JPH11344784A - 放射線画像読取装置用カセッテ、放射線画像読取装置 及び放射線画像読取方法 - Google Patents

放射線画像読取装置用カセッテ、放射線画像読取装置 及び放射線画像読取方法

Info

Publication number
JPH11344784A
JPH11344784A JP16780098A JP16780098A JPH11344784A JP H11344784 A JPH11344784 A JP H11344784A JP 16780098 A JP16780098 A JP 16780098A JP 16780098 A JP16780098 A JP 16780098A JP H11344784 A JPH11344784 A JP H11344784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
stimulable phosphor
phosphor panel
image information
radiation image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16780098A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Ishimitsu
義幸 石光
Hisanori Tsuchino
久憲 土野
Masabumi Saito
正文 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP16780098A priority Critical patent/JPH11344784A/ja
Publication of JPH11344784A publication Critical patent/JPH11344784A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カセッテに収納される蓄積性蛍光体パネルに
ついて画像情報の消去が必要であるか否かを知ることが
でき、また蓄積性蛍光体パネルの使用不可能領域を知る
ことのできるる放射線画像読取装置用カセッテ、放射線
画像読取装置及び放射線画像読取方法を提供する。 【解決手段】 このカセッテは、蓄積性蛍光体パネルに
ついて画像情報の消去が必要であることを表示する表示
手段24,25を備える。また、カセッテが、蓄積性蛍
光体パネルにおいて使用不可能領域を示す表示手段を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄積性蛍光体パネ
ルに記憶された放射線画像の読み取りを行い、ディジタ
ル信号に変換して画像表示したり記憶する放射線画像の
読取装置、読取方法、及び蓄積性蛍光体パネルを収納し
前記読取装置に用いられるカセッテに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、診察等の目的で蓄積性蛍光体パネ
ルを収納したカセッテを撮影装置に装填して放射線撮影
を行った後、このカセッテを撮影装置から取り出してか
ら装填して蓄積性蛍光体パネルに記録された放射線画像
をディジタル信号に変換して読み取るようにした放射線
画像の読取装置が知られている。
【0003】このような放射線画像読取装置で使用され
る蓄積性蛍光体パネルは、画像情報の読み取りが終了す
ると、その画像情報を消去し、次の放射線撮影に供され
る、というように繰り返して使用される。
【0004】ところが、放射線撮影によっては蓄積性蛍
光体パネルに対する放射線量が大きい場合があるが、こ
のような場合、画像情報を消去した後に、時間の経過と
ともにその画像情報が再び現れる現象があるため、その
蓄積性蛍光体パネルについて再消去の実施が必要であ
る。しかし、放射線撮影の撮影技師等の装置の使用者に
は、カセッテに収納された蓄積性蛍光体パネルについて
再消去が必要であるか否かが分からないため、再消去が
必要であるにも拘わらず再消去を実施しないで次の放射
線撮影を行うおそれが生じてしまう。
【0005】また、蓄積性蛍光体パネルについて画像情
報の消去を行ってから、直ぐに次の放射線撮影を行えば
問題がない場合でも、時間が経過すると、外部の放射線
が蓄積されて撮影画像に悪影響を及ぼすおそれがある。
【0006】また、蓄積性蛍光体パネルに傷ができたり
塵等が付着すると、その部分では画像情報の読み取りが
できなくなる場合があるが、このような画像情報の読み
取りが不可能な部分が例えば狭い境域に限られている場
合でもその蓄積性蛍光体パネルを廃棄し、新たな蓄積性
蛍光体パネルを使用するとすると、コスト高になり、ま
た資源の浪費ともなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、蓄積
性蛍光体パネルを収納するカセッテにおいてその蓄積性
蛍光体パネルについて画像情報の消去が必要であるか否
かを知ることのできる放射線画像読取装置用カセッテ、
放射線画像読取装置及び放射線画像読取方法を提供する
ことである。
【0008】また、蓄積性蛍光体パネルについて画像情
報の消去をしてからどの程度の時間が経過したかを知る
ことのできる放射線画像読取装置用カセッテを提供する
ことである。
【0009】また、蓄積性蛍光体パネルにおける傷や塵
等による使用不可能領域を検出し、その領域を表示し、
使用可能な領域で使用を継続できるようにした放射線画
像読取装置用カセッテ及び放射線画像読取装置を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、放射線画像の記録された蓄積性蛍光
体パネルを収納したカセッテを装填し、この装填された
カセッテから引き出した前記蓄積性蛍光体パネルから画
像情報を読み取るとともに、前記蓄積性蛍光体パネルに
記録された画像情報を消去するように構成した放射線画
像読取装置に用いられる前記カセッテであって、前記蓄
積性蛍光体パネルについて画像情報の消去に関する情報
を表示する表示手段を備えることを特徴とする放射線画
像読取装置用カセッテである。
【0011】本発明によれば、蓄積性蛍光体パネルにつ
いて画像情報の消去に関する情報がカセッテに表示され
るから、使用者は例えば画像情報の消去が必要かどうか
等を知ることができる。このため、蓄積性蛍光体パネル
について消去が必要な場合は、消去を確実に行ってか
ら、放射線撮影をすることができる。
【0012】また、前記表示手段がカセッテ表面に付さ
れたマークを備えるようにできる。また、前記表示手段
がカセッテ表面に設けられた表示部を備えるようにでき
る。
【0013】
【0013】また、上述の表示手段には、前記蓄積性蛍
光体パネルについて画像情報の消去が必要であることを
表示することができ、これにより、使用者はその蓄積性
蛍光体パネルにつき画像消去が必要であることを知るこ
とができ、消去を確実に実施してから、次の放射線撮影
を行うことができる。
【0014】また、前記蓄積性蛍光体パネルにおいて画
像情報の消去が必要である領域を前記表示手段に分割し
て表示するようにできる。これにより、画像情報の消去
が部分的に必要な場合、その領域のみ消去を行うことが
できる。
【0015】また、前記放射線画像読取装置が前記装填
されたカセッテに収納される前記蓄積蛍光体パネルにつ
いて画像情報の消去が必要であるか否かを判断し、消去
が必要であるとき前記表示部に表示するようにできる。
これにより、蓄積性蛍光体パネルについて画像情報の消
去が必要であるか否かを判断でき、消去が必要な場合、
カセッテにその旨を表示できる。
【0016】また、前記放射線画像読取装置が前記蓄積
蛍光体パネルについて画像情報の消去を行い、その後再
び消去が必要であるときに前記表示部に表示するように
できる。これにより、例えば、放射線撮影において放射
線量が大きい場合、再消去が必要か否かが分かり、再消
去を実施してから放射線撮影を行うことができる。
【0017】また、前記放射線画像読取装置が、前記蓄
積蛍光体パネルについて画像情報の消去を実施したと
き、前記表示部の表示を消すことまたは消去の終了を表
示することができる。これにより、使用者は、消去が行
われたことを確実に知ることができ、次の放射線撮影に
そのカセッテを利用することができる。
【0018】また、前記消去が実施されたとき、この消
去実施時からの時間経過を前記表示部に表示するように
できる。これにより、消去実施時からの経過時間が分か
るため、外部放射線が蓄積されて撮影画像に影響を及ぼ
すような状態であるか否かを判断でき、経過時間が所定
時間を経過していた場合には、再消去を行うこと等が可
能となる。例えば、消去実施時からの時間経過を液晶ま
たは色変化により表示するような構成にできる。
【0019】また、前記放射線画像読取装置用カセッテ
において蓄積性蛍光体パネルについての画像情報の消去
に関する情報を記憶する記憶手段を備えるようにでき
る。これにより、カセッテを放射線画像読取装置に装填
したとき、その中に収納されている蓄積性蛍光体パネル
の画像情報に消去に関する情報を知ることができる。こ
の情報としては、例えば画像情報の消去が必要であるこ
と、消去が実施されたこと、または消去実施時期等があ
る。そして、画像情報の消去が必要である場合や消去実
施からの経過時間が所定時間以上である場合には、消去
を実施させることができる。
【0020】また、第2の発明は、放射線画像の記録さ
れた蓄積性蛍光体パネルを収納したカセッテを装填し、
この装填されたカセッテから引き出した前記蓄積性蛍光
体パネルから画像情報を読み取るとともに、前記蓄積性
蛍光体パネルに記録された画像情報を消去するように構
成した放射線画像読取装置において、前記カセッテ内に
収納される前記蓄積性蛍光体パネルについて画像情報の
消去が必要であるか否かを判断する判断手段を備え、前
記画像情報の消去が必要であるとき前記カセッテに備え
る表示部に表示させることを特徴とする放射線画像読取
装置である。
【0021】本発明によれば、蓄積性蛍光体パネルにつ
いて画像情報の消去が必要であるかを判断でき、消去が
必要なときにそのカセッテの表示部に表示できるので、
使用者は画像情報の消去が必要かどうかを知ることがで
きる。このため、蓄積性蛍光体パネルについて消去が必
要な場合は、消去を確実に行ってから、放射線撮影をす
ることができる。
【0022】また、前記判断手段は、前記蓄積性蛍光体
パネルに照射された放射線量に基づいて判断するように
できる。これにより、例えば放射線量が大きい場合に、
蓄積性蛍光体パネルについて再消去を行わないまま、次
の放射線撮影を行うようなことを防止できる。
【0023】また、前記蓄積性蛍光体パネルについての
画像情報の消去の状態を表示する表示手段を備えるよう
にできる。これにより、再消去が必要である等を知るこ
とができる。
【0024】また、第3の発明は、放射線画像の記録さ
れた蓄積性蛍光体パネルを収納したカセッテを装填し、
この装填されたカセッテから引き出した前記蓄積性蛍光
体パネルから画像情報を読み取るとともに、前記蓄積性
蛍光体パネルに記録された画像情報の消去を実行する放
射線画像読取方法において、前記蓄積性蛍光体パネルか
ら画像情報を読み取るステップと、前記蓄積性蛍光体パ
ネルに記録された画像情報を消去するステップと、前記
画像情報の消去が再び必要であるか否か判断するステッ
プと、前記再消去が必要であるとき、再消去が必要であ
ることを前記カセッテの表示部に表示させるステップと
を備える放射線画像読取方法である。
【0025】本発明によれば、蓄積性蛍光体パネルに記
録された画像情報を消去した後、更に再消去が必要か否
かが分かるため、この再消去の表示をカセッテの表示部
に行わせることが可能となる。
【0026】また、第4の発明は、放射線画像の記録さ
れた蓄積性蛍光体パネルを収納したカセッテを装填し、
この装填されたカセッテから引き出した前記蓄積性蛍光
体パネルから画像情報を読み取るとともに、前記蓄積性
蛍光体パネルに記録された画像情報の消去を実行する放
射線画像読取方法において、前記蓄積性蛍光体パネルか
ら画像情報を読み取るステップと、前記蓄積性蛍光体パ
ネルに記録された画像情報を消去するステップと、前記
画像情報の消去が再び必要であるか否か判断するステッ
プと、前記再消去が必要であるとき、再消去が必要であ
ることを前記カセッテの記憶部に記憶するステップとを
備える放射線画像読取方法である。
【0027】本発明によれば、蓄積性蛍光体パネルにつ
いて再消去の必要が分かり、この再消去必要の情報をカ
セッテの記憶部に記憶させることができるため、必要に
応じて後にその情報を取り出して、再消去を行うことが
できる。
【0028】また、前記放射線画像読取方法を実行する
装置に再消去が必要であることを表示させるステップを
更に備えるようにできる。
【0029】また、前記蓄積性蛍光体パネルについて画
像情報の再消去を実行してからの時間経過を前記カセッ
テに表示させるようにできる。
【0030】また、第5の発明は、放射線画像の記録さ
れた蓄積性蛍光体パネルを収納したカセッテを装填し、
この装填されたカセッテから引き出した前記蓄積性蛍光
体パネルから画像情報を読み取るように構成した放射線
画像読取装置に用いられる前記カセッテであって、前記
蓄積性蛍光体パネルについて画像記録が可能である領域
または画像記録が不可能である領域を表示する表示手段
を備えることを特徴とする放射線画像読取装置用カセッ
テである。
【0031】本発明によれば、使用者が蓄積性蛍光体パ
ネルの使用不可能部分を知ることができ、使用可能部分
において新たな放射線撮影が可能となるから、その蓄積
性蛍光体パネルを破棄しないで済み、使用を続けること
ができる。
【0032】また、前記表示手段がカセッテ表面に付さ
れたマークを備えるようにできる。また、前記表示手段
がカセッテ表面に設けられた表示部を備えるようにでき
る。
【0033】また、カセッテにおいて前記蓄積性蛍光体
パネルにおける前記画像記録可能領域または画像記録不
可能領域に関する情報を記憶する記憶手段を備えるよう
にできる。これにより、カセッテを放射線画像読取装置
に装填し、装置に蓄積性蛍光体パネルの使用不可能領域
に関する情報を入力することが可能となる。
【0034】前記表示手段は、前記蓄積性蛍光体パネル
における前記画像記録可能領域または画像記録不可能領
域を分割して表示するようにできる。これにより、使用
者が使用可能(不可能)領域を知ることができる。
【0035】また、第6の発明は、放射線画像の記録さ
れた蓄積性蛍光体パネルを収納したカセッテを装填し、
この装填されたカセッテから引き出した前記蓄積性蛍光
体パネルから画像情報を読み取るように構成した放射線
画像読取装置において、前記蓄積性蛍光体パネルについ
て画像記録が不可能である領域を検出する検出手段を備
えることを特徴とする放射線画像読取装置である。
【0036】本発明によれば、蓄積性蛍光体パネルの使
用不可能領域を知ることができ、使用可能領域を使用し
て放射線撮影を実行することができる。
【0037】また、前記検出された画像領域不可能領域
を前記カセッテに備えた表示部に表示させるようにでき
る。また、前記検出された画像領域不可能領域を前記カ
セッテに備えた記憶部に記憶させるようにできる。
【0038】
【発明の実施の形態】〈第1の実施の形態〉以下、本発
明による第1の実施の形態について図面を用いて説明す
る。図1は本実施の形態による放射線画像読取装置の概
略的な構成を示す図、図2(a),(b)は同装置に装
填されるカセッテの平面図、及び図3(a),(b)は
蓄積性蛍光体パネルについて画像情報の再消去が必要で
あるか否かの判断手段を説明するための図である。
【0039】図1の放射線画像読取装置1は、蓄積性蛍
光体パネル21a〜21dを収納したカセッテ22a〜
22dがそれぞれ装填されるカセッテ装填部10,CR
Tに各種の情報を表示する表示装置80,装置全体の制
御を行う制御部100,カセッテ22a〜22dから取
り出された蓄積性蛍光体パネル21a〜21dを搬送す
る搬送系120,カセッテ蓄積性蛍光体パネル21a〜
21dから画像の読み取りを行う画像読取部62,及び
画像読取部62で読み取られた画像信号について画像処
理を行う画像処理部130を備える。
【0040】カセッテ装填部10は、プレート状の蓄積
性蛍光体パネル21a〜21dをそれぞれ収納した複数
のカセッテ22a〜22dを装置1内に装填可能なよう
に設けられた横方向に細長の複数のスロット11a〜1
1dと、スロット11a〜11dにやや斜め上方から装
填された各カセッテ22a〜22dを保持するとともに
スロット11a〜11dからの光を遮断するための各一
対の遮光ローラ12a〜12dと、カセッテ22a〜2
2dがスロット11a〜11dから所定位置まで押し込
まれたときにその先端が当接してカセッテの位置規制を
行うストッパ部15a〜15dとを備える。
【0041】各遮光ローラ12a〜12dは、カセッテ
の幅よりもやや長く形成され、ばね等の付勢手段13a
〜13dにより互いに近づく方向に付勢されており、ま
たストッパ14a〜14dにより互いに若干離間してカ
セッテ挿入が容易となるように構成されている。各遮光
ローラ12a〜12dは付勢手段13a〜13dにより
各カセッテに対し密着状態とされ、スロット11a〜1
1dからの光を遮断して遮光状態とすることができる。
【0042】蓄積性蛍光体パネル21a〜21dを収納
するカセッテ22a〜22dは、矩方体状に構成され、
蓋部を有する。各カセッテ22a〜22dは同様の構成
であるので、カセッテ22aを説明すると、カセッテ2
2aの蓋部23aは制御部100により制御される蓋開
閉手段101によりその開閉が制御される。ストッパ部
15aの近傍にはローラ40を保持したローラ支持アー
ム41が配置されており、蓋部23aがそのロック状態
が解除されて開かれると、制御部100により制御され
るローラ駆動手段103により、ローラ支持アーム41
が矢印B方向にカセッテ22a内に向けて移動し、ロー
ラ40がカセッテ22a内の蓄積性蛍光体パネル21a
に接したところで停止するようになっている。これによ
り、カセッテ22aから蓄積性蛍光体パネル21aを取
り出し、またカセッテ22a内に再収納することができ
る。なお、カセッテ22a〜22dには、それぞれサイ
ズの異なる蓄積性蛍光体パネルを収納することができる
【0043】蓄積性蛍光体パネル21a〜21dは可撓
性の樹脂等からなる基体上に輝尽性蛍光体層を有し、こ
の輝尽性蛍光体層は、基体上に例えば気相堆積法や塗布
法により形成することができる。別の放射線撮影装置に
おいて放射線発生源から被写体を介して蓄積性蛍光体パ
ネル21a〜21dに放射線を照射した際に、輝尽性蛍
光体層は、放射線発生源からの照射放射線量に対する被
写体の放射線透過率分布に従ったエネルギーを蓄積して
潜像を画像情報として形成する。なお、輝尽性蛍光体層
は、環境による悪影響及び損傷を防止するために保護部
材によって遮蔽または被覆されている。
【0044】搬送系120は、蓄積性蛍光体パネルを移
動するために、各カセッテ22a〜22dに対応した位
置に配置された搬送ローラ群30a〜30dと、画像読
取部62に向けて配置され、多数のローラにより駆動さ
れる搬送ベルト47a,47b,47cとを備える。搬
送ベルト47a,47b,47cは、多数のローラ1
8,19,20によりそれぞれ駆動され、ローラ18,
19,20はモータ等の回転駆動手段(図示省略)によ
り回転駆動される。各搬送ローラ群30a〜30dは同
様の構成であるので、搬送ローラ群30aを例にして説
明すると、搬送ローラ群30aは、カセッテ22aの後
端の近傍に配置された搬送ローラ対16aと、搬送ベル
ト47a,47bの上端部49近傍に設けられた搬送ロ
ーラ対17aの上方に配置された搬送ローラ対16bと
を備える。各搬送ローラ対16a,16b,17で蓄積
性蛍光体パネル22を挟みながら搬送する。搬送ベルト
47a,47b、47cは、ゴム等の粘着性を有するベ
ルトから構成され、蓄積性蛍光体パネル上に付着した塵
やごみ等をベルト側に吸着し、画像情報の読み取り誤差
を防止している。また、搬送ベルト47bの近傍にはク
リーニング手段としてベルト上の塵やごみ等を吹き飛ば
すブロア46a、及び粘着性のあるクリーニングローラ
46bが配置されている。このクリーニング手段によ
り、ベルト上の塵やごみを効果的に除去できる。なお、
このクリーニング手段は、他の搬送ベルト47b、47
cにも設けることができる。
【0045】搬送ベルト47aと搬送ベルト47b、4
7cとの間には、蓄積性蛍光体パネルが通る搬送路48
が形成され、各搬送ベルトの移動により蓄積性蛍光体パ
ネルを搬送する。搬送ベルト47bと47cとの間には
空隙59が形成されており、この空隙59において画像
読み取りが行われる。なお、各搬送ローラ対及び搬送ベ
ルトを移動させるローラは、制御部100により制御さ
れながらモータ等の回転駆動手段(図示省略)により駆
動される。
【0046】画像読取部62は、蓄積性蛍光体パネルに
向けるレーザ光64を励起走査光として発生させる走査
光学系63と、ミラー63a等を介し空隙59を通して
レーザ光64により走査された蓄積性蛍光体パネルで生
じた輝尽性発光による光を光ガイド部材65を介して受
け、光電変換して画像信号Sを得る光電子増倍管等から
なる光検出器66とを備える。画像処理部130では、
画像読取部62で得られた画像信号Sを画像処理してそ
の画像処理情報を制御部100に送る。なお、画像信号
Sを光走査記録装置等の画像再生装置に送って画像再生
をするように構成してもよい。
【0047】制御部100は、メインCPUにより、装
置全体の制御、出力制御、画像管理等を行うとともに、
カセッテ装填部10,搬送系120,画像読取部62,
画像処理部130、蓋開閉手段101,ローラ駆動手段
103等を制御するように構成されている。表示装置8
0では、画像処理部130で画像処理された画像情報が
そのCRT上に可視像として表示され、また例えば検査
予約や患者登録等の操作、装置各部の状態や設定等の各
表示を行うことができる。また、操作部81は、画像読
み取りのため等の種々の情報を入力するように構成され
ている。
【0048】また、図1に示すように、搬送ベルト47
a,47bの上端部49と搬送ローラ対17aとの間
に、画像消去部60が配置されている。画像消去部60
は、ハロゲンランプ等の光源61を複数備え、そこから
の消去光を蓄積性蛍光体パネルに対し上端部49と搬送
ローラ対17aとの間を通過する間に照射する。これに
より、蓄積性蛍光体パネルに放射線画像読み取り後にも
残存している放射線エネルギを放出させることにより蓄
積性蛍光体パネルの画像情報を消去し、蓄積性蛍光体パ
ネルを新たに放射線画像撮影に供し得る状態とすること
ができる。ところが、例えば、放射線撮影時の放射線量
が大きいため、画像読み取り後に行われた蓄積性蛍光体
パネルについての画像情報の消去動作のみでは、画像消
去が不充分な場合や、画像読み取り後に画像消去が行わ
れない場合等において、後でその蓄積性蛍光体パネルに
つき画像情報の消去動作が再び必要となる。
【0049】次に、本実施の形態によるカセッテの構成
について説明する。図2(a)に示すように、カセッテ
22は、図の横方向端部に蓋部23を備え、その外表面
に、上述のようにその中に収納された蓄積性蛍光体パネ
ルについて画像情報の再消去実施が必要であることを表
示するための再消去実施表示マーク24が付着されてい
る。このマーク24により放射線撮影技師等は、再消去
の実施が必要であることを知ることができる。従って、
蓄積性蛍光体パネルについて再消去が必要であるにも拘
わらず、そのカセッテを新たな放射線撮影に使用してし
まう、といった不具合を未然に防止することができる。
【0050】また、図2(b)に示すカセッテ22は、
その中に収納された蓄積性蛍光体パネルについて画像情
報の再消去実施が必要なことを表示するための表示部2
5をその外表面に設けている。この表示部25は、液晶
表示部やLED発光部等から構成することができ、再消
去の必要なことを文字で表示することができる。また、
表示部25には、再消去を実施してからの経過時間を表
示することができる。この経過時間の表示により、再消
去実施からの時間が所定時間を越え、外部の放射線が蓄
積されて撮影画像に悪影響を及ぼすおそれのある蓄積性
蛍光体パネルを放射線撮影に供した場合の不具合を未然
に防止することができる。なお、この時間表示手段は、
他の手段であってもよく、例えば経過時間を色別に表示
するようにし、所定時間を越えたら赤色表示等をして警
告するようにしてもよい。また、表示部25に画像情報
の消去に関する情報を表示させるため、図1に示すよう
に、放射線画像読取装置1は、制御部100により制御
される表示駆動部102を備えている。なお、この画像
情報の消去に関する情報の入力のため、カセッテ22に
入力部を備えさせてもよい。
【0051】次に、図3により、蓄積性蛍光体パネルに
ついて画像情報の再消去が必要であるか否かの判断手段
について説明する。図3(a)のように、放射線画像の
記録された蓄積性蛍光体パネルの放射線量毎の頻度に基
づいてヒストグラムを作成し、その重心位置を求める。
この重心位置が所定の放射線量以上のときは、放射線量
が多く、その蓄積性蛍光体パネルについて再消去が必要
である、と判断される。この所定の放射線量は、画像情
報を消去した後に、時間の経過とともにその画像情報が
再び現れる現象が生じるような最低の放射線量である。
この重心位置を求め、画像情報の再消去が必要であるか
否かを判断する判断手段の具体例を図3(b)に示す。
図に示す判断手段は、画像処理部130からの画像処理
情報に基づく濃淡信号を放射線量信号として入力し、図
3(a)のようなヒストグラムを求めその重心位置を演
算する演算回路131と、演算回路130からの重心位
置信号に基づいてこの重心位置が所定の放射線量以上に
相当するか否かを判断するコンパレータ132とを備え
る。所定の放射線量以上であるときには、制御部100
にその信号を送り、図2(b)のカセッテ22の表示部
25に再消去の実施が必要であることの表示を行わせ
る。
【0052】以上のような画像読取装置1及びカセッテ
22の動作について、図1に示すカセッテ22aを例に
して説明する。カセッテ22aが装置1のカセッテ装填
部10のスロット11aに装填され、そのカセッテ22
a内に収納された蓄積性蛍光体パネル21aから画像情
報を読み取る指示が操作部81から制御部100に入力
されると、制御部100が蓋開閉手段101を駆動する
信号を送り、カセッテ22aの蓋部23aのロック状態
を解除してから、蓋部23aを回動させて開く。次に、
ローラ駆動手段103を駆動する信号を送り、ローラ支
持アーム41をB方向にローラ40が蓄積性蛍光体パネ
ル21aの表面に接するまで移動させてから、ローラ4
0を反時計方向に回転させることにより、蓄積性蛍光体
パネル21aを搬送ローラ対16aに向けて移動させ
る。そして、蓄積性蛍光体パネル21aは、図1の破線
のように搬送ローラ対16a,16b,17aにより、
図1の下方に向けて搬送され、搬送ベルト47a,47
bの上端部49から搬送ベルト47a,47b,47c
間に形成された搬送路48内に送られ、空隙59に達す
る。
【0053】この空隙59で走査光学系63からのレー
ザ光64が蓄積性蛍光体パネル21a上を図1に紙面垂
直方向に主走査するとともに、搬送ベルト47a,47
b,47cにより図のH方向に副走査される。このよう
なレーザ光の走査により蓄積性蛍光体パネル21aで生
じた輝尽性発光による光を光検出部66で検出し、光電
変換により得られた画像信号Sを画像処理部130に送
り、ここで画像処理をされて表示装置80に可視像が表
示される。
【0054】以上のようにして画像読み取りが終了する
と、蓄積性蛍光体パネル21aは、搬送ベルト47a,
47b,47cを逆方向に移動させることにより、H方
向と逆方向に図の上方に向けて搬送され、搬送ベルトの
上端部49aから上方に出ると、画像消去部60が作動
し、その光源61からの消去光により、その画像情報が
消去される。続いて、蓄積性蛍光体パネル21aは、搬
送ローラ対17a,16b,16aにより、元のカセッ
テ22a内に送り込まれ、ローラ40の時計方向への回
転により、カセッテ22a内に再収納されてから、蓋部
23aが蓋開閉手段101の駆動により閉じられ、ロッ
ク状態とされる。
【0055】また、図3(b)のような判断手段によ
り、蓄積性蛍光体パネル21aについて画像情報の再消
去が必要であることが判断されると、この判断信号が入
力された制御部100が表示駆動部102に信号を送
り、カセッテ21aの表示部25(図2(b)に示す)
に再消去が必要であることを表示させるとともに、表示
装置80にも再消去が必要であることを表示させる。こ
の表示装置80の表示により、放射線撮影技師等は再消
去実施の必要を知ることができ、図2(a)のような再
消去実施表示マーク24をカセッテ21aに付着するこ
とができる。
【0056】次に、カセッテの別の構成を図4に示す。
図4に示すカセッテ220は、図2(b)と同様の表示
部25と、カセッテ220内に収納された蓄積性蛍光体
パネルについての画像情報の消去に関する情報を記憶し
た記憶部26とを備える。この記憶部26には、例えば
カセッテ22内の蓄積性蛍光体パネルについて画像情報
の消去が必要であること、その消去が実施されたこと、
また消去実施時期等を記録しておくことができる。記憶
部26は、例えばテープ状やシート状の磁気記録媒体、
光磁気記録媒体等から構成することができが、他の記録
手段であってもよい。
【0057】カセッテ22の記憶部26に対応して装置
1のカセッテ装填部10には、記憶部26からその記録
情報を読み取りまた情報の記録のため情報を書き込む情
報読取・書込部99が設けられている。この情報読取・
書込部99によりカセッテの記憶部26から再消去に関
する情報を読み取り、また装置1から記憶部26に、例
えば図3(b)に示す判断手段からの情報に基づいて書
き込むことができる。この記憶部26に記録された再消
去に関する情報をそのカセッテ22の表示部25に表示
させることができ、また、装置1のカセッテ装填部10
に装填したとき、記憶部26からその情報を読み取り、
制御部100を介して表示装置80に表示させることも
できる。これにより蓄積性蛍光体パネルについて必要な
再消去を確実に実施することができる。また、表示部2
5や装置の表示装置80に再消去を行った後、その表示
を消したり、再消去が終了したことを表示させるように
してもよい。
【0058】〈第2の実施の形態〉次に、本発明による
第2の実施の形態について図1,図5,図6により説明
する。本実施の形態では、図1に示す放射線画像読取装
置1を同様に用いる。図5(a)に本実施の形態による
カセッテの平面図を示す。このカセッテ221には、そ
の中に収納された蓄積性蛍光体パネルに傷や付着した塵
等が存在し、このため放射線記録が不可能である部分
(使用不可能である部分)を示すマーク27が付着され
ている。マーク27の黒く塗りつぶした部分27aが、
カセッテ221内に収納された蓄積性蛍光体パネルを4
分割した場合に、蓄積性蛍光体パネルの使用不可能な領
域を示す。
【0059】また、図5(b)に示すカセッテ222に
は、蓄積性蛍光体パネルに傷や付着した塵等が存在する
ため、放射線記録が不可能である部分(使用不可能であ
る部分)を示す表示部28が設けられている。表示部2
8の斜線部28aが、カセッテ222内に収納された蓄
積性蛍光体パネルを4分割した場合に、蓄積性蛍光体パ
ネルの使用不可能な領域を示す。以上のような図5
(a),(b)に示すマーク27,表示部28により、
蓄積性蛍光体パネルの使用不可能領域を放射線撮影技師
等が知ることができ、この使用不可能領域を避けて蓄積
性蛍光体パネルを放射線撮影に供することができる。従
って、その一部に使用不可能部分を含んでいても蓄積性
蛍光体パネルを廃棄することなく効率的に使用すること
ができ、好ましい。
【0060】また、図5(b)に示すように、蓄積性蛍
光体パネルの使用不可能領域または使用可能領域を記憶
させる記憶部29をカセッテ222に設けてもよい。こ
の記憶部29は、例えばテープ状やシート状の磁気記録
媒体、光磁気記録媒体等から構成することができるが、
他の記録手段であってもよい。また、装置1のカセッテ
装填部10には、図4と同様に記憶部29からの情報を
読み取り、また使用不可能領域を記憶させるためにその
情報を書き込む情報読取・書込部199を設けている。
この記憶部29に記録された使用不可能領域に関する情
報をそのカセッテ222の表示部28に表示させること
ができ、また、装置1のカセッテ装填部10に装填した
とき、記憶部29からその情報を読み取り、制御部10
0を介して表示装置80に表示させることもできる。こ
れにより蓄積性蛍光体パネルについて使用不可能部分を
知ることができる。なお、カセッテの表示部、記憶部、
装置1側の情報読取・書込部は、第1の実施の形態のも
のと共用するようにしてもよい。また、マーク27,表
示部28には使用可能領域を表示するようにしてもよ
い。
【0061】次に、図6により、蓄積性蛍光体パネルに
おける傷や塵等の部分を検出する検出手段について説明
する。レーザ光が蓄積性蛍光体パネル上を走査すること
により、図6(a)のような出力信号(図1の画像信号
S)が傷や塵等がない場合に得られるとする。一方、図
6(b)のように蓄積性蛍光体パネル上に傷や塵等があ
ると、図のAA部に示すような不連続なピークが出現す
る。図6(c)に示す使用不可能領域の検出手段は、画
像信号Sが入力される微分回路197と、この微分回路
197からの出力信号が入力されその絶対値を所定の値
と比較し、所定の値以上であるときに信号を発生するコ
ンパレータ198とを備える。図6(b)のAA部のよ
うなピークが画像信号Sにあると、微分回路197の出
力信号の絶対値が所定以上の値となり、コンパレータ1
98からの出力信号に基づいて制御部100が蓄積性蛍
光体パネルに傷や塵等が存在し、画像記録を行うことが
できないと判断する。この検出情報を図1の表示駆動部
102を介して図5(a)のカセッテ222の表示部2
8に表示させることができる。また、図5(b)の情報
読取・書込部199を介してカセッテ222の記憶部2
9に記憶させることができる。また、装置1の表示装置
80に表示させることもできる。これにより、放射線撮
影技師等は、カセッテ内の蓄積性蛍光体パネルに使用不
可能部分があることを知ることができる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、蓄積性蛍光体パネルを
収納するカセッテにおいてその蓄積性蛍光体パネルにつ
いて画像情報の消去が必要であるか否かを知ることので
きる放射線画像読取装置用カセッテ、放射線画像読取装
置及び放射線画像読取方法を提供できる。
【0063】また、蓄積性蛍光体パネルについて画像情
報の消去をしてからどの程度の時間が経過したかを知る
ことのできる放射線画像読取装置用カセッテを提供でき
る。
【0064】また、蓄積性蛍光体パネルにおける傷や塵
等による使用不可能領域を検出し、その領域を表示し、
使用可能な領域で使用を継続できるようにした放射線画
像読取装置用カセッテ及び放射線画像読取装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の本実施の形態による放射線画像読取装
置の概略的な構成を示す図である。
【図2】図1に示す装置に装填される第1の実施の形態
におけるカセッテの平面図((a)、(b))である。
【図3】図2に示すカセッテに収納された蓄積性蛍光体
パネルについて画像情報の再消去が必要であるか否かの
判断手段を説明するための放射線量のヒストグラム
(a)、及び判断手段の例を示すブロック図(b)であ
る。
【図4】第1の実施の形態において記憶部を設けたカセ
ッテの平面図である。
【図5】第2の実施の形態におけるカセッテの平面図で
ある((a),(b))。
【図6】第2の実施の形態においてカセッテに収納され
た蓄積性蛍光体パネル上の傷や塵等の存在により使用不
可能部分を検出するための検出手段を説明するために、
画像信号Sの分布を示す図(a)、傷や塵等のため不連
続なピークがある画像信号Sの分布図(b)、及び検出
手段の例を示すブロック図(c)である。
【符号の説明】
1 放射線画像読取装置 10 カセッテ装填部 21a〜21d 蓄積性蛍光体パネル 22a〜22d カセッテ 22,220 カセッテ 24 再消去実施表示マーク(表示手
段) 25 表示部(表示手段) 26 記憶部 99 情報読取・書込部 100 制御部 131 演算回路(判断手段) 132 コンパレータ(判断手段) 221,222 カセッテ 27 使用不可能領域表示マーク(表示
手段) 28 表示部(表示手段) 29 記憶部 199 情報読取・書込部 197 微分回路(検出手段)

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線画像の記録された蓄積性蛍光体パ
    ネルを収納したカセッテを装填し、この装填されたカセ
    ッテから引き出した前記蓄積性蛍光体パネルから画像情
    報を読み取るとともに、前記蓄積性蛍光体パネルに記録
    された画像情報を消去するように構成した放射線画像読
    取装置に用いられる前記カセッテであって、 前記蓄積性蛍光体パネルについて画像情報の消去に関す
    る情報を表示する表示手段を備えることを特徴とする放
    射線画像読取装置用カセッテ。
  2. 【請求項2】 前記表示手段がカセッテ表面に付された
    マークを備える請求項1記載の放射線画像読取装置用カ
    セッテ。
  3. 【請求項3】 前記表示手段がカセッテ表面に設けられ
    た表示部を備える請求項1または2記載の放射線画像読
    取装置用カセッテ。
  4. 【請求項4】 前記表示手段に画像情報の消去が必要で
    あることを表示する請求項1,2または3記載の放射線
    画像読取装置用カセッテ。
  5. 【請求項5】 前記蓄積性蛍光体パネルにおいて画像情
    報の消去が必要である領域を前記表示手段に分割して表
    示する請求項1,2,3または4記載の放射線画像読取
    装置用カセッテ。
  6. 【請求項6】 前記放射線画像読取装置が前記装填され
    たカセッテに収納される前記蓄積蛍光体パネルについて
    画像情報の消去が必要であるか否かを判断し、消去が必
    要であるとき前記表示部に表示する請求項3,4または
    5記載の放射線画像読取装置用カセッテ。
  7. 【請求項7】 前記放射線画像読取装置が前記蓄積蛍光
    体パネルについて画像情報の消去を行い、その後再び消
    去が必要であるときに前記表示部に表示する請求項6記
    載の放射線画像読取装置用カセッテ。
  8. 【請求項8】 前記放射線画像読取装置が、前記蓄積蛍
    光体パネルについて画像情報の消去を実施したとき、前
    記表示部の表示を消すことまたは消去の終了を表示する
    ことを特徴とする請求項3,4,5,6または7記載の
    放射線画像読取装置用カセッテ。
  9. 【請求項9】 前記消去が実施されたとき、この消去実
    施時からの時間経過を前記表示部に表示する請求項3,
    4,5,6または7記載の放射線画像読取装置用カセッ
    テ。
  10. 【請求項10】 前記蓄積性蛍光体パネルについての画
    像情報の消去に関する情報を記憶する記憶手段を備える
    請求項1〜9いずれか記載の放射線画像読取装置用カセ
    ッテ。
  11. 【請求項11】 放射線画像の記録された蓄積性蛍光体
    パネルを収納したカセッテを装填し、この装填されたカ
    セッテから引き出した前記蓄積性蛍光体パネルから画像
    情報を読み取るとともに、前記蓄積性蛍光体パネルに記
    録された画像情報を消去するように構成した放射線画像
    読取装置において、 前記カセッテ内に収納される前記蓄積性蛍光体パネルに
    ついて画像情報の消去が必要であるか否かを判断する判
    断手段を備え、 前記画像情報の消去が必要であるとき前記カセッテに備
    える表示部に表示させることを特徴とする放射線画像読
    取装置。
  12. 【請求項12】 前記判断手段は、前記蓄積性蛍光体パ
    ネルに照射された放射線量に基づいて判断する請求項1
    1記載の放射線画像読取装置。
  13. 【請求項13】 前記蓄積性蛍光体パネルについての画
    像情報の消去の状態を表示する表示手段を備えることを
    特徴とする請求項11または12記載の放射線画像読取
    装置。
  14. 【請求項14】 放射線画像の記録された蓄積性蛍光体
    パネルを収納したカセッテを装填し、この装填されたカ
    セッテから引き出した前記蓄積性蛍光体パネルから画像
    情報を読み取るとともに、前記蓄積性蛍光体パネルに記
    録された画像情報の消去を実行する放射線画像読取方法
    において、 前記蓄積性蛍光体パネルから画像情報を読み取るステッ
    プと、 前記蓄積性蛍光体パネルに記録された画像情報を消去す
    るステップと、 前記画像情報の消去が再び必要であるか否か判断するス
    テップと、 前記再消去が必要であるとき、再消去が必要であること
    を前記カセッテの表示部に表示させるステップと、を備
    える放射線画像読取方法。
  15. 【請求項15】 放射線画像の記録された蓄積性蛍光体
    パネルを収納したカセッテを装填し、この装填されたカ
    セッテから引き出した前記蓄積性蛍光体パネルから画像
    情報を読み取るとともに、前記蓄積性蛍光体パネルに記
    録された画像情報の消去を実行する放射線画像読取方法
    において、 前記蓄積性蛍光体パネルから画像情報を読み取るステッ
    プと、 前記蓄積性蛍光体パネルに記録された画像情報を消去す
    るステップと、 前記画像情報の消去が再び必要であるか否か判断するス
    テップと、 前記再消去が必要であるとき、再消去が必要であること
    を前記カセッテの記憶部に記憶するステップと、を備え
    る放射線画像読取方法。
  16. 【請求項16】 前記放射線画像読取方法を実行する装
    置に再消去が必要であることを表示させるステップを更
    に備える請求項15または16記載の放射線画像読取方
    法。
  17. 【請求項17】 前記蓄積性蛍光体パネルについて画像
    情報の再消去を実行してからの時間経過を前記カセッテ
    に表示させる請求項14,15または16記載の放射線
    画像読取方法。
  18. 【請求項18】 放射線画像の記録された蓄積性蛍光体
    パネルを収納したカセッテを装填し、この装填されたカ
    セッテから引き出した前記蓄積性蛍光体パネルから画像
    情報を読み取るように構成した放射線画像読取装置に用
    いられる前記カセッテであって、 前記蓄積性蛍光体パネルについて画像記録が可能である
    領域または画像記録が不可能である領域を表示する表示
    手段を備えることを特徴とする放射線画像読取装置用カ
    セッテ。
  19. 【請求項19】 前記表示手段がカセッテ表面に付され
    たマークを備える請求項18記載の放射線画像読取装置
    用カセッテ。
  20. 【請求項20】 前記表示手段がカセッテ表面に設けら
    れた表示部を備える請求項18または19記載の放射線
    画像読取装置用カセッテ。
  21. 【請求項21】 前記蓄積性蛍光体パネルにおける前記
    画像記録可能領域または画像記録不可能領域に関する情
    報を記憶する記憶手段を備える請求項18,19または
    20記載の放射線画像読取装置用カセッテ。
  22. 【請求項22】 前記表示手段は、前記蓄積性蛍光体パ
    ネルにおける前記画像記録可能領域または画像記録不可
    能領域を分割して表示する請求項18,19,20また
    は21記載の放射線画像読取装置用カセッテ。
  23. 【請求項23】 放射線画像の記録された蓄積性蛍光体
    パネルを収納したカセッテを装填し、この装填されたカ
    セッテから引き出した前記蓄積性蛍光体パネルから画像
    情報を読み取るように構成した放射線画像読取装置にお
    いて、 前記蓄積性蛍光体パネルについて画像記録が不可能であ
    る領域を検出する検出手段を備えることを特徴とする放
    射線画像読取装置。
  24. 【請求項24】 前記検出された画像領域不可能領域を
    前記カセッテに備えた表示部に表示させる請求項23記
    載の放射線画像読取装置。
  25. 【請求項25】 前記検出された画像領域不可能領域を
    前記カセッテに備えた記憶部に記憶させる請求項23ま
    たは24記載の放射線画像読取装置。
JP16780098A 1998-06-02 1998-06-02 放射線画像読取装置用カセッテ、放射線画像読取装置 及び放射線画像読取方法 Pending JPH11344784A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16780098A JPH11344784A (ja) 1998-06-02 1998-06-02 放射線画像読取装置用カセッテ、放射線画像読取装置 及び放射線画像読取方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16780098A JPH11344784A (ja) 1998-06-02 1998-06-02 放射線画像読取装置用カセッテ、放射線画像読取装置 及び放射線画像読取方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11344784A true JPH11344784A (ja) 1999-12-14

Family

ID=15856351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16780098A Pending JPH11344784A (ja) 1998-06-02 1998-06-02 放射線画像読取装置用カセッテ、放射線画像読取装置 及び放射線画像読取方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11344784A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011112922A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Canon Inc 放射線撮影装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011112922A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Canon Inc 放射線撮影装置
CN102667620A (zh) * 2009-11-27 2012-09-12 佳能株式会社 放射线摄像设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002139807A (ja) 表示装置、表示方法及び画像処理システム
JP3275934B2 (ja) 放射線画像読取装置
JPH11344784A (ja) 放射線画像読取装置用カセッテ、放射線画像読取装置 及び放射線画像読取方法
US7507974B1 (en) Glass cassette for scanning imaging plates
JPH11344782A (ja) 放射線画像読取装置及び放射線画像読取方法
JPS6197646A (ja) 放射線画像情報記録再生方法
JPH11344785A (ja) 蓄積性蛍光体パネルを収納するカセッテ及び放射線画像 読取装置
JPH01107739A (ja) 放射線画像診断装置
JPH0968765A (ja) 放射線画像読取装置
JP2903278B2 (ja) カセッテ
JP2596845B2 (ja) 蓄積性蛍光体シート用カセッテおよび蓄積性蛍光体シート供給収納機構
JPS6321644A (ja) X線用カセツテ
JPH11311848A (ja) 放射線画像消去装置、蓄積性蛍光パネル、ケース、放射線画像消去方法及び放射線画像読取装置
JPH11344780A (ja) 放射線画像読取装置及び放射線画像読取方法
JP3731342B2 (ja) 医用画像処理方法及びシステム
JPH11344781A (ja) 放射線画像読取装置
JP3573547B2 (ja) 画像再生装置
JP2952442B2 (ja) カセッテセット装置
JPH11271894A (ja) 放射線画像記録読取装置用カセッテ及び放射線画像記録 読取装置
JP2000275763A (ja) 蓄積性蛍光体シート用カセッテおよびそのid認識構造
JPS6355536A (ja) 蓄積記録媒体
JPH0968766A (ja) 放射線画像読取装置
JPH05333456A (ja) 蓄積性蛍光体シートの搬送装置
JP2000338616A (ja) 画像情報読取装置
JPH0473769B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060106

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060117

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060523

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02