JPH11344928A - 台紙およびその製造方法 - Google Patents

台紙およびその製造方法

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JPH11344928A
JPH11344928A JP16641098A JP16641098A JPH11344928A JP H11344928 A JPH11344928 A JP H11344928A JP 16641098 A JP16641098 A JP 16641098A JP 16641098 A JP16641098 A JP 16641098A JP H11344928 A JPH11344928 A JP H11344928A
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piece
folded
folded piece
mount
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JP16641098A
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Hideyuki Umenaka
中 英 之 梅
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Tobi Co Ltd
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Tobi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折返し片を閉じた状態で台紙全体を機械的に
製造することができ、しかも、折返し片を開いたり閉じ
たりしても折返し片を閉じた状態で保持しにくくなりに
くい台紙を提供する。 【解決手段】 台紙10は、紙からなる短冊状の本体1
2を含む。本体12の長手方向における一端部には、本
体12より短い紙からなる短冊状の折返し片16が、折
り返し可能に形成される。本体12の長手方向における
他端部には、紙からなる略矩形状の保持片20が、折り
返し可能に形成される。保持片20は、その一部分が本
体12の一方主面の一部分に接着剤22で接着される。
折返し片16は、本体12と保持片20の他の部分との
間で閉じた状態で保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は台紙およびその製
造方法に関し、特に、開いたり閉じたりすることができ
る折返し片を有し、たとえば効能などの表示を印刷した
能書きなどに用いられる台紙およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図22は従来の台紙の一例を示す斜視図
であり、図23はその台紙において折返し片を開いた状
態を示す斜視図である。図22および図23に示す台紙
1は、紙からなる短冊状の本体2を含み、本体2の長手
方向における一端部には、本体2とほぼ同じ大きさの紙
からなる折返し片3が折り返し可能に形成される。本体
2および折返し片3の表面には、たとえば効能などの表
示が印刷される。また、本体2の長手方向における他端
部分には、接着剤層4が形成され、その接着剤層4に対
応する折返し片3の他端部分には、剥離剤層5が形成さ
れる。そして、接着剤層4と剥離剤層5とを接着するこ
とによって、折返し片3が閉じた状態で保持される。こ
の台紙1では、接着剤層4を剥離剤層5から剥離するこ
とによって、折返し片3を開くことができ、接着剤層4
と剥離剤層5とを再び接着することによって、折返し片
3を再び閉じた状態で保持することができる。
【0003】図24は従来の台紙の他の例を示す斜視図
であり、図25はその台紙において折返し片を開いた状
態を示す斜視図である。図24および図25に示す台紙
1では、図22および図23に示す台紙1と比べて、本
体2および折返し片3に接着剤層4および剥離剤層5が
形成される代わりに、本体2の長手方向における他端部
分にたとえばC字形の切込み部2aが形成され、折返し
片3が本体2より短く形成される。そして、折返し片3
の端部を本体2の切込み部2aに差し込むことによっ
て、折返し片3が閉じた状態で保持される。図24およ
び図25に示す台紙1では、折返し片3の端部を本体2
の切込み部2aから抜くことによって、折返し片3を開
くことができ、折返し片3の端部を本体2の切込み部2
aに再び差し込むことによって、折返し片3を再び閉じ
た状態で保持することができる。
【0004】図26は従来の台紙のさらに他の例を示す
斜視図であり、図27はその台紙において折返し片を開
いた状態を示す斜視図である。図26および図27に示
す台紙1では、図24および図25に示す台紙1と比べ
て、本体2にコ字形の切込み部2aが形成されるととも
に、折返し片3の端部に半円形の舌片3aが形成され
る。そして、折返し片3の舌片3aを本体2の切込み部
2aに差し込むことによって、折返し片3が閉じた状態
で保持される。図26および図27に示す台紙1では、
折返し片3の舌片3aを本体2の切込み部2aから抜く
ことによって、折返し片3を開くことができ、折返し片
3の舌片3aを本体2の切込み部2aに再び差し込むこ
とによって、折返し片3を再び閉じた状態で保持するこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図22および図23に
示す台紙1では、折返し片3を閉じた状態で台紙1全体
を機械的に製造することは可能であるが、折返し片3を
開いたり閉じたりすると、接着剤層4に手垢などが付着
して接着剤層4の接着力が低下してしまい、折返し片3
を閉じた状態で保持しにくくなる。そのため、この台紙
1は、折返し片3をあまり開いたり閉じたりしないサン
プル品程度にしか使えない。一方、図24〜図27に示
す各台紙1では、折返し片3の端部ないし舌片3aを本
体2の切込み部2aに差し込むことによって折返し片3
を閉じた状態で保持するので、図22および図23に示
す台紙1と比べて、折返し片3を開いたり閉じたりして
も折返し片3を閉じた状態で保持しにくくなりにくい
が、折返し片3の端部ないし舌片3aを本体2の切込み
部2aに差し込むのは機械的に困難であって手作業が必
要であるため、量産に適しない。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、折
返し片を閉じた状態で台紙全体を機械的に製造すること
ができ、しかも、折返し片を開いたり閉じたりしても折
返し片を閉じた状態で保持しにくくなりにくい台紙を提
供することである。この発明の他の目的は、折返し片を
閉じた状態で台紙全体を機械的に製造することができ、
しかも、折返し片を開いたり閉じたりしても折返し片を
閉じた状態で保持しにくくなりにくい台紙を製造するこ
とができる台紙の製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる台紙
は、シート状の本体と、本体の一端部からのびて折り返
し可能に形成される折返し片と、本体の他端部からのび
て折り返し可能に形成され、その一部分が本体の一方主
面の一部分に接着剤で接着される保持片とを含み、折返
し片が本体と保持片の他の部分との間で閉じた状態で保
持できるように構成される、台紙である。なお、この発
明にかかる台紙では、折返し片は、たとえば、折り畳ま
れる複数の片を含む。この発明にかかる台紙の製造方法
は、シート状の本体と、本体の一端部からのびて折り返
し可能に形成される折返し片と、本体の他端部からのび
て折り返し可能に形成され、その一部分が本体の一方主
面の一部分に接着剤で接着される保持片とを含み、折返
し片が本体と保持片の他の部分との間で閉じた状態で保
持できるように構成される台紙を製造するための台紙の
製造方法であって、本体、折返し片および保持片を開い
た大きさより大きい基材を準備する工程と、基材から本
体、折返し片および保持片を形成する工程と、折返し片
を本体の一方主面に対向するように閉じる工程と、本体
の一方主面の一部分に接着剤を塗布する工程と、保持片
を本体および折返し片に対向するように閉じて、保持片
の一部分を本体の一方主面の一部分に接着剤で接着する
工程とを含む、台紙の製造方法である。なお、この発明
にかかる台紙の製造方法では、たとえば、折返し片は、
折り畳まれる複数の片を含み、折返し片を閉じる工程
は、複数の片を折り畳む工程と、折り畳まれた複数の片
を本体の一方主面に対向するように閉じる工程とを含
む。
【0008】この発明にかかる台紙では、折返し片を本
体と保持片との間から抜くことによって、折返し片を開
くことができ、折返し片を本体と保持片との間に差し込
むことによって、折返し片を再び閉じた状態で保持する
ことができる。そのため、この発明にかかる台紙では、
折返し片を開いたり閉じたりしても折返し片を閉じた状
態で保持しにくくなりにくい。また、この発明にかかる
台紙は、上述のこの発明にかかる台紙の製造方法で製造
することができるが、その台紙の製造方法において、基
材から本体、折返し片および保持片を形成するのは、た
とえばダイカッターを用いることによって行うことがで
き、また、折返し片を閉じ、本体に接着剤を塗布し、保
持片を閉じて接着するのは、たとえばサックマシーンな
いしカートナーを用いることによって行うことができ
る。そのため、この発明にかかる台紙では、折返し片を
閉じた状態で台紙全体を機械的に効率よく製造すること
ができる。
【0009】この発明の上述の目的、その他の目的、特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【発明の実施の形態】図1はこの発明にかかる台紙の一
例を示す斜視図であり、図2はその台紙の断面図であ
り、図3はその台紙において折返し片を開いた状態を示
す斜視図である。図1〜図3に示す台紙10は、たとえ
ば紙からなる短冊状の本体12を含む。本体12の長手
方向における一端部分には、たとえば円形の孔14が形
成される。
【0011】本体12の長手方向における一端部には、
本体12より短いたとえば紙からなる短冊状の折返し片
16が、折り返し可能に形成される。本体12の孔14
に対応する折返し片16の長手方向における一端部分に
も、たとえば円形の孔18が形成される。
【0012】本体12の長手方向における他端部には、
折返し片16より短いたとえば紙からなる略矩形状の保
持片20が、折り返し可能に形成される。この保持片2
0は、折返し片16を本体12の一方主面に対向するよ
うに閉じた後で保持片20を本体12の一方主面に対向
するように閉じた場合に、その一部分が本体12の一方
主面の一部分に対向しその他の部分が折返し片16の一
部分に対向するように形成される。そして、保持片20
は、その一部分が本体12の一方主面の一部分に接着剤
22で接着される。それによって、折返し片16は、本
体12と保持片20の他の部分との間で閉じた状態で保
持される。
【0013】この台紙10では、折返し片16を本体1
2と保持片20との間から抜くことによって、折返し片
16を開くことができ、折返し片16を本体12と保持
片20との間に差し込むことによって、折返し片16を
再び閉じた状態で保持することができる。また、この台
紙10では、本体12や折返し片16の表面にたとえば
効能などの表示が印刷されるが、折返し片を有しないも
のと比べて、たとえば効能などの表示を印刷する面積が
広い。さらに、この台紙10では、孔14および18を
用いて、つり下げたり引っかけたりすることができる。
【0014】また、この台紙10では、折返し片16を
閉じた状態で台紙10全体を機械的に製造することがで
きるので、次に、この台紙10の製造方法について説明
する。
【0015】まず、台紙10の本体12、折返し片16
および保持片20を開いた大きさより大きい1枚の紙か
らなる基材が準備される。なお、この基材において、本
体12および折返し片16になる部分の表面には、たと
えば効能などの表示が印刷されている。
【0016】次に、その1枚の基材から、図4に示すよ
うに、台紙10の本体12、折返し片16および保持片
20が、たとえばダイカッターで形成される。この場
合、孔14および18も、台紙10の本体12などと同
時に形成される。
【0017】そして、図5に示すように、折返し片16
が本体12の一方主面に対向するように閉じられる。
【0018】それから、図6に示すように、本体12の
一方主面の一部分に接着剤22が塗布される。
【0019】そして、図7に示すように、保持片20が
本体12および折返し片16に対向するように閉じら
れ、保持片20の一部分が本体12の一方主面の一部分
に接着剤22で接着され、それによって、台紙10が作
られる。
【0020】上述の台紙10の製造方法において、特
に、折返し片16を閉じ、本体12に接着剤22を塗布
し、保持片20を閉じて接着するのは、たとえばサック
マシーンないしカートナーを用いることによって行われ
る。したがって、この台紙10では、折返し片16を閉
じた状態で台紙10全体をたとえばダイカッターやサッ
クマシーンないしカートナーなどの装置で機械的に効率
よく製造することができる。そのため、この台紙10で
は、コストダウンを図ることができる。
【0021】図8はこの発明にかかる台紙の他の例を示
す斜視図であり、図9はその台紙の断面図であり、図1
0はその台紙において第1の折返し片および第2の折返
し片を開いた状態を示す斜視図である。図8〜図10に
示す台紙10では、図1〜図3に示す台紙10と比べ
て、特に、折返し片が、本体12より短いたとえば紙か
らなる短冊状の第1の折返し片16aと第1の折返し片
16aより短いたとえば紙からなる短冊状の第2の折返
し片16bとで形成される。この場合、第1の折返し片
16aは本体12の端部に折り返し可能に形成され、第
2の折返し片16bは第1の折返し片16aの端部に折
り返し可能に形成される。第2の折返し片16bは先に
閉じられ、第1の折返し片16aは後に閉じられる。そ
して、第1の折返し片16aおよび第2の折返し片16
bは、一部分が接着剤22で本体12に接着される保持
片20の他の部分と本体12との間で閉じた状態で保持
される。なお、図8〜図10に示す台紙10には、つり
下げたり引っかけたりするための孔が形成されていな
い。
【0022】図8〜図10に示す台紙10では、第1の
折返し片16aおよび第2の折返し片16bを本体12
と保持片20との間から抜くことによって、第1の折返
し片16aおよび第2の折返し片16bを開くことがで
き、第1の折返し片16aおよび第2の折返し片16b
を本体12と保持片20との間に差し込むことによっ
て、第1の折返し片16aおよび第2の折返し片16b
を再び閉じた状態で保持することができる。さらに、図
8〜図10に示す台紙10は、第1の折返し片16aお
よび第2の折返し片16bを有するので、たとえば効能
などの表示を印刷する面積がさらに広い。
【0023】また、図8〜図10に示す台紙10では、
第1の折返し片16aおよび第2の折返し片16bを閉
じた状態で台紙10全体を機械的に製造することができ
るので、次に、この台紙10の製造方法について説明す
る。
【0024】まず、図8〜図10に示す台紙10の本体
12、第1の折返し片16a、第2の折返し片16bお
よび保持片20を開いた大きさより大きい1枚の紙から
なる基材が準備される。なお、この基材において、本体
12、第1折返し片16aおよび第2の折返し片16b
になる部分の表面には、たとえば効能などの表示が印刷
されている。
【0025】次に、その1枚の基材から、図11に示す
ように、台紙10の本体12、第1の折返し片16a、
第2の折返し片16bおよび保持片20が、たとえばダ
イカッターで形成される。
【0026】そして、図12に示すように、第2の折返
し片16bが第1の折返し片16aに対向するように閉
じられる。
【0027】それから、図13に示すように、第1の折
返し片16aおよび第2の折返し片16bが本体12の
一方主面に対向するように閉じられる。
【0028】そして、図14に示すように、本体12の
一方主面の一部分に接着剤22が塗布される。
【0029】それから、図15に示すように、保持片2
0が本体12および第1の折返し片16aに対向するよ
うに閉じられ、保持片20の一部分が本体12の一方主
面の一部分に接着剤22で接着され、それによって、台
紙10が作られる。
【0030】上述の台紙10の製造方法において、特
に、第2の折返し片16bを閉じ、第1の折返し片16
aおよび第2の折返し片16bを閉じ、本体12に接着
剤22を塗布し、保持片20を閉じて接着するのは、た
とえばサックマシーンないしカートナーを用いることに
よって行われる。したがって、図8〜図10に示す台紙
10では、第1の折返し片16aおよび第2の折返し片
16bを閉じた状態で台紙10全体をたとえばダイカッ
ターやサックマシーンないしカートナーなどの装置で機
械的に効率よく製造することができる。そのため、図8
〜図10に示す台紙10でも、コストダウンを図ること
ができる。
【0031】図16はこの発明にかかる台紙のさらに他
の例を示す斜視図である。図16に示す台紙10では、
図1〜図3に示す台紙10と比べて、特に、短冊状の本
体12の幅方向における一端部に本体12より細い短冊
状の折返し片16が折り返し可能に形成され、本体12
の幅方向におるけ他端部に折返し片16より細い短冊状
の保持片20が折り返し可能に形成される。そして、保
持片20の一部分が本体12の一方主面の一部分に接着
剤22で接着され、それによって、折返し片16が、本
体12と保持片20の他の部分との間で閉じた状態で保
持される。
【0032】図17はこの発明にかかる台紙のさらに他
の例を示す斜視図である。図17に示す台紙10では、
図16に示す台紙10と比べて、特に、折返し片が、本
体12より細い短冊状の第1の折返し片16aと第1の
折返し片16aより細い短冊状の第2の折返し片16b
とで形成される。この場合、第1の折返し片16aは本
体12の幅方向における一端部に折り返し可能に形成さ
れ、第2の折返し片16bは第1の折返し片16aの幅
方向における端部に折り返し可能に形成される。第2の
折返し片16bは先に閉じられ、第1の折返し片16a
は後に閉じられる。そして、第1の折返し片16aおよ
び第2の折返し片16bは、一部分が接着剤22で本体
12に接着される保持片20の他の部分と本体12との
間で閉じた状態で保持される。
【0033】図16および図17に示す各台紙10で
も、図1〜図3および図8〜図10に示す各台紙10と
同様に、折返し片16、第1の折返し片16aおよび第
2の折返し片16bを閉じた状態で台紙10全体を機械
的に製造することができるとともに、折返し片16、第
1の折返し片16aおよび第2の折返し片16bを開い
たり閉じたりしても折返し片16、第1の折返し片16
aおよび第2の折返し片16bを閉じた状態で保持しに
くくなりにくい。
【0034】図18はこの発明にかかる台紙のさらに他
の例を示す斜視図である。図18に示す台紙10では、
図1〜図3に示す台紙10と比べて、特に、熱収縮する
包装用の筒状のシュリンクフィルム24が本体12の他
方主面に接着剤26で貼付される。図18に示す台紙1
0では、特に、シュリンクフィルム24でたとえば化粧
品などの商品を覆った状態でそのシュリンクフィルム2
4を熱収縮することによって、その商品をシュリンクフ
ィルム24で包装することができるという別の効果も奏
する。
【0035】図19はこの発明にかかる台紙のさらに他
の例を示す斜視図であり、図20はその台紙において箱
部の蓋および底を開いた状態を示す斜視図であり、図2
1はその台紙の展開図である。図19〜図21に示す台
紙10は、矩形状の本体12を含む。本体12の下端部
には本体12より短い矩形状の折返し片16が折り返し
可能に形成される。また、本体12の上端部には、短冊
状の保持片20が折り返し可能に形成される。そして、
保持片20の一部分が本体12の一方主面の一部分に接
着剤22で接着され、それによって、折返し片16が、
本体12と保持片20の他の部分との間で閉じた状態で
保持される。なお、本体12および保持片20には、こ
の台紙10をつり下げたり引っかけたりするためのたと
えば円形の孔14および21がそれぞれ形成される。
【0036】また、図19〜図21に示す台紙10に
は、本体12の他方主面側に、箱部28が形成される。
箱部28は4角筒状の胴部を含む。この胴部は、本体1
2の下半分の部分と、その部分の幅方向における一端部
からのびて折り返し可能に形成される3つの側片30
a、30bおよび30cなどで形成される。この場合、
本体12の下半分の部分の幅方向における他端部に接続
片30dが形成され、接続片30dに側片30cが接着
剤で接着される。また、側片30a、30bおよび30
cの上端部には、蓋となる3つの蓋片32a、32bお
よび32cがそれぞれ折り返し可能に形成される。さら
に、側片30a、30bおよび30cの下端部には、底
となる3つの底片34a、34bおよび34cがそれぞ
れ折り返し可能に形成される。
【0037】図19〜図21に示す台紙10では、箱部
28にたとえば化粧品などの商品を収納することができ
るという別の効果も奏する。
【0038】なお、上述の台紙10では、本体12、折
返し片16、第1の折返し片16a、第2の折返し片1
6bおよび保持片20が紙で形成されているが、それら
はたとえば合成樹脂シートなど紙以外のシート状のもの
で形成されてもよい。
【0039】また、上述の台紙10では、本体12、折
返し片16、第1の折返し片16aおよび第2の折返し
片16bがそれぞれ短冊状や矩形状に形成され、保持片
20が略矩形状や短冊状に形成されているが、それらは
それぞれ他の形状に形成されてもよい。
【0040】さらに、上述の台紙10では、折返し片が
1つの折返し片16で形成されているかあるいは折り畳
まれる第1の折返し片16aと第2の折返し片16bと
の2つの片で形成されているが、折返し片は折り畳まれ
る3つ以上の片で形成されてもよい。
【0041】
【発明の効果】この発明によれば、折返し片を閉じた状
態で台紙全体を機械的に製造することができ、しかも、
折返し片を開いたり閉じたりしても折返し片を閉じた状
態で保持しにくくなりにくい台紙が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる台紙の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す台紙の断面図である。
【図3】図1に示す台紙において折返し片を開いた状態
を示す斜視図である。
【図4】1枚の基材から形成した図1に示す台紙の本
体、折返し片および保持片を示す平面図である。
【図5】図4に示す状態から折返し片を閉じた状態を示
す平面図である。
【図6】図5に示す状態から本体に接着剤を塗布した状
態を示す平面図である。
【図7】図6に示す状態から保持片を閉じて接着した状
態を示す平面図である。
【図8】この発明にかかる台紙の他の例を示す斜視図で
ある。
【図9】図8に示す台紙の断面図である。
【図10】図8に示す台紙において第1の折返し片およ
び第2の折返し片を開いた状態を示す斜視図である。
【図11】1枚の基材から形成した図8に示す台紙の本
体、第1の折返し片、第2の折返し片および保持片を示
す平面図である。
【図12】図11に示す状態から第2の折返し片を閉じ
た状態を示す平面図である。
【図13】図12に示す状態から第1の折返し片および
第2の折返し片を閉じた状態を示す平面図である。
【図14】図13に示す状態から本体に接着剤を塗布し
た状態を示す平面図である。
【図15】図14に示す状態から保持片を閉じて接着し
た状態を示す平面図である。
【図16】この発明にかかる台紙のさらに他の例を示す
斜視図である。
【図17】この発明にかかる台紙のさらに他の例を示す
斜視図である。
【図18】この発明にかかる台紙のさらに他の例を示す
斜視図である。
【図19】この発明にかかる台紙のさらに他の例を示す
斜視図である。
【図20】図19に示す台紙において箱部の蓋および底
を開いた状態を示す斜視図である。
【図21】図19に示す台紙の展開図である。
【図22】従来の台紙の一例を示す斜視図である。
【図23】図22に示す台紙において折返し片を開いた
状態を示す斜視図である。
【図24】従来の台紙の他の例を示す斜視図である。
【図25】図24に示す台紙において折返し片を開いた
状態を示す斜視図である。
【図26】従来の台紙のさらに他の例を示す斜視図であ
る。
【図27】図26に示す台紙において折返し片を開いた
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 台紙 12 本体 14 孔 16 折返し片 16a 第1の折返し片 16b 第2の折返し片 18 孔 20 保持片 21 孔 22 接着剤 24 シュリンクチューブ 26 接着剤 28 箱部 30a、30b、30c 側片 30d 接続片 32a、32b、32c 蓋片 34a、34b、34c 底片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の本体、 前記本体の一端部からのびて折り返し可能に形成される
    折返し片、および前記本体の他端部からのびて折り返し
    可能に形成され、その一部分が前記本体の一方主面の一
    部分に接着剤で接着される保持片を含み、 前記折返し片が前記本体と前記保持片の他の部分との間
    で閉じた状態で保持できるように構成される、台紙。
  2. 【請求項2】 前記折返し片は、折り畳まれる複数の片
    を含む、請求項1に記載の台紙。
  3. 【請求項3】 シート状の本体と、前記本体の一端部か
    らのびて折り返し可能に形成される折返し片と、前記本
    体の他端部からのびて折り返し可能に形成され、その一
    部分が前記本体の一方主面の一部分に接着剤で接着され
    る保持片とを含み、前記折返し片が前記本体と前記保持
    片の他の部分との間で閉じた状態で保持できるように構
    成される台紙を製造するための台紙の製造方法であっ
    て、 前記本体、前記折返し片および前記保持片を開いた大き
    さより大きい基材を準備する工程、 前記基材から前記本体、前記折返し片および前記保持片
    を形成する工程、 前記折返し片を前記本体の一方主面に対向するように閉
    じる工程、 前記本体の一方主面の一部分に前記接着剤を塗布する工
    程、および前記保持片を前記本体および前記折返し片に
    対向するように閉じて、前記保持片の一部分を前記本体
    の一方主面の一部分に前記接着剤で接着する工程を含
    む、台紙の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記折返し片は、折り畳まれる複数の片
    を含み、 前記折返し片を閉じる工程は、 前記複数の片を折り畳む工程、および折り畳まれた前記
    複数の片を前記本体の一方主面に対向するように閉じる
    工程を含む、請求項3に記載の台紙の製造方法。
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