JPH11345154A - データ収集装置及びそれを利用したデータ処理装置 - Google Patents
データ収集装置及びそれを利用したデータ処理装置Info
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- JPH11345154A JPH11345154A JP14969798A JP14969798A JPH11345154A JP H11345154 A JPH11345154 A JP H11345154A JP 14969798 A JP14969798 A JP 14969798A JP 14969798 A JP14969798 A JP 14969798A JP H11345154 A JPH11345154 A JP H11345154A
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Abstract
を利用し、データベース構築のために必要な種々のコス
トを低減することができるデータ収集装置を提供するこ
とにある。また、本発明の他の目的は、そのデータ収集
装置を利用したデータ処理装置を提供することにもあ
る。 【解決手段】 任意の記録媒体に記録されたデータを表
示する表示手段と、表示手段によって表示されたデータ
の全部又は一部にその属性を示す属性情報を付加する付
加手段と、属性情報を付加されたデータが記憶される記
憶手段とを有するデータ収集装置。
Description
記録されたデータを整理して収集する装置及びそりを利
用したデータ処理装置に関する。
ータに基づいて種々の情報処理を行う装置が知られてい
る。例えば、コンピュータを用いた学習装置では、多く
の問題とその解答とをデータベースに記録し、その中か
らある問題を出題し、解答の正否を判断するものが知ら
れている。また、コンピュータゲームの一分野である所
謂シミュレーション・ロール・プレイング・ゲームで
は、プレーヤである主人公とそれ以外の登場人物とが会
話をし、ストーリーが展開するものがあるが、その会話
は、データベースに記録されたものの中から、その状況
に応じて適宜選択されるものが知られている。さらに、
新聞や雑誌等の情報を電子化してデータベースに記録さ
せ、種々の条件に適合するものを検索する装置も知られ
ている。
においては、そのデータベースを構築するのに手間と時
間とがかかり、それがデータベースを用いて情報処理を
行う装置の大きな問題となっている。例えば、学習装置
の場合には問題及びその解答となるデータを作成、入力
し、それらに学習分野や難易度、得点等を示す属性情報
を付加してデータベースに登録することが必要である
が、良質の問題を作成するのには大変な手間がかかり、
開発に時間とコストがかかる。
ディスク、磁気ディスク等の大容量記録媒体の発達に伴
い、電子辞書等のように大量の有用な情報を記録した記
録媒体がパッケージメディアとして市場に流通してい
る。また、インタネット等のコンピュータネットワーク
の発達によって、様々な情報に容易にアクセス可能とな
っている。
ものであり、その目的とすることろは、容易にアクセス
可能な豊富かつ良質のデータを利用し、データベース構
築のために必要な種々のコストを低減することができる
データ収集装置を提供することにある。また、本発明の
他の目的は、そのデータ収集装置を利用したデータ処理
装置を提供することにもある。
体に記録されたデータを表示する表示手段と、表示手段
によって表示されたデータの全部又は一部にその属性を
示す属性情報を付加する付加手段と、属性情報を付加さ
れたデータが記憶される記憶手段とを有するデータ収集
装置である。データ収集装置をこのように構成し、表示
されたデータに必要な属性情報を付加して記憶手段に記
憶することによって、ユーザは任意の記録媒体に記録さ
れている豊富な質の高いデータを利用し、そのデータを
自ら作成することなく、容易に良質のデータベースを構
築することができる。
するものである。ここで、記録媒体とは、一定の事項の
データを電子的に確実に保存することができるものをい
い、図1ではその一例として光ディスクが描かれている
が、その他にも光磁気ディスク、磁気ディスク、磁気テ
ープ等の任意の記録媒体を使用することができる。
されたデータをユーザが認識できるように表示するもの
である。例えば、このデータ収集装置が図2(a)に描
くようなパーソナルコンピュータ上で実現される場合に
は、その表示手段とは、CD−ROM中のデータをディ
スプレイ上に表示するCDビューア等が該当する。その
他にも、ハードディスクやフロッピーディスク等の記憶
媒体に記録された文字、記号、文章、静止画像、動画
像、音声等のデータを表示するものであれば、エディ
タ、ワープロ、ペイント、ドロウ、表計算、データベー
ス、オーサリングツール等の各種のソフトウェアが該当
する。
ータの受信が可能な通信部を有する場合には、このデー
タ収集装置から物理的に離れた場所にある記録媒体のデ
ータを通信回線の介して表示することができる。例え
ば、表示手段が通信部を備え、図3(b)に示すような
インタネットを介して得られるデータをディスプレイ上
に表示するインタネットブラウザである場合には、図2
(b)のようにインタネットに接続されたパーソナルコ
ンピュータ(データ収集装置)は他のWWW(ワールド
・ワイド・ウェブ)サーバのハードディスク(任意の記
録媒体)からのデータをディスプレイ画面に表示させる
ことができる。勿論、この通信回線はインタネットの他
にも、イントラネット、パソコン通信、及び各種のLA
N、WANであってもよい。また、有線の場合でも無線
の場合でもよい。
ータをその例として描いているが、本発明にかかるデー
タ収集装置及びそれを利用したデータ処理装置はワーク
ステーション等の電子計算機、家庭用ゲーム機等で実現
してもよいし、専用機で実現するものでもよい。
データの全部又は一部にその属性を示す属性情報を付加
するものである。付加する属性は、そのデータの特徴を
表すものであり、後にそのデータを利用しやすくするも
のである。また、その属性はデータ収集装置において明
らかでないもので、ユーザが判断して指定するものであ
る。例えば、ニュース記事のデータにおいて、データ収
集装置はそのデータがテキスト形式であることは認識す
ることはできるが、その記事の内容までは認識できな
い。このような属性(記事の内容)をユーザが指定する
ことによって、データの利用のし易さを飛躍的に高める
ことができる。
の属性情報とを電子的に確実に保存することができるも
のをいい、図1ではその一例としてハードディスクが描
かれているが、その他にも主記憶、光磁気ディスク、磁
気ディスク、磁気テープ等の任意の記憶手段を使用する
ことができる。
びそれを利用したデータ処理装置の使用の仕方を説明す
るフローチャートである。図4のS1〜S4までがデー
タを収集する工程、S5がそれらのデータを利用する工
程である。まず、任意の記録媒体に記録されたデータを
表示手段によってユーザに表示する(S1)。表示され
たデータのうち、必要な部分ををユーザが指定し(S
2)、ユーザが指定したデータにそのデータの特徴を示
す属性情報を付加する(S3)。そして、その属性情報
が付加されたデータを記憶手段に記憶する(S4)。こ
れでデータの収集は終了する。
タの処理を行うものであるが(S5)、このデータの処
理は目的に応じてどのようなものであってもよい。な
お、図4のS2の手順は必ずしも必要ではなく、S5の
手順はデータ収集装置としては不要である。
されたデータが学習に関するものであり、上記付加手段
は設問を示す属性情報を第一のデータに付加するととも
に、その解答を示す属性情報を第二のデータに付加する
データ収集装置を有する場合には、そのデータ処理装置
は上記記憶手段に記憶された属性情報に基づいて設問を
出題する出題手段を備えることにより、上記データ処理
装置は学習用データ処理装置として機能する。すなわ
ち、容易に入手することができる豊富で良質のデータを
利用して、そのデータに属性情報を付加して記憶してお
くことで設問とその解答とを作成し、それを出題する学
習用データ処理装置を提供することができる。
び/又は難易度を示す属性を上記設問のデータに付加す
ることもできる。分野を示す属性を付加する場合には、
ユーザの所望する学習分野の設問を出題することができ
るとともに、択一式の問題では正解と類似した分野の選
択肢(解答候補)をユーザに提示することができるの
で、ユーザの知識をより正確に試すことができる。難易
度を示す属性を付加する場合には、ユーザの学習到達度
に応じた出題を行うことができる。
データが過去に出題された試験設問を含むものであり、
上記付加手段は試験設問の出題主体及び分野を示す属性
情報をそのデータに付加するデータ収集装置を有する場
合には、上記記憶手段に記憶された属性情報に基づいて
出題傾向を分析する分析手段を備えることにより、上記
データ処理装置は学習用データ処理装置として機能す
る。すなわち、試験設問を利用して、そのデータに属性
情報を付加して記憶しておくことで、出題主体毎の、ま
た分野毎の出題傾向を分析し、それをユーザに表示する
ことができる学習用データ処理装置を提供することがで
きる。
データが過去に出題されていない演習設問を含むもので
あり、上記付加手段は演習設問の分野を示す属性情報を
そのデータに付加し、上記分析手段によって分析された
出題傾向とその付加された属性情報とに基づいて演習設
問及び/又は試験設問の中から出題予想設問を出題する
予想出題手段とを具えることもできる。このような構成
とすれば、分析手段によって分析された出題主体毎の出
題傾向に沿った分野の設問をユーザに出題することがで
きる。なお、出題主体とは、あらゆる試験設問を出題す
る主体をいい、例えば試験設問が高校受験の設問である
場合には、その高校をいい、試験委員が公表されて明ら
かな場合は、その試験委員としてもよい。また、出題主
体が単一の場合には、その属性情報を省いてもよい。
データが会話文を含むものであり、上記付加手段は会話
の類型を示す属性情報をそのデータに付加するデータ収
集装置を有する場合には、上記記憶手段に記録された属
性情報に基づいて一連の会話を成立させる会話出力手段
を備えることにより、上記データ処理装置は会話生成用
データ処理装置として機能する。すなわち、容易に入手
することができる豊富で良質の会話文のデータを利用し
て、そのデータに属性情報を付加して記憶しておくこと
で、一連の会話を自動的に成立させることができる会話
生成用データ処理装置を提供することができる。また、
この会話生成用データ処理装置を複数のキャラクターが
対話をしながらストーリーが展開するコンピュータゲー
ムの一分野であるシミュレーションン・ロール・プレイ
ング・ゲームに適用すると、非常にバラエティに富んだ
キャラクタ同士の会話を容易に実現することができる。
示す属性を上記会話のデータに付加することもできる。
このような構成とすれば、より会話主体の特徴に沿った
会話を出力することができる。ここで、会話の類型と
は、人の発言をその状況毎に分類し、まとめたものであ
る。例えば、平常文、疑問文、感嘆文等、また同じ疑問
文でも何を尋ねているかによって分類してまとめたもの
をいう。また、会話主体の特徴を示す属性とは、同じ類
型の会話においても、会話に影響を与える会話主体の特
性をいう。例えば、男性と女性とによって、同一の類型
の会話でも言い方が異なる場合もあり、その場合には男
性か女性かが会話主体の特徴を示す属性となる。この他
にも、例えば会話主体の年齢、性格、住んでいる地方
(方言)、職業等もこの属性と成り得る。したがって、
会話主体の特徴を示す属性を付加することによって、例
えば、男性らしい言葉づかい、年配らしい言葉づかいの
会話を出力することができる。
データがニュースに関するものであり、上記付加手段は
そのデータの分野を示す属性をそのデータに付加するデ
ータ収集装置を有する場合には、上記記憶手段に記憶さ
れた属性情報に基づいてあるニュースを検索する検索手
段を備えることによって、上記データ処理装置はニュー
ス検索用データ処理装置として機能する。すなわち、容
易に得ることができ豊富で良質のニュースデータを利用
して、そのデータに属性情報を付加して記憶しておくこ
とで、高速で、しかも分野毎の検索が可能なニュース検
索用データ処理装置を提供することができる。
(図4S5)において利用しやすい属性情報を図4S3
においてデータに付加することにより、容易に得ること
ができるデータを飛躍的に利用しやすく有用なものとし
て記憶することができる。
発明の好適な実施の形態を説明する。 実施例1 本実施例にかかる学習用データ処理装置は、CD−RO
M40(任意の記録媒体4)に記録された学習に関する
データを表示する表示手段1と、表示手段1によって表
示されたあるデータに設問を示す属性情報、その設問の
分野及び難易度を示す属性情報を付加するとともに、他
のデータにその解答を示す属性情報を付加する付加手段
22と、属性情報が付加されたデータが記憶される磁気
ディスク30(記憶手段33)とを備えるデータ収集装
置と、上記磁気ディスク30に記憶された属性情報に基
づいて設問を出題する出題手段55とを有するものであ
る。
理装置の構成をブロック図を用いて説明するものであ
る。この学習用データ処理装置は、プログラム領域及び
作業領域とからなる主記憶と、各種の演算制御を行うC
PUと、プログラム及びデータが格納される磁気ディス
クと、学習に関するデータが記録されているCD−RO
Mと、通信回線を介したデータの送受信を可能とする通
信制御装置と、プリンタ、スピーカ、ディスプレイ等の
出力装置、キーボード、マウス等の入力装置、これら出
力装置及び入力装置を制御するI/O制御回路とからな
り、それぞれはバスによって相互に接続されている。
2、出題手段5がそれぞれ制御プログラムとして格納さ
れている。これらの制御プログラムは主記憶のプログラ
ム領域にロードされ、その制御プログラムに応じてCP
Uは主記憶の作業領域のデータを処理する。また、主記
憶の作業領域でデータの処理を行ったのちのデータは最
終的にはこの磁気ディスクに格納され、保存される。
(図4S1〜4参照)。図6は学習に関するデータがデ
ィスプレイに表示された状態を示している(図4S1参
照)。ウインドウ11Wには表示手段1によってCD−
ROMに記録されている学習に関するデータが表示され
ている。ここでは、著名な作曲家に関するデータが文
章、肖像画の静止画像、作品の音声の各データ形式で表
示されている。別のウインドウ21Wは指定されたデー
タを取り込み、また属性情報を付加するためのウインド
ウである。
する(図4S2参照)。ここでは、ユーザがマウスをド
ラッグ操作することによってウインドウ11W上の一
部、すなわち斜線部Aの作曲家名「ショパン」を指定す
る。そして、ウインドウ21WのAボタンをユーザがマ
ウスによって押すと、ウインドウ21WのフォールドA
にテキストデータ「ショパン」が取り込まれ、ウインド
ウ21Wは図7(a)のような状態となる。
インドウ22Wが画面上に現れ、指定されたデータ
(「ショパン」)に属性情報を付加する(図4S3参
照)。ここでは、属性情報として分野と難易度とを入力
する。分野の入力は、ユーザがマウスを操作して、ウイ
ンドウ22Wの「分野」をプルダウンし、指定したデー
タ「ショパン」に相応しい分野をその属性として付加す
る。ここでは、分野を示す属性情報を3桁の数字で表現
している。百の位の大分類で「音楽」、十の位の分類で
「西洋音楽」、さらに一の位の分類で「ロマン派」をぞ
れぞれ選択する(図8(b))。次に、難易度としてや
や易しいことを示す「2」を選択する。なお、指定した
データの分野は細かく設定すれば後のデータ処理、すな
わち出題の段階できめ細かい要望に応じた出題ができ
る。一方、分野を大まかに設定すれば属性情報を付加す
る手間が省ける。したがって、これらを比較考慮して分
野の細かさを設定することが望ましい。
るデータをウインドウ11Wから指定する。ここでは、
ウインドウ11Wの斜線部Bに存在する、彼の有名な作
品の名「幻想ポロネ−ズ」をユーザがマウスをドラッグ
操作することによって指定する。そして、ウインドウ2
1WのBボタンを押すと、図7のフォールドBにテキス
トデータ「ショパン」が取り込まれ、ウインドウ21W
は図7(b)のような状態となる。なお、作曲家名「シ
ョパン」を指定した際にその分類及び難易度を選択した
ため、今回はこれらを選択する必要はない。
ザが押すことによって、属性情報(「分野」及び「難易
度」)が付加されたデータ(「ショパン」,「幻想ポロ
ネ−ズ」)が記憶手段3に記憶される(図4S4参
照)。
されたデータ群の様子を模式的に示すものである。ここ
で、先に説明したデータD2i-1「ショパン」及びD
2i「幻想ポロネーズ」は属性情報2としてその分野を示
す「123」、属性情報3としてその難易度を示す
「2」が付加された状態で記憶されていることが分か
る。また、この他にも多くのデータ(D1〜D2n)が属
性情報とともに記憶されていることが分かる。
ータの処理を行う工程を説明する(図4S5参照)。
工程を詳細に説明するものである。まず、記憶手段3に
記憶されたデータの中から出題する設問を選択する(S
510)。この選択は出題手段5がランダムに行っても
よいが、ユーザが指定する分野の問題を出題するもので
あってもよい。例えば、ユーザが「音楽」の分野の問題
を望む場合には、属性情報2の百の位が「1」のものか
ら、また「西洋音楽」の分野の問題を望む場合には、属
性情報2の十の位が「2」のものから、さらに「ロマン
派」の分野の問題を望む場合には、属性情報2の一の位
が「3」のものから選択すればよい。また、最初は難易
度(属性情報3)の低い問題を選択し、徐々に難易度の
高い問題を選択するものでもよいし、ユーザ自身が指定
する難易度の問題を選択するものでもよい。
ザが選択する(S511)。ここで択一式、例えば三択
問題を選択する場合には、正解の他に2つの解答候補
(誤答)を選択する必要がある(S512)。この解答
候補は、データ群の中から出題手段5がランダムに選択
することもできるが、正解とその分野の近似したものを
選択することが望ましい。すなわち、全く異なる分野の
解答候補が選択されると、ユーザの知識が曖昧でも正解
が得られやすく、学習効果が高まらないためである。例
えば、作曲家「ショパン」の曲名を択一形式で答える場
合に、音楽とは関係のない著名な絵画名「モナリザ」や
著作名「老人と海」が解答候補として選択されると、ユ
ーザは容易にそれが誤答であると見破ってしまい、ほと
んど問題演習の意味をなさないため、正解の属性情報2
と近似する属性情報2を付加された解答候補を選択する
ことが望ましい。
(a)は択一式の場合の設問のウインドウ51Wを示し
たものである。設問としては記憶手段3に記憶されてい
るデータD2i-1(ショパン)が、その解答としては対の
データD2i(幻想ポロネーズ)が選択され、解答候補と
しては同じ属性情報2(123)を有する、すなわち同
じ「音楽−西洋音楽−ロマン派」に属する「謝肉際」及
び「ワルキューレ」が選択されている。ユーザが答えを
入力する場合には、それぞれに割り当てられた数字(1
〜3のいずれか)をキーボードから入力するか、マウス
によってこれらをクリックすることにより行う(S51
4)。
のウインドウ52Wを示したものである。設問としては
記憶手段3に記憶されているデータD2i(幻想ポロネー
ズ)が選択されている。ユーザはフィールド52Wfに
キーボードから文字列を入力することによって答えを入
力する(S514)。
(S515)。これは設問となっているデータの対のデ
ータがユーザによって選択又は入力されたか否かによっ
て判断する。ここで、対のデータが選択又は入力されな
かった場合には誤りである旨を、選択又は入力された場
合には正解である旨をそれぞれディスプレイに表示する
(S516,S517)。
(S519)、続ける場合にはS510へ移り、続けな
い場合には終了する。なお、本実施例ではデータとして
問題とその解答と成りえるものとして、二種類を一組と
して属性情報を付加し、記憶手段に記憶するものである
が(図9参照)、例えば、3種類以上のデータを一組と
するものでもよい。例えば、図9にデータD2i-1、
D2i、の隣にショパンのより詳細な説明文のテキストデ
ータをデータD2i+1として記憶するものであってもよ
い。その場合には、これら三種類の中から問題と解答と
を出題手段が適宜選択する。
発明の他の実施態様を説明する。
憶手段3に記憶されたデータ群の様子を模式的に示すも
のである。ここで、実施例1とは異なり、図7に示すウ
インドウ21WのフィールドA及びBから登録したデー
タがそれぞれ独立に記憶されている。したがって、図4
S4において、フィールドBからデータを登録する際に
も分野及び難易度を付加することができる。例えば、デ
ータDi「ショパン」とデータDi+1 「幻想ポロネー
ズ」とにそれぞれ分野及び難易度を設定することがで
き、ここでは難易度を独立に設定している。
るのは難しいが、「幻想ポロネーズ」を答えるのは容易
である等、きめの細かい難易度設定が可能となる。一
方、このように独立してデータを保存する場合には、設
問とその解答という関係を示すための属性情報1が必要
となり、この関係を同じ属性情報1を有することで表し
ている。例えば、「ショパン」と「幻想ポロネーズ」と
は同じ属性情報1「k」を有している。なお、この属性
情報1はウインドウ21WのフィールドA,Bから登録
されるデータに同じ数字等を付することによって実現す
るとができる。
憶手段3に記憶されたデータ群の様子を模式的に示すも
のである。ここで、実施例1とは異なり、それぞれのデ
ータにそのデータ形式を示す属性が付加されている。こ
のような属性を付加することによって、図10S510
において、出題する設問を選択する際に、例えば、音楽
を聴いてそれに関連する事象(例えばその作曲家)を答
える問題を出題することもできる。図14はそのような
場合の設問のウインドウ53Wを示したものである。ユ
ーザはマウスを操作することにより、音声データを再生
させ、その作曲家を3つの選択肢の中から選択する。な
お、このようなデータの形式を示す属性を付加すること
はパーソナルコンピュータ等のファイル整理等に於いて
従来から行われている手法を用いることができる。
憶手段3に記憶されたデータ群の様子を模式的に示すも
のである。ここで、実施例1とは異なり、それぞれのデ
ータにその正答率を示す属性が付加されている。このよ
うな属性を付加することによって、図10S510にお
いて、出題する設問を選択する際に、例えば、正答率の
低い設問を出題することもできる。
に示すように、データに付加されている正答率を示す属
性はすべて「0/0」である。ユーザがこの学習用デー
タ処理装置を利用する際に、図10S516又はS51
7のステップの後、S519のステップの前に、ステッ
プS518として正答率を変更するステップを追加し
て、ユーザがその設問を正解した場合には、正答率の分
母及び分子に1を足し、誤答の場合には分母のみに1を
足すことによって、ユーザの正答率をデータに付加する
ことができる。そのようにして得られた正答率を図15
(b)に示した。例えば、データ「ショパン」の正答率
「1/2」は2回出題され、1回正解していることを示
している。
M(任意の記録媒体4)には、データとして過去に出題
された試験設問及び出題されていない演習設問とが記録
されており、その記録されたそのデータを表示する表示
手段1と、表示手段1によって表示された試験設問のデ
ータには出題校(出題主体)、出題年、分野、難易度を
示す属性情報を、演習設問のデータにはその分野、難易
度を示す属性情報を付加する付加手段2と、属性情報を
付加されたデータが記憶される磁気ディスクとを備える
データ収集装置と、試験設問に付加された属性情報に基
づいて出題傾向を分析する分析手段6と、その分析され
た出題傾向と演習設問データの属性情報とに基づいて演
習設問の中から出題予想設問を出題する予想出題手段7
とを有するものである。
例1において説明したものと略同様であるが、分析手段
6及び予想出題手段7を磁気ディスク内に制御プログラ
ムとして格納されている点が異なる。
(図4S1〜4)。図16は試験設問と演習設問とが混
在したデータがディスプレイに表示された状態を示して
いる(図4S1参照)。ウインドウ12Wには表示手段
1によってCD−ROMに記録されている試験設問と演
習設問とのデータが表示されている。ここでは、中学生
レベルの数学の問題が並べて表示されている。別のウイ
ンドウ23Wは、指定されたデータを取り込み、また属
性情報を付加するためのウインドウである。
する(図4S2参照)。図17(a)に示すように、最
初はウインドウ23Wのフォールド23Wfには何も取
り込まれていない。ここでは、ユーザがマウスをドラッ
グ操作することによってウインドウ12W上の一部、す
なわち斜線部Cの試験設問、例えばA校で1996年の
試験に出題された二次関数の問題を指定する。さらに、
ウインドウ23Wの登録ボタンをユーザがマウスによっ
て押すと、ウインドウ23Wのフォールド23Wfにテ
キストデータ「y=x2 +2x−3のグラフを描き…
…」が取り込まれ、ウインドウ23Wは図17(b)の
ような状態となる。
ウインドウ24Wが画面上に現れ、指定された試験設問
のデータに属性情報を付加する(図4S3参照)。ここ
では、属性情報として出題校、出題年、分野、難易度を
付加する。これは、ユーザがマウスを操作し、ウインド
ウ24Wの「過去に出題されたか」:はい、「出題
校」:A校、「出題年」:96年、「難易度」:3のラ
ジオボタンをクリックして指定する。また、「分野」を
プルダウンすると図18(b)のようなメニューが現れ
るので、指定したデータに相応しい分野をその属性とし
て付加する。ここでは、分野として「10 二次関数」
を付加する。
ユーザが押すことによって、属性情報(「出題校」「出
題年」「分野」「難易度」)が付加されたデータ(「y
=x 2 +2x−3のグラフを……」)が記憶手段3に記
憶される(図4S4参照)。
属性情報を付加する際には、ウインドウ24Wの「過去
に出題されたか」のラジオボタンの「いいえ」をクリッ
クすることにより、「出題校」及び「出題年」のラジオ
ボタンはノンアクティブとなり、選択できなくなる。そ
の場合には「分野」及び「難易度」の属性のみを付加し
て登録する。
憶されたデータ群の様子を模式的に示すものである。こ
こで、先に説明したデータ「y=x2 +2x−3のグラ
フを……」は属性情報1として過去に出題されたことを
示す「1」、属性情報2として出題校:A校を示す
「1」、属性情報3として出題年:1996年を示す
「8」、属性情報4として分野:二次関数を示す「1
0」、属性情報5として難易度:普通を示す「3」が付
加された状態で記憶されていることが分かる。また、こ
の他にも多くの試験設問及び演習設問のデータ(D1〜
Dn)が属性情報とともに記憶されていることが分か
る。
予想出題手段7がデータの処理を行う工程を説明する
(図4S5参照)。
うち、分析手段6による工程を詳細に説明するものであ
る。まず、S520において特定の学校の傾向を分析す
るか否かをユーザが選択する。ここで、特定の学校の傾
向を分析する場合には、その学校をユーザーが入力し
(S521)、その学校の過去に出題された問題を抽出
する(S522)。なお、特定の学校として例えばA校
の傾向を分析する場合には、図18の属性情報2がA校
を示す「1」のものを抽出すればよい。一方、S520
において全体の学校の傾向を分析する場合には、全ての
過去に出題された設問を抽出する(S523)。なお、
この場合には、図18の属性情報1が過去に出題された
ことを示す「1」の設問を抽出するか、属性情報2及び
属性情報3に何らかの数値が登録されている設問を抽出
すればよい。
(S524)。例えば、A校で出題された設問の分野毎
の出題数を入力した場合を説明する。すると、磁気ディ
スクに記憶されたデータの内、ある年に出題された分野
毎にその出題数がカウントされる。これは、図18の属
性情報2が「1」であるもののうち、属性情報4が
「1」〜「16」であるものの数をそれぞれについてカ
ウントすることによって行うことができる。それを数年
分、ここでは1994年〜98年にかけて行ない、それ
をグラフに表示する(S525)。
題された設問の分野毎の出題数を示したグラフである。
このようなグラフが表示されることによって、例えば分
野「四辺形」は全く出題されていないことや、分野「三
角形」は頻繁に出題されていることが容易に分かる。
うち、予想出題手段7による工程を詳細に説明するもの
である。まず、S530において、ユーザの志望校を入
力する。入力された志望校が複数か否かを判断し(S5
31)、単数の場合にはその志望校の出題傾向を分析す
る。これは、前記分性手段によって分野ごと出題数を分
析することによって行う。例えば、A校の過去3年分の
試験問題の分野別出題数は図23(a)であったとす
る。また、同様にB校のそれも図23(b)のようにま
とめられたとする。一方、志望校が複数、例えばA校と
B校とを併願する場合には、A校とB校との過去3年分
の試験問題の分野別出題数を平均した図23(c)を前
記分析手段6によって分析する(S532)。
基づいて、演習設問から志望校に出題傾向に沿った設問
を出題する。例えば、ユーザがA校を志望していいる場
合には、図23(a)に示した分析結果に倣った分野の
演習設問を出題する。つまり、記憶手段3に記憶された
演習設問の中から属性情報4が「1」のものは全く出題
せず、逆に属性情報4が「4」のものは8題も出題す
る。その他の分野も同様である。同様に、ユーザがA校
とB校と併願する場合には、図23(c)に示した分析
結果に倣って出題する。なお、平均した際の小数点は繰
上げ又は繰下げで対応することができる。このように出
題される演習設問を演習することによって、ユーザは自
己の志望校の出題傾向にあった学習を効率よくすること
ができる。
段6は、単純に分野別出題数を平均して出題傾向とした
が、例えばA校が本命で、B校は滑り止めの場合等、複
数の志望校間で志望度合いが異なる場合は、それに応じ
て重み付き平均演算によって出題傾向としてもよい。ま
た、本実施例では予想出題手段7が出題する問題は演習
設問から選択したものであるが、例えば試験設問から選
択するものでもよいし、演習設問と試験設問とから選択
するものであってもよい。
発明の他の実施態様を説明する。
のであってもよい。図24は、図18(b)において分
野を示す属性情報を選択するプルダウンメニューの変形
例を示すものである。このプルダウンメニューでは、設
問の分野を「式の計算」と「グラフと図形」という大項
目、それぞれを構成する小項目(「正負の数」等)とか
ら構成されている。このように、設問の分野を階層的に
構成することによって、出題傾向を大局的に分析するこ
とができる。例えば、A校は比較的「式の計算」が多く
出題され、「グラフと図形」はあまり出題されていない
等を容易に知ることができる。また、予想出題にも利用
することもできる。例えば、B校は比較的「グラフと図
形」とが多く出題されているのに対し、その小項目であ
る「合同」はほとんど出題されていないため、近々「合
同」が出題されることが予想され、その分野の問題を予
想問題をして出題することもできる。
憶手段3に記憶されたデータ群の様子を模式的に示すも
のである。これは、実施例1の変形例2と同様に、それ
ぞれのデータにその正答率を示す属性が付加されてい
る。このような属性を付加することによって、図22S
534において、出題する設問を選択する際に、正答率
も加味して出題することもできる。
ROM(任意の記録媒体4)には、データとして会話文
が記録されており、その記録されたそのデータを表示す
る表示手段1と、表示手段1によって表示された会話の
データにはその類型、得点を示す属性情報を付加する付
加手段2と、属性情報を付加されたデータが記憶される
記憶手段3とを備えるデータ収集装置と、付加された属
性情報に基づいて一連の会話を成立させる会話出力手段
8とを有するものである。
例1において説明したものと略同様であるが、会話出力
手段8が磁気ディスク内に制御プログラムとして格納さ
れている点が異なる。なお、得点を示す属性を付加する
のは、この会話生成用データ処理装置が対話式のコンピ
ュータゲームに適用する場合を考慮したものである。
(図4S1〜S4参照)。図26は会話文を含む文章が
ディスプレイに表示された状態を示している(図4S1
参照)。ウインドウ13Wには表示手段1によってCD
−ROMに記録されている会話文を含む文章データが表
示されている。ここでは、ある小説の一部が表示されて
いる。別のウインドウ25Wは、指定されたデータを取
り込み、属性情報を付加するためのウインドウである。
する(図4S2参照)。図27(a)に示すように、最
初はウインドウ25Wのフォールド25Wfには何も取
り込まれていない。ここでは、ユーザがマウスをドラッ
グ操作することによってウインドウ13W上の一部、す
なわち斜線部Dの会話文、例えば「どこに行きたい?」
を指定する。さらに、ウインドウ25Wの登録ボタンを
ユーザがマウスによって押すと、ウインドウ25Wのフ
ォールド25Wfにそのテキストデータが取り込まれ、
ウインドウ25Wは図27(b)のような状態となる。
ウインドウ26Wが画面上に現れ、指定された会話文の
データに属性情報を付加する(図4S3参照)。ここで
は、属性情報としてその会話の類型及び得点を付加す
る。類型の入力はユーザがマウスを操作し、「類型」を
プルダウンすると図27(b)のようなメニューが現れ
るので、指定したデータに相応しい類型をその属性とし
て付加する。ここでは、類型として「何かを尋ねる会
話」,「行きたい場所を尋ねる会話」を付加する。得点
の入力は、ユーザが1〜5の数字と±のラジオボタンを
クリックすることによって行う。
ユーザが押すことによって、属性情報(「何かを尋ねる
会話」,「行きたい場所を尋ねる会話」)が付加された
データ(「どこに行きたい?」)が記憶手段3に記憶さ
れる(図4S4参照)。
憶されたデータ群の様子を模式的に示すものである。こ
こで、先に説明したデータDi 「どこに行きたい?」は
属性情報1として何か(行きたい場所)を尋ねる会話を
示す「12」、属性情報2として得点をを示す「4」が
付加された状態で記憶されていることが分かる。また、
この他にも多くの会話のデータ(D1〜Dn)が属性情
報とともに記憶されていることが分かる。例えば、デー
タDi+1 「私、動物園に行きたいわ。」は属性情報1と
して行きたい場所を尋ねる会話を示す「27」、属性情
報2として得点を示す「5」が付加された状態で記憶さ
れている。同様に、データDi+2 「どこにも行きたくな
い。」には属性情報1として「27」、属性情報2とし
て「−5」が付加された状態で記憶されている。
がデータの処理を行う工程(図4S5参照)を図30を
用いて説明する。なお、この会話出力手段8は対話式の
コンピュータゲームに適用されるのであり、そのゲーム
は二人の登場人物A,Bとが対話を行うことによって画
面が進行するものである。また、登場人物Aはコンピュ
ータによってその会話が自動的に選択され、登場人物B
はユーザがその会話を選択する。まず、ゲームの場面の
状況を分析する(S540)。これは、ゲーム画面が有
している属性によって分析する。図31は、この対話式
のゲーム画面を示しており、待ち合わせをしていた登場
人物AとBとが出会った場面である。この画面には、登
場人物Aが何らかの会話のきっかけを作るため、何かを
尋ねる会話をする「1」という属性を有している。
いて、会話出力手段8は、記憶手段3に記憶された会話
のデータの中から何かを尋ねる会話を登場人物Aの会話
として画面に表示する(S541)。これは、会話のデ
ータの内、属性情報1が十の位が「1」であるデータの
中からランダムに選択することによって行うことができ
る。ここでは、属性情報1が「12」である会話データ
「どこに行きたい?」が選択された。
言する会話の選択肢を画面に表示する(S542)。こ
れは、登場人物Aの会話が行きたい場所を尋ねるもので
あるから、その答えとなるような会話を選択することが
必要である。したがって、会話のデータの中から行きた
い場所を答える会話であることを示す属性情報1が「2
7」のものの中から選択する。ここでは、そのようなデ
ータとして「どこにも行きたくない。」(Di+2 )、
「私、動物園に行きたいわ。」(Di+1 )、「私、遊園
地に行きたいわ。」の3つのデータが選択された。
場人物Bの会話として一つを選択する(S543)。こ
れは、ユーザがキーボードによってそれぞれの会話に対
応した番号(1〜3)を入力するか、マウスによって画
面上の一つの会話をクリックして行う。
を変更する(S544)。例えば、S543において、
ユーザが「私、動物園に行きたいわ。」を選択した場合
には、それまでのユーザの得点Sに5を足してユーザの
得点とする。また、ユーザが「どこにも行きたくな
い。」を選択した場合には、得点Sから5を引いてユー
ザの得点とする。そして、その変更後のユーザの得点又
はS543においける会話に応じて次の場面に進行す
る。例えば、S543でユーザが「私、動物園に行きた
いわ。」を選択した場合には、動物園の画面に進行す
る。また、ユーザが「どこにも行きたくない。」を選択
した場合には、登場人物A,Bが喧嘩をしている画面に
進行する。
他の実施態様を説明する。
話の類型及び得点の他にも、性別及び世代を示す属性情
報を付加する。図32は、会話のデータに属性を付加す
るためのウインドウ26W’である。ユーザは、類型及
び得点を付加するとともに、その会話が男性的であるか
女性的であるかどちらでも成り立つか、また、その会話
から推し量られる会話主体の世代をラジオボタンをクリ
ックして入力する。
憶されたデータ群の様子を模式的に示すものである。こ
こで、先に説明したデータDi 「どこに行きたい?」は
属性情報1、属性情報2の他、属性情報3として男性的
な会話であること示す「0」が、属性情報4として子供
及び成人が使用しがちな会話文であることをしめす
「1,2」が付加されている。同様に、データD
i+1 「私、動物園に行きたいわ。」は属性情報3として
女性的な会話であることを示す「2」が、属性情報4と
して子供及び成人が使用しがちな会話であることをしめ
す「1,2」が付加されている。
おく。例えば、登場人物Aは男性で子供、登場人物Bは
女性で子供等のように設定しておく。すると、図30の
S541やS542において、会話出力手段8は、それ
ぞれの登場人物の特徴に応じて会話を出力することがで
きる。例えば、登場人物Aの場合には、男性であるので
会話のデータの内、属性情報3が女性的なことを示す
「1」のものは選択しない。このような処理を行うこと
によって、男性の登場人物が女性的な会話をするといっ
た不自然な現象を防止することができる。さらに、会話
主体の年齢、性格、住んでいる地方(方言)、職業等を
属性情報として付加すれば、より自然で、現実感のある
会話を自動的に生成することができる。
線を介して接続されているWWWサーバの磁気ディスク
(任意の記録媒体4)にはHTML形式のニュースデー
タが記録されており、通信部を有しその記録されたその
データを通信回線を介して表示する表示手段1と、表示
手段1によって表示されたニュースのデータにはその分
野を示す属性情報を付加する付加手段2と、属性情報を
付加されたデータが記憶される記憶手段3とを備えるデ
ータ収集装置と、ニュースに付加された属性情報に基づ
いてある特定のニュースを検索する検索手段9とを有す
るものである。
例1の図5において説明したものと略同様であるが、検
索手段9が磁気ディスク内に制御プログラムとして格納
されている点が異なる。
(図4S1〜S4参照)。図34は文章や画像等を含ん
だニュースがディスプレイに表示された状態を示してい
る(図4S1参照)。ウインドウ14Wには表示手段1
によってWWWサーバに記録されているニュースのデー
タが表示されている。ここでは、あるスポーツニュース
が表示されている。別のウインドウ27Wは、指定され
たデータを取り込み、属性情報を付加するためのウイン
ドウである。
する(図4S2参照)。図35(a)に示すように、最
初はウインドウ27Wのフォールド27Wfには何も取
り込まれていない。ここでは、ユーザがマウスをドラッ
グ操作することによってウインドウ14W上の一部、す
なわち斜線部Eのニュース記事、例えば「日本、悲願の
W杯初出場!……」を指定する。さらに、ウインドウ2
7Wの登録ボタンをユーザがマウスによって押すと、ウ
インドウ27Wのフォールド27Wfそのニュース記事
が取り込まれ、ウインドウ27Wは図35(b)のよう
な状態となる。
ウインドウ28Wが画面上に現れ、指定されたニュース
記事のデータ「日本、悲願のW杯初出場!……」に属性
情報を付加する(図4S3参照)。ここでは、属性情報
としてそのニュース記事の分類を付加する。分類の入力
はユーザがマウスを操作し、「分類」をプルダウンする
と図36(b)のようなメニューが現れるので、指定し
たデータに相応しい分類をその属性として付加する。こ
こでは、分類として「スポーツ」を付加する。
ユーザが押すことによって、属性情報1として「スポー
ツ」を示す「8」が付加されたデータDi (「日本、悲
願のW杯初出場!……」)が記憶手段3に記憶される
(図4S4参照)。
憶されたデータ群の様子を模式的に示すものである。こ
こで、先に説明したデータDi は属性情報1として
「8」が付加された状態で記憶されていることが分か
る。また、この他にも多くのニュース記事のデータのデ
ータ(D1〜Dn)が属性情報1とともに記憶されてい
ることが分かる。
性情報に基づいて検索手段9がデータの処理を行う工程
(図4S5参照)を説明する。まず、ユーザがニュース
の検索条件をキーボードから入力する(S550)。本
実施例では検索条件としてニュースの分野を指定するこ
とができる。ここで、ユーザが分野として「スポーツ」
を入力した場合には、その検索条件に基づいてそのニュ
ース記事のデータの一覧を表示する。これは、記憶手段
3に記憶されたニュース記事のデータ(D1〜Dn)の
中から、属性情報1として「8」が付加されているもの
を抽出することによって行うことができる。次に、検索
を続けるか否かを選択し、続ける場合にはS550へ進
み、続けない場合には処理を終了する。
め、例えばキーワード検索による場合に比べて検索の時
間が大幅に短縮されるとともに、所望の記事を効率よく
検索することができる。例えば、スポーツ関連のニュー
ス記事自体に「スポーツ」の文字列が含まれていない場
合には「スポーツ」というキーワード検索ではその記事
を抽出することはできないが、このように分野を示す属
性情報を付加することによって、確実にその記事を検索
することができる。
発明の他の実施態様を説明する。
るものであってもよい。図39は、図36(b)におい
て分野を示す属性情報を選択するプルダウンメニューの
変形例を示すものである。このプルダウンメニューで
は、ニュースの分野を国際関係等の大項目、それぞれを
構成する小項目(「サッカー」等)とから構成されてい
る。このように、ニュースの分野を階層的に構成するこ
とによって、小項目の検索の時間が一層短縮されるとと
もに、所望の記事を一層効率よく検索することができ
る。
た年月日を示す属性を付加して記憶するものである。図
40は、このようにして記憶手段3に記憶されたデータ
群の様子を模式的に示すものである。データを記憶した
年月日を示す属性をデータに付加することによって、ユ
ーザは年月日の範囲を指定してニュースの検索を行うこ
とができる。また、その年月日を表示されることもでき
る。なお、このように年月日をデータ(ファイル)に付
加すること自体は従来から知られている手法により実現
することができる。
かかる発明によれば、データにそのデータの属性を示す
属性情報を付加することで、任意の記録媒体4に記録さ
れているデータを利用しやすくして記憶手段3に記憶す
ることができる。
を介してネットワーク上の膨大なデータを容易に利用す
ることができる。
設問とその解答とを示す属性情報を付加して記憶してお
くことで、豊富で質の高い学習に関するデータをそのま
ま独自の問題集として利用することができる。
ータに分野及び/又は難易度を示す属性情報を付加して
記憶しておくことで、分野や難易度を考慮して設問を出
題することが出来るとともに、択一式の出題を行う場合
に、解答と同一又は類似した分野の解答候補(誤答)を
表示することによって、ユーザの正確な知識を試すこと
ができる。
のデータにその出題主体とその分野とを示す属性情報を
付加して記憶しておくことで、出題主体毎の試験設問の
出題傾向を分析することができる。
のデータにその分野を示す属性情報を付加して記憶して
おくことで、ユーザの希望する出題主体の出題傾向に応
じた演習設問や試験設問を出題することができる。
ータにその類型を示す属性情報を付加して記憶しておく
ことで、豊富で質の高い会話文をそのまま利用して会話
を自動的に成立させることができる。
ータにその会話主体の特徴を示す属性情報を付加して記
憶しておくことで、性別、年齢等に応じた会話を自動的
に成立させることができる。
のデータにその分野を示す属性情報を付加して記憶して
おくことで、ニュース記事を分野ごとに検索することが
できるとともに、ニュース記事の検索を高速に行うこと
ができる。
テムの一例を示したものである。
ートである。
テムの一例の構成をブロック図をにより説明するもので
ある。
のである。
めのウインドウを示したものである。
ためのウインドウを示したものである。
び属性情報が記憶手段に記憶されている状態を模式的に
示したものである。
順を示したフローチャートである。
インドウを示したものである。
り込んだデータ及び属性情報が記憶手段に記憶されてい
る状態を模式的に示したものである。
り込んだデータ及び属性情報が記憶手段に記憶されてい
る状態を模式的に示したものである。
題のためのウインドウを示したものである。
り込んだデータ及び属性情報が記憶手段に記憶されてい
る状態を模式的に示したものである。
たものである。
むためのウインドウを示したものである。
するためのウインドウを示したものである。
タ及び属性情報が記憶手段に記憶されている状態を模式
的に示したものである。
ータ処理の手順を示したフローチャートである。
り描かれた出題傾向を示すグラフである。
データ処理の手順を示したフローチャートである。
野別出題数と、その平均を示した表図である。
性情報を付加するためのウインドウを示したものであ
る。
り込んだデータ及び属性情報が記憶手段に記憶されてい
る状態を模式的に示したものである。
たものである。
むためのウインドウを示したものである。
するためのウインドウを示したものである。
タ及び属性情報が記憶手段に記憶されている状態を模式
的に示したものである。
ータ処理の手順を示したフローチャートである。
タ処理装置を対話式のコンピュータゲームに適用した際
のゲーム画面を示したものである。
情報を付加するためのウインドウを示したものである。
込んだデータ及び属性情報が記憶手段に記憶されている
状態を模式的に示したものである。
たものである。
むためのウインドウを示したものである。
するためのウインドウを示したものである。
タ及び属性情報が記憶手段に記憶されている状態を模式
的に示したものである。
順を示したフローチャートである。
性情報を付加するためのウインドウを示したものであ
る。
り込んだデータ及び属性情報が記憶手段に記憶されてい
る状態を模式的に示したものである。
の記録媒体、5…出題手段、6…分析手段、7…予想出
題手段、8…会話出力手段、9…検索手段
Claims (9)
- 【請求項1】 任意の記録媒体に記録されたデータを表
示する表示手段と、表示手段によって表示されたデータ
の全部又は一部にその属性を示す属性情報を付加する付
加手段と、属性情報を付加されたデータが記憶される記
憶手段とを有することを特徴とするデータ収集装置。 - 【請求項2】 上記表示手段が、通信回線を介してデー
タの受信が可能な通信部を有し、 上記任意の記憶媒体に記憶されたデータを通信回線を介
して表示させる請求項1に記載のデータ収集装置。 - 【請求項3】 上記任意の記録媒体に記録されたデータ
が学習に関するものであり、上記付加手段は設問を示す
属性情報を第一のデータに付加するとともに、その解答
を示す属性情報を第二のデータに付加する請求項1又は
2のいずれかに記載のデータ収集装置と、 上記記憶手段に記憶された属性情報に基づいて設問を出
題する出題手段とを有する学習用データ処理装置。 - 【請求項4】 上記付加手段が上記設問の分野及び/又
は難易度を示す属性を上記設問のデータに付加する請求
項3に記載の学習用データ処理装置。 - 【請求項5】 上記任意の記録媒体に記録されたデータ
が過去に出題された試験設問を含むものであり、上記付
加手段は試験設問の出題主体及び分野を示す属性情報を
そのデータに付加する請求項1又は2のいずれかに記載
のデータ収集装置と、 上記記憶手段に記憶された属性情報に基づいて出題傾向
を分析する分析手段とを有する学習用データ処理装置。 - 【請求項6】 上記任意の記録媒体に記録されたデータ
が過去に出題されていない演習設問を含むものであり、 上記付加手段は演習設問の分野を示す属性情報をそのデ
ータに付加し、 上記分析手段によって分析された出題傾向とその付加さ
れた属性情報とに基づいて演習設問及び/又は試験設問
の中から出題予想設問を出題する予想出題手段とを有す
る請求項5に記載の学習用データ処理装置。 - 【請求項7】 上記任意の記録媒体に記録されたデータ
が会話文を含むものであり、上記付加手段は会話の類型
を示す属性情報をそのデータに付加する請求項1又は2
のいずれかに記載のデータ収集装置と、 上記記憶手段に記録された属性情報に基づいて一連の会
話を成立させる会話出力手段とを有する会話生成用デー
タ処理装置。 - 【請求項8】 上記付加手段が会話主体の特徴を示す属
性を上記会話のデータに付加する請求項7に記載の対話
式生成用データ処理装置。 - 【請求項9】 上記任意の記録媒体に記録されたデータ
がニュースを含む為ものであり、上記付加手段はそのデ
ータの分野を示す属性をそのデータに付加する請求項1
又は2のいずれかに記載のデータ収集装置と、 上記記憶手段に記憶された属性情報に基づいてニュース
を検索する検索手段とを有するニュース検索用データ処
理装置。
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