読み出して映像・音声デコーダ
18に出力することにより、映像・音声デコーダ18か
らステップS104で記憶した一時記録媒体45のスト
リームを再生したビデオ・オーディオ出力信号k1を出
力させ、ステップS111に移行する。
【0120】ステップS111〜S113は記録媒体の
交換ルーチンである。
【0121】ステップS111において、CPU40
は、DVD−RAMドライブ17において、記録媒体の
交換を行わせステップS112の処理に移行する。
【0122】ステップS112において、CPU40
は、記録媒体の交換後、読み出し処理ができる状態にな
ったかどうかをチェックしており、準備ができるまでは
判定結果がNoとなってステップS112の処理を繰り
返し、準備ができたらステップS113の処理に移行す
る。
【0123】ステップS113において、CPU40
は、一時記憶媒体45から読み出すストリームが終了す
ると、セレクタ41の入力端子A2に導かれるストリー
ムがセレクタ41の出力信号となるようにセレクタ41
を制御して、記憶媒体からストリームの転送を開始して
映像・音声デコーダ18に出力することにより、映像・
音声デコーダ18から記録媒体を再生したビデオ・オー
ディオ出力信号k1を出力させ、ステップS107の処
理に戻る。
【0124】このような発明の実施の形態によれば、図
1の実施例と同様の効果が得られるとともに、再生の際
に、記録媒体の交換中以外はストリームを一時記憶媒体
に記憶せずに直接デコードを行うので、消費電力を低減
できる。
【0125】図16は本発明に係る映像信号処理装置の
実施の形態をデータ記録再生装置に適用した場合を示す
ブロック図であり、図1の発明の実施の形態と同じ構成
要素には同じ符号を付して説明を省略している。
【0126】図16において、本発明の実施の形態は、
シリアルバスの規格であるIEEE1394−1995
を用いて、一時記録媒体15とDVD−RAMドライブ
57との接続を行っている。
【0127】一時記憶媒体15からDVD−RAMドラ
イブ57へのストリームの転送は、IEEE−1394
インターフェース58を介して行われる。一方DVD−
RAMドライブ57にもIEEE−1394インターフ
ェースを持ち、記憶媒体への記録再生はこのインターフ
ェースを用いて行われる。これ以外のDVD−RAMド
ライブ57の構成は図1のDVD−RAMドライブ17
と同様である。ここで、IEEE1394−1995に
は、非同期転送(アシンクロナス)と転送速度が補償さ
れたリアルタイム転送(アイソクロナス転送)が定義さ
れており、アイソクロナス転送では、チャンネルの概念
を持ち、送り手と受け手が定義されている。
【0128】この場合、本発明の実施の形態では、映像
信号から作成されたストリームを含むストリームを記録
媒体と一時記憶媒体との間ので転送する場合において、
データの通信速度が補償されたプロトコルを用いた場
合、通信速度が補償されたチャンネルの少なくとも1つ
を前記符号化されたストリームデータとし、残りの少な
くとも1つのチャンネルを記録媒体に記録されているス
トリームの容量情報を得るためのチャンネルとして使用
する。
【0129】図17に図16の発明の実施の形態のアイ
ソクロナスパケット転送の概略を示す説明図である。
【0130】図17において。アイソクロナスパケット
転送では、転送のサイクルが8KHzとなっており、1
25μs間隔で必ずチャンネルが送られるようになって
いる。ここでたとえば、チャンネル“1”を一時記憶媒
体15とDVD−RAMドライブ57間で行われるスト
リームの転送に用いて、チャンネル“2”をDVD−R
AMドライブ57の容量情報(残り容量等)に用いれ
ば、リアルタイムで書き込んだストリームに対して記録
媒体情報を得ることができ、記録・再生時の失敗を防ぐ
ことができる。
【0131】尚、本発明の実施の形態のIEEE−13
94インターフェースは、図1の発明の実施の形態だけ
ではなく、図6乃至図15に示した実施の形態について
も同様に実施できる。
【0132】本発明の第6の実施の形態としては、図1
乃至図17に示した実施の形態において、記録媒体の記
録再生時に、記録媒体の切り替えが行われる直前もしく
は、ある決められた時刻(前記記録媒体の切り替えに入
るタイミングの所定時間前)にモニターとなる画面に、
例えば”記録媒体切り替え必要”のような記録媒体の切
り替えが必要ととなることを知らせるメッセージを表示
させ記録媒体の切り替えが近いことを知らせる。そし
て、一時記憶媒体を使ったストリームの補償を行ってい
る間は、例えば“記録媒体交換せよ”というような記録
媒体の切り替えを促進するメッセージの表示を行う事を
特徴とする。
【0133】図18を用いてもう少し詳細に説明する
と、まず、記録時は、図18その1に示したように、記
録媒体1の記録可能時間がたとえば3分を切った時点
で、“記録媒体の残り容量か少ない”といったメッセー
ジをディスプレイに表示させ、ユーザに次の記録媒体の
準備を促す。
【0134】次に、たとえば1分を切った時点で“記録
媒体の交換を行ってください”といったようなメッセー
ジを表示させ、ユーザに交換作業を行わせる。
【0135】この交換にかかる時間に伝送されるストリ
ームは、一時記憶媒体に記憶させておく。交換作業が終
了と同時に新しくセットされた記録媒体2にストリーム
の記録を開始する。一時記憶媒体に記憶されたストリー
ムは、このストリームの終了後記録媒体1に記録する。
【0136】また、記録時その2では、記録媒体1の記
録可能時間がたとえば3分を切った時点で、“記録媒体
の残り容量が少ない”といったメッセージをディスプレ
イに表示させ、ユーザに次の記録媒体の準備を促す。
【0137】次に、記録媒体1において空き容量が無く
なり記録ができなくなると同時に、一時記憶媒体にスト
リームの記憶を開始し、“記録媒体の交換を行ってくだ
さい”といったようなメッセージを表示させ、ユーザに
記録媒体の交換作業を行わせる。図18では、1分と記
載されているが、この時間はユーザが記録媒体の交換に
かかる時間であり、一時記憶媒体の記憶可能容量によっ
ても変わってくる。
【0138】交換作業が終了と同時に新しくセットされ
た記録媒体2にストリームの記録を開始する。この時、
記録媒体2へのストリームの書き込み方は、先の実施の
形態に示したように、一時記憶媒体に記憶されたストリ
ームの容量分をあらかじめ確保し、それ以外の領域に現
在入ってきたストリームの書き込みを開始する。そし
て、ストリームの終了後、一時記憶媒体に記憶されてい
るストリームを記録媒体2においてすでに確保された領
域に書き込む。
【0139】一方、再生時も、記録時と同様に、記録媒
体1の再生可能時間がたとえば3分を切った時点で、
“記録媒体の切り替えが近い”といったメッセージをデ
ィスプレイに表示させ、ユーザに次の記録媒体の準備を
促す。
【0140】次に、たとえば1分を切った時点で“記録
媒体の交換を行ってください”といったようなメッセー
ジを表示させ、ユーザに交換作業を行わせる。
【0141】この交換にかかる時間に再生しなければい
けないストリームは、あらかじめ一時記憶媒体に記憶さ
せておく。この時の再生方法は、たとえばl分を切った
時点で、ストリームの再生を自動的に一時記憶媒体から
行うように制御しても良いし、ユーザが切り替えの作業
(記憶媒体の取り出し)を開始したと同時に一時記憶媒
体から読み出すように制御してもかまわない。
【0142】これによりオートチェンジャ等の機械的に
記録媒体を切り替える手段を持ったデータ記録再生装置
だけではなく、普通の1つの記録媒体しか保持できない
データ記録再生装置において、記録媒体を切り替えるタ
イミングを容易に判断する事が可能であり、手動である
が長時間・連続記録再生が可能となる。
【0143】尚、図1乃至図18の発明の実施の形態で
は、記録媒体としてDVD−RAMディスクを用いてい
るが、特にDVD−RAMディスクに限定するものでは
なく、デジタルビデオテープ、Mo等の他の記録媒体を
用いても良い。
【0144】
【発明の効果】本発明によれば、連続して送信されるス
トリームを長時間連続的に記録することができるので、
これにより映画等の長時間の番組を録画する場合に、記
録媒体の切り替えを行っても、映像や音声が欠落するの
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ記録再生装置の第1の実施
の形態を示すブロック図。
【図2】図1のデータ記録再生装置の記録時の動作を示
す第1のフローチャート。
【図3】図1のデータ記録再生装置の記録時の動作を示
す第2のフローチャート。
【図4】図1のデータ記録再生装置の再生時の動作を示
す第1のフローチャート。
【図5】図1のデータ記録再生装置の再生時の動作を示
す第2のフローチャート。
【図6】本発明に係るデータ記録再生装置の第2の実施
の形態を示すブロック図。
【図7】図6のデータ記録再生装置の記録時の動作を示
す第1のフローチャート。
【図8】図6のデータ記録再生装置の記録時の動作を示
す第2のフローチャート。
【図9】図6のデータ記録再生装置の記録時の動作を示
す第3のフローチャート。
【図10】本発明に係るデータ記録再生装置の第3の実
施の形態を示す第1のフローチャート。
【図11】本発明に係るデータ記録再生装置の第3の実
施の形態を示す第2のフローチャート。
【図12】図10に示した発明の実施の形態及びその変
形例の記録媒体の所定領域の設定方法を示す説明図。
【図13】本発明に係るデータ記録再生装置の第4の実
施の形態を示すブロック図。
【図14】図13のデータ記録再生装置の再生時の動作
を示す第1のフローチャート。
【図15】図13のデータ記録再生装置の再生時の動作
を示す第2のフローチャート。
【図16】本発明に係る映像信号処理装置の実施の形態
を示すブロック図。
【図17】図13の映像信号処理装置のアイソクロナス
パケット転送の概略を示す説明図。
【図18】本発明に係るデータ記録再生装置の第6の実
施の形態を示す説明図。
【符号の説明】
10…CPU、12…TS−PS変換回路、14…エン
コーダ、15…一時記憶媒体、16…トラックバッフ
ァ、17…DVD−RAMドライブ、18…映像・音声
デコーダ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図7】
【図5】
【図6】
【図8】
【図9】
【図17】
【図10】
【図11】
【図12】
【図14】
【図13】
【図15】
【図16】
【図18】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力側から連続的に送られてくる符号化
    処理されたストリームを記録媒体に記録する記録手段
    と、 前記ストリームを一時的に記憶する一時記憶媒体と、 前記記録手段及び一時記憶媒体の制御を行い、前記スト
    リームを複数の記録媒体に分割して記録する場合におい
    て、前記記録媒体の切り替えが行われる際に、切り替え
    前の記録媒体へのストリームの書き込みを停止し、切り
    替え中は一時記憶媒体に前記入力側からのストリームを
    保持し、記録媒体の切り替え終了後、前記一時記憶媒体
    から切り替え後の記録媒体へのストリームの書き込みを
    行う記録制御手段と、 を具備した事を特徴とするデータ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 連続的に送られてくる符号化処理された
    ストリームを記録媒体に記録する記録手段と、 前記ストリームを一時的に記憶する一時記憶媒体と、 前記記録手段及び一時記憶媒体の制御を行い、前記スト
    リームを複数の記録媒体に分割して記録する場合におい
    て、記録媒体の切り替えが行われる際に、切り替え前の
    記録媒体へのストリームの書き込みを前記記録媒体の記
    録終了側の所定領域を残して停止し、前記所定領域に入
    力側からのストリームを記録する代わりに、前記一時記
    憶媒体にストリームを保持し、記録媒体の切り替え終了
    後、前記切り替え後の記録媒体へ入力側からのストリー
    ムを書き込み、前記切り替え後の記録媒体へのストリー
    ムの書き込みが終了して、切り替え後の記録媒体から切
    り替え前の記録媒体に交換された場合に、前記切り替え
    中に前記一時記憶媒体に保持したストリームを前記切り
    替え前の記録媒体の前記所定領域に書き込む記録制御手
    段と、 を具備した事を特徴とするデータ記録再生装置。
  3. 【請求項3】 連続的に送られてくる符号化処理された
    ストリームを記録媒体に記録する記録手段と、 前記ストリームを一時的に記憶する一時記憶媒体と、 前記記録手段及び一時記憶媒体の制御を行い、前記スト
    リームを複数の記録媒体に分割して記録する場合におい
    て、記録媒体の切り替えが行われる際に、前記一時記憶
    媒体に入力側からのストリームを保持し、記録媒体の切
    り替え終了後、前記切り替え後の記録媒体に対して記録
    開始側の所定領域を残して入力側からのストリームの書
    き込みを行い、切り替え後の記録媒体へのストリームの
    書き込みが終了した場合に、前記切り替え中に一時記憶
    媒体に保持したストリームを前記切り替え後の記録媒体
    の前記所定領域に書き込む記録制御手段と、 を具備した事を特徴とするデータ記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記記録制御手段は、前記記録媒体の切
    り替えに入る前に、入力側から連続的に送られてくる符
    号化処理されたストリームを直接記録媒体に書き込み、
    前記記録媒体の切り替えに入るタイミングにおいて、前
    記ストリームを前記一時記憶媒体に書き込み、この一時
    記憶媒体から読み出されたストリームを前記記録媒体に
    書き込む制御を行うことを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか一記載のデータ記録再生装置。
  5. 【請求項5】 映像信号から作成されたストリームを含
    むストリームを記録媒体と一時記憶媒体との間ので転送
    する場合において、データの通信速度が補償されたプロ
    トコルを用いた場合、通信速度が補償されたチャンネル
    の少なくとも1つを前記符号化されたストリームデータ
    とし、残りの少なくとも1つのチャンネルを記録媒体に
    記録されているストリームの容量情報を得るためのチャ
    ンネルとして使用するする事を特徴とする映像信号処理
    装置。
  6. 【請求項6】 前記記録媒体の記録再生時に、前記記録
    媒体の切り替えが行われる直前または前記記録媒体の切
    り替えに入るタイミングの所定時間前に前記記録媒体の
    切り替えが必要ととなることを知らせるメッセージを表
    示するとともに、前記一時記憶媒体を使ったストリーム
    の補償を行っている間に前記記録媒体の切り替えを促進
    するメッセージを表示することを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか一記載のデータ記録再生装置。
JP14974198A 1998-05-29 1998-05-29 データ記録再生装置及び映像信号処理装置 Pending JPH11345459A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001245262A (ja) * 2000-01-07 2001-09-07 Thomson Multimedia 複数のビデオソースを有するデジタルビデオ記録装置及びこの種のデジタルビデオ記録装置のためのマルチプレクサ
JP2006270284A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Sanyo Electric Co Ltd コンテンツ記録装置

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