JPH11344668A - 投影レンズ装置および投写型表示装置 - Google Patents

投影レンズ装置および投写型表示装置

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JPH11344668A
JPH11344668A JP10153367A JP15336798A JPH11344668A JP H11344668 A JPH11344668 A JP H11344668A JP 10153367 A JP10153367 A JP 10153367A JP 15336798 A JP15336798 A JP 15336798A JP H11344668 A JPH11344668 A JP H11344668A
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JP
Japan
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lens
lens group
projection
light
lens device
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JP10153367A
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English (en)
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Masaru Kawabata
大 河端
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コスト化を図りつつ、装置の小型化および
高性能化を図る。 【解決手段】 投影レンズ装置3の光学系は、緑色用の
CRTの分光特性を考慮した構成がなされている。レン
ズ群E1 では、球面収差を含む主要な収差の補正を行
う。例えば、レンズL1 は、弓形をなした非球面で形成
されており、球面収差の低減に大きく寄与する。レンズ
群E2 は、投影レンズ装置3の光学系に必要とされる主
要な光屈折力を有しており、入射する光線を大きく屈折
させる。レンズ群E3 では、主としてレンズ群E2 で生
じる像面湾曲の補正を行う。また、レンズ群E3 では、
レンズ群E1 およびレンズ群E2 において補正しきれな
い球面収差やコマ収差等の残存収差の補正を行う。レン
ズ群E1 およびレンズ群E3 は、ほぼ全ての面が非球面
で構成されており、互いのレンズ群の非球面の作用によ
り、互いのレンズ群に生ずる収差を相殺して良好に打ち
消す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像を投影するた
めの投影レンズ装置および投写型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】投写型表示装置は、CRT(陰極線管)
等から発せられた映像表示の基本となる小さい映像の光
を、投影レンズによってスクリーンに拡大投影して表示
する装置である。この投写型表示装置のより具体的な例
としては、スクリーンの後ろ側から映像を投影する方式
のリアプロジェクションテレビジョン(以下、「リアプ
ロジェクションTV」という。)と呼ばれるものがあ
る。
【0003】リアプロジェクションTVは、例えば、映
像が投影されるスクリーンと、このスクリーンに投影す
べき映像に対応する光を発する赤、緑、青色用の3つの
CRTと、この各色用のCRTのそれぞれに対応して設
けられた各色用の投影レンズ装置と、投影レンズからの
投影光をスクリーンに導く反射ミラーとを備えて構成さ
れている。投影レンズ装置は、各色用のCRTのそれぞ
れの前面に取り付けられるようになっている。このリア
プロジェクションTVでは、各色用のCRTから発せら
れた各色光が、投影レンズ装置および反射ミラーを経て
スクリーン上に合成され、映像として表示される。
【0004】なお、リアプロジェクションTVに用いら
れる各色用のCRTのうち、一般的に映像の表示に最も
影響を与える支配的なCRTは、緑色用のCRTとなっ
ている。すなわち、リアプロジェクションTVでは、緑
色用のCRTからの光強度が他色用のCRTに比較して
大きく設定されている場合が多い。この緑色用のCRT
は、e線(546nm)付近で最も高い光強度を有する
と共に、その波長域が400nm台〜700nm台と幅
の広い分光特性を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リアプロジ
ェクションTVでは、装置の性能として映像表示の解像
度の向上や明るさの向上を図ることが求められる他、装
置の構成として大画面化や小型化を図ることが求められ
る。また、このような要求を満足するために、リアプロ
ジェクションTVに適用される投影レンズ装置では、光
学系の解像度の向上や大口径化の他、光学系の短縮化
(焦点距離の短縮化)や高画角化が要求される。ここ
で、光学系の大口径化はリアプロジェクションTVの明
るさの向上に必要とされ、光学系の短縮化は小型化のた
めに必要とされる。また、光学系の高画角化は、大画面
化を図るために必要とされる。なお、当然のことなが
ら、リアプロジェクションTVとその投影レンズ装置の
構成は、低コスト化が図られていることが望ましい。
【0006】このように、投影レンズ装置に関しては、
リアプロジェクションTVの高性能化等の要求に伴い、
上記のような種々の要求を満足することが必要とされて
いるが、従来の投影レンズ装置は、この要求に十分対応
できておらず、装置の改善が必要であるという問題があ
った。
【0007】なお、投影レンズ装置は、前述のように各
色用のCRTのそれぞれに取り付けられるものである
が、その光学系の実質的な構成が、コスト等の関係で各
色で共通であることが多い。このため、従来の投影レン
ズ装置では、主として、各色の中心となるe線付近の波
長の光に対して上記のような種々の要求を満足させるよ
うに光学系の設計を行っている。しかしながら、前述の
ようにリアプロジェクションTVでは、一般的に緑色用
のCRTからの光の影響が大きいので、この緑色用のC
RTの分光特性を考慮した形で投影レンズ装置の設計を
行うことが望ましい。ところが、従来ではこのような分
光特性を考慮した投影レンズ装置の設計はなされていな
かった。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、低コスト化を図りつつ、装置の小型
化および高性能化を図ることができる投影レンズ装置お
よび投写型表示装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による投影レンズ
装置は、映像の投影側に配置され、少なくとも1つの面
が非球面であるレンズを有すると共に、球面収差を含む
主要な収差の補正を行う第1のレンズ群と、この第1の
レンズ群に対して光源側に配置され、レンズ装置に必要
とされる主要な光屈折力を有する第2のレンズ群と、こ
の第2のレンズ群に対して光源側に配置され、少なくと
も1つの面が非球面形状であるレンズを有すると共に、
収差の補正として少なくとも像面湾曲の補正を行う第3
のレンズ群とを備えたものである。
【0010】また、本発明による投写型表示装置は、全
体が陰極線管の光の発光側に配置されると共に、陰極線
管からの光をスクリーンに投影するための投影レンズ装
置が、映像の投影側に配置され、少なくとも1つの面が
非球面であるレンズを有すると共に、球面収差を含む主
要な収差の補正を行う第1のレンズ群と、この第1のレ
ンズ群に対して光の発光側に配置され、レンズ装置に必
要とされる主要な光屈折力を有する第2のレンズ群と、
この第2のレンズ群に対して光の発光側に配置され、少
なくとも1つの面が非球面形状であるレンズを有すると
共に、収差の補正として少なくとも像面湾曲の補正を行
う第3のレンズ群とを備えるように構成したものであ
る。
【0011】本発明による投影レンズ装置では、少なく
とも1つの面が非球面であるレンズを有する第1のレン
ズ群によって、球面収差を含む主要な収差の補正が行わ
れる。また、第1のレンズ群に対して光源側に配置され
た第2のレンズ群に、レンズ装置に必要とされる主要な
光屈折力が配分される。更に、第2のレンズ群に対して
光源側に配置され、少なくとも1つの面が非球面形状で
あるレンズを有する第3のレンズ群によって、収差の補
正として少なくとも像面湾曲の補正が行われる。
【0012】また、本発明による投写型表示装置では、
レンズ装置全体が陰極線管の光の発光側に配置された投
影レンズ装置によって、陰極線管からの光がスクリーン
に投影される。投影レンズ装置のうち、少なくとも1つ
の面が非球面であるレンズを有する第1のレンズ群によ
って、球面収差を含む主要な収差の補正が行われる。ま
た、第1のレンズ群に対して光源側に配置された第2の
レンズ群に、レンズ装置に必要とされる主要な光屈折力
が配分される。更に、第2のレンズ群に対して光源側に
配置され、少なくとも1つの面が非球面形状であるレン
ズを有する第3のレンズ群によって、収差の補正として
少なくとも像面湾曲の補正が行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施の形態に係る投影
レンズ装置を含む投写型表示装置としてのリアプロジェ
クションTVの概略を示す説明図である。リアプロジェ
クションTV10は、映像が拡大投影されるスクリーン
1と、スクリーン1に投影すべき映像の基となる光を発
する光源としての機能を持つCRT部2と、全体がCR
T部2の光の発光側に配置されると共に、CRT部2か
らの光をスクリーン1に拡大投影するための投影レンズ
装置3と、投影レンズ装置3からの投影光をスクリーン
1に導く反射ミラー4とを備えている。これらのリアプ
ロジェクションTV10の各構成要素は、筐体5の内部
に収納されている。
【0015】CRT部2は、図示しないが、赤色用、緑
色用、青色用の3つのCRTを有している。CRT部2
の各色用のCRTのそれぞれの前面、すなわち、各色用
のCRTの光の発光側には、各色用の投影レンズ装置3
がCRTと一体的に取り付けられて配置されている。C
RT部2を構成する各色用のCRTのうち、緑色用のC
RTは、他色用のCRTに比較して光強度が大きく設定
されており、映像の表示に最も影響を与える支配的なC
RTとなっている。
【0016】図13は、CRT部2を構成する各色用の
CRTのうち、緑色用のCRTの分光特性を示す特性図
であり、縦軸が強度(%)を示し、横軸が波長(nm)
を示している。この図に示したように、緑色用のCRT
は、e線(546nm)付近で最も高い光強度を有する
と共に、その波長域が400nm台〜700nm台と幅
の広い分光特性を有している。
【0017】なお、投影レンズ装置3は、各色用のCR
Tのそれぞれの前面に取り付けられるものであるが、本
実施の形態では、投影レンズ装置3の光学系の実質的な
構成が、各色用で共通となっている。投影レンズ装置3
は、各色用で共通の構成を実現するために、各色用のC
RTのうち支配的なCRTである緑色用のCRTの分光
特性に合わせて設計されている。
【0018】図2は、投影レンズ装置3の光学系の一構
成例を示す説明図である。この図は、投影レンズ装置3
の光学系の光軸を含む断面図に相当するものであり、図
中の符号S1 〜S14は、各レンズの面番号を示してい
る。また、図では、光学系の各構成要素が示されている
と共に、光学系を通過する複数の光線群が同時に示され
ている。投影レンズ装置3は、CRT部2のCRTの前
面のフェースプレートに対応するガラス部G2に、冷却
部G1 を介して一体的に取り付けられている。冷却部G
1 は、CRTの蛍光面(S14)等に生じる温度上昇を低
減するためのものであり、内部に冷却液が満たされてい
る。投影レンズ装置3の光学系は、投影側から順に、レ
ンズ群E1 、レンズ群E2 およびレンズ群E3 が配置さ
れて構成されている。なお、冷却部G1 とガラス部G2
は、構成材料が所定の屈折率を有すると共に、形状が平
面ではないため、所定の屈折力を有している。そのた
め、レンズ群E1 、レンズ群E2 およびレンズ群E
3 は、この冷却部G1 とガラス部G2 の屈折力を考慮し
た光学設計がなされている。なお、レンズ群E1 、レン
ズ群E2 およびレンズ群E3 が、それぞれ本発明におけ
る第1のレンズ群、第2のレンズ群および第3のレンズ
群に相当する。
【0019】レンズ群E1 は、レンズの両面(S1 ,S
2 )が共に中央部分が投影側に凸形状をなしたレンズL
1 と、レンズの両面(S3 ,S4 )が共に中央部分が投
影側に凹形状をなしたレンズL2 とから構成されてい
る。レンズ群E2は、レンズの一方の面S5 が投影側に
凸形状をなし,他方の面S6 が投影側に凹形状をなした
両凸形状のレンズL3 から構成されている。レンズ群E
3 は、レンズの一方の面S7 の中央部分が投影側に凹形
状をなし,他方の面S8 の中央部分が投影側に凸形状を
なしたレンズL4 と、レンズの両面(S9 ,S10)が共
に中央部分が投影側に凹形状をなしたL5 と、レンズの
両面(S11,S12)が共に投影側に凹形状をなしたメニ
スカス形状のレンズL6 とから構成されている。レンズ
群E1 の各レンズは、すべての面に非球面が用いられて
いる。レンズ群E3 の各レンズは、レンズL6 の一方の
面S11を除くすべての面に非球面が用いられている。
【0020】レンズ群E1 およびレンズ群E3 は、例え
ば、レンズ材としてアクリル樹脂の一つであるPMMA
(ポリメチルメタクリレート)が用いられている。PM
MAは、非球面の形成を行い易く、且つ安価な材料であ
るので、レンズ群E1 およびレンズ群E3 における非球
面を低コストで形成することができ、装置のコスト低減
を図ることができる。レンズ群E2は、例えば、レンズ
材として安価なBACD5(HOYA(株)製ガラス)
が用いられている。なお、各レンズのレンズ材は、上記
のものに限定されるものではなく、他のレンズ材であっ
てもよい。但し、レンズ群E1 およびレンズ群E3 は、
非球面の形成を行い易いアクリル材料等によるプラスチ
ックレンズで構成されていることが望ましい。
【0021】レンズ群E1 は、球面収差を含む主要な収
差の補正を行うために設けられている。例えば、レンズ
群E1のレンズL1 は、両面が非球面で形成されること
により、中央部分と周辺部分とで形状が異なる弓形をな
しており、球面収差の低減に大きく寄与している。ま
た、レンズ群E1 は、レンズ装置3の大口径化に対応で
きるだけの大きい有効径を有している。レンズ群E
3 は、主としてレンズ群E2で生じる像面湾曲の補正を
行うために設けられている。また、レンズ群E3 は、レ
ンズ群E1 およびレンズ群E2 において補正しきれない
球面収差やコマ収差等の残存収差の補正を行うようにな
っている。レンズ群E3 は、主要な面が非球面で構成さ
れているため、残存収差の補正を少ないレンズ枚数で行
うことができる。レンズ群E1 およびレンズ群E3 は、
ほぼ全ての面が非球面で構成されているが、これらの非
球面の形状は、互いのレンズ群に生ずる収差が打ち消さ
れるような形状となっている。
【0022】レンズ群E2 は、投影レンズ装置3の光学
系に必要とされる主要な光屈折力を有している。なお、
レンズ群E2 の光屈折力をΦ2 とし、投影レンズ装置3
の光学系全体の光屈折力をΦ0 とすると、例えば、光屈
折力Φ2 と光屈折力Φ0 との比Φ2 /Φ0 が、0.82
<Φ2 /Φ0 <0.88の関係であることが望ましい。
なお、ここで、光屈折力とは焦点距離fの逆数(1/
f)で表されるものである。
【0023】なお、投影レンズ装置3の光学系は、前述
のように緑色用のCRTの分光特性を考慮して設計され
ている。具体的には、投影レンズ装置3は、496n
m、550nm、591nm、624nmの4つの波長
に対して重み付けの割合い(色重率)を、それぞれ4
1、148、739、71に設定して収差補正がなされ
ている。なお、この重み付けの数値は、これに限定され
るものではなく、緑色用のCRTの分光特性に実質的に
見合うものであれば他の数値であってもよい。
【0024】また、投影レンズ装置3の光学系は、リア
プロジェクションTV10の小型化を実現するために、
光学系全体の焦点距離とFナンバーがある程度小さく設
定されていることが望ましい。本実施の形態では、投影
レンズ装置3の光学系全体の焦点距離f0は66mmで
あり、Fナンバーは1〜1.03となっている。また、
投影レンズ装置3の光学系は、リアプロジェクションT
V10の大画面化等に寄与するために、有効画角がある
程度大きく設定されていることが望ましい。本実施の形
態では、少なくとも半画角で約40°まで高解像度を維
持できるように投影レンズ装置3の光学系が構成されて
いる。
【0025】図3は、投影レンズ装置3の光学系の詳細
なレンズデータを示す説明図である。この図において示
されている屈折率nの値は、e線に対する屈折率の値で
ある。また、曲率半径Rと距離tの値の単位はミリメー
トルである。曲率半径Rの値は、面の形状が光の投影側
に凸である場合に、その値が正となるように表されてい
る。また、距離tの値は、その値が記された面Si (i
は、1〜13までの整数を示す。)と面Si の次の面番
号の面Si+1 との間の距離を示している。従って、距離
tの値は、レンズの厚さまたは、レンズ間隔のいずれか
を示している。例えば、面S1 のデータ欄に距離tの値
として記された「8.5」という値は、面1と面2との
間の距離を示すから、レンズL1 の厚さの値を示すこと
になる。また、面S2 のデータ欄に距離tの値として記
された「8.864244」という距離tの値は、面2
と面3との間の距離を示すから、レンズL1 とレンズL
2との間のレンズ間隔を示すことになる。
【0026】また、図3において示されている円錐定数
kおよび非球面係数p,q,r,sの値は、非球面形状
を表す所定の非球面多項式における係数である。ここ
で、非球面多項式は、次の式(1)によって表されるも
のである。式(1)において、hは、光軸からの距離を
表し、zは、光軸からの距離hにおけるレンズのサグ
(sag)量を表している。また、cは、光軸上におけ
るレンズ面の曲率を表し、曲率半径Rの逆数(1/R)
に等しい。この式(1)においては、円錐定数kの値に
より、光軸近傍におけるレンズ面の形状の種類が決定さ
れる。例えば、円錐定数kの値がゼロならば面の形状の
種類は球面であり、マイナス1ならば放物面である。非
球面係数p,q,r,sは、式(1)において、それぞ
れ4次,6次,8次,10次の係数である。本実施の形
態では、全ての非球面が10次以内の非球面係数で表さ
れるように設計されている。これにより、非球面の形状
が複雑化することを防ぎ、非球面加工の低コスト化を図
っている。
【0027】 z=ch2 /[1+√{1−(1+k)c2 2 }]+ph4 +qh6 +rh 8 +sh10 ………(1)
【0028】なお、図3のデータにおけるレンズ群E1
およびレンズ群E3 のレンズ材はPMMAであり、その
アッベ数は57である。また、レンズ群E1 (レンズL
3)のレンズ材はBACD5であり、そのアッベ数は6
1である。更に、冷却部G1の冷却液と、ガラス部G2
のガラス材のアッベ数は、それぞれ、50,50であ
る。なお、ここでのアッベ数は、(nd −1)/(nF
−nC )によって定義されたものである。ただし、
d ,nF ,nC は、それぞれd,F,C線の屈折率で
ある。
【0029】また、光屈折力に関しては、レンズ群E1
の光屈折力Φ1 が0.00076、レンズ群E2 の光屈
折力Φ2 が0.0129、レンズ群E3 の光屈折力Φ3
が0.0015となっている。なお、投影レンズ装置3
の光学系全体の焦点距離f0は66mmであり、投影レ
ンズ装置3の光学系全体の光屈折力Φ0 は、1/66で
ある。従って、レンズ群E2 の光屈折力Φ2 と光学系全
体の光屈折力Φ0 との比Φ2 /Φ0 は、0.85であ
る。
【0030】次に、上記のような構成のリアプロジェク
ションTV10の作用について説明する。なお、以下で
は、本発明の特徴部である投影レンズ装置3の作用を中
心に説明する。
【0031】リアプロジェクションTV10では、CR
T部2の各色用のCRTから発せられた各色光が、投影
レンズ装置3および反射ミラー4を経てスクリーン1に
おいて合成され、映像として表示される。投影レンズ装
置3の光学系は、映像表示の上で支配的な緑色用のCR
Tの分光特性を考慮した構成がなされており、高い光学
性能でCRT部2からの光をスクリーン1に投影する。
【0032】投影レンズ装置3のレンズ群E1 では、球
面収差を含む主要な収差の補正が行われる。例えば、レ
ンズ群E1 のレンズL1 は、面の中央部分と周辺部分と
で形状が異なる弓形をなした非球面で形成されており、
球面収差の低減に大きく寄与する。レンズ群E2 では、
投影レンズ装置3の光学系に必要とされる主要な光屈折
力を有しており、入射する光線を大きく屈折させる。
【0033】レンズ群E3 では、主としてレンズ群E2
で生じる像面湾曲の補正が行われる。また、レンズ群E
3 では、レンズ群E1 およびレンズ群E2 において補正
しきれない球面収差やコマ収差等の残存収差の補正を行
う。レンズ群E1 およびレンズ群E3 では、ほぼ全ての
面が非球面で構成されているが、この互いのレンズ群の
非球面の作用により、互いのレンズ群に生ずる収差が相
殺され良好に打ち消される。
【0034】次に、図4ないし図12を参照して、投影
レンズ装置3の光学特性について説明する。
【0035】図4は、投影レンズ装置3の光学系のMT
F(Modulation Transfer Function:変調伝達関数)の
特性を示す説明図である。この図において、縦軸はMT
Fを表し、横軸は空間周波数(cyc/mm)を表している。
なお、1[cyc/mm]は、リアプロジェクションTV10
における走査線150本に相当する。また、この図で
は、画角(半画角)の相対的な値が0.00、0.3
4、0.50、0.73、1.00である場合におけ
る、それぞれのメリジオナル方向(M)およびサジタル
方向(S)のMTFの値が示されている。なお、前述の
相対値は実際の角度では、0.000°、16.22
°、23.10°、31.77°、40.43°に相当
する。また、この図に示したMTFの値は、496n
m、550nm、591nm、624nmの4つの波長
に対してそれぞれ41、148、739、71の割合で
重み付けをして得られたものである。
【0036】図5は、投影レンズ装置3の光学系の球面
収差を示した図であり、図において、縦軸は光学系の瞳
上の相対的な高さを示し、横軸は球面収差の値(mm)
を示している。図6は、非点収差を示した図であり、図
において、縦軸は画角の値を示し、横軸は非点収差の値
を示している。図7は、歪曲収差を示した図であり、縦
軸は画角の値を示し、横軸は歪曲収差の値(%)を示し
ている。
【0037】図8〜図12は、投影レンズ装置3の光学
系の横収差を示した図であり、図において、縦軸は横収
差の値(mm)を示している。また、これらの図におい
て、(a)はメリジオナル方向の横収差を示し(b)は
サジタル方向の横収差を示している。これらの図では、
それぞれ画角(半画角)の相対的な値が0.00(図
8)、0.34(図9)、0.50(図10)、0.7
3(図11)、1.00(図12)である場合における
横収差の値を示している。なお、これらの相対値は実際
の角度では、0.000°、16.22°、23.10
°、31.77°、40.43°に相当する。
【0038】図4ないし図12から分かるように、投影
レンズ装置3は、緑色用のCRTの分光特性を考慮した
波長域において優れた光学特性を有すると共に、半画角
で約40°の高画角においても優れた光学特性を有して
いる。
【0039】以上説明したように、本実施の形態に係る
リアプロジェクションTV10によれば、投影レンズ装
置3を、球面収差を含む主要な収差の補正を行うレンズ
群E1と、投影レンズ装置3に必要とされる主要な光屈
折力を有したレンズ群E2 と、主として像面湾曲の補正
を行うレンズ群E3 とを有するように構成すると共に、
レンズ群E1 とレンズ群E3 のレンズに対して非球面を
多用するようにしたので、少ない構成枚数でありなが
ら、高い光学性能を実現できる。また、投影レンズ装置
3の光学系における全ての非球面を、非球面の形成を行
い易く且つ安価な材料で構成すると共に、非球面の形状
が複雑化しないように非球面係数を10次以内に抑える
ように構成したので、非球面加工の低コスト化を図るこ
とができる。更に、投影レンズ装置3の光学系を、映像
表示の上で支配的な緑色用のCRTの分光特性を考慮し
て構成するようにしたので、高い光学性能でCRT部2
からの光をスクリーン1に投影することができる。ま
た、投影レンズ装置3の光学系全体の焦点距離f0 を6
6mmという小さい値となるようにしたので、リアプロ
ジェクションTV10の小型化を図ることができる。
【0040】このように、本実施の形態に係るリアプロ
ジェクションTV10によれば、低コスト化を図りつ
つ、装置の小型化および高性能化を図ることができる。
【0041】[変形例]次に、本発明の変形例について
説明する。なお、以下の説明では、上記実施の形態と同
様の構成および作用を有する部分については同一符号を
付し、その説明を省略する。
【0042】図14は、本変形例に係るリアプロジェク
ションTVにおける投影レンズ装置の一構成例を示す説
明図である。また、図17は、図14に示した投影レン
ズ装置3aの詳細なレンズデータを表す説明図である。
図14に示した投影レンズ装置3aにおけるレンズ群E
1a、レンズ群E2aおよびレンズ群E3aは、それぞれ図2
に示した投影レンズ装置3におけるレンズ群E1 、レン
ズ群E2 およびレンズ群E3 に相当する。また、図14
に示した投影レンズ装置3aにおけるレンズL1a〜L6a
は、それぞれ図2に示した投影レンズ装置3におけるレ
ンズL1 〜L6に相当する。なお、図14に示した投影
レンズ装置3aにおける各レンズ群の基本的な作用は、
その光学特性も含めて図2に示した投影レンズ装置3と
同様である。
【0043】図14に示した投影レンズ装置3aの光屈
折力に関しては、レンズ群E1aの光屈折力Φ1aが0.0
0074、レンズ群E2aの光屈折力Φ2aが0.012
5、レンズ群E3aの光屈折力Φ3aが0.00147とな
っている。なお、投影レンズ装置3aの光学系全体の焦
点距離f0aは66mmであり、投影レンズ装置3aの光
学系全体の光屈折力Φ0aは、1/66である。従って、
レンズ群E2aの光屈折力Φ2aと光学系全体の光屈折力Φ
0aとの比Φ2a/Φ0aは、0.825である。
【0044】図15は、本変形例に係るリアプロジェク
ションTVにおける投影レンズ装置の他の構成例を示す
説明図である。また、図18は、図15に示した投影レ
ンズ装置3bの詳細なレンズデータを表す説明図であ
る。図15に示した投影レンズ装置3bにおけるレンズ
群E1b、レンズ群E2bおよびレンズ群E3bは、それぞれ
図2に示した投影レンズ装置3におけるレンズ群E1
レンズ群E2 およびレンズ群E3 に相当する。また、図
15に示した投影レンズ装置3bにおけるレンズL1b
6bは、それぞれ図2に示した投影レンズ装置3におけ
るレンズL1 〜L6 に相当する。なお、図15に示した
投影レンズ装置3bにおける各レンズ群の基本的な作用
は、その光学特性も含めて図2に示した投影レンズ装置
3と同様である。
【0045】図15に示した投影レンズ装置3bの光屈
折力に関しては、レンズ群E1bの光屈折力Φ1bが0.0
0077、レンズ群E2bの光屈折力Φ2bが0.013
1、レンズ群E3bの光屈折力Φ3bが0.00154とな
っている。なお、投影レンズ装置3bの光学系全体の焦
点距離f0bは66mmであり、投影レンズ装置3bの光
学系全体の光屈折力Φ0bは、1/66である。従って、
レンズ群E2bの光屈折力Φ2bと光学系全体の光屈折力Φ
0bとの比Φ2b/Φ0bは、0.862である。
【0046】図16は、本変形例に係るリアプロジェク
ションTVにおける投影レンズ装置の更に他の構成例を
示す説明図である。また、図19は、図16に示した投
影レンズ装置3cの詳細なレンズデータを表す説明図で
ある。図16に示した投影レンズ装置3cにおけるレン
ズ群E1c、レンズ群E2cおよびレンズ群E3cは、それぞ
れ図2に示した投影レンズ装置3におけるレンズ群
1 、レンズ群E2 およびレンズ群E3 に相当する。ま
た、図16に示した投影レンズ装置3cにおけるレンズ
1c〜L6cは、それぞれ図2に示した投影レンズ装置3
におけるレンズL1〜L6 に相当する。なお、図16に
示した投影レンズ装置3cにおける各レンズ群の基本的
な作用は、その光学特性も含めて図2に示した投影レン
ズ装置3と同様である。
【0047】図16に示した投影レンズ装置3cの光屈
折力に関しては、レンズ群E1cの光屈折力Φ1cが0.0
0079、レンズ群E2cの光屈折力Φ2cが0.013
4、レンズ群E3cの光屈折力Φ3cが0.00159とな
っている。なお、投影レンズ装置3cの光学系全体の焦
点距離f0cは66mmであり、投影レンズ装置3cの光
学系全体の光屈折力Φ0cは、1/66である。従って、
レンズ群E2cの光屈折力Φ2cと光学系全体の光屈折力Φ
0cとの比Φ2c/Φ0cは、0.884である。
【0048】なお、本変形例におけるその他の構成、作
用および効果は上記実施の形態と同様である。
【0049】また、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れず種々の変形実施が可能である。例えば、上記実施の
形態では、投写型表示装置の一例としてリアプロジェク
ションTV10について説明したが、本発明は、その他
の形式の投写型表示装置にも適用することが可能であ
る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし6
のいずれかに記載の投影レンズ装置または請求項7記載
の投写型表示装置によれば、少なくとも1つの面が非球
面であるレンズを有する第1のレンズ群によって、球面
収差を含む主要な収差の補正を行い、また、第1のレン
ズ群に対して光源側に配置された第2のレンズ群に、レ
ンズ装置に必要とされる主要な光屈折力を配分するよう
にし、更に、第2のレンズ群に対して光源側に配置さ
れ、少なくとも1つの面が非球面形状であるレンズを有
する第3のレンズ群によって、収差の補正として少なく
とも像面湾曲の補正を行うようにしたので、低コスト化
を図りつつ、装置の小型化および高性能化を図ることが
できるという効果を奏する。
【0051】また、請求項2記載の投影レンズ装置によ
れば、10次以内の非球面係数を用いた所定の非球面多
項式によって表される非球面を用いるようにしたので、
更に、非球面加工の低コスト化を図ることができるとい
う効果を奏する。
【0052】更に、請求項3記載の投影レンズ装置によ
れば、レンズ装置全体が各色用の陰極線管のそれぞれの
光の発光側に配置されると共に、各色用の陰極線管のそ
れぞれに配置されたレンズ装置を、緑色用の陰極線管の
分光特性に合わせて設計するようにしたので、装置の性
能を維持しつつ、各色用の陰極線管に対して共通のレン
ズ装置を用いることができ、更に、低コスト化と高性能
化を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る投影レンズ装置を
含む投写型表示装置としてのリアプロジェクションTV
の概略を示す説明図である。
【図2】図1に示したリアプロジェクションTVにおけ
る投影レンズ装置の一構成例を示す説明図である。
【図3】図2に示した投影レンズ装置の詳細なレンズデ
ータを表す説明図である。
【図4】図2に示した投影レンズ装置の光学特性の一つ
であるMTFを表す説明図である。
【図5】図2に示した投影レンズ装置の光学特性の一つ
である球面収差を表す説明図である。
【図6】図2に示した投影レンズ装置の光学特性の一つ
である非点収差を表す説明図である。
【図7】図2に示した投影レンズ装置の光学特性の一つ
である歪曲収差を表す説明図である。
【図8】図2に示した投影レンズ装置において、画角の
相対的な値が0.00である場合における横収差を表す
説明図である。
【図9】図2に示した投影レンズ装置において、画角の
相対的な値が0.34である場合における横収差を表す
説明図である。
【図10】図2に示した投影レンズ装置において、画角
の相対的な値が0.50である場合における横収差を表
す説明図である。
【図11】図2に示した投影レンズ装置において、画角
の相対的な値が0.73である場合における横収差を表
す説明図である。
【図12】図2に示した投影レンズ装置において、画角
の相対的な値が1.00である場合における横収差を表
す説明図である。
【図13】図1に示したリアプロジェクションTVにお
ける緑色用のCRTの分光特性を示す特性図である。
【図14】本発明の実施の形態の変形例に係るリアプロ
ジェクションTVにおける投影レンズ装置の一構成例を
示す説明図である。
【図15】本発明の実施の形態の変形例に係るリアプロ
ジェクションTVにおける投影レンズ装置の他の構成例
を示す説明図である。
【図16】本発明の実施の形態の変形例に係るリアプロ
ジェクションTVにおける投影レンズ装置の更に他の構
成例を示す説明図である。
【図17】図14に示した投影レンズ装置の詳細なレン
ズデータを表す説明図である。
【図18】図15に示した投影レンズ装置の詳細なレン
ズデータを表す説明図である。
【図19】図16に示した投影レンズ装置の詳細なレン
ズデータを表す説明図である。
【符号の説明】
1,E2,E3…レンズ群、L1〜L6…レンズ、1…
スクリーン、2…CRT部、3…投影レンズ装置、10
…リアプロジェクションテレビジョン。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像の投影側に配置され、少なくとも1
    つの面が非球面であるレンズを有すると共に、球面収差
    を含む主要な収差の補正を行う第1のレンズ群と、 この第1のレンズ群に対して光源側に配置され、レンズ
    装置に必要とされる主要な光屈折力を有する第2のレン
    ズ群と、 この第2のレンズ群に対して光源側に配置され、少なく
    とも1つの面が非球面形状であるレンズを有すると共
    に、収差の補正として少なくとも像面湾曲の補正を行う
    第3のレンズ群とを備えたことを特徴とする投影レンズ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のレンズ群および第3のレンズ
    群における非球面の形状は、10次以内の非球面係数を
    用いた所定の非球面多項式によって表されることを特徴
    とする請求項1記載の投影レンズ装置。
  3. 【請求項3】 赤色用、緑色用、青色用の3つの陰極線
    管から映像の基となる光を発し、その各色光をスクリー
    ン上で合成して表示する投写型表示装置に適用され、レ
    ンズ装置全体が前記各色用の陰極線管のそれぞれの光の
    発光側に配置されると共に、前記各色用の陰極線管のそ
    れぞれに配置されたレンズ装置が、前記緑色用の陰極線
    管の分光特性に合わせて設計されていることを特徴とす
    る請求項1記載の投影レンズ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のレンズ群および第3のレンズ
    群のレンズ材がアクリル材であり、前記第2のレンズ群
    のレンズ材がガラス材であることを特徴とする請求項1
    記載投影レンズ装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のレンズ群の光屈折力をΦ2
    し、レンズ装置全体の光屈折力をΦ0 とすると、光屈折
    力Φ2 と光屈折力Φ0 との比Φ2 /Φ0 が、0.82よ
    りも大きく、0.88よりも小さいことを特徴とする請
    求項1記載の投影レンズ装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも半画角で40°までの収差補
    正がなされていることを特徴とする請求項1記載の投影
    レンズ装置。
  7. 【請求項7】 映像が投影されるスクリーンと、このス
    クリーンに投影すべき映像の基となる光を発する陰極線
    管と、全体が陰極線管の光の発光側に配置されると共
    に、前記陰極線管からの光を前記スクリーンに投影する
    ための投影レンズ装置とを備えた投写型表示装置であっ
    て、 前記投影レンズ装置が、映像の投影側に配置され、少な
    くとも1つの面が非球面であるレンズを有すると共に、
    球面収差を含む主要な収差の補正を行う第1のレンズ群
    と、この第1のレンズ群に対して光の発光側に配置さ
    れ、レンズ装置に必要とされる主要な光屈折力を有する
    第2のレンズ群と、この第2のレンズ群に対して光の発
    光側に配置され、少なくとも1つの面が非球面形状であ
    るレンズを有すると共に、収差の補正として少なくとも
    像面湾曲の補正を行う第3のレンズ群とを備えたことを
    特徴とする投写型表示装置。
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